JPS63219278A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPS63219278A
JPS63219278A JP62053240A JP5324087A JPS63219278A JP S63219278 A JPS63219278 A JP S63219278A JP 62053240 A JP62053240 A JP 62053240A JP 5324087 A JP5324087 A JP 5324087A JP S63219278 A JPS63219278 A JP S63219278A
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JP
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signal
gate
transfer gate
transfer
pulse
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JP62053240A
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Masabumi Yamazaki
正文 山崎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は焦点検出装置、さらに詳しくは、電荷蓄積型イ
メージセンサを構成するフォトダイオードアレイ上の光
強度分布に基づいて焦点状態を検出する焦点検出装置に
関する。
[従来の技術] 周知のように、カメラの焦点検出装置では、被写体の輝
度レベルが広範囲に変化するため、被写体の輝度レベル
に基づいてイメージセンサの電荷蓄積時間を制御するこ
とによりイメージセンサに広いダイナミックレンジを持
たせるようにしている。例えば、特開昭61−1472
10号公報に開示されている焦点検出装置においては、
焦点検出精度と比較的相関の高い被写体の情報量を検出
する被写体情報検知手段の出力により被写体輝度分布に
適合するように光電変換素子の電荷蓄積時間を制御して
いる。そして、従来は、コントラストの低い被写体に対
しても電荷蓄積時間を延長することにより若干量コント
ラストを高くするようにしていた。
また、特開昭51−140409号公報に開示されてい
る焦点検出装置では、受光部の受光面照度が低すぎて電
荷蓄積時間が基準時間を越えたときは基準時間時の電荷
蓄積量に基づいて焦点検出し、さらにそのときの電荷蓄
積量が所定値以下の時は1を越える増幅率で増幅した電
荷蓄積量に基づいて焦点検出するようにしている。これ
は特にコントラストの低い被写体に対する対策を目的と
するものではないが、信号電荷が低いとき増幅するとい
う点で、コントラストの低い被写体に対する焦点検出精
度の向上と共通の解決手段を含んでいるものと考えられ
る。
[発明が解決しようとする問題点コ このように従来の焦点検出装置では、コントラストの低
い被写体に対しては電荷蓄積時間を延ばしたり、出力を
増幅するなとの方法が採られていた。
しかしながら、上記特開昭61−147210号公報の
焦点検出装置では、コントラストを高めることかできて
も高々2倍弱にしかならず、しかもコントラストのない
バイアス電圧も一緒に蓄積するため、その効果は充分な
ものとは言いがたい。
また、上記特開昭59−140409号公報の焦点検出
装置では、A/D変換器とのスイッチングはとれても信
号と同時にノイズ成分も増幅するので完全なものではな
かった。
本発明は、このような問題点に鑑み、信号電荷のコント
ラストのある部分のみを蓄積し、コントラストが高く、
S/Hの良好な信号を得ることのできる焦点検出装置を
提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段] 本発明の焦点検出装置は、イメージセンサを構成するフ
ォトダイオードアレイ上の光強度分布に基づいて焦点状
態を検出する焦点検出装置において、上記フォトダイオ
ードアレイを構成する各画素の受ける光強度に比例した
電荷を蓄積する第1の蓄積手段と、この第1の蓄積手段
の電荷を転送して蓄積する第2の蓄積手段と、上記第1
の蓄積手段と上記第2の蓄積手段との間に設けられた転
送ゲートと、焦点検出状態に応じて上記転送ゲートの転
送ゲート電圧を制御する転送ゲートパルス電圧制御手段
と、上記第1の蓄積手段の電荷を上記第2の蓄積手段以
外に転送するための転送手段とを具備したものである。
[作 用] 被写体のコントラストが悪いとき、まず、所定時間筒1
の蓄積手段に信号電荷を蓄積する。次に上記転送ゲート
パルス電圧制御手段のパルス電圧を制御し、バイアス電
圧を除いたコントラストのある領域の信号のみを第2の
蓄積手段に転送する。
次に、転送手段にパルスを印加し、第1の蓄積手段の残
りの電荷を第2の蓄積手段以外のオーバーフロードレイ
ンに排出する。このような動作を繰返し行なうことによ
り第2の蓄積手段にコントラストの高い信号電荷が蓄積
される。第2の蓄積手段の電荷はCODシフトレジスタ
により順次出力され、A/D変換された後CPUのRA
M (ランダムアクセスメモリ)にストアされる。
[実 施 例] 第1図はCCDリニアイメージセンサの構成を示したも
のである。第1図において、モニタフォトダイオード2
はフォトダイオードアレイ3で発生する信号電荷の蓄積
時間を制御するためのフォトダイオードで、モニタバリ
アゲート1に与えられるポテンシャルを越えた電荷は電
界効果トランジスタ(以下、PETと略記する)Qlの
ゲートの拡散層に蓄積される。FETQ1〜Q4はソー
スフォロアの2段増幅回路を構成し、FETQ3のソー
ス出力がモニタ出力信号MO8となる。なお、FETQ
1〜Q1oはすべてnチャンネル型のMOS)ランジス
タである。FETQ5はモニタフォトダイオード2の蓄
積電荷を蓄積開始に先立ってFETQ5のドレイン電圧
VDDにリセットするもので、FETQ5のモニタリセ
ット信号MφRは後述するオーバーフローゲート信号O
FGと同じ<CPU(中央演算処理装置)により制御さ
れる。フォトダイオードアレイ3は直線状に並べられた
、例えば、128個よりなる光電変摸索子アレイである
。各々の光電変換素子よりなる画素上の光強度に比例し
て発生し、パリアゲ−1−4に与えられるポテンシャル
を越えた電荷は蓄積ゲート5に蓄積される。」−記モニ
タフォトダイオード2で発生する電荷量が所定レベルに
達すると、トランスファーゲート6を開いて信号電荷を
CCDシフトレジスタ7に転送する。CCDシフトレジ
スタ7の転送出力端に接続されたダイオードDIはフロ
ーティングディフュージョンの出力用のダイオード、F
ETQloはフローティングディフュージョンを周期的
にリセットするためのもので、CCDドライバからの出
力信号φRにより制御される。FETQ6〜Q9はノー
スフォロアの2段増幅回路で、FETQ8のソースから
各画素の信号電荷O8を取出す。
第1図中、MBAはモニタバリアゲート1を制御する信
号、BAはバリアゲートを制御する信号、OFDは蓄積
ゲート5の下のオーバーフロードレインを制御する信号
、OFGはオーバーフローゲート信号、STは蓄積ゲー
ト5を制御する信号、TRはトランスファゲート6を制
御する転送ゲートパルス、φl、φ2はCCDシフトレ
ジスタ7に与えられる転送りロックパルスである。
第2図(A)はCCDリニアイメージセンサ19の電極
の配置図であり、第2図(B)および第2図(C)はこ
のリニアイメージセンサ19の断面図である。第1図と
同一部分については同一符号をつけである。第2図(A
)におけるオーバーフローゲート8.オーバーフロード
レイン9は、各フォトダイオードで発生した電荷を蓄積
する蓄積ゲート5直下の蓄積部の信号電荷を、蓄積開始
に先立ってオーバーフロードレイン9にすべて排出する
ためのもので、オーバーフロードレイン9は高い電位に
設定されている。オーバーフローゲート8はその制御用
ゲートである。第2図(B) 、 (C)の断面図にお
いて、n型基板14上にはフォトダイオードのアノード
の働きをするP型ウェル12が形成される。n 層11
および13はイオン注入法またはエピタキシャル法によ
りP型ウェル12の表面」二に選択的に形成される。n
+層13は埋込型CCDのチャンネル領域である。また
多結晶シリコンからなる上記バリアゲート4.蓄積ゲー
ト5、トランスファゲート6およびCCDシフトレジス
タ7の各ゲート電極がゲート分離用の熱酸化のSiO2
中に形成される。このCCDリニアイメージセンサ−9
の表面はフォトダイオード部を除きアルミニウム膜10
により遮光される。
第3図は、上記CCDリニアイメージセンサ−9を構成
する半導体基板の主要領域のポテンシャルを示す図で、
横方向は半導体基板の領域を、縦方向はポテンシャルの
高さを示す。
第3図(A)は信号電荷を蓄積部に蓄積している定常状
態のポテンシャル状態を示し、第3図(B)はトランス
ファゲート6に電圧V を印加しCCDシフトレジスタ
7に信号電荷の一部を転送している状態である。この時
、オーバーフローゲート8のポテンシャルは第3図(A
)の状態をそのまま維持している。第3図(C)はオー
バーフローゲート8に高い電圧を印加し、第3図(B)
で残留した蓄積部の信号電荷をすべてオーバーフロード
レイン9に排出している状態を示す。
第4図は、本発明の適用されている焦点検出装置の全体
のブロック図である。第4図において、焦点検出に必要
な一対のレンズL1.L2を透過した光束は、CCDリ
ニアイメージセンサ19に人力される。一方、CPU1
8はスタートスイッチ27が閉成されると作動を開始し
、共通信号であるモニタリセットMφRとオーバーフロ
ーゲート信号OFG、CCDシフトレジスタ7の転送り
ロックパルスφ1.φ2を制御する信号TRCおよびト
ランスファーゲート6の電位を制御する信号S1〜S4
がCPU1gからCCDリニアイメージセンサ19また
はCCDドライバ16に供給される。CCDドライバ1
6から、転送りロックパルスφ1.φ2.転送ゲートパ
ルスTRおよびCCDシフトレジスタ7の出力段のフロ
ーティングディフュージョンを周期的にリセットするパ
ルスφRが人力される。CCDリニアイメージセンサ1
9よりモニタ出力MO3がCCDドライバ16に、信号
出力O8がA/Dコンバータ17にそれぞれ供給される
。A/Dコンバータ17ではCCDドライバ16からの
タイミング信号に応動して信号出力O8をA/D変換す
る。A/D変換の結果はA/D変換終了信号RDYがC
PU4で検知された後、ADOUT信号としてCPU1
8に取り込まれる。またCPUIIIIからは、上記信
号φ1゜φ  TR,φ2等を形成する基準となる基準
り2′ ロックパルスφ0がCCDドライバ16に供給され、C
CDドライバ16からCPU18に電荷蓄積時間に比例
したパルスを発生する信号出力ITが供給される。レン
ズ駆動回路20は、CPU1gで演算された被写体距離
情報に応じてモータ26を回転させ撮影レンズを駆動す
るための回路である。レンズROM21は、レンズ鏡筒
に内蔵されたリードオンリーメモリで、レンズのFナン
バーや像のずれ量からデフォーカス量を求めるための変
換係数など、焦点検出に必要なデータが記憶されている
。表示装置22は合焦か非合焦かを表示する装置である
。通常、被写体までの距離を検出し、それに基づいて撮
影レンズを駆動するに当り、レンズの移動量をCPUL
8にフィードバックする必要があるが、レンズの移動量
として、レンズ駆動用モータ26の回転数で代用するの
が一般的で発光ダイオード24とフォトトランジスタ2
5はこのためのものである。つまり、レンズ駆動回路2
0が作動しモータ26が回転すると、レンズ鏡筒の回転
部材に等間隔に設けられたスリット23が回転し、同ス
リットの通路を挟んで回転検出用の発光ダイオード24
とフォトトランジスタ25を対向配置してなるフォトイ
ンクラブタがスリットをカウントする。CPU18は、
スリット23のカウント数をメモリにストアし、所定量
に達したとき、モータ26の回転をストップする。
第5図はCCDドライバ16の回路図である。
D型フリップフロップ回路(以下、F/F回路と略記す
る)31〜35はCPU18からの基準クロックパルス
φ0を順次分周し、オアゲート39およびインバータ4
0を介して、第1図に示す前記CODシフトレジスタ7
の転送りロックパルスφ およびφ2を出力する。アン
ドゲート41は■ 上記転送りロックパルスφ1とF/F回路36の出力端
子回から出力される信号S。とのアンドをとって、前記
フローティングディフュージョンを周期的にリセットす
るパルスφRを出力し、前記CODリニアイメージセン
サ−9に供給する一方、このCODリニアイメージセン
サ−9よりのモニタ出力MO8はコンパレータ42にて
、電源電圧■ を抵抗R1とR2で分圧して得られる判
定型D 圧V と比較され、この判定電圧v1hを超えていh る間“R2になる信号ITを」二記CPU18に供給す
る。この信号ITはF/F回路33の出力端子Q、F/
F回路34の出力端子回、F/F回路35の出力端子Q
の各出力信号ととも(こ、4人カアンドゲート49に入
力され、同アンドゲート49から信号S1としてアンド
ゲート47を通じてF/F回路37のD入力端子に入力
される。F/F回路37の出力端子回の出力信号は、ナ
ンドケート45と46で構成するR/Sフリップフロッ
プ回路に入力され、その出力がアンドゲート47を介し
、上記F/F回路37のD入力端子に入力され、フィー
ドバックループを形成するので上記F/F回路37は、
一度作動するとオーバーフローゲート信号OFGがイン
バータ48を通じてナントゲート45に印加されるまで
再度作動しない。
従って転送ゲートパルスTRが重複して出力されるよう
なことはない。信号TRCは、CCDシフトレジスタ7
の1個の転送部に蓄積部の信号電荷を数回に分けて転送
する場合に、転送りロックパルスφ1.φ2を一時的に
所定レベルに保持するためにCPU18から供給される
信号である。信号TRCはF/F回路38のD入力端子
に入力される。F/F回路38のCK入力端子は、転送
ゲートパルスTRと同期をとるため、F/F回路37の
出力端子Qに接続される。転送ゲートパルスTRと同期
した信号に変換された信号を発生するF/F回路38出
力端子Qはオアゲート39の一方の入力端子に接続され
る。オアゲート39の他方の入力端子はF/F回路35
の出力端子Qに接続される。オアゲート39の出力は前
記した転送クロックパルスφ1となる。この転送りロッ
クパルスφ1をインバータ40を介して反転した信号が
転送りロックパルスφ2である。CPU1gから供給さ
れるオーバーフローゲート信号OFGは常時“L”で、
リセット時# HIIとなってF/F回路31〜38お
よびナントゲート45と46からなるR/Sフリップフ
ロップ回路を初期状態に設定する。FETQ1□〜Q1
.およびおよび抵抗R3〜R8で構成される回路50は
、前記第1図のCCDシフトレジスタ7への転送ゲート
パルスTRのレベルを変える転送ゲートパルス電圧制御
回路で、同制御回路50によりCPU18からの出力信
号S1〜S4により転送ゲートパルスTRのレベルが変
えられる。CPU18からの出力信号81〜S4のうち
の1つの信号だけが“H”となり、これによって選択さ
れたFETのドレインが接続される抵抗の接続点の抵抗
によって分圧された電圧が転送ゲートパルスTRのレベ
ルとなる。
第9図は、本発明の焦点検出装置が適用される一眼レフ
レックスカメラにおける焦点検出用光学系の一例の構成
図である。撮影レンズ61を透過した入射光は、クイッ
クリターンミラー62で反射され、スクリーン63とペ
ンタプリズム64からなるファインダ光学系に導かれる
。一方、クイックリターンミラー62の中央部に設けら
れたハーフミラ−65を透過した一部の光は、補助ミラ
ー66で反射され、測距光学系67に導かれてCCDリ
ニアイメージセンサ19に投光される。なお符号68は
フィルム面である。
次に、このように構成された本実施例の動作を、第6図
(A)、(B) 、第7図に示す各信号のタイミングチ
ャート、第8図(A) 、 (B)に示す画素出力信号
の波形図および前記第3図(A)〜(C)に示したCC
Dリニアイメージセンサにおける図によって説明する。
まずオートフォーカス動作が開始されると、CPU18
からCCDドライバ16にオーバーフローゲート信号O
FG、CCDリニアイメージセンサ19にモニタリセッ
ト信号MφRが出力される。
すると、第6図(A)に示すように、オーバーフローゲ
ート信号OFG (又はモニタリセット信号MφR)が
“H”から“L”に変化した時点からモニタ出力信号M
O8はCCDリニアイメージセンサ19の受光光量に比
例した傾きで電位が低下していく。モニタ信号MO3が
判定電圧Vthに達すると、転送りロックパルスφ1の
“H“に同期して転送ゲートパルスTRを出力する。な
お、この時、転送ゲートパルスTRのレベルを制御する
CPU18からの制御信号81〜S4は制御信号S だ
けが“H”となり他は“L”である。した■ がってこの場合、転送ゲートパルスTRは最も高い電位
V。になり蓄積部の電荷はすべてCCDシフトレジスタ
7に転送される。CCDシフトレジスタ7に転送された
信号電荷は転送りロックパルスφ1.φ2により順次出
力されAD変換された後、CPU18のRAMにストア
され、焦点検出演算が実行される。この演算方法につい
ては例えば本出願人が出願した特願昭61−15689
8号に詳細に述べである。被写体のコントラストが十分
あり、精度良く検出が行なわれる場合は、所 17一 定量のレンズを駆動し、焦点検出動作は終了する。
これに反し、第8図(A)に示すように被写体のコント
ラストがなく画素出力に変化が見られないようなときは
焦点検出演算の結果は精度が悪く信頼性に乏しい。そこ
で演算の結果、コントラストが不足し、精度が悪いと判
断したとき、6図(A)と同様にして再び電荷蓄積を繰
り返す。この動作を第6図(B)のタイミングチャート
を用いて説明する。上記第6図(A)で説明したのと同
様に、モニタ出力MO8が判定電圧vthに達すると、
電荷蓄積時間に比例する信号ITはH″になりCPU1
8はこれを検出することにより信号TRCを“H″にす
る。すると、転送りロックパルスφ■は“H”に保持さ
れ、転送りロックパルスφ2は“L“に保持される。転
送ゲートパルスTRは転送りロックパルスφ1の”H”
に同期して“H”になり各画素の蓄積電荷はCCDシフ
トレジスタ7に転送される。このときの転送ゲートパル
スTRの電圧はV に選択され、第8図(A)の斜線部
に相当する電荷のみがCCDシフトレジスタ7に転送さ
れる。第3図(B)はこの時のポテンシャルを示す図で
ある。
転送ゲートパルスTRの電圧V は次のようにして求め
られる。第6図(A)のタイミングチャートで示す方法
で得られた信号電荷の出力のうち最も出力の小さい出力
をVMINとする(第8図(A)参照)。そして、信号
電荷の飽和出力をV  とat すると、VMIN /Vsatが1に近づく程、転送ゲ
ートパルスTRの電位を高くし、■MIN/v8a□が
0に近づく程、転送ゲートパルスTRの電位を低くする
。次に、再びオーバーフローゲート信号OFGを“H”
にし、同様の動作を繰り返す。これを複数回繰り返すこ
とにより転送レジスタの信号電荷は最終的に第8図(B
)に示すようになり、コントラストの高い信号電荷をC
CDシフトレジスタ7に蓄積することができる。次に信
号TRCを“L″にすることにり転送りロックパルスφ
1゜φ2は通常のパルス間隔で作動し信号電荷が順次出
力される。なお、第6図(B)において蓄積部の信号電
荷をCCDシフトレジスタ7に転送する回数は次のよう
にして決める。第1図で説明したモニタフォトダイオー
ド2はフォトダイオードアレイ3に入射する平均的な明
るさを測光するもので、モニタ出力MO8の判定電圧”
thは通常フォトダイオードアレイ3の各画素の出力の
平均値が各画素の飽和出力V  のおよそ1/2になる
よat うに設定されている。従って、転送ゲートパルスTRの
電位V を第8図(A)に示す斜線部の電荷のみがCC
Dシフトレジスタ7に転送されるように設定したとする
と、1回の転送でCCDシフトレジスタ7に転送される
電荷は通常時(第6図(A)に相当)のおよそ(””V
sat  ”MIN )10.5v  になる。したが
って、転送を、およそat o、5v   /< 0.5V6,1vMIN > 回
hす返セat ば通常時と同等の出力が得られる。もちろん蓄積時間に
応じて転送回数を減らすことも可能である。
なお、第7図のタイミングチャートにおいて、φ4〜φ
、はF/F回路31〜34の出力端子Qの信号、TIは
F/F回路37の出力端子Qの信号を示している。
第10図は本発明の他の実施例を示す焦点検出装置にお
けるCODリニアイメージセンサである。
前記第1図に示したCCDリニアイメージセンサ19に
おいては、蓄積ゲート5の下の蓄積部に蓄えられた電荷
の一部を、CCDシフトレジスタ7の転送りロックパル
スφ■、φ2を一定レベルに保持することによりCCD
シフトレジスタ7に複数個蓄積し、コントラストの高い
信号を得るようにしていた。この方法では、構成が簡単
になる利点があるが、転送りロックパルスφ1.φ2を
余り長い時間保持すると、CCDシフトレジスタ7の各
転送段で暗電流成分の不均一な出力が発生する欠点があ
る。第10図に示したCCDリニアイメージセンサ70
では、これを改善するため蓄積部を2つ設けている。第
1の蓄積ゲート71は前記第1図のCCDリニアイメー
ジセンサ19の蓄積ゲート5に相当し、第1のトランス
ファーゲート72は前記トランスファーゲート6に相当
する。
第1の蓄積ゲート71の下の蓄積部に蓄えられた一部の
電荷は、第11図に示すように、モニタ出力MO8が判
定電圧Vthに達したとき第1のトランスファーゲート
72に転送ゲートパルスTR1が印加されることにより
、一旦、第2の蓄積ゲート73の下の蓄積部に蓄えられ
る。これを数回繰返し、第2の蓄積ゲート73の下の蓄
積部の電荷が所定量に達すると、第2のトランスファー
ゲート74に転送ゲートパルスTR2を印加し、CCD
シフトレジスタ7に電荷を転送する。この場合、転送り
ロックパルスφ1.φ2の周期は常に一定であるので上
記不都合は発生しない。このCCDリニアイメージセン
サ70はモニタバリアゲート1からバッファアンプ75
を介してモニタ出力MO8が取出され、CCDシフトレ
ジスタ77からバッファアンプ76を介して信号出力O
8が取出される。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、コントラストの低い
被写体に対してもS/Hの良好なコントラストの高い信
号を得ることができ、高精度の焦点検出を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示す焦点検出装置におけ
るCCDリニアイメージセンサの構成を示した電気回路
図、 第2図(A) 、(B)および(C)は、上記第1図に
示したCCDリニアイメージセンサの電極の配置図と、
そのb−b線およびC−C線に沿った断面図、 第3図(A) 、(B)および(C)は、上記第1図に
示したCCDリニアイメージセンサを構成する半導体甚
板の主要領域における定常時のポテンシャル状態、CC
Dシフトレジスタに信号電荷の一部を転送している状態
および残留した蓄積部の信号電荷をすべてオーバーフロ
ードレインに排出している状態の各説明図、 第4図は、本発明が適用されている焦点検出装置の全体
のブロック図、 第5図は、上記第4図中のCCDドライバの電気回路図
、 第6図(A) 、 (B)は、上記第4図に示した無点
検出装置の動作を説明する各部信号のタイミングチャー
ト、 第7図は、上記第5図に示したCCDドライバの動作を
説明する各部信号のタイミングチャート、第8図(A)
、(B)は、画素出力信号パターンの各側を示した出力
線図、 第9図は、本発明装置が適用される一眼レフレックスカ
メラにおける焦点検出用光学系の構成図、第10図は、
本発明の他の実施例を示す焦点検出装置におけるCCD
リニアイメージセンサの構成を示した図、 第11図は、上記第10図に示したCCDリニアイメー
ジセンサにおける各部信号のタイミングチャートである
。 3・・・・・・・・・フォトダイオードアレイ5・・・
・・・・・・蓄積ゲート(第1の蓄積手段)6・・・・
・・・・・トランスファゲート(転送ゲート)7・・・
・・・・・・CCDシフトレジスタ(第2の蓄積手段) 8・・・・・・・・・オーバーフローゲート(転送手段
)19、70・・・・・・CCDリニアイメージセンサ
(電荷蓄積型イメージセンサ) 50・・・・・・転送ゲートパルス電圧制御回路(転送
ゲートパルス電圧制御手段) 71・・・・・・第1の蓄積ゲート(第1の蓄積手段)
72・・・・・・第1のトランスファーゲート(転送ゲ
ート)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電荷蓄積型イメージセンサを構成するフォトダイオード
    アレイ上の光強度分布に基づいて焦点状態を検出する焦
    点検出装置において、 上記フォトダイオードアレイを構成する各画素の受ける
    光強度に比例した電荷を蓄積する第1の蓄積手段と、 この第1の蓄積手段の電荷を転送して蓄積する第2の蓄
    積手段と、 上記第1の蓄積手段と上記第2の蓄積手段との間に設け
    られた転送ゲートと、 焦点検出状態に応じて上記転送ゲートの転送ゲート電圧
    を制御する転送ゲートパルス電圧制御手段と、 上記第1の蓄積手段の電荷を上記第2の蓄積手段以外に
    転送するための転送手段と、 を具備したことを特徴とする焦点検出装置。
JP62053240A 1987-03-09 1987-03-09 焦点検出装置 Pending JPS63219278A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276147A (ja) * 1990-03-27 1991-12-06 Fuji Photo Film Co Ltd オートフォーカスカメラ
JP2006330160A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Nikon Corp オートフォーカスカメラ
JP2013102545A (ja) * 2013-02-21 2013-05-23 Canon Inc 撮像装置
JP2013118694A (ja) * 2013-02-28 2013-06-13 Canon Inc 固体撮像装置

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