JPS5844922Y2 - 溶接ト−チ - Google Patents
溶接ト−チInfo
- Publication number
- JPS5844922Y2 JPS5844922Y2 JP1978086179U JP8617978U JPS5844922Y2 JP S5844922 Y2 JPS5844922 Y2 JP S5844922Y2 JP 1978086179 U JP1978086179 U JP 1978086179U JP 8617978 U JP8617978 U JP 8617978U JP S5844922 Y2 JPS5844922 Y2 JP S5844922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler metal
- welding
- welding torch
- torch
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は溶接トーチの改良に関し、特にＴＩＧ溶接等溶
加材を使用する溶接において、電極先端アークに対して
送給される溶加材の指向方向を適確に調整し得るように
したものである。
加材を使用する溶接において、電極先端アークに対して
送給される溶加材の指向方向を適確に調整し得るように
したものである。
ＴＩＧ溶接は、タングステンＷ電極の先端にアークを発
生させ、そのアーク点に溶加材（溶接棒ないしワイヤ）
を送給し、溶融させることによって溶着金属を形成する
溶接法であり、従来は溶接作業者がＷ電極を備えた浴接
トーチを片手で保持し、他力の手で溶加材をアーク点に
送給することにより付なわれている。
生させ、そのアーク点に溶加材（溶接棒ないしワイヤ）
を送給し、溶融させることによって溶着金属を形成する
溶接法であり、従来は溶接作業者がＷ電極を備えた浴接
トーチを片手で保持し、他力の手で溶加材をアーク点に
送給することにより付なわれている。
この場合、アーク点とこれに対して送給される溶加材の
先端（溶融点）の相互の位置関係は、得られる溶融品質
を左右する最も重要な要素の１つであり、溶加材先端が
、溶接姿勢、ウィービング、アーク状態等に応じた最適
位置に送給されるよう調整することが肝要である。
先端（溶融点）の相互の位置関係は、得られる溶融品質
を左右する最も重要な要素の１つであり、溶加材先端が
、溶接姿勢、ウィービング、アーク状態等に応じた最適
位置に送給されるよう調整することが肝要である。
しかし、手溶接におけるかかる調整操作は極めて煩雑で
あり、溶接能率・溶接品質の面で問題があった。
あり、溶接能率・溶接品質の面で問題があった。
−力、半自動ＴＩＧ溶接装置は、かかる煩雑な操作を軽
減することを企図したもので、溶接トーチに一定の角度
で溶加材送給用・・ンドル部を装着し、溶加材を該−・
ンドル部内の通路を通して自動的に一定方向に送給する
ようにしたことにより、溶加材を保持して・・た作業者
の片手を開放した。
減することを企図したもので、溶接トーチに一定の角度
で溶加材送給用・・ンドル部を装着し、溶加材を該−・
ンドル部内の通路を通して自動的に一定方向に送給する
ようにしたことにより、溶加材を保持して・・た作業者
の片手を開放した。
しかしながら、その反面送給される溶加材の指向方向が
固定化されたΣめ、ウィービング等を伴なうアーク点に
対する溶加材のねらい位置を溶接中刻々調整し最適条件
に維持することはできなくなった。
固定化されたΣめ、ウィービング等を伴なうアーク点に
対する溶加材のねらい位置を溶接中刻々調整し最適条件
に維持することはできなくなった。
本考案は、溶加材の指向方向調整に関する上記問題点を
克服するためになされたものであって、ＴＩＧ溶接をは
じめ、溶接アークに対して溶加材を送給する各種溶接に
用いられる半自動溶接トーチにおいて、溶加材送給用・
・ンドル部に設けられた回転部材の偏心位置にて係止さ
れた溶加材送通パイプを有し、電極と溶加材との指向方
向を相対的に変え得るようにしたことにより、溶接トー
チを保持しながら、溶加材を常に最適位置に送給するこ
とを可能としたものである。
克服するためになされたものであって、ＴＩＧ溶接をは
じめ、溶接アークに対して溶加材を送給する各種溶接に
用いられる半自動溶接トーチにおいて、溶加材送給用・
・ンドル部に設けられた回転部材の偏心位置にて係止さ
れた溶加材送通パイプを有し、電極と溶加材との指向方
向を相対的に変え得るようにしたことにより、溶接トー
チを保持しながら、溶加材を常に最適位置に送給するこ
とを可能としたものである。
以下、本考案について図面を参照して説明する。
第１図〔■〕は本考案をＴＩＧ溶接トーチに適用した例
を示す断面概要図である。
を示す断面概要図である。
図中、１は溶接トーチ本体、２は溶加材送給用・・ンド
ル部であり、該・・ンドル部２はその軸心がトーチ本体
１の軸心と一定の角度をなすよう支管３を介してトーチ
本体１に装着されている。
ル部であり、該・・ンドル部２はその軸心がトーチ本体
１の軸心と一定の角度をなすよう支管３を介してトーチ
本体１に装着されている。
４および５は溶加材送通パイプであり、該パイプ４は固
定用部材６で・・ンドル部２に固定され、一方のパイプ
５はスプリングコイルのごときフレキシブルワイヤガイ
ド７にて揺動自在なようにパイプ４の端部に支承されて
いる。
定用部材６で・・ンドル部２に固定され、一方のパイプ
５はスプリングコイルのごときフレキシブルワイヤガイ
ド７にて揺動自在なようにパイプ４の端部に支承されて
いる。
パイプ５は固定軸８を中心に回転するダイヤル９に穿設
された孔１０に嵌着されている。
された孔１０に嵌着されている。
該ダイヤル９は、−・ンドル部２を構成する外筒１１に
開口した溝１２の外部に突出している。
開口した溝１２の外部に突出している。
したがって同図Ｃｌ０（Ａ−Ａ断面要部概要図）に示さ
れるように、ダイヤル９を矢印方向（右まわりまたは左
まわり）に回転させることに６より、パイプ５（従って
その中を送通させる溶加材１３を固定軸８を中心とする
円弧を描くように変向させ、それに伴ない該パイプ５内
を通って送給される溶加材１３０指向方向を左右に変向
調整することができる。
れるように、ダイヤル９を矢印方向（右まわりまたは左
まわり）に回転させることに６より、パイプ５（従って
その中を送通させる溶加材１３を固定軸８を中心とする
円弧を描くように変向させ、それに伴ない該パイプ５内
を通って送給される溶加材１３０指向方向を左右に変向
調整することができる。
なお、図中１４は水冷ホース（またはガス送給ホース）
である。
である。
同溶接トーチは、常態においては、電極１５の先端に発
生するアーク点の中心とこれに対して送給される溶加材
の先端Ｃ溶融点）とを一致させるべく、電極１５の軸心
と溶加材１３の軸心とが交叉するよう位置づけられ、一
方溶接中ウィービング等により溶加材の指向方向を変え
たいときは、ダイヤル９を矢印方向（右まわりまたは左
まわり）に必要なだけ回転させることにより、電極１５
と溶加材１３の軸心とを相対的に変位させ、溶加材の先
端をそのときの溶接条件に適合した最適の位置に指向さ
せる。
生するアーク点の中心とこれに対して送給される溶加材
の先端Ｃ溶融点）とを一致させるべく、電極１５の軸心
と溶加材１３の軸心とが交叉するよう位置づけられ、一
方溶接中ウィービング等により溶加材の指向方向を変え
たいときは、ダイヤル９を矢印方向（右まわりまたは左
まわり）に必要なだけ回転させることにより、電極１５
と溶加材１３の軸心とを相対的に変位させ、溶加材の先
端をそのときの溶接条件に適合した最適の位置に指向さ
せる。
なお、溶加材の指向方向はダイヤル９の回転操作により
、アーク点に対し、左右および上下刃向の相対的変位が
可能であるが、必要に応じて・・ンドル部２自体をその
軸心を中心に回転（自転）させるための適当な構造Ｃ図
示せず）を与えることにより、上下方向の変位も可能と
なり、最適位置への指向調整手段として一層好適に機能
させることもできる。
、アーク点に対し、左右および上下刃向の相対的変位が
可能であるが、必要に応じて・・ンドル部２自体をその
軸心を中心に回転（自転）させるための適当な構造Ｃ図
示せず）を与えることにより、上下方向の変位も可能と
なり、最適位置への指向調整手段として一層好適に機能
させることもできる。
以上はＴＩＧ溶接トーチを例に挙げて説明したが、その
ほかガス溶接や溶加材を併用するＭＩＧ溶接など、溶接
熱発生点に溶加材を送給しながら溶接を行なう各種態様
の溶接における溶接トーチに適用することができる。
ほかガス溶接や溶加材を併用するＭＩＧ溶接など、溶接
熱発生点に溶加材を送給しながら溶接を行なう各種態様
の溶接における溶接トーチに適用することができる。
第１図〔■〕は本考案に係る溶接トーチの１具体例を示
す断面概要図、同図ＣＩＯはそのＡ−Ａ断面概要図であ
る。 図中の主な符号はつぎのとおりである。 １・・・・・・トーチ本体、２・・・・・・ハンドル部
、４，５・・・・・・溶力自材送通パイプ、１・・・・
・・フレキシブルワイヤガイド、８・・・・・・固定軸
、９・・・・・・ダイヤル、１３・・・・・・溶加材、
１５・・・・・・電極。
す断面概要図、同図ＣＩＯはそのＡ−Ａ断面概要図であ
る。 図中の主な符号はつぎのとおりである。 １・・・・・・トーチ本体、２・・・・・・ハンドル部
、４，５・・・・・・溶力自材送通パイプ、１・・・・
・・フレキシブルワイヤガイド、８・・・・・・固定軸
、９・・・・・・ダイヤル、１３・・・・・・溶加材、
１５・・・・・・電極。
Claims (1)
- 電極を備えたトーチ本体に溶加材送給用バンドル部を所
定の角度で装着して成る溶接トーチであって、該−・ン
ドル部にＫげる固定軸を中心に回転する回転部材上の偏
心位置にて係止されて前記電極との間の指向方向が相対
的に変位する溶加材送通パイプを有することを特徴とす
る溶接トーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978086179U JPS5844922Y2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 溶接ト−チ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978086179U JPS5844922Y2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 溶接ト−チ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS554835U JPS554835U (ja) | 1980-01-12 |
| JPS5844922Y2 true JPS5844922Y2 (ja) | 1983-10-12 |
Family
ID=29010519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978086179U Expired JPS5844922Y2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 溶接ト−チ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844922Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6120669A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-29 | Babcock Hitachi Kk | Ｔｉｇ溶接ヘツド |
| JPS6355191U (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-13 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5150809U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 |
-
1978
- 1978-06-22 JP JP1978086179U patent/JPS5844922Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5150809U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS554835U (ja) | 1980-01-12 |
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