JPS63208828A - エレクトロクロミツク素子用電解液 - Google Patents
エレクトロクロミツク素子用電解液Info
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- JPS63208828A JPS63208828A JP4393187A JP4393187A JPS63208828A JP S63208828 A JPS63208828 A JP S63208828A JP 4393187 A JP4393187 A JP 4393187A JP 4393187 A JP4393187 A JP 4393187A JP S63208828 A JPS63208828 A JP S63208828A
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Landscapes
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、調光素子、表示素子として利用するエレクト
ロクロミック(EC)素子に用いられるEC素子用電解
液に関するものである。
ロクロミック(EC)素子に用いられるEC素子用電解
液に関するものである。
EC素子の応答速度は電解液の導電率に大きく依存する
ことが知られている。従来にあっては、EC素子用電解
液として支持電解質を溶解させた有機溶媒が用いられ、
有機溶媒には、支持電解質に対する溶解力の大きいプロ
ピレンカーボネート、エチレンカーボネート、アセトニ
トリル、エチレングリコールなどが特に好んで使用され
ている。
ことが知られている。従来にあっては、EC素子用電解
液として支持電解質を溶解させた有機溶媒が用いられ、
有機溶媒には、支持電解質に対する溶解力の大きいプロ
ピレンカーボネート、エチレンカーボネート、アセトニ
トリル、エチレングリコールなどが特に好んで使用され
ている。
EC素子は、特に調光素子に応用した場合には、−20
〜10℃という広い温度範囲で作動する必要がある。し
かしながら、一般に電解液の導電率のみ、かけの活性化
エネルギーは、0 、2= / 、OeVの範囲にある
ために(例えば、大石ら著「誘電体現象論」。
〜10℃という広い温度範囲で作動する必要がある。し
かしながら、一般に電解液の導電率のみ、かけの活性化
エネルギーは、0 、2= / 、OeVの範囲にある
ために(例えば、大石ら著「誘電体現象論」。
P、、lす、EC素子に応用した場合には、応答速度の
温度依存性が大きく、70℃前後での応答速度が遅くな
るばかりでなく、−20℃付近の低温域ではほとんど作
動しないという間組点があった。
温度依存性が大きく、70℃前後での応答速度が遅くな
るばかりでなく、−20℃付近の低温域ではほとんど作
動しないという間組点があった。
本発明は上記従来の間順点を解決するものであって、応
答速度の温度依存性を小さく、使用温度範囲の広いEC
素子用電解液を提供しようとするものである。
答速度の温度依存性を小さく、使用温度範囲の広いEC
素子用電解液を提供しようとするものである。
本発明は、上記間順点を解決するためなされたもので支
持電解質と末端OHをアルキル基で封鎖したエチレング
リフール誘導体とからなるエレクトロクロミック素子用
電解液である。
持電解質と末端OHをアルキル基で封鎖したエチレング
リフール誘導体とからなるエレクトロクロミック素子用
電解液である。
EC素子の応答速度の温度依存性を小さくシ、作動湿度
域を広くするためには、電解液の導電率のみかけの活性
化エネルギー(Ha)を小さくすることが必要である。
域を広くするためには、電解液の導電率のみかけの活性
化エネルギー(Ha)を小さくすることが必要である。
ところで、一般の1!解液においては、イオン移動度(
μ)と粘性率(η)との間にワルデン則が成立する。
μ)と粘性率(η)との間にワルデン則が成立する。
(ここで、KGは幾可学的形状因子、riはイオン半径
を表わす。) 今、支持電解質の量が十分に小さく、支持電解質の電解
液に対する溶解度が十分に大きくて、キャリヤー密度(
nlを一定とみなせる場合を考えると、(2)式が成立
する。
を表わす。) 今、支持電解質の量が十分に小さく、支持電解質の電解
液に対する溶解度が十分に大きくて、キャリヤー密度(
nlを一定とみなせる場合を考えると、(2)式が成立
する。
η・σ−一定 (2)従って
、みかけの活性化エネルギー(Ea)を小さくするため
には、電解液の粘性流動の活性化エネルギー(E)を小
さくすれば良いことがわかる。
、みかけの活性化エネルギー(Ea)を小さくするため
には、電解液の粘性流動の活性化エネルギー(E)を小
さくすれば良いことがわかる。
更に、電解液の粘性率は分子間に働く種々の相互作用(
7アンデル・ワールスカ、双極子−双極子相互作用、水
素結合)が反映されたものであるから、分子間力を極力
弱めることが課題となる。
7アンデル・ワールスカ、双極子−双極子相互作用、水
素結合)が反映されたものであるから、分子間力を極力
弱めることが課題となる。
エチレングリコール誘導体は凝固点が低く、不凍液とし
ても使用されることから、この系に着目し改良を試みた
。
ても使用されることから、この系に着目し改良を試みた
。
エチレングリフール系は、末端にOH基を有し、分子間
水素結合が働き粘性を増大させていると考えることがで
きる。
水素結合が働き粘性を増大させていると考えることがで
きる。
本発明者らは、エチレングリコール系の末端OHをアル
キル基で封鎖し、分子間力を弱めることによって、導電
率のみかけの活性化エネルギーを著しく減少させること
か可能であることを見い出した。
キル基で封鎖し、分子間力を弱めることによって、導電
率のみかけの活性化エネルギーを著しく減少させること
か可能であることを見い出した。
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図および第2図に3種類の電解液A:LiCF3S
O3・3官能性ポリエチレングリフール(Y−0,0J
)(比較例/ ) 、B : LiCF3SO3・ジエ
チレングリコール(Y−0,0り(比較例2)、C:
LIOF3SOs・ジエチレングリコールジメチルエ度
(η)〔センチボイズ〕の温度変化を示す。但し、電解
液の濃度をY−(LiCF3SO3)/ (EOuni
t)モル比で表わす。
O3・3官能性ポリエチレングリフール(Y−0,0J
)(比較例/ ) 、B : LiCF3SO3・ジエ
チレングリコール(Y−0,0り(比較例2)、C:
LIOF3SOs・ジエチレングリコールジメチルエ度
(η)〔センチボイズ〕の温度変化を示す。但し、電解
液の濃度をY−(LiCF3SO3)/ (EOuni
t)モル比で表わす。
第1図は、いずれの電解液においてもぼけ温度上昇に伴
なって増大すること、また、アレンウスプロット(10
りσvs、tooo/T)はほぼ直線となることおよび
本発明の電解液CがIO−一〇℃の温度に。
なって増大すること、また、アレンウスプロット(10
りσvs、tooo/T)はほぼ直線となることおよび
本発明の電解液CがIO−一〇℃の温度に。
おいても高い導電率を有することを示している。
これらの直線の傾きから導電率のみかけの活性化エネル
ギーEaを求めると、電解液A、B、C各々0.31e
V、 0.J2eV、 0.038V である。これ
から、エチレングリコール系電解液の末端OHをメチル
基で封鎖することによって導電率の活性化エネルギーを
約1桁以上減少させることが可能であることがわかる。
ギーEaを求めると、電解液A、B、C各々0.31e
V、 0.J2eV、 0.038V である。これ
から、エチレングリコール系電解液の末端OHをメチル
基で封鎖することによって導電率の活性化エネルギーを
約1桁以上減少させることが可能であることがわかる。
第2図は、いずれの電解液においてもηは温度上昇に伴
なって減少すること、また、logηVS。
なって減少すること、また、logηVS。
10θ0/Tプロツトは直線となり、アンドレードの式
(3)に従かうことがわかる。
(3)に従かうことがわかる。
77− A −eXP(E/RT )
(3)これらの直線の傾きから粘性流勢の活性化エネ
ルギー(E)を求めると、電解液A、B、C各々o、1
rev。
(3)これらの直線の傾きから粘性流勢の活性化エネ
ルギー(E)を求めると、電解液A、B、C各々o、1
rev。
0、/7eV、0.0弘eVとなり、末端をメチル基で
封鎖することによっ°て該活性化エネルギーEをI/I
I〜//jVC減少させることが可能であることがわか
る。
封鎖することによっ°て該活性化エネルギーEをI/I
I〜//jVC減少させることが可能であることがわか
る。
第3図は、Ka’VS、Eプロットを示している。これ
は両者の間に正の相関があることを示している。
は両者の間に正の相関があることを示している。
このことは、末端OHをメチル基で封鎖することによっ
て分子間力が弱まり、Eが減少することがgaの減少を
もたらす((2)式)ことを示シしている。
て分子間力が弱まり、Eが減少することがgaの減少を
もたらす((2)式)ことを示シしている。
第1表に各種エチレングリコール系電解液のEaを整理
した。これらの結果は、末端のメチル基封鎖による低活
性化エネルギー化は、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテルだけでなく、広くエチレンジ9フール誘導体系に
有効であることを示している。
した。これらの結果は、末端のメチル基封鎖による低活
性化エネルギー化は、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテルだけでなく、広くエチレンジ9フール誘導体系に
有効であることを示している。
本発明のEC素子用電解液は実施例からもあきらかなと
うり、1o−io″Cにおいても充分高い導電率を持つ
。又導電率の温度依存性が小さいためEC素子の温度低
下による性能劣化が起こりにくい。
うり、1o−io″Cにおいても充分高い導電率を持つ
。又導電率の温度依存性が小さいためEC素子の温度低
下による性能劣化が起こりにくい。
第1図は実施例で作成した電解液の導電率の温度依存性
を示す図、第2図は同実施例で作成した電解液の粘度の
温度依存性を示す図、第3図は電解液の導電率のみかけ
の活性化エネルギー(Ea )と電解液の粘性流動の活
性化二手ルギー(Elとの相関を示す図である。 第1図 1000/T 第2図
を示す図、第2図は同実施例で作成した電解液の粘度の
温度依存性を示す図、第3図は電解液の導電率のみかけ
の活性化エネルギー(Ea )と電解液の粘性流動の活
性化二手ルギー(Elとの相関を示す図である。 第1図 1000/T 第2図
Claims (1)
- 支持電解質と末端OHをアルキル基で封鎖したエチレン
グリコール誘導体とから成るエレクトロクロミック素子
用電解液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4393187A JPS63208828A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | エレクトロクロミツク素子用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4393187A JPS63208828A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | エレクトロクロミツク素子用電解液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63208828A true JPS63208828A (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=12677433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4393187A Pending JPS63208828A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | エレクトロクロミツク素子用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63208828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013235236A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-11-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 調光材料、調光シート、電解質シート、調光体、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP4393187A patent/JPS63208828A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013235236A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-11-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 調光材料、調光シート、電解質シート、調光体、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
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