JPS63212401A - 旋削加工方法 - Google Patents

旋削加工方法

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JPS63212401A
JPS63212401A JP4150587A JP4150587A JPS63212401A JP S63212401 A JPS63212401 A JP S63212401A JP 4150587 A JP4150587 A JP 4150587A JP 4150587 A JP4150587 A JP 4150587A JP S63212401 A JPS63212401 A JP S63212401A
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JP
Japan
Prior art keywords
tool
cutting
cutting edge
feeding direction
workpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP4150587A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
敏之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPS63212401A publication Critical patent/JPS63212401A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は旋盤等における旋削加工方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、旋削加工において仕上面粗度向上のために傾斜バ
イトが用いられることがある。
この傾斜バイトによる加工においては、その切削状態の
模式図を表わす第2図に示すように、切れ刃1を鉛直方
向からその上部が送り方向fの後側に倒れるように傾斜
させると共にすくい面を送り方向fの前方に向けて切削
を行う。また、切れ刃1は、第2図(blに示すように
、切れ刃1のうち実際に切削に関与する長さを長くする
ためにワーク2の中心より若干下方に位置決めされる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来の傾斜バイトによる加工方法には次のよ
うな問題点があった。
(1)第4図は従来の傾斜バイトによる加工方法におけ
る切粉発生メカニズムの説明図を表わしており、同図(
a)、 (bl、 (e)はそれぞれ同図(d) 4F
) A −A 、 B −B 、 C−C位置ニオける
切れ刃1の切削状態を示している。従来の加工方法では
切れ刃1に沿って考えると、先ず第4図(alに示すよ
うにA−A位置で切れ刃1がワーク2に接触、B−B、
C−Cに進むに従って徐々に切込み量が増加している。
ここで、工具3の実際のすくい角r1っまり工具3のす
くい面4と切れ刃1の切削方向に対する法線との成す角
について見ると、切れ刃1上の位置がB−B、C−Cと
進むにつれて大きくなる負の値となってしまう。そのた
め、これが切削抵抗増大の要因となり、びびりの発生や
加工精度の低下を引起こす原因となっていた。
(2)  また、硬い材料を加工する場合には、切削抵
抗を小さくするために、切れ刃1の傾斜角αを大きくし
て切れ刃1を鉛直向きに近づけることが望ましい。第6
図は切れ刃1の傾斜角αを大きくした場合の第4図に相
当する図であるが、第6図に示すように傾斜角αを大き
くすると、切れ刃1のワーク2に対する相対運動の軌跡
5の曲率半径が小さくなり、従来の方法では第6図(c
lに示すように、最終的に工具3がワーク2をすくい上
げるような形となる。そのため工具3に大きなすくい角
を設けることが必要となるが、それば刃先強度を損うこ
とに繋がってしまう。特に、高硬度材料を加工するダイ
ヤモンド、CBN等は曲げ方向の力に対して強度的に弱
く、大きなすく角を設けることには問題がある。
(3)  ワーク2が軸方向に線維成分を有する異方性
材料である場合、従来の方法では第8図に示すように、
工具3の切れ刃1は相対的に線維に逆らってそれをすく
い上げる方向に移動することとなるため、ワーク2は表
面をむしり取られる恰好となり、仕上面粗度が悪化して
しまう。
(4)  さらに、従来の方法では第2図に示すように
、切れ刃1により生成された切粉 は矢印6方向に流出
するが、この切粉の流れ方向は工具の送り方向fの前方
となるため、流出しな切粉はワーク2の未切削部分に押
し返される形となり、それが切削抵抗、特に送り方向分
力の増大に繋がってしまう。
本発明は、このような従来の加工方法における問題点を
解決するものであり、切削抵抗を減少させて仕上面粗度
を向上させると共に、高硬度材料、異方性材料、軟質材
料等の多種類の材料に対して効果的な旋削加工方法を提
供することを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉 この目的を達成する本発明にがかる旋削加工方法は、工
具の切れ刃をワークに接する面と略平行な面内でその上
部を工具送り方向前側に傾斜させると共に工具すくい面
を該工具送り方向後方側に向けて切削することを特徴と
する。
く作   用〉 切れ刃をその上部が工具送り方向前側に傾くように傾斜
させると、切れ刃はワークに最初大きく喰い込み、切れ
刃に沿って徐々に切込み量が減少することになり、実際
のすく角も正の値が得られる傾向となる。工具すくい面
が工具送り方向後方側に向いているので、生成された切
粉は工具送り方向後方へ排出される。
く実 施 例〉 以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は本発明方法による切削状態を表わす斜視図、第
3図はその模式図である。
第1図及び第3図に示すように、本発明による加工方法
では、切れ刃1をワーク2に接する面と略平行な面内に
おいて鉛直方向からその上部の工具送り方向fの前側に
倒れるように傾斜させると共に、すくい面14を工具送
り方向fの後方側に向くようにして加工を行う。尚、図
中7は切粉である。まな、第3図(b)に示すように、
切れ刃1は実際に切削に関与する長さを長くするために
ワーク2の中心より若干上方に位置決めされる。
このような加工方法によれば、本方法による切粉発生メ
カニズムの説明図を表わす第5図に示すように、切れ刃
1に沿って考えると、先−1’A−A位置で切れ刃1が
ワーク2に喰い込み、切れ刃1位置がB−B、C−Cと
進むに従って徐々に切込み量が減少する形となる。
ここで、工具3の実際のすくい角rは、従来の加工方法
とは反対に正の値となる。つまり、工具3の形状におい
てすくい角が0であっても、切削中におけるワーク2と
の相対運動によって実際のすくい角は正となり、それに
より切削抵抗が低減して、ひびりの発生が防止されると
共に加工精度の向上が可能となる。
また、切れ刃1の傾斜角aを大きくした場合の第5図に
相当する図を第7図に示すが傾斜角aを大きくすると第
7図(a)に示すように切れ刃1はワーク2の対して楔
が喰い込むように切込んで行く。従って、焼入鋼、セラ
ミック等の高硬度材料を加工する場合等において、切削
抵抗の減少を企図してIIJI斜角aを大きくしたとき
、工具3の刃先には圧縮方向の力が作用することになり
、曲げ方向の力はあまり作用しない。このことは、曲げ
方向の力には弱いが圧縮方向の力に対しては比較的強い
ダイヤモンド、CBN等の工具材料にとっては極めて有
利なものとなる。一方、第7図(C1に示すようにC−
C位置付近では切削抵抗は刃先の曲げ方向に作用・する
ことになるが、この付近では切込み量が小さいので切削
抵抗は小さく、刃先を欠損するようなことはない。
また、ワーク2が軸方向にII維酸成分有する木材、複
合材料等の異方性材料のような場合であっても、本加工
方法によれば、第9図に示すように、1s維を効果的に
分断しながら切れ刃1が進行するため、仕上面粗度の良
好な加工を行うことが可能となる。
一方、本加工方法によれば切粉の出る方向は、第3図に
示すように、矢印6で表わす工具送り方向fの後方とな
るため、流出した切粉は何の障害もなく排出され、切削
抵抗の低減に寄与する。
第10図は本発明方法に用いる工具3の一例の傾斜図で
ある。第10図に示すように、工A3はホルダ8にスロ
ーアウェイチップ9を着脱自在に固定してなり、チップ
9の一辺に形成された切れ刃1を切削に関与させる。
また、工具3の逃げ面10のワーク2への干渉を避ける
ため十分な逃げ角βが設けられる。
切れ刃1の傾斜角α、逃げβ、及びチップ9のワーク2
中心に対する取付高さ等は、切削条件によって適宜選定
されるものであり、傾斜角C1逃げ角βの実用範囲はそ
れぞれ45′″〜90’、5°〜80°程度である。第
11図は逃げ角βを大きくとった場合の工具3の例を表
わす斜視図である。
一方、上述のように本加工方法によれば、切削性(切れ
味)が良くなるので、第12図示すような刃物角γの小
さい鋭利なチップ9を取付けることにより、わずかな切
削抵抗でも変形して加工不能となるゴム、ナイロン等の
軟質材料も効果的に切削加工することが可能となる。
尚、第13図〜第15図はそれぞれ本発明方法に用いる
工具3の実際例の正面図、平面図、側面図である。
〈発明の効果〉 思上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明方法
によれば、切削抵抗を減少させて仕上面粗度を向上させ
ることができると共に、高硬度材料、異方性材料、軟質
材料等の多種類の材料に対して幅広く効果的な加工を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法による切削状態を表わす斜視図、第
2図は従来の傾斜バイトを用いた加工方法による切削状
態の模式図、第3図は本発明方法による切削状態を表わ
す模式図、第4図及び第6図はそれぞれ従来の加工方法
における切粉発生メカニズムの説明図、第5図及び第7
図はそれぞれ本発明方法におけろ切粉発生メカニズムの
説明図、第8図及び第9図はそれぞれ従来の加工方法及
び本発明方法により異方性材料を加工するときの状態を
表わす説明図、第10図〜第12図(よそれぞれ本発明
方法に用いる工具の斜視図、第13図〜第15図はそれ
ぞれ本発明方法に用いる工具の実際例の正面図、平面図
、側面図である。 図 面 中、 1は切れ刃、 2はワーク、 3は工具、 4はすくい面、 7は切粉である。 特  許  出  願  人 三菱自動車工業株式会社 代    理    人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 工具の切れ刃をワークに接する面と略平行な面内でその
    上部を工具送り方向前側に傾斜させると共に工具すくい
    面を該工具送り方向後方側に向けて切削することを特徴
    とする旋削加工方法。
JP4150587A 1987-02-26 1987-02-26 旋削加工方法 Pending JPS63212401A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4150587A JPS63212401A (ja) 1987-02-26 1987-02-26 旋削加工方法

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JP4150587A JPS63212401A (ja) 1987-02-26 1987-02-26 旋削加工方法

Publications (1)

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JPS63212401A true JPS63212401A (ja) 1988-09-05

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ID=12610223

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003022497A1 (de) * 2001-09-11 2003-03-20 Boehringer Werkzeugmaschinen Gmbh Verfahren zur drallfreien spanenden bearbeitung von rotationssysmmetrischen flächen
JP2007210096A (ja) * 2007-03-30 2007-08-23 Toho Engineering Kk 半導体cmp加工用パッドの細溝加工機械及び半導体cmp加工用パッドの製造方法
JPWO2015079836A1 (ja) * 2013-11-29 2017-03-16 村田機械株式会社 工作機械及び切削方法
JP2019014037A (ja) * 2015-03-25 2019-01-31 アイシン機工株式会社 切削工具、スカイビング加工装置および方法

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