JPS6321969Y2 - - Google Patents

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JPS6321969Y2
JPS6321969Y2 JP1980094621U JP9462180U JPS6321969Y2 JP S6321969 Y2 JPS6321969 Y2 JP S6321969Y2 JP 1980094621 U JP1980094621 U JP 1980094621U JP 9462180 U JP9462180 U JP 9462180U JP S6321969 Y2 JPS6321969 Y2 JP S6321969Y2
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JP
Japan
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wire
guide tube
torch
wire guide
torch body
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JP1980094621U
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JPS5721481U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動又は半自動TIG溶接用トーチに係
り、更に詳しくは、TIG溶接用トーチの溶接ワイ
ヤの送給支持構造に係るものである。
イナートガスタングステンアーク溶接(TIG溶
接)においては、溶融プールにワイヤ溶加棒の溶
滴を添加して溶接される。自動及び半自動TIG溶
接において、ワイヤは自動供給される。従来の半
自動TIG溶接用トーチの構造の一例を第1図に示
す。第1図にはトーチを被溶接物11に垂直に向
けて溶接する場合を示してある。5は電極、6は
ノズル、7はヒートシールド、8はトーチボデ
イ、9はキヤツプである。フイラワイヤ1は図示
せざるワイヤリールより送給装置により自動的に
送られ、トーチに取付けられた支持アーム4に支
持されたガイド管3に入り供給ガイド2より溶接
アーク10に向けて送出される。ワイヤの入射角
θはワイヤの溶滴移行を滑らかに進行させるため
に10〜20度が適当である。入射角θが大きい場場
合、第2図に示すように送給ワイヤの振れによつ
て、ワイヤ1が溶接アーク10から外れたり、充
分に溶けずに溶融プール13または被溶接物11
を突いてしまうという事態が起る。図面におい
て、12はビードである。第1図のトーチにおい
て入射角θを20度以下とすることができるが、ワ
イヤ1のガイド管3及び供給ガイド2が直線構造
をなしているのでふところ寸法(ワイヤガイドを
保持する為に要するペース)が大きくなり、筐体
の内側隅部等狭隘な場所での溶接が困難となる。
また、手動操作の場合はアークが見ずらいという
欠点がある。
本考案の目的は、ワイヤの案内手段の占有スペ
ースが小さく、充分に小さな傾斜角でワイヤを溶
接部に自動的に送給することができ、しかも多種
径のワイヤを使用することができ、溶接作業性を
向上することができる半自動TIG溶接トーチを提
供するにある。
本考案による半自動TIG溶接用トーチは、それ
ぞれ異なる径範囲のワイヤを挿通案内可能な数種
のワイヤガイド管のなかのいずれかのワイヤガイ
ド管を、トーチ軸心に概ね平行でトーチ本体に近
接せしめて、一定の個所または複数の箇所のなか
のいずれかの一個所で保持可能なガイド管受を備
え、該ガイド管受に保持されたワイヤガイド管の
後端には供給ワイヤを受入れる為のコンジツトが
接続され、ワイヤガイド管の前端には供給ワイヤ
の溶接部へ湾曲された供給ガイドが接続されるよ
うにしてあることを特徴とする半自動TIG溶接用
トーチである。
以下、本考案の半自動TIG溶接トーチを実施例
の図面に基いて説明する。先ず、第1の実施例の
第3図及び第4図に基いて説明する。第1図及び
第2図と同一個所は同一符号で示す。
本考案のトーチにはトーチ本体8にガイド管受
21,22を備えてある。ガイド管受21,22
はトーチ本体8に対して回軸可能として適宜の位
置に固定できるようにしておいてもよい。これに
より筐体の隅部等狂隘な場所等での溶接を更に容
易にすることができる。ガイド管21,22は細
径ワイヤ用のワイヤガイド管15および太径ワイ
ヤ用のワイヤガイド管16をそれぞれトーチ軸心
に概ね平行でトーチ本体8に接近せしめて、それ
ぞれ異なる個所で保持できるようにしてある。図
面では両方のワイヤガイド管15,16を保持し
ワイヤガイド管16を使用する状態を示してあ
る。ワイヤガイド管15は取りはずしておいても
よい。
使用するワイヤガイド管16の後端には供給ワ
イヤ1を受入れる為のコンジツト19が接続さ
れ、先端にはガイド固定ナツト17により供給ガ
イド18が接続される。供給ガイド18は供給ワ
イヤ1の溶接部への被溶接物11に対する入射角
θが20度以下になるように湾曲(曲げ半径をRで
示す。)してある。
本考案のトーチではワイヤガイド管15,16
がトーチ軸心に概ね平行で、トーチ本体に接近せ
しめられてあるので、従来よりふところ寸法が小
さくなり、溶接作業が容易となり、狭隘な場所で
の作業を可能とする。
本考案のトーチの段取り替えは、ワイヤガイド
管15,16の双方とも取付けてある場合は、使
用するワイヤサイズによりワイヤガイド管15,
16のいずれかを選択し、使用するワイヤガイド
管にコンジツト19を接続し、ワイヤサイズに合
つた供給ガイド18をガイド固定ナツト17で接
続する丈で、短時間で行うことができる。
ワイヤ1を入射角20度以下で、供給することに
より、第4図に示すようにワイヤ1の溶滴20を
滑らかに溶融プール13に移行させることができ
る。
供給ガイド18の曲げ半径Rはワイヤガイド管
15,16のトーチ本体からの距離および使用ワ
イヤ径により制約されるが、本実施例においては
細径ワイヤガイド管15にφ1.2mm以下のワイヤ
を、太径ワイヤガイド管16にφ1.6mm基準のワイ
ヤを使用するとし、前者に取付ける供給ガイド1
8のRを約30mmとし、後者に取付ける供給ガイド
18のRを約60mmとした。
太径ワイヤガイド管16はφ1.2mm以下のワイヤ
送給に使用しても差支えなく、φ1.2mm以下のワイ
ヤ使用の場合は、φ1.2mm以下のワイヤ用の供給ガ
イド18を太径ワイヤガイド管16に取付け、太
径ワイヤガイド管のみを使用してもよい。即ち、
ガイド管受21,22のワイヤガイド管の保持個
所を一定の1個所としてもよい。また、使用する
ワイヤの径に対応するワイヤガイド管を使用する
ことが望ましいが、供給ガイドが使用するワイヤ
の径に適応いていれば、ワイヤガイド管は太径ワ
イヤ用のもので代用できる。
第5図及び第6図は第3図のトーチのガイド管
受の部の断面図の一例である。ワイヤガイド管1
5及び16はふところ寸法を出来る丈小さくする
為に、供給ガイドの曲げ半径Rの許容範囲を較量
して、トーチ本体に出来る丈接近して保持される
が、冷却水被套の構造等によるトーチの種類によ
りワイヤガイド管15,16の保持位置は種々考
えられる。一例を第5図及び第6図に示す。前述
の如く、ガイド管受21,22をトーチ本体8に
対して回転可能とする場合は、第5図の構造のも
のは第6図の構造のものより横幅が小さくまとま
り操作性がよい利点がある。第6図のトーチにお
いては、トーチ本体8と各ワイヤガイド管15,
16との中心管の距離が異なる。
第7図には3種のワイヤガイド管23をトーチ
本体8よりの同一距離の同心円上の3個所で保持
するガイド管受21,23の例を示す。但し、操
作性を考慮するとガイド管受21,23のワイヤ
ガイド管の保持個所は2個所程度とするのがよ
い。また、細径から太径の範囲にわたるフイラワ
イヤを使用する場合は、第5図及び第6図のよう
な形状のものが操作性がよい。
また、一部前述したように、ワイヤガイド管太
径ワイヤガイド管を用い、ガイド管受の保持個所
を1個所のみとし、使用ワイヤ径に応じて湾曲供
給ガイドのみをとりかえるようにしてもよい。
本考案のトーチは細径及び太径ワイヤのガイド
手段をトーチ本体に接近せしめて兼ね備え、供給
ガイドを湾曲しワイヤの入射角が20度以下になる
ようにしてあるので、ワイヤの案内手段の占有ス
ペースが小さくなり、溶接作業性が向上し、狭隘
な場所での溶接が可能となると共にワイヤの溶滴
を滑らかに溶融プールへ移行せしめることができ
る。また、ワイヤサイズ変更時のトーチの段取替
えは、ワイヤガイド管、コンジツトの接続及び供
給ガイドの変更、または供給ガイドのみの変更で
短時間に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半自動TIG溶接用トーチの一例
の構造図、第2図は第1図のトーチによる溶接状
態を示す説明図、第3図は本考案の半自動TIG溶
接用トーチの一実施例の慨略側面図、第4図は第
3図のトーチによる溶接状態を示す説明図、第5
図及び第6図は第3図のトーチのガイド管受の部
の断面図、第7図は他の実施例の第5図に担当す
る断面図である。 1……フイラワイヤ、5……電極、6……ノズ
ル、8……トーチボテイ(本体)、10……溶接
アーク、11……被溶接物、13……溶融プー
ル、15,16,23……ワイヤガイド管、17
……ガイド固定ナツト、18……湾曲供給ガイ
ド、19……コンジツト、21,22……ガイド
管受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. TIG溶接用トーチ本体と、このトーチ本体のト
    ーチ軸に略平行に配置され且つ上記トーチ本体に
    着脱自在に装着された中空の細径ワイヤ送給用の
    第1のワイヤガイド管と、上記トーチ本体から見
    て上記第1のワイヤガイド管の外側に着脱自在に
    装着された太径ワイヤ送給用の第2のワイヤガイ
    ド管と、上記第1及び第2のワイヤガイド管を上
    記トーチ本体に着脱自在に装着するガイド管受
    と、このガイド管受の後方に配設され上記第1及
    び第2のワイヤガイド管の一方に連通し且つ着脱
    自在に装着された中空のコンジツトと、上記ワイ
    ヤガイド管の一方の前方に着脱自在に配設され上
    記ワイヤガイド管の一方に連通する中空のわん曲
    した供給ガイドとを有することを特徴とするTIG
    溶接用トーチ。
JP1980094621U 1980-07-07 1980-07-07 Expired JPS6321969Y2 (ja)

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JP1980094621U JPS6321969Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07

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JP1980094621U JPS6321969Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07

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Publication Number Publication Date
JPS5721481U JPS5721481U (ja) 1982-02-03
JPS6321969Y2 true JPS6321969Y2 (ja) 1988-06-16

Family

ID=29456547

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5582602B2 (ja) * 2010-03-03 2014-09-03 愛知産業株式会社 Tig溶接方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119349A (en) * 1978-03-10 1979-09-17 Hitachi Ltd Torch with automatically variable wire feed position

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JPS54119349A (en) * 1978-03-10 1979-09-17 Hitachi Ltd Torch with automatically variable wire feed position

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JPS5721481U (ja) 1982-02-03

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