JPS632164Y2 - - Google Patents

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JPS632164Y2
JPS632164Y2 JP19728183U JP19728183U JPS632164Y2 JP S632164 Y2 JPS632164 Y2 JP S632164Y2 JP 19728183 U JP19728183 U JP 19728183U JP 19728183 U JP19728183 U JP 19728183U JP S632164 Y2 JPS632164 Y2 JP S632164Y2
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tube
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JP19728183U
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Description

【考案の詳細な説明】 (3・1 産業上の利用分野) 本考案は、管材又は棒材表面の液状付着物を除
去する装置に関するものであり、たとえばコール
ドピルガーミルで圧延された管材の表面から潤滑
油を回収する場合等に用いる。
(3・2 従来技術) 一般に管材又は棒材表面から油等の液状付着物
を除去する場合、該材料の外周を囲むシール材を
設け、材料を摺動させる方法が行われているが、
シール材の摩耗によつて除去効果が劣化する問題
があつた。
コールドピルガーミルで管材を圧延する場合、
第1図に示すように、素材2は、テーパー付マン
ドレル3とローラーダイス4によつて圧延され圧
延材1となる。このとき素材2及び圧延材1とロ
ーラーダイス4の間には潤滑油が供給され、該潤
滑油は、インレツトチヤツク5及びアウトレツト
チヤツク6の間にシールされて回収される。しか
し、アウトレツトチヤツク6が摩耗し、圧延材1
の表面に潤滑油が付着して持出されるという問題
があつた。
(3・3 考案の目的) 本考案は、コールドピルガーミルで圧延された
管材表面に付着した潤滑油を回収する場合など、
管材又は棒材表面の液状付着物を除去するに際
し、除去効果が優れ、しかも劣化することのない
装置を提供することを目的とする。
(3・4 考案の構成・作用) 本考案装置は、管材又は棒材からなる材料表面
に錘り等の張力付加機構を具備したひもを数回巻
付け、該材料をを軸方向に移動させることによつ
て該材料表面の液状付着物を除去するものであ
る。
以下、本考案装置をコールドピルガー圧延材の
潤滑油回収装置に適用した実施例に基づいて詳細
に説明する。第2図において、11はコールドピ
ルガーミル(図示せず)で圧延された管材又は棒
状よりなる材料であり、左方から右方向へ搬送ロ
ーラ(図示せず)によつて軸方向に搬送されてき
たところである。管材11を囲み、管材11の搬
送方向を軸として回転する回転筒10が設けら
れ、回転筒10の一端面15にひも13の一端が
取付けられ、ひも13には張力付加機構として錘
り14が取付けられている。7は管材11のの先
端が当つて傾斜するリミツト板、8はリミツト板
7の傾斜によつて作動するリミツトスイツチ、9
はリミツトスイツチ8によつて作動するモーター
である。モーター9の回転は、ベルト16によつ
て回転筒10に伝えられる。また、ベルト16に
接触して回転リミツト12が設けられている。
管材11が回転筒10の一端面15を通過し、
第3図のようにリミツト板7を傾斜させると、リ
ミツトスイツチ8によつて通電し、モーター9が
作動し、ベルト16で該モーター9と連結してい
る回転筒10が回転する。回転筒10が回転する
と、一端が該回転筒10の一端面15に取付けら
れたひも13が管材11に巻付いてゆく。回転筒
10が所定回転角だけ回転し、ひも13が管材1
1にたとえば2回巻付いたとき回転リミツト12
によつてモーター9が停止するように回転リミツ
ト12をセツトしておく。ひも13は錘り14に
よつて張力が付与された状態で管材11に巻付け
られているので管材11が右方向に搬送される管
材11の表面に付着している潤滑油が、巻付いた
ひも13によつてしぼりとられて滴下していく。
管材11の後端が巻付いたひも13を通過すると
ひも13は錘り14に引張られて、第2図の状態
に復帰する。
また、管材11の後端にかえり等がある場合、
ひも13が管材11の後端に引つかかることがあ
る。これをさせるためには、第4図のように、回
転筒10の後方(第4図の左方)にもリミツト板
18を設け、管材11の通過中はリミツト板18
を傾斜させておき、管材11の後端が通過したと
きリミツト板18が直立し、リミツトスイツチ1
7の作動によつてモーター9を逆回転させ、回転
筒10を逆回転させて、管材11に巻付いている
ひも13を巻戻すこともできる。
なお、前述の考案の説明において、管材又は棒
材よりなる材料11が回転筒10の一端面15を
通過したことを検知する手段としてリミツト板7
とその傾斜によつて作動するリミツトスイツチ8
について説明したが、光電管、近接スイツチ等他
の手段を用いてもよい。また、張力付加機構とし
ては錘り14の他にスプリング等を用いてもよ
い。
(3・5 考案の効果) 本考案装置によれば、管材又は棒材表面の液状
付着物たとえば潤滑油等を効果的に除去すること
ができ、これによつて潤滑油等を回収再利用で
き、原単位向上に寄与する。また、材料11に接
触するひもは接触位置を容易に変えることができ
るので損耗を最小に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコールドピルガーミルで素材を圧延し
て圧延材を得る概略図、第2図は、本考案回収装
置前端のリミツト板が直立した斜視図、第3図
は、本考案回収装置前端のリミツト板が傾斜した
斜視図、第4図は本考案回収装置後端のリミツト
板が直立した斜視図である。 1は圧延材、2は素材、3はテーパー付マンド
レル、4はローラーダイス、5はインレツトチヤ
ツク、6はアウトレツトチヤツク、7はリミツト
板、8はリミツトスイツチ、9はモーター、10
は回転筒、11は材料((管材又は棒材)12は
回転リミツト、13はひも、14は錘り、15は
一端面、16はベルト、17はリミツトスイツ
チ、18はリミツト板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 管材又は棒材からなる材料11を軸方向に搬
    送させる機構、 (ロ) 材料11を囲み材料11の搬送方向を軸とし
    て回転する回転筒10、 (ハ) 回転筒10の一端面15に一端が取付けられ
    たひも13、 (ニ) ひも13に取付けられた張力付加機構、 (ホ) 材料11が回転筒10の一端面15を通過し
    たことを検知して回転筒10を回転させる機
    構、 (ヘ) 回転筒10の所定回転角を検知して回転筒1
    0の回転を停止させる機構 からなる管材又は棒材表面の液状付着物除去装
    置。
JP19728183U 1983-12-23 1983-12-23 管材又は棒材表面の液状付着物除去装置 Granted JPS60108409U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19728183U JPS60108409U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 管材又は棒材表面の液状付着物除去装置

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JP19728183U JPS60108409U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 管材又は棒材表面の液状付着物除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS60108409U JPS60108409U (ja) 1985-07-23
JPS632164Y2 true JPS632164Y2 (ja) 1988-01-20

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ID=30755481

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JP19728183U Granted JPS60108409U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 管材又は棒材表面の液状付着物除去装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5044268B2 (ja) * 2007-04-18 2012-10-10 宮崎精鋼株式会社 棒材残留物除去装置
JP5224829B2 (ja) * 2008-01-16 2013-07-03 中国電力株式会社 油除去冶具、油除去方法

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Publication number Publication date
JPS60108409U (ja) 1985-07-23

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