JPS63209087A - 光学式記録媒体における管理情報の記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は光学式記録媒体における管理情報の記録方式
に関する。

［従来の技術］ 例えば、従来の追記型の光ディスクにおいては、データ
の信頼性が低く、またデータの消去ができないため、頻
繁に書き換えるディスクの管理情報を記録するには適さ
ず、このため一般にはフロッピーディスク等の書き換え
可能で、信頼性の高い記録媒体に光ディスクの管理情報
を格納するようにしている。

一方、蕾報を書き足していくシステムにおいて過去に記
録した情報を参照する頻度が少ないような場合は、記録
媒体の管理情報は必ずしも書き換える必要はなく、書き
足していくだけで充分管理できる場合がある。例えば、
特表昭５８−５００４８２号公報に開示されているよう
な光カードを用いるテレフォンカードのようなブリペイ
ドカードシスデムでは、そのカードで使用できる残高が
迅速に探し出せればよい。すなわち、記録しであるデー
タのうち最終トラックが分かれば処理を実行てきる。

出願人は先に出願した特願昭８１−２７８０７８号で最
終トラック位置を知る為の管理情報の記録方式を示した
。第７図は、上記のプリペイドカードシステムにおいて
使用される光カードの構成を示すものである。この光カ
ード１に、カーＦの長手方向に延在するトラックを、カ
ード幅方向に平行に複数形成した記録層２を備え、この
記録層２に各トラックに対応してトラックアドレスを予
め記録したＩＤ部３と、データを書き込むデータ部４と
、記録しである最終トラックを管理する管理情報記録ト
ラック５とを設けたものである。すなわち、光学式記録
媒体の複数のトラックのうちあ所定の１つのトラックを
管理情報記録トラックに設定して、ここに旭理上必要な
管理情報を記録するようにした。こうすることにより、
オンライン処理あるいはオフライン処理を効率よく行な
えるようになった・ すなわち、従来光カードを用いるシステムにあっては、
異なるホストコンピュータに接続された別々のカードリ
ード／ライト装置でそれぞれ所定の処理を実効しようと
すると、カード自身には管理情報を持たない為、異なる
ホストコンピュータ間での管理情報の交換が必要になる
。したがって、これをオンラインシステムで実現しよう
とすると、費用がかかる上システムを常に稼働しておか
なければならないという問題があり、またオフラインシ
ステムで実現しようとすると、フロッピーディスク等で
毎日データ交換が必要となり、遠隔地では使えないとい
う問題があった。これを管理情報記録トラックを設ける
ことにより解決したものである。

［発明が解決しようとする問題点］ 光カードの記憶容量は、従来のカード記録媒体と比較し
て遥かに大きい。従って、従来各用途別のカード（例え
ば、銀行用通帳カード、デパートの買い物用カード、健
康診断用カード等）を一枚の光カードで管理できること
が要望されていた。

上述したように、従来の光カードを用いるシステムにあ
っては、トラックの属性、最終トラック等の管理情報は
カード上の一本の所定トラック上にのみ記録されるよう
になっていた。その馬車−の用途に使用する場合は問題
ないが一枚の光カードを複数の用途に使用する場合に、
各用途別の最終トラックを管理できなくなってしまった
。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、出願人による先の出願特願昭６１−２７８０
７８号の持つオンライン処理あるいはオフライン処理が
効率良く、かじも安価に実現できる点は継承しながら、
しかも一つの光カードで複数の用途に使用可能とする為
単一機能のカードを複数枚所持する必要がない光学記録
媒体におＧする管理情報の記録方式を提供することを目
的とする。

［問題点を解決するための手段および作用］上記目的を
達成するため、この発明では、データを光学的に読み取
り可能に記録するための光学式記録媒体の複数のトラッ
クおよび／またはセクタを複数のブロックに分割し、各
ブロックごとに対応する管理情報記録トラックおよび／
またはセクタに光学式記録媒体を管理するための情報を
記録する。

【実施例］ 第１図は、この発明に用いる光学式記録媒体としての光
カードの第１の実施例を示すものである。この光カード
１１は、第７図に示したものと同様で、カードの長手方
向に延在するトラックをカード幅方向に平行に複数形成
した記録ＪＶｉｌ１２を備え、この記録層１２に各トラ
ックに対応してトラックアドレスを予め記録したＩＤ部
１３と、データを書き込むデータ部１４Ａ、１４Ｂ、１
４Ｃとを設けたものである。データ部１４Ａ、１４Ｂ、
１４Ｃのトラックへの情報の記録は、情報により変調し
た適当な光量のレーザ光等を照射して反射率の低い内層
を露出させることにより行なわれ、読み取りはその反射
率の違いを検出することにより行なわれる。なお、ＩＤ
部１３については印刷等により予め形成された反射率の
異なるパタ−ンによってトラックアドレスが書き込まれ
ている。

光カード１１の複数のトラックのうちの所定のトラック
を、最終トラック等の管理情報を記録する管理情報記録
トラックとする。例えば第１トラツクをデータ部１４Ａ
の管理情報記録トラック１５Ａとし、第１トラツクから
数えて第３０１トラツク目をデータ部１４Ｂの管理情報
記録トラック１５Ｂとし、第５０１トラツク目を、デー
タ部１４Ｃの管理情報記録トラック１５Ｃとし、その他
のトラックをデータ記録トラックとする。すなわち、第
２トラックから第３００トラツクまでのブロック（デー
タ部１４Ａ）の管理情報が第１トラツク（管理情報記録
トラック１５Ａ）に記録され、第３０２トラツクから第
５００トラツクまでのブロック（データ部１４Ｂ）の管
理情報が第３０１トラツク（管理情報記録トラック１５
Ｂ）に記録され、第５０２トラツクから最終トラックま
でのブロック（データ部１４Ｃ）の管理情報が第５０１
トラツク（管理情報記録トラック１５Ｃ）に記録される
構成をなしてい条。

管理情報の記録方式としては、第３図ＡおよびＢに示す
ように、データ記録トラックにデータを書き込む毎に一
定長ｌのマーク１６を間隔をあζすずに連続して記録す
る。すなわち、データ記録トラックの第１番目のトラッ
ク（光カード１１の第２トラツク）にデータを書き込ん
だらＩＤ部１３を読み込み、管理情報記録トラック１５
Ａであることを確認して、ここに第３図Ａに示すように
１トラック書き込んだことを示す一定長ｌのマーク１６
を記録し、次のデータ記録トラックにデータを書き込ん
だら、同様にしてＩＤ部１３を読み込んで第３図Ｂに示
すように一定長ｌのマーク１６を前回のマーク１６に連
続して書き込む。以後、同様にしてデータ記録トラック
にデータを書き込む毎に管理情報記録トラック１５Ａに
一定長乙のマーク１６を間隔をあけずに記録する。

ここで、各トラックにおいてデータを書き込めるエリア
の長さをＬとすると、管理情報記録トラック１５Ａも長
さしのデータ書き込みエリアを有するしで、管理情報記
録トラック一本当たりＬ／１個分のマーク１６を記録す
ることができる。

したがって、この管理情報記録トラック１５Ａに記録さ
れたマーク１６の全体の長さを計測することにより、何
本のデータ記録トラックが書き込み済であるかを知るこ
とができ、また、データ記録トラックの使用が昇へき顯
であれば記録済の最終トラックのアドレスを知ることが
できる。なお、マーク１６の長さは、例えば光カード１
１およびその読み取りヘッドを相対的にトラック方向に
移動させ、マーク１６の付は始めの位置から一定のクロ
ックでカウンタを駆動し、終了位置でその駆動を停止さ
せることにより、そのカウント値から計測することがで
きる。　市た、Ｌ／１以上の本数のデータ記録トラック
を管理する場合には、管理情報記録トラック１５Ａを予
め複数設定して、これらを順番に使用すればよい。

第４図ＡおよびＢは他の管理情報の記録方式の例を説明
するための図である。上述した第１実施例においては、
データ記録トラックの各トラックにデータを書き込む毎
に管理情報記録トラ７り１５Ａに一定長ｌのマーマ１６
を連続して記録するようにしたが、これは一定長ｌ′を
おいて記録する。すなわち、データ記録トラックの第１
番目のトラックにデータを書き込んだらＩＤ部１３を読
み込み、管理情報記録トラック１５Ａであることを確認
して、ここに第４囚人に示すように１トラック書き込ん
だことを示す−っのビット１７を記録し、次のデータ記
録トラックにデータを書き込んだら、同様にしてＩＤ部
３を読み込んで第４図Ｂに示すように−っのビット１７
を前回のビットエフから所定の間隔ｌ′をおいて書き込
む。

以後同様にしてデータ記録トラックにデータを書き込む
毎に管理情報記録トラック１５Ａに一定間隔ｌ′をおい
てビット１７を記録する。

このよう直こすれば、第３図Ａ、Ｂと同様各トラックに
おけるデータの書き込みエリアの長さを１５とすると、
管理情報記録トラック一本当たりＬ／ｌ’個のビット１
７を記録することができ、そのビット１７の個数を計測
することにより、何本のデータ記録トラックが書き込み
済であるかを知るとこができ、またデータ記録トラック
の使用が昇べき順であれば記録済の最終トラックのアド
レスを知ることができる。

次に第１の実施例の作用を説明する。一枚のカードで３
４ｉｉ類の用途のプリペイドカードとして使用する場合
について説明する。第１の用途では、第２トラツクから
第３００トラツクまでのプロ、り（データ部１４Ａ）を
データ記録トラックとして使用し、第２の用途では、第
３０２トラツクから第５００トラツクまでのブロック（
データ部１４Ｂ）をデータ記録トラックとして使用し、
第３の用途では、第５０２トラツクから最終トラックま
でのブロック（データ部４Ｃ）をデータ記録トラックと
して使用する。第１の用途で使用、する場合は、最初に
第１トラツクをアクセスし管理情報により第２トラツク
から第３００トラツクまでのブロック内の最終書き込み
トラックを知り、次にのそ最終書き込みトラックにアク
セスしてデータを読み込むことにより第１の用途が買い
物用カードであれば、その残高を知ることができる。

残高を更新する場合には、現在の最終書き込みトラック
の次のとラックに更新した残高データを書き込み、次に
第１トラツクにシークして１トラック書き込んだことを
示すマークを記録して最終トラック情報を更新する。同
様に、第２の用途で使用する場合は第３０１トラツクを
、第３の用途で使用する場合は第５０１トラツクをアク
セスすることによりそれぞれの用途の最終トラック情報
を知ることができるので、一枚のカードで３種類のプリ
ペイドカードとしての使用が可能となる効果を持つ。

第２実施例を第２図にもとづいて管理情報トラックをセ
クタに分割しそのセクタによって各ブロックを管理する
場合について説明する。光カード２１の複数のトラック
のうち所定のトラック、例えば、第１トラツクを管理情
報記録トラックとする。この管理情報記録トラックは、
セクタマーク２６によって３セクタに分割されている。

データ部２４Ａの管理情報は、管理情報記録セクタ２５
Ａに記録され、データ部２４Ｂの管理情報は、管理情報
記録セクタ２５Ｂに記録され、データ部２４Ｃの管理情
報は、管理情報記録セクタ２５Ｃに記録される。

この各管理情報記録セクタによって第１実施例と同様に
各データ部のトラック管理情報が得られる。

第３の実施例を第５図及び第６図によって説明する。こ
の実施例は各ブロックの記録フォーマットが異なる場合
で、一枚の光カードに健康診断データと買い物データを
記録する場合を例として説明する。

健康診断データは、第６図Ａに示すように検査年月日、
身長、体重、視力、血圧、生化学検査、所見で構成され
、−回の検査記録は５１２バイト書き込まれる。一方、
買い物データは、第６図Ｂに示すように購入年月日、購
入金額、残高、購入品名で構成され、−回の買い物では
６４バイト書き込まれる。もし、健康診断データと、買
い物データを同一のフォーマットに記録すると、記録フ
ォーマットは５１２バイト単位となり買い物データは１
７８しかデータ部を使用せず非常に効率が悪い。そこで
、健康診断データは５１２バイト単位の記録フォーマッ
トで記録し買い物データは６４バイト単位の記録フォー
マントで記録すれば光カードを効率良く使用できる。

第５図に示す光カード３１は、記録フォーマットが１ト
ラフク１セクタであるデータ部３４Ａと１トラツクがセ
クタマーク３６により８セクタに分割されたデータ部３
４Ｂの２つのブロック１こよって構成されている。デー
タ部３４Ａの管理情報は、管理情報記録トラック３５Ａ
によって記録され、データ部３４Ｂの管理情報は、管理
情報記録トラック３５Ａによって記録され、データ部３
４Ｂの管理情報は、管理情報記録トラック３５Ｂによっ
て、記録される。

１トラツク１セクタの記録フォーマットのブロック（デ
ータ部３４Ａ）の管理については前述の２実施例と同一
であるので、１トラツク８セクタの記録フィーマットの
ブロック（データ部８４Ｂ）の管理について説明する。

１トラツクをセクタに分割したデータ部３４Ｂの管理は
、管理情報記録トラック３５Ｂにセクタ毎に書き込んだ
ことを示すマークを記録することによって同様に管理で
きる。本実施例では、１トラツク８セクタであるから、
管理情報記録トラック３５Ｂ１こ書き込んだことを示す
マーク（このマークは第３図、第４図に示した一定長ｌ
のマーク１６でもビット１７てもよい）が８個あれば最
初のトラック内の全セクタが書き込まれていることがわ
かり、マークが５０個あれば６トラツクまでの全セクタ
が書き込み済であり７トラツク目の第２セクタまで書き
込まれていることがわかる。

このように、第３実施例は、１トラツクを複数セクタに
分割して使用する場合には、各ブロックの各管理情報記
録トラックまたはセクタに使用したセクタ毎に、一定長
マークや、一定間隔ビットを記録することによって記録
フォーマントの異なる用途別データをも容易に管理する
ことができる。

なお、この発明は、上述した実施例にのみ限定されるも
のではなく幾多の変形または変更が可能である。

例えば、この発明は、光カードのみてなく、光ディスク
等にもを効に適用することができる。

また、管理情報の記録形式としてはマーク長あるいはマ
ーク数に限定されるものではなくマーク数の代わりに各
ゾロツクの最終記録トラック又はセクタ番号を書き足し
てゆく方式でも良い。

［発明の効果コ 以上述べたように、この発明によれば、相異なる複数の
装篭てそれぞれ処理を行なう場合でも、オフライン記録
媒体としての特徴を生かすことができるとともに、分割
したブロック毎の管理ができるので１枚の光学式記録媒
体を複数の用途に、使用可能とすることによりこの種大
容量媒体の応用範囲の拡大を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に用いる光学式記録媒体としての光
カードの一例の構成を示す図、第２図は、この発明の第
２実施例を示す同第３図Ａ、Ｂ及び第４図Ａ、Ｂは、こ
の発明の第１実施例を説明するための図、 第５図は、この発明の第３実施例を示す図、第６図Ａ、
Ｂは、第３実施例を説明するための図、 第７図は、従来の技術を説明するための図である。 １１・・・光カード、　　　１２・・・記録層１３・・
・、ＩＤ部 １４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃ・・・データ部１５Ａ、１５Ｂ
、１５Ｃ・・・管理情報記録トラック１６・・・マーク
　　　　１７・・・ビット２５・・・管理情報記録セク
タ ２６・・・セクタマーク 特許出願人　　　オリンパス光学工業株式会社１１′Ｉ
６か−ド 第１図 第２　図 第　７区 第５図 手ｆｒＰ、？ｒｉｌ正智翳（自発） 昭和６２年４月３日 １、事件の表示 昭和６２年特許願第４３６５９号 ２、発明の名称 光学式記録媒体におｔプる管理情報の記録方式３、補正
をする者 自発補正 Ｘ１ｌＪ狐の辿り 第６図 １、明細書の第４頁第３行目の「実効」を「実行」に訂
正。 ２、明＠裏の第５頁第１１行目の「かじも安価に」を「
しかも安価に」に訂正。 ３、明細書の第９頁第１行目の「有するしで」を「有す
るので」に訂正。 ４、明細書の第１２頁第２行目の「次のとラック」を「
次のトラック、」に訂正。 ５、明細書の第１２頁第１２行〜１３行目の「管理情報
トラック」を「管理情報記録「・ラック」に訂正。 ６、明細ｍの第１４頁第１２行〜１４行目の「３５Ａに
よって記録され、データ部３４Ｂの管理情報は、管理情
報記録トラック３５Ｂによって、記録される。」を「３
５Ｂによって記録される。 」に訂正。 ７、明ｍ＠の第１６頁第６行目の「各ゾロツク］を「各
ブロック」に訂正。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データを光学的に読取可能に記録するための複数の
   トラックおよび／またはセクタを有する光学式記録媒体
   の前記トラックおよび／またはセクタを複数のブロック
   に分割し、該各ブロックに対応する管理情報記録トラッ
   クおよび／またはセクタに当該光学式記録媒体を管理す
   るための情報を記録するようにした光学式記録媒体にお
   ける管理情報の記録方式。 ２、光学式記録媒体を管理する為の情報の前記管理情報
   記録トラックおよび／またはセクタへの記録に、使用済
   みトラックまたはセクタ数に相当するマークの長さ若し
   くはマークの数を用いることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の光学式記録媒体における管理情報の記録
   方式。