JPS632181Y2 - - Google Patents

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JPS632181Y2
JPS632181Y2 JP8801583U JP8801583U JPS632181Y2 JP S632181 Y2 JPS632181 Y2 JP S632181Y2 JP 8801583 U JP8801583 U JP 8801583U JP 8801583 U JP8801583 U JP 8801583U JP S632181 Y2 JPS632181 Y2 JP S632181Y2
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cylinder
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JP8801583U
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 金型合せ機に於いて、上型と下型の型合せ作業
は一般に上型と下型を接触させ、その接触部の当
たりの強い部分を削り取り、更に上型を微少量下
降させ、その接触部分を削り取るという作業を繰
り返しながら最終的に上型と下型の全面を一様に
接触させた状態にする射出成形用金型の場合と、
上型が下型に挿入された時にそのクリアランスが
一様になるように上型をずらすか、若しくはクリ
アランスの少ない部分を削り取つて最終的に一様
なクリアランスとした状態にする打抜用金型に使
用される場合がある。
そのため射出成形用金型の場合、上型はその下
限停止位置を微少量(例えば0.05〜0.1mm)づつ
位置設定する必要があり、又、打抜用金型の場合
も上型が下型に挿入される時に、先ず干渉するか
確認するために上型の下限停止位置を微少量(例
えば0.05〜0.1mm)づつ位置設定し、その後上型
と下型のクリアランスを一様にするために上型を
微少量づつ昇降させて使用する。
打抜用金型で、金型完成後の製品試作をする場
合は、打ち抜き工程に於いてシリンダー側の圧力
が上昇して油が圧縮され、フレームとシリンダー
は伸びピストンロツドは縮み、打ち抜きが完了し
た時点で圧縮された油は急激に零圧力になろうと
膨脹し、フレームやシリンダー、ピストンロツド
は元に戻ろうとする時に非常に大きい衝撃が生
じ、これが毎回の打ち抜き作業時に反復されるた
め、プレス装置各部の締付けに緩みが生じたり、
配管のボルト類が緩んで油もれが生じたり、或は
プレスが破損したりという現象が起きやすい欠点
があつた。
又、打ち抜きの製品試作を行う場合、プレスの
テーブル上に油圧シリンダーを設置し、上型が材
料に当たる2mm程度上で一時停止し、ナツトをス
ライド下面に当てその後に加圧工程に移る。
打ち抜き中は主に材料の剪断抵抗でプレス加圧
を受け、打ち抜いた時点からテーブル上に設置し
た油圧シリンダーのオリフイスで打ち抜き時の衝
撃を緩やかに吸収していたが、設置スペースが大
きい難点と、スライド下限設定装置と、打ち抜き
緩衝装置が各々別設置の為、操作性が悪い(例え
ば打ち抜きする時は一度ストツパーを上限近くま
で上げて更に緩衝装置のナツトを調整して上型の
パンチが打ち抜き完了後、下型に底づけしないよ
うにストツパーを再度調整する必要があつた)難
点があつたのである。
然るに本案は、上記の如き従来の型合せ機と油
圧プレス打抜機に於ける緩衝装置の欠点に鑑み、
打ち抜き緩衝装置を内蔵し、簡単な構造で、而も
高精度停止位置を保持でき、その位置調整操作も
容易な打ち抜き緩衝装置付スライド下限位置調整
装置を提供することを目的とするものである。そ
して、この目的を達成するため、具体的に本案は
スライド四隅に設置したスライド下限設定用昇降
螺子と打ち抜き緩衝装置を内蔵した上型微量調整
螺子を作動させることにより可能としたもので、
以下その実施例を図面に基づいて詳説すれば、1
はフレーム本体であり、上部に主シリンダー2を
設け、該主シリンダー2の主ピストンロツド3に
は下面に上型4を固定したスライドフレーム5が
連結しているものである。
6はスライドフレーム5の四隅に形成した筒部
であり、各筒部6内にはスライドフレーム5上に
設けた電磁ブレーキ付ギヤードモーター7の動力
伝達軸8に連動機構9を介して連結するスプライ
ン軸10が上方より突入し、該スプライン軸10
にはスライド下限設定用昇降螺子11を取り付け
たスプライン穴付ナツト12が螺合しているもの
である。
13はスライド下限設定用昇降螺子11の先端
に取り付けた密着プレート、14はスライド下限
設定用昇降螺子11の先端付近に設けた密着検出
プレート、15は筒部6の下方に設けスライド下
限設定用昇降螺子11に螺合するスライド下限設
定用ナツト、16は上面に下型17を設けたテー
ブルフレームであり、該テーブルフレーム16の
四隅には前記スライドフレーム5の筒部6に対応
して筒部18が形成され、各筒部18内にはフレ
ーム本体1の下部に設けた電磁ブレーキ付ギヤー
ドモーター19の動力伝達軸20に連動機構21
を介して連結するスプライン軸22が下部より突
入すると共に、該スプライン軸22はテーブルフ
レーム16の筒部18の上面より嵌入したシリン
ダーホルダー23に先端を突入させたスプライン
穴付微量調整用螺子24に螺入している。
25はスプライン穴付微量調整用螺子24に螺
合し、シリンダーホルダー23の底部に嵌入した
微量調整用ナツト、26はシリンダーホルダー2
3内を上下動する緩衝用シリンダーであり、底部
はベアリング27を介してスプライン穴付微量調
整用螺子24の先端に載置されているものであ
る。
28は緩衝用シリンダー26のピストンロツ
ド、29はピストンロツド28の先方にステー3
0により設けたリミツトスイツチであり、前記密
着検出プレート14に接触し、密着プレート13
とピストンロツド28の当接を検出するものであ
る。
31は緩衝用シリンダー26の上面に嵌入した
ロツドカバー32に設けたステーであり、上方に
はピストンロツド28に設けた検出プレート33
に接触し、ピストンロツド28の上限を検出する
ためのリミツトスイツチ34が取り付けられると
共に、下方には前同様ピストンロツド28の下限
を検出するためのリミツトスイツチ35が取り付
けられているものである。
36はスプライン穴付微量調整用昇降螺子24
に設けた微量調整検出プレート、37は微量調整
上限検出リミツトスイツチであり、微量調整検出
プレート36に接触するものである。
38は同じく微量調整検出プレート36に接触
する微量調整下限検出リミツトスイツチである。
39は緩衝用シリンダー26のピストンロツド
側とピストンヘツド側へ送油すべく油圧回路に設
けたオリフイス絞り弁、40はパイロツトチエツ
クバルブ、41はエアーハイドロタンク、42は
ピストンロツド操作用電磁弁、43はスライド操
作用電磁弁、44は主ピストンロツド側圧抜用電
磁弁、45は主シリンダー側圧抜用電磁弁、46
は油圧源、47はエアーポンプ、48は材料であ
る。
本案は上記の様な構成であるが、その作用効果
を図につき説明すれば、射出成形用金型の型合せ
の場合、ピストンロツド28を下げ、リミツトス
イツチ35が下限検出し、電磁ブレーキ付ギヤー
ドモーター19を回転させ、スプライン穴付微量
調整用螺子24を上げ、微量調整検出プレート3
6により微量調整上限検出リミツトスイツチ37
が上限検出した状態でスライド操作用電磁弁43
を作動させ、主ピストンロツド3を下げ、上型4
が下型17に接触する1〜2mm程度上でスライド
フレーム5の下降を停止させる。
而して、電磁ブレーキ付ギヤードモーター7を
作動させれば、連動機構9を介し電磁ブレーキ付
ギヤードモーター7の回転が動力伝達軸8よりス
プライン軸10に伝わり、スプライン穴付ナツト
12に取り付けられているスライド下限設定用昇
降螺子11が回動し昇降可能となるから、電磁ブ
レーキ付ギヤードモーター4を作動させ、スライ
ド下限設定用昇降螺子11を下降させ、密着プレ
ート13とピストンロツド28が密着したことを
密着検出プレート14のリミツトスイツチ24へ
の接触により確認し、電磁ブレーキ付ギヤードモ
ーター4は停止するのである。
この状態で今度はフレーム本体1の下部に設け
た電磁ブレーキ付ギヤードモーター19を作動さ
せ、スプライン穴付微量調整用螺子24を下降さ
せれば、上部のスライドフレーム5より突出して
いるスライド下限設定用昇降螺子11が下部のテ
ーブルフレーム16より突出しているピストンロ
ツド28上に載置されているため、スライドフレ
ーム5が徐々に下降するから、目測により上型4
と下型17が接触した状態で電磁ブレーキ付ギヤ
ードモーター19を停止させ、スライド操作用電
磁弁43を作動して主ピストンロツド3を上昇さ
せ、スライドフレーム5を上昇させて下型17の
接触部分を削り取り、そしてスプライン穴付微量
調整用螺子24を微量下降させ(0.05〜0.1mm)、
更にスライドフレーム5を下降し接触させ、上型
4と下型17の接触部を削り取る作業を繰り返し
行い、型合せを行うものである。
打抜用金型の型合せの場合、上記の様に密着プ
レート13とピストンロツド28が密着した後、
スプライン穴付微量調整用螺子24を微速下降さ
せて上型のパンチが下型に挿入される時に、パン
チと下型が偏心していたり、加工精度が悪いとパ
ンチが刃こぼれを起こす恐れがあり、干渉の確認
や、パンチと下型のクリアランスを確認してスプ
ライン穴付微量調整用螺子24を上型と下型が1
〜2mm程度すくように上昇させ停止した後、スラ
イドフレーム5を上昇させ、パンチの干渉部分や
クリアランスの少ない方を削り取る作業を繰り返
し行う。又微速昇降するときの摩擦抵抗を少なく
するためにベアリング27を使用している。
次に、シリンダーホルダー23内に内蔵された
打ち抜き緩衝装置は打抜用金型が完成した時点で
製作を試作する時に使用するもので、緩衝用シリ
ンダー26の底面が微量調整用ナツト25に密着
したことをリミツトスイツチ38にて確認した
後、ピストンロツド操作用電磁弁43を作動し、
ピストンロツド28を上昇させ、検出プレート3
3のリミツトスイツチ34への接触によりピスト
ンロツド28の上昇を確認する。
その後、試作用の材料48を下型17上に載
せ、スライドフレーム5を上型のパンチ先端が材
料に当たる直前で停止させ、密着プレート13が
ピストンロツド28に当たるまで電磁ブレーキ付
ギヤードモーター7を作動させてスライド下限設
定用昇降螺子11を下降させ、密着プレート13
をピストンロツド28に密着させる。
この後に、スライドを加圧工程にし、打ち抜き
途中は材料の剪断抵抗で加圧に対坑し、打ち抜き
完了時点ではオリフイス絞り弁39にて打ち抜き
による衝撃を吸収するものである。
上述の様に本案はスライドフレーム四隅に設置
したスライド下限設定用昇降螺子11、及び下方
より打ち抜き緩衝装置を内蔵した上型微量調整用
昇降螺子24の両作用と共に四点支持によるか
ら、平衡を維持した状態で型合せができ、その作
業は正確で而も打ち抜き緩衝装置も内蔵するか
ら、一機にコンパクトに納まり設置スペースも少
なくて済み、又経済的にも有益である等の効果が
ある有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の断面図、第2図は同上の油
圧回路図である。 符号、1はフレーム本体、2は主シリンダー、
3は主ピストンロツド、4は上型、5はスライド
フレーム、6,18は筒部、7,19は電磁ブレ
ーキ付ギヤードモーター、8,20は動力伝達
軸、9,21は連動機構、10,22はスプライ
ン軸、11はスライド下限設定用昇降螺子、12
はスプライン穴付ナツト、16はテーブルフレー
ム、17は下型、23はシリンダーホルダー、2
4はスプライン穴付微量調整用螺子、26は緩衝
用シリンダー、28はピストンロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主シリンダーの主ピストンロツドに連結したス
    ライドフレームと、該スライドフレームに固定し
    た上型及びテーブル上に下型を備えた金型合せ機
    に於いて、スライドフレームの四隅に筒部を形成
    し、各筒部にはスライドフレーム上に設けた電磁
    ブレーキ付ギヤードモーターの動力伝達軸に連動
    機構を介して連結するスプライン軸が上方より突
    入し、該スプライン軸にはスライド下限設定用昇
    降螺子を取り付けたスプライン穴付ナツトが螺合
    され、一方、前記スライドフレームの筒部に対応
    してテーブルフレームの四隅に形成された各筒部
    には、フレーム本体の下部に設けた電磁ブレーキ
    付ギヤードモーターの動力伝達軸に連動機構を介
    して連結するスプライン軸が下部より突入すると
    共に、該スプライン軸はテーブルフレームの筒部
    に設けたシリンダーホルダー内に先端を突入させ
    たスプライン穴付微量調整用昇降螺子に螺入さ
    れ、他方、シリンダーホルダー内には緩衝用シリ
    ンダー及び該緩衝用シリンダーのピストンロツド
    が内蔵されていることを特徴とする、金型合せ機
    に於ける打ち抜き緩衝装置を具備したスライド下
    限位置調整装置。
JP8801583U 1983-06-09 1983-06-09 金型合せ機に於ける打ち抜き緩衝装置を具備したスライド下限位置調整装置 Granted JPS59194333U (ja)

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JP8801583U JPS59194333U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 金型合せ機に於ける打ち抜き緩衝装置を具備したスライド下限位置調整装置

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JP8801583U JPS59194333U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 金型合せ機に於ける打ち抜き緩衝装置を具備したスライド下限位置調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS59194333U JPS59194333U (ja) 1984-12-24
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JP8801583U Granted JPS59194333U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 金型合せ機に於ける打ち抜き緩衝装置を具備したスライド下限位置調整装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052031U (ja) * 1983-09-19 1985-04-12 株式会社 網野鉄工所 トライ用油圧プレスにおけるスライド下限位置設定装置
JPS6094400U (ja) * 1983-11-29 1985-06-27 株式会社網野鉄工所 油圧プレスにおけるスライド下限位置設定装置
JPS61283497A (ja) * 1985-06-09 1986-12-13 Kawasaki Yukou Kk 複合樹脂板等のプレス成形装置

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JPS59194333U (ja) 1984-12-24

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