JPS63217876A - フアクシミリ用出力処理方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、計算機システムで処理している文字コード
・データと画像データとを合成かつ編集し、公衆通信網
に接続されたファクシミリ装置（以下ＦＡＸと呼ぶ）に
出力するファクシミリ用出力処理方法及びその装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

一般にファクシミリ　（ＦＡＸ）はデジタルイメージデ
ータ、例えば２値化の文字や図形を含む画像データを送
受信するものである。従って送信側では、文字や図形を
含む文書を光電変換して２値化信号を送出し、受信側で
は、この電気信号を同期して逆変換し文書の写しを得て
いる。而して、送信用の文書は人手により、文字と図形
を使って編集していたが、近年計算機を利用して作成す
るようになった。

従来計算機からファクシミリに出力するための文字や図
形からなる画像データの作成方法は２種類ある。第１の
方法は、一方のＦＡＸからの画像データを計算機で受信
し、その記憶装置に保管しておく。その後、目的別のＦ
ＡＸに通信網を介して送信していた。第２の方法は、計
ＳＷ　Ｎｕ上のプログラムでＦＡＸ出力用の画像データ
を作成する。

その後、計算機上のＦＡＸ送信処理プログラムが当該画
像データ・ファイルを読み出して、通信網に接続されて
いるＦ　Ａ　Ｘ’に出力していた。以下に従来の各方法
を詳述する。

第５図において、計算ｔＭｔ２０１にはＦＡＸ用データ
を保管しておくための記憶装置２０２．ＦＡＸからの画
像データを受信する制御装置２０３゜ＦＡＸへ画像デー
タを送信する制御装置２０４が接続されている。計算機
２０１ではＦＡＸデータの送信・受信処理を行うプログ
ラムが実行される。

通常、ＦＡＸからのデータ受信制御装置２０３と送信制
御装置２０４は同一装置で実現されることもある。

公衆通信網２０５を介して計算機に接続されているＦＡ
Ｘ−Ａ２０６から書類等の画像データを受信すると、処
理プログラム２０７は管理情報（受信ＦＡＸ、受信時刻
、送信ＦＡＸ、送信時刻。

同報など）を付加して記憶装置２０２に書き込む。

その後は、管理情報やオペレータの操作に従って、配送
先ＦＡＸ−８２０８に画像データを送出する。

次に第６図において、計算機２０１の処理プログラム２
０７で画像データを作成し、送信制御装置２０４の制御
の下に公衆通信網２０５を介してＦＡＸ−Ａ２０６に送
出していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら従来のシステムでは、次のような欠点があ
った。第５図のシステムでは、ＦＡＸから受信した画像
データは、一旦記憶装置２０２に保管されるだけで、配
送するときにも内容についでは−切加工・編集処理がさ
れないでそのまま送出されていた。第６図のシステムで
は、計算機上でＦＡＸが受信できる画像（圧縮）データ
を生成しなげければならず、その処理に計算機能力が費
される。第５図のシステムで、画像データを加工・編集
を行なおうとすると同様の問題が生じる等の問題があっ
た。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、文字コードや作表情報を図面等の画像情報
と合成したり、加工・編集する処理機能をもち、しかも
計算機本来の性能を低下させることがないファクシミリ
用出力処理方法及びその装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明においては、ホスト計算機側で文字コードによ
る基本データを作成する段階（ステップＳｌ）と、この
ホスト計算機に接続されたイメーデータに変換する段階
（ステップＳ６）と、イメ−ジ処理ワークステーション
側で光電変換による画像人力データと画像データとを合
成編集してイメージデータを作成する段階（ステップＳ
７）と、このイメージデータを必要に応じて目的別ファ
クシミリ装置に公衆通信網を介して送信する段階（ステ
ップ５１０）とを備えた。

〔作用〕

ホスト計算機で作成された文字基本データを利用して、
イメージ処理ワークステーションは目的に応じた合成デ
ータを編集する。この合成データを画像データに変換し
た後、光電変換による図形等の画像入力データと再合成
編集し、イメージデータを得て、イメージ処理ワークス
テーションは目的のファクシミリ装置にこのイメージデ
ータを公衆通信網を介して送信する。こうしてホスト計
算機に負担をかけることなくイメージデータの舎弟１図
において、■はホスト計算機システム、２は業務データ
やＦＡＸ出力用画像データを保管しておくホスト側の記
憶装置、３はイメージ処理ワークステージジン、４はＣ
ＲＴなどの表示装置、５はマウスやキーボードなどの人
力装置、６はイメージ・スキャナなどの画像（イメージ
）データ入力装置で、光電変換により文字図面等を含む
書類を多値化データとして取り込むものである。７はイ
メージ処理ワークステーションで実行されるプログラム
や画像データなどを保管しておくワークステーション側
の記憶装置、８は印刷装置、９はＦＡＸ制御装置、１０
は公衆通信網、１）はＦＡＸ装置、１２はイメージ処理
ワークステーション３をホスト計算Ｉａ１に接続する為
の通信媒体であり、この例では同軸ケーブルの場合を示
している。

ここで計算機１と記憶装置２とは−のグループとなって
同−室Ａに、又イメージ処理ワークステーションとその
周辺機器のＦＡＸ制御装置９等は他のグループとなって
同−室Ｂに、又各ＦＡＸ装置１）．１）はこれらと遠隔
の地にあるものとする。

第２図はこのシステムを構成する各プログラムについて
説明するものである。５０は文字コード情報やケイ線情
報から画像データの素を生成するための書式オーバレイ
処理プログラム、５１はイメージ処理ワークステーショ
ン３に対して、日常業務処理で使用しているデータと、
書式オーバレイデータ６０とを合成したり、加工・編集
することを指示する業務プログラムであり、共にホスト
計算機ｌ上で実行される。イメージ処理ワークステーシ
ョン側の５２はポスト計算機１との通信処理を行う通信
処理プログラムで、この例では同軸ケーブル１２を介し
たデータ人出力制御を行い、５３はホスト計算機ｌのワ
ークステーションとしてＣＲＴ４に表示したり、キーボ
ード５から入力するための入出力装置制御プログラム、
５４はイメージスキャナ６からイメージデータを読み込
んだり、合成・編集したデータをＣＲＴ４に表示したり
、ファイルとしてイメージデータを記憶装置７に格納す
るイメージ処理プログラム、５５はイメージデータをホ
ストの業務プログラム５１から指定されたＦＡＸに配送
するためのＦＡＸ制御プログラムである。これら各プロ
グラムがデータ処理を実行するイメージメモリ５６がイ
メージ処理ワークステーション３には設けられている。

第３図は書式オーバレイ処理プログラム５０により作成
されたオーバレイデータの例であり、６０は書式全体の
形式、６１は書式のタイトル部、６２は額客名や配送先
などの名称、６３は商品コードや品名、数量などの細目
欄、６４は画像データの領域であり配送伝票の場合は地
図が、生産管理伝票の場合は部品図などが挿入される。

次に動作について第５図のフローチャートを中心に説明
する。

まず、オペレータがイメージ処理ワークステーション３
のＣＲＴ４を見ながらキーボード５から人力することに
よりフローがスタートする。ステップＳ１ではホスト計
算機１上の書式オーバレイ処理プログラム５０を利用し
て業務処理内容に合った形式のオーバレイデータ６０を
作成し、記憶装置２に保管する。（この段階のオーバレ
イデータ６０はコードデータであり画像データではない
）。

ステップＳ２ではホストｌ上のイメージ処理業務プログ
ラム５１が実行されてステップＳ３で必要なオーバレイ
データファイルを記憶装置２から読み出し、イメージ処
理ワークステーション３に接続された記憶装置７に転送
する。

更に、ステップＳ斗ではイメージ処理業務プログラム５
１がイメージ処理ワークステーション３に対してオーバ
レイデータファイルを加工するための読み込みを指示す
ると、イメージ処理プログラム５４は起動してオーバレ
イデータファイルを記憶装置７から読み込み、ワーキン
グメモリのイメージメモリ５６上へコードデータから例
えば２値の画像データに変換しながら展開する。一方、
ステップＳ５では、イメージ処理業務プログラム５１は
、ワークスチーシコン入出力制御プログラム５３を使っ
てオペレータに必要な宛先や数量等のデータを入力させ
、イメージ処理プログラム５４はこの入力コードデータ
に対応して画像データへの変換し、処理されたデータを
イメージメモリ５６に送出する。ステップＳ６では、イ
メージ処理プログラム５４はこの宛先等の人力された文
字データと前述のオーバレイデータ６０とをイメージメ
モリ５６上で合成する。

次にステップＳワでは、イメージ処理プログラム５４は
、オペレータによりイメージスキャナ６から入力された
地図等の図形の画像データを読み込み、必要な部分を切
り出した後、宛先等が書き込まれた該オーバレイデータ
６０に合成し帳票を作成する。ステップＳ８ではイメー
ジメモリ５６上に作成された帳票はＣＲＴ４に表示して
確認し、編集し、正しければイメージデータファイルと
して記憶装置７に保管される。イメージ処理業務プログ
ラム５１はイメージデータファイルの作成が完了された
ことを確認して、ステップＳ？ではそのデータを所定の
ＦＡＸＩＩに送信するために「送信先ダイヤル情報」を
ＦＡＸ制御プログラム５５に送出し、転送の起動をかけ
る。又ＦＡＸ制御プログラム５５はこのダイヤル情報か
らＦＡＸ制御装置９に指示して、公衆通信網１０を介し
て相手ＦＡＸＩＩを接続する。接続が完了すると相手Ｆ
ＡＸｌｌとＦＡＸ情報のネゴシェーションを行い、ステ
ップＳ１αはデータ転送フェーズに入り、記憶装置７か
ら帳票の例えば２値化のイメージデータを読み出して相
手ＦＡＸ　１）に送出する。ステップＳ１）の判断にお
いて、同−ＦＡＸＩＩに対して複数データを出力する場
合は、ステップＳ１．〜Ｓ＋１の処理を順次くり返し実
行する。又、複数ＦＡＸに対しデータを出力する場合は
、ステップＳｏｗの判断処理を行い、以下Ｓ？〜ステッ
プＳ１２の手順をくり返し実行する。この帳票の処理は
完了したが、別の帳表の送信が必要な場合は、■→■の
ステップＳ５に戻り、次のデータ人力及び帳票作成の処
理を行う。

すべての帳票処理が完了すると、このプログラムは終了
する。

上記の実施例では、ＦＡＸに送信するイメージデータを
１つずつ作成して記憶装置７に保管しておき、ホスト１
から逐次指定してＦＡＸＩＩに送信する方式について説
明しているが、プリンタ装置８への出力処理方式と同様
な処理を実現することも可能である。すなわち、ホスト
１から出力された文字コードやケイ線情報はイメージ処
理ワークスチーシコン内３のイメージメモリ５６に展開
し、すべての合成処理が完了した後、改ページ（Ｆ　Ｆ
）コードの受信でイメージデータをファイルとして記憶
装置７に格納され、そのファイル名も自動的に付加され
る。ホストｌからＦＡＸ出力を指示するときは、この自
動的に付加された既定ファイル名（代表者）を指定して
ＦＡＸ出力制御プログラム５５に相手ＦＡＸ名を指示し
てイメージデータを配送することができる。

また、ＦＡＸ出力はすべてイメージ処理ワークステーシ
ョン３に接続された記憶装置７に保管されているイメー
ジデータファイルを送出する方式であるので、ＦＡＸ送
出のための通信回線を増設して同時に複数ＦＡＸへデー
タを出力し、システム全体の性能向上を実現することが
できる。さらに、ＦＡＸに送出したイメージデータをプ
リンタ装置８に印刷しておき、配信システムのログ情報
のハードコピーとして残しておくことが可能である。

又イメージワークステーション３のＣＲＴ４゜キーボー
ド５はホスト計算機１のターミナルとしても使用でき、
ホスト計算機１の業務プログラム５１の処理はその都度
ＣＲＴ４に表示される。又処理結果は必要に応じて印刷
装置８上にプリントアウトさせることができる。

〔発明の効果〕

以上説明してきたようにこの発明によれば、ホスト計算
機側で文字コードによる基本データを作成する段階と、
このホスト計算機に接続されたイ画像データに変換する
段階と、イメージ処理ワークステーション側で光電変換
による画像人力データと画像データとを合成編集してイ
メージデータを作成する段階と、このイメージデータを
必要に応じて目的別ファクシミリ装置に公衆通信網を介
して送信する段階とを備えたので、ホスト計算機の記憶
装置から業務用の書式データを読み出して、イメージメ
モリ上で２値画像データに変換展開し、画像入力データ
と文字データと合成し、加工・編集した結果を再度ファ
イルとしてイメージ処理ワークステーションの記憶装置
に書き込み、目的別のＦＡＸに出力するなどの一連の処
理機能をイメージ処理ワークステーションにもたせるこ
とにより、ホスト計算機の業務用処理負荷を大１】に減
少させることができ、システム全体の性能向上が実現で
きる。又イメージ処理ワークステーションをホスト計算
機のターミナルとして、又編集可能なファクシミリ装置
としても利用できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるイメージ処理ワーク
ステーションによるファクシミリ用出力処理装置のシス
テム構成図、第２図はホスト計算機と連携して、イメー
ジ処理及びＦＡＸ出力処理を実施するためのソフトウェ
ア構成図、第３図はイメージ処理により帳要形式に合成
・編集処理した結果例、第４図は第２図に示した各装置
及びソｉｂ− フトウェアによって処理される動作を説明するフローチ
ャート、第５，６図は従来のファクシミリ入出力処理方
法を示す図である。 １・・・ホスト計算機、２・・・ホストの記憶装置、３
・・・イメージ処理ワークステーション、４・・・表示
装置、５・・・入力装置、６・・・画像入力装置、７・
・・ワークステーションの記憶装置、８・・・印刷装置
、９・・・ＦＡＸ制御装置、ｌＯ・・・公衆通信網、１
）・・・ＦＡＸ装置、１２・・・同軸ケーブル、５０・
・・書式オーバレイ処理プログラム、５１・・・業務プ
ログラム、５２・・・通信処理プログラム、５３・・・
入出力装置制御プログラム、５４・・・イメージ処理プ
ログラム、５５・・・ＦＡＸ制御プログラム、５６・・
・イメージメモリ、６０・・・書式形式、６１・・・書
式タイトル、６２・・・宛先、６３・・・細目欄、６４
・・・画像情報領域。 代理人　　大　　岩　　増　　ｍ＜ほか２名）第３図　
本発明Ｖ丁へ粁バレ１の一例 第４図　本発明のフＱ−４−ｖ−ト 關　象含 オーバしイファイルの　　　　　　　　　　イメージ・
テ゛ニク７７ｆ１し＋ｚＡＪ４−　　　　６１　　　　
　　　ｃ　Ｌｚ（＊１！　　　　　　”ホストｆｉ　　
　　　　　　　　　　　　　　　寧目キＦＡＸのタイｉ
’７Ｌ　　　８９のｔ’　ｆｆ　　　　　　　Ｓ２　　
　　　４ｔｒ　ｆ　Ｌ　＊力オーバレ１゛７アイ］し　
　　　　　　　　　　　うメージ°・デニタ乏３先　　
　ｓｌｏの耘差　　　　　５３，７？出し、　ＦＡＸＩ
：出力ｔ　−）、’ｋｉ　、７ｔｈＬ＝ｔ　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　””移死
ｔ“９・１％−Ｑ、　　　　　　　　　　　Ｎｏ　　　
　　　　　　　　ぢメモリへ展開　　　Ｓ４ Ｎｏ　　　　ＦＡＸ 文τデ′−タ入力　　、。 ？ 欠零テ１り乞出か　　、６　　　　　　飼４　　了】７
　Δ代′

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ホスト計算機側で文字コードによる基本データを
   作成する段階と、このホスト計算機に接続されたイメー
   ジ処理ワークステーション側で文字コードデータと前記
   基本データとを合成編集し、合成済データを画像データ
   に変換する段階と、イメージ処理ワークステーション側
   で光電変換による画像入力データと前記画像データとを
   合成編集してイメージデータを作成する段階と、このイ
   メージデータを必要に応じて目的別ファクシミリ装置に
   公衆通信網を介して送信する段階とを備えたファクシミ
   リ用出力処理方法。
2. （２）前記イメージデータを送信する際に、送信した前
   記イメージデータを印刷装置に印字させる段階を備えた
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のファクシ
   ミリ用出力処理方法。
3. （３）前記イメージデータを送信する際に、複数の公衆
   通信回線を介して同時に複数のファクシミリ装置に前記
   イメージデータを送信する段階を備えたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のファクシミリ用出力処理
   方法。
4. （４）公衆通信回線に接続されるファクシミリ装置との
   間で画像データの通信を行うイメージ処理ワークステー
   ションと、このイメージ処理ワークステーションに設け
   た書類等のイメージデータを入力するイメージ入力部と
   文字等のコードデータを入力するキー入力部とこれらイ
   メージデータやコードデータを表示する表示装置とこれ
   らデータを印字する印刷装置と、該イメージ処理ワーク
   ステーション内に設けられ前記イメージデータとコード
   データとが合成されかつコードデータが画像データに変
   換処理されるイメージメモリと、これら変換された画像
   データを記憶する記憶装置と、 該イメージ処理ワークステーションに通信媒体を介して
   接続され、前記イメージメモリ上のデータ処理に対する
   制御を行うホスト計算機と、このホスト計算機に接続さ
   れ業務用処理データを記憶する記憶装置とからなるファ
   クシミリ用出力処理装置。
5. （５）前記通信媒体が同軸ケーブルや光ファイバーから
   なる構内規模ネットワークや特定回線・専用回線・公衆
   回線及びデジタル通信網のいずれか一方を択一的に採用
   することを特徴とする特許請求の範囲第４項記載のファ
   クシミリ用出力処理装置。