JPS63209928A - 導電性構造物 - Google Patents

導電性構造物

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JPS63209928A
JPS63209928A JP62044315A JP4431587A JPS63209928A JP S63209928 A JPS63209928 A JP S63209928A JP 62044315 A JP62044315 A JP 62044315A JP 4431587 A JP4431587 A JP 4431587A JP S63209928 A JPS63209928 A JP S63209928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
conductive
nonwoven fabric
weight
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP62044315A
Other languages
English (en)
Inventor
大門 孝
坂本 秀志
足立 辰也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/158,774 priority patent/US4857377A/en
Priority to CA 559807 priority patent/CA1324741C/en
Priority to DE19883881075 priority patent/DE3881075T2/de
Priority to EP88102819A priority patent/EP0280296B1/en
Priority to KR1019880001963A priority patent/KR880010173A/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はS電性を有するフロック加工製品に関する。更
に詳細には静電気による塵埃のイ・」着のないフロック
加工製品に関する。
〔従来の技術〕
近年、不織布の加工面にあらかじめ接着剤を塗布し、静
電気を利用してパイル(Pile)又はフロック(fl
ock )と呼ばれる短繊維を植毛固定させるいわゆる
フロック加工製品が衣類、履物、カーペット、家具、雑
貨関係等に広く利用されるようになった。
フロック加工を施した商品の持ち味は暖かく柔らか味の
ある毛皮の様な外観、肉厚でしつとりした感触にあり、
需要家に喜ばれている。
(発明が解決しようとする問題点) このようなフロック加工製品は、静電気による塵埃が非
常に付着し易いという欠点を有している。
本発明はこの問題を解決する事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
未発明石等は前記問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた
結果、基材である不織布に導電性を有する繊維を配合す
ると共に、該不織布に植設される短ll維(以下パイル
と称する)にも導電性繊維を用い不織布に直接接着させ
る事により静電気の帯電を抑え、塵埃の付着を防止でき
ることを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は熱溶融性繊維と導電性繊維とを主構成繊維
とする繊維混合物を不規則に絡み合わせて形成した導電
性不織布の片面に接着層を設け、部面に導電性繊維を1
重量%以上含、9短繊維を植設し、固定させてなる導電
性構造物である。
本発明においては、熱溶融性繊維と導電性m維との繊維
混合物を主構成繊維として形成された不織布(以下導電
性不織布と称する)を基材として用いる。
導電性繊維としては銅吸着ms、金属メッキ繊維、炭素
複合!l維、金属蒸着繊維、金属m維等が用いられる。
熱溶融性繊維としてはポリオレフィン系RR維、ポリア
ミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維等、
或いはこれらの複合繊維から選ばれる1種又は2種以上
の温合繊維が使用できる。又前記導電性繊維と熱溶融性
Ig維以外に他の高融点の繊維又は溶融性を示さない繊
維を含んでいてもよい。この[tは不織布の製造時或い
は本発明の繊N構造物において補強材その他の役割を果
たす。
導電性不織布は、前記導電性繊維及び熱溶融性!li[
からバインダー法、二−ドルバンヂング沫、スパンボン
ディングによる水圧絡み合わけ法、熱接着法、湿式抄造
法等の方法により得られるものであり、該導電性不織布
の目付Mは特に制限はないが20〜200g/TItの
範囲にある事が望ましい。また表面への接着剤の塗布を
容易にするために該不織布に若干の熱プレスを行って用
いてもよい。
導電性不織布に用いられる導電性繊維の混合Gは1〜9
0重量%、好ましくは5〜60重伍%の範囲である。導
電性繊維の混合mが1重量%より少ないと導電性が得ら
れず、90重M%を超えると不織布の製造が著しく困難
となるので好まC<ない。
本発明で接着層に用いる接着剤としては特に制限はなく
、加熱時にすみやかに溶融する性質を有し、しかも溶剤
に溶解して溶液となるか、水に分散して水性エマルジョ
ンとなる熱溶融性樹脂が好適である。熱溶融性樹脂の例
としてはアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体をはじめ種々の
ホットメルトタイプの熱溶融性樹脂を挙げることができ
るが、これらの樹脂は単独1であるいは公知のホラ]・
メルト接着用配合剤例えば天然ゴム又は合成ゴム系ラテ
ックス等の弾性付与剤、無機物粒子等の展延剤、増粘剤
、着色剤、揺変性(チクソトロピー)付与剤等の他、必
要に応じてカーボンブラツ・り、金属粒子等の導電剤等
との混合物の形態で用いる事ができる。
導電性不織布に植設するパイルは長さ0.3〜30朧、
 太さ1〜20デニ一ル程度の繊維であり、導電性繊維
と非導電性繊維の混合繊維である。
該パイルに用いる導電性1a維としては銅吸着繊維、金
属メッキ繊維、炭素複合繊維、金属蒸着繊維、金属蒸着
繊維等が使用できるが、柔軟性があって、しかし着色も
可能な銅吸着繊維が好ましい。
非導電性1111fflとしてはポリオレフィン系繊維
、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系
繊維、アクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール
系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維性の各種合成繊維の他、
セルローズアセテート等の半合成繊維、レーヨン等の再
生繊維、木綿、麻、羊毛等の天然!1維、或いはこれら
のlllt群から選ばれる1種又は2種以上の混合繊維
が使用できる。
該パイルに用いる導電性!INの混合mは、心電性を発
現させるためには11旦%以上必要である。
但し、導電性繊維の混合量を必要以上に多くするとフロ
ック加工製品本来の柔軟性が失われるばかりでなく、製
品コストも割高となるので好ましくない。
本発明の1>?ffi性構造物は例えば次のようにして
製造される。
まず前記の方法で得られた導電性不織布の片面に接着層
として溶液又は水性エマルジョン状のホットメルトタイ
プの熱溶融性樹脂をプイフ塗工、スプレー塗工、O−ル
塗工等の手段により塗布して、接着性樹脂層を設け、こ
の接着性樹脂層がまだ湿潤状態にある間にパイルを静電
方式もしくは静電・振動併用方式等公知の植毛手段を用
いて植設し、ついで乾燥してパイルを固定させ、ブラッ
シング工程に供する。熱溶融性樹脂の接着層の形成は前
記手段に限られる事なく、不織布繊維、パイル用繊維の
軟化点以下で接着性を発現するホラ(・メルト接着剤を
用いてもかまわない。
本発明の導電性構造物は、このように導電性不織布に直
接に接着層を形成させ、パイルを植設、乾燥、固定させ
たもので、このような手段を経ることにより、構造物と
しての柔軟性を保持し、且つ全体としての導電性、従っ
て静電気放散性をもたせる事ができる。
〔作 用〕
本発明では不織布を導電性とし又短EjAMパイルも導
電性とし、更にこの導電性不織布に直接ホットメルトタ
イプの熱溶融性樹脂の接着層を設け、導電性パイルを植
設、乾燥して直接固定さゼたので、パイル面に発生した
静電気の電荷は直ちに全構造物を通じて放散され従って
塵埃のイリ着が起らないものと考えられる。
〔実施例〕
以下に実施例及び比較例によって、本発明を具体的に説
明するが、本発明は、この実施例によって何ら限定され
るものではない。
(実施例1) 太さ3デニール、長さ5cmの銅吸着楳It 10mm
%と太さ3デニール、長ざ5CIRのポリプロピレン繊
[90重口%よりなる繊維混合物より作った目付ff1
1009/麓のw4電性不織布に熱溶融性アクリル系樹
脂、増粘剤よりなる固形分45重量%の水性エマルジョ
ンをウェット基準で1009/dのv1合で塗布し、つ
いで静電・振9JJ併用方式の植毛装置により太さ2デ
ニール、良さ0.5mのレーヨン短繊維80重量%と、
太さ1.5デニール、長さ0.5mの銅吸着繊[20重
量%とからなるm雑混合物を植毛し、温度約80℃で乾
燥後、ブラッシングして導電性構造物を得た。該構造物
の起毛部の表面抵抗値は106Ω/口と優れた導電性を
示すと共にレーヨン繊維を主体とする植毛群が美麗な外
観を呈した。表面への塵埃の付着は全く見られなかった
(実施例2) 導電性繊維としてニッケルメッキ繊M J重量%、ナイ
ロン繊維651m%、アクリル繊130重徂%の繊維混
合物から製造した日付fi509/dの導電性不織布に
実施例1と同じアクリル系樹脂の水性エマルジョンを塗
布し、ついで静電・振動併用方式の植毛装置により太さ
3デニール、艮ざ2履のナイロン繊維95重量%と、太
さ1.5デニール、長さ21111の銅吸着繊維5盾D
%とからなるII維混合物を植毛し、温度約80℃で乾
燥して、固定させ、ブラッシングして%[性構造物を得
た。
該構造物の起毛部の表面抵抗値は108Ω/口であった
。表面への塵埃の付着は見られなかった。
(比較例1) 実施例2で用いた導電性不織布に、実施例2と同じアク
リル系樹脂の水性エマルジョンを塗布し、静電・振動併
用方式の植毛装置を用いて太さ3デニール、長さ2mの
ナイロン繊維99.5重M%と、太さ3デニール、長さ
2mの銅吸若Il帷0.5重量%とからなる繊維混合物
を植毛し、温度約80℃で乾燥して、パイルを固定させ
、ついでブラッシングして構造物を得た。該構造物はパ
イル中に導電性tsNを1重量%未満しか含まないため
か、起毛部の表面抵抗値は1012Ω/口以上で、31
電性を有せず、塵埃が付着した。
(発明の効果) 本発明の導電性構造物は美麗な外観を呈し、しつとりし
た毛皮の様な肌触りを有する他、従来問題とされていた
塵埃の付着も全くなく、しかも柔軟性を保持しているの
で衣類を始めとして、室内装飾、家具、カーペット、履
物、雑貨関係に使用して優れた効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱溶融性繊維と導電性繊維とを主構成繊維とする繊
    維混合物を不規則に絡み合わせて形成した導電性不織布
    の片面に接着層を設け、該面に導電性繊維を1重量%以
    上含む短繊維を植設し、固定させてなる導電性構造物。 2、導電性不織布が導電性繊維を1〜90重量%含んだ
    不織布である特許請求の範囲1項記載の導電性構造物。 3、導電性不織布上に植設される導電性繊維が銅吸着繊
    維である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の導電性
    構造物。
JP62044315A 1987-02-27 1987-02-27 導電性構造物 Pending JPS63209928A (ja)

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US07/158,774 US4857377A (en) 1987-02-27 1988-02-22 Electroconductive fabric sheet and molded article having it on surface thereof
CA 559807 CA1324741C (en) 1987-02-27 1988-02-25 Electroconductive fabric sheet and molded article having it on surface thereof
DE19883881075 DE3881075T2 (de) 1987-02-27 1988-02-25 Verfahren zur herstellung eines pressteils mit einer elektrisch leitenden stoffbahn auf dessen oberflaeche.
EP88102819A EP0280296B1 (en) 1987-02-27 1988-02-25 Process for producing a molded article having an electroconductive fabric sheet on the surface thereof
KR1019880001963A KR880010173A (ko) 1987-02-27 1988-02-26 전도성 포상물 및 표면에 이를 갖는 성형물

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105690811A (zh) * 2014-12-16 2016-06-22 耐克创新有限合伙公司 无纺材料及其制造方法以及并入该无纺材料的物品

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60217144A (ja) * 1984-04-12 1985-10-30 旭化成株式会社 電磁シ−ルド性を有する高分子成形体

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