JPS63210153A - 導電性ゴム組成物 - Google Patents
導電性ゴム組成物Info
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- JPS63210153A JPS63210153A JP4277287A JP4277287A JPS63210153A JP S63210153 A JPS63210153 A JP S63210153A JP 4277287 A JP4277287 A JP 4277287A JP 4277287 A JP4277287 A JP 4277287A JP S63210153 A JPS63210153 A JP S63210153A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は導電性ゴム組成物、さらに詳細には、耐酸性が
良好で、かつ低温加硫が可能であり、加えて平滑シート
状に加工可能な導電性ゴム組成物に関するものである。
良好で、かつ低温加硫が可能であり、加えて平滑シート
状に加工可能な導電性ゴム組成物に関するものである。
種々のゴムマトリックスに、カーボン粒子、金属粒子な
どの導電性粒子を添加した導電性ゴムは良く知られてお
り、現在、その用途によって、種々の特性を有する導電
性ゴムが開発使用されているのが現状である。
どの導電性粒子を添加した導電性ゴムは良く知られてお
り、現在、その用途によって、種々の特性を有する導電
性ゴムが開発使用されているのが現状である。
たとえば0.5ΩcI11以下の良好な導電性を有し、
かつ耐酸性の良好な導電性ゴムを製造せんとする場合に
は、二重結合の少ないゴムマトリックスに対し、導電性
粒子を多く混入することによって製造する。しかしなが
ら、ゴムは、一般に導電性粒子などの充填量を増加する
と、前記充填される粒子に対応した特性、たとえば導電
性あるいは耐薬品性は向上する傾向があるが、前記充填
量に比例して弾性が失なわれるという欠点がある。この
ため、ゴム材料としては使用不可能になる虞があり、し
たがって前記導電性粒子の充填量も制限されたものとな
る。
かつ耐酸性の良好な導電性ゴムを製造せんとする場合に
は、二重結合の少ないゴムマトリックスに対し、導電性
粒子を多く混入することによって製造する。しかしなが
ら、ゴムは、一般に導電性粒子などの充填量を増加する
と、前記充填される粒子に対応した特性、たとえば導電
性あるいは耐薬品性は向上する傾向があるが、前記充填
量に比例して弾性が失なわれるという欠点がある。この
ため、ゴム材料としては使用不可能になる虞があり、し
たがって前記導電性粒子の充填量も制限されたものとな
る。
耐酸性および導電性の両者が良好な導電性ゴムとしては
、たとえば二重結合性の少ないブチルゴム、ハロゲン化
ブチルゴム、エチレンープロピレンゴムなどのゴムマト
リックスに、カーボンブラックなどの導電性粒子を添加
したものが知られている。
、たとえば二重結合性の少ないブチルゴム、ハロゲン化
ブチルゴム、エチレンープロピレンゴムなどのゴムマト
リックスに、カーボンブラックなどの導電性粒子を添加
したものが知られている。
上述のような導電性ゴムは、一般にカーボンブラック粒
子の充填量を増加せしめると、導電性および耐酸性が向
上するが、弾性が低下して、たとえば薄いシート状に加
工することが不可能になるという欠点があった。また、
低温加硫という要求がある場合には、混練時などに発熱
して初期加硫を生じてしまう、すなわちスコーチしてし
まうという欠点も生じる。
子の充填量を増加せしめると、導電性および耐酸性が向
上するが、弾性が低下して、たとえば薄いシート状に加
工することが不可能になるという欠点があった。また、
低温加硫という要求がある場合には、混練時などに発熱
して初期加硫を生じてしまう、すなわちスコーチしてし
まうという欠点も生じる。
本発明は上述の点に鑑みなされたものであり、良好な導
電性および耐酸性を有し、かつ薄膜シート状に加工でき
るとともに、低温加硫可能な導電性ゴム組成物を提供す
ることを目的とする。
電性および耐酸性を有し、かつ薄膜シート状に加工でき
るとともに、低温加硫可能な導電性ゴム組成物を提供す
ることを目的とする。
したがって、本発明による導電性ゴム組成物は、ブチル
系ゴム100重量部に対し、液状水添加イソプレンおよ
び液状ポリイソブチレンより選択された一種以上を5〜
20重量部、さらに導電性粒子を20〜100重量部添
加したことを特徴とするものである。
系ゴム100重量部に対し、液状水添加イソプレンおよ
び液状ポリイソブチレンより選択された一種以上を5〜
20重量部、さらに導電性粒子を20〜100重量部添
加したことを特徴とするものである。
本発明によれば、耐酸性が良好で、かつ低温加硫可能な
ブチル系ゴムをマトリックスとして使用し、これに水添
加液状イソプレンゴムおよび/または液状ポリイソブチ
レンを所定量添加したために、導電性粒子などを多く充
填しても、極端に弾性が失われることがなくなり、また
スコーチを防止できる。このため、表面の平滑な薄膜状
シートを容易に製造可能になるという利点を生じる。
ブチル系ゴムをマトリックスとして使用し、これに水添
加液状イソプレンゴムおよび/または液状ポリイソブチ
レンを所定量添加したために、導電性粒子などを多く充
填しても、極端に弾性が失われることがなくなり、また
スコーチを防止できる。このため、表面の平滑な薄膜状
シートを容易に製造可能になるという利点を生じる。
本発明によれば、ゴムマトリックスとしては、ブチル系
ゴムが使用される。
ゴムが使用される。
ブチル系ゴムは不飽和結合の少ないゴムであるためにミ
耐酸性、たとえば耐硫酸性に優れぞいるとともに、低温
加硫可能であるからである。
耐酸性、たとえば耐硫酸性に優れぞいるとともに、低温
加硫可能であるからである。
このようなブチル系ゴムとしては、たとえば、ブチルゴ
ム、塩化ブチルゴムなどのハロゲン化ブチルゴムを例と
して挙げることができる。
ム、塩化ブチルゴムなどのハロゲン化ブチルゴムを例と
して挙げることができる。
このようなブチル系ゴム 100重量部に対し添加され
る水添加液状イソプレンゴムおよび液状ポリイソブチレ
ンよりなる群から選択された一種以上は、前述のゴムマ
トリックスに柔軟性を付与するために添加され、その添
加量は、5〜20重量部である。添加量が5重量未満で
あると、導電性粒子などを添加したときに、ブチル系ゴ
ムマトリックスの柔軟性ないし加工性の改良に寄与しな
い虞があり、一方、20重量部を超えると、比抵抗率が
増し、機能が発揮できない虞があるとともに、粘着性が
増し、作業性が悪化する。
る水添加液状イソプレンゴムおよび液状ポリイソブチレ
ンよりなる群から選択された一種以上は、前述のゴムマ
トリックスに柔軟性を付与するために添加され、その添
加量は、5〜20重量部である。添加量が5重量未満で
あると、導電性粒子などを添加したときに、ブチル系ゴ
ムマトリックスの柔軟性ないし加工性の改良に寄与しな
い虞があり、一方、20重量部を超えると、比抵抗率が
増し、機能が発揮できない虞があるとともに、粘着性が
増し、作業性が悪化する。
前述のような添加ゴム材のうち、前記水添加液状イソプ
レンゴムの水添加率は、好ましくは、50〜100%で
あるのがよい。水添加率が50%未満であると、耐酸性
を保持できない虞があるからである。
レンゴムの水添加率は、好ましくは、50〜100%で
あるのがよい。水添加率が50%未満であると、耐酸性
を保持できない虞があるからである。
前述のようなゴム混合物に対し添加される導電性粒子は
、本発明において基本的に限定されるものではない。た
とえば、カーボンブラックなどのカーボン粒子、金属粒
子、表面に金属被膜を形成した金属複合粒子などの一種
以上を添加することができ、製造される導電性ゴムの用
途、要求される導電性などによって、種々選択可能であ
る。しかしながら、一般に金属粒子ないしは金属被膜複
合粒子などは、添加量が少量でも導電性が良好になるこ
とから、本発明の効果を有用に利用するためには、カー
ボンブラックなどのようなカーボン粒子であるのがよい
。
、本発明において基本的に限定されるものではない。た
とえば、カーボンブラックなどのカーボン粒子、金属粒
子、表面に金属被膜を形成した金属複合粒子などの一種
以上を添加することができ、製造される導電性ゴムの用
途、要求される導電性などによって、種々選択可能であ
る。しかしながら、一般に金属粒子ないしは金属被膜複
合粒子などは、添加量が少量でも導電性が良好になるこ
とから、本発明の効果を有用に利用するためには、カー
ボンブラックなどのようなカーボン粒子であるのがよい
。
前記導電性粒子の添加量は、ゴムマトリックス100重
量部に対し、20〜100重量部である。′20M量部
未満であると、良好な導電性、すなわち0.5Ωcm以
下の比抵抗値かえられない虞があり、一方100重量部
を超えると、前記ゴム混合物であっても柔軟性が損なわ
れ、0.2 mm厚以下の薄膜シート状に加工したとき
に、表面平滑性が損なわれる虞があるからである。
量部に対し、20〜100重量部である。′20M量部
未満であると、良好な導電性、すなわち0.5Ωcm以
下の比抵抗値かえられない虞があり、一方100重量部
を超えると、前記ゴム混合物であっても柔軟性が損なわ
れ、0.2 mm厚以下の薄膜シート状に加工したとき
に、表面平滑性が損なわれる虞があるからである。
本発明による導電性ゴム組成物には、前述の添加材のほ
かに、従来この主の組成物で添加されることのある添加
物を任意に添加できる。たとえば加硫促進剤、ステアリ
ン酸、亜鉛華などの一種以上を添加できる。
かに、従来この主の組成物で添加されることのある添加
物を任意に添加できる。たとえば加硫促進剤、ステアリ
ン酸、亜鉛華などの一種以上を添加できる。
実施例
下記の組成の導電性ゴム組成物を用意し、これらに組成
物より、試験片を製造して、物性試験を行った。
物より、試験片を製造して、物性試験を行った。
第1表
単位二重置部
液状イソプレンゴムとしては、水添加率100%ものを
使用した。
使用した。
このような組成物より製造した試験片の物性試験を行っ
た結果を下記の第2表に示す。
た結果を下記の第2表に示す。
第2表
前記緒特性のうち、耐硫酸性は、JISK7114−1
980の試験法を使用した。すなわち、50%硫酸水溶
液中に1000時間浸漬し、光沢消失、変色、曇り、ひ
び割れ、亀裂、膨潤、反り、分解、熔解、粘着の有無を
観測した結果である。
980の試験法を使用した。すなわち、50%硫酸水溶
液中に1000時間浸漬し、光沢消失、変色、曇り、ひ
び割れ、亀裂、膨潤、反り、分解、熔解、粘着の有無を
観測した結果である。
また、ムー二粘度はMS100℃(1+4 )分の値で
ある。
ある。
さらに、0.2 mmのシートに加工したときの条件は
、カレンダロールを使用し、トップロール 90℃、セ
ンタロウ 90℃、 ボトムロール80℃の条件であっ
た。
、カレンダロールを使用し、トップロール 90℃、セ
ンタロウ 90℃、 ボトムロール80℃の条件であっ
た。
以上の結果より明らかなように、本発明による導電性ゴ
ム組成物によれば、導電性を低下させることなく、ムー
二粘度(ゴム加硫前の粘度)を小さくすることができ、
このため、表面平滑な0.2mm厚以下のシートを製造
できるという利点を生じる。
ム組成物によれば、導電性を低下させることなく、ムー
二粘度(ゴム加硫前の粘度)を小さくすることができ、
このため、表面平滑な0.2mm厚以下のシートを製造
できるという利点を生じる。
このため、耐酸性、導電性、さらには薄膜シート状に加
工され、かつ低温加硫されることが要求されるゴム材料
、たとえば蓄電池、コンデンサなどの耐酸性を要求され
る電気材料として、特に有用である。
工され、かつ低温加硫されることが要求されるゴム材料
、たとえば蓄電池、コンデンサなどの耐酸性を要求され
る電気材料として、特に有用である。
出願人代理人 雨 宮 正 季
手続補正書(師
昭和62R−,3月31日
Claims (1)
- (1)ブチル系ゴム100重量部に対し、液状水添加イ
ソプレンおよび液状ポリイソブチレンより選択された一
種以上を5〜20重量部、さらに導電性粒子を20〜1
00重量部添加したことを特徴とする導電性ゴム組成物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277287A JPS63210153A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 導電性ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277287A JPS63210153A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 導電性ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63210153A true JPS63210153A (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=12645260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277287A Pending JPS63210153A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 導電性ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63210153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001114943A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-04-24 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 導電性ゴム組成物、およびその部材を有するタイヤを含めた製品 |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4277287A patent/JPS63210153A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001114943A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-04-24 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 導電性ゴム組成物、およびその部材を有するタイヤを含めた製品 |
JP4714327B2 (ja) * | 1999-09-16 | 2011-06-29 | ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー | 導電性ゴム組成物、およびその部材を有するタイヤを含めた製品 |
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