JPS6321338Y2 - - Google Patents

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JPS6321338Y2
JPS6321338Y2 JP12320784U JP12320784U JPS6321338Y2 JP S6321338 Y2 JPS6321338 Y2 JP S6321338Y2 JP 12320784 U JP12320784 U JP 12320784U JP 12320784 U JP12320784 U JP 12320784U JP S6321338 Y2 JPS6321338 Y2 JP S6321338Y2
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JP
Japan
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spray nozzle
hole
nozzle
nozzle hole
spray
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JP12320784U
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JPS6137261U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、例えば吸入器などの噴霧口に用いら
れる噴霧ノズルに関する。
〔背景技術〕
従来例としては例えば特開昭55−137057号に開
示されたものがあるが、このような従来例にあつ
ては噴霧ノズルは全体がポリプロピレン等の合成
樹脂でできており、噴霧ノズルには何等保護のた
めの処理は施されていなかつた。このため、噴霧
ノズル孔が詰まつたときなどに噴霧ノズル孔やそ
の周辺を金属製の硬い針などでつつかれることが
あると、噴霧ノズル孔が大きくなつたり、変形し
てしまつたり、あるいは噴霧ノズル孔周辺に孔が
明けられたりすることがあり、この結果噴霧ノズ
ルが噴霧しなくなるという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは噴霧ノ
ズルの前面を保護して噴霧ノズルの孔明きや噴霧
ノズル孔の変形などの損傷事故を防止することに
ある。
〔考案の開示〕
本考案の噴霧ノズルは、噴霧ノズル孔1を有す
る前部ノズル部2と空気ノズル孔3を有する後部
ノズル部4とを噴霧ノズル孔1と空気ノズル孔3
とが同一軸上になるように構成し、前部ノズル部
2と後部ノズル部4との間で噴霧ノズル孔1や空
気ノズル孔3に対して略直交する方向に水のよう
な液体の液路5を形成して成る噴霧ノズルにおい
て、前部ノズル部2前面の噴霧ノズル孔1周囲を
前部ノズル部2より硬度の高い材質の保護層6に
より覆つて成ることを特徴とするものであり、こ
れによつて上記目的を達成するに至つた。
噴霧ノズルを装着した吸入器を本考案の実施例
として、以下添付図に基いて詳述する。噴霧ノズ
ルAは、第1図に示すように、椀状の前部ノズル
部2と筒状の後部ノズル部4とがブリツジ17を
介して結合されて一体に形成されており、前部ノ
ズル部2中心の噴霧ノズル孔1と後部ノズル部4
先端の空気ノズル孔3とを同一軸上に位置させて
ある。前部ノズル部2と後部ノズル部4との間で
は角形ラツパ状の液路5が噴霧ノズル孔1や空気
ノズル孔3に対して直交する方向から連通するよ
うに穿孔されており、前部ノズル部2の外周と後
部ノズル部4の外周に設けられたリング装着用溝
7には夫々Oリング8が嵌着されていて、両Oリ
ング8間に液路5の入り口となる液体流入部9が
形成されている。また、前部ノズル部2の前面で
ある凹面側の表面には噴霧ノズルAの材質よりも
硬度の高い材質で形成された保護層6が形成され
ている。即ち、噴霧ノズルAはポリプロピレン樹
脂などの合成樹脂成形品であり、図示例では保護
層6は金属板を前部ノズル部2前面の曲面に合わ
せてプレス加工したものであり、前部ノズル部2
前面に突設した凸リブ18を保護層6周部のかし
め孔19に挿通し、ヒートシールして保護層6を
前部ノズル部2前面に固定してある。この金属板
の保護層6の中央には噴霧ノズル孔1に対向させ
て透孔20を穿孔してあり、噴霧ノズル孔1を通
過した霧が透孔20から噴射されるようになつて
いるが、保護層6の取付け時などに噴霧ノズル孔
1と透孔20との孔位置が少しずれた場合でも保
護層6で噴霧ノズル孔1が塞がれることのないよ
うに透孔20の孔径αを噴霧ノズル孔1の孔径β
よりも若干大きくしてある。ただし、余り透孔2
0の径を大きくしすぎると保護の役目を果たさな
くなるので適切な径とする必要があるのはもち論
である。また、保護層6はヒートシールする代わ
りに噴霧ノズルAとインサート成形(同時成形)
してもよい。図示例では金属板の保護層6を示し
たが、保護層6としてはこれに限定されるもので
なく、この他にも例えば前部ノズル部2の前面に
ニツケルなどの硬質の金属鍍金処理を施しても良
い。
このように構成された噴霧ノズルAは第3図の
ような吸入器Xの上部に第4図に示すように挿着
される。吸入器Xのハウジング21a,21bは
左右2体よりなり、噴霧ノズルAの先方にてはハ
ウジング21a,21bには霧を吸入しやすくす
るための噴霧筒10が挿着されている。噴霧ノズ
ルAの下方と後方には夫々給液タンク室11とダ
イヤフラムポンプ12を配設してある。給液タン
ク室11は着脱自在な水タンク22内に形成され
ており、給液タンク室11と噴霧ノズルAの液体
流入部9とは水のような液体を吸い上げる液体汲
み上げチユーブ13にて連通させられている。ダ
イヤフラムポンプ12と噴霧ノズルAの空気ノズ
ル孔3とは互いに連通させられており、ダイヤフ
ラムポンプ12の下方にはモータ14が内蔵され
ており、モータ14の軸に挿着された偏心軸23
がダイヤフラムポンプ12の可動部と連結されて
いてモータ14を駆動するとダイヤフラムポンプ
12が往復駆動されて噴霧ノズルAの空気ノズル
孔3へ圧縮空気を送り込むようになつている。更
に、モータ14の後方にはモータ14を駆動する
ための電池15を収納してある。
しかして、スイツチ16を操作してモータ14
を駆動するとダイヤフラムポンプ12より圧縮空
気が送られ、空気流が空気ノズル孔3を介して噴
霧ノズル孔1より噴射され、一方この空気流によ
り液体流入部9が負圧になり、給液タンク室11
から液体汲み上げチユーブ13を通して液体流入
部9に水のような液体が吸い上げられ、空気流と
共に霧となつて噴霧ノズル孔1から噴霧され、噴
霧筒10を通つて噴き出される。
〔考案の効果〕
本考案は叙述のごとく噴霧ノズル前面の噴霧ノ
ズル孔周縁部を噴霧ノズルよりも硬度の高い材質
の保護層で覆つて保護してあるので、噴霧ノズル
孔が詰まつて掃除する場合や硬い異物が噴霧ノズ
ルに当たつたような場合など、噴霧ノズル孔を針
のようなものでつつかれたり、とがつた異物が当
たつても噴霧ノズル孔は保護層により保護され、
噴霧ノズル孔が大きくなつたり、変形したり、噴
霧ノズル孔の周縁に孔をあけられたりすることが
無く、噴霧不能になるようなことがなく、良好な
噴霧状態を維持できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同上の正面図、第3図は同上の噴霧ノズルを
装着した吸入器の斜視図、第4図は同上の断面図
であり、1は噴霧ノズル孔、2は前部ノズル部、
3は空気ノズル孔、4は後部ノズル部、5は液
路、6は保護層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 噴霧ノズル孔を有する前部ノズル部と空気ノズ
    ル孔を有する後部ノズル部とを噴霧ノズル孔と空
    気ノズル孔とが同一軸上になるように構成し、前
    部ノズル部と後部ノズル部との間で噴霧ノズル孔
    や空気ノズル孔に対して略直交する方向に水のよ
    うな液体の液路を形成して成る噴霧ノズルにおい
    て、前部ノズル部前面の噴霧ノズル孔周囲を前部
    ノズル部より硬度の高い材質の保護層により覆つ
    て成る噴霧ノズル。
JP12320784U 1984-08-11 1984-08-11 噴霧ノズル Granted JPS6137261U (ja)

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JP12320784U JPS6137261U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 噴霧ノズル

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JP12320784U JPS6137261U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 噴霧ノズル

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JPS6137261U JPS6137261U (ja) 1986-03-07
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JP6530017B2 (ja) * 2017-07-21 2019-06-12 スプレーイングシステムスジャパン合同会社 二流体ノズル

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JPS6137261U (ja) 1986-03-07

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