JPS63216898A - 希薄水溶液からソマトトロビンを回収する方法 - Google Patents

希薄水溶液からソマトトロビンを回収する方法

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JPS63216898A
JPS63216898A JP63017480A JP1748088A JPS63216898A JP S63216898 A JPS63216898 A JP S63216898A JP 63017480 A JP63017480 A JP 63017480A JP 1748088 A JP1748088 A JP 1748088A JP S63216898 A JPS63216898 A JP S63216898A
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JP
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somatotropin
recovered
transition metal
aqueous solution
solution
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JP63017480A
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アルビン・エム・ジヤンスキー
ジエローム・エル・マーテイン
ポール・アール・アトキンソン
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International Minerals and Chemical Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は希薄水溶液から生物活性(bioactive
)蛋白質を回収する方法に関する。より具体的に本発明
は、水溶液に対し遷移金属塩を添加することにより該溶
液から生物活性ソマトトロピンを回収する方法に関する
成長ホルモンとしても知られるソマトトロピンは、多く
の動物種の脳下垂体により分泌されるポリペプチドホル
モンである。これらのホルモンは多数の治療用途にとっ
て貴重なものであり、そしてソマトトロピンを含んで成
る組成物はヒトの脳下垂体欠乏症および胃腸出血の処置
に際して、あるいは骨折の癒合促進ならびに挫傷および
その他の創傷治癒を促進するために投与することができ
る。ソマトトロピンはまた、各種の薬剤解放装置を介し
て、あるいは注射によって投与した場合、動物の肉およ
び乳の生産を促進させるのにも有用である[イー・ジエ
ー・ターマン(E、J4urman)「脳下垂体前葉成
長因子の成る効果」論文(”SomeEffects 
of Pituitary Anterior Gro
wth Factor″Thesis)  :バーデュ
ー大学(1’urdue University)19
53年4月;エル・ジエー・マツタリン(L、J、Ma
chlin)  rJ、Antm、sci、 J 35
ニア94 800頁(1972年):ティー・アール・
カッサー他(T、R,Kasser etal、) r
J、^nim、sci、 J 53:420 426頁
(1981年):エル・ジェー・マツクリンr J、D
airy Sci、 456 :575−580頁(1
973年)参照1゜ソマトトロピンは幾分種特異的であ
るが、動物ソマトトロピンのアミノ酸配列の間では可成
りの相同性があり、そしてこれらのホルモンは種間活性
(inter−speciesactivity)を示
している。更に、ソマトト口ピンの様々な活性フラグメ
ントが見出されている。
因習的にはソマトトロピンは摘出した脳下垂体組織から
単離により得られて来た、組換えDNAテクノロジーの
出現によって、ソマトトロピンの生産を特徴づける組換
えDNAを含有する遺伝子工学的微生物からソマトトロ
ピンを得ることが可能となって来た。たとえば、バイオ
ジエン・エヌ・ヴ4− (Biogen N、V、)の
欧州特許出願筒83304574.3号(公告番号第0
103395号)参照。ソマトトロピン供給源が動物で
あるが、微生物であるかによって、その精製は汚染物質
、たとえばその他の蛋白質、ポリペプチドおよび細胞破
片を除去すること、ならびにその適切に包み込んだ(f
olded)生物活性形態における蛋白質を提供するこ
とを要するものである。このソマトトロピンは蛋白質精
製の1種以上の知られた方法を用いて精製することがで
きるが、それらの方法にはゲルクロマトグラフィー、親
和クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー
、限外濾過、透析、硫酸アンモニウムのような塩類によ
る沈澱、グアニジン−〇〇Iまたはドデシル硫酸ナトリ
ウムを用いる封入体からの抽出ならびに多くの他の知ら
れた技法が包含される。ソマトトロピンに関する各種精
製技法の若干の実例はカーク−オドマー「エンサイクロ
ペディア・オブ・ケミカル・テクノロジー(Kirk−
Othtmer Encyclopedia of C
hemical Technology) J第3版、
第11@;ヘキストの米国特許第4,371.462号
;およびハート他(Hart et al)のr Bi
oche+w J、 J218:573−sst頁(1
984年)中に見出すことができる。
多くのこれら精製法の成果はソマトトロピンを含む希薄
水溶液である。従って、回収法は精製したソマトトロピ
ンをこれらの希薄水溶液から再生することを要する。
現在のソマトトロピン回収法は、ホルモンの希薄溶液の
凍結乾燥を伴っている。しかしながら、凍結乾燥は乾燥
した生物学的に活性な物質を回収することについて費用
の掛かる方法であり、それは生産速度の低いこと、装置
の高価なこと、更に凍結状態からの水物質(water
 5ubstance)の昇華の間非常な低圧を維持す
る必要性のあることに起因している。凍結乾燥は大規模
では特に費用を高くするものであるが、それは大容量の
溶液を伴うからである。
費用が掛からず、そしてソマトトロピンの生物活性に悪
影響を及ぼさない技術における方法が必要とされる。
本発明の目的は生物活性を減少させることなく、水溶液
からソマトトロピンを回収する安価な方法を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、従来の回収法の機器費と比較して
より安い機器費となるような方法を提供することにある
更に本発明の目的は、従来法による労務費と比較してよ
り安い労務費となる水溶液からソマトトロピンを回収す
る方法を提供することにある。
本発明によって、遷移金属の水溶液塩を添加して、ソマ
トトロピンとの不溶性錯体を精製させることを特徴とす
る希薄水溶液からソマトトロピンを回収する方法が開示
されている。
不溶性錯体は遠心分離または濾過に引き続いて、凍結乾
燥し、真空上低温において水を除去し、あるいはその他
の方法により乾燥させれば、その溶液から分離させるこ
とができる。この方法は乾燥した生物活性ソマトトロピ
ンの回収に帰着する。
本発明は脳下垂体ホモジネートまたは発酵培養液からソ
マトトロピンを精製した結果得られた希薄水溶液よりソ
マトトロピン(以下、STとも称する)を回収する方法
を指向している。本発明の方法は各種タイプのソマトト
ロピンを希薄水溶液から回収するために使用することが
できるが、それらには天然または組換え体ブタ・ウシ・
ヒツジ・ヒト、家禽または魚類タイプのものが含まれる
本明細書中で使用されるように、用語「ソマトトロピン
」は完全な長さくfull length)の天然また
は組換え型ソマトトロピンならびに成長促進能力を有す
るその誘導体の包含を意図している。誘導体はポリペプ
チドホルモンの生物学的に活性なフラグメントを含んで
おり、これらにはたとえば、ウシ、ソマトトロピンのΔ
4構造(上述のバイオジエン欧州特許出願中に記載され
るようなN−末端から4アミノ酸を欠いているポリペプ
チド)およびΔ7ブタ・ソマトトロピンで示されるポリ
ペプチドがあるが、このものは完全な長さのホルモン、
すなわちその成熟体(11ature)の最初のアミノ
酸が少ないブタ・ソマトトロピンのそれに相当するアミ
ノ酸配列を有しており(かつバイオジエン・エヌ・ケイ
ーの欧州特許公告第0104920号中に記載されてい
る)。用語「ソマトトロピン」はまた、無関係なN−末
端メチオニンを含んで成るポリペプチドの活性フラグメ
ントを包含するものである。本明細書中で使用されるよ
うに、用語「生物学的に活性」は、生体に対するその投
与に引き続いて、該生体の生物学的プロセスに関し実証
し得る効果を有するポリペプチドを意味している。
生物学的に活性なソマトトロピンは成長強化量をもって
生体に投与したとき、その生体の成長速度を高めること
ができる。生物学的に活性なソマトトロピンはまた、生
体に適量を投与すると、生体の供給効率、栄養分布また
は形骸品質(carcassquality)を高める
ことができる。
本発明の方法はソマトトロピンを含有する希薄水溶液に
、遷移金属塩を添加する工程を含んで構成される。望ま
しいのは溶液中のソマトトロピンがその適切に包み込ん
だ生物活性形態において存在することである。遷移金属
の塩はソマトトロピンと共に不溶性錯体を形成し、その
結果該ソマトトロピンは希薄水溶液から沈澱する。これ
らの錯体はソマトトロピン分子および金属イオン、たと
えばZn”、Cu”、Coz′″、Mn”、Pe”また
はFe”を含んで成る。これらの錯体はソマトトロピン
分子内で金属イオンと若干のアミノ酸残基との間にリガ
ンド結合を存している。ソマトトロピン−金属錯体の沈
澱に続いて、その沈澱物を大部分の水性媒質から濃縮水
性スラリーの形態で分離することができる。次いで、不
溶性錯体を乾燥して残留水を除去すればよい。得られた
生成物は乾燥ソマトトロピン遷移金属錯体である。生成
物中の遷移金属の存在は、該生成物を生体に投与したと
きソマトトロピンの生物活性に対し何らの顕著な悪影響
をも示さなかった。
上に言及したように、ソマトトロピンを得るための従来
手順によれば、脳下垂体ホモジネート中のソマトトロピ
ンまたは発酵培養液中の組換えソマトトロピンの溶液は
ソマトトロピンの量に比較して大量の水を含んでいる。
この種の溶液はたとえば、ソマトトロピンのg当たり本
釣100g以上を含んでいる可能性がある。従来の回収
方法によれば、水の全量が凍結乾燥される。しかし、本
発明の方法を利用し、そして遷移金属塩を溶液に添加し
てソマトトロピンを溶液からソマトトロピン−遷移金属
錯体として沈澱させれば、該沈澱物から大部分の当初大
容量水を容易に分離して、乾燥すべき濃縮水性スラリー
を残留させることができる。−例として上に述べた当初
溶液中で、水対ソマトトロピンの比率100:1を用い
れば、濃縮スラリー中の水対ソマトトロピンの割合は典
型的に僅かに5g:1gとすることができる。従って、
除去すべき水の負荷(load)は20倍の係数により
減少された。
更に、ソマトトロピンと遷移金属イオンとの生物活性錯
体と関連する水は、凍結乾燥に使用する装置よりも安価
な装置によって遥かに速やかに除去することが可能であ
る。本発明の方法は資本設備および建造物ならびに乾燥
工程を操作する労働力における非常に効果のある節減を
もたらすものである。
本発明方法で使用し得る遷移金属には亜鉛、銅、マンガ
ン、鉄およびコバルトがある。好ましい金属には亜鉛、
銅、およびマンガンがあり、最も好ましいのは亜鉛であ
る。本発明方法において特に有効なこれら金属の塩類に
は、亜鉛、銅、マンガン、鉄およびコバルトの塩化物が
あるが、その他の塩類、たとえば硫酸塩、酢酸塩、また
は酒石酸塩もまた、本方法中で使用することができる。
本発明方法は、各種の精製方法によって得られる希薄水
溶液からソマトトロピンを回収するために有用である。
本発明により回収できるソマトトロピンは摘出した脳下
垂体組織またはソマトトロピンの生産を特徴づける組換
えDNAを含有する遣伝子工学処理した微生物から単離
により得ることができる。
それからソマトトロピンが回収される水溶液は変動量の
ソマトトロピンを含んでいてもよい。遷移金属塩はソマ
トトロピンを沈澱させるための有効量をもって添加され
る。一般に実験室スケール反応において、金属塩はその
濃度が溶液1.0リンドル中でソマトトロピンの0.0
25 ミリモル当たり約0.12ミリモル乃至約12ミ
リモルの範囲となるように添加することができる。この
種反応において使用される金属の典型的な油は水溶液1
.0リツトル中で、ソマトトロピン0.025 ミリモ
ル当たり金属塩約1.2 ミリモルであればよい。しか
し、ソマトトロピンを効果的に沈澱させるのに足る遷移
金属塩の量は変動可能である。本願実施例Xの大規模反
応においては、たとえば亜鉛塩約lθモル対組換えブタ
371モルの比率がそのSTを沈澱させるのに効果的で
あることが見出された。有効量は当業者の日常実験法に
より決定することができる0通常は溶液中のソマトトロ
ピンの完全な沈澱のために過剰の金属塩を使用すること
になる。ソマトトロピン−遷移金属塩錯体の最終生成物
は一最に少なくとも金属約1−8モル/STIモルを含
んでいる。重量基準で、一般に生成物は遷移金属0.3
乃至8重量%を含有している。好ましいのは、生成物が
金属約0.4乃至7重量%を含んでいることである。
ソマトトロピンの沈澱は中性近傍または塩基性溶液中で
行われるのが好ましい。水溶液のpHは6.8乃至9.
8であるのが望ましい。ソマトトロピンの希薄水溶液は
、ソマトトロピンの能率のよい回収に関してpi約7.
4および9.0の範囲において最も好ましいものとなる
各種の緩衝液を、ソマトトロピンを含有する水溶液中で
使用することができる。この緩衝液は遷移金属塩の添加
に先立って、ツマ1−1−ロピンが溶液中で所定pHを
維持するのを助けるために添加される。金属イオン、Z
n”、Cut 4、Co”、Mn”、Fe”またはFe
”と不溶性塩類を生成するアニオンを含有する緩衝液は
注意をもって使用すべきである。
本方法にとって有用な緩衝液には、炭酸塩緩衝液(pH
7,4乃至9.8に調整されたNatCOs 0.42
+M 、NaHCOs O,5mM) 、pH約7.4
におけるトリスHCI 50+aM、およびpH約9.
8におけるエタノールアミン60−Mがある。
希薄ソマトトロピン含有水溶液に対する遷移金属塩の添
加は金属−ソマドトロピン錯体の沈、Bを惹き起こす。
この溶液は金属−ソマドトロピン錯体が水溶液から沈澱
している間攪拌することが望ましい。遷移金属の塩が希
薄ソマトトロピン含有水溶液に添加され、かつこのソマ
トトロピンが不溶性ソマトトロピン−金属塩錯体として
沈澱した後、次いでこの不溶性錯体は水溶液から分離し
、かつ乾燥すればよい。分離工程は従来法、たとえば遠
心分離または濾過あるいは両法の組合わせに従えばよい
。沈澱した物質は室温において遠心分離によりペレット
化しても、あるいは濾過により分離してもよく、次に従
来法、たとえば真空下の低温または凍結乾燥における水
の除去により乾燥すればよい。遠心分離または濾過した
ソマトトロピンを真空下、低温で乾燥すべき場合、その
温度は0℃乃至25℃の範囲にあればよい。
本発明方法により得られた乾燥ソマトトロピンは、凍結
乾燥により調整されたソマトトロピンまたは天然のソマ
トトロピンと略同−量の生物活性を有している。更に、
組換えブタ・ソマトトロピンのインビボ投与にシミュレ
ートさせて行ったインビトロ実験は、そのソマトトロピ
ンが本発明方法を利用して回収した場合、従来の凍結乾
燥を用いる回収方法と比較して、(EDTAの存在下で
)溶解度保持性(solubility a+aint
enance)が改良さ   ゛れることを示した。
以下の実験例は単に本発明の例示であり、従ってその範
囲の限定として考えられるべきではない。
精製した凍結乾燥67組換えブタ・ソマトトロピン(Δ
7rpST) [インターナショナ″ル・ミネラルズ・
アンド・ケミカル・コーポレーション、ロフト番号CF
OO8−OBA、94. I ]を脱イオンHzO(d
Hzo)中で濃度10mgΔ7rpST /mlに再構
成した。この物質を炭酸塩緩衝液(IIc+によりpH
7,4に調整されたNazCOi 0.42mM 、N
atlCO+ 0.50mM) >tooに対して透析
し、そしてこの透析物質に一部をpl+7.4の炭酸塩
緩衝液9部中に希釈した。Δ7rpSTの二つの得られ
た溶液(10,0およびI 、 OmgΔ7rpST 
/w+1)に12s  I−Δ7rpST(同一のIl
’ICロフト番号)を加えて最終濃度0.02μキユリ
一/mlとし、上澄み液画分中の放射能の測定および引
き続く遠心分離によって沈澱物百分率を決定した。
この沈殿実験のために選択された′a移金属塩は塩化亜
鉛、塩化マグネシウムおよび塩化第二銅であった。各基
の24mM、2.4mM 、および0.24mM溶液を
調製した。トリクロロ酢酸(20χ)を正の沈澱対照と
して使用した。金属塩またはトリクロロ酢酸溶液(0,
5+wl)を、Δ7rpST(0,5a+1)ソマトl
−ロピンを含有する水溶液に添加し、そして沈澱工程は
室温で1時間に亘り行った。沈澱した物質を、室温、1
5、000xglO分間の遠心分離によりペレット化し
た。
−回0.5mlの上澄み液アリコートを対のチューブ(
duplicate tubes)から排除し、そして
ポリプロピレンチューブ内で計数した。計数の最小回数
はバンクグランド上で4回であった。ペレットの生成は
視覚的に判定し、そして良好な相関関係がベレット寸法
とペレット化した125  [−Δ7rpSTの百分率
との間で示された。このことは125I−Δ7rpST
が非標識Δ7rpSTと同様な挙動をとることを示した
第1表はそれら実験の結果を示している。
Δ7rpST 0.5mg /mlおよびΔ7rpST
 5mg/mlにおいて、塩化亜鉛および塩化第二銅の
両者は1種類以上の試薬濃度における良好な沈澱特性を
示した。
塩化第二銅の場合以外は金属塩の量を増加させると、同
等もしくはΔ7rpST沈澱の増加をもたらした。
第1表 畠データはn=2の場合の平均上標準偏差を示す。
” RT−室温 大旌五一工 異なった緩衝液およびΔ7rpST の′ 、に関するH条 のt 精製、凍結乾燥したΔ7rpST  (実施例Iと同一
のロフト番号)をauto中で濃度10mg/r@lに
再構成し、そしてアリコートを下記の緩衝液の一種類に
対して透析した:(1)炭酸塩緩衝液、pH1,4、(
2)トリスHC140mM、pH7,4、または(3)
エタノールアミン60mM、p)19.8゜3種類の試
料に、実施例Iにおけるように12’s  H−Δ7r
pSTを加えた。各試料をZnCIz 24mMの溶液
で1:1に希釈し、そしてΔ7rpSTの沈殿百分率を
実施例■におけるように決定した。第■表はそれらの実
験の結果を示している。データは異なったpHにおける
各種の緩衝液からのΔ7rpSTの能率のよい沈殿が亜
鉛により可能であることを示している。
第■表 炭酸塩     7.4   76+/−0,38トリ
ス50mM      7.4   81 + /  
0.11工タノールアミン60mM  9.8   9
0 + / −0,52(a)データは、=2の場合の
平均+/−0標準偏差を表す。
沈殿実験用の調製に際して、Δ7rpST  (実施例
1におけるのと同一ロット番号) 500mgを脱イオ
ン水(d11□0)50ml中で再構成した結果、残留
炭酸塩イオンからpH10,3を得た。この物質をp)
17.4において炭酸塩緩衝液に関し、透析液のp11
7.6となるまで徹底的に透析した。容量ゲイン(vo
lume Ba’+r+)は透析の間5+nlであった
。この透析液のpHは3 m1Eqの1Ictで7,4
に降下され、そしてその溶液は室温における15QOx
gの遠心分離により透明となった。
中性Δ7rpST溶液の10m1アリコートを等容量の
ZnCl22.4mlまたはCuC1z 2.4+nM
と組合わせた。
室温における攪拌1時間後、この懸濁液を30分間15
、 QOQxgの遠心分離によってペレット化した。各
ペレットを一80℃で凍結し、そしてdll□020m
1中に希釈した中性pi(のΔ7rpST溶液20++
+1から成るシェル凍結対照試料(shell fro
zen control sample)と共に凍結乾
燥した。
凍結乾燥試料の乾量および蛋白質純度百分率を[イリノ
イ州、ロックフォードのピアース・ケミカル・カンパニ
ー(pierce Chemical Co、、)のB
CA蛋白質アッセイにより測定されるように〕測定して
、非沈殿、凍結乾燥処理に関連する各沈殿法の効率を計
算せしめた。第■表はこれらの測定値を示す。
第m表 沈殿法 Δ7rpST(w/w)  乾量 Δ7rpS
T  相対沈殿効率百分率  (mg)  重量(mg
) ZnC1z    115  54.5 62.7  
81CuC1z    105  4B、0 50.4
  65凍結乾燥  118   65.7  77.
5  100Δ7rpSTの生物活性に関する金属塩の
効果を測定するために、下垂体切除を施したラットを使
用して成長アラサイ (体重ゲインの測定)を行った[
パーロウ・ニス・エフ他(parlow+s、F、、e
t air)の「内分泌学(Endocrinolog
y) J 77:1126−1l34(1965年)参
照]。この試験を行って、本発明方法により回収された
Δ7rpSTの投与量についてラットにおける成長促進
活性を測定することによりソマトトロピンの生物活性を
示した。
試験を行うために、若い(試験開始時期において36日
齢)雌の下垂体切除したラットを10匹づつのグループ
に分けた。これらのラットは体重によりグループ分けし
、それらグループの体重および分布は、各グループの平
均開始体重が略等しくなるようにバランスさせた。各グ
ループのラットに処置を割り当てた。これらのラットに
は9日間毎日、ソマトトロピンあるいは対照溶液のいず
れかを皮下注射した。その注射は頭骨下方の肩甲下領域
近傍に施した。ソマトトロピンを可溶化させるために、
下記のパーロウの緩衝液を使用した。
1 、8M NaOHによりpH0,8に上昇させたN
a1(COs(0,03M) 、NaCI(0,15M
)Il、 8M NaOHによりpH9,5に上昇させ
たNaHCO。
(0,03M)  、NaC1(0,15M)既知量の
Δ7rpST (第m表参照)をpH10,8の緩衝液
中に溶解し、2N HCIをもってpH9,5に調整し
、そしてpH9,5緩衝液による容量とした。
一つのグループの10匹のラットは負の対照として使用
し、そしてソマトトロピンを可溶化させるために用いる
ビヒクルをもって注射した。第二のグループは凍結乾燥
したΔ7rpSTの溶液をもって注射した。その他のグ
ループは本発明による遷移金属−沈殿Δ7rpSTの選
択された投与量から成る溶液をもって注射した。これら
ラットは1,2゜9および10日目に重量測定し、そし
てそれらの体重を記録した。試験期間の最終日(10日
目)において、ラット体重ゲインデータを分析した。
下垂体切除したラフ)(1回14μgの毎日の投与)に
よる成長アッセイはZnC1z−沈殿Δ7rpSTが負
の対照グループよりも温かに高い(p<0.01)成長
促進活性を有し、そしてその活性は遷移金属塩を全く含
まない凍結乾燥したΔ7rpST対照の活性と識別不能
であることを示した。同様な結果は塩化第二銅による沈
殿に関しても観察された。
第■表 試 料   投与量(μg)平均百分率 重量ゲイン±
 S、 D。
負の対照     0      4.0    4.
2Δ7rpST  ZnC1t  沈殿    24 
           ts、s本        1
.7Δ7rpST CuC1g沈殿  24     
15.6$     4.7Δ7rpST凍結乾燥  
 24     17.1本2.4g片側ダネフト試験
(one−sided Dunnett’s test
)に続く分散の分析を利用すると、負の対照より逼かに
高い(p < 0.01)。
精製した、凍結乾燥64組換えウシ・ソマトトロピン(
Δ4rbST)を脱イオンHtO(dHzO)中で濃度
10mgΔ4rbST/mlに再構成する。この物質を
(実施例1で規定したような)炭酸塩緩衝液〉100容
量に対して透析し、そしてこの物質の一部をpH7゜4
の炭酸塩緩衝液9部中に希釈する。次に得られた溶液に
1251Δ4rbSTを加えて最終濃度0.02μキュ
’J−/mlとし、上澄み液画分中の放射能の測定およ
び引き続く遠心分離によって沈殿物百分率を決定する。
使用される遷移金属塩には塩化亜鉛、塩化マグふシウム
および塩化第二銅が含まれる。各基の24mM、 2.
4mM 、および0.24mM溶液を調製する。トリク
ロロ酢酸(20χ)を正の沈殿対照として使用する。
金属塩またはトリクロロ酢酸溶液(0,5m1)を、Δ
4rbST(0,5m1)を含有する水溶液に添加し、
そして沈殿工程は室温で1時間に亘り攪拌しながら行う
。沈殿した物質を、室温、15.000xglO分間の
遠心分離によりペレット化する。−回0.5mlの上澄
み液アリコートを対のチューブから排除し、そしてポリ
プロピレンチューブ内で計数する。計数の最小回数はバ
ンクグラウンド上で4回である。ベレットの生成は視覚
的に判定する。実験の結果は実施例■における結果に類
似している。
スJLL−竺 沈殿実験用の調製に際して、実施例■におけるように調
製したΔ4rbST 500mgを脱イオン(dHzo
)50n+ l中で再構成する。この物質をpH7,4
の炭酸塩緩衝液に対し、透析液のpHが7.6となるま
で徹底的に透析する。この透析液のpHは3 a+t!
qのHClで7.4に降下され、そしてその溶液は室温
における1500xgの遠心分離により透明になる。
中性Δ4rbST溶液の101アリコートを等容量のZ
nCIz 2.4+llまたはCuC1g 2.4mM
と組合わせる。
室温における攪拌1時間後、この懸濁液を30分間15
00xgの遠心分離によってペレット化する。各ペレッ
トを一80℃で凍結し、そしてdtlzo 20m1中
で50χ希釈した中性pHのΔ4rbST溶液20m1
から成るシェル凍結対照試料と共に凍結乾燥する。
凍結乾燥試料の乾量および蛋白質純度百分率を測定して
、非沈殿、凍結乾燥処理に関する各沈殿法の効率を計算
せしめる。
Δ4rbSTの生物活性に関する金属塩の効果を測定す
るために、実施例■におけるように下垂体切除を施した
ラットを使用して成長アラサイを行う。
この試験を行うために、若い(試験開始時期において3
6日齢)雌の下垂体切除したラットを10匹づつのグル
ープに分ける。これらのラットは体重によりグループ分
けし、それらグループの体重および分布は、各グループ
の平均開始体重が略等しくなるようにバランスさせる。
各グループのラットに処置を割り当てる。
これらのラットには9日間毎日、ソマトトロピンあるい
は対照溶液のいずれかを皮下注射する。
その注射は頭骨下方の肩甲下領域近傍に施す。ソマトト
ロピンを可溶化させるために、下記のパーロウの緩衝液
を使用する。
1 、8M NaOHによりpH1O,8に上昇させた
Na1lCO+(0,031’l)、(NaC1(0,
15M)U 、 8M Na0I+によりpH9,5に
上昇させたNaHCO。
(0,03M)、NaCl (0,15M)既知量のΔ
4rbSTをpH10,8の緩衝液中に溶解し、2Nl
iCIをもってpH9,5に言周整し、そしてpH9,
5緩衝液による容量とする。
一つのグループの10匹のラットは負の対照として使用
し、そしてソマトトロピンを可溶化させるために用いる
ビヒクルをもって注射する。第二のグループは凍結乾燥
したΔ4rbSTの溶液をもって注射する。その他のグ
ループは本発明による遷移金属−沈殿Δ4rbSTの選
択された投与量から成る溶液をもって注射する。これら
ラットは1.2.9およびIO日1に重量測定し、そし
てそれらの体重を記録する。試験期間の最終日(10日
日目において、ラット体重ゲインデータを分析する。
精製、凍結乾燥した、最初に脳下垂体より得たウシ・ソ
マトトロピン(bST)を脱イオン水(dH□0)中で
濃度10mg bS↑/ m Iに再構成する。この物
質を(実施例Iで規定したような)炭酸塩緩衝液〉10
0容量に対して透析し、そしてこの透析した物質の一部
をpH7,4の炭酸塩緩衝液9部中に希釈する。
次に得られたbSTの溶液に”S I−bsTを加えて
最終濃度0.02μ/mlとし、上澄み液画分中の放射
能の測定および引き続く遠心分離によって沈殿百分率を
決定する。
使用される遷移金属塩には塩化亜鉛、塩化マグネシウム
および塩化第二銅が含まれる。各基の241mM、2.
4mM 、および0.24mM溶液を調整する。トリク
ロロ酢酸(20χ)を正の沈l股対照として使用する。
金属塩またはトリクロロ酢酸溶液を、bSTを含有する
水溶液に添加し、そして沈殿工程は室温で1時間に亘り
撹拌しながら行う。沈殿した物質を、室温、15,00
0xglO分間の遠心分離によりペレット化する。−回
0.5mlの上澄み液アリコートを対のチューブから排
除し、そしてポリプロピレンチェーブ内で計数する。計
数の最小回数はバックグラウンド上で4回である。ペレ
ットの生成は視覚的に判定する。実験の結果は実施例I
における結果に類似している。
沈殿実験用の調製に際して、実施例■におけるように調
製したbST 500mgを脱イオン水(aozO)5
0ml中で再構成する。この物質をpl+7.4の炭酸
塩緩衝液に対して徹底的に透析し、そしてその溶液は室
温における1500xgの遠心分離により透明になる。
中性bST溶液の10a+1アリコートを等容量のZn
C1g2.4mlまたはCuC1g 2.4mMと組合
わせる。室温における攪拌1時間後、この懸濁液を30
分間15,000×gの遠心分離によってペレット化す
る。各ペレットを一80℃で凍結し、そしてdHzo 
2抛l中で50χ希釈した中性pHのbsT?8液20
m1から成るシェル凍結対照試料と共に凍結乾燥する。
凍結乾燥試料の乾量および蛋白質純度百分率を測定して
、非沈殿、凍結乾燥処理に関連する各沈殿法の効率を計
算せしめる。
bSTの生物活性に関する金属塩の効果を測定するため
に、実施例IIIにおけるように下垂体切除を施したラ
ットを使用して成長アラサイを行う。
この試験を行うために、若い(試験開始時期において3
6日齢)雌の下垂体切除したラットを10匹づつのグル
ープに分ける。これらのラットは体重によりグループ分
けし、それらグループの体重および分布は、各グループ
の平均開始体重が略等しくなるようにバランスさせる。
各グループのラットに処置を割り当てる。
これらのラットには9日間毎日、ソマトトロピンあるい
は対照溶液のいずれかを皮下注射する。
その注射は頭骨下方の肩甲下領域近傍に施す。ソマトト
ロピンを可溶化するために、下記のパーロウの緩衝液を
使用する。
1 、8M NaOHによりρ旧0.8に上賓させたN
aHCOa(0,03M)、NaC1(0,15M)I
I 、 8M Na011によりpH9,5に上昇させ
たNaHCO。
(0,03M)、NaCl (0,15M)既知量のb
STをPH10,8の緩衝液中に溶解し、2N HCI
をもってpH9,5に調整し、そしてpH9,5緩衝液
による容量とする。
一つのグループの10匹のラットは負の対照として使用
し、そしてソマトトロピンを可溶化させるために用いる
ビヒクルをもって注射する。第二のグループは凍結乾燥
したウシ・ソマトト[Jピンの溶液をもって注射する。
その他のグループは本発明による遷移金属−沈殿bST
の選択された投与量から成る溶液をもって注射する。こ
れらラットは12.9および10日1に重量測定し、そ
してそれらの体重を記録する。試験期間の最終日(10
日1ににおいて、ラット体重ゲインデータを分析する。
精製、凍結乾燥した、最初に脳下垂体より得たブタ・ソ
マトトロピン(pST)を脱イオン水(d11□0)中
で濃度10mg pST/mlに再構成する。この物質
を(実施例■で規定したような)炭酸塩緩衝液〉100
容量に対して透析し、そしてこの透析した物質の一部を
pH7,4の炭酸塩緩衝液9部中に希釈する。
次に得られたpSTの溶液にIts  T−pSTを加
えて最終濃度0.02μキュ’J−/mlとし、上澄み
液画分中の放射能の測定および引き続く遠心分離によっ
て沈殿物百分率を決定する。
使用される遷移金属塩には塩化亜鉛、塩化マグネシウム
および塩化第二銅が含まれる。各基の24mM、2.4
mM 、および0.24mM溶液を調製する。トリクロ
ロ酢酸(20χ)を正の沈殿対照として使用する。
金属塩またはトリクロロ酢酸溶液を、pSTを含有する
水溶液に添加し、そして沈殿工程は室温で1時間に亘り
撹拌しながら行う。沈殿した物質を、室温、15. O
OOxglO分間の遠心分離によりペレット化する。−
回0.5mlの上澄み液アリコートを対のチューブから
排除し、そしてポリプロピレンチューブ内で計数する。
計数の最小回数はバンクグラウンド上で4回である。ペ
レットの生成は視覚的に判定する。実験の結果は実施例
Iにおける結果に類似している。
沈殿実験用の調製に際して、実施例■におけるようニa
ll製したpST 500mgを脱イオン水(dl12
0)501中で再構成する。この物質をpl+7.4の
炭酸塩緩衝液に対して徹底的に透析し、そしてその溶液
は室温における1500xgの遠心分離により透明にな
る。
中性psT溶液の10m1アリコートを等容量のZnC
Iz2.4mlまたはCuC1z 2.4mMと組合わ
せる。室温における攪拌1時間後、この懸濁液を30分
間15,000×gの遠心分離によってペレット化する
。各ペレットを一80℃で凍結し、そしてdHzo 2
0m+1中で50χ希釈した中性p)IのpST溶液2
0m lから成るシェル凍結対照試料と共に凍結乾燥す
る。
凍結乾燥試料の乾量および蛋白質純度百分率を測定して
、非沈殿、凍結乾燥処理に関連する各沈殿法の効率を計
算せしめる。
ps’rの生物活性に関する金属塩の効果を測定するた
めに、実施例■におけるように下垂体切除を施したラッ
トを使用して成長アラサイを行う。
この試験を行うために、若い(試験開始時期において3
6日齢)雌の下垂体切除したラットを10匹づつのグル
ープに分ける。これらのラットは体重によりグループ分
けし、それらグループの体重および分布は、各グループ
の平均開始体重が略等しくなるようにバランスさせる。
各グループのラットに処置を割り当てる。
これらのラットには9日間毎日、ソマトトロピンあるい
は対照溶液のいずれかを皮下注射する。
その注射は頭骨下方の層中下領域近傍に施す。ソマトト
ロピンを可溶化させるために、下記のパーロウの緩衝液
を使用する。
1 、8M NaOHによりpHIO,13に上昇させ
たNa1lCOi(0,03M)、NaC1(0,15
M)n、 8M NaOHによりpH9,5に上昇させ
たNa1lCO+(0,03M)、NaC1(0、15
M)既知量のps’rをpH10,8の緩衝液中に溶解
し、2NHCIをもってpH9,5に調整し、そしてρ
119.5 lW衝液による容量とする。
一つのグループの10匹のラットは負の対照として使用
し、そしてソマトトロピンを可溶化させるために用いる
ビヒクルをもって注射する。第二のグループは凍結乾燥
したブタ・ソマトトロピンの溶液をもって注射する。そ
の他のグループは本発明による遷移金属−沈殿ρSTの
選択された投与量から成る溶液をもって注射する。これ
らラットはl、2.9および10日1に重量測定し、そ
してそれらの体重を記録する。試験期間の最終日(10
日1)において、ラット体重ゲインデータを分析する。
実施例 X p119.0の60mMエタノールアミン緩衝液中59
0mg /1の濃度における精製Δ7rpST 43リ
ツトルを発酵培地中で成長させたエシェリヒア・コリ(
E、Co11)IIBlolから得た。この溶液を、1
個の26立方フイート隔膜カートリツジであって、公称
分子量カットオフ約5,000ダルトンであるものを備
えたクロスフロー(cross−f low)限外濾過
ユニット[「ロミコン(Romicon)HP J ]
内で約810mg /lに濃縮した。
pH9,0のエタノールアミン緩衝液中で得られた濃縮
生成物溶液を同じIIFユニット内でpH8,0乃至1
0.0において6x容1(7)50χ炭酸塩緩衝液(N
azCO:+ 0.21mM、Na1lCO+ 0.2
5mM)に対してダイアフィルター(diafilte
r) Ltた。得られた生成物リチンテート(re t
en ta te)であって、pl+8.0を超える5
oz炭酸塩緩衝液中に存在するものは僅かに白濁(OD
sws=0.01) L、そして0.1 μmの隔膜を
有する1個の5平方フイートの隔膜カートリッジを備え
たクロスフロー微孔質濾過ユニット[[アミコン(Am
icon)DC−10J ]内で透明になった。
800mg/I ST濃度において26リソトルおよび
pH9,0の上記透明溶液に、0.2μm濾過2.4m
M ZnCIz 3.7リツトルを、その添加が5乃至
30分間で完了するような速度で穏やかに混合かつ添加
した。この実験におけるZn”+添加量がもたらすZn
/STモル比は約10であった。更にZn−Δ7rpS
T沈殿物を回収する前に、この溶液を更に20分間混合
した。
0.08χ濃度および粒度2−5μmの得られたZn−
Δ7rpST懸濁液を、0.1μ隔膜カツトオフをもっ
てクロスフロー微孔質濾過ユニット中で約2−5%に濃
縮した。
得られた懸濁液は更に、連続ボウル型(bowl−ty
pe)遠心分離機により約250,000mg / l
に濃縮された。或いはこの得られた懸濁液を直接喧霧乾
燥してもよく、または更にクロスフロー微孔質濾過ある
いはディスク−スタック(d 1sc−s tack)
遠心分離機によって約100.000mg /Iに濃縮
することも可能である。
次に、得られたペーストを厚さ約2CII+に広げ、そ
して最高生成物温度が25℃に制限された温度をもって
2日間凍結乾燥した。一般に粒度10−200μmおよ
び嵩密度約0.5を有する凍結乾燥物質はデリバリ・シ
ステムへの直接製剤用に適用している。
犬1」L−進L 5oz炭酸塩緩衝液をpH7,4におけるトリス緩衝液
2mMで置換した以外は実施例Xを反復した。最終生成
物の特性および沈殿効率はトリスおよび50%炭酸塩緩
衝液の間では類似していた。
特許出願人 インターナショナル・ミネラルズ・アンド
・ケミカル・コーポレイション 手続補正書(自発) 昭和 6篭3・14E1

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶液に、ソマトトロピンと不溶性錯体を形成す
    るのに足る量をもって遷移金属の塩を添加する工程と、
    前記溶液から前記錯体を分離する工程とを含んで成るこ
    とを特徴とする希薄水溶液からソマトトロピンを回収す
    る方法。
  2. (2)希薄水溶液が、脳下垂体ホモジネートまたは発酵
    培養液からソマトトロピンの精製により得られるもので
    ある請求項1記載の方法。
  3. (3)回収されるソマトトロピンが組換えソマトトロピ
    ンである請求項1記載の方法。
  4. (4)回収される組換えソマトトロピンが組換えブタ・
    ソマトトロピンである請求項3記載の方法。
  5. (5)回収されるソマトトロピンが、成熟蛋白質の最初
    の7個のアミノ−末端アミノ酸が削除されているブタ・
    ソマトトロピンの生物学的に活性なフラグメントである
    請求項4項記載の方法。
  6. (6)回収されるソマトトロピンが組換えウシ・ソマト
    トロピンである請求項3項記載の方法。
  7. (7)回収されるソマトトロピンが、成熟蛋白質の最初
    の4個のアミノ−末端酸が削除されているウシ・ソマト
    トロピンの生物学的に活性なフラグメントである請求項
    4記載の方法。
  8. (8)回収されるソマトトロピンが組換えヒツジ・ソマ
    トトロピンである請求項3記載の方法。
  9. (9)回収されるソマトトロピンが、家禽からの組換え
    ソマトトロピンである請求項3記載の方法。
  10. (10)回収されるソマトトロピンが、魚からの組換え
    ソマトトロピンである請求項3記載の方法。
  11. (11)回収されるソマトトロピンが 組換えヒト・ソマトトロピンである請求項3記載の方法
  12. (12)回収されるソマトトロピンが天然のソマトトロ
    ピンである請求項1記載の方法。
  13. (13)回収されるソマトトロピンが天然のウシ・ソマ
    トトロピンである請求項12記載の方法。
  14. (14)回収されるソマトトロピンが天然のブタ・ソマ
    トトロピンである請求項12記載の方法。
  15. (15)前記金属が亜鉛、銅、マンガン、鉄またはコバ
    ルトから構成される請求項1記載の方法。
  16. (16)前記金属が亜鉛である請求項15記載の方法。
  17. (17)前記遷移金属塩が、遷移金属の塩化物、硫酸塩
    、酢酸塩または酒石酸塩を含んで構成される請求項1記
    載の方法。
  18. (18)前記遷移金属の塩が、塩化亜鉛、塩化第二銅、
    塩化マンガン、塩化第一鉄または塩化第一コバルトを含
    んで構成される請求項1記載の方法。
  19. (19)前記塩が塩化亜鉛である請求項17記載の方法
  20. (20)不溶性錯体が水溶液から濾過され、かつ乾燥さ
    れる請求項1記載の方法。
  21. (21)不溶性錯体が遠心分離により水溶液から分離さ
    れ、かつ乾燥される請求項1記載の方法。
  22. (22)分離された不溶性錯体が真空下または凍結乾燥
    により乾燥される請求項1、20または21項記載の方
    法。
  23. (23)前記不溶性錯体が温度0℃乃至25℃において
    乾燥される請求項22記載の方法。
  24. (24)前記希薄水溶液がpH約6.8乃至約9.8の
    範囲内にあり、かつソマトトロピンの量を超える遷移金
    属塩のモル過剰が存在している請求項1記載の方法。
  25. (25)前記希薄水溶液のpHが約6.8乃至9.0の
    範囲に及んでいる請求項24記載の方法。
  26. (26)前記遷移金属塩の濃度が1.0リットル溶液中
    、ソマトトロピン0.025ミリモル当たり少なくとも
    約0.12ミリモルである請求項24記載の方法。
  27. (27)得られた不溶性錯体が、ソマトトロピンのモル
    当たり少なくとも約1乃至約8モルの金属を含有してい
    る請求項1記載の方法。
  28. (28)得られた不溶性錯体が約0.3乃至約8重量%
    の遷移金属を含有している請求項1記載の方法。
  29. (29)得られた不溶性錯体が約0.3乃至約7重量%
    の遷移金属を含有している請求項28記載の方法。
  30. (30)前記希薄水溶液が、炭酸塩緩衝液、トリスHC
    I50mMまたはエタノールアミン60mMを含んで成
    る緩衝液を含有している請求項1記載の方法。
  31. (31)使用される緩衝液がpH値約7.4乃至9.8
    に調整される請求項28記載の方法。
  32. (32)遷移金属塩とソマトトロピンの生物学的に活性
    なフラグメントとからなる組成物。
  33. (33)前記生物学的に活性なフラグメントがΔ7−ブ
    タ・ソマトトロピンである請求項32記載の組成物。
  34. (34)前記生物学的に活性なフラグメントがΔ4−ウ
    シ・ソマトトロピンである請求項32記載の組成物。
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