JPS63212805A - 回転角計測装置 - Google Patents

回転角計測装置

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JPS63212805A
JPS63212805A JP4517587A JP4517587A JPS63212805A JP S63212805 A JPS63212805 A JP S63212805A JP 4517587 A JP4517587 A JP 4517587A JP 4517587 A JP4517587 A JP 4517587A JP S63212805 A JPS63212805 A JP S63212805A
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JP
Japan
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pole
magnetic
rotor magnet
magnetic pole
rotation angle
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Pending
Application number
JP4517587A
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English (en)
Inventor
Yuzo Seo
雄三 瀬尾
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Publication of JPS63212805A publication Critical patent/JPS63212805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動機器等に用いられる回転角計測装置に
関し、特に、ノイズ、停電等による誤動作を受けにくく
、小形、計量、安価なアブソリュ−トエンコーダに関す
るものである。
〔従来の技術〕
ロボット、自動機器等の制御に使用される絶対位置検出
装置として、従来、レゾルバ、光学式アブソリュートエ
ンコーダ等が使用されてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、レゾルバは巻線と積層コアを有するため
、重量も大きく、高価であり、光学式アブソリュートエ
ンコーダも分解能に対応した数のスリットとフォトセン
サーを必要とするため、大型で高価なものとなっていた
この発明は上記の点にかんがみなされたもので、小形で
安価な回転角計測装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる回転角計測装置は、ロータ磁石と、こ
れに対向位置させた磁気抵抗素子とからなり、ロータ磁
石は磁界の大きさの絶対値の変動に周期一回転の成分を
含み、磁気抵抗素子は周期的に設けられた磁極の変位を
0本(n≧3)の磁気抵抗体により構成されており、か
つ各磁気抵抗体は磁極に対する感度が磁極の変位方向に
対し、磁極の全周にわたる分布幅を有し、しかも互いに
2π/nずつずれた正弦波状の感度分布を有するように
配置されており、さらにn木の磁気抵抗体の一方の端子
は全て結合し、他方の各端子にはそれぞれ Vj  =V−sin  (ωt+2yr ・j/n)
で表わされる交流電圧を印加する手段を有し、さらに磁
気抵抗体の結合点に得られる交流信号と、印加した交流
電圧との位相差により回転角を決定する手段を備えたも
のである。
〔作用〕
この発明においては、ロータ磁石の作る磁界の大きさく
絶対値)の変動に、周期が一回転(2π)であるような
成分を含むので、磁気抵抗体の抵抗変化が磁界の大きさ
によって定まるため、このようなロータ磁石を用いるこ
とにより、磁気抵抗体の抵抗変化に、ロータ磁石の一回
転を一周期とする成分を含めることができる。したがっ
て、絶対番地の検出を行うことができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明になる回転角計測装置の一実施例の断
面を示したものである。この図で、1はロータ磁石で、
プラスチック・ボンド磁石2およびこれにインサートさ
れた軸3からなる。このロータ磁石1と軸方向の空隙を
介して対向する磁気抵抗素子4、信号処理回路を搭載し
たプリント基板5、軸承6、軸承ハウジングを兼ねた台
座7およびケース8からなる。
第1図の実施例の動作を説明する前に、この発明の計測
原理について説明する。
いま、単位感度を有する磁気抵抗体を角度δの位置に置
いた場合を考える。ロータ磁石1の回転角をθとすると
、上記磁気抵抗体の抵抗変化はθ−δの関数で表わされ
る。また、抵抗変化の最大周期が一回転(2π)である
ことから、上記の抵抗変化量は次のようにフーリエ展開
して表わすことができる。
γ=Σ [a k−cos(k  (θ−δ))lll +  b 1−sin(k  (θ−δ))]=Σ [
Ck−cos(k  (θ−δ)十〇。)lll ここで、akbl)k%Ckx θ。はロータ磁石1の
作る磁界によって定まる定数で、ローター回転を一周期
とする変動成分を含むことから01はOでない値をとる
また、磁気抵抗体の回転方向の角度δの位置における感
度が式 %式%) (ただし、αは任意の実数、βは0でない実数、nは3
以上の整数、jは0〜n−1までの整数で、磁気抵抗体
の番号を示す)で表わされるような感度分布を有する0
本の磁気抵抗体からなる磁気抵抗素子を用い、これを前
記ロータ磁石に対向配置した場合、磁気抵抗体全体での
抵抗変化drは、各回転角での抵抗変化を全周にわたっ
て積分して、次のようになる。
dr=l   (a+β ・cos(δ+2π ・ j
/n))Σc 、・cos(k  (θ−δ)十〇。)
 dδl =π・ β 帝 C1・cos(θ+θ。
+2π・ j/n) すなわち、抵抗変化は、一回転を一周期とし、各線素で
互いに2π/nずつ位相の異なる正弦波となる。
上記各磁気抵抗体の一方の端子に式 %式%) で表わされる交流電圧を印加し、他方の端子を全ての磁
気抵抗体についてそれぞれ結合し、結合点に得られる交
流信号と、印加した交流電圧の位相差により回転角を下
記のようにして決定する。
各磁気抵抗体の抵抗R4およびその逆数A。
は、平均値πが各磁気抵抗体で等しいものとして、次の
ように表わされる。
RJ =R+d rj =R+c −cos(θ+θ。
+2π・j/n) R2= 1 /R−c  −cos(θ+θ。
+2π・j/n)R2 ここで、π・β・clをCと記した。また、(drj/
R)2が1に対して無視できる大きさであると仮定した
なお、0本の磁気抵抗体は2π/nずつずれた正弦波状
の感度分布を有する例を示したが、これは正弦波はもと
より、正弦波に近似させた階段波、折線波、放物線波等
でもよい。
結合点の電位は次式に示すように、回転角θに応じて印
加電圧と位相の異なる信号が得られる。
V、=Σ(A」 ・v、)ΣA、= (−V−C/2R)sin(ω・t−θ−θ。)したが
って、これと印加電圧との位相差を計測することにより
回転角を決定することができる。
次に第1図の実施例のロータ磁石1の磁化パターンの例
と、これに対向して一定の角度位置に設置された磁気抵
抗素子4の抵抗変化を第2図の模式図により説明する。
なお、第2図の上方の(i)はいずれもロータ磁石1の
磁化パターンを示しており、下方の(ii)はいずれも
磁気抵抗素子4の抵抗変化特性を示す。
第2図(a)は無着磁部(0)を設けた場合、第2図は
(b)磁極境界部の一方にかっこで示す磁化の弱い部分
を設けた場合、第2図(C)はN極とS極をそれぞれ一
つずつ設け(第2図は展開図なのでS極の両端は実際に
はいずれもつながっている)、両極の幅を変えた場合、
第2図(d)は一回転を一周期として磁極幅を変えて多
極に着磁した場合を示す。いずれも−回転当り一周期の
変動成分を含む抵抗変化特性が得られる。
磁気抵抗素子4のパターン形状を第3図(a)。
(b)に示す。第3図(a)は回転角に対して磁気抵抗
素子を構成する各磁気抵抗体の長さを変えた場合であっ
て、感度分布が回転角に対しそれぞれ90°位相の異な
る、4つの磁気抵抗体4−〇、4−1.4−2.4−3
を有する。この場合、長さに比例する正弦波状の感度分
布が得られる。第3図(b)は回転角に対して磁気抵抗
素子4のスキュー角度σを変えた場合であって、感度分
布が回転角に対しそれぞれ12o°位相の異なる3つの
磁気抵抗体4−0.4−1.4−2を有する。この場合
、スキュー角度(σ)のcotに反比例する感度分布が
得られる。この他、回転角に対して磁気抵抗素子4の幅
を変えたり、回転角に対して磁気抵抗体4−0.4−1
.・・・・・・を配置する数に変化を持たせる等の方法
でも目的とする感度分布を得ることができる。
n=4の場合の信号処理回路の一例を第4図に示す。こ
の回路はクロック信号発生部(発振器)9、分解能に応
じた桁数を有するカウンタ1o、カウント値をアドレス
としてsin%COSのデジタル値を出力するROM1
1−1.11−2、これらのデジタル値をアナログ値に
変換するD/Aコンバータ12−1.12−2、ローパ
スフィルタ13−1.13−2および不平衡/平衡変換
器14−1.14−2によって、それぞれ位相が90”
異なる4つの交流信号を生成し、各磁気抵抗体4−0〜
4−3の一方の端子に印加する。
他方の端子は全て結合され、増幅器15により回転角に
応じて印加交流と位相の異なる信号を得る。この信号の
ゼロクロスをコンパレータ16により検出し、ゼロクロ
スの瞬間のカウンター値をD形フリップ・フロップ17
に取り込む。この値は回転角に1:1に対応するので、
外部よりフリップ・フロップの出力端子を参照すること
により、角度信号を得ることができる。
n=4の場合は印加交流電圧発生用の各ROM11−1
.11−2が2つで済むという利点がある。また、n=
3の場合は磁気抵抗素子4の各磁気抵抗体が3本で済む
という利点がある。nとして5以上の値を用いても同様
の計測は可能であるが、回路が複雑になるのに見合う効
果はなく、好ましい方法とはいえない。
なお、磁気抵抗素子4には高精度でパターンを形成する
必要があるが、これはフォトエツチング等の手段で安価
に精度良く製造することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上詳細に説明したように、ロータ磁石と、
これに対向位置させた磁気抵抗素子とからなり、ロータ
磁石は磁界□の大きさの絶対値の変動に周期一回転の成
分を含み、磁気抵抗素子は周期的に設けられた磁極の変
位を0本(n≧3)の磁気抵抗体により構成されており
、かつ各磁気抵抗体は磁極に対する感度が磁極の変位方
向に対し、磁極の全周にわたる分布幅を有し、しかも互
いに2π/nずつずれた正弦波状の感度分布を有するよ
うに配置されており、さらに0本の磁気抵抗体の一方の
端子は全て結合し、他方の各端子にはそれぞれ Vj =V−sin  (ωt+2π・j/n)で表わ
される交流電圧を印加する手段を有し、さらに磁気抵抗
体の結合点に得られる交流信号と、印加した交流電圧と
の位相差により回転角を決定する手段を備えたので、一
回転の範囲にわたり絶対位置の検出が可能な回転角計測
装置を構成することが可能である。
また、必要な部品は、ロータ磁石、磁気抵抗素子、回転
機構、信号処理回路のみであり、したがって、この発明
による回転角計測装置は、従来の光学式アブソリュート
エンコーダやレゾルバに比べて、小形・計量・安価に同
一機能を得ることができ、ロボット、工作機械等の自動
化をよりコンパクトに、より安価に行うことができる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図の実施例におけるロータ磁石の磁化パターンの例と
磁気抵抗素子の抵抗変化の種々の例を模式的に示した図
、第3図は同じく磁気抵抗素子のパターン形状を示す図
、第4図はこの発明に用いる信号処理回路の一実施例を
示す図である。 図中、1はロータ磁石、2はプラスチック・ボンド磁石
、3は軸、4は磁気抵抗素子、5はプリント基板、6は
軸承、7は台座、8はケース、9はクロック信号発生部
(発振器)、10はカウンタ、11−1.11−2はR
OM、12−1.12−2はD/Aコンバータ、13−
1.13−2はローパスフィルタ、14−1.14−2
は不平衡/平衡変換器、15は増幅器、16はコンパレ
ータ、17はD形フリップ・フロップである。 第1図 第2図 (c)     (d) 一回軟角         −回靴角 第3図(a) 第3図(b)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロータ磁石と、これに対向位置させた磁気抵抗素
    子とからなり、前記ロータ磁石は磁界の大きさの絶対値
    の変動に周期一回転の成分を含み、前記磁気抵抗素子は
    周期的に設けられた磁極の変位をn本(n≧3)の磁気
    抵抗体により構成されており、かつ前記各磁気抵抗体は
    前記磁極に対する感度が磁極の変位方向に対し、前記磁
    極の全周にわたる分布幅を有し、しかも互いに2π/n
    ずつずれた正弦波状の感度分布を有するように配置され
    ており、さらに前記n本の磁気抵抗体の一方の端子は全
    て結合し、他方の各端子にはそれぞれV_j=V・si
    n(ωt+2π・j/n)で表わされる交流電圧を印加
    する手段を有し、さらに前記磁気抵抗体の結合点に得ら
    れる交流信号と、印加した前記交流電圧との位相差によ
    り回転角を決定する手段を備えたことを特徴とする回転
    角計測装置。 ただし、上記ωおよびVは定数、tは時間、jは0〜n
    −1までの整数で前記磁気抵抗体の番号を表わすものと
    する。
  2. (2)ロータ磁石は、それぞれ一つずつのN極およびS
    極を有し、一方の磁極境界の付近に磁束の低下する部分
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の回転角計測装置。
  3. (3)ロータ磁石は、それぞれ一つずつのN極およびS
    極を有し、一方の磁極境界の付近に磁極のない部分を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    回転角計測装置。
  4. (4)ロータ磁石は、その磁極幅が一回転を一周期とし
    て変化していることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の回転角計測装置。
JP4517587A 1987-03-02 1987-03-02 回転角計測装置 Pending JPS63212805A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038808A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Toyota Motor Corp レゾルバのステータ固定構造
JP2008530541A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 コンティネンタル オートモーティヴ フランス 非接触位置センサにおける磁気インピーダンスの利用及び関連するセンサ

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