JPS63217048A - 丸太壁の構築方法 - Google Patents

丸太壁の構築方法

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JPS63217048A
JPS63217048A JP62049567A JP4956787A JPS63217048A JP S63217048 A JPS63217048 A JP S63217048A JP 62049567 A JP62049567 A JP 62049567A JP 4956787 A JP4956787 A JP 4956787A JP S63217048 A JPS63217048 A JP S63217048A
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logs
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steel column
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JP62049567A
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下本 良作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はログハウス等の建築において実施される丸太
壁の構築方法に関するものである。
(従来の技術) 従来は、第8図に示すように、上下両面が切り取られた
断面太鼓状の丸太材31を積上げ、これらに補強用の鉄
筋32を通して丸太壁を構築していた。また、ログハウ
ス等の住宅のコーナ一部においては、各丸太材の端部対
向面にそれぞれ切欠部を設け、その切欠部を互いに嵌合
させることにより丸太材を直交状にジヨイントしていた
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この従来の方法によると、使用する丸太材の
全部を面取り加工する必要があるため、加工コストが高
(なるばかりでなく、所定高さの壁を構築するにはより
多くの丸太材を使用しなければならないという問題があ
った。また、コーナ一部の組付けには高度な加工技術が
要求されるため、素人にはその作業が困難で、施工時間
が長くなるという問題点があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記した問題点を解決するためになされたも
のであり、第1発明の方法は、断面ほぼコ字形の一対の
鋼材柱を開放面が対向するように所定の距離をおいて立
設する工程と、断面ほぼ円形の丸太材の両端に形成した
接合部を各鋼材柱に嵌合して複数本の丸太材を順次積上
げる工程とから構成されている。
第2発明の方法は、断面ほぼコ字状の一対の鋼材柱を開
放面が対向するように所定の距離をおいて立設する工程
と、断面ほぼ円形の第1の丸太材の両端に形成した接合
部を各鋼材柱に嵌合して複数本の第1の丸太材を順次積
上げる工程と、少なくとも一方の鋼材柱に隣接して、開
放面に一対の内側折曲部を有する断面ほぼC字状の補助
鋼材柱を開放面が外向きになるように立設する工程と、
断面ほぼ円形の短小丸太材の一端接合部に形成した一対
の係止溝を補助鋼材柱の内側折曲部に嵌合して、複数本
の短小丸太材を第1の丸太材の延長線上に順次積上げる
工程と、断面ほぼ円形の第2の丸太材の少なくとも一端
より短小丸太材の長さに対応する距離をおいた位置に形
成した一対の切欠部を前記隣接する各鋼材柱の閉塞面間
に嵌合して、複数本の第2の丸太材を第1の丸太材の直
交線上に順次積上げる工程とから構成されている。
(作用) 第1発明によれば、一対の鋼材柱により各丸太材が簡単
かつ強固に積上げ固定される。また、第2発明によれば
、熟練を要することなくコーナ一部をも簡単に組付けら
れる。
(実施例) 次に、この発明をログハウスの建築に具体化した一実施
例を図面に基づいて説明する。
まず、この実施例のログハウスの構造について説明する
と、第5.6図に示すように、ログハウスの壁部は、そ
れぞれ左右一対の前壁1a、lb、後壁2a、2b%側
壁3、および、各コーナ一部において外方に向かって直
交状に突出する各一対の幅狭の突出壁4から構成されて
いる。
第1,3図に示すように、基礎コンクリート・(図示略
)上には四角枠状の土台丸太5が設置されている。土台
丸太5上には、開放面に一対の内側折曲部6を有する断
面ほぼコ字状のリップ溝形鋼よりなる7本の鋼材柱7が
立設され、前壁1aの左端に対応する鋼材柱7はその右
側面にて開放され、他の各壁1b、2a、2bの左右両
端に対応する鋼材柱7の開放面は互いに対向している。
後壁2.a、  2b間において隣接する一対の鋼材柱
7は気密保持用のパツキン8を介してねじ9により相互
に連結されている。また、各コーナ一部の鋼材柱7に対
し所定の間隔をおいて隣接するように、土台丸太5上に
は鋼材柱7と同様に内側折曲部18を有する断面ほぼコ
字状の補助鋼材柱10放置を外向きにして立設されてい
る。なお、第5゜6図に示すように、左方の前壁1aに
設けた開口部11にはドア枠(図示略)が組み込まれる
第1図に示すように、前壁1bおよび後壁2a。
2bを構築するために各鋼材柱7の間に積上げられる断
面円形の第1の丸太材12は、その両端に鋼材柱7に嵌
合される接合部13を有し、各接合部13の基部には鋼
材柱7に沿って延び、かつその内側折曲部6に嵌合可能
な係止溝14が刻設されている。又、前21aを構築す
るための丸太材12にはその一端のみに接合部13が形
成されている。前記突出壁4の一方を構築するために各
第1の丸太材12の延長線上に積上げられる断面円形の
短小丸太材15は、その一端に第1の丸太材12と同一
形状の接合部16および係止溝17を備えていて、これ
らが補助鋼材柱10とその内側折曲部18とにそれぞれ
嵌合される。前記側壁3を構築するために各第1の丸太
材12の直交線上に積上げられる断面円形の第2の丸太
材19は、その両端から短小丸太材15の長さに相当す
る距離をおいた位置に、鋼材柱7および補助鋼材柱10
にそれぞれ嵌合する一対の切欠部20を備えており、そ
の切欠部20から外方へ突出する部分により突出壁4の
他方を構成するようになっている。
第2図に示すように、前記した各部1〜4を構成する各
丸太材12,15.19の上下の対接面に全長にわたっ
て延びるように形成された挿入溝24には、隣接する丸
太材12,15.19を気密状態で一体連結するための
ベニヤ材等の薄板材21が接着剤によって挿入固着され
ている。
次に、以上の構造よりなるログハウスの構築方法につい
て説明する。
まず、第3図に示すように、基礎コンクリート上に土台
丸太5を組付け、その土台丸太5には、前11a、lb
および後壁2a、2bの長さに相当する距離をおいて鋼
材柱7を開放面が対向する状態で立設するとともに、各
コーナ一部の鋼材柱7に隣接して補助鋼材柱10を開放
面が外に向くようにして立設する。この場合、後壁2a
、2b用の4本の鋼材柱7の内、隣接する2本の鋼材柱
7の間にパツキン8を介装するとともに、両鋼材柱7を
ねじ9により強固に連結する。こうすれば、壁面の延長
が極めて簡単で、しかも接続部に充分の強度と気密性と
を与えることができる。また、各補助鋼材柱IOを外側
に若干傾けておけば、次工程における第2の丸太材19
の積上げ作業が容易となる。
次いで、第1.4図に示すように、第1の丸太材12の
接合部13と係止溝14とを各鋼材柱7およびその内側
折曲部6にそれぞれ嵌合して、複数本の第1の丸太材1
2を各部の鋼材柱7の間に順次積上げるとともに、各第
1の丸太材12の挿入溝24に薄板材21を接着剤によ
り挿入固着する。こうすれば、各部の嵌合により第1の
丸太材12が鋼材柱7に対し左右方向の正確な位置で確
実に係止され、しかも、薄板材21を介して複数本の第
1の丸太材12が上下方向に連結されるため、全丸太材
12が一枚の壁板を構成して、筋交い等の補強具を用い
なくても前壁1a、lbおよび後壁’la、’lbを堅
固に組み上げることができる。
続いて、第5図に示すように、第2の丸太材19におけ
る両端部の切欠部20を各コーナ一部において隣接する
鋼材柱7と補助鋼材柱10との間に嵌合して、各第1の
丸太材12の直交線上に複数本の第2の丸太材19を薄
板材21を介して順次積上げる。すると、切欠部20と
の嵌合により第2の丸太材19の前後方向のずれが確実
に防止されて、側壁3および前後の壁1.2に直交する
突出壁4が簡単かつ強固に構築される。
その後、短小丸太材15の接合部16および係止溝17
を各補助鋼材柱10とその内側折曲部18とにそれぞれ
嵌合して、各第1の丸太材12の延長線上に複数本の短
小丸太材15を薄板材21を介して順次積上げる。こう
すれば、短小丸太材15を第2の丸太材19に組付ける
必要がないため、従来とは異なり、各丸太材15.19
のジヨイント部に複雑な加工を施さなくても互いに直交
する突出壁4を容易に構築することができる。なお、突
出壁4の構築に際し、予め所要本数の短小丸太材15と
各補助鋼材柱10とをユニット化した後に土台丸太5に
組付けるようにすれば、作業時間をさらに短縮すること
ができる。
こうして、各部1〜4が構築された後には、第6図に示
すように、通常の施工法により屋根部22が組立られて
ログハウスが完成する。
この発明は前記実施例に限定されるものではなく、例え
ば第7図に示す断面口字状の鋼材柱23を使用したり、
丸太材の接合部の形状を任意に変更したり、この発明を
丸太塀の建築に応用したりすることも可能である。
発明の効果 以上詳述したように、この出願の第1発明によれば、断
面円形の丸太材を使用して、壁を構築できるため、面取
り等の面倒な加工が不必要になるとともに、丸太材の使
用本数が減少して、加工費ならびに原材料費がそれぞれ
安価になる。しかも、断面口字状の一対の鋼材柱の間に
丸太材を積上げるので、構造が堅固になるばかりでなく
、その作業も極めて簡単である。
この出願の第2発明によれば、前記した第1発明の効果
に加え、熟練を要することなくコーナ一部でも簡単に仕
上げることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法により構築したログハウスの壁
構造を示す平断面図、第2図は丸太材の積上げ構造を示
す断面図、第3図は鋼材柱の立設工程を示す説明図、第
4図は前壁および後壁の積上工程を示す説明図、第5図
は側壁および突出壁の積上工程を示す説明図、第6図は
完成したログハウスを示す説明図、第7図は鋼材柱の変
形例を示す断面図、第8図は従来の丸太材の積上構造を
示す断面図である。 内側折曲部6.18、鋼材柱7、補助鋼材柱10、第1
の丸太材12、短小丸太材工5、第2の丸太材19、接
合部13,16、係止溝14,17、切欠部20、薄板
材21、挿入溝24゜特許出願人       下 本
  良 作代理人       弁理士  恩1)博宣
自発手続補正書 昭和62年 4月17日 2、発明の名称 丸太壁の構築方法 3、補正をする者 事件との関係: 特許出臥 住所   岐阜県高山市相生町23番地氏 名   下
本 良作 (名称) 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面ほぼコ字形の一対の鋼材柱(7)を開放面が対
    向するように所定の距離をおいて立設する工程と、断面
    ほぼ円形の丸太材(12)の両端に形成した接合部(1
    3)を各鋼材柱(7)に嵌合して複数本の丸太材(12
    )を順次積上げる工程とからなることを特徴とする丸太
    壁の構築方法。 2 前記開放面に一対の内側折曲部(6)を有する断面
    ほぼC字状の鋼材柱(7)を使用するとともに、前記接
    合部(13)に各内側折曲部(6)に嵌合する一対の係
    止溝(14)を備えた丸太材(12)を使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の丸太壁の構築
    方法。 3 前記積上工程は、各丸太材(12)の対接面に形成
    した挿入溝(24)に薄板材(21)を挿入する工程を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の丸
    太壁の構築方法。 4 断面ほぼコ字状の一対の鋼材柱(7)を開放面が対
    向するように所定の距離をおいて立設する工程と、 断面ほぼ円形の第1の丸太材(12)の両端に形成した
    接合部(13)を各鋼材柱(7)に嵌合して複数本の第
    1の丸太材(12)を順次積上げる工程と、 少なくとも一方の鋼材柱(7)に隣接して、開放面に一
    対の内側折曲部(18)を有する断面ほぼC字状の補助
    鋼材柱(10)を開放面が外向きになるように立設する
    工程と、 断面ほぼ円形の短小丸太材(15)の一端接合部(16
    )に形成した一対の係止溝(17)を補助鋼材柱(10
    )の内側折曲部(18)に嵌合して、複数本の短小丸太
    材(15)を第1の丸太材(12)の延長線上に順次積
    上げる工程と、断面ほぼ円形の第2の丸太材(19)の
    少なくとも一端より短小丸太材(15)の長さに対応す
    る距離をおいた位置に形成した一対の切欠部(20)を
    前記隣接する各鋼材柱(7、10)の閉塞面間に嵌合し
    て、複数本の第2の丸太材(19)を第1の丸太材(1
    2)の直交線上に順次積上げる工程と からなることを特徴とする丸太壁の構築方法。
JP62049567A 1987-03-04 1987-03-04 丸太壁の構築方法 Pending JPS63217048A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5020392A (en) * 1986-03-25 1991-06-04 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Transmission ratio control system for a continuously variable transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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