JPS63212298A - 圧電型変換器 - Google Patents

圧電型変換器

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JPS63212298A
JPS63212298A JP4564587A JP4564587A JPS63212298A JP S63212298 A JPS63212298 A JP S63212298A JP 4564587 A JP4564587 A JP 4564587A JP 4564587 A JP4564587 A JP 4564587A JP S63212298 A JPS63212298 A JP S63212298A
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JP
Japan
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piezoelectric element
coil
piezoelectric transducer
piezoelectric
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4564587A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Yasui
克明 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63212298A publication Critical patent/JPS63212298A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は圧電素子を用い、圧力等の機械的な力を電気
信号に変換する圧電型変換器に関するものである。
〔従来の技術〕
@7図は従来の圧電型変換器の断面図を示し、■は円板
状のバイモルフ型圧電素子、2は圧電素子lを同心的に
支持する円筒状の支持台、3は圧電素子lの中央に装着
されたコーン、4は圧電素子lとコーン3を結合する結
合棒、5は端子、6は圧電素子lと端子5を接続するリ
ード線、7はケースである。
又、第8図は上記した圧電型変換器を用いた受信回路の
入力部の一例を示し、8は負荷抵抗、9はアンプ、10
は出力端子である。
次に、上記した従来の圧電型変換器の動作について説明
する。第7図において、音波が上方から入射すると、コ
ーン3は音圧を受はコーン3に接続された圧電素子lを
たわませる。このたわみにより、圧電素子1にたわみ量
に比例した電荷が生じる。その電荷の一部は第8図の負
荷抵抗8を流れ、また他の一部は圧電素子lが持つ静電
容、Iceに蓄えられる。アンプ9は入力インピーダン
スを極めて大きくしであるので、はとんど電流が流れな
い。そして、負荷抵抗8の両端に生じる電圧をアンプ9
で増幅することにより電圧出力を得る。
負荷抵抗8で消費される電力は機械的振動エネルギを散
逸させるので制動効果を生じるが、一般に負荷抵抗8は
感度を上げるために極めて大きな値を持たせてあり、た
わみによって生じた電荷は負荷抵抗8にはほとんど流れ
ず、静電容量を持った圧電素子lに蓄えられる。従って
、負荷抵抗8による制動効果は小さい。又、負荷抵抗8
を小さくすると、負荷抵抗8に流れる電流は圧電素子l
内に蓄えられる電荷に比べて大きくなるが、電流値が一
定であれば消費電力は抵抗値に比例して小さくなるので
大きな制動効果は得られない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の圧電型変換器は以上のように構成されており、圧
′it累子lを含む機械的振動系に対する制動がきき難
く、従って感度の周波数特性は鋭いピークを持ったもの
となり、また同じ理由により、バースト波を入力した場
合の立上り、立下り時間が長いこと、加掘力の周波数変
化に対する追従性が悪いことなどの問題点があった。
第9図は他の従来例(例えば特開昭58−66499号
公報)を示し、圧電素子10両側にマツチング層12お
よび制動材13を取付けており、このように圧電素子l
に制動材13を取付けることにより機械的に振動系に制
動をかけるようにしているが、加工コスト、性能のバラ
ツキ等の問題があったO この発明は上記のような問題点を解決するために成され
たものであり、加損力の変化に対する応答時間が短く、
周波数特性が平担であり、かつ低コストで安定した性能
を持つ圧電型変換器を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る圧電型変換器は、圧電素子の両端間に負
荷抵抗とコイルの並列回路を接続したものである。
〔作用〕
この発明においては、圧電素子が持つ静電容量とコイル
によりLC回路を構成しており、このLC回路のインピ
ーダンスが極めて大きいので負荷抵抗の値を大きくして
も、圧電素子のたわみによって生じた電荷は全て負荷抵
抗を流れる。従って、負荷抵抗での電力消費が大きくな
り、機械的振動系に強い制動がかかる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図はこの実施例による圧電型変換器の電気回路部分を示
し、圧電素子1の両電極間に負荷抵抗8とコイル11の
並列回路を接続し、その出力はアンプ9を介して出力端
子lOに接続する。
この場合の機械的振動部の笑劇した定数は、等画質it
 M : 0.0950 ? 、等価バネ定数K : 
5,77 X 10’d3’”7cm、等価機械抵抗R
: 800 dynos、−でらつ次。
以上の定数から計算すると、機械的振動部のみでの共振
周波数Foは39.2 KHzとなる。圧電素子lの静
電容tcoは1650 PFであったので、この静電容
量Ceとコイル11のインダクタンスLeで構成される
LC回路の反共振周波数が機械的振動部の共振周波数F
oと一致するように、コイル11のインダクタンスLa
を10.OmHとした。又、負荷抵抗8の抵抗値Reは
4にΩとした。
圧電型変換器は機械系と電気系をカップリングしたもの
であるので、動作の説明には第2図に示すような機械素
子を電気素子に置き換えた等価回路を用いる。第2図に
おいて、LmjCm、Kmはそれぞれ機械的振動系の等
画質量M1等価バネ定数に1等価機械抵抗Rに対応する
もので、この実施例では次のようになる。
Lm= 1.23M= 0.117 (H)Cm=−’
−上= 1.41 X 10−”CF)1.23  K Rm−1,23R= 984(Ω) 又、■は音圧等の加振力Fに対応し、F=1dynのと
きV= 3.52 X 10−’(V) テある。又、
圧電素子lのたわみによって発生する電荷Qはたわみ量
Xに比例し、x=1cmのときQ = 2.86 X 
10−’Coulonである。
この実施例による圧電型変換器の機械的部分は第7図と
同様であり、上方から音波が入射されるとコーン3は音
波による加振力を受け、コーン3に接続された圧電素子
lをたわませる。このたわみにより、圧電素子lにたわ
み量Xに比例した電荷Qが発生する。
第2図の等両回路において、加振力Fに対応する電圧V
がかかると、電流Ioが流れる。電流I。
は機械系では振動系の速度Uに対応し% u=1cIV
SのときIo = 2,86 X IO−’Aである。
このとき、Ce。
Le r Re K aれる電流を1. 、1.、1.
とすると、アンプ9の入力インピーダンスは非常に大き
いのでアンプ9にはほとんど電流が流れず、Io = 
I、+ 11十■、となる。加振力の周波数がCeとL
eで構成されるLCl路の反共振周波数と一致している
ときにはL=  bとなり、50回路のインピーダンス
は無限大となる。従って、Io=In  となる。これ
はCe、 Leが無い場合と同じであり、第2図の等両
回路は第3図のように書き直すことができる。第3図に
示すように、電流工0の周波数が50回路の反共振周波
数と一致している場合は、負荷抵抗Reが等価機械抵抗
Rmと直列に入る形となる。従って。
機械的振動系に対する制動を強くすることができる。又
、加振力の周波数が50回路の反共振周波数から多少は
ずれた場合にもコイル11は50回路のインピーダンス
を上げる方向に働くため、負荷抵抗Reによる制動効果
を得ることができる。
第4図は、第2図に示す等両回路においてLeを入れた
場合と入れない場合の感度+t+/+Th+の周波数特
性の計算結果を示す線図である。Leを入れない場合に
比べてLeを入れた場合は反共振周波数工り圓い周波数
で感度が上がっており、周波数特性が平担になっている
ことが判る。
第5図は第2図の等両回路においてLeが無い場合に機
械系の共振周波数FO= 39.2 KHzを持つ加振
力Fで定常になるまで加振した後、t≧0で加振力をO
にした場合の出力電圧Eの減衰状態をシュミレーション
した結果を示す線図であり、上段は加振力F1中段はた
わみ量x1下段は出力電圧Eを表わす。尚、それぞれの
値は定常状態におけるそれぞれの理論的最大値でラシ、
無次元化しである。
第6図は、第2図の等両回路においてLeを挿入した場
合の同様なシュミレーション結果を示す線図である。第
5図に示したLeが無い場合に比べて減衰が極めて早く
、応答性が良いことが判る。
尚、上記実施例では、50回路の反共振周波数を機械系
のみの場合の共振周波数と合せたが、負荷抵抗8により
強い制動がかかると系全体の共振周波数は低下するため
、50回路の反共振周波数を機械系のみの場合の共振周
波数よりやや低目に設定しても良い。又、加振力の中心
周波数が機械系の共振周波数からはずれている場合は、
50回路の反共振周波数が加振力の中心周波数になるよ
うなコイルを用いても良い。その場合は加振力の周波数
に対しては応答性が良くなる。又、50回路の反共振周
波数を調整するためにコイル11を可変インダクタンス
のものにしてもよい。又、同じ目的でコイル11と並列
にコンデンサ又は可変コンデンサを挿入しても良い。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、圧電素子の両肩間に負
荷抵抗とコイルの並列回路を接続しており、圧電素子が
持つ静電容量とコイルで構成される50回路のインピー
ダンスが大きくなり、圧電素子のたわみによって生じた
電荷はほとんど負荷抵抗に流れ、負荷抵抗による制動効
果が大きくなる。従って、低周波数での感度が高く、周
波数特性が平担で応答性の良い圧電型変換器が得られる
又、機械的な制動材を用いる場合に比べて安定し次性能
で安価な圧を型変換器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による圧電型変換器の電気回略図、第
2図はこの発明による圧電型変換器の機械的振動部分と
電気回路部分をカップリングした等価回路図、第3図は
この発明による圧電を変換器の加振力の周波数が圧電素
子が持つ静電容量とコイルで構成されたLC回路の反共
振周波数と一致した場合の等価回路図、第4図はこの発
明および従来の圧電型変換器の感度を示す特性図、第5
図は従来の圧電型変換器の過渡応答のシュミレーション
結果を示す線図、第6図はこの発明による圧電型変換器
の過渡応答のシュミレーション結果を示す線図、第7図
は従来およびこの発明による圧電型変換器の機械的部分
を示す断面図、第8図は従来の圧電型変換器の電気回路
図、第9図は従来の他の圧電型変換器の斜視図である。 ■・・・圧電素子、8・・・負荷抵抗、11・・・コイ
ル。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機械的な力を電気信号に変換する圧電型変換器に
    おいて、圧電素子と、圧電素子の両電極間に接続された
    負荷抵抗とコイルの並列回路を備えたことを特徴とする
    圧電型変換器。
  2. (2)圧電素子が持つ静電容量と前記コイルで構成され
    るLC回路の反共振周波数を、圧電素子及びその他の部
    材で構成される振動系の機械的共振周波数またはそれよ
    りやや低い周波数に設定したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の圧電型変換器。
  3. (3)圧電素子が持つ静電容量と前記コイルで構成され
    るLC回路の反共振周波数を、使用される特定の加振力
    の中心周波数と一致させたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の圧電型変換器。
  4. (4)コイルのインダクタンスを可変としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載
    の圧電型変換器。
  5. (5)前記並列回路と並列にコンデンサまたは可変コン
    デンサを付設したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第4項のいずれかに記載の圧電型変換器。
JP4564587A 1987-02-27 1987-02-27 圧電型変換器 Pending JPS63212298A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813223B1 (en) * 2000-02-24 2004-11-02 Asulab S.A. Portable object such as, in particular, a timepiece, including a piezoelectric transducer for entering data manually
JP2012229990A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Panasonic Corp 超音波センサ
JP2013250169A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Panasonic Corp 超音波センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813223B1 (en) * 2000-02-24 2004-11-02 Asulab S.A. Portable object such as, in particular, a timepiece, including a piezoelectric transducer for entering data manually
JP2012229990A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Panasonic Corp 超音波センサ
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