JPS63208590A - ヘテロ環式スピロ化合物及びその製造法 - Google Patents

ヘテロ環式スピロ化合物及びその製造法

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JPS63208590A
JPS63208590A JP62041186A JP4118687A JPS63208590A JP S63208590 A JPS63208590 A JP S63208590A JP 62041186 A JP62041186 A JP 62041186A JP 4118687 A JP4118687 A JP 4118687A JP S63208590 A JPS63208590 A JP S63208590A
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Application number
JP62041186A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Tamura
田村 隼也
Shinichi Tsukamoto
塚本 紳一
Masato Ichihara
市原 正人
Shinji Usuda
臼田 眞治
Masatomi Harada
原田 正富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医薬、中でも中枢神経系の疾病、とりわけ神経
変性に起因する疾患の予防治療剤として有用な新規へテ
ロ環式スピロ化合物及びその塩並び忙それらの製造法に
関する。
(従来の技術および発明が解決すべき間垣点)中枢神経
系におけるアセチルコリンは認識機能、精神機能などに
関与する重要な神経伝達物質である。この中枢性コリン
機能の低下はアルツハイマー病、アルツハイマー型老年
痴呆、ハンチントン舞踏病、ピック病、晩発性運動障害
など種々の神経系及び精神病掌上の病気を起こすことに
なる。これらの神経変性疾患の内、特に記憶、認識など
に関する中核症状が中枢アセチルコリン神経の機能低下
によるものとされている。
従来この中核症状の改善にフィゾスチグミンなどのアセ
チルコリンエステラーゼ阻害剤の投与。
コリンやレシチンなどのアセチルコリン前駆物質の投与
、又はアレコリンなどのアセチルコリン受容体に作用す
る薬剤の投与が試みられ゛ている(たとえば、平井俊策
、臨床神経科学、l200 (1983)を参照)。 
しかしながらこれらの試みはいずれも治療効果を発現し
ないか、若干発現したとしても副作用が強かったり、治
療範囲が狭かったり多くの欠点を有して(・る。従って
現在上記のような疾病の治療に有効な副作用の少ない選
択的アセチルコリン神経機能賦活薬が望まれている。− 一方、従来 1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4,
5]]デカンー2,4−ジオン誘導については特公昭4
7−49068号公報、特公昭48−21939号公報
及び特公昭48−2]94]号公報にそれぞれ開示され
、公知である。
しかし、前者特公昭47−49068号公報には。
その7位及び9位に置換基を有し、8位が未置換で、か
つ3位がアルキル基、シクロアルキル基、アリール基が
置換した化合物がポリオレフィン類の耐光安定剤として
有用であることが示されているに過ぎない。
また、後2者の公報には(置換又は未置換フェノチアジ
ン−10−イル)アルキル基が8位に置換し、3位に低
級アルキル基、アラルキル基あるいはヒドロキシ低級ア
ルキル基が置換した化合物が中枢神経抑制剤として有用
であるが、8位が未置換である化合物やヒドロキシ低級
アルキル基、(置換又は未置換フェノチアジン−10−
イル)カルボニルオキシ低級アルキル基で置換された化
合物が前記フェノチアジン化合物の製造中間体としての
有用性のみをもつに過ぎないことが示されている。
すなわち、従来オキサジアザスピロ化合物において、フ
ェノチアジン−10−イル低級アルキル基が置換しない
限り、医薬作用を有するとは考えられて(・なかった。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明の化合物は、下記一般式(I)で示される。
(式中の記号は以下の意味を有する。
A:式R2−N<  で示される基、又は弐m及びn:
同−又は異って、0,1.又は2゜X:酸素原子又は硫
黄原子。
RI:水素原子;置換基としてカルバモイル基、低級ア
ルキルカルバモイル基、カ ルホキシ基、低級アルコキシカルボニ ル基9モルホリノ基、2−ピロリドン −1−イル基、フェニルカルバモイル オキシ基、若しくはハロゲノフェニ ルカルバモイルオキシ基を、それぞ れ有していてもよい低級アルキル基。
低級アルケニル基、若しくは低級アル キニル基;置換基としてハロゲン原子 を有していてもよいフェニル基;又は アダマンチル基。
R2:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカル
バモイル基、カルボキシ基。
低級アルコキシカルボニル基2モルホ リノ基、2−ピロリドン−1−イル基。
フェニルカルバモイルオキシ基、若し くハロゲノフェニルカルバモイル オキシ基を、それぞれ有してし・でもよし・低級アルキ
ル基、低級アルケニル 基、若しくは低級アルキニル基;置 換基としてハロゲン原子を有して〜・ テモヨし・フェニル基;又はアダマンチル基。) 本発明化合物(I)は、前記従来化合物と、置換基を異
にする点に化学構造上の特徴を有する新規化合物であり
、フェノチアジン骨格の置換基を有しない構造化合物で
薬理作用を初めて見出した点に薬理学上の特徴をも有す
るものである。
以下2本発明化合物につき詳述する。
なお1本明細書の一般式の定義においてr低級Jなる用
語は、特に断わらない限り、炭素数が1乃至6個の直鎖
又は分岐状の炭素鎖を意味する。
従って、′低級アルキル基Jとしては、具体的には例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基。
イソプロピル基、ブチル基、インブチル基、 See−
プチル基、  tert−ブチル基、ペンチル基、イソ
へ/チル基、ネオペンチル基*  tert−ペンチル
基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、  1
.2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基。
イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペ
ンチル基、3−メチルペンチル基、  1゜】−ジメチ
ルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメ
チルブチル基、l、3−ジメチルブチル基、2,3−ジ
メチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、l−エチ
ルブチル基、2−エチルブチル基、  1.1.2−)
ジメチルプロピル基。
1.2.2− )リメチルブロビル基、1−エチル−1
−メチルゾロビル基、1−エチル−2−メチルプロピル
基等が挙げられる。
「低級アルケニル基、は炭素数が2乃至6個の直鎖又は
分岐状のアルケニル基であり、具体的にはビニル基、ア
リル基、】−プロペニル基。
インプロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニルM、
3−7’テニル基、2−メチル−1−7’ロペニル基、
2−メチルアリル基、1−メチル−1−7’ロペニル基
、1−メチルアリル基、  1゜l−ジメチルビニル基
、1−ペンテニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニ
ル基、4−ペンテニル基、3−メチル−1−ブテニル基
、3−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−3−ブテ
ニル基、2−メチル−1−ブテニル基、2−メチル−2
−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基、1−メチ
ル−1−ブテニル基、1−メチル−2−ブテニル基、1
−メチル−3−ブテニル基、1.I−ジメチルアリル基
、1,2−ジメチル−1−プロペニル基、  1.2−
−)メチル−2−7”ロペニル基、1−エチルー1−プ
ロペニル基、1−エチル−2−7”ロペニル基、1−へ
キセニル基、2−へキセニル基、3−へキセニル基、4
−へキセニル基、5−へキセニル基。
1.1−ジメチル−1−ブテニル基、1,1−ジメチル
−2−ブテニル基、1.】−ジメチル−3−ブテニル基
、3,3−ジメチル−1−ブテニル基。
1−メチル−1−ペア7−ニル基、1−メチル−2−ペ
ンテニル基、1−メチル−3−ペンテニ/L基、l−メ
ーF−ルー4−ペンテニル基、4−メチル−1−ペンテ
ニル基、4−メチル−2−ぺy f = ル基、  4
−メチル−3−ペンテニル基等が挙げられる。
1低級アルキニル基Jは、炭素数が2乃至6個の直鎖又
は分岐状のアルキニル基であって。
エチニル基、1−7”ロピニル基、2−プロピニル基、
1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−7”f−’−J
L基、1−メチルー2−7’ロビニル基。
1−ペンチニル基、2−ペンチニル基、3−ペンチニル
暴、4−ペンチニル基、、3−メチル−1−ブチニル基
、2−メチル−3−ブチニル基。
】−メチル−2−ブチニル基、1−メチル−3−ブチニ
ル基、】、1−ジメチル−2−プロピニル基、l−へキ
シニル基、2−へキシニル基。
3−へキシニル基、4−へキシニル基、5−へキシニル
基等が例示される。
r低級アルコキシカルボニル基、とじては。
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基。
プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基
、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、
  5ec−ブトキシカルボニル基。
tert−ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカル
ボニル基、インペンチルオキシカルボニル基、ネオペン
チルオキシカルボニル基、tert−ペンチルオキシカ
ルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基等炭素数1乃
至6個の直鎖又は分岐状のアルコールと、カルボキシ基
とでエステル形成された基が挙げられる。
7・・ロゲン原子−としては、フン素原子、塩素原子、
臭素原子が特に好ましい。
「ハロゲン原子を有−するフェニル基−は、フェニル基
の2.3.4.5.6位の水素原子が少くとも1個前記
1ノ・ロゲン原子、の具体的基によって置換した7ハロ
ゲノフエニル基Jを意味する。
なお R1やR2が示す低級アルキル基、低級アルケニ
ル基や低級アルキニル基に置換してし・てもよし・置換
基を式示すると。
カルバモイル基   −CON)(2 低級アルキルカルバモイル基 −CONH低級アルキル
カルボカル基    −COOH 低級アルコキシカルボニル基 −C00低級アルキルフ
ェニルカルバモイルオキシ基   −0CONH−C>
である。
一般式(I)で示される本発明化合物は塩を形成する。
本発明には化合物(I)の塩が含まれ。
そのような塩としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、ゾロピ
オン酸、シュウ酸、マロン酸。
コハク酸、フマール酸、マレイン酸、リンゴ酸。
酒石酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等の有機
酸、アスパラギン酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸と
の酸付加塩が挙げられる。
また本発明化合物は、置換基の種類によっては不斉炭素
原子や二重結合を含む場合があり。
そのような化合物にあっては光学異性体、幾何異性体が
存在する。本発明化合物にはこれら各異性体の混合物や
単離されたものが含まれる。
本発明は化合物(I)の製造法を包含する1本発明化合
物(I)は窒素原子を1個有するヘテロ環とオキサゾリ
ジン環とがスピロ結合した骨格を有し、かつヘテロ環窒
素に種々の基が置換しており、これらの化学構造上の特
徴を考慮して種々の合成法を適用して製造することがで
きる。
代表的製法を以下に例示する。
第1製法 第2製法 (II)             (Ib)第3製法 り (V)                    (r
b)第4製法 第5製法 (■)             (1,)第6製法 第7製法 第8製法 (Ik)            (It)(上記反応
式中A、m、n、X、R’及びR2は前記の意味を有し
、他の記号は以下の意味を有する。
AI:式R’−N(で示される基。
R3+、エステル残基 R4及びR″:同−又は異って、置換基としてカルバモ
イル基、低級アルキ ルカルバモイル基9モルホリノ基。
2−ピロリドン−1−イル基、フェ ニルカルバモイルオキシ基若しくは ハロゲノフェニルカルバモイルオキ シ基を、それぞれ有していてもよい低 級アルキル基、低級アルケニル基。
若しくは低級アルキニル基;置換基 としてハロゲン原子を有していても ヨイフェニル基;又はアゲマンチル基 R6:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカル
バモイル基、カル ホキシ基、低級アルコキシカルボニ ル基1モルホリノ基、2−ビロリド ノー1−イル基、若しくはハロゲノフ ェニルカルバモイルオキシ基ヲ、ソ れぞれ有していてもよい低級アルキ ル基、低級アルケニル基、若しくは 低級アルキニル基;置換基としてハ ロゲン原子を有していてもよいフェ ニル基;又はアダマンチル基 Y:ハロゲン原子又は有機スルホン酸残基R7及びR8
+、同−又は異って、メチル基又はエチル基 RQ +、炭素数が1乃至5個の低級アルキル基B:低
級アルキレン基、低級アルケニレン基、又は低級アルキ
ニレン基 素原M級アルキル基、!み一一品−k ・          ) R″:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカル
バモイル基、カルボキシ基。
低級アルコキシカルボニル基、2−ピ ロリドン−1−イル基、フェニルカ ルバモイルオキシ基、若しくハハロ ゲノフェニル力ルバモイルオキシ基 ′を、それぞれ有していてもよい低級 アルキル基、低級アルケニル基、又 は低級アルキニル基;置換基として ハロゲン原子を有していてもよいフェ ニル基;又はアダマンチル基) 絃に、R3が示すエステル残基としては通常低級アルキ
ル基が挙げられるが、必ずしも低級アルキル基のみに限
定されるべきではなく。
反応に障害とならないエステル形成基であればよい。
また、Yが示すハロゲン原子としてはヨウ素原子、臭素
原子、塩素原子が、さらに育成スルホン酸残基としては
メタンスルホニルオキシ基(メシル基)、エタンスルホ
ニルオキシ基などのアルカンスルホン酸残基やベンゼン
スルホニルオキシ基、  トルエン(特にp−トルエン
)スルホニルオキシ基(トシル基)が挙げられる。
さらにBが示す「低級アルキレン基」は。
炭素数が1乃至6個の直鎖又は分岐状のフルキレン基を
意味し、具体的には例えばメチレメチルトリメチレン基
、2−メチルトリメチレン基、3−メチルトリメレレン
基、1−エヘキサメチレン基等が挙げられる。
また、Bが示す「低級アルケニレン基」としては、炭素
数が2乃至6個のものであり。
具体的には1例えばビニレン基、プロペニレン基(−C
H2CH=CH−)、 2−プロペニレン基(−CH=
CH−CH2−’) 、  1−メチルビニレン基。
2−メfルビニレンa、−y’テニレン基、2−ブテニ
レン基、3−ブテニレン基、1−メチルプロペニレン基
、1−メチル−2−プロペニレン基、ペンテニレン基、
ヘキセニレン基等が挙げられる。
さらに、Bが示すアルキニレン基としては。
炭素数が2乃至6個のものが好ましく、具体的には例え
ばエチニレン基、プロビニレン基(−CH,−CミC−
)、2−プロビニレン基(−C=:C−CH2−)。
プチニレン基、2−ブチニレン基、3−プチニレン基、
3−メチルグロピニレン基、l−メチル−2−プロビニ
レン基、ベンチニレンー基、ヘキシニレン基等が挙げら
れる。
以下本発明化合物(I)の製造法につき詳述する。
第1製法 本発明化合物中一般式(Ia)で示されるヘテロ環式ス
ピロ化合物は、一般式(II)で示されるα−ヒドロキ
シ置換へテロ環カルボン酸エステルと、一般式(III
)で示される尿素又はチオ尿素とを反応させることによ
って製造することができる。
この方法は3位窒素が未置換である化合物を製造するも
のである。反応は、ナトリウム代 エト疼サイド、ナトリウムメトキサイドの傾きアルカリ
金属アルコラードが含まれるメタノール、エタノール等
のアルコール好ましくは乾燥アルコール中で、化合物(
n)と化合物(m)とをほぼ等モルあるいは一方をやや
過剰として用い加温下好ましくは加熱還流下に行うのが
有利である。
第2製法 本発明化合物中一般式(tb)で示されるオキサゾリジ
ン環窒素に置換基を有するスピロ化合物は、化合物(I
F)と、一般式(IV)で示されるインシアネートある
いはイソチオシアネートとを反応させることにより製造
される。
反応&! 、 ヘアー1!’ン、トルエン、キシレン。
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の非プロ
トン系有機溶媒中に行うのが有利であり、特に無水の条
件下に実施するのが好ましい。反応に際し、水素化ナト
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩
基またはトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジ
ン、ピコリン、ルチジン、N、N−ジメチルアニリン、
N−メチル4ルチジン等の有機塩基を添加して実施する
のが好適である。反応は室温下で進行するが。
冷却下にあるいは加温して実施することも可能である。
原料化合物の使用量は化合物(II)と(1v)とをほ
ぼ等モルあるいは原料化合物(fV)を過剰量とする。
第3製法 前記化合物(Ib)は、一般式(V)で示されるα−ヒ
ドロキシ置換へテロ環カルボニトリルを原料化合物とし
、これに化合物(IV)を作用させた後加水分解するこ
とによっても製造できる。
前段の反応は、化合物(V)と化合物(V)に対し化合
物(IV)を2倍モル以上とし、第2製法と同様、非プ
ロトン系の有機溶媒中塩基の存在下好ましくは無水の条
件下に実施するのが有利である。反応温度は冷却下乃至
室温下に通常設定されるが、やや加温して行うこともで
きる。
この反応により得られる下式イミン化合物(式中tA’
+rn+rzX及びR5は前記の意味を有する) を単離し、該化合物をメタノール、エタノール等のアル
コール類に溶解し、酸性条件下に加水分解させる。用い
られる酸としては塩酸。
硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、リン酸などの
鉱酸、酢酸などの有機酸が挙げられる。反応は、加温下
、殊に加熱還流下に行うのが有利である。
第4製法 一般式(Id)で示されるオキサゾリジン環窒素に置換
基を有する本発明化合物は、該窒素に置換基を有しない
対応化合物(Ic)を原料化合物とし、これにハライド
またはスルホネート類(Vl)を作用させるいわゆるN
−アルキル化反応によって製造することもできる。
原料化合物としてハライド類を用いる反応は、無溶媒下
あるいはジメチルホルムアミド。
ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエン。
キシレン、アセトン、アセトニトリル、ジクロルメタン
、ジクロルエタン、メタノール。
エタノール等の有機溶媒中、化合物(Ic)と化合物(
Ic)に対し当モル乃至過剰量の化合物(Vl)を用い
、室温乃至加温下、あるいは加熱還流して行うのが好ま
しい。
この反応に際し、ピリジン、ピコリン、ルチジン、 N
、N−ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミン等の
有機塩基や炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム等の無機塩基を添加することが反応を円滑に進
行させる上で有利な場合がある。
また、原料化合物としてスルホネート類を用いる反応は
、メタノール、エタノール、ベンゼン、トルエン、キン
レンツエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の
有機溶媒中化合物(Ic)と(Vl)とを等モルあるい
は一方をやや過剰モルとし冷却下乃至室温下に実施する
のが有利である。
第5製法 一般式(Ie)で示される窒素のみを含有するヘテロ環
の該窒素に置換基を有する化合物は。
対応する該窒素が未置換の原料化合物(■)に。
化合物01)を作用させることによって製造される。
この製造法は、第4製法と全く同様に行うことができる
物(If)は、第4製法の他、化合物(tc)にジメチ
ル硫酸またはジエチル硫酸を作用させることによっても
製造することができる。
この方法は化合物<rc>と化合物(Ic)K対し等モ
ル乃至過剰モルのジメチル硫酸またはジエチル硫酸とを
反応に不活性な有機溶媒例えばアセトン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン。
ジクロルメタン、四塩化炭素などの有機溶媒中で炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、水素化ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの塩基の存在下室温乃至
加温下、あるいは加熱還流下に反応させて実施するのが
有利である。
で示される本発明化合物は一般式(■)で示される化合
物にジメチル硫酸、ジエチル硫酸を作用させることによ
っても製造できる。
反応条件等は第6製法と同様である。
第8製法 一般式(Ih)で表わされる本発明化合物は。
化合物(IX)にアルデヒド(X)を還元剤の共存化に
反応させることにより製造される。
反応は9反応に不活性な有機溶媒例えばアセトニl−I
jル等の有機溶媒または水あるいはこれらの混合溶媒中
、アルデヒド(X)を過剰量使用し室温下乃至加温下に
設定して行われる。
用いられる還元剤としては水素化ホウ素ナトリウム、水
素化シアノホウ素ナトリウム等の水素化物が好適に用い
られる。
なお、還元を受けやすい基が他に存在するときは9反応
条件等の選択により選択的に化合物(Ih)とすること
もあるいはその還元されやすい基をも還元した化合物と
することもできる。
第9製法 本発明化合物中、オキサゾリジン環窒素に置換した側鎖
にアミド結合を有する化合物(Ij)は、一般式(■り
で示されるカルボン酸またはその反応性誘導体と、一般
式(XI)で示されるアミンとを反応させることにより
製造することができる。
化合物(It )の反応性誘導体としては、酸クロラ、
イド、酸ブロマイドの如き、酸ハライド:酸アジド;低
級アルキルエステルなど一般的なエステルやN−ヒドロ
キシベンゾトリアゾールやN−ヒドロキシスクシンイミ
ドとの活性エステル;対称型酸無水物;アルキル炭酸混
合酸無水物、p−)ルエンスルホン酸との混合酸無水物
;等が挙げられる。
化合物< I姦>を遊離のカルボン酸で反応さ疵゛ると
きは、ジシクロへキシルカルボジイミドヤ1.1’−カ
ルボニルジイミダゾール等の縮合剤の存在下に実施する
のが有利である。
反応は化合物(Ii)またはその反応性誘導体と化合物
(XI)とをほぼ等モルあるいは一方を過剰量として用
い1反応に不活性な有機溶媒。
例えば、ピリジン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
エーテル、ベンゼン、トルエン。
キシレン、メチレンクロリド、ジクロルエタン、クロロ
ホルム、ジメチルホルムアミド。
酢酸エチル、アセトニトリル等の溶媒中に行われる。
反応性誘導体の種類によっては反応に際し。
トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、ルチジン、 
 N、N−ジメチルアニリンや炭酸カリウム、水酸化す
) IJウム等の塩基を添加するのが反応を円滑に進行
させる上で有利な場合がある。ピリジンは溶媒を兼ねる
こともできる。
第10製法 N−オキシド化合物(H)は、一般式(Ik)で示され
る三級アミンに酸化剤を作用させることによって製造さ
れる。
用いられる酸化剤としては、過酸化水素や過安息香酸9
m−クロロ過安息香酸、過酢酸などの有機過酸が好適で
ある。
反応は、酸化物の種類によって異なるが。
有機過酸を用いる場合は、クロロホルム、トルエン、メ
タノール、エタノール等のアルコール、エーテル等の有
機溶媒中通常室温下で行われ、過酸化水素を用いる場合
は、過酸化水素水あるいはこれとメタノール、エタノー
ル等のアルコール、エーテルを加えたものを作用させ、
必要ならば加温することによって行われる。過酸化水素
を用いるときは、バナジウムやモリブデンなどの金属触
媒を用いると効果的な場合もある。
以上2本発明の代表的な製造法につき詳述したが1種々
の置換基や骨格の組合せに基づく製造法がある。例えば
エステル化合物にあっては通常のエステル化、カルボン
酸にあってはエステルの加水分解など9通常のカルボン
酸生成手段など当然考えられるところであり1本発明化
合物の製造法は上記詳述した方法のみに限定されるもの
ではない。
このようにして製造された本発明化合物(I)は、遊離
化合物あるいはその塩として単離され、精製される。
単離精製は結晶化、P″取、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー、蒸留等通常の化学操作を適用して行われる。
(発明の効果) 本発明化合物(I)はムスカリン性アセチルコリン受容
体に作用することによって中枢系アセチルコリン神経機
能を賦活することができる。
ムスカリン受容体は2種のサブタイプM、、M2に分類
することができ、中枢ではM1受容体が多いとされてい
る。(B、 1. Hirschowitzらによる編
集。
Trends、 Pharmacol、 Sci、 5
upp1.、 January、 1984を参照)。
本発明化合物はM、受容体に対して選択的な親和性を有
するものである。従って中枢神経系の変性に起因する病
気、特にアセチルコリン機能低下による疾患、たとえば
アルツハイマー病、アルツハイマー型老年痴呆、ハンチ
ントン舞踊病。
ピック病、晩発性運動障害などの疾病の治療に利用する
ことができる。
(実施例) 以下に実施例を掲記し本発明を更に詳細に説明する。な
お2本発明原料化合物中には新規な化合物も含まれてい
る。その製法につき参考例に示す。
■−ベンジル−4−シアノ−4−ハイドロキシヒヘリジ
ン18.64gとm−クロロフェニルイソシアネート1
2.28 gをトルエン40m1に混合した後。
トリエチルアミン0.8 mlを室温下に加えた。まも
なく発熱反応が起こり均一溶液が得られた。次いで結晶
が析出し、この混合物を室温下に終夜放置した。結晶を
P取しトルエンより再結晶することにより8−ベンジル
−3−m−クロロフェニル−4−m−クロロフェニルカ
ルバモイルイミノ−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ
(4,5)デカン−2−オン212.44 gを得た。
融点 206〜207℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr) cm’ : 328
0.1780゜1700、 1670. 1590 元素裕析値: C2? H24H40! C12として
理論値(%)  C61,96H4,62N 10.7
0実験値(%)  C61,97H4,56N 10.
73化合物26.79gをエタノール40mZと濃塩酸
13IIItの混液に混合し2時間加熱還流した。冷却
後結晶をr取し定量的収率で8−ベンジル−3−m−ク
ロロフェニル−1−オ*f−3.8−ジアザスピロ(4
,5〕デカン−2,4−ジオンの塩酸塩ユを得た。メタ
ノールより再結晶を行った。
融点 269〜273’C 赤外線吸収スペクトル(KBr) cm’ : 230
0〜2550゜1810、 1730. 1590. 
1580元素分析値:C2oH2oN20.C1,とし
て理論値(%”)  C58,98H4,95N 6.
88  CI 17.41実験値(%’)  C58,
89H4,91H6,89C117,49上記化合物6
.58 gをメタノール160m1に溶解し10%パラ
ジウム−炭素を触媒として接触還元を行った。触媒と溶
媒を除去して3−m−クロロフェニル−1−オキサ−3
,8−ジアザスピロ(4,5)デカン−2,4−ジオン
の塩酸塩44.57gを得た。メタノールより再結晶を
行った。
融点 296〜299℃ 核磁気共鳴スペクトル(CD、OD )δppm : 
2.28〜u′ rt 赤外線吸収スペクトル(KBr) am’ : 181
0,1740,1590元素分析値=Cl3HI4N2
0.C1tとして理論値(%)  C49,23H4,
45N8.83  Cl22.36実験値(%)  C
49,40H4,45N8.81  Cl22.14参
考例 2− (a) 1−ベンジル−3−ピロリジノy 7.0 g トシア
ン化カリウム3.90 gを水14m1に溶解し氷冷し
た。これに亜硫酸水素ナトリウム5.41gを水15m
1に溶かしたものを10分間かけて滴下し、室温にて1
時間撹拌した。生成物をクロロホルム(30mtx3)
で抽出し無水硫酸す) IJウムで乾燥した。溶媒を除
去して粗製l−ベンジル−3−シアノ−3−ヒドロキシ
ピロリジン8.23 gを得た。これを少量のメタノー
ルに溶解し、メタノール175m4とエーテル175m
1の混液に塩化水素を飽和させた溶液に一70℃で加え
その後4℃にて一夜撹拌した。溶媒を減圧下に留去した
後、残留物を水冷下最少量の水に溶解し水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えアルカリ性とした。生成物をクロロホル
ムで抽出し無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧下に
除去した。油状残留物をシリカゲルを用いたカラムクロ
マトグラフィーに付した。クロロホルム−メタノール(
10:l)で溶出することにより l−ベンジル−3−
ヒドロキシ−3−メトキシカルボニルピロリジン(油状
)3.25gを得た 質量分析値(m/z) : 235 (M”)、 17
6赤外線吸収スペクトルに−ト) cm−’ : 34
88゜2964、 2812. 1738 核磁気共鳴スペクトル(CDCl、、 TMS内部基準
)Ph CHt −) +  3.82 (3H9s 
、OCHs ) +7.32 (5H,!1. Ph 
) 参考例 2− (b) 1−ベンジル−3−ヒドロキシ−3−メトキシカルボニ
ルピロリジン1.50 gをテトラヒドロフラン20 
mlに溶解し、エチルイソシアネート907111gの
テトラヒドロフラン4ml溶液を加えた。油性水素化ナ
トリウム(60%含量)128rr@を徐々に加え室温
にて1.5時間撹拌した。反応混合物を水冷下に酢酸−
メタノール混液を加えて弱酸性とした後溶媒を留去した
。残留物をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:2)で溶出して7
−ベンジル−3−エチル−1−オキサ−3,7−ジアザ
スピロ(4,4)ノナン−2,4−ジオン(油状)を1
.74 g得た。
質量分析値(m/z) : 274.230.183赤
外線吸収スペクトル(ニート)cm−1: 1816.
1738゜核磁気共鳴スペクトル(CDCl、、 TM
S内部標準)δ: 1.24 (3H,t、 J=7.
2H2,−CH2CHL) 。
参考例 2− (C) 10%パラジウム炭素410mgを含むメタノール20
 mlに7−ベンジル−3−エチル−1−オキサ−3,
7−ジアザスピロ(4,4)ノナン−2,4−ジオン2
.15gのメタノール(30ml)溶液を加えて接触還
元を行った。触媒と溶媒を除去して得ら・れた結晶をシ
リカゲルのカラムクロマトグラフィーに付した。10%
メタノールを含むクロロホルムで溶出すること忙より3
−エチル−1−オキ+−3,7−ジアザスピロ[4,4
]]ノナンー2,4−ジオン0.92gを得た。
融点 75〜76℃ 元素分析値: Cm H+t N2O5として理論値(
%’)  C52,17H6,57N 15.21実験
値(%)  C51,81H6,55N 14.83質
量分析値(m/z ) : 184 (M”)、 13
9赤外線吸収スペクト# (KBr) am−’ : 
3336,1810核磁気共鳴スペクトル(CDCl、
 、 TMS内部標準)δ: 1.28 (3H1t、
 J:=7.2Hz、 CHt CHs)−2,18〜
2.55 (3)L参考例 3− (a) 参考例2− (a)と同様にして1−ベンジル−3−ヒ
ドロキシ−3−メトキシカルボニルピペリジンを油状物
として得た。このものは精製することなく次の反応に使
用した。
質量分析値(m/z ) : 249.231.190
.91赤外線吸収スペクトルにニート) cm−’ :
 348C1738,1454,1258 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3. TMS内部基準
)3.56 (2H28、phcu、) 、3.76 
(3H,s −0CHs )。
7.30 (5H,s 、 Ph ) 参考例 3−(b) 参考例 2−(b)と同様にして 7−ベンジル−3−
エチル−1−オキサ−3,7−ジアザスピロC4,5)
デカン−2,4−ジオンを塩酸塩の結晶として得た。
融点 186〜190°C(塩化メチレン−エチルエー
テルより再結晶) 元素分析値 (Cl6H21N203Clとして)C(
%)   H(%)  N(%) 理論値  59.17  6,52  8.62実験値
  58.91  6.51  8.75質量分析値(
m/z) : 288.245.197.91赤外線吸
収スペクト# (KBr ) cm−’ : 2500
中心(ブロード)、1822.1732.1422核磁
気共鳴スペクトル(CDCI、、 TMS内部標準)δ
: 1.24 (3H,t、−N−CH2す、 )、 
1.8〜2.7(4H。
ブロード、 PhCH2)、 7.44 (3H,m、
 Ph )、  7.70(2H,m、  Ph) 実施例 1 4−ハイドロキシ−4−メトキシカルボニル−1−メチ
ルピペリジン2.5gを乾燥テトラヒドロフラン35m
1に溶解し、エチルインシアネート2.05gの乾燥テ
トロヒドロフラン5 ml溶液を加えた。室温下に油性
60%水素化す) IJウム0.29 gを少量づつ加
えた後、混合物を約60℃に加温した。水素の発生が認
められ反応は完結した。反応混合物を水冷後酢酸で中和
し、溶媒を減圧下に除去した。残留物をシリカゲル25
0mtのカラムクロマトグラフィー、に付し、3%メタ
ノールを含むクロロホルムで溶出することにより 3−
エチル−8−メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピ
ロ〔4,5〕デカン−2,4−ジオン2゜8gを得た。
これをメタノールに溶解し。
塩酸−メタノールを加えて酸性とした後溶媒を除去した
。得られた結晶をメタノールより再結晶し上記化合物の
塩酸塩を得た。
290〜295℃で昇華 元素分析値 (Cl。H,、N20.CIとして)C(
%)   H(%)   N(%)理論値  48.2
9  6.89  11.26実験値  48.10 
 7.04  11.23質量分析値(m/z) : 
212(M”)、 197.183゜167.70 赤外線吸収スペクトル(KBr )cm−: 2400
〜2700゜1816、1730.1424 核磁気共鳴スペクトル(D20. TSP内部標準)δ
: 1.24(3H,t、 CH,−CH5)、 2.
32(4H,m。
3.0(3H,s、 N CH3)、3.2〜3.8(
6H,m。
−N−CH,−) 実施例 2 υ 実施例1と同様にして 3−t−ブチル−8−メチル−
1−オキサ−3,8−ジアザスピロ(4,5)デカン−
2,4−ジオン塩酸塩を合成した。
融点 195〜200’C(分解)エタノールより再結
晶元素分析値 (Clz H2□N203C1として)
C(%)  H(%)  N(%)  CI(%)理論
値  52.08 7.65 10.12 12.81
実験値  51.73 8.00 10.06 12.
93質量分析値(m/z ) : 240(M”)、 
225.196.183赤外線吸収スペクトル(KBr
)am−’ : 2200〜26001800、171
0.1460.1380核磁気共鳴スペクトル (D、
O,TSP内部標準)δ :  1.56 (9H,s
、  t−Bu )、 2.1〜2.5 (4H,m。
2.96 (3H,s、 N−ca、)+ 3.1〜3
.8 (4H,m。
実施例 3 混合し、油性60%水素化ナトリウム0.8gを加えた
水素の発生が認められた後、60°Cにて1時間加熱し
た。反応液を氷冷し不浴物を炉取した。これをシリカゲ
ル600 mlのカラムクロ゛マドグラフィーに付して
、5%メタノールを含むクロロホルムで溶出。
することにより 8−メチル−3−フェニル−2−チオ
キソ−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ口C4,5)
デカン−4−オン3.65 gを得た。
融点171〜173°C(クロロホルム−エチルエーテ
ルより再結晶) 元素分析値: (C,、H,6N202Sとして)C(
%)  H(%)  N(%)  S(%)理論値  
60,85 5.84 10.14 11.60実験値
  60.85 5.86 10.13 11.59質
量分析値(m/z) : 276(M”)、 216.
172.105赤外線吸収スペクトル(KBr )cm
−s : 2910.27801750、1590.1
500 核磁気共鳴スペクトル(CDCI、、 TMS内部標準
)実施例4 実施例3と同様にして 3−t−ブチル−8−メチル−
2−チオキソ−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ(4
,5)デカン−4−オンを含成し、塩酸を作用させて塩
酸塩とした。
融点−225〜226°C(分解)(メタノールから再
結晶)元素分析値: (CI2 I21 N20□SC
1として)C(%)H(%)   N(%) 理論値  49,22  7.23  9.57実験値
  48.91  7.51  9.38質量分析値 
(m/z):256(M”) 199.167、96゜
赤外線吸収スペクト/1/ (KB r ) Cm−’
 : 2300〜2450゜1750.1470.13
20 核磁気共鳴スペクトル(D20. TSP内部標準)実
施例 5 実施例3と同様にして 3−(1−アダマンチル)−8
−メチル−2−チオキン−1−オキサ−3,8−ジアザ
スピロC4,5〕デカン−4−オンを合成し。
塩酸を作用させ塩酸塩とした。
融点259〜263℃(分解)塩化メチレン−エチルエ
ーテルから再結晶 質量分析値 (m/z ) : 334 (M” )、
 274.230.139゜135.85 赤外線吸収スペクトk (KBr )am−’ : 2
880.2350(ブロード)、 1760.1325
.1240核磁気共鳴スペクトル (CDCI3.TM
S内部標準)δ: 1.6〜2.3 (15H,m、ア
ダマンチル基プロトン)2.84(3H,S、 N−C
H3) 実施例 6 金属ナトリウム3.12gとエタノール110m1から
調製されたナトリウムエトキシドの溶液に尿素7.16
gと4−ハイドロキシ−4−メトキシカルボニ/l/−
1−メfルビベリジン17.8gを加えて10時間加熱
還流を行った。溶媒を除去した後50mZの氷水を加え
2次いで5規定塩酸を徐々に加えて酸性とした。この混
合物を室温下で攪拌した後、結晶をF[しエタノールで
洗った。その母液を濃縮することによりさらに結晶を得
た。粗結晶を水とエタノールより再結晶して 8−メチ
ル−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ(4,5)デカ
ン−2,4−ジオン塩酸塩を定量的収率で得た。
融点 300℃以上 元素分析値: (C,H,、N20.CI −H2Oと
して)C(%)  H(%)   N(%)   CI
(%)理論値  40.26 6.33 11.74 
14.85実験値  40.23 6.42 11.7
3 15.02質量分析値 (m/z ) : 184
(M”)、 169.155゜139.70 赤外線吸収スペクトk (KBr )am−’ : 3
450゜2400〜2800,1805.1730核磁
気共鳴スペクトル (D、O,TSP内部基準)実施例
 7 CI ナトリウム1.148gとエタノール40m1から調製
されたナトリウムエトキシドの溶液にチオ尿素3.33
gと 4−ハイドロキシ−4−メトキシカルボニル−1
−メチルピペリジン6.54 gを加えて8時間加熱還
流した。溶媒を減圧下に留去した後、残留物を最少量の
メタノールに溶解し氷冷する。これにメタノール−塩酸
を酸性になるまで加えて氷冷する。−成品として 2−
アミノ−8−メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピ
ロ(4,5)デカ−2−エン−4−オン塩酸塩を主成分
とする結晶6.6gを得た。
次いで二成品として目的化合物である8−メチル−2−
チオキン−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ(4,5
)デカン−4−オン塩酸塩を主成分とする結晶2.0 
gを得た。後者の結晶をメタノールより再結晶した。
融点 275〜278°C(分解) 元素分析値: (C,Hl、N、O,S Clとして)
C(%)H(%) N(%)  S(%)  CI(%
)理論値 40.59 5.54 11.83 13.
55 14.98実験値 40.67 5.75 11
.86 13.05 14.85質量分析値 (m/z
) : 200.139.96.70赤外線吸収スペク
ト# (KB r ) cm−’ : 2350〜26
50゜1740、1440.1330.1230.12
10核磁気共鳴スペクトル (D20. TSP内部標
準)実施例 8 実施例6で得られた 8−メチル−1−オキサ−3,8
−ジアザスピロ(4,5)デカ;y−2.4−ジオン塩
酸塩1.32 gをア七トン2Qm/と混合し、炭酸カ
リウム3.31 gを加えて室温下に2時間攪拌する。
ジメチル硫酸0.76 gを加えた後3.5時間加熱還
流する。
室温まで冷却してから不溶物を炉去する。F液を濃縮し
て得られた残留物をメタノール−塩酸の混合物で処理し
た後再度減圧下に濃縮する。残留物をエタノールとエー
テルの混合物で処理することにより 3,8−ジメチル
−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ(4,5)デカン
−2,4−ジオン塩酸塩の結晶0.56 gを得た。こ
の結晶をメタノールに熱時溶解し、エーテルを加えて再
結晶を行った。
融点 295〜300°C(分解) 元素分析値: (C,H,、N203Clとして)C(
%)   H(%)   N(%)理論値  46,0
6  6.44  11.94実験値  45.93 
 6.51  11.9゜質量分析値 (m/z ) 
: 198.183.169.153.96゜赤外線吸
収スペクト/l/  (KBr )cm−’ :240
0中心(ブロード)、  1805.1720.144
0.1295核磁気共鳴スペクトル (D、0. TS
P内部標準)実施例9 実施例7で得られた 8−メチル−2−チオキン−1−
オキサ−3,8−ジアザスピロ(4,5)デカン−4−
オン塩酸塩1.44 gをアセトン20m1に懸濁し。
炭酸カリウム3.36 gを加えて室温下に2時間攪拌
する。ジエチル硫酸0.94 gとアセトン20n+t
を加えて15時間加熱還流する。冷却後不溶物を戸去し
p液は減圧下に濃縮する。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、メタノール:クロロホルム(
1:99と3:97)で順次溶出する。
3−エチル−8−メチル−2−チオキソ−1−オキサ−
3,8−ジアザスピロ(4,5)デカン−4−オン0.
44 gが先に溶出される。副生成物として 2エチル
チオ−8−メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ
(4,5)デカ−2−エン−4−オン0.06gを得た
。上記の主成物をエチルエーテル−n−ヘキサンより再
結晶した。
融点 88〜89°C 元素分析値:(C1゜H,6N20.Sとして)C(%
)   H(%)   N(%)理論値  52.61
  7.06  12.27実験値  52.79  
7.29  12.33質量分析値(m/z ) : 
228.213.167、96.70゜赤外線吸収スペ
クトル(KB r ) cm−’ : 2930.27
80゜1750、1370 (ブロード) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl2. TMS内部標準
)δ: 1.28(3H,t、−寿CHt”Hs )、
2.36 (3H,s。
N CHl)、 1.6〜3.0 (N ” CHs以
外に8H,m。
実施例10 油性水素化ナトリウム(60%含量)0.8gを乾燥ジ
メチルホルムアミド20 mlに懸濁し、実施例6で得
られた8−メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ
[4,5]]デカンー2,4−ジオン1.84 gを少
量ずつ水冷下に加えた後室温下で45分間攪拌する。次
いで4−(2−クロロエチル)モルホリン塩酸塩1.8
6gを水冷下に少量ずつ加える。
この混合物を室温下に終夜攪拌した後60”Cで2.5
時間攪拌する。室温まで冷却した後、不溶物を炉去する
。F液を濃縮し残留物をシリカゲルのカラムクロマトグ
ラフィーに付す。メタノール:クロロホルム:アンモニ
ア水(10:90:1)の混液で溶出することにより8
−メチル−3−(2−モルホリノエチル)−1−オキサ
−3,8−ジアザスピロ[4,5]]デカンー2,4−
ジオを油状物として2.0g得た。これをメタノール−
塩酸で処理することにより、対応する塩酸塩を結晶とし
て得。
水−エタノールから再結晶した。
元素分析値: (CI 4 N25 Ns 04 Cl
 zとして)C(%)  H(%) N(′%)C1(
%)理論値  45.41 6.81 11.35 1
9.15実験値  45,17 6.97 11.21
 18.94質量分析値: (m/z) : 297.
253.227.209.100赤外線吸収スペクトル
(KBr)cWL−’ : 2350〜2700゜18
20.1730.1440 核磁気共鳴スペクトル(D20. TSP内部標準)3
.2〜3.8(10)L rn、 −N−CH2−x5
 )、 3.9〜4.1 (6H,m。
−N−CH,−、−0−CH,−X 2 )実施例11 実施例1Oと同様にして4− (2−クロロエチル)モ
ルホリンの代りにメチル 4−クロロブチレートを用い
ることにより メチル 4− [2,4−ジオキソ−8
−メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4,5
]]デカンー3−イル]ブチレート塩酸を得た。
理化学的性状 融点 213〜215°C(エタノールから再結晶)元
素分析値:(Cl5H21N20. CIとして)C(
%)H(%1N(%)C1(%) 理論値  48.68 6.60 8.73 11.0
5実験値  48.07 6.83 9.14 11.
15質量分析値(m/z) : 284.269.25
3.225.211゜96.71 赤外線吸収スペクト、nz(KBr)cm−’ : 2
350中心(ブロード)。
1810.1795,1710,1445.1415核
磁気共鳴スペクトル(D、0. TSP内部標準)甘 3.0 (3H,s、 N−CH5)、3.72 (3
H1OCH3)。
3.1〜3.9 (OCR5以外に6H,m、 −N−
CH,−X3 )実施例12 実施例10と同様にして4−(2−クロロエチル)モル
ホリンの代りに メチル 2−ブロムアセテートを用い
ることにより メチル 2−[2,4−ジオキソ−8−
メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4,5]
]デカンー3−イル]アセテーを得た。
融点65〜66℃(エチルエーテル−n−ヘキサンより
再結晶) 元素分析値(C++ N16 N205として)C(%
) ■(%I   N(%) 理論値  51.56  6.29  10.93実験
値  51.37  6.14  10.80質量分析
値(m/z) : 257.241.22.5.211
.197゜123、70゜ 赤外線吸収スペクト/l/ (KBr)m−’ : 2
770.1805゜1750.1730.1430 核磁気共鳴スペクトル(CDC1,、TMS内部標準)
δ: 2.36 (3H,N−CH,)3.8 (3H
,s、 OCR,) 4.28 (2H,s、 −N−CH2−COO)実施
例13 実施例8と同様にしてジメチル硫酸の代りにアリルブロ
マイドを用いることにより 3−アリル−8−メチル−
1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4,5]]デカン
ー2,4−ジオを得た。
融点 64〜66℃(エチルエーテル−n−ヘキサンよ
り再結晶)元素分析値(C11H16N203として)
C(%)   H(%)    N(%)理論値  5
8.91  7.19  12.49実験値  59.
00  7.05  11.92質量分析値(m/z)
 :224.209.195.179.165゜96.
70 赤外線吸収スペクトル(ヌジョール)cm−’ : 1
810゜核磁気共鳴スペクトル(CDCl3. TMS
内部標準)4.10 (2H,m、 −N−CH,−C
H=CH,)5.1〜5−4 (2Hlm、−CHt 
−CH=CHx )5.6〜6.04 (IH,m、 
−CH,−C)t =CH,)実施例14゜ 実施例1で得られた3−エチル−8−メチル−1−オキ
サ−3,8−ジアザスピロ[4,5]]デカンー2,4
−ジオン1.21をクロロホルム30 mlに溶解し9
m−クロロ過安息香酸1.18gを室温下に5分間で加
える。
室温下に30分間攪拌した後、溶媒を除去する。
残留物をシリカゲル250 mlのカラムクロマトグラ
フィーに付す。30%メタノールを含ムクロロホルムで
溶出することにより 3−エチル−8−メチル−1−オ
キサ−3,8−ジアザスピロ[4,5コデカン−2,4
−ジオン−1−オキシドの結晶0.91gを得た。これ
をエタノールとエチルエーテルヲ用いて再結晶した。
融点 226〜228℃(分解) 元素分析値(C+o H2S N204として)C(%
)  H(%)  N(%) 理論値  52.62  7.07  12.27実験
値  52.46  7.03  12.20質量分析
値(m/z、 FAB) 229 (M+1 )赤外線
吸収スペクトル(KBr)cWL−’ : 1810.
1730゜核磁気共鳴スペクトル(CDCl3 、 T
MS内部標準)δ:1.22(3H,t、 −CM、−
CH,)、 3.24 (3)1. S、 N−CH3
)、 3.0〜3.8 (8H。
実施例15゜ 実施例11で得られたメチル 4−[2,4−ジオキソ
−8−メチル−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4
,5]]デカンー3−イルコプチレート063gをメタ
ノール20 mlに溶解し氷冷した後、濃アンモニア水
溶液1 rnlを加える。水冷下に30分間攪拌した後
室温下に4日間攪拌する。減圧下に溶媒を除去した後、
残留物を7す力ゲルカラムクロマトグラフィーに付す。
メタノール:クロロホルム(1:4)混液で溶出するこ
とにより、2−[2,4−ジオキソ−8−メチル−1−
オキサ−38−ジアザスピロ[4,5]]デカンー3−
イル]アセトアミの結晶0.365gを得た。
融点 191〜192℃ 元素分析値(C+oH+5N304として)C(%) 
 H(%)   N(%) 理論値  49,79  6.27  17.42実験
値  49.78  6.31  17.41質量分析
値(m/z) : 241.212.196.183.
123.70赤外線吸収スペクトル(KBr)cm−’
 : 3250.1810゜1740.1690.14
25 核磁気共鳴スペクトル(CD、OD、 TMS内部標準
)δ: 2.32 (3H,S、 N−CH5)、 1
.8〜3.1 (N−C1(3以外実施例16゜ 3−m−クロロフェニル−1−オキサ−38−ジアザス
ピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン塩酸塩(参考例
1で得られた化合物)1.27gを結晶で少量づつ油性
60%水素化す) IJウム320111gを乾燥ジメ
チルホルムアミド20mAに混合した液に水冷下加えた
。添加後室温下に20分間攪拌した。次いでヨウ化メチ
ル0.63gのジメチルホルムアミド溶液3mlを反応
液内温を30℃以下に保ちながら徐々に加えた。4時間
攪拌した後、減圧下に溶媒を除去し残留物をクロロホル
ム50 mlに溶解した。この溶液を水洗し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した後溶媒を除去した。残留物をシ
リカゲル230 mlを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付して3%メタノールを含むクロロホルムで溶出す
ることにより 3−m−クロロフェニル−8−メチル−
1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4,5コデカン−
2,4−ジオ/の結晶0.56gを得た。これをエチル
エーテルより再結晶した。
融点 145〜146℃ 元素分析値(CI4 H+s Nt Ox C1として
)C(灼 H<轡 N■) 理論値  57.05  5.13  9.50実験値
  57.31  5.09  9.57質量分析値(
m/z) : 294(M”)、 250.123.7
0赤外線吸収スペクトル(KBr) cm−’ : 1
810.1740゜1590、1410.1150 核磁気共鳴スペクトル(CDCI、)δ: 2.40 
(3H,s。
実施例17゜ 実施例16と同様にして、塩基として水素化ナトリウム
の代りにトリエチルアミンを用いることにより 4− 
[2,4−ジオキソ−3−エチル−1−オキサ−3,8
−ジアザスピロ[4,5]]デカンー8−イル]−2−
ブチニルN −(m−クロロフェニル)カルバメートを
塩酸塩として合成した。
融点166〜172℃(メタノール−エチルエーテルよ
り再結晶) 元素分析値(C21,HtsNsOsCltとして)C
(%)   H(%)   N(%)理論値  52.
64  5.08  9.21実験値  52.41 
 4.98  9.25質量分析値(m/z) : 4
20(M”)、 374.303.266゜248、1
53 赤外線吸収スペクトル(KBr)c+a−’ : 33
20.2300〜2400、1B10.1720.15
90核磁気共鳴スペクトル(CDC1,、TMS内部標
準)δ: 1.2B (3)L t、 −N−CHt−
CHs )、3.4 (2H,m、 −N−CHt−)
、3.6 (2H9q、C= C−CHt−)−4,8
4(2H。
lC1 実施例18゜ 実施例16と同様にして、塩基として水素化ナトリウム
の代りにトリエチルアミンを用いることにより メチル
 4− (2,4−ジ゛オキソー3−エチルー1−オキ
サ−3,8−ジアザスピロ[4,5]]デカンー8−イ
ルブチレートを塩酸塩として合成した。
融点233〜235°C(分解)(メタノール−エーテ
ルより再結晶) 元素分析値(CI4 HI3 N20S CIとして)
C(%)   H(シ)   N(淘 理論値   50.23  6,92  8.37実験
値   50,00  7.02  8.40質量分析
値(m/z) : 298(M”)、 283.267
、211赤外線吸収スペクトル(KBr) arc−’
 : 2300〜2400゜1800.1720 核磁気共鳴スペクトル(D、O,TSP内部標準)δ:
 1.24 (3H,t、 N−CH,−CH,)、 
1.9〜2.7 (8H,m。
CHl) 実施例19゜ 参考例2で得られた3−エチル−1−オキサ−3,7−
ジアザスピロ[4,4コノナン−2,4−ジオン0.6
2gと37%ホルマリン水溶液1.26m1をアセトニ
トリル10 rnlに溶解し、シアノ水素化ホウ素ナト
リウム318mgを徐々に加え室温で30分攪拌した。
反応溶液を酢酸で中和した後室温で1時間攪拌し、溶媒
を減圧下に留去した。残留物に飽和炭酸水素す) IJ
ウム水を加えた後生成物をエーテルで抽出した。有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去した。油状
残留物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー
に付し、メタノールを5%含有するクロロホルムで溶出
することにより油状の3−エチル−7−メチル−1−オ
キサ−3,7−ジアザスピロ[4,4]]ノナンー24
−ジオン2571T1gを得た。これをエチルエーテル
に溶解し、エタノール−塩酸を加えて酸性とした後溶媒
を除去することによって上記化合物の塩酸塩を結晶とし
て得た。
融点 194〜196.5℃ 元素分析値(CsH+5NzOsC1として)C(%)
  H(%)   N(灼 C1(%)理論値  46
.06 6.44 11.94 15.11実験値  
45.88 6.38 11.85 15.16質量分
析値(m/z) : 198(M”)、  154赤外
線吸収スペクトル(KBr)cm−’ : 2968.
2616゜2420.2352,1820,1736核
磁気共鳴スペクトル(CDC1,−cD、OD、TMS
内開準)δ: 1.30(3H,t、 J=8.3Hz
、 −CHtCH3)t 2.58〜2.80(2H,
m、 −NXJjj、、”  )、3.05(3H,s
、N−CH5)。
3.66 (2H,q、 d=8.3Hz、 CH2C
H,)、 3.24〜4.20実施例20゜ 参考例3で得られた7−ベンジル−3−エチル−1−オ
キサ−3,7−ジアザスピロ[4,5]デカン−2,4
−ジオン1.6gをメタノール30 mlに溶解し、1
0%パラジウム−炭素存在下に常法により接触還元を行
った。後処理によって定量的収率でシロノフ状の3−エ
チル−1−オキサ−3,7−ジアザスピロ[4,5]]
デカンー2,4−ジオを得た。
これを乾燥ジメチルホルムアミド20m1に溶解し。
油性水素化す) IJウム(60%含量) 216!T
Wを少量ずつ水冷下に加える。水冷下に20分間攪拌し
た後室温まで加温する。ヨウ化メチル768 mgの乾
燥ジメチルホルムアミド10m1溶液を20分間に徐々
に加える。室温下に1.5時間攪拌した後。
反応液を氷冷しメタノールと酢酸(1:1)の混液を酸
性になるまで加える。この混合物を減圧下に濃縮し、残
留物をアンモニア水とメタノールを用いてアルカリ性に
しだ後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付す。
メタノール:クロロホルム(5:95)混液で溶出する
ことにより、3−エチルー7−メチルー1−オキサ−3
,7−ジアザスピロ[4,5]]デカンー2,4−ジオ
ン0.40gを油状物として得た。これをエチルエーテ
ル−塩酸で処理して対応する塩酸塩を結晶として得た。
融点 215〜225℃(昇華性) 元素分析値(C+。H+tNtOsC1として)C(%
)   H(%)   N(%)理論値   48,2
9  6.89  11.26実験値   48.02
  6.61  11.27質量分析値(m/z) :
 212.168.124.84赤外線吸収スペクトル
(KBr)cm−’ : 2350〜2650゜182
6、1736.1416 核磁気共鳴スペクトル(D、O,TSP内部標準)δ:
 1.22 (3H,t、 N−CHzCHs ) 、
2.12 (4H−m。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中の記号は以下の意味を有する。 A:式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基
    、又は ▲数式、化学式、表等があります▼で示される基、 m及びn:同一又は異って、0、1又は2、X:酸素原
    子又は硫黄原子、 R^1:水素原子;置換基としてカルバモイル基、低級
    アルキルカルバモイル基、 カルボキシ基、低級アルコキシカルボ ニル基、モルホリノ基、2−ピロリド ン−1−イル基、フェニルカルバモ イルオキシ基、若しくはハロゲノフェ ニルカルバモイルオキシ基を、それぞ れ有していてもよい低級アルキル基、 低級アルケニル基、若しくは低級アル キニル基;置換基としてハロゲン原子 を有していてもよいフェニル基;又は アダマンチル基、 R^2:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、カルボキシ基、 低級アルコキシカルボニル基、モルホ リノ基、2−ピロリドン−1−イル基、 フェニルカルバモイルオキシ基、若 しくはハロゲノフェニルカルバモイル オキシ基を、それぞれ有していても よい低級アルキル基、低級アルケニ ル基、若しくは低級アルキニル基; 又はアダマンチル基。) で示されるヘテロ環式スピロ化合物又はその塩。 2、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中の記号は以下の意味を有する。 A^1:式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、 m及びn:同一又は異って0、1、又は2、R^3:エ
    ステル残基、 R^4:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、モルホリノ基、 2−ピロリドン−1−イル基、フェニ ルカルバモイルオキシ基、若しくはハ ロゲノフェニルカルバモイルオキシ 基を、それぞれ有していてもよい低 級アルキル基、低級アルケニル基、 若しくは低級アルキニル基;置換基 としてハロゲン原子を有していてもよ いフェニル基;又はアダマンチル基) で示されるヒドロキシ置換ヘテロ環カルボン酸エステル
    と、一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中Xは酸素原子又は硫黄原子を意味す る。) で示される尿素又はチオ尿素とを反応させることを特徴
    とする一般式( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中A^1、m、n及びXは前記の意味を有する) で示されるヘテロ環式スピロ化合物の製造法。 3、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中の記号は以下の意味を有する。 A^1:式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、 m及びn:同一又は異って、0、1、又は2、R^3:
    エステル残基 R^4:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、モルホリノ基、 2−ピロリドン−1−イル基、フェニ ルカルバモイルオキシ基、若しくは ハロゲノフェニルカルバモイルオキ シ基を、それぞれ有していてもよい低 級アルキル基、低級アルケニル基、若 しくは低級アルキニル基;置換基とし てハロゲン原子を有していてもよい フェニル基;又はアダマンチル基) で示されるヒドロキシ置換ヘテロ環カルボン酸エステル
    と、一般式(IV) R^5−N=C=X(IV) (式中の記号は以下の意味を有する。 R^5:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、モルホリノ基、 2−ピロリドン−1−イル基、フェニ ルカルバモイルオキシ基、若しくはハ ロゲノフェニルカルバモイルオキシ基 を、それぞれ有していてもよい低級 アルキル基、低級アルケニル基、若し くは低級アルキニル基;置換基とし てハロゲン原子を有していてもよいフェ ニル基;又はアダマンチル基、 X:酸素原子又は硫黄原子) で示されるイソシアナート又はイソチオシアナートとを
    反応させることを特徴とする一般式( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、A^1、m、n、X及びR^5は前記の意味を
    有する。) で示されるヘテロ環式スピロ化合物の製造法。 4、一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中の記号は以下の意味を有する。 A^1:式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、 m及びn:同一又は異って0、1、又は2、R^4:置
    換基としてカルバモイル基、低級アルキルカルバモイル
    基、モルホリノ基、 2−ピロリドン−1−イル基、フェニ ルカルバモイルオキシ基、若しくはハ ロゲノフェニルカルバモイルオキシ基 をそれぞれ有していてもよい低級アル キル基、低級アルケニル基、若しく は低級アルキニル基;置換基として ハロゲン原子を有していてもよいフェ ニル基;又はアダマンチル基) で示されるヒドロキシ置換ヘテロ環カルボニトリルと、
    一般式(IV) R^5−N=C=X(IV) (式中の記号は以下の意味を有する。 R^5:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、モルホリノ基、 2−ピロリドン−1−イル基、フェニ ルカルバモイルオキシ基、若しくはハ ロゲノフェニルカルバモイルオキシ基 を、それぞれ有していてもよい低級アル キル基、低級アルケニル基、若しくは 低級アルキニル基;置換基としてハロ ゲン原子を有していてもよいフェニル 基;又はアダマンチル基。 X:酸素原子又は硫黄原子。) で示されるイソシアナート又はイソチオシアナートとを
    反応させ、次いで加水分解することを特徴とする一般式
    ( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中A^1、m、n、X及びR^5は前記の意味を有
    する。) で示されるヘテロ環式スピロ化合物の製造法。 5、一般式( I c) ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) (式中の記号は以下の意味を有する。 A:式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基
    又は式 ▲数式、化学式、表等があります▼で示される基、 m及びn:同一又は異って、0、1、又は2、X:酸素
    原子又は硫黄原子。 R^2:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、カルボキ シ基、低級アルコキシカルボニル 基、モルホリノ基、2−ピロリドン −1−イル基、フェニルカルバモイ ルオキシ基、若しくはハロゲノフェ ニルカルバモイルオキシ基を、それ ぞれ有していてもよい低級アルキル基、 低級アルケニル基、若しくは低級アル キニル基;置換基としてハロゲン原子 を有していてもよいフェニル基;又は アダマンチル基。) で示されるオキサゾリジン環窒素が未置換のヘテロ環式
    スピロ化合物と、一般式(VI) R^6−Y(VI) (式中の記号は以下の意味を有する。 R^6:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、カルボキシ基、 低級アルコキシカルボニル基、モルホ リノ基、2−ピロリドン−1−イル基、 フェニルカルバモイルオキシ基、若し くはハロゲノフェニルカルバモイルオ キシ基を、それぞれ有していてもよい 低級アルキル基、低級アルケニル基、 若しくは低級アルキニル基;置換基と してハロゲン原子を有していてもよい フェニル基;又はアダマンチル基、 Y:ハロゲン原子又は有機スルホン酸残 基。) とを反応させることを特徴とする一般式( I d)▲数
    式、化学式、表等があります▼( I d) (式中A、m、n、X及びR^6は前記の意味を有する
    。) で示されるヘテロ環式スピロ化合物の製造法。 6、一般式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中の記号は以下の意味を有する。 m及びn:同一又は異って、0、1、又は2、X:酸素
    原子又は硫黄原子、 R^1:水素原子;置換基としてカルバモイル基、低級
    アルキルカルバモイル基、カ ルボキシ基、低級アルコキシカルボニ ル基、モルホリノ基、2−ピロリドン −1−イル基、フェニルカルバモイル オキシ基、若しくはハロゲノフェニル カルバモイルオキシ基、それぞれ有し ていてもよい低級アルキル基、低級ア ルケニル基、若しくは低級アルキニル 基;置換基としてハロゲン原子を有し ていてもよいフェニル基;又はアダマ ンチル基。) で示される窒素のみを含有するヘテロ環の該窒素が未置
    換のヘテロ環式スピロ化合物と、一般式(VIII) R^2−Y(VIII) (式中の記号は以下の意味を有する。 R^2:置換基としてカルバモイル基、低級アルキルカ
    ルバモイル基、カルボキシ基、 低級アルコキシカルボニル基、モルホ リノ基、2−ピロリドン−1−イル基、 フェニルカルバモイルオキシ基、若し くはハロゲノフェニルカルバモイルオ キシ基を、それぞれ有していてもよい 低級アルキル基、低級アルケニル基、 若しくは低級アルキニル基;置換基と してハロゲン原子を有していてもよい フェニル基:又はアダマンチル基。 Y:ハロゲン原子又は有機スルホン酸残基)で示される
    ハライド又はスルホネート類とを反応させることを特徴
    とする一般式( I e)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼( I e) (式中、m、n、X及びR^1は前記の意味を有し、A
    ^2は式▲数式、化学式、表等があります▼で示される
    基を意味 し、茲にR^2は前記の意味を有する。) で示されるヘテロ環式スピロ化合物の製造法。
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