JPS6320845Y2 - - Google Patents

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JPS6320845Y2
JPS6320845Y2 JP6357682U JP6357682U JPS6320845Y2 JP S6320845 Y2 JPS6320845 Y2 JP S6320845Y2 JP 6357682 U JP6357682 U JP 6357682U JP 6357682 U JP6357682 U JP 6357682U JP S6320845 Y2 JPS6320845 Y2 JP S6320845Y2
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JP
Japan
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circuit
accelerator opening
signal
output
rotational speed
Prior art date
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JP6357682U
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JPS58165230U (ja
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、とくにエンジン加速時の燃費効率を
向上させるようにした車両の燃料経済走行制御装
置に関する。
一般に、車両は運転方法によつて燃費効率が大
きく変動し、とりわけ不要な急加速操作は著しい
燃費効率の悪化を招く。
そこで、加速時に低シフトギヤで高速域まで加
速する、つまりエンジン回転数のひつぱり過ぎの
状態のときなど、運転者にこれを警告する装置
が、特開昭55−31669号、特願昭56−95988号など
にて提案されている。
これは、エンジン回転数センサの出力から回転
数を検知し、一方アクセル開度センサの出力から
負荷等を検知し、これらの値が予め設定されてい
る値を起えたときに、警告ランプを点灯したり、
音声による警告を発したりするものである。
なお、この場合、シフトギヤ位置によつて設定
回転数を段階的に変化させ、ギヤ位置を検出しな
がら適正範囲の回転数にあるか否かを判断するも
のもある。
しかしながら運転者がこの警告を無視した場合
には、燃費的に経済走行状態が得られず、その実
効性に問題があつた。
本考案はこのような問題を解決するために、加
速操作時に回転数が適正範囲を越えての加速が行
われたときは、燃料制御信号に微小振幅の振動波
を合成することにより、燃料供給量をわずかつづ
ではあるが所定の周波数で増減させ、エンジン出
力を変動させて車体振動を起こし、運転者に不必
要な加速操作を思いとどまらせるようにした車両
の燃料経済走行制御装置を提供することを目的と
する。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第1図において、10はアクセルペダルの踏
角、つまりアクセル開度を検出するアクセル開度
センサ、11はこのアクセル開度信号を増幅して
合成回路12に送出する増幅器である。9はエン
ジン回転数を検出する回転数センサ、13A,1
3B,13C…はこの回転数信号をそれぞれ異る
比較値N1,N2,N3…と比較する比較器である。
14はシフトギヤ位置を検出するギヤ位置検出
センサ、15は検出ギヤ位置によつて対応するア
ナログスイツチ16A,16B,16C…をON
にするギヤ位置判別回路である。
17は所定周波数の振動波、例えば2Hzのサイ
ン波を出力する発振回路、18は前記比較器13
A,13B,13C…の出力がハイレベルのとき
にゲートを開いて発振信号を合成回路12に出力
するAND回路である。
合成回路12はアクセル開度信号と発振信号と
を合成し、駆動回路19がこの合成信号を増幅し
て燃料噴射ポンプの電子ガバナ(燃料噴射量制御
装置)20の制御信号とする。
次に動作を説明すると、ギヤ位置判別回路15
が、そのときのシフトギヤ位置に対応するアナロ
グスイツチ、例えば第1速のときはアナログスイ
ツチ16AをONにする。
回転数センサ9の出力は、それぞれ比較器13
A,13B,13C…で比較値と比較され、比較
値以上のときに比較器13A,13B,13C…
はハイレベルの信号を出力する。
この場合、比較器13Aは第1速ギヤでの最大
回転数に対応した比較値が設定され、以下、比較
器13Bは第2速ギヤ、比較器13Cは第3速ギ
ヤ…というようにそれぞれ異つた比較値が設定さ
れている。
したがつて、各々のシフトギヤ位置において、
比較器13A,13B…の設定値を越えないとき
は、比較器13A,13B,13C…の出力はロ
ーレベルのままでAND回路18はゲートを閉じ
ている。
この状態では第3図Aに示すように、アクセル
センサ10の出力が増幅されてそのまま駆動回路
19に入力するので、アクセル開度に応じて燃料
噴射ポンプの噴射量がコントロールされる。
これに対して、急激な加速操作を行い、例えば
第2速ギヤにおいて高回転域まで加速したとする
と、比較器13bの出力がハイレベルに切換わ
り、アナログスイツチ16Bを介してAND回路
18がゲートを開く。
これにより発振回路17の振動波が合成回路1
2に入力し、アクセル開度信号と合成される。こ
の結果、燃料噴射量を制御する信号は、第3図B
のように所定の周波数で微小振動する波形とな
り、燃料噴射量が細かく増減し、これに伴つてエ
ンジンが出力変動による振動を起こし、車体も振
動する。運転者はこの振動が発生すると加速操作
が適切でないことを知ると同時に、通常はこの状
態を回避するために加速操作を緩める。
これによつて回転数が低下すれば、あるいはシ
フトギヤ位置を高めて回転数が下がれば、そのギ
ヤ位置に対応する比較器13A…の出力がローレ
ベルに切換わつた時点でAND回路18のゲート
が閉じ、振動波の合成が解除されて、通常のアク
セル開度信号のみが燃料噴射量の制御信号とな
る。
以上の制御については、マイクロコンピユータ
を用いて行うこともでき、この場合には第1図の
警告作用とともに、アクセル開度信号に対する波
状信号の合成を行い、燃料噴射量を微小範囲で増
減させればよい。
なお、上記実施例では各シフトギヤ位置毎に設
定回転数を変えたが、共通の設定回転数としても
よく、この場合には構成が簡略化する。
以上のように本考案によれば、エンジン回転数
が適正範囲を越えての加速が行われたときは、燃
料噴射信号に振動波状の信号を合成することによ
り、エンジン出力変動を生じさせ、エンジンや車
体の振動を誘発するようにしたので、運転者に不
必要な急加速操作を思いとどまらせることが可能
で、燃費的に経済走行の実効性を上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロツク図、第
2図A,Bはそれぞれ燃料噴射信号の制御説明図
である。 9……エンジン回転数センサ、10……アクセ
ル開度センサ、12……合成回路、13A,13
B,13C……比較器、14……ギヤ位置検出セ
ンサ、16A,16B,16C……アナログスイ
ツチ、17……発振回路、18……AND回路、
19……駆動回路、20……ガバナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクセル開度を検出するアクセル開度センサ
    と、エンジン回転数を検出する回転数センサと、
    検出した回転数信号を設定値と比較する比較器
    と、所定周波数の振動波を出力する発振回路と、
    前記比較結果が設定値よりも高回転のときに発振
    回路の出力を上記アクセル開度信号に合成する合
    成回路と、この合成回路の出力により燃料噴射量
    を制御する回路とを備えたことを特徴とする車両
    の経済走行制御装置。
JP6357682U 1982-04-30 1982-04-30 車両の燃料経済走行制御装置 Granted JPS58165230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6357682U JPS58165230U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 車両の燃料経済走行制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6357682U JPS58165230U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 車両の燃料経済走行制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165230U JPS58165230U (ja) 1983-11-02
JPS6320845Y2 true JPS6320845Y2 (ja) 1988-06-09

Family

ID=30073676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6357682U Granted JPS58165230U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 車両の燃料経済走行制御装置

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JP (1) JPS58165230U (ja)

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JPS58165230U (ja) 1983-11-02

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