JPS63214682A - 時計用文字板 - Google Patents

時計用文字板

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JPS63214682A
JPS63214682A JP4826187A JP4826187A JPS63214682A JP S63214682 A JPS63214682 A JP S63214682A JP 4826187 A JP4826187 A JP 4826187A JP 4826187 A JP4826187 A JP 4826187A JP S63214682 A JPS63214682 A JP S63214682A
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JP
Japan
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layer
dial
magnetic permeability
thickness
high magnetic
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Pending
Application number
JP4826187A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Matsumura
松村 善雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP4826187A priority Critical patent/JPS63214682A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、アナログ水晶時計等の時計用文字仮において
、rlsO規格 764」の耐磁時計の最小要求品質を
溝足させる耐磁性能を仔する時計用文字板の基材構造に
関する。
(従来の技術〕 時計用文字板の基材には、一般的に耐蝕性の良い銅合金
系(黄銅、洋白等)の非鉄金属材を使用していたが、外
部の磁場に対する時計用ムーブメントの保護効果を高め
るため、従来技術として、耐磁性能をイTする時計用文
字仮の基材構造は、鉄系材料を使用するのが一般的に知
られており第2図、第3図に示す如きであった。
第2図は、電磁軟鉄及び、鉄系合金(パーマロイ等)等
の高透磁率材の基材21の表面に装飾模様を施こし、防
錆メッキとして無電解ニッケル等の下地処FII躬22
を被覆、形成した後、通常の装飾メッキ層23を被覆、
形成する。更に、表面のみ保護クリヤーラッカー及び、
を色塗装等の表面保N層24を被覆、形成していた。
等3図は、実用新案公開公報昭和57−194086に
記載された構成で、文字板基材に三層のクラツド材を用
い、中間層に電磁軟鉄31を使用し、上層及び、下層に
黄銅、洋白等の銅合金35を用いていたものが知られて
いた。38は固定用足である。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかし前述の従来技術、第2図では次のような問題点が
あった。
(1)  鉄系合金であるパーマロイ等は硬(、銅合金
のようなキメ細かな表面模様が施こせず、制約条件とな
っていた。
■ 鉄系材料のため、工程中錆易く管理が大変であった
(3)  表面が不活性化し、防錆メッキの密性性が悪
かった。
(4)  防錆メッキとして、J l5−118617
(めっき記号MFNil〜■)相当の電解ニッケル又は
、電解銅メッキ+電解ニッケルメッキを3〜10μm被
覆、形成するもの、あるいは無電解二1ケルメッキを3
μm以上被覆、形成しても、ピンホールが残り表面保N
層24の表面に錆、変色等が発生し、時計用外装部品の
耐候性試験を膚足しなかった。
耐候性試験の方法は、自動車部品の耐侯性試験通則JI
S−DO205記社の促進試験材(紫外線カーボンフェ
ードメーター)及び、その条件下で定められた試験用時
計ケース内に一定量の蒸留水と試料を入れる。そして規
格により異なるが100〜200時間紫外線を照射し過
飽和雰囲気の状態で変化がないものとしている。
尚、試験用時計ケース内を加湿伏歯にする理由は、最悪
の場合腕時計内に水分又は、汗が浸透したときのことを
想定している。
6) 前記(4)の処理有することによる整置として防
錆メッキ層を被覆、形成するのに長時間を要し、コスト
アップになるとともに、防錆メッキ層が厚くなることに
よる外観、機能面等の171題点もあった。
又、前記第3図の従来技術では次のような問題点があっ
た。
(1) 三層クラフト文字板の上層及び、下層に黄銅、
洋白等の銅合金を用いているため、文字板をムーブメン
トに固定する固定用足38の溶接工程におけるスポット
溶接で文字板表面に定文及び、ジュール熱による変色が
発生する。そのためその定文、変色を除去する整面工数
が大幅に増加し文字板の製造コストが晶くなっていた。
■ 前記(11の足溶接で発生する定文及び、ジュール
熱による変色を防ぐ方法として、定材のろう付方法があ
る。この方法は、円筒内5にろう材が入った定材を文字
板下面にスポット溶接して仮溶接を行なった後、高温の
温度条件7009C,1分間で炉通しをして文字板に定
材を完全固定する。この場合、高温の温度条件で炉通し
を行なうため黄銅、洋白等の銅合金は焼鈍され箸しい硬
度低下を起こし、文字板としての絶対強度が不足し機能
品質面に問題があった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的はデザイン制約がなく、すぐれた耐候性、耐磁性
能を有する高級な時計用文字板を安価に提供するところ
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明の時計用文字板は
、時計用文字板を構成する基材の中間層に電磁軟鉄等の
高透磁率材を、表層に銅合金等の非鉄金属材を、裏層に
難導性材をクラブト法により圧延固着し、前記Ki!i
磁率材磁石材を100μm〜150μm以上、前記非鉄
金属材の層厚を1100a 〜150μm以上、前記j
ilts性材の層厚を25μm以上の三層で形成したこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面にもとづいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の耐磁性能を「する時計用文字板の要
部の部分断面図であり、装飾模様leaと浮き出し文字
16bを仔する銅合金(黄銅又は、洋白)系の非鉄金属
材の表層16と高透磁率材(電磁軟鉄)の中間層1!と
固定用足18を備え、比抵抗が6μΩcm以上で熱伝導
度が0.25以下の11 ’X性材にニッケル)の裏F
j17とからなる三層のクラツド材を用いている。
クラツド材は前記従来法の防錆メッキ層に比較し、その
製造方法からピンホールの存在率は小さく約1/100
〜1/200以下の水準である。
まず三層よりなるクラフト材の非鉄金屑材の表W116
に連続的に装飾模様teaを施こし、次に浮き出し加工
により浮き出し文字1(3bを形成した後、規定の寸法
で外形をプレス抜きによって形成、加工する。尚、表層
16は軟質材である銅合金等の非鉄金屑材を使用してい
るので、高級感のある装飾模様、浮き出し文字を形成す
ることができる。
次にam性材の裏fl17に円筒内にろう材が入った定
材18をスポット溶接において仮溶接を行なう。その後
700°C11分間の温度条件で炉通しを行ない、裏層
17に定材18を完全固定する。裏層17は、比抵抗が
6μΩcm以上で熱伝導度も0.25以下の難4性の材
料であるため低電流で且つ低い圧力にて溶接することが
でき、表層16の表面に定文及び、ジュール熱による変
色発生はない。又、定材18を完全固定するための炉通
し工程における裏層17の硬度変化は小さく、材料の強
度不足を起こすこともない。
銅合金(例えば公知の黄銅船人り黄銅、洋白、燐青銅、
ベリリウム銅など)等の非鉄金団材の表層16の層厚は
、表面に各種の装飾模様16aだけを施こす場合には1
00μm以上、浮き出し文字IE3b−t−浮き出し加
工により形成する場合には、150μm以上必要であり
、これは表rPJ16の表面に各種の装飾模様teaの
加工、浮き出し文字1.6 bの加工等を行なうとき表
層16の肉切れにより電磁軟鉄等の高透磁率材の中間層
11が露出しないための最低のr!i厚であり種々の加
工実験により得られたものである。
又、電磁軟鉄等の高透磁率材の中間層11の層厚100
μm〜150μm以上は、種々の固「の耐磁性を持つム
ーブメントと種々の形伏の側とを組み合わせ、rlso
規格 764Jの耐磁時計に記載されている水晶時計の
磁化試験の結果得られたもので、そのシールド効果は、
層厚100μmでムーブメントの持っ固「の耐磁性を1
.5倍以上に向上させる。又、層厚150μmでムーブ
メントの持つ51ffの耐磁性を2倍以」−に向上させ
ることができた。そのため、電磁軟鉄等の高透磁率材の
中間層11の層厚が100μm〜150μm以上あれば
、種々の固有の耐磁性を持つムーブメントを組み込んだ
婉時計が偶発的に480OA/m(″r60.32ガウ
ス)の磁場にさらされてもムーブメントを保4すること
ができ、riso規格 764」の耐磁時計の最小要求
品質を充分満足させる耐磁性能を有することができる。
一方、難導性材の裏層17のニッケルの層厚25μmは
、足溶接におけるR11条件での一番薄い厚みであり、
25μm以下であると足溶接後の足強度が不足したり、
表層16の表面に定文や変色が起こりやすくなる。又、
25μm以上あっても足溶接後の足強度や、表file
の表面への影響はほとんど変わらない。尚、ニッケルの
硬度はHV150〜200の範囲が理想である。裏W!
J17の*C性材にクロム、リン青銅、ステンレスを使
用しても同様の効果が得られる。
本発明は、クラッド法により圧延固着したものについて
述べたが、別の構成方法としてろう付性を用いることも
可能であり、ろう付後圧延によって製造した基材によっ
ても同等の効果が得られた。さらに、貼り付けによる構
成方法を用いることもでき、これは三層の圧延された薄
板間に高分子テープ、接骨剤等をはさみ加熱圧管によっ
て製造した基材によっても同等の効果が得られた。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、表層に銅合金等の非
鉄金店材を、中間層に電磁軟鉄等の高透磁率材を、裏層
にlls性材をクラッド法により圧延固着し、表層の層
厚を100〜150/lZm以上、中間層のInを10
0〜150um以上、裏層の層厚を25μm以上の三層
で形成したことにより次のような効果が得られた。
(1)rlso規格 764Jの耐磁時計の最小要求品
質を充分満足させる耐磁性能を有する時計用文字板を提
供することができる。
■ メッキによる防錆に比較して、非鉄金輯材による保
護層が厚く、ピンホール等も極端に少ないため、空気、
水等の浸透に時間がかかり錆にくい。又、仮に電磁軟鉄
等の高透磁率材に錆が発生してもこの保護層の厚みによ
り表面外観に悪影響を及ぼさず、耐候性にすぐれた時計
用文字板を安価に提供することができる。
(3)  表層にはV!J厚が100μm 〜150μ
m以上と厚く銅合金等の非鉄金属材を形成したクラブト
材を使用しているため、!i々の装飾模様、浮き出し文
字等が得られると共に、時a[用文字板としての各種メ
ッキ等の装飾用表面処理工程を従来の銅合金(黄銅、洋
白)等の非鉄金属材と全く同一の工程で加工が可能であ
る。裏面に雉導性材を設けたことにより防錆効果と、定
文も変色もない強固な足付けができる。以上によりデザ
イン制約がなく又、デザインバラエティ−に富んだ高級
な時計用文字板を提供することができる。
このように、本発明の実用的効果は極めて太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す時計用文字板の要部の
部分断面図である。 11・・・・・・中間層(電磁軟性) 16・・・・・・表層(黄銅又は、洋白)17・・・・
・・裏層にッケル) 18・・・・・・固定用足 lea・・・・・・装飾模様 16b・・・・・・浮き出し文字 第2図、第3図は、従来技術の時計用文字板の断面図で
ある。 21・・・・・・基材 22・・・・・・下地処理層 23・・・・・・装飾メッキ層 24・・・・・・表面保護層 31・・・・・・電磁軟鉄 35・・・・・・銅合金 38・・・・・・固定用足

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐磁性能を有する時計用文字板において、前記時
    計用文字板を構成する基材の中間層に電磁軟鉄等の高透
    磁率材を、表層に銅合金等の非鉄金属材を、裏層に難導
    性材をクラッド法により圧延固着し三層に形成したこと
    を特徴とする時計用文字板。
  2. (2)前記基材の非鉄金属材の層厚を100μm〜15
    0μm以上、高透磁率材の層厚を100μm〜150μ
    m以上、難導性材の層厚を25μm以上で形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の時計用文字板
JP4826187A 1987-03-03 1987-03-03 時計用文字板 Pending JPS63214682A (ja)

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JP4826187A JPS63214682A (ja) 1987-03-03 1987-03-03 時計用文字板

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JP4826187A JPS63214682A (ja) 1987-03-03 1987-03-03 時計用文字板

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JPS63214682A true JPS63214682A (ja) 1988-09-07

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