JPS6321101U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の１実施例の側面図、第２図
は第１図の線２―２に沿う断面図、第３図と第４
図は第２図に相応するが車輪の引張予応力を導入
する２つの技法を示すものである。第５図はこの
考案の車輪用のリム部分の構造の拡大図、第６図
は第５図に相応するがリムの代替構造を示し、第
７図は第５図に相応するがリムにおける車輪構成
要素を密封する方法を示し、第８図は第５図に相
応するがリムのさらに別の代替構造を示し、第９
図は第５図に相応するがリムのさらに別の代替構
造を示す。 １……板状部材、２……ハブ部分、３……リム
部分、４……スポーク部分、５……ボス、６……
ハブ、７……ボルト、８……合成プラスチツクフ
イルタ、９……ウエル、１０……膨張用弁、１１
……密封リング、１２……密封用ストリツプ、１
３……ボルト、１４……リム補強用板、１５……
タイヤ。

補正 昭６２．７．２０ 考案の名称を次のように補正する。 考案の名称 自動二輪車の車輪 実用新案登録請求の範囲、図面の簡単な説明を
次のように補正する。

【実用新案登録請求の範囲】 １ ハブと、 ハブの両端部夫々に、ハブの軸方向に所定の距
離を存して設けられた一対の環状取付け面と、 上記環状取付け面の夫々に、内周縁が取外し可
能に連結されるとともに、外周縁が互いに取外し
可能にして連結され、弾性変形可能な一対のデイ
スク部材と、 各デイスク部材の外周縁からデイスク部材の径
方向外側に延び、両方のデイスク部材の外周縁が
一対の環状取付け面間の中心面で互いに連結され
たとき、タイヤを取付けるためのリムを構成する
一対のリム半体とを備えてなり、 各デイスク部材は、皿形状をなしたプレート部
材からなるとともに、各デイスク部材において内
周縁と外周縁と結ぶ環状部位は、両デイスク部材
の外周縁が互いに近接するように傾斜されており
、上記環状部位の傾斜は、各デイスク部材の内周
縁が先ずハブの環状取付け面に連結されたとき、
各デイスク部材の外周縁がハブの軸方向に所定の
間隔を存して離間するように設定され、これによ
り、各デイスク部材の外周縁が弾性変形を伴つて
互いに連結されたとき、これらデイスク部材に所
定の復元力が与えられるか、若しくは、 上記環状部材の傾斜は、各デイスク部材の外周
縁が先ず互いに連結されたとき、両デイスク部材
の内周縁間の間隔がハブにおける環状取付け面間
の距離よりも大きくなるように設定され、これに
より、各デイスク部材の内周縁が弾性変形を伴つ
て、対応する環状取付け面に連結されたとき、こ
れらデイスク部材に所定の復元力が与えられるこ
とを特徴とする自動二輪車の車輪。 ２ 両デイスク部材の内周縁は、ハブの環状取付
け面にボルトにより取外し可能に連結されること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項に記
載の自動二輪車の車輪。 ３ 両デイスク部材の外周縁は、リベツト若しく
はボルトにより、互いに取外し可能に連結される
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
又は第２項に記載の自動二輪車の車輪。 ４ 各デイスク部材には、車輪のスポーク部を形
成するための開口が周方向に等間隔を存して形成
されていることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項に記載の自動二輪車の車輪。 ５ 両デイスク部材間によつて形成される空間に
は、プラスチツク材料が充填されていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第４項に記載の
自動二輪車の車輪。

【図面の簡単な説明】 第１図は、この考案の一実施例に係わる車輪の
側面図、第２図は、第１図中Ａ―Ａ線に沿う断面
図、第３図及び第４図は、車輪の組立て途中を夫
々示す断面図、第５図は、車輪におけるリムの拡
大断面図、第６図乃至第９図は、車輪におけるリ
ムの変形例を夫々示す断面図である。 １……デイスク部材、２……ハブ取付け部、３
……リム半体、４……スポーク部、５……ボス部
、６……ハブ、７，１０，１３……ボルト、８…
…フイルタ、９……ウエル、１１……シールリン
グ、１２……シール片、１４……強化プレート、
１５……タイヤ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハブと、リムと、前記ハブとリムを相互連
   結する手段とから成る車両車輪において、前記手
   段が相並んだ関係に置かれるのに適しかつ周辺ま
   たはその近くで間隔を置いて一緒に固定されかつ
   中央ハブに固定された２つの板状部材から成り各
   板状部材はその外周に輪郭部分を備えていてその
   部分は結合して車輪のリムを形成し、板状部材は
   組立の際適当に応力をかけられる車両車輪。 (2) 各輪郭部分がそれぞれの板状部材と一体に
   形成される実用新案登録請求の範囲第１項記載の
   車両車輪。 (3) 各板状部材が適当な切断金属成形手法によ
   り平らなシート材から適当に成形され、かつ成形
   またはスピニングにより輪郭リム部分が製作され
   る実用新案登録請求の範囲第１項または第２項に
   記載の車両車輪。 (4) 各板状部材に中央穴が設けられそれによつ
   て各板状部材がハブ上のボス（円筒突起）にはめ
   られることができ、かつ板間にあるハブの中央部
   分により板状部材が間隔を置かれる実用新案登録
   請求の範囲第１項ないし第３項のどれかに記載の
   車両車輪。 (5) 車輪の組立およびハブへの固定の際板状部
   材の周辺が圧縮力により互に接触するような初期
   形状を板状部材が有している実用新案登録請求の
   範囲第１項ないし第４項のどれかに記載の車両車
   輪。 (6) 各板の初期形状が、ハブに取付けられたと
   き周辺が互に間隔を置いていてそれによつて板状
   部材をそれらの周辺の近傍で固定する際板状部材
   の中で引張応力が生ずるような形状である実用新
   案登録請求の範囲第１項ないし第４項のどれかに
   記載の車両車輪。 (7) ハブの幅が、板状部材がその周辺の近くで
   最初に互に固定されるときハブが各板状部材から
   間隔を置いていてそれによつてハブと接触するよ
   うに板状部材を圧迫することと板状部材をハブに
   固定することが板状部材の中に引張応力を生じさ
   せるようなものである実用新案登録請求の範囲第
   １項ないし第４項のどれかに記載の車両車輪。 (8) 溶接またはリベツト締めにより板状部材が
   その周辺の近くで固定されかつタイヤの取外しを
   許すために輪郭リム部分が従来のウエルを含む実
   用新案登録請求の範囲第１項ないし第７項のどれ
   かに記載の車両車輪。 (9) 板状部材がそれらの周辺の近くで取外し可
   能に一緒に固定されかつ輪郭リム部分が基準平面
   を有する実用新案登録請求の範囲第１項ないし第
   ７項のどれかに記載の車両車輪。 (10) 板状部材の周辺部分間に密封手段が備えら
   れている実用新案登録請求の範囲第１項ないし第
   ９項のどれかに記載の車両車輪。 〓(11)１１〓 １つの板状部材の輪郭リム形成部
   分が他の板状部材の輪郭リム形成部分よりも幅が
   広くてウエルを提供し、それによつてタイヤの平
   面がハブの平面から片寄らせられかつ膨張用弁を
   収容する実用新案登録請求の範囲第１項ないし第
   １０項のどれかに記載の車両車輪。 〓(12)１２〓 各板状部材が、リム部分とハブ部
   分の間に複数の間隔を置いたスポーク状接続手段
   を備えて製作される実用新案登録請求の範囲第１
   項ないし第１１項のどれかに記載の車両車輪。 (13) かどのある補強用部材が板状部材にそれの
   周辺近くに固定されて備えられている実用新案登
   録請求の範囲第１項ないし第１２項のどれかに記
   載の車両車輪。 (14) あらゆる車輪の開放空間が適当なプラスチ
   ツク材料で充たされている実用新案登録請求の範
   囲第１２項または第１３項に記載の車両車輪。