JPS63210199A - 蒸熱処理方法及びその装置 - Google Patents

蒸熱処理方法及びその装置

Info

Publication number
JPS63210199A
JPS63210199A JP4304187A JP4304187A JPS63210199A JP S63210199 A JPS63210199 A JP S63210199A JP 4304187 A JP4304187 A JP 4304187A JP 4304187 A JP4304187 A JP 4304187A JP S63210199 A JPS63210199 A JP S63210199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
pressure
amount
boiler
sterilyzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4304187A
Other languages
English (en)
Inventor
谷口 紳
安部 貴幸
大道 隆志
一郎 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP4304187A priority Critical patent/JPS63210199A/ja
Priority to MYPI88000177A priority patent/MY103064A/en
Publication of JPS63210199A publication Critical patent/JPS63210199A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オイル・ぐ−ム(油やし)から油(・母−ム
オイル)を取る工場、いわゆる/譬−ムオイルミルにお
いて、・々−ム果実の枝や葉からの分離を容易化するだ
めの前処理工程に使用される蒸熱処理装置(ステリライ
ザ)に関し、特に、複数個の各ステリライザの蒸気圧を
、工場全体の蒸気バランスの下で最適に制御するように
した最適蒸熱処理方法及びその装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、・臂−ムの実は、果肉に当る繊維質の部分と固
い殻(から)に蔽われた種子の部分(ナツツ)からなっ
ており、ノ母−ムオイルミルは、繊維質部分に含まれる
油を絞り取る工場である。油を絞った後の繊維質(ファ
イバー)と種子の殻(シェル)Fi、、Ifイラの燃料
にされ、工場内の電力と蒸気を賄なっている。
典型的なノ4−ムオイルミルプラントの構成の一例を第
6図につbて説明する。
原料(被処理材)の・譬−ムはトラックでケージ操作場
lよシ搬入されるが)この時は葉の房(ふさ)(ハンチ
と呼ばれる)に多数の実(フルーツ)がついた状態であ
シ、Fresh Fruits Bunches(新鮮
な果実の房)略してFFBと呼ばれる。トラックで搬入
されたFFBは計量された後、ケージ1aに乗せてステ
リライザ(蒸熱処理機)2に入れられ、蒸気加熱により
パンチについたフルーツを取シ易くするために蒸される
。ステリライザ2の後方には、ケージクレーン3が設け
られ、その走行範囲内にス) IJツバ(脱果機)4が
配置されている。
ストリッツぐ4の、さらに後方には、ダイジェスタ(摺
シつぶし機)5とその下部に連結されたスクリュープレ
ス(ねじ圧搾機)6とが配置され、ストリッツ母4とス
クリュープレス6とは、果実搬送装置7を介して連1さ
れている。
スクリュープレス6下方に延在する分離溝8の果汁出口
には、振動篩(ふるい)9が開口し、核部9の出口には
1果汁タンク10が設けられ、その後方には、油水分離
装置(清澄タンク)11が配置されている。
一方、分離溝8のナツツ・ファイバー出口には、ファイ
バー分離装置12が後続し、その排出管13は、ナツツ
搬送管13aとファイバー搬送管13bに分岐し、該フ
ァイバー搬送管13bは、後続のファイバーサイクロン
14に延びている。該ファイノぐ−サイクロン14の出
口は、ファイバー搬送装置150入口端に臨み、該搬送
装置15の出目端は、蒸気供給手段としてのIイン16
の燃料供給016aに臨んでいる。
Iイン16からの蒸気は、蒸気供給管16bを一部分岐
してタービン発電機17を駆動した後、バックプレッシ
ャレシーバ(背圧溜め)(略してBPRと呼ばれる)1
Bに送られる。該B P 118からは、蒸気供給管1
8&が制御弁2aを介してステリライザ2に延び、また
他の蒸気供給管18bが前記ダイジェスタ5に接続され
、更に分岐して温水タンク19にも延び、該タンク19
からの温水19&はスクリュープレス6と振動篩9とに
接続されている。図中、20は給水源である。
運転に際しては、原料(被処理材)としてのFFBがス
テリツイデ2内にケージlaごと搬入され、ここでの蒸
気加熱によ)果実(フルーツ)を房(パンチ)からもぎ
易い状態にしておいて、後続するストリツzf 4での
果実の分離作業に際して収率を高める。
ステリライザ2での蒸熱処理を終えた被処理材は、ここ
から搬出されて、ケージlaごとクレーン3によシつり
上げられて、ストリツ・母4上方に運ばれて、ここで、
転倒されて被処理材のみがストリッツぐ4に投入される
ストリツ・44では、房から果実がもぎ取られ、残シの
房や葉(Ernpty Bunehea )は焼却して
肥料にされる。
一方、も・ぎ取られた果実は、果実搬送装f7によシ、
ダイジェスタ5上方に運ばれて、ここに投入される。
こむでは、被処理材である果実が蒸気で蒸しながら、か
き回すことによシ破潰され、果肉、ナツツ(種子)及び
果汁に解体され、油を絞夛易くされて下方のスクリュー
プレス6に送夛込まれ、゛ここで、果肉中のファ″イパ
ーに含まれている油脂成分が絞シ出される。この時、油
分がファイバー゛に残るのを少くするために熱湯を通し
ながら絞る。
これらの果汁、油脂成分、それに絞りカスのファイバー
や残存するナツツは、さらに下方の分離溝8に落下し、
ここで、分離されて、その果汁出口(図で右端)からは
、油脂成分を多量に含む果汁が取シ出され、後続の振動
篩9にて混入したfミ等の固形物が除かれて、果汁タン
ク10に集められた後、油水分離装置(清澄タンク)1
1に導かれて、ここで、油脂成分が分離抽出され、かく
して、ノ母−ム油が生産される。そして、このノ母−五
油は、専ら食用に供される。
一方、分離溝8のナツツ・ファイバー出口からは、残存
するナツツ、残りカスのファイバーやその他の固形物が
取り出され、これらは、乾燥させた後、ファイバー分離
装置12に搬送され、ここで、ファイバーとナツツが分
離され、ファイノぐ−は、ファイバー搬送管13bを通
じて、ファイバーサイクロン14内に若干量体積した後
1フアイ/4−搬送装置15により送られて、燃料とし
て、蒸気供給手段である?イブ−16の燃料供給016
aに投入される。
一方、ファイバー分離装置i12にて分離されたナツツ
は、ナツツ搬送f13 a f、通じて排出され、カー
ネル(核部分)を取ってシェル(殻)のみを燃料にし、
カーネルは別途処理される。
このようにして、パーム油の生産過程での副産物である
ファイバーをlイン16にて燃焼させて、ここで発生す
る蒸気は−HBPRに貯溜された後、蒸気供給管18b
を通じてダイジスタ5に供給され、さらに、温水タンク
19にて、熱交換により温水を生成し、この温水が温水
管19a経由でスクリュープレス6と振動篩9とに供給
される。さらにこの蒸気は、制御弁2aにより制御され
てステリライザ2に供給される。
上記したようにパームオイルはオイルパ−ムの果実の果
肉部より得られるが、このオイルパームの果実は長さ3
〜5副、重さ3〜20g程の核果てち9、該果実が10
00〜1500個集って1つの果房を形成している。原
料のFFB (果房)はミルに搬入されると、先ず最初
にステリライズ(蒸熱処理)さiるが、この処理の目的
は、果実中の油分を分解し、油分を酸化してしまう酵素
を不活性化し、また果実を柔かくし、次工程での脱果を
容易にする等であり1この目的のために、約3kg1Z
国2の飽和蒸気により加熱・加圧処理が行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した蒸熱処理の目的を充分に且つ短時間で行なうた
めの最適の運転方法の研究が行われてきた。第5図を参
照して説明するが、図の横軸は時間を示し、縦軸上方は
ステリライザ内の蒸気圧力を、縦軸下方は蒸気バルブの
開度をそれぞれ示す。
初期においては、第5図(2)に示すように、単純にa
−1期間で加圧し、a−2期間で圧力保持し、a−3期
間で減圧を行なうシングルピーク・オペレーションと呼
ばれる運転方法であったが、この方法では果房内の空気
を完全に抜くことができず、このため、処理効率が悪く
、十分な処理効果を得るためには)長時間の運転が必要
であった。
近年、果実の品種改良等によシ果房に付く果実の数が増
大し、果実が二層、三層にご実るようになって来たため
、果房の内部にまで蒸気を送り込み・充分な処理効果を
上げるためX ツーピーク・オペレーションに相当する
第5図(b)及びトリプルピーク・オペレーションに相
当する同図(e)にそれぞれ示すように、蒸気による加
熱(b−1,b−3及びc−1+  c−3+  c−
5各期間)と排気(b−2及びc −2+  c −4
各期間)を複数回繰シ返えす複数なノ臂ターンによる処
理が行われるようになって来た。なお1上記の図中、b
−4及びC−6は圧力保持期間、b−5及びe−7は減
圧期間をそれぞれ示している。
上記した蒸熱処理は、時間、温度及び圧力が複雑にから
み合っており、どの要素が最適値から外れても、油の損
失につながるため、この運転の制御はミル(工場)のプ
ロセス中量も重要なものの一つとなっていた。
また、パームオイルミルにおいては、蒸熱処理を行なう
ステリライザは通常4基置かれ、交互に運転されている
。一方、必要な蒸気を供給するディジは2基置かれ、発
生した蒸気は先ずタービンを駆動し、ステリライザ以外
にもグイジエスタ、オイルタンク(清澄タンク)等で使
用される。
通常、ステリライザは長さ30 m %直径2田程の大
きな圧力容器であり、特に処理開始時には大量の蒸気を
必要とする。このように1ステリライザはパッチにて間
欠運転され、一時期に多量の蒸気を消費するのに対し、
ボイラは連続運転されるため、従来の手動或いは一部で
用いられているシーケンスコントローラ等による蒸気供
給パルフ操作時には、ミル全体への蒸気供給に大きな影
響を与えている。従って、蒸気バルブの急開閉のために
、パックプレツシャレシーノ? (B P R)にまで
その影響が及び、特に他の処理中のステリライザ内の蒸
気圧力が急変動し、プロセスに悪影響を及ぼすという問
題があった。
本発明は、ボイラの発生蒸気量1パツクプレツシヤレシ
ーパの圧力等をもとに、工場全体の蒸気バランスを取り
つつ蒸気バルブを操作し、ステリライザの蒸気圧を最適
に制御することを技術的課題としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した従来技術の問題点及び技術的課題を解決するた
めに、本発明の第1番目の発明は、ざイラが発生してい
る蒸気量を検出し、圧力保持中のステリライザの台数を
検知し、これに必要な蒸気量と、これらのステリライザ
以外の機器が必要とする蒸気量とを算出し、これらの両
蒸発量と前記ざイラ発生蒸気量との差より、運転しよう
とするステリライザの使用可能な最大蒸気量を算出し、
該算出された蒸気量に応じて蒸気バルブ制御装置がPI
Dコントローラに設定値を与え、フォローモードによっ
て一定保持圧力まで加圧された後、通常のPID制御に
切替えるようにして、当該ステリライザの蒸気圧を制御
することを特徴としている。
また、第2番目の発明は、ボイラの発生蒸気量を検出す
る蒸気量検出手段と、運転しようとするステリライザの
使用可能最大蒸気量を算出する演算装置と、圧力保持中
のステリライザの台数を上記演算装置に入力する手段と
、ステリライザの圧力を検出する圧力検出手段と、上記
演算装置によりボイラの発生蒸気量及び圧力保持中のス
テリライザに必要な蒸気流量から算出された使用可能最
大蒸気量を設定値として7オローモード又はPIDモー
ドに切替えて蒸気ノ々ルプに出力するPIDコントロー
ラとを備え、上記圧力検出手段の検出圧力が設定圧力以
上に上昇したときフォローモードよfiPIDモードに
切替えることを特徴としている。
〔実施例〕
次に1本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図は、本発明に使用されるPIDコントローラとフ
ォローモードの説明図である。
図において、21はPIDコントローラ(現場形自動演
算調節計)であって、制御器(後記する演算制御装置に
相当する。)22よ、9PID演算器23に入力された
設定値に対し、ステリライザ24よシ圧力伝送器25を
経て入力される蒸気圧力が設定圧力よりも低いときは、
切替スイッチ26が7オローモード側に接続され、第5
図(C)におけるc−1〜c−5の・母ターンで、制御
器22の設定値がそのまま弁開度として入力され蒸気Δ
ルプを構成する制御弁27が制御され、また上記設定圧
力を越えると、切替スイッチ26がPIDモードに切替
わシ、同図(e)におけるc−6の圧力保持の状態を呈
するように、ステリライザ内の圧力によりPID制御さ
れる。゛ 第2図は、4台のステリライザ24A〜24Dのシーケ
ンスコントロールの作動状態を示ス説明図であって、横
軸は時間を示し、縦軸上方はステリライザ内の蒸気圧力
を、縦軸下方は蒸気バルブの弁開度をそれぞれ示す。
図の時点Aにおいては、ステリライザ24Cと240が
圧力保持中であり、ステリライザ24Bは停止中であり
、ステリライザ24Aの運転が開始される状態を示して
いる。本実施例では、時点Aのようなステリライザ24
Aの運転開始時に、工場全体の蒸気バランスを取りつつ
蒸気バルブを操作し、ステリライザの蒸気圧を最適に制
御せんとするものであって、そのだめの制御方法(手順
)は、次のとおりである。
山 先ず、ステリライザ24Aが使用可能である蒸気は
、次のように演算され、決定される。
■ ボイラが発生している蒸気量をQ。とする。
■ 圧力保持中のステリライザの台数をn(第2図の時
点Aでは24Cと24Dの2台)とすると、必要な蒸気
は(nXq )で求まる。
但しqは、1台のステリライザが圧力保持に必要な蒸気
流量である。
■ ステリライザ以外の工場内の機器(例えばタービン
やダイジェスタ等)が必要とする蒸気は、工場運転中一
定と考えられ、その値をQ2  とする。
■ ステリライザ24Aが使用できる蒸気t(流量)Q
は、 Q=Qo−(nXq)−Q2 で求められる。
1)次に、上1iill!Qに厄じてバルブ制御装置(
第1図の22)がPIDコントローラ(同21)に設定
値を与える。
6i11  この設定値により、該ステリライザ24A
の蒸気圧力が設定圧力より低い間は前記したようにフォ
ローモードにより蒸気バルブが制御され、また蒸気圧力
が設定圧力より高いときはPIDモーげに切替えて制御
される。このことは上記したとおりである。
(1v)バックプレッシャレシーバ(npn)の圧力P
Rが一定値以上急減したときは、蒸気バルブを自動的に
閉じるように制御される。
第3図は、本発明の蒸熱装置の構成を示すブロック図で
あって、図中、第1図、第2図と対応する部分には、同
一ないし同類の符号を用いている。
図において、がイラ16の発生蒸気は、タービン17、
BPRlgを経て、4台のステリライザ24A〜24D
へ、各蒸気制御弁27A〜27Dを経て導かれる。各蒸
気制御弁27A〜27Dは、PIDコントローラ21A
〜210によって制御される。各ステリライザ24A〜
24Dの圧力Ps1〜P84は、圧力伝送器25A〜2
5Dを介し−C各PIDコントローラ21A〜21Dと
、各演算制御装置22A〜22Dにそれぞれ入力されて
いる。また各演算制御装置22A〜22Dには、BPR
lgの圧力PB  と、ボイラ16の発生蒸気量Q。が
流量計28を介して入力されている。図中、29は圧力
伝送器である。
一方、シーケンスコントローラ30によって、ステリラ
イザ24A以外のステリライザ24B〜24Dが圧力保
持中か否かを、スイッチSW2〜SW4をON / O
FF 信号によシ操作して演算制御装置f22Aに入力
するようになっている。また、他の演算制御装置It2
2B〜22Dも同様に他のステリライザの状態がON 
/ OFF 信号によ多入力されている。
第4図は、第3図に記載した構成図の中の一つの演算制
御装置22Aを中心とした制御回路図である。図中、第
1図〜第3図に記載した符号と同一の符号は同一ないし
同類部分を示すものとする。
図において、シーケンス・コントローラ30からは、ス
テリライザ24A以外の3台のステリライザ24B〜2
4Dの中の圧力保持中のものについて110信号を送り
、圧力保持に必要な蒸気量q(設定値)を、台数に応じ
てスイッチ5yV2〜8W4を1に切替えることによっ
て、発生蒸気量Q。から、減算(−)するようになって
いる。次いで、ステリライザ以外の機器が必要とする蒸
気量Q2  の分も減算(−)される。
サラニ、パック・プレッシャ・レジ−ツク(BPR)の
圧力が一定値以下に下がった時、蒸気バルブを閉じるた
めに設定値qmが設定されている。
図中、PB(t−1)は1サンプリング時間前のデータ
を示す。以上により演算されたステリライザ24Aが使
用できる蒸気量が設定値としてPIDコントローラ21
Aに入力されている。
そしてPIDコントローラ21Aでは、ステリライザ2
4Aの蒸気圧力Ps、がPIDモードに切替えるだめの
設定圧力Pc 以上のとき、切替スイッチを1に切替え
て蒸気制御弁27AをPIDモードに制御されるように
なっている。
上記した実施例において、ステリライザの設置台数を4
台とした装置について説明したが、4台に限らないこと
は勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ざイラから発生し
ている蒸気量を検出し、圧力保持中のステリライザの台
数を検知し、これに必要な蒸気量と、これらのステリラ
イザ以外の機器が必要とする蒸気量とを算出し、これら
の両蒸発量と前記ぎイラ発生蒸気量との差より、運転し
ようとするステリライザの使用可能な最大蒸気量を算出
し、該算出された蒸気量に応じて蒸気バルブ制御装置が
PIDコントローラに設定値を与え、フォローモードに
よって一定保持圧力まで加圧された後、通常のPID制
御に切替えるようにしたことにより、蒸気バルブは工場
全体の蒸気バランスを取りつつ操作されるので、ステリ
ライザの蒸気圧を最適に制御することができる。
偶因面の簡単な説明 第1図は本発明に用いられるPIDコントローラとフォ
ローモードの説明図、第2図は同じく4台のステリライ
ザのシーケンスコントロールノ作用説明図、第3図は本
発明の一実施例を示すブロック構成図、第4図は第3図
における演算制御装置の回路図、第5図は作用説明図、
第6図はノクームオイルミルプラントの構成図である。
16・・・ぎイラ、  18・・・パンクデレックヤレ
シー ノ々 (BPR)  、      21.  
 21A  〜 21D  ・・・PIDコントローラ
、  22・・・制御器、22A〜22D・・・演算制
御装置、  23.23A・・・PID演算器、  2
4.24A〜24D・・・ステリライザ、  27.2
7A〜27D・・・蒸気バルブ(制御弁)、  3o・
・・シーケンスコントローラロ 1r+1 2  区 (a) 第5図 Cb)         (C) −736−・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ボイラからバックプレッシャレシーバを経て複数台
    のステリライザに蒸気バルブを介して蒸気を供給するよ
    うにした蒸熱処理において、ボイラが発生している蒸気
    量を検出し、圧力保持中のステリライザの台数を検知し
    、これに必要な蒸気量と、これらのステリライザ以外の
    機器が必要とする蒸気量とを算出し、これらの両蒸気量
    と前記ボイラ発生蒸気量との差より、運転しようとする
    ステリライザの使用可能な最大蒸気量を算出し、該算出
    された蒸気量に応じて蒸気バルブ制御装置がPIDコン
    トローラに設定値を与え、フォローモードによって一定
    保持圧力まで加圧された後、通常のPID制御に切替え
    るようにして、当該ステリライザの蒸気圧を最適に制御
    することを特徴とする蒸熱処理方法。 2、ボイラからバックプレッシャレシーバを経て複数台
    のステリライザに蒸気バルブを介して蒸気を供給するよ
    うにした蒸熱処理装置において、ボイラの発生蒸気量を
    検出する蒸気量検出手段と、運転しようとするステリラ
    イザの使用可能最大蒸気量を算出する演算装置と、圧力
    保持中のステリライザの台数を上記演算装置に入力する
    手段と、ステリライザの圧力を検出する圧力検出手段と
    、上記演算装置によりボイラの発生蒸気量及び圧力保持
    中のステリライザに必要な蒸気流量から算出された使用
    可能最大蒸気量を設定値としてフォローモード又はPI
    Dモードに切替えて蒸気バルブに出力するPIDコント
    ローラとを備え、上記圧力検出手段の検出圧力が設定圧
    力以上に上昇したときフォローモードよりPIDモード
    に切替えることを特徴とする蒸熱処理装置。
JP4304187A 1987-02-27 1987-02-27 蒸熱処理方法及びその装置 Pending JPS63210199A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4304187A JPS63210199A (ja) 1987-02-27 1987-02-27 蒸熱処理方法及びその装置
MYPI88000177A MY103064A (en) 1987-02-27 1988-02-24 Sterilizing method and apparatus thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4304187A JPS63210199A (ja) 1987-02-27 1987-02-27 蒸熱処理方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63210199A true JPS63210199A (ja) 1988-08-31

Family

ID=12652818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4304187A Pending JPS63210199A (ja) 1987-02-27 1987-02-27 蒸熱処理方法及びその装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS63210199A (ja)
MY (1) MY103064A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069323A1 (ja) * 2007-11-28 2009-06-04 Jfe Engineering Corporation アブラヤシ空果房からのエタノール製造方法、草本系バイオマスからのエタノール製造方法及び草本系バイオマスの糖化処理前の前処理方法
JP2016507370A (ja) * 2013-01-16 2016-03-10 ドン ベ,ヒ パーム油の生産加工工程から最終的に排出される排出水とパーム副産物とを利用した処理設備及び処理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534766A (en) * 1978-09-04 1980-03-11 Hitachi Ltd Fluid flow rate control device
JPS61156303A (ja) * 1984-12-27 1986-07-16 Toshiba Corp プロセス制御装置
JPS6222898A (ja) * 1985-07-23 1987-01-31 株式会社荏原製作所 パ−ムオイルミルにおけるステリライザ制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534766A (en) * 1978-09-04 1980-03-11 Hitachi Ltd Fluid flow rate control device
JPS61156303A (ja) * 1984-12-27 1986-07-16 Toshiba Corp プロセス制御装置
JPS6222898A (ja) * 1985-07-23 1987-01-31 株式会社荏原製作所 パ−ムオイルミルにおけるステリライザ制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069323A1 (ja) * 2007-11-28 2009-06-04 Jfe Engineering Corporation アブラヤシ空果房からのエタノール製造方法、草本系バイオマスからのエタノール製造方法及び草本系バイオマスの糖化処理前の前処理方法
JP2009125050A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Jfe Engineering Corp 草本系バイオマスの酵素加水分解の前処理方法、草本系バイオマスを原料とするエタノール製造方法及びパームヤシ空果房を原料とするエタノール製造方法
JP2016507370A (ja) * 2013-01-16 2016-03-10 ドン ベ,ヒ パーム油の生産加工工程から最終的に排出される排出水とパーム副産物とを利用した処理設備及び処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
MY103064A (en) 1993-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2557429C2 (ru) Способ и система для переработки водных организмов
Bergthaller et al. Potato starch technology
CN103254991A (zh) 一种绿色轻榨茶油加工方法
CN104046509A (zh) 一种茶籽连续冷榨工艺
CN101177647A (zh) 一种火麻油脂加工工艺
CN103497824A (zh) 核桃油的制取工艺
CN108741078A (zh) 制备亚麻籽胶、亚麻木酚素、亚麻膳食纤维和亚麻蛋白粉的方法以及亚麻籽的加工方法
GB1562220A (en) Method and an apparatus for extracting oils from vegetable raw materials
Berger Production of palm oil from fruit
WO2012096561A2 (en) A method for extraction of palm oil
CN105087148B (zh) 棕榈果干法刹酵榨油工艺及装置
JPS63210199A (ja) 蒸熱処理方法及びその装置
JP2009226357A (ja) 亜臨界抽出装置
BR112017017097B1 (pt) Método para o tratamento de efluente produzido a partir do processo de moagem de óleo de palma
CN103937594A (zh) 一种智能程控小榨精制花生油的生产工艺
CN113186025A (zh) 一种醇香花生油的加工方法
JPS63207497A (ja) 温水供給装置
Southworth Palm oil and palm kernels
CN101643685A (zh) 胶质含量高的油料过滤除杂工艺
CN109456387A (zh) 一种红花籽蛋白粉生产方法
CN202626137U (zh) 组合式油料生产线
CN108179056A (zh) 用于油料连续生产的组合式生产线
NO831229L (no) Energibesparende kontinuerlig behandling og middel for denne
US5573948A (en) Method and plant for processing of potatoes and use of a potato processing plant
CN218861217U (zh) 一种使用茎秆原料进行生物制浆的综合备料设备