JPS63211230A - ヘモグロビン含有リポソ−ム - Google Patents

ヘモグロビン含有リポソ−ム

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JPS63211230A
JPS63211230A JP4282687A JP4282687A JPS63211230A JP S63211230 A JPS63211230 A JP S63211230A JP 4282687 A JP4282687 A JP 4282687A JP 4282687 A JP4282687 A JP 4282687A JP S63211230 A JPS63211230 A JP S63211230A
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JP
Japan
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hemoglobin
liposome
hydrogenated
concentration
phospholipid
Prior art date
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Application number
JP4282687A
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Inventor
Kazuhiko Suzuki
鈴木 一比好
Keisuke Sakaguchi
坂口 圭介
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は改良されたヘモグロビン含有リポソーム(以下
ヘモソームという)に関する。さらに詳しくは本発明は
高濃度のヘモグロビン水溶液を含有するヘモソームに関
する。
本発明のへモソームは酸素運搬能および安全性が高く、
酸化に対して安定な人工赤血球として利用される。
[従来の技術] ヘモグロビンを含有するリポソームとして従来いわゆる
薄膜法により製造されたものがミラー(Miller)
らにより報告されている(米国特許第4.133.87
4号)。この方法によればヘモグロビン含有リポソーム
は、リポソーム形成脂質をクロロホルム等の適当な打機
溶媒に溶解し、得られた溶液から溶媒を留去して脂質の
薄膜をつくり、この薄膜に溶血ヘモグロビン水溶液を加
え、激しく撹拌して多重層リポソームを形成し、次にこ
れを超音波処理することによって得られる。この方法に
よれば、ヘモグロビンが酸素に触れる時間が少ないので
ヘモグロビンの変性が比較的少ない利点がある。しかし
ながら保存中にリポソーム中のヘモグロビンのヘム鉄が
徐々に酸化されてメトヘモグロビンに変質して酸素の運
搬機能を失うおそれがある。血球内においてはヘモグロ
ビンはメト型に酸化されても酸素の作用によりもとへ還
元される機構をそなえているが、溶血して血球外へとり
出されるとこのような機構がないため、一旦メト型に変
質すると酸素運搬能を失ってしまう。
さらに、ヘモグロビンは分子ff168,000の高分
子化合物であり、その水溶液は粘度が高い。ところが従
来の方法ではこのような高分子量、高粘度の水溶液を含
有するリポソームを調製することはできず、ヘモグロビ
ン濃度がせいぜい15%程度のリポソームしか得られな
い。天然赤血球中のヘモグロビン濃度が35%前後であ
ることを考慮すると上記濃度では酸素運搬能が低すぎる
。そのため該ヘモソーム自体の濃度を高めざるをえなく
なり、そうすると膜材の構成成分である脂質濃度が高く
なり、安全性の面から問題を生じる。さらにヘモソーム
濃度を高めるとその懸濁液の粘性が高くなり血流循環動
態にとって不利となる。従ってリポソーム内部に高濃度
のヘモグロビンを含Hするヘモソームが望まれる。
[発明が解決しようとする問題点] 従って本発明の目的は、ヘモグロビンの酸化を防止した
ヘモソームを提供することにある。
さらに本発明の目的はリポソーム内部に取り込まれたヘ
モグロビン水溶液におけるヘモグロビン濃度が赤血球中
のそれと同等またはそれ以上であるヘモソームを提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明は下記の構成を何す
る。
1) リポソーム内にヘモグロビン水溶液を取り込んで
なるヘモグロビン含有リポソームであって、リポソーム
膜が水素添加率50%以上の水素添加リン脂質を主成分
とし、ヘモグロビン水溶液が30〜60%(w/w)の
ヘモグロビン濃度を有することを特徴とするヘモグロビ
ン含有リポソーム。
2) 水素添加リン脂質が水素添加天然リン脂質である
第1項に記載のヘモグロビン含有リポソーム。
3) 水素添加天然リン脂質が水素添加レシチンである
第2項記載のヘモグロビン含有リポソーム。
4) 水素添加率80%以上の水素添加レシチンである
第3項記載のヘモグロビン含有リポソーム。
5) 水素添加率80%以上の水素添加ホスファチジル
コリンである第4項記載のヘモグロビン含有リポソーム
6) ヘモグロビン濃度が50%(w/w)である第1
項記載のヘモグロビン含有リポソーム。
7) リポソーム膜が負電荷を与える物質を含む第1項
乃至第5項のいずれかの項に記載のヘモグロビン含有リ
ポソーム。
8) 負電荷を与える物質がホスファチジン酸またはジ
セチルホスフェートである第6項記載のヘモグロビン含
有リポソーム。
本発明のへモソームは膜材が水素添加率50%以上の、
水素添加リン脂質を主成分とする。
大豆レシチン、卵黄レシチン等天然のリン脂質は全て不
飽和脂肪酸を分子中に含んでいるが本発明においては上
記天然リン脂質の不飽和脂肪酸の50%以−ヒを水素で
飽和した水素添加リン脂質が好適使用される。
合成ジステアロイルレシチンは分子中に不飽和脂肪酸を
含んでいないので酸化に対して安定であるが、ヘモグロ
ビンの捕捉率が水素添加天然レシチンにくらべて劣って
いる。これは水素添加天然リン脂質が異なった種類の脂
肪酸を分子中に含んだリン脂質の混合物であるのに対し
て、合成ジステアロイルレシチンは分子中に脂肪酸とし
てステアリン酸のみを含む単一化合物であることによる
と思われる。
本発明において用いる水素添加リン脂質の水素添加率は
50%以上、好ましくは80%以上であり、ヨウ素価で
表わして30以下、好ましくは10以下である。水素添
加率が50%より少ないとヘモグロビンの酸化の防止が
不十分である。水素添加リン脂質の例としては、レシチ
ン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジル
イノシトール、ホスファチジルセリン、ホスファチジル
グリセロール、スフィンゴミエリン、カルシオリビン等
を常法に従って水素添加したものがあげられる。特に大
豆レシチン、卵黄レシチン、コーンレシチン、綿実油レ
シチン、ナタネレシチン等を水素添加した水素添加天然
レシチンが好適に使用される。
水素添加率は次の如くして測定される。すなわち、水素
添加リン脂質の脂肪酸部分をJ huo+らの方法[J
、 Am、 Oil Chea+、 Soc、 53.
132 (1982)]によりメチルエステルとした後
GLC分析し、構成脂肪酸からヨウ素価を算出する。同
様にして未水素添加リン脂質のヨウ素価を求め、」1記
水素添加リン脂質のヨウ素価との比率から水素添加率を
算出した。
本発明のへモソームの膜材には膜の強度を高めるために
、コレステロール、トコフェロール(ビタミンE)等の
ステロールを添加することができ、またリポソームの凝
集を防止するために、負の電荷を与える物質、例えばホ
スファチジン酸、ジセチルホスフェートを添加すること
ができる。さらに、膜材にアスコルビン酸エステルを加
えるとリポソーム膜の酸化が抑制される。
リポソーム内部に取り込まれるヘモグロビンは赤血球を
常法に従って溶血し分画分子量5万の膜を使用した限外
か過により30%(w/w)以上に濃縮したものが使用
される。ヘモグロビンは水溶液の形態でリポソームに取
り込まれ、その濃度は30〜60%(w/w)であり、
その粘度はおよそ10cP〜3.000cP  (4℃
)である。
本発明のヘモグロビン水溶液にビタミンCを添加するこ
とはヘモグロビンの酸化を防止するのに有効であり、そ
の添加量はヘモグロビンに対しておよそ2〜10倍モル
である。
本発明のへモソームは、上記水素添加天然リン脂質を主
成分とするリポソーム膜材を有機溶媒に溶解し、該溶液
から溶媒を留去し、残留物に30〜60w/w  (%
)濃度のヘモグロビン水溶液を加え、振盪処理するかま
たは超音波処理することにより均一な懸濁液とし、該懸
濁液を不活性ガスで加圧し、不活性ガスを該懸濁液に十
分浸透させた後読懸濁液を細隙から高圧吐出処理するこ
とによって製造される。
上記製法において、均一な懸濁液を調製するまでの工程
は、水素添加天然リン脂質を主成分とする膜材を使用す
る以外は、前述した薄膜法として知られるリポソームの
製造方法と同じであり、そ。
れ自体公知の方法に従って実施される。有機溶媒として
は通常クロロホルム、エタノール等が用いられる。
かくして得られた懸濁液は細隙ノズル付き加圧容器内で
不活性ガス、例えば窒素ガスまたはアルゴンガス、で加
圧される。加圧はおよそ80〜130kg / c−が
適当である。不活性ガスが懸濁液に十分浸透したのち、
懸濁液をノズルから吐出処理する。
懸濁液を高圧吐出処理する工程は、高圧吐出型乳化機、
好ましくはガス加圧式高圧吐出型乳化機(米国パール社
製、商品名二バール細胞破砕機)を用いて懸濁液を上記
の圧力を保持しつつ細隙から1〜数回吐出させることに
よって実施される。
この時不活性ガスの浸透した懸濁液は、ガスの急激な圧
力膨張によって激しく乳化され、リポソームが形成され
る。高圧で吐出され′るほどリポソームの粒径は小さく
なる。かくして得られるリポソーム液は常法に従って洗
浄され、超遠心処理等によって採取される。
次に実施例および試験例を示して本発明をさらに具体的
に説明する。
実施例 ■)赤血球膜除去ヘモグロビン(SFH)の調製抗凝固
剤入りの採血バックを用いて、牛の静脈より牛全血15
Iを採取する。採取全血は無菌的に密閉容器内、4℃に
て運搬保管する。以下工程はすべて無菌的に、4℃低温
下にて行なう。
連続遠心機により生理食塩水を用いて遠心洗浄を行ない
血小板、白血球、血漿を取り除いた粗洗浄赤血球5gを
得る。
孔径0.45μの血漿分離器により、生理食塩水を用い
てさらに洗浄を行なう。洗浄赤血球5gに対してパイロ
ジエンフリーの蒸留水10.Qを加え溶血させる。孔径
0.45μの血漿分離器および孔径0.1μの血漿成分
分離器を用いて、赤血球膜の除去および濾過無菌化を行
なう。ヘモグロビン濃度8%(w/w)の赤血球膜除去
ヘモグロビン約12gが得られる。
透析用ダイアライザーTAFIOW(テルモ社製のセル
ロース系中空系ダイアライザー)を用いて限外濾過によ
り濃縮しヘモグロビン濃度50%(w/w)の赤血球膜
除去ヘモグロビン約1.8gが得られる。
2)リポソーム形成脂質の調製 水素添加率8096の精製ホスファチジルコリン27.
76 f、コレステロール6.96g、水素添加率80
%の精製ホスファチジン酸3.75gをクロロホルムに
溶解する。該脂質溶液をナスフラスコに入れ、エバポレ
ーションを行ないクロロホルムを除去し、ナスフラスコ
の底に脂質膜を形成させる。さらに真空乾燥を16時間
行ないクロロホルムを完全に除去する。
3)、SFH・脂質の懸濁液作成 前記SFH調製工程で得られた50%SFHのうち、3
00 mlを該脂質膜に添加して、振盪または超音波に
より均一な懸濁液とし、これを原料溶液とする。
4)不活性ガスを用いた加圧吐出によるヘモグロビン溶
液を細隙ノズル付きの加圧容器、パール細胞破砕器(米
国PARR社製)に入れ、チッ素ガスを導入し130 
kg/cdに加圧する。30分間放置し、チッ素ガスを
十分に原料溶液に浸透させる。
次にノズルのバルブを徐々に開放し、130 kg/c
dの圧力を維持しながら原料溶液を吐出させる。
5)ヘモグロビン含有リポソームの精製加圧吐出後の液
を生理食塩水で10倍に希釈し遠心(17,00Orp
m、 30m1n)により、ヘモグロビン自白。
リポソームの沈殿として分離する。上澄のカプセル化に
関与しなかったヘモグロビン溶液をデカンテーションで
除き、その後生理食塩水でヘモグロビン含有リポソーム
沈殿を懸濁させ、再度遠心を行なう。以下同様の操作を
上澄にヘモグロビンが検出されなくなるまで繰り返す。
6)粗大粒子の除去 精製後のヘモグロビン含有リポソームの懸濁液を0.4
μのニューフリポアメンブレン(材質:ポリカーボネイ
ト)にてン濾過して粗大粒子を取り除く。
7)ヘモグロビン濃度調製 最終的に生理食塩水に懸濁し、ヘモグロビン濃度109
6に調製したものが180 ml得られた。
試験例 1 ヘモグロビンの酸化 実施例で作成された水素添加リン脂質へモソーム(NI
J、1)、未水素添加リン脂質へモソーム(ビタミンE
添加#)[2)および未水素添加リン脂質へモソーム(
ビタミンE添加無’)  (No、3)をそれぞれ生理
食塩水に懸濁し、37℃で保持したときのメトヘモグロ
ビン比率(%)を経時的に測定した。結果を第1図に示
す。第1図から明らかに本発明の水素添加リン脂質へモ
ソーム(No、1)には酸化(メト化)抑制の効果がみ
られる。
試験例 2 濃厚ヘモグロビン水溶液をリポソーム化することによる
ヘモソーム懸濁液中のヘモグロビン濃度に対する脂質濃
度低減化の効果を調べた。
実施例で作成した50%SFHへモソーム(Nal)、
対照としての30%SFHへモソーム(No、4)およ
び15%SFHヘモソーム(、No、 5 )における
ヘモソーム懸濁液中のヘモグロビン濃度: H(mg/
ml)と脂質濃度: L (mg/ml)の比H/Lを
表1に示す。
表   1 試     料        )(/LN[Ll  
50%SFHのへモソーム  1629賜、430%S
FHヘモソーム  3.48陽、515%SFHへモソ
ーム  6.76表1からSFHの濃度が上昇するにつ
れHb濃度に対する脂質濃度低減化の効果が明らかであ
る。
試験例 3 濃厚ヘモグロビン水溶液をリポソーム化することによる
ヘモソーム懸濁液の粘度低減効果を調べた。
ヘモソーム懸濁液(生理食塩水)中のヘモグロビン濃度
を一定(10%)にしたときの50%SFHへモソーム
懸濁液(No、1)、30%SFHへモソーム懸濁液(
No、4)および15%SFHへモソーム懸濁液(隘5
)のそれぞれの粘度を測定した。結果を第2図に示す。
第2図から、ヘモソーム懸濁液中のヘモグロビン濃度を
一定にしてその粘度を比較すると、濃厚なSFHを含有
する程へモソーム懸濁液の粘度は低減化することが明ら
かである。
[発明の効果] 本発明のへモソームにおいては膜材が50%以上水素添
加された水素添加天然リン脂質が使用され、酸化に対し
て抵抗性を有するので、ヘモグロビンのメト化が抑制さ
れる。
ざらに本発明のへモソームにおいてはヘモグロビンが濃
厚な水溶液としてリポソーム内部に取り込まれているの
で、膜材であるリン脂質の使用量をヘモグロビン量に対
して相対的に低減化することができ、それだけ安全性を
高めることができる。
さらに、ヘモソームの懸濁液の濃度を低めることができ
るので、その粘度が低減化され、血流循環動態にとって
有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はへモソーム中のメトヘモグロビン比率(%)の
経時変化を示すグラフである。 第2図はへモソーム懸濁液の粘度を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)リポソーム内にヘモグロビン水溶液を取り込んでな
    るヘモグロビン含有リポソームであって、リポソーム膜
    が水素添加率50%以上の水素添加リン脂質を主成分と
    し、ヘモグロビン水溶液が30〜60%(w/w)のヘ
    モグロビン濃度を有することを特徴とするヘモグロビン
    含有リポソーム。 2)水素添加リン脂質が水素添加天然リン脂質である特
    許請求の範囲第1項に記載のヘモグロビン含有リポソー
    ム。 3)水素添加天然リン脂質が水素添加レシチンである特
    許請求の範囲第2項記載のヘモグロビン含有リポソーム
    。 4)水素添加率80%以上の水素添加レシチンである特
    許請求の範囲第3項記載のヘモグロビン含有リポソーム
    。 5)水素添加率80%以上の水素添加ホスファチジルコ
    リンである特許請求の範囲第4項記載のヘモグロビン含
    有リポソーム。 6)ヘモグロビン濃度が50%(w/w)である特許請
    求の範囲第1項記載のヘモグロビン含有リポソーム。 7)リポソーム膜が負電荷を与える物質を含む特許請求
    の範囲第1項乃至第5項のいずれかの項に記載のヘモグ
    ロビン含有リポソーム。 8)負電荷を与える物質がホスファチジン酸またはジセ
    チルホスフェートである特許請求の範囲第6項記載のヘ
    モグロビン含有リポソーム。
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AU13648/88A AU608304B2 (en) 1987-02-27 1988-02-26 Process for preparing liposome
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