JPS63217246A - モ−ドフイ−ルド径の測定方法 - Google Patents
モ−ドフイ−ルド径の測定方法Info
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- JPS63217246A JPS63217246A JP5123687A JP5123687A JPS63217246A JP S63217246 A JPS63217246 A JP S63217246A JP 5123687 A JP5123687 A JP 5123687A JP 5123687 A JP5123687 A JP 5123687A JP S63217246 A JPS63217246 A JP S63217246A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/30—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
- G01M11/33—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter being disposed at one fibre or waveguide end-face, and a light receiver at the other end-face
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、モードフィールド径の測定方法に関するもの
であり、更に詳述するならば、シングルモード光ファイ
バのモードフィールド径の測定方法に関するものである
。
であり、更に詳述するならば、シングルモード光ファイ
バのモードフィールド径の測定方法に関するものである
。
従来の技術
モードフィールド径は、光ファイバを伝搬する光のパワ
ー分布のひろがりを表わすパラメータである。シングル
モード光ファイバのモードフィールド径は、シングルモ
ード光ファイバの接続損失、マイクロベンド損等の評価
に有効である。
ー分布のひろがりを表わすパラメータである。シングル
モード光ファイバのモードフィールド径は、シングルモ
ード光ファイバの接続損失、マイクロベンド損等の評価
に有効である。
従来、モードフィールド径の測定方法として、光ファイ
バの出射端近傍におけるパワー分布を測定してモードフ
ィールド径を求めるニアフィールドパターン法(NFP
法)や、出射端遠方におけるパワー分布を測定してモー
ドフィールド径を求めるファフィールドパターン法(F
FP法)がある。しかしながら、真の値に対して2%以
内の誤差範囲でモードフィールド径を求めるには、NF
P法では積分範囲をスポットサイズの1.7倍(ダイナ
ミックレンジにして25dB )以上、FFP法でもダ
イナミックレンジが35dB以上必要であることが報告
されており(エム、オーハシ他、アイ トリプル イー
、ジャーナル オブ ライトウニイブ テクノロジー(
M、 0hashi et、 al、、 IEεE、
J。
バの出射端近傍におけるパワー分布を測定してモードフ
ィールド径を求めるニアフィールドパターン法(NFP
法)や、出射端遠方におけるパワー分布を測定してモー
ドフィールド径を求めるファフィールドパターン法(F
FP法)がある。しかしながら、真の値に対して2%以
内の誤差範囲でモードフィールド径を求めるには、NF
P法では積分範囲をスポットサイズの1.7倍(ダイナ
ミックレンジにして25dB )以上、FFP法でもダ
イナミックレンジが35dB以上必要であることが報告
されており(エム、オーハシ他、アイ トリプル イー
、ジャーナル オブ ライトウニイブ テクノロジー(
M、 0hashi et、 al、、 IEεE、
J。
urnal of Lightwave Techno
logy、) VOI、LT−4,NCL2 、 P2
O31986) 、測定には高出力光源ならびに高感度
受光器が不可欠であった。更に測定されたパワー分布か
らモードフィールド径を求める定義式として種々の提案
がなされている。しかしながら、定義式と上記接続損失
、マイクロベンド損等の伝送特性との関係は未だ明確化
されていない(グー。ピーターマン、エレクトロニクス
レターズ(K、 Petermann、 Elect
ron、 Lett、、) 12゜P2O3,1976
) 。
logy、) VOI、LT−4,NCL2 、 P2
O31986) 、測定には高出力光源ならびに高感度
受光器が不可欠であった。更に測定されたパワー分布か
らモードフィールド径を求める定義式として種々の提案
がなされている。しかしながら、定義式と上記接続損失
、マイクロベンド損等の伝送特性との関係は未だ明確化
されていない(グー。ピーターマン、エレクトロニクス
レターズ(K、 Petermann、 Elect
ron、 Lett、、) 12゜P2O3,1976
) 。
発明が解決しようとする問題点
以上のように、従来のシングルモード光ファイバのモー
ドフィールド径の測定方法では、所要の精度を確保する
のに必要なダイナミックレンジが大きく、高出力光源な
らびに高感度受光器が不可欠であるという問題があった
。
ドフィールド径の測定方法では、所要の精度を確保する
のに必要なダイナミックレンジが大きく、高出力光源な
らびに高感度受光器が不可欠であるという問題があった
。
そこで、本発明は、測定に必要なダイナミックレンジが
小さく、高出力光源を必要としない簡易なモードフィー
ルド径の測定方法を提供せんとするものである。
小さく、高出力光源を必要としない簡易なモードフィー
ルド径の測定方法を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段
すなわち、本発明によるならば、2本の光ファイバを、
各光ファイバの中心軸が互いに平行で且つ各光ファイバ
の一端の端面が所定距離だけ離間して対向するように配
置し、 一方の光ファイバの他端に光を入射させ、もう一方の光
ファイバの他端から出射した光を受光して受光光量を測
定し、更に、上記光ファイバ間に適当な量の軸ずれを与
えて軸ずれ量に対する接続損失を測定し、 上記軸ずれ量に対する接続損失の測定値と該軸ずれ量と
の関係からモードフィールド径養求めることを特徴とす
る測定方法が提供される。
各光ファイバの中心軸が互いに平行で且つ各光ファイバ
の一端の端面が所定距離だけ離間して対向するように配
置し、 一方の光ファイバの他端に光を入射させ、もう一方の光
ファイバの他端から出射した光を受光して受光光量を測
定し、更に、上記光ファイバ間に適当な量の軸ずれを与
えて軸ずれ量に対する接続損失を測定し、 上記軸ずれ量に対する接続損失の測定値と該軸ずれ量と
の関係からモードフィールド径養求めることを特徴とす
る測定方法が提供される。
本発明の好ましい態様によるならば、上記モードフィー
ルド径は、以下の関係式から求める。
ルド径は、以下の関係式から求める。
α5=10 ’ log+o e ” (−)’但し、
α、:接続損失 d :軸ずれ量 2w:モードフィールド径 更に、本発明の好ましい態様によるならば、上記光ファ
イバ間の軸ずれ量を適宜変えて、各軸ずれ量に対する接
続損失を測定し、接続損失を軸ずれ量の二次関数で近似
して最小二乗法により上記モードフィールド径を求める
。
α、:接続損失 d :軸ずれ量 2w:モードフィールド径 更に、本発明の好ましい態様によるならば、上記光ファ
イバ間の軸ずれ量を適宜変えて、各軸ずれ量に対する接
続損失を測定し、接続損失を軸ずれ量の二次関数で近似
して最小二乗法により上記モードフィールド径を求める
。
作用
シングルモード光ファイバを伝搬する光のパワー分布が
完全なガウス関数で表わされるものとし、パワーがピー
ク値の1/e2倍となるところのパワーの広がりすなわ
ちモードフィールド径を2wとすると、接続損失αs
CdtDは、次式で表わされることが知られている(
ディー、マルユーズ10ベル システム テクニカル
ジャーナル(D。
完全なガウス関数で表わされるものとし、パワーがピー
ク値の1/e2倍となるところのパワーの広がりすなわ
ちモードフィールド径を2wとすると、接続損失αs
CdtDは、次式で表わされることが知られている(
ディー、マルユーズ10ベル システム テクニカル
ジャーナル(D。
Maruse、 Be1l System Techn
ical Journal) p7Q3゜1977 )
) 。
ical Journal) p7Q3゜1977 )
) 。
d
αs=tO−1og+oe・(d/w)2・−(+)但
し、dは軸ずれ量である。
し、dは軸ずれ量である。
そこで、本発明者は、比屈折率差0.75%、コア径5
.7μmでコアの屈折率分布が二乗分布であるシングル
モードファイバ(零分散波長λ。=1.55μm)につ
いて、有限要素法を用いて波長1.55μmにおけるL
Po+モードの半径方向のパワー分布を求め、このパワ
ー分布から軸ずれに対する接続損失の厳密解を算出した
。尚、接続損失の厳密解CdB)は、次式を用いて算出
した〔ダブリニ、ティー、アンダーソン、アイ トリプ
ル イージャーナル オブ ライトウニイブ テクノロ
ジー(W、T、Anderson、 IBBE、
J、 lightwave Technol、、)
LT−2、PL91. 1984) 、チー。ピーター
マン、エレクトロニクスレターズ(K、Peterma
nn。
.7μmでコアの屈折率分布が二乗分布であるシングル
モードファイバ(零分散波長λ。=1.55μm)につ
いて、有限要素法を用いて波長1.55μmにおけるL
Po+モードの半径方向のパワー分布を求め、このパワ
ー分布から軸ずれに対する接続損失の厳密解を算出した
。尚、接続損失の厳密解CdB)は、次式を用いて算出
した〔ダブリニ、ティー、アンダーソン、アイ トリプ
ル イージャーナル オブ ライトウニイブ テクノロ
ジー(W、T、Anderson、 IBBE、
J、 lightwave Technol、、)
LT−2、PL91. 1984) 、チー。ピーター
マン、エレクトロニクスレターズ(K、Peterma
nn。
Electron、 Lett、、) l肌 p7
12. 1983)。
12. 1983)。
但し、R2= r”+ d2−2 r dcosθr:
ファイバ断面の半径方向距離 f(r):半径方向の電界分布 軸ずれ量d=0.5.1.0、■、5.2.0 μmに
おける接続損失αいを式(2)により算出し、式(1)
に示すように接続損失を軸ずれ量の二次関数で近似して
最小二乗法によりWの値を求めたところ、W=4.0μ
mであった。第1図には、w=4.0μmとして式(1
)で算出される接続損失αSの接続損失の厳密解αいに
対する誤差(αS−αth)/αthを実線で示す。第
1図から明らかなように、軸ずれ 。
ファイバ断面の半径方向距離 f(r):半径方向の電界分布 軸ずれ量d=0.5.1.0、■、5.2.0 μmに
おける接続損失αいを式(2)により算出し、式(1)
に示すように接続損失を軸ずれ量の二次関数で近似して
最小二乗法によりWの値を求めたところ、W=4.0μ
mであった。第1図には、w=4.0μmとして式(1
)で算出される接続損失αSの接続損失の厳密解αいに
対する誤差(αS−αth)/αthを実線で示す。第
1図から明らかなように、軸ずれ 。
量がりμm程度以内であれば厳密解との誤差は5%以内
に抑えられており、式(1)より接続損失がよく近似さ
れることを示している。上記モデルケースに用いたシン
グルモードファイバは、いわゆる1、5μm 帯分数シ
フトシングルモードファイバであり、使用波長(1,5
5μm)での動作v値が1.5程度と小さく、パワー分
布はガウス関数から大きくずれることが知られている(
大橋他、昭和61年、信学全大、Nα323)。このよ
うに、ガウス関数から大きくずれるパワー分布の場合に
ついても、接続損失は式(1)でよく近似されることが
確認できたことになる。
に抑えられており、式(1)より接続損失がよく近似さ
れることを示している。上記モデルケースに用いたシン
グルモードファイバは、いわゆる1、5μm 帯分数シ
フトシングルモードファイバであり、使用波長(1,5
5μm)での動作v値が1.5程度と小さく、パワー分
布はガウス関数から大きくずれることが知られている(
大橋他、昭和61年、信学全大、Nα323)。このよ
うに、ガウス関数から大きくずれるパワー分布の場合に
ついても、接続損失は式(1)でよく近似されることが
確認できたことになる。
実施例
以下添付図面を参照して、本発明のモードフィールド径
の測定方法の実施例を説明する。
の測定方法の実施例を説明する。
比屈折率差0.75%、コア径6μmの分散シフトシン
グルモードファイバ(零分散波長λ。= 1.532μ
m)を用い、その接続損失の軸ずれ量依存性を測定した
。
グルモードファイバ(零分散波長λ。= 1.532μ
m)を用い、その接続損失の軸ずれ量依存性を測定した
。
第2図に、本発明の測定方法を実施する装置の構成を示
す。図示の装置は、固定ステージ3及び微動ステージ4
を備えている。固定ステージ3及び微動ステージ4上に
は、それぞれ光ファイバ1及び2がその一端の端面が対
向するように固定されている。被測定光ファイバ1の他
端は、タララドモード除去器8を介して■溝7において
シングルモードダミーファイバ6の一端に接続されてい
る。そのシングルモードダミーファイバ6の他端には、
分光器5が結合され、所定の波長の光が入力されるよう
になされている。被測定光ファイバ2の他端は、■溝9
においてシングルモードダミーファイバ10の一端に接
続されている。そのシングルモードダミーファイバ10
の他端はパワーメータ11に接続されている。
す。図示の装置は、固定ステージ3及び微動ステージ4
を備えている。固定ステージ3及び微動ステージ4上に
は、それぞれ光ファイバ1及び2がその一端の端面が対
向するように固定されている。被測定光ファイバ1の他
端は、タララドモード除去器8を介して■溝7において
シングルモードダミーファイバ6の一端に接続されてい
る。そのシングルモードダミーファイバ6の他端には、
分光器5が結合され、所定の波長の光が入力されるよう
になされている。被測定光ファイバ2の他端は、■溝9
においてシングルモードダミーファイバ10の一端に接
続されている。そのシングルモードダミーファイバ10
の他端はパワーメータ11に接続されている。
以上のように構成される測定装置は、次のように動作す
る。
る。
約2mの被測定光ファイバを中央部で切断してなる2つ
の被測定光ファイバl及び2をその切断端面が対向する
ようにそれぞれ固定ステージ3及び微動ステージ4に固
定する。分光器5を出射した波長1.55μmの光は、
シングルモードダミーファイバ6を介して■溝7におい
て被測定光ファイバ1の他端に結合する。光ファイバ1
の他端に入射した光は、タララドモード除去器を通過し
てりラッドモードが除去される。光ファイバ1の一端を
出射した光は、被測定光ファイバ2の一端に結合する。
の被測定光ファイバl及び2をその切断端面が対向する
ようにそれぞれ固定ステージ3及び微動ステージ4に固
定する。分光器5を出射した波長1.55μmの光は、
シングルモードダミーファイバ6を介して■溝7におい
て被測定光ファイバ1の他端に結合する。光ファイバ1
の他端に入射した光は、タララドモード除去器を通過し
てりラッドモードが除去される。光ファイバ1の一端を
出射した光は、被測定光ファイバ2の一端に結合する。
該光ファイバ2を伝搬した光は、■溝9においてシング
ルモードダミーファイバ10の一端に結合する。シング
ルモードダミーファイバ10を伝搬した光はパワーメー
タ11に入射する。
ルモードダミーファイバ10の一端に結合する。シング
ルモードダミーファイバ10を伝搬した光はパワーメー
タ11に入射する。
第3図には、固定ステージ3及び微動ステージ4に固定
された2つの光ファイバの対向する端面付近の拡大図を
示す。両ファイバ1及び2の端面間は、マツチングオイ
ル12に浸されている。図中で示す座標のZ方向に微動
ステージ4を移動させて、パワーメータ11の読みが飽
和するまで、すなわち一定値に漸近するまで両ファイバ
端面を近づける(第4図)。次に、X方向およびY方向
に微動ステージ4を移動させてパワーメータ11の読み
が最大となる点を探し、その点を軸ずれ量が0の点とす
る。そして、微動ステージ4をX方向に少しずつ移動さ
せて軸ずれ量を適宜変化させ、各軸ずれ量に対する接続
損失を測定する。なお、軸ずれ量dは、軸ずれ量0の点
からの微動ステージ4のX方向移動量とし、接続損失は
軸ずれ量0におけるパワーメータ11の読みとの差とし
た。1つの軸ずれ量と、その時の接続損失を上記した式
(1)に適用することにより、モードフィールド径2w
を求めることかできる。
された2つの光ファイバの対向する端面付近の拡大図を
示す。両ファイバ1及び2の端面間は、マツチングオイ
ル12に浸されている。図中で示す座標のZ方向に微動
ステージ4を移動させて、パワーメータ11の読みが飽
和するまで、すなわち一定値に漸近するまで両ファイバ
端面を近づける(第4図)。次に、X方向およびY方向
に微動ステージ4を移動させてパワーメータ11の読み
が最大となる点を探し、その点を軸ずれ量が0の点とす
る。そして、微動ステージ4をX方向に少しずつ移動さ
せて軸ずれ量を適宜変化させ、各軸ずれ量に対する接続
損失を測定する。なお、軸ずれ量dは、軸ずれ量0の点
からの微動ステージ4のX方向移動量とし、接続損失は
軸ずれ量0におけるパワーメータ11の読みとの差とし
た。1つの軸ずれ量と、その時の接続損失を上記した式
(1)に適用することにより、モードフィールド径2w
を求めることかできる。
第5図に、軸ずれ量dに対する接続損失α、の実測値を
プロットして示す。上述の最小二乗法で求めたWの値は
4.13 p mであり、W=4.13μmとして式(
1)で算出される接続損失の値を実線で図中に示した。
プロットして示す。上述の最小二乗法で求めたWの値は
4.13 p mであり、W=4.13μmとして式(
1)で算出される接続損失の値を実線で図中に示した。
図から明らかなように、実測値は式(1)でよく近似さ
れている。
れている。
また、第1図には、w=4.13μmとして式(1)で
算出される接続損失と接続損失の実測値との誤差をプロ
ットして示した。実線で示した理論的誤差値とよく一致
しており、測定が精度良くなされていることがわかる。
算出される接続損失と接続損失の実測値との誤差をプロ
ットして示した。実線で示した理論的誤差値とよく一致
しており、測定が精度良くなされていることがわかる。
更に、第5図から測定装置の必要なダイナミックレンジ
が数dBであることがわかろう。また、そのようにダイ
ナミックレンジが狭い測定装置で足り且つ光ファイバの
端面結合を利用しているので、測定光のエネルギーも低
くても十分測定できる。
が数dBであることがわかろう。また、そのようにダイ
ナミックレンジが狭い測定装置で足り且つ光ファイバの
端面結合を利用しているので、測定光のエネルギーも低
くても十分測定できる。
発明の詳細
な説明したように、本発明のモードフィールド径の測定
法では、接続損失からモードフィールド径を算出すると
いう原理を利用しており、非常に狭いダイナミックレン
ジしか必要としない。このため、特に高出力な光源を必
要とせず、微動ステージを備えて簡便にモードフィール
ド径を測定することができる。
法では、接続損失からモードフィールド径を算出すると
いう原理を利用しており、非常に狭いダイナミックレン
ジしか必要としない。このため、特に高出力な光源を必
要とせず、微動ステージを備えて簡便にモードフィール
ド径を測定することができる。
また、本発明の測定方法では、シングルモードファイバ
内のパワー分布の形態に依らず、求めたモードフィール
ド径より直接接続損失を評価することもできる。
内のパワー分布の形態に依らず、求めたモードフィール
ド径より直接接続損失を評価することもできる。
更に、通常の分光器からの出射光を利用できるため、任
意の波長例えば高出力な光源が存在しないような波長域
での測定に用いるとより効果的である。
意の波長例えば高出力な光源が存在しないような波長域
での測定に用いるとより効果的である。
第1図は、モードフィールド径の半値w=4.0μmと
して式(1)で算出される接続損失α、の、接続損失の
厳密解αthに対する誤差(α、−αth)/αいを示
すグラフ、 第2図は、本発明の測定方法を実施する装置の構成を示
す図、 第3図は、第2図に示す装置の固定ステージと微動ステ
ージとに固定された2つの光ファイバの対向する端面付
近の拡大図、 第4図は、第2図に示す装置の固定ステージと微動ステ
ージとに固定された2つの光ファイバの端面を近づける
ことによりパワーメータの出力変化が飽和する状態を図
解するグラフ、 第5図は、軸ずれ量dに対する接続損失α8の実測−と
、計算値とを表示したグラフである。 (主な参照番号) 1.2・・被測定光ファイバ、 3・・固定ステージ、 4・・微動ステージ、 5・・分光器、 6.10・・シングルモードダミーファイバ、7.9・
・■溝、 8・・タララドモード除去器、 11・ ・パワーメータ
して式(1)で算出される接続損失α、の、接続損失の
厳密解αthに対する誤差(α、−αth)/αいを示
すグラフ、 第2図は、本発明の測定方法を実施する装置の構成を示
す図、 第3図は、第2図に示す装置の固定ステージと微動ステ
ージとに固定された2つの光ファイバの対向する端面付
近の拡大図、 第4図は、第2図に示す装置の固定ステージと微動ステ
ージとに固定された2つの光ファイバの端面を近づける
ことによりパワーメータの出力変化が飽和する状態を図
解するグラフ、 第5図は、軸ずれ量dに対する接続損失α8の実測−と
、計算値とを表示したグラフである。 (主な参照番号) 1.2・・被測定光ファイバ、 3・・固定ステージ、 4・・微動ステージ、 5・・分光器、 6.10・・シングルモードダミーファイバ、7.9・
・■溝、 8・・タララドモード除去器、 11・ ・パワーメータ
Claims (3)
- (1)2本の光ファイバを、各光ファイバの中心軸が互
いに平行で且つ各光ファイバの一端の端面が所定距離だ
け離間して対向するように配置し、一方の光ファイバの
他端に光を入射させ、もう一方の光ファイバの他端から
出射した光を受光して受光光量を測定し、更に、上記光
ファイバ間に適当な量の軸ずれを与えて軸ずれ量に対す
る接続損失を測定し、 上記軸ずれ量に対する接続損失の測定値と該軸ずれ量と
の関係からモードフィールド径を求めることを特徴とす
る測定方法。 - (2)上記モードフィールド径は、以下の関係式から求
める α_s=10・log_1_0e・(d/w)^2但し
、α_s:接続損失 d:軸ずれ量 2w:モードフィールド径 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の測定方法
。 - (3)上記光ファイバ間の軸ずれ量を適宜変えて、各軸
ずれ量に対する接続損失を測定し、接続損失を軸ずれ量
の二次関数で近似して最小二乗法により上記モードフィ
ールド径を求めることを特徴とする特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5123687A JPS63217246A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | モ−ドフイ−ルド径の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5123687A JPS63217246A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | モ−ドフイ−ルド径の測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63217246A true JPS63217246A (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=12881313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5123687A Pending JPS63217246A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | モ−ドフイ−ルド径の測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63217246A (ja) |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP5123687A patent/JPS63217246A/ja active Pending
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