JPS63207801A - p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法 - Google Patents

p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法

Info

Publication number
JPS63207801A
JPS63207801A JP3985187A JP3985187A JPS63207801A JP S63207801 A JPS63207801 A JP S63207801A JP 3985187 A JP3985187 A JP 3985187A JP 3985187 A JP3985187 A JP 3985187A JP S63207801 A JPS63207801 A JP S63207801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene oxide
vinylphenol
general formula
polymer
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3985187A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0714970B2 (ja
Inventor
Isao Maruyama
功 丸山
Masatoshi Katsuta
勝田 匡俊
Yoshiharu Ito
義治 伊藤
Hitoshi Shigematsu
重松 等
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruzen Petrochemical Co Ltd filed Critical Maruzen Petrochemical Co Ltd
Priority to JP3985187A priority Critical patent/JPH0714970B2/ja
Publication of JPS63207801A publication Critical patent/JPS63207801A/ja
Publication of JPH0714970B2 publication Critical patent/JPH0714970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、新規なp−ビニルフェノールポリマーのエチ
レンオキシド付加体、すなわち一般式〔I〕 0−÷CH2CH2O檜M (式中nは1〜100の任意の整数、Mは水素またはア
ルカリ金属である)で表わされる構成単位を有するp−
ビニルフェノールポリマーのエチレンオキシド付加体お
よびその製造方法に関するものである。 (従来の技W) 従来から、p−ビニルフェノールポリマーのフェノール
性水酸基に、例えばオキシハロゲン化リンまたはチオハ
ロゲン化リン(%開昭53−49094号)、三ハロゲ
ン化リン(特開昭s353−5o2号)、ハロゲン化リ
ン酸ジエステルまたはハロゲン化モノチオリン酸ジエス
テル(%開昭53−52594号)、ハロゲン化ラクト
ン類(特開昭55−60503号)あるいはアセトハロ
ゲン糖類(%開昭60−192704号)等を付加した
p−ビニルフェノールポリマーの誘導体は知られている
。しかし、p−ビニルフェノールポリマーのフェノール
a7kllftKエチレンオキシドが付加した本発明に
係るようなp−ビニルフェノールポリマーのエチレンオ
キシド付加体は未だ報告されていない。 (解決しようとする問題点) p−ビニルフェノールポリマーは、それ自体でも機能性
高分子として有用な物質であるが、用途によっては未だ
その性質が十分でなく、改質が望まれることがしばしば
ある。 本発明者らは、p−ビニルフェノールポリマーの改質に
ついて種々検討していたところ、図らf4p−ビニルフ
ェノールポリマーヲ、ソノ水酸基の水素の一部または全
部をアルカリ金属で置換してフェノラートとなし、それ
に無水状態でエチレンオキシドを反応させると、エチレ
ンオキシドの単独重合体の副生等の副反厄を殆ど伴うこ
となく、はぼ定量的に効率よくp−ビニルフェノールポ
リマーのエチレンオキシド付加体が得られることを見出
し、当該付加体となせば親水性が増加する等p−ビニル
フェノールポリマーを適度に改質できることを知見して
本発明を完成した。 この本発明に係る付加体は、例えば非イオン系の高分子
界面活性剤として用いることができ、またその他各種化
学製品の原料としても用いることができる。例えばポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の原料として用いること
ができ、当該付加体から誘導されたポリウシタン樹脂、
エポキシ樹脂等は、積層板、注型品、成形品、フィルム
、塗料、接着剤、シーラント等に用いることができる。 (問題点を解決するための手段) したがって、本発明の要旨は、第一に、一般式CD 0−+CH2CH2O寸IM (式中nは1〜100の任意の整数、Mは水素またはア
ルカリ金属である)で表わされる構成単位が5〜100
モル%、一般式([1(式中Mは上記と同じである)で
表わされる構成単位が実質的残余のモル%を主たる構成
単位として成り、上記各構成単位がランダムに主鎖で結
合した構造を有する重合度3〜5oooのp−ビニルフ
ェノールポリマーのエチレンオキシド付加体く存し、第
二に1重合度3〜5000のp−ビニルフェノールポリ
マーを、その水酸基の一部または全部の水素をアルカリ
金属で置換してフェノラートとした後、エチレンオキシ
ドと無水状態で反応させることから成る、上記のp−ビ
ニルフェノールポリマーのエチレンオキシド付加体の展
進方法に存する。 本発明のp−ビニルフェノールのエチレンオキシド付加
体(以下PVP−EO体と略称)の骨格トするp−ビニ
ルフェノールポリマーとしては、その製造由来は問うこ
となく種々の方法で調製されたものを用い得て、例えば
p−ビニルフェノールを熱重合、ラジカル重合あるいは
カチオン重合等種々の重合方法で調製されたもの、ある
いはp−アセトキシスチレンを糧々の重合方法で重合さ
せて得られたp−アセトキシスチレンポリマーを加水分
解して調製されたものを用いることができる。また、こ
のp−ビニルフェノールポリマーとしては、重合度3〜
5000(数平均分子量360〜600,000)の範
囲のものが用いられるが、目的物であるエチレンオキシ
ド付加体の用途の多様性の点から通常重合度10〜33
3(数平均分子量1,200〜40,000 ’)程度
のものが好ましい。 本発明のPVP−EO体の合成に当っては、p−ビニル
フェノールポリマーは、まずその水酸基の一部または全
部の水素をアルカリ金属と置換してフェノラートとする
。 この水酸基の水素のアルカリ金属との置換は、周知のあ
るいは任意の方法で行なえばよく、例えば、p−ビニル
フェノールポリマーヲ適当な溶媒、例えばアルコールあ
るいはエーテル等に溶解させ、その溶液にメタノール、
エタノールあるいはプロパツール等の脂肪族アルコール
のリチウム、カリウムあるいはナトリウム等のアルカリ
金属のアルコラードを混合してアルコール交換反応によ
り、あるいは上記p−ビニルフェノールポリマーの溶液
にリチウム、カリウムあるいはナトリウム等のアルカリ
金属の水酸化物の水溶液を作用させた抜水を除去するこ
とKより容易に行ない得る。また、この水酸基の水素の
アルカリ金属との置換の程度、すなわちp−ビニルフェ
ノールポリマーの水酸基の全部をアルカリ金属で置換す
るかあるいはその一部のみをアルカリ金属で置換するか
は、目的とするPVP−EO体の所望のエチレンオキシ
ドの付加の程度、後記するエチレンオキシドの付加反応
において採用する反応条件その他必要に応じ任意に選択
することができる。また、この水酸基の水素のアルカリ
金属との置換の操作は、骨格としてp−アセトキシスチ
レンポリマーの加を分解により調製されたものを用いる
場合は、通常当該ポリマーの加水分解によりp−ビニル
フェノールポリマーを調製するに際し
【は当該ポリマー
のアセトキシ基のアセチルは一部アルカリ金属に置換さ
れるので、かかるアルカ1】金属置換物を利用するとす
れば、省略できることはいうまでもない。 次いで、上記の水酸基の一部または全部の水素をアルカ
リ金属で置換したp−ビニルフェノールポリマーを、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
グライム等のエーテル類に溶解させるか、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素に懸濁させるかして、あるい
は無溶媒下で、20〜150℃にて、0.01〜30時
間、エチレンオキシドと無水の状態で混合して反応させ
、しかる後反応混合物を水、鉱酸等で処理すれば、目的
のPVP−EO体が単離される。この付加反応は、無水
状態で行なうと、エチレンオキシドの単独重合体の副生
等の副反応を殆ど伴うことなく、はぼ定量的に進行する
。 したがって、この付加反応におゆるp−ビニルフェノー
ルポリマーとエチレンオキシドの仕込み比を選択するこ
と罠よりて、目的のPVP−10体のエチレンオキシド
の付加の程度を任意に設計することができる。 なお、前記したとおり本発明方法を良好に実施するため
Kは、原料p−ビニルフェノールポリマーをあらかじめ
アルカリ金属と反応させておくことが必要であり、アル
カリ金属と反応していたいp−ビニルフェノールポリマ
ーヲ用イたのでは反応は起こらず、また遊離のp−ビニ
ルフェノールポリマーをアルカリ金属水酸化物水溶液の
存在下エチレンオキシドと反応させてもPVP−10体
の生成は円滑に進行しない。しかしながら、p−ビニル
フェノールポリマーの水酸基の一部でもアルカリ金属と
すでに反応している原料を用いるiエチレンオキシドの
付加は、ポリマー全体のフェノール性水酸基にほぼ同様
に円滑に生じる。この理由は、正確にはまだ解明されて
いないが、本発明者らは、フェノール性水酸基に結合し
ているアルカリ金属が触媒的に働きしかもPVP−10
体の末端に生じるアルコール性水酸基と結合するよりも
フェノール性水酸基と結合しやすいために遊離のフェノ
ール性水酸基を探してこれと結合し、次次に活性化する
ためであろうと考えている。したがってffKRp−ビ
ニルフェノールポリマー中の水酸基の約5〜10%をあ
らかじめアルカリ金属と反応させておけば通常十分であ
つて、過度にアルカリ金属と反応させても物別に顕著な
利益はなく、むしろそのために生じる大量の副生アルカ
リ金属塩を目的物であるPVP−10体から分離する労
力が増すのみとなりやすい。 また、付加反応後は、必要に応じて鉱酸によるアルカリ
金属の除去処理を行なう以外、その他の精製処理を要す
ることなく得られたPVP−10体をそのまま化学原料
として利用するととができる。また、上記付加反応にお
いては、用いたp−ビニルフェノールポリマーの解重合
等は実質的に起らない。 上記PVP−EO体の製造に際し、鉱酸によるアルカリ
金属の除去処理を行なわなければ、あるいはこの除去処
理が不十分であれば、一般式(I]および〔I〕で表わ
される構成単位を有するPVP−10体にあり”CG’
!、一般式(:I)オヨび[1)KおけるMがアルカリ
金属である構成単位が残存し、この除去処理が十分性な
われれば、一般式(11および(11で表わされる構成
単位はMが水素であるもののみとなる。 また、上記E’VP−EO体の製造に当っては、一般式
CI)で表わされる構成単位が5モル%(実質的残余の
構成単位は一般式〔I〕で表わされる構成単位)のPV
P−10体から一般式〔I〕で表わされる構成単位が1
00モル%(’jl!質的に一般式(13で表わされる
構成単位のみから成る)のPVP−10体まで、また一
般式(1)におけるnが1から100までのPVP−1
0体を得ることかできるが、取得の容易性、用途の多様
性等から、通常一般式(1)の構成単位が5〜100モ
ル%、好ましくは5〜95モル%で、一般式〔I〕にお
けるnのE”VP−10体における平均値が1≦n<1
.5、好ましくは1≦n<1.3であるもの、あるいは
一般式〔I〕で表わされる構成単位が95〜100モル
%で、一般式(1)におゆるnのPVP−10体におけ
る平均値が143≦n<100であるものが好ましい。 (発明の効果) 本発明のPVP−10体のうち、比較的少量のエチレン
オキシドが付加した付加体は従来のp−ビニルフェノー
ルポリマーく比べてR& fi カ増加し【いるので更
に多くの用途が考えられ、また比較的多量のエチレンオ
キシドが付加した付加体は規則的な構造を持った高分子
非イオン系界面活性剤として、従来の類似の構造のもの
、例えばアルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂にエ
チレンオキシドを付加させたもの、に比べて優れた性能
を有している。 一方、PVE’−EO体から誘導されるポリウレタン、
エポキシ樹脂等は従来のものに比べて耐熱性に優れてい
る。 (実施例) 以下に本発明を実施例を示して具体的に説明するが、本
発明の範囲はこれら(よって限定されるものではない。 実施例1 窒素置換した内容積100mのガラス裂重合管にp−ビ
ニルフェノールポリマー(数平均分子量(BJn)2,
500、重量平均分子量(う)5.400)のフェノー
ル性水酸基の水素を平均組硬(て5%ナトリウムで置換
したフェノラート5.6,9,1.4−ジオキサン24
耐およびエチレンオキシド2Iを仕込んで(エチレンオ
キシド/p−ビニルフェノール単位中1モル1モル)封
管し、80℃の湯浴につ汁て22時間震とうを続けて灰
石させた。 灰石後、内容物にア七トンーエタノール混合溶媒を加え
て均一に混ぜ合わせ、それに濃塩酸を加えて弱酸性にし
た。送圧系が相当粘稠になるまで溶媒を蒸発させ、それ
K 300 mlのベンゼンを加えてベンゼン可溶部と
不溶部に分別した。収量はそれぞれ0.171および5
.94.5’であった。 ベンゼン可溶部を100mjtの水で処理し′C更に水
可溶部と水不溶部に分別したところ、収量はそれぞれ0
.031および0.14 Jであった。 前者はエチレンオキシドのホモボリマート無機物との混
合物で、後者はp−ビニルフェノール単位当り平均値と
して1.25分子のエチレンオキシドが付加したPVP
−EO体であり、実質的に前記一般式CI”lの単位(
Mは水素)のみから成るものであった。 一方、ベンゼン不溶部を200mjの水で処理して、更
に水可溶部と水不溶部に分別したところ、収量はそれぞ
れ0.18 #および5.76.9であった。これらの
うち、前者は主として中和の過程で生成した食塩を含む
無機物であり、後者はp−ビニルフェノール単位当り平
均値とじて約1.3 分子のエチレンオキシドが付加し
たPVP−EO体であった。このもののIRおよびH−
NMRスペクトルをそれぞれ第1図および第2図に示す
。 第1図のIRスペクトルに於て主な吸収の帰属は次の通
りである。 3400cm   脂肪族1級アルコール水酸基の0−
H伸縮振動 1060cm   脂肪族1級アルコール水酸基のC−
0伸縮振動 2900〜3000cIL  C−H伸縮振動1620
.1520,1460cIIL  ベンゼン核の一〇−
C−面内伸縮振動 1180cm   ベンゼン核のCH面内変角振動83
0cm−”  ベンゼン核のOH面外変角振動1250
cm−”  芳香族エーテルの=C−0−C逆対称伸縮
振動 1050〜101080c  芳香族エーテルの=C−
0−C対称伸縮振動 第2図の”H−NMRスペクトルに於て各ピークの帰属
は次の通りである。 H m≧1 これらピークの帰属は対応する構造を有するモデル化合
物を基準にして行なりた。 各ピークの面積比を計算し、上記帰属をもとに決定され
たPVP−EO体の平均的な構造は、実質的に下記一般
式CI)の単位のみから成るものであった。 0−+ CH2CH2O犬ゴH この付加体はエーテル、ケトン、アルコールに可溶であ
るが水、脂肪族および芳香族炭化水素には殆んど溶けな
かった。 尚、p−ビニルフェノールポリマーのフェノール性水酸
基の水素を平均組成として5%ナトリウムで置換したフ
ェノラートは次の様圧して合成した。 p−ビニルフェノールポリマー12Nを乾燥したメタノ
ール50mにとかし、それにメタノールと金属ナトリウ
ムの反応で合成したナトリウムメチラートのメタノール
溶液(0,5モル/l)1〇−加えた。 系は直ちに黒ずんだ緑かっ色に変化したが、その後60
℃で3時間攪拌を続けた。メタノールの殆んどを留出さ
せた後、2004の乾燥したジオキサンを加えて溶解さ
せ、ジオキサンを留出させた。 残渣を乾燥したベンゼン200−に懸濁させ、ベンゼン
を留出させた。 残渣を真空乾燥した後実験に供した。 実施例2 窒素置換した内容積251rLlのガラス製重合管Kp
−ビニルフェノールポリマー(Mn 2,500゜MW
5,400)のフェノール性水酸基の水素を平均組成と
して10%ナトリウムで置換したフェノラート1.4g
およびエチレンオキシド0.259を仕込んで(エチレ
ンオキシド/p−ビニル5フエノール単位中0.5モル
1モル)封管し、80℃の湯浴につゆて8時間震とうを
続けた。 反応後、内容物にアセトン−エタノール混合溶媒を加え
て均一に混ぜ合わi、それに濃塩酸を加えて弱酸性にし
た。 次に系が相当粘稠になるまで溶媒を蒸発させ、それに1
00−の氷を加えてポリマーを懸濁させ、口過、水洗、
乾燥してポリマーを回収したところ収量1.4gであっ
た。 このPVP−EO体のIRおよびH−NMRスペクトル
をそれぞれ第3図および第4図に示す。 第3図のIRスペクトルに於てはwc1図に比べ【新し
い吸収は認められないが1250crIL  の芳香族
エーテル=C−0−C逆対称伸縮振動の吸収が、残留す
るフェノール性水酸基の;C−0伸縮振動(1230c
m)と重なりているため幅が広くなっている。 また、1060cm  の脂肪族1級アルコール水酸基
のC−O伸縮振動および1050〜1080cm  の
芳香族エーテル=C−0−C対称伸縮振動の強度は第1
図に比べて弱くなりている。 第4図のH−NMRスペクトルに於ては第2図の各ピー
クの他に8 = 8.3 ppmにフェノール性水酸基
プロトンに帰属できる新しいシグナルが現われた。 各ピークの面積比から求めたPVP−EO体の平均的な
構造は、下記の一般式〔I〕の単位が76モル%、−軟
式〔I〕の単位が24モル%から成るものであった。 0+CH2cH20+T−HOH (I)          (1〕 この付加体はエーテル、ケトン、アルコールに可溶であ
るが水、脂肪族および芳香族炭化水素には殆んど溶けな
かった。尚、フェノラートは実施例1と同様の方法で合
成した。 実施例3 窒素置換した内容積25−のガラス裂重合管KD−ビニ
ルフェノールポリマー(Mn 1,600、My 2,
600 )のフェノール性水酸基の水素を平均組成とし
て10%ナトリウムで置換したフェノラート2.8Ji
’、1,4−ジオキサン3−およびエチレンオキシド0
.1.9を仕込んで(エチレンオキシド/p−ビニルフ
ェノール単位*0.1モル1モル)封管し、80℃の湯
浴につけて24時間震とうを続けた。 反厄後、実施例2と同様の後処理を施こしたところ、回
収されたポリマーの収量は2.32J’であった。 、:のPVP−10体(7)III、、tびH−NMR
スペクトルをそれぞれ第5図および第6図に示す。 第5図のIRスペクトルに於ては′s1図に比べて12
50cm  の芳香族エーテル=C−0−C逆対称伸縮
撮動の吸収が弱くなり、残留するフェノール性水酸基の
=C−0伸縮振動の吸収が1230cm  Kシヲルダ
ーとして現われた。 また、1060cm  の脂肪族1級アルコール水酸基
のC−0伸縮振動および1050〜1080(’mV 
1の芳香族エーテル=c−o−c対称伸縮振動に基づく
吸収強度は更に第3図よりも弱くなりている。 第6図のH−NMRスペクトルに於【はδ+3、8 p
pm K 旦 U HE( m≧1 に基づくシグナルが現われなかった。 各ピークの面積比を計算し、上記帰属をもとに決定され
たE’VP−10体の平均的な構造は、下記の一般式〔
I〕の単位が20モル%、一般式(1)の単位が80モ
ル%から成るものであった。 〔I〕                    〔亘
〕この付加体はエーテル、ケトン、アルコール等に可溶
であるが、水、脂肪族および芳香族炭化水素には殆んど
溶けなかった。 尚、フェノラートは実施例2で用いたものと同じもので
ある。 実施例4 窒素置換した内容積25m7のガラス展重合管にp−ビ
ニルフェノールポリマー(Mn 9,000、Mw25
,000)のフェノール性水酸基の水素を平均組成とし
て10%ナトリウムで置換したフェノラート1.4.9
. 1.4−ジオキサン51rLIおよびエチレンオキ
シドIgを仕込んで(エチレンオキシド/p−ビニルフ
ェノール単位*2モル1モル)封管し、80℃の湯浴に
つけて23時間震とうを続けた。 反応後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それKiII塩酸を加えて弱酸性にした。その後、溶
媒を蒸発させてポリマーを回収したところ、収量は2.
2gであった。 このPVP−10体のIR:tdよびH−NMRスペク
トルをそれぞれ第7図および第8図に示す。 第7図のIRスペクトルに於ては第1図に比べて106
0cm  の脂肪族1級アルコールの水酸基のC−0伸
縮振動に基づく吸収強度が増し、脂肪族エーテルのC−
0−C逆対称伸縮振動に基づく吸収が1110an  
に新しく現われた。 第8図のH−NMRスペクトルに於てはエチレンオキシ
ド連鎖忙基づく鋭いピークがδ=3.7ppmK現われ
た。 各ピークの面積比を計算し、上記帰属をもとに決定され
たPVP−10体の平均的な構造は、実質的に下記の一
般式CI)の単位のみから成るものでありた。 0+CH2CH20−+0−H この付加体はエーテル、ケトン、アルコールに可溶、脂
肪族炭化水素に不溶、水および芳香族炭化水素には少し
溶解する。 尚、p−ビニルフェノールポリマーのフェノール性水酸
基の水素を平均組成として10%ナトリウムで置換した
フェノラートは次の様にして合成した。 p−ビニルフェノールポリff−6Jlをジオキサン1
00づに溶かし、それに0.2.9の水酸化ナトリウム
を含む水溶液1mJ加えた。 系は直ちに緑かっ色に変化したが、そのまま80℃で2
時間攪拌を続けた。ジオキサンを殆んど留出させた後、
200dの乾燥したベンゼンを加えて懸濁させ、ベンゼ
ンを留出させる操作を2回繰り返して系中の水分を完全
に除去し、残渣を真空乾燥した。 実施例5 窒素置換した内容積25rrLlのガラス裂重合管にp
−ビニルフェノールポリ”  (Mnl、600.1w
2,600 )のフェノール性水酸基の水素を平均組成
として10%カリウムで置換したフェノラート0.7I
i、1.4−ジオキサン3rrLlおよびエチレンオキ
シド5Iを仕込んで(エチレンオキシド/p−ビニルフ
ェノール単位申20モル1モル)封管し、80℃の湯浴
につけて2.5時間震とうを続けた。 反応後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それに濃塩酸を加えて弱酸性にした。その後溶媒を蒸
発させてポリマーを回収したところ、収量は5.411
であった。 こ17)PVP−EO体(7)IRおよびH−NMRス
ペクトルをそれぞれ第9図および第10図に示す。 第9図に於ては脂肪族エーテルのC−0−C逆対称伸縮
振動に基づ(1110cm  の吸収が大きく、第10
図に於てはエチレンオキシド連鎖に基づくδ= 3.7
 ppmの大きな鋭いピークが箱徴的である。gio図
の各ピークの面積比から計算されたPVP−EO体の平
均的な構造は、実質的に下記の一般式〔I〕の単位のみ
から成るものであった。 0−←CH2CH2O力iH この付加体は水、メタノール、エタノール、7’ o 
/<ノール、ブタノール等アルコール類、アセトン1、
MEK、MIBK等ケトフケトン類ゼン、トルエン等芳
香族炭化水素、THF、塩化メチレン等に可溶であるが
、シクロヘキサン、ヘキサン等飽和炭化水素、ジエチル
エーテル、ジブチルエーテル等には不溶であった。 尚、フェノラートは実施例1に示したフェノラート合成
例に於て、ナトリウムメチラートの代りにカリウムメチ
ラートの計算量を使用する以外は実施例1と同様の方法
で合成した。 実施例6 窒素置換した内容積25TILIのガラス裂重合管にp
−ビニルフェノールポリマー(Mn 9,000、Mw
25,000)のフェノール性水酸基の水素を平均組成
として10%ナトリウムで置換したフェノラート1.4
fI、テトラヒドロフラン5−およびエチレンオキシド
2.5gを仕込んで(エチレンオキシド/p−ビニルフ
ェノール単位中5モル1モル)封管し、100℃の湯浴
につけて2時間震とうを続けた。 反厄後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それに濃塩酸を加えて弱酸性にした。その後溶媒を蒸
発させてポリマーを回収したところ、収量は3.6Iで
あった。 このPVP−EO体+7)IRオ、!−びH−NMRス
ペクトルをそれぞれ第11図および第12図に示す。 第11図に於ては脂肪族エーテルのC−0−C逆対称伸
縮振動に基づ(1110cm  の吸収は第7図より強
くなった。第12図に於てはエチレンオキシド連鎖に基
づくδ=3.7ppmの鋭いピークは第8図よりも太き
(なった。 第12図の各ピークの面積比から計算されたPVP−E
O体の平均的な構造は、実質的に下記の一般式CI)の
単位のみから成るものであった。 この付加体は常温で高粘度の液体で水、アルコール、ケ
トン、芳香族炭化水素に溶解するが、脂肪族炭化水素に
溶けない。 尚、原料の1戊分であるフェノラートは実施例2で用い
たものと同じものである。 実施例7 窒i!g置換した内容積25mA+のガラス裏重合管t
cp−ビニルフェノールポリマ (Mn9,000、M
w25,000)のフェノール性水酸基の水素を平均組
成として50%ナトリウムで置換した7蔓ノラー) 1
.4 y、  1.4−ジオキサン3−およびエチレン
オキシドi、sIIを仕込んで(エチレンオキシド/p
−ビニルフェノール単位*3モル1モル)封管し、80
℃の湯浴につけて0,5時間震とうを続けた。 反応後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それに濃塩酸を加えて弱酸性にした。 次に溶媒を蒸発させてポリマーを回収したところ収量は
2.8.li+でありた。 、:のPVP−EO体(7)IRお!びH−NMRスペ
クトルをそれぞれ第13図および第14図に示す。 第13図に於ては脂肪族エーテルのC−0−C逆対称伸
縮振動に基づ(1110cm  の吸収は第7図と第1
1図の中間的な強さを示した。第14図に於てはエチレ
ンオキシド連鎖に基づくa = 3.7 ppmの鋭い
ピークは第8図と第12図の中間的な強さを示した。 第14図の各ピーク面積比から計算されたPVP−EO
体の平均的な構造は、実質的に下記の単位のみから成る
ものでありた。 0+CH2CH2OすH この付加体は常温で高粘度の液体で水、アルコール、ケ
トン等に溶解する。 尚、フェノラートは計算されたナトリウムメチラートを
使用し、実施例1の合成例に準じて合成した。 実施例8 窒素置換した内容積25mj!のガラス裏重合管にp−
ビニルフェノールポリ”  (Mn 2,500、’b
Tw 5,400 )のフェノール性水酸基の水素を平
均組成として50%ナトリウムで置換したフェノラー)
0.2f9.1,4−ジオキサン1.5−およびエチレ
ンオキシド5.5I仕込んで(エチレンオキシド/p−
ビニルフェノール単位中75モル1モル)封管し、80
℃の湯浴につけて24時間震とうを続けた。 反応後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それに濃塩酸を加えて弱酸性にした。溶媒を蒸発させ
てポリマーを回収したところ収量は5.7Iであった。 このPVP−EO体+7)IRI!びH−NMRスペク
トルをそれぞれに15図および第16図に示す。 これらのスペクトルからエチレンオキシド連鎖が実施例
5で得られたPVP−EO体より更に長くなっているこ
とがわかる。 第16図のスペクトルからここで得られたPVP−EO
体の平均的な構造は、実質的に下記の一般式CI)の単
位のみから成るものであることが結論された。 0+ClH2CH2O力10 H この付加体は常温で固体で水、アルコール、ケトン等に
溶解する。 尚、フェノラートは実施例7で用いたものと同じもので
ある。 実施例9 p−ビニルフェノールポリマー〔数平均分子量(Mn)
2,520、重量平均分子量(Mw )5.390 、
 Mw/Mn = 2−14 :lをジエチルエーテル
およびジエチルエーテル・1.4−ジオキサン混合溶媒
で溶媒分別を繰り返して、できるだけ単分散に近くした
p−ビニルフェノールポリマー〔数平均分子量(Mn)
5,000、重量平均分子量(Mw ) 5,840、
匹/后=1.17)について、フェノール性水酸基の水
素を平均組成として10%ナトリクムで置換したフェノ
ラートを合成した。 窒素置換した内容積25−のガラス製重合管に上記フェ
ノラート1.4.9,1.4−ジオキサン3mjl’お
よびエチレンオキシド1.51仕込んで(エチレンオキ
シド/p−ビニルフェノール単位中3モル1モル)封管
し、80℃の湯浴につけて24時間震と5を続けた。 反応後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それに濃塩酸を加えて弱酸性にした。溶媒を蒸発させ
てポリマーを回収したところ収量は2.9Nであった。 ’H−NMRスペクトルの解析により、ここで得られた
PVP−EO体の平均的な構造は実質的に一般式〔1〕
の構造のみから成るものであることが判明した。 0士CH2CH2O寸H 尚、この付加体のGPC分析の結果、数平均分子量7,
440.重量平均分子量8,720であり、またポリマ
ーの分子量分布を表わす尺度であるMw/Mnの値は1
.17であった。 この11Tw /M nの値は、付加反応の原料である
p−ビニルフェノールポリマーのそれト良り一致するの
で、エチレンオキシドの付加は各フェノール性水酸基に
対し均一に起っていることがわかる。 実施例10 窒素置換した内容積25−のガラス製重合管に実施例9
で用いたフェノラート0.76J。 1.4−ジオキサン3−およびエチレンオキシド2.2
1仕込んで(エチレンオキシド/p−ビニルフェノール
単位中8モル1モル)封管し、80℃の湯浴につけて2
4時間震とうを続けた。 反応後、実施f19と同様の後処理を施こしたところポ
リマーの収量は3.01iであった。 ’H−NMRスペクトルの解析により、得られたPVP
−EO体の平均的な構造は実質的に一般式CI)の構造
のみから成るものであることが判明した。 ンタ30 分子量釦H→、重量平均分子量11,450、従ってM
w/Mn−1,20であった。 このMw/Mnの値は付加反応の原料であるp−ビニル
フェノールポリマーのそれと良く一致するので、エチレ
ンオキシドの付加は各フェノール性水酸基に対し均一に
起りていることがわかる。 比較例1 窒素置換した内容積25−のガラス製重合管Kp−ビニ
ルフェノールポリマー(Mn 2,500、My 5,
400 ) 0.71.1.4−ジオキサン3−および
エチレンオキシド5I仕込んで(エチレンオキシド/p
−ビニルフェノール単位中20モル1モル)封管し、8
0℃の湯浴につけて24時間震とうな絖ゆた。 反応後、内容物をエタノールで溶かし出し、溶媒を蒸発
させたところ、仕込んだp−ビニルフェノールポリマー
が未反応のまま回収されたタケで、エチレンオキシド付
加体は得られなかった。 比較例2 窒素置換した内容積25mJのガラス裂重合管Kp−ビ
ニルフェノールポリ−F−(Mrt2,500゜65.
400)1.36.9.1,4−ジオキサン3−および
30重量%の水酸化ナトリウム水溶液0.15−加えて
混ぜ合わせ、それに52のエチレンオキシドを仕込んで
(エチレンオキシド/p−ビニルフェノール単位中10
モル1モル)封管し、80℃の湯浴につゆて23時間震
とうを続げた。 反応後、内容物にエタノールを加えて均一に混ぜ合わせ
、それに濃塩酸を加えて弱酸性にした。その後、溶媒を
蒸発させてポリマーを回収したところ、収量は1.5g
であった。 とのPVP−EO体のIRおよびH−NMRスペクトル
を第17図および第18図に示す。 第17図のスペクトルは全体として第3図のそれに酷似
しているが、脂肪族エーテルのC−0−C逆対称伸縮振
動に基づ(1110cIL  の吸収は第3図より若干
強くなっている。 第18図のH−NMRスペクトルは第4図のそれに類似
しているが、δ−8,3ppmのフェノール性水酸基プ
ロトンに帰属できるピークがあるにも拘らず、エチレン
オキシド連鎖に基づく鋭いピークもδ= 3.7 pp
m K現われた。従りて、生成物は各ピーク面積比から
計算して、平均的には、下記の一般式CI)の単位が6
8モル%、一般式(1)の単位が32モル%からなると
考えられる。 し■」 ところで上式CD<おける2の算出方法は、前記実施例
におけるnの算出方法と同じであるが、その結果か−ら
考えて実施例におけるnと同じ内容を意味しているもの
とは考えにくいので区別する意味で2の記号を用いた。 すなわち、上記のようにエチレンオキシド連鎖に基づく
鋭いピーク(δ= 3.7 ppm )が現われている
ので、分布がかなり幅広いと考えられ、したがってこの
生成物ではエチレンオキシド単独重合体の副生、未反E
p−ビニルフェノールポリマーの残留等が考えられる。 また、この様な条件下では、生成物中のエチレンオキシ
ド含有量は仕込み比と大きくかけ離れておりエチレンオ
キシドが定量的に反応せず分子設計し難いことを示して
いる。 参考例1 実施例5で得らtしたPVP−EO体0.51iを10
0TILjの水に溶解させ、激しくかき混ぜたところ泡
が立った。しかしその泡は10分以内に消失した。 次にこの溶液KO,1mA’のキシレンを混合して激し
くかきまぜたところ、安定なエマルジ四ンを生成した。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は実施例1で得られた反応生成物の
内、ベンゼン不溶部を更に水で処理して水不溶部として
回収されたPVP−EO体のIRおよびH−NMRの各
スペクトルを、第3図および第4図は実施例2で得られ
たpvp−EO体のIRおよびH−NMRの各スペクト
ルを、第5図および第6因は実施例3で得られたPVP
−EOlF)IRお!びH−NMR(1’)各スペクト
ルを、第7図および第8図は実施例4で得られたPVP
−EO体のIRおよびH−NMRの各スペクトルを、第
9図および第10図は実施例5で得られたPVP−EO
体のIRおよびH−NMRの各スペクトルを、第11図
および第12図は実施例6で得られたPVP−EO体の
IRおよびH−NMRの各スペクトルを、第13図およ
び第14図は実施例7で得られたIRおよび’H−NM
Rの各スペクトルを、第15図および第16図は実施例
8で得られたPVP−EO体のIRおよびH−NMRの
各スペクトルを、第17図および第18図は比較例2で
得られた反応生成物ポリマーのIRおよびH−NMRの
各スペクトルをそれぞれ示すものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中nは1〜100の任意の整数、Mは水素またはア
    ルカリ金属である)で表わされる構成単位が5〜100
    モル%、一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中Mは上記と同じである)で表わされる構成単位が
    実質的残余のモル%を主たる構成単位として成り、上記
    各構成単位がランダムに主鎖で結合した構造を有する重
    合度3〜 5000のp−ビニルフェノールポリマーのエチレンオ
    キシド付加体。
  2. (2)一般式〔 I 〕で表わされる構成単位のnの、当
    該付加体における平均値が、1≦n<1.5である特許
    請求の範囲第1項記載のp−ビニルフェノールポリマー
    のエチレンオキシド付加体。
  3. (3)一般式〔 I 〕で表わされる構成単位のnの、当
    該付加体における平均値が1.3≦n<100であって
    、かつ一般式〔 I 〕で表わされる構成単位が95〜1
    00モル%である特許請求の範囲第1項記載のp−ビニ
    ルフェノールポリマーのエチレンオキシド付加体。
  4. (4)重合度3〜5000のp−ビニルフェノールポリ
    マーを、その水酸基の一部または全部の水素をアルカリ
    金属で置換してフェノラードとした後、エチレンオキシ
    ドと無水状態で反応させることから成る、一般式〔 I
    〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中nは1〜100の任意の整数、Mは水素またはア
    ルカリ金属である)で表わされる構成単位が5〜100
    モル%、一般式〔II〕▲数式、化学式、表等があります
    ▼〔II〕 (▲数式、化学式、表等があります▼Mは上記と同じで
    ある)で表わされる構成単位が実質的残余のモル%を主
    たる構成単位として成り、上記各構成単位がランダムに
    主鎖で結合した構造を有する重合度3〜5000のp−
    ビニルフェノールポリマーのエチレンオキシド付加体の
    製造方法。
JP3985187A 1987-02-23 1987-02-23 p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法 Expired - Fee Related JPH0714970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3985187A JPH0714970B2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23 p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3985187A JPH0714970B2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23 p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63207801A true JPS63207801A (ja) 1988-08-29
JPH0714970B2 JPH0714970B2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=12564468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3985187A Expired - Fee Related JPH0714970B2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23 p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714970B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260925A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Shin Etsu Chem Co Ltd ブロック−グラフト共重合体およびその製造方法
JP2001098173A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Asahi Denka Kogyo Kk 樹脂改質剤
JP2008201819A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 膜およびそれを用いた有機半導体デバイス

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260925A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Shin Etsu Chem Co Ltd ブロック−グラフト共重合体およびその製造方法
JPH0551612B2 (ja) * 1988-08-26 1993-08-03 Shinetsu Chem Ind Co
JP2001098173A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Asahi Denka Kogyo Kk 樹脂改質剤
JP2008201819A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 膜およびそれを用いた有機半導体デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0714970B2 (ja) 1995-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kobayashi et al. A carbohydrate-containing synthetic polymer obtained from Np-vinylbenzyl-D-gluconamide
Allcock et al. Synthesis of sugar-substituted cyclic and polymeric phosphazenes and their oxidation, reduction, and acetylation reactions
JP4751570B2 (ja) オルガノポリシロキサン変性多糖類およびその製造方法
Seo et al. The synthesis of poly (allylamine) containing covalently bound cyclodextrin and its catalytic effect in the hydrolysis of phenyl esters
JPS63207801A (ja) p−ビニルフエノ−ルポリマ−のエチレンオキシド付加体およびその製造方法
JPH0388825A (ja) 不飽和末端基を有する高分子量ポリアルキレンオキシドの製造方法
US3337476A (en) Crystalline poly(propylene glycol)
US3374277A (en) Diol of poly
US2091183A (en) Water soluble phenol-aldehyde ad
JPS6251258B2 (ja)
AU2017239770B2 (en) New polymer having aldaric acid as structural unit, and method for producing same
JPH0413683A (ja) p―ビニルフェノキシ基含有シクロホスファゼン誘導体、その製法、その重合体およびその硬化性組成物
CN1995072A (zh) 一种油溶性壳聚糖衍生物及其制备方法
JP3051466B2 (ja) フッ素含有アラミドブロック共重合体およびその製造方法
JPH04209627A (ja) オリゴオキシエチレン側鎖を有するポリエーテルポリマー
JP3865798B2 (ja) カルボキシル基を含有するポリオキシアルキレン誘導体
US3408404A (en) Diols of poly(glycidyl ether)s
Khademi et al. Pentaerythritol: A Versatile Substrate in Organic Transformations, Centralization on the Reaction Medium
Richards et al. The synthesis of new regular copolymers and small molecules by an anionic condensation process
RU2631111C1 (ru) Способ получения силоксановых блоксополимеров
JPS63241028A (ja) ポリエーテルポリオールの製法
JPH02229132A (ja) 芳香族ジオール及びその製造法
Shendy et al. Polyether derivatives of β-naphthalene sulfonate polymer
Kimura et al. Modification of 6, 6-type polyamide containing both γ-lactone ring and hydrophilic groups
US3631129A (en) Method of preparing inorganic polymers

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees