JPS63216518A

JPS63216518A - 便座用シ−ト装置

Info

Publication number: JPS63216518A
Application number: JP4412687A
Authority: JP
Inventors: 許　弼律; 櫻井　芳裕
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-02-28
Filing date: 1987-02-28
Publication date: 1988-09-08
Also published as: JPH0534971B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本願は、洋式便器の便座表面に載置して使用する便座用
シート装置に間する。

従来の技術従来、洋式便器の便座表面に載置して使用する便座用シ
ートは、病院、ホテル、或いは飲食店など不特定多数の
人が利用する便所に備えられており、その多くは、シー
トを多数枚折畳んだ状態で収納した容器を、棚などに載
置しておき、使用時に、容器より一枚毎取り出し、これ
を広げて、便座表面に載置するものである。

発明が解決しようとする問題点従って、従来の場合、使用者が容器を棚などから手持ち
して、それから一枚の便座シートを取り出し、然るのち
、便座表面に広げてＲ置しなければならないという使用
上の煩わしさがあった。

問題を解決しようとする手段そこで本願の第１発明は、一部が開閉自在に構成され、
かつ、下部に便器に対する取付部材を有した筐体の前面
下部に開口部を形成し、この筐体内に、幅方向で折曲す
ることなく、前後方向で折曲すると共に、一部を係合さ
せて、前位のシートが引き出されたとき、後位のシート
の一部が導出口より自動的に導出するように多数枚のシ
ートを積層して収納した前記導出口を前面下部に有する
容器を、前記開口部が前記導出口と対向するように内挿
し、取付部材を介して、便器と一体化することにより、
従来のものの不便を改善したものであり、本願の第２発
明は、上記において導出されているシートの引出し部が
汚損しないように、筐体の開口部に覆板を取り付けたも
のである。

作　　　　　　用しかして、使用に際し、便器の後方位置に取付部材によ
り！体を立設し、この状態で、筐体の開口部からシート
の引出し部を摘持して、手前方向に引き出す。すると、
幅方向で折曲していないシートは、引き出された状態で
便座の幅一杯を覆うと共に、それが充分引き出された状
態で、便座の前後方向全体も覆うことになる。

一部シートが一枚引き出されたのちは、次のシートの一
部が、自動的に引き出されて筐体の開口部より導出した
状態におかれるので、次の使用に際し、その導出したシ
ートの一部を引き出すものであり、このようにして、容
器内のシートは順次一枚毎引き出される。

また常に開口部から導出状態にあるシートの一部は覆板
によって覆われるので、水洗用の水或いは男性の小束な
どによる汚損が防止される。

さらに、容器内のシートが無くなった時は、シートを収
納している新たな容器が筐体内に内挿される。

実　　　　施　　　　例以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述すると、（１
）は横長で、前後幅の短い立方体状の筐体であって、例
えば合成樹脂の成型物から成り、この筐体（１）は、断
面凸状に湾曲した頂部（２）と、下部が横長方向に沿っ
て切欠（３）゛された垂直状の前面板（４）と、左右外
側板（５）とから成る可動部体（１）ａ及び後面板（６
）と、底板（７）と、上部が大きく欠除され、かつ、前
記左右外側板（５）の内側に位置する左右内側板（８）
とから成る固定部体（１）ｂを、前記外、内側板（５）
　、　（８）の下部を夫々左右位置で枢軸片（９）によ
り枢着することにより、固定部材（１）ｂに対し、可動
部材（１）ａが前傾できるように構成され、常時は、前
記頂部（２）の後縁が、後面板（６）の上縁に形成・し
た段部に係合して固定部体（１）ｂの上面、側面及び前
面が可動部体（１）ａによって閉じられる。

（１０）は前記前面板（４）の下縁切欠部（３）゛と、
底を反（７）の前縁との間に形成された開口部（３）を
覆うように、その上縁が前記左右内側板（８）　、　（
８）間・に渡架された軸杆（１１）によって可動可能に
軸支され、かつ、前方下向きに斜状に突出した覆板、（
１２）は前記底板（７）の前縁寄りに設けた横方向に延
びる係合孔（１３）に、後縁が保合さて前方に突出して
前記覆板（１０）との間に間隙（１４）を形成する案内
板、（１５）は階段状に屈曲さた取付金具で、その上位
水平片が、止着具（１６）を介して前記底部（７）の下
面に固着され、かつ、前方に延びる下位水平片に、取付
溝（１７）が設けである。

この取付金具（１５）は、便器Ａの上面後部位置に、便
座Ｂを起伏自在に取り付けるための取付部Ｃを、固定す
る左右一対のネジ軸りの間隔に合わせて、底板（７）の
下面左右位置に夫々固着され、かつ、前記ぶジ軸りを緩
めて、これに取付溝（１７）を係挿し、次いで締め付け
ることによって、前記取付金具（１５）は固着され、こ
れによって、前記筐体（１）は、便器Ａの後部位置に立
設される。（１８）は湾曲状を呈する頂部内面の中央部
に設けた弾性を有する挟持具であって、この挟持具（１
８）に、防臭剤或いは芳香剤などを収納した筒状の補助
具（１９）が挟持される。（２０）は可動部材（１）ａ
に設けた指掛部、（２１）は前記筐体（１）内に、カー
トリッジ状に収納される立方体状の容器であって、例え
ば厚紙より成り、その後面上部が、開閉自在の蓋片（２
２）となっており、また前面下部には、そのほぼ幅方向
一杯に上縁が凸状（２３）　’　に窪む導出口（２３）
が開設しである。

（２４）は容器（２１）の上面に開設した細孔、（２５
）は中央部が開口された公知の水溶性紙より成る便座用
シートであって、第６図で示すように、一枚のシートが
、短尺の引出し部（２５）　ａを残して前後方向で、各
折ａしたのち、さらに山折り　により（２５）ｂ　、　
　（２５）ｃに二つ折してあり、このように折曲したシ
ート（２５）を、相互に、後位のシートの引出し部（２
５）ａが、前位の二つ折部（２５）　ｂと（２５）ｃと
の間に介在するように、多数枚積層され、この積層され
たシートが、最前位のシートの引出し部（２５）ａが、
前記導出口（２３）より導出するように、前記容器（２
１）内に、蓋片（２２）の位置から収納される。

このうよに積層されたシートを収納した容器（２１）は
、前記筐体（１）内に収納されたとき、導出口（２３）
が、筐体（１）の下部開口部と対向し、かつ、シート（
２５）の引出し部（２５）ａが、覆板（１０）と案内板
（１２）との間の間隙（１４）内に臨む。

しかして使用に際しては、第３図仮想線で示すように、
枢軸片（９）を介して可動部材（１）ａを前傾状態とし
て、固定部材（１）ｂ内に、容器（２１）を、その導出
口（２３）が、間隙（１４）と対向してシート（２５）
の引出し部（２５）ａが該間隙（１４）内に臨むように
内挿し、このようにして、筐体（１）内に容器（２１）
を内挿する。この状態で便器を使用するときは、覆板（
１０）の両側位置から露出しているシート（２５）の引
出し部（２５）ａ両側を摘持して、これを手前方向に引
き出す。

すると、−秋分のシー１−　（２５）が、容器（１）か
ら引き出されると共に、そのままの状態でシート（２５
）は、第２図仮想線で示すように、便座Ｂの面上に載置
される。

一方前位のシー１−　（２５）が引き出されたのちは、
後位のシート（２５）の引出し部（２５）ａが自動的に
覆板（１０）と案内板（１２）との間の間隙（１４）内
に臨み、次回の使用を準備する。

第７図は、筐体（１）の他の実施例を示すもので、この
構成は、筐体（１）の湾曲状の頂部の部分を、その本体
（１）′から分離すると共に、左右側板（２６）の上部
内面に設けた円弧状溝（２７）に、分離された頂部分（
２）゛の左右位置に設けたアーム（２８）の先端摺動子
（２９）を係合することによって、筐体（１）゛の上部
を開閉自在となしたものである。

発明の効果本願は畝上のように、多数の便座用シートを前後方向で
折曲して積層した状態で容器内に収納せしめたので、前
後幅の短い筐体が使用でき、従って、便器後部の僅かな
スペースに立設して使用し得ると共に、その立設も取付
金具を介して簡単に行うことができ、さらに、設置状態
において、シートの引出し部を手前方向に引く丈で、そ
のままの状態で便座を覆うことができ、しかも容器の交
換も簡単に行うことができて、使用にも極めて便利であ
るなどの効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は一部切欠し
た総体平面図、第２図は使用状態を示す斜視図、第３図
は使用状態における要部の縦断側面図、第４図は容器の
斜視図、第５図はその縦断側面図、第６図はシートの折
曲態様を示す一部省略した側面図、第７図は他の実施例
における一部裁断した側面図である。図中、（１）は筐体、（１）ａは可動部材、（１）ｂは
固定部材、（１０）は覆板、（１２）は案内板、（１４
）は間隙、（１５）は取付金具、（１８）は挟持具、（
１９）は補助具、（２１）は容器、（２３）は導出口、
（２４）は細孔、（２５）はシートである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一部が開閉自在に構成され、かつ、下部に便器に
対する取付部材を有した筐体の前面下部に開口部を形成
し、この筐体内に、幅方向で折曲することなく、前後方
向で折曲すると共に、一部を係合させて、前位のシート
が引き出されたとき、後位のシートの一部が導出口より
自動的に導出するように多数枚のシートを積層して収納
した前記導出口を前面下部に有する容器を、前記開口部
が前記導出口と対向するように内挿したことを特徴とす
る便座用シート装置。
（２）筐体が、前後方向で開口自在に連結された固定部
体と可動部体とから成る特許請求の範囲第１項記載の便
座用シート装置。
（３）筐体の頂部を、開閉自在とした特許請求の範囲第
１項記載の便座用シート装置。
（４）筐体の頂部が凸状に湾曲している特許請求の範囲
第１項、第２項または第３項記載の便座用シート装置。
（５）導出口の上縁を凸状に形成して成る特許請求の範
囲第１項、第２項、第３項または第４項記載の便座用シ
ート装置。
（６）一部が開閉自在に構成され、かつ、下部に便器に
対する取付部材を有した筐体の前面下部に開口部を形成
すると共に、その開口部位置に覆板を取り付け、この筐
体内に、幅方向で折曲することなく、前後方向で折曲す
ると共に、一部を係合させて、前位のシートが引き出さ
れたとき、後位のシートの一部が導出口より自動的に導
出するように多数枚のシートを積層して収納した前記導
出口を前面下部に有する容器を、前記開口部が前記導出
口と対向するように内挿したことを特徴とする便座用シ
ート装置。
（７）覆板の下部が前方に傾斜している特許請求の範囲
第６項記載の便座用シート装置。