JPS63207531A - 自動組立ハンド - Google Patents
自動組立ハンドInfo
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- JPS63207531A JPS63207531A JP62035902A JP3590287A JPS63207531A JP S63207531 A JPS63207531 A JP S63207531A JP 62035902 A JP62035902 A JP 62035902A JP 3590287 A JP3590287 A JP 3590287A JP S63207531 A JPS63207531 A JP S63207531A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/08—Monitoring manufacture of assemblages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Operations Research (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動組立ハンドに係り、特に、ピン立て作業
などの基本的な作業を簡易な構成でもって、自動的に、
しかも的確に行う組立ハンドに関する。
などの基本的な作業を簡易な構成でもって、自動的に、
しかも的確に行う組立ハンドに関する。
(従来の技術)
自動的に嵌め合いを行う場合、例えば、穴に対してピン
が垂直にしかも穴の中心とピンの中心が完全に一致する
ように位置決めできた状態で挿入作業を行うことができ
れば問題はないが、実際の作業の自動化はロボット或い
は自動組立機で行われ、高精度の位置決めと傾きの制御
を行うことは困難である。このことは穴とピンとのすき
ま(クリアランス)が小さくなればなるほど問題が難し
くなる。つまり、(1)穴とピンとの中心の位置合わせ
の難しさ。(2)ピンを把持する機構が必要であるが、
ピンの傾きの誤差を零にすることの難しさ。(3)ピン
を穴の中心軸に沿って降ろすことが必要があるが、ピン
を真に垂直に沿って降ろすことの難しさ。
が垂直にしかも穴の中心とピンの中心が完全に一致する
ように位置決めできた状態で挿入作業を行うことができ
れば問題はないが、実際の作業の自動化はロボット或い
は自動組立機で行われ、高精度の位置決めと傾きの制御
を行うことは困難である。このことは穴とピンとのすき
ま(クリアランス)が小さくなればなるほど問題が難し
くなる。つまり、(1)穴とピンとの中心の位置合わせ
の難しさ。(2)ピンを把持する機構が必要であるが、
ピンの傾きの誤差を零にすることの難しさ。(3)ピン
を穴の中心軸に沿って降ろすことが必要があるが、ピン
を真に垂直に沿って降ろすことの難しさ。
などがあり、ピン立て作業の誤差の要因になっている。
これらが解決できないと、ピンが穴に入らなかったり、
ピンが穴の途中でカジリ付いたりすることになる。
ピンが穴の途中でカジリ付いたりすることになる。
そこで、ピンと穴との相対的な位置合わせと姿勢(傾き
)の誤差を修正することを目的として種々の機構・ハン
ドが開発されている。
)の誤差を修正することを目的として種々の機構・ハン
ドが開発されている。
以下、2通りの基本的な考え方について説明する。
(1)ハンドに柔軟性を持たせて、自動(受動)的にピ
ンを穴に倣わせようとする方法。
ンを穴に倣わせようとする方法。
この代表的なものとして、RCC(リモートセンターコ
ンプライアンス)機構があり、これはピンと穴との位置
ずれと傾きの誤差をピンを押し込む工程で、これらが自
動的に小さくなる方向に動き易い機構とバネを工夫する
ことによって構成したものである。
ンプライアンス)機構があり、これはピンと穴との位置
ずれと傾きの誤差をピンを押し込む工程で、これらが自
動的に小さくなる方向に動き易い機構とバネを工夫する
ことによって構成したものである。
以下、このRC’Cハンドの構成を第28図及び第29
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
図中、■はハンドとの結合部、2は横方向コンプライア
ンスリンク、3は回転コンプライアンスリンク、4はコ
ンプライアンスセンタ、5は並進部、6は回転部である
。
ンスリンク、3は回転コンプライアンスリンク、4はコ
ンプライアンスセンタ、5は並進部、6は回転部である
。
これはクリアランスの小さいピンと面取りのついた穴と
の嵌め合い作業に適するもので、平行四辺形リンクから
なる並進部5と台形状のリンクからなる回転部6の組み
合わせからなっている。このリンクを直列に等測的に示
すと第25図のようになり、そのリンクの組み合わせの
下端に挿入すべきピンを取り付ける。そこで、ピンに垂
直な方向に力が作用すると、平行四辺形リンクの働きに
より、ピンはその姿勢を維持したまま加えられた力の方
向に移動する。また、回転方向の力が作用すると、コン
プライアンスセンタ4を中rQ−にして、台形状のリン
クの働きにより、ピンは回転運動をする。従って、六8
に面取りがしてあり、その部分にピンの先端が当たると
、押し込みと同時にピンは横方向に力を受は穴の中心方
向に移動する。
の嵌め合い作業に適するもので、平行四辺形リンクから
なる並進部5と台形状のリンクからなる回転部6の組み
合わせからなっている。このリンクを直列に等測的に示
すと第25図のようになり、そのリンクの組み合わせの
下端に挿入すべきピンを取り付ける。そこで、ピンに垂
直な方向に力が作用すると、平行四辺形リンクの働きに
より、ピンはその姿勢を維持したまま加えられた力の方
向に移動する。また、回転方向の力が作用すると、コン
プライアンスセンタ4を中rQ−にして、台形状のリン
クの働きにより、ピンは回転運動をする。従って、六8
に面取りがしてあり、その部分にピンの先端が当たると
、押し込みと同時にピンは横方向に力を受は穴の中心方
向に移動する。
また、斜めにピンが挿入された時はコンプライアンスセ
ンタ4を中心に回転が生じ、穴の中心線とピンの中心線
を一致させる方向へ運動が生じる機構となっている。
ンタ4を中心に回転が生じ、穴の中心線とピンの中心線
を一致させる方向へ運動が生じる機構となっている。
(2)次に、能動的に相対誤差を小さくしようとする方
法について第30図及び第31図を参照しながら説明す
る。
法について第30図及び第31図を参照しながら説明す
る。
ピン12を穴13に挿入動作をするロボットの腕11が
X、Y方向に動く、センサとしては、例えば、ひずみゲ
ージ14が十字形のバネ15に付いていて、このセンサ
出力と、ロボットのX、Y方向の駆動部分とでサーボ系
、を組んでいる。
X、Y方向に動く、センサとしては、例えば、ひずみゲ
ージ14が十字形のバネ15に付いていて、このセンサ
出力と、ロボットのX、Y方向の駆動部分とでサーボ系
、を組んでいる。
そこで、ロボットの手首部に設けられたセンサにより、
ピン12の穴13への挿入作業中に生じる力を検出し、
この力を一般的には減じる方向に手首部を動かして中心
軸を合わせる方法である。
ピン12の穴13への挿入作業中に生じる力を検出し、
この力を一般的には減じる方向に手首部を動かして中心
軸を合わせる方法である。
尚、上記(1)のRCC機構としては、米国特許第4,
098,001号明細書、米国特許第4,439,92
6号明細書(tls 、 C133)などが挙げられる
。
098,001号明細書、米国特許第4,439,92
6号明細書(tls 、 C133)などが挙げられる
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記(1)の従来技術によれば、RCC
ハンドのセンタの位置がピンの先端部になるように機構
の寸法とバネ定数の配分が決定されることから、把持対
象とするピンの長さが変化した場合には、その効果がな
くなる。つまり、個々の作業に応じて設計されたRCC
ハンドを用いる必要があり、汎用性に乏しい。また、か
なり柔らかいバネであることから、ピンを穴の近くへ近
すげる移動が行われる際に、振動が生じ組み立て作業の
全体としてのスピードが低下し、作業能率が低減する。
ハンドのセンタの位置がピンの先端部になるように機構
の寸法とバネ定数の配分が決定されることから、把持対
象とするピンの長さが変化した場合には、その効果がな
くなる。つまり、個々の作業に応じて設計されたRCC
ハンドを用いる必要があり、汎用性に乏しい。また、か
なり柔らかいバネであることから、ピンを穴の近くへ近
すげる移動が行われる際に、振動が生じ組み立て作業の
全体としてのスピードが低下し、作業能率が低減する。
また、上記(2)の従来技術によれば、力センサが必要
であり、少なくともX、Y方向の力の検出が必要である
。また、傾き、位置を微調整できるサーボ機構が必要で
ある。このハンド部に微調整機構と力センサの両方を組
み込んだものの実用例は非常に少ない。
であり、少なくともX、Y方向の力の検出が必要である
。また、傾き、位置を微調整できるサーボ機構が必要で
ある。このハンド部に微調整機構と力センサの両方を組
み込んだものの実用例は非常に少ない。
本発明は、上記の問題点を除去し、簡単な構成でもって
、自動的に、しかも的確に組立作業を遂行し得る自動組
立ハンドを提供することを目的とする。
、自動的に、しかも的確に組立作業を遂行し得る自動組
立ハンドを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の問題点を解決するために、挿入部品を
装着した可動体を支持可能なリニア直流アクチュエータ
リニア形手首機構を構成し、穴への挿入部品の挿入過程
での状態の判別と接触点の位置の推定をその手首機構に
組み込まれている空芯コイルの電流値に基づいて行い、
挿入部品の挿入作業を円滑に行うための挿入部品の位置
、姿勢の調整を能動的に行うようにしたものである。
装着した可動体を支持可能なリニア直流アクチュエータ
リニア形手首機構を構成し、穴への挿入部品の挿入過程
での状態の判別と接触点の位置の推定をその手首機構に
組み込まれている空芯コイルの電流値に基づいて行い、
挿入部品の挿入作業を円滑に行うための挿入部品の位置
、姿勢の調整を能動的に行うようにしたものである。
(作用)
本発明によれば、上記したように、挿入部品をリニア直
流アクチェエータ形手首機構によって支持し、支持位置
設定値、姿勢位置設定値から挿入部品の位置姿勢を操り
、嵌め合いを円滑に行うことができる。また、力の推定
を空芯コイルの電流値の測定のみで正確に行うことがで
き、制御系の線形化のためのバイアス電流が不要である
。更に、−自由度の位置の制御を一個のリニア直流アク
チュエータ要素でも行うことができる。挿入作業の対象
となる挿入部品の長さが変化しても、これに伴う機械的
な変更を伴うことなく、直ぐに対応でき、弾力的に運用
することができる。
流アクチェエータ形手首機構によって支持し、支持位置
設定値、姿勢位置設定値から挿入部品の位置姿勢を操り
、嵌め合いを円滑に行うことができる。また、力の推定
を空芯コイルの電流値の測定のみで正確に行うことがで
き、制御系の線形化のためのバイアス電流が不要である
。更に、−自由度の位置の制御を一個のリニア直流アク
チュエータ要素でも行うことができる。挿入作業の対象
となる挿入部品の長さが変化しても、これに伴う機械的
な変更を伴うことなく、直ぐに対応でき、弾力的に運用
することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の自動組立ハンドの断面図、第2図は本
発明の自動組立システムを示す全体構成図である。
発明の自動組立システムを示す全体構成図である。
図中、20はハンドの外枠、21はこの外枠に取り付け
られる固定磁極であり、可動体40に取り付けられた空
芯コイル26と共に、可動体40のX軸方向の制御を行
うリニア直流アクチュエータ要素を構成する。また、2
2及び24は外枠20に取り付けられる固定磁極であり
、可動体40に取り付けられた空芯コイル27及び29
と共に、可動体40の上方のX軸方向の制御を行うリニ
ア直流アクチュエータ要素を構成する。更に、23及び
25も同様に設けられる固定磁極であり、可動体40に
取り付けられた空芯コイル28及び30と共に、可動体
40の下方のX軸方向の制御を行うリニア直流アクチュ
エータ要素を構成する。この可動体40の下方にはピン
のチャック41が設けられ、嵌め合いを行うピン42が
装着される。また、31.36.37はハンドの外枠2
0内番こ設けられ、X軸方向の変位を検出する位置検出
器(キャップセンサ)、32及び34は上方のX軸方向
の変位を検出する位置検出器、33及び35は下方のX
軸方向の変位を検出する位置検出器であり、また、図示
されていないが、Y軸方向の制御を行うリニア直流アク
チュエータ要素が前後に配置される。また、X軸方向の
位置検出器は中央に設けられる位置検出器31に代えて
、その左右の位置に位置検出器36及び37を配置し、
その平均をとるよう □にしてもよい。なお、lは空芯
コイルへの給電線であり、可動体40の移動を拘束しな
いように自由度がある配線となっている。
られる固定磁極であり、可動体40に取り付けられた空
芯コイル26と共に、可動体40のX軸方向の制御を行
うリニア直流アクチュエータ要素を構成する。また、2
2及び24は外枠20に取り付けられる固定磁極であり
、可動体40に取り付けられた空芯コイル27及び29
と共に、可動体40の上方のX軸方向の制御を行うリニ
ア直流アクチュエータ要素を構成する。更に、23及び
25も同様に設けられる固定磁極であり、可動体40に
取り付けられた空芯コイル28及び30と共に、可動体
40の下方のX軸方向の制御を行うリニア直流アクチュ
エータ要素を構成する。この可動体40の下方にはピン
のチャック41が設けられ、嵌め合いを行うピン42が
装着される。また、31.36.37はハンドの外枠2
0内番こ設けられ、X軸方向の変位を検出する位置検出
器(キャップセンサ)、32及び34は上方のX軸方向
の変位を検出する位置検出器、33及び35は下方のX
軸方向の変位を検出する位置検出器であり、また、図示
されていないが、Y軸方向の制御を行うリニア直流アク
チュエータ要素が前後に配置される。また、X軸方向の
位置検出器は中央に設けられる位置検出器31に代えて
、その左右の位置に位置検出器36及び37を配置し、
その平均をとるよう □にしてもよい。なお、lは空芯
コイルへの給電線であり、可動体40の移動を拘束しな
いように自由度がある配線となっている。
ここで、留意すべきことは、図の点線による部分、つま
り、左側のリニア直流アクチュエータ要素は省略しても
右側及び上側のリニア直流アクチュエータ要素でもって
、十分な機能をはたすことができる。しかし、更に、高
精度の組み立てを行う場合には、図のように、軸対称位
置に、リニア直流アクチュエータ要素及び位置検出器を
配置し、両側から一対のリニア直流アクチュエータ要素
及び位置検出器で差動的に力の制御やギャップの検出を
行うようにすればよい。上記実施例では、磁気回路を固
定側に配置し、空芯コイルを可動側に設けるようにした
が、逆に、空芯コイルを固定側、磁気回路を可動側に配
置するようにしても、同様の作用、効果を得ることがで
きる。このように構成すると、空芯コイルへの給電線の
配線が容易である。更に、X軸方向のリニア直流アクチ
ュエータ要素の配置は、固定磁極22と25を対向させ
るか、固定磁極23と24を対向させような配置、つま
り、高さが互い違いになるように配設するようにしても
よい。
り、左側のリニア直流アクチュエータ要素は省略しても
右側及び上側のリニア直流アクチュエータ要素でもって
、十分な機能をはたすことができる。しかし、更に、高
精度の組み立てを行う場合には、図のように、軸対称位
置に、リニア直流アクチュエータ要素及び位置検出器を
配置し、両側から一対のリニア直流アクチュエータ要素
及び位置検出器で差動的に力の制御やギャップの検出を
行うようにすればよい。上記実施例では、磁気回路を固
定側に配置し、空芯コイルを可動側に設けるようにした
が、逆に、空芯コイルを固定側、磁気回路を可動側に配
置するようにしても、同様の作用、効果を得ることがで
きる。このように構成すると、空芯コイルへの給電線の
配線が容易である。更に、X軸方向のリニア直流アクチ
ュエータ要素の配置は、固定磁極22と25を対向させ
るか、固定磁極23と24を対向させような配置、つま
り、高さが互い違いになるように配設するようにしても
よい。
また、42はチャック41に装着されるピン、43はテ
ーブル上にセットされた部材、44はその部材43にあ
けられたピン42が挿入される穴、50はリニア直流ア
クチェエータ形手首機構の制御装置、51はCPU (
中央制御袋W)、52はメモリ、53は入出力インター
フェース、54はディスプレイ付入出力装置、55は電
源、56は電源に接続され、入出力インターフェース5
3に接続されるパワー制御部であす、リニア直流アクチ
ュエータ要素に接続される。
ーブル上にセットされた部材、44はその部材43にあ
けられたピン42が挿入される穴、50はリニア直流ア
クチェエータ形手首機構の制御装置、51はCPU (
中央制御袋W)、52はメモリ、53は入出力インター
フェース、54はディスプレイ付入出力装置、55は電
源、56は電源に接続され、入出力インターフェース5
3に接続されるパワー制御部であす、リニア直流アクチ
ュエータ要素に接続される。
また、58はハンドを制御するロボット本体制御装置で
ある。
ある。
そして、以下、順に示されるように、本発明のリニア直
流アクチェエータ形手首機構は、前記したリニア直流ア
クチュエータ要素の空芯コイル26乃至30により、可
動体の姿勢を検知し、かつ可動体40の中心軸の回転運
動を除く5自由度を全て能動的に制御することができる
。
流アクチェエータ形手首機構は、前記したリニア直流ア
クチュエータ要素の空芯コイル26乃至30により、可
動体の姿勢を検知し、かつ可動体40の中心軸の回転運
動を除く5自由度を全て能動的に制御することができる
。
以下、詳細にリニア直流アクチュエータ(ボイスコイル
形アクチュエータ)要素について、説明する。
形アクチュエータ)要素について、説明する。
第3図は係るリニア直流アクチュエータ(ボイスコイル
形アクチュエータ)要素の断面図、第4図はそのアクチ
ュエータ要素の固定磁極の断面図、第5図は第4図のA
7A線矢視図、第6図は固定磁極へ筒状に巻回された空
芯コイルを組み合わせた断面図、第7図はその空芯コイ
ルの断面図である。
形アクチュエータ)要素の断面図、第4図はそのアクチ
ュエータ要素の固定磁極の断面図、第5図は第4図のA
7A線矢視図、第6図は固定磁極へ筒状に巻回された空
芯コイルを組み合わせた断面図、第7図はその空芯コイ
ルの断面図である。
まず、第4図及び第5図に示されるように、中央に円柱
61が形成された円筒体62からなる固定磁極60を設
け、これらの図に示されるような磁気回路によって、放
射状の一様な磁界を得る。その磁界中に、筒状に巻いた
空芯コイル63を、第6図に示されるように、装着する
と、そのコイル63を流れる電流iに比例する電磁力F
′を矢印の方向に発生させることができる。ここで、一
様な磁界の−磁束密度B、コイルの巻数n、電流iとす
ると、F=k −n、−B−i k:コイルの寸法によって決まる定数 となり、第6図に示されるように、空芯コイル63に直
流電流が流されると、フレミング左手の法則により、電
磁力F′が発生する。また、直流電流の方向を逆にする
と、電磁力は逆向きになる。
61が形成された円筒体62からなる固定磁極60を設
け、これらの図に示されるような磁気回路によって、放
射状の一様な磁界を得る。その磁界中に、筒状に巻いた
空芯コイル63を、第6図に示されるように、装着する
と、そのコイル63を流れる電流iに比例する電磁力F
′を矢印の方向に発生させることができる。ここで、一
様な磁界の−磁束密度B、コイルの巻数n、電流iとす
ると、F=k −n、−B−i k:コイルの寸法によって決まる定数 となり、第6図に示されるように、空芯コイル63に直
流電流が流されると、フレミング左手の法則により、電
磁力F′が発生する。また、直流電流の方向を逆にする
と、電磁力は逆向きになる。
このリニア直流アクチュエータ自体はスピーカーの振動
発生部に利用されており、コイルの電流に正確に比例す
る電磁力を発生させることができる。
発生部に利用されており、コイルの電流に正確に比例す
る電磁力を発生させることができる。
なお、この種のリニア直流アクチュエータ要素は可動体
及びピンの重量が比較的軽い場合に適している。従って
、Z軸の制御に関しては、磁界と電流の相互作用によっ
たのでは、重量の大きい可動体の支持が容易でない場合
には、Z軸の制御に関しては、従来の磁気軸受のスラス
ト軸受部を用いるようにしてもよい。また、検出感度を
さほど要求しないならば、Z軸に関しては補助的に機械
的なバネを介して可動体を支持するようにしても良い。
及びピンの重量が比較的軽い場合に適している。従って
、Z軸の制御に関しては、磁界と電流の相互作用によっ
たのでは、重量の大きい可動体の支持が容易でない場合
には、Z軸の制御に関しては、従来の磁気軸受のスラス
ト軸受部を用いるようにしてもよい。また、検出感度を
さほど要求しないならば、Z軸に関しては補助的に機械
的なバネを介して可動体を支持するようにしても良い。
また、可動体40の回転軸φの保持は永久磁石を用いて
非接触状態で行うか、或いは回転軸φの運動のみを阻止
するバネを設けるようにすればよい。
非接触状態で行うか、或いは回転軸φの運動のみを阻止
するバネを設けるようにすればよい。
このように、構成することにより、
(1)力の推定を電流値の測定のみで正確に行うことが
できる。
できる。
(2)磁界が一定の領域では位置によらずに上記の関係
が得られる。
が得られる。
(3)制御系の線形化のためのバイアス電流が不要であ
る。
る。
(4)−自由度の位置の制御を一個のリニア直流アクチ
ュエータ要素でも行うことができる。これに対し、電磁
石による吸引力を利用したものは、吸引力のみしか発生
しないので、通常一対の電磁石を必要とするのに対して
、このリニア直流アクチュエータでは電流の流れる向き
が変われば、力の方向も変わることにより、−個の要素
で制御することができる。
ュエータ要素でも行うことができる。これに対し、電磁
石による吸引力を利用したものは、吸引力のみしか発生
しないので、通常一対の電磁石を必要とするのに対して
、このリニア直流アクチュエータでは電流の流れる向き
が変われば、力の方向も変わることにより、−個の要素
で制御することができる。
(5)更に、数11〜数印の移動距離を容易に実現でき
ることにより、組立用ハンドとして利用した場合、位置
、姿勢の修正可能範囲が通常の磁気軸受に比べて拡大す
る。
ることにより、組立用ハンドとして利用した場合、位置
、姿勢の修正可能範囲が通常の磁気軸受に比べて拡大す
る。
第8図及び第9図は本発明の第2実施例を示すリニア直
流アクチュエータの構成図であり、第8図はその断面図
、第9図は第8図のB−B線矢視図である。
流アクチュエータの構成図であり、第8図はその断面図
、第9図は第8図のB−B線矢視図である。
この実施例においては、中央に角柱65が形成された角
形筒状部材66からなる固定磁極64及びコイルを前記
の円形に代えて、矩形に形成した角形空芯コイル67を
有する構成となっている。
形筒状部材66からなる固定磁極64及びコイルを前記
の円形に代えて、矩形に形成した角形空芯コイル67を
有する構成となっている。
第1O図及び第11図は本発明の第3実施例を示すリニ
ア直流アクチュエータの構成図であり、第10図はその
断面図、第11図は第10図のC−C線矢視図である。
ア直流アクチュエータの構成図であり、第10図はその
断面図、第11図は第10図のC−C線矢視図である。
この実施例においては、中央番こ角柱69が形成さた山
形部材70からなる固定磁極68形成し、角形空芯コイ
ル71を装着した構造を有する。
形部材70からなる固定磁極68形成し、角形空芯コイ
ル71を装着した構造を有する。
更に、リニア直流アクチュエータの構成は、第12図乃
至第15図に示されるように構成してもよい。
至第15図に示されるように構成してもよい。
即ち、第12図はその固定磁極の斜視図、第13図はコ
イルの斜視図、第14図はそのアクチュエータの断面図
、第15図は第14図のD−D線矢視図である。
イルの斜視図、第14図はそのアクチュエータの断面図
、第15図は第14図のD−D線矢視図である。
この実施例は、第12図に示されるように、互いに向か
いあった一対の固定磁極72を配置し、その一様な磁界
中に、第13図に示されるような、矩形状のコイル73
を配設する。そして、例えば、その矩形状のコイル73
に、第14図に示されるような直流電流を流すと、フレ
ミング左手の法則により、電磁力Fが矢印の方向へ発生
する。また、これと逆の方向に直流電流を流すと、電磁
力Fと逆の方向に電磁力を発生させることができる。
いあった一対の固定磁極72を配置し、その一様な磁界
中に、第13図に示されるような、矩形状のコイル73
を配設する。そして、例えば、その矩形状のコイル73
に、第14図に示されるような直流電流を流すと、フレ
ミング左手の法則により、電磁力Fが矢印の方向へ発生
する。また、これと逆の方向に直流電流を流すと、電磁
力Fと逆の方向に電磁力を発生させることができる。
この種のリニア直流アクチュエータを要素として組み合
わせ、第16図に示されるような自動組立てハンドを構
成することができる。第16図において、80はハンド
の外枠、81はその外枠に固定される一対の固定磁極(
第14図の固定磁極72に対応)であり、矩形状のコイ
ル(第14図の矩形状のコイル73に対応)86と共に
、X軸方向の制御を行うリニア直流アクチュエータ要素
を構成する。同様に、一対の固定磁極82と矩形状のコ
イル87は上方のX軸方向の制御を行うリニア直流アク
チュエータ要素を、一対の固定磁極83と矩形状のコイ
ル88は上方のX軸方向の制御を行うリニア直流アクチ
ュエータ要素をそれぞれ構成する。更に、図示されてい
ないが、少なくとも前か後に、一対の固定磁極と矩形状
のコイルを2段に配設して、X軸と同様にY軸方向の制
御を行うリニア直流アクチュエータ要素を設けるように
する。また、ここで、74は可動体、75はチャック、
76はピンである。
わせ、第16図に示されるような自動組立てハンドを構
成することができる。第16図において、80はハンド
の外枠、81はその外枠に固定される一対の固定磁極(
第14図の固定磁極72に対応)であり、矩形状のコイ
ル(第14図の矩形状のコイル73に対応)86と共に
、X軸方向の制御を行うリニア直流アクチュエータ要素
を構成する。同様に、一対の固定磁極82と矩形状のコ
イル87は上方のX軸方向の制御を行うリニア直流アク
チュエータ要素を、一対の固定磁極83と矩形状のコイ
ル88は上方のX軸方向の制御を行うリニア直流アクチ
ュエータ要素をそれぞれ構成する。更に、図示されてい
ないが、少なくとも前か後に、一対の固定磁極と矩形状
のコイルを2段に配設して、X軸と同様にY軸方向の制
御を行うリニア直流アクチュエータ要素を設けるように
する。また、ここで、74は可動体、75はチャック、
76はピンである。
この実施例は、小さいピンなどの嵌め合い用のアクチュ
エータ要素として好適である。
エータ要素として好適である。
以下、この自動組立ハンドを用いたピン立て作業の1例
を第2図及び第17図を参照しながら、X。
を第2図及び第17図を参照しながら、X。
2平面を用いて説明する。実際にはZY平面とのベクト
ル和で現象を把握することができる。
ル和で現象を把握することができる。
まず、ピン42の挿入作業に先立ち、穴を有する部材4
3を取り付けたテーブル(図示なし)が移動機構によっ
て、XYについてのおおよその位置決めがなされ、穴4
4とピン42との中心位置をある誤差範囲内に合わせる
。
3を取り付けたテーブル(図示なし)が移動機構によっ
て、XYについてのおおよその位置決めがなされ、穴4
4とピン42との中心位置をある誤差範囲内に合わせる
。
そして、本発明のリニア直流アクチュエータ要素形手首
機構を具備するハンドが下げられ、第17図(a)に示
されるように、部材43に当接し、ピン42が粗位置決
めされる。部材43に当接したことは、部材43に対す
る可動体40の抗力Fzが作用し、Z軸方向の距離の変
化を検出する位置検出袋W31からの出力信号S1によ
り検出される。
機構を具備するハンドが下げられ、第17図(a)に示
されるように、部材43に当接し、ピン42が粗位置決
めされる。部材43に当接したことは、部材43に対す
る可動体40の抗力Fzが作用し、Z軸方向の距離の変
化を検出する位置検出袋W31からの出力信号S1によ
り検出される。
次に、第17図(b)に示されるように、部材43の穴
44にピン42を落とし込む、つまり、穴44の探索を
行う。穴44が探索されたことは、ピン42が穴44へ
落ち込み、ピン42に連結されている可動体40へ作用
していた抗力F2がなくなることを、Z軸方向の位置を
検出する位置検出装置31からの出力信号S1により検
出することができる。
44にピン42を落とし込む、つまり、穴44の探索を
行う。穴44が探索されたことは、ピン42が穴44へ
落ち込み、ピン42に連結されている可動体40へ作用
していた抗力F2がなくなることを、Z軸方向の位置を
検出する位置検出装置31からの出力信号S1により検
出することができる。
このようにして、穴44が探索されると、ハンドを−Z
方向に移動し、ピン42が穴44にカジリつくか否かを
みながら、ピン42を挿入していく。
方向に移動し、ピン42が穴44にカジリつくか否かを
みながら、ピン42を挿入していく。
もし、第17図(C)に示されるように、ピン42が穴
44にカジリつくと、再び、可動体40の部材43に対
する抗力F2が作用し、Z軸方向の位置を検出する位置
検出装置31からの出力信号S1により検出される。そ
して、穴44が探索された時点から、ピン42が穴44
にカジリついた時点までのZ軸方向の距離ρと、ピン4
2と穴44とクリアランスΔWとから、ピン42の傾き
θを検出し、第17図(d)に示されるように、この傾
きθの修正を行う。
44にカジリつくと、再び、可動体40の部材43に対
する抗力F2が作用し、Z軸方向の位置を検出する位置
検出装置31からの出力信号S1により検出される。そ
して、穴44が探索された時点から、ピン42が穴44
にカジリついた時点までのZ軸方向の距離ρと、ピン4
2と穴44とクリアランスΔWとから、ピン42の傾き
θを検出し、第17図(d)に示されるように、この傾
きθの修正を行う。
次に、第17図<e>に示されるように、その修正後は
ピン42が穴44の底に到達すると、Z軸方向の位置を
検出する位置検出袋W31からの出力信号Slにより検
出される。
ピン42が穴44の底に到達すると、Z軸方向の位置を
検出する位置検出袋W31からの出力信号Slにより検
出される。
このように、自動的に、しかも的確にピン挿入作業を行
うことができる。
うことができる。
以下、本発明のリニア直流アクチュエータ要素形手首機
構を具備するハンドを用いたピンの組立方法を第18図
のフローチャートにしたがって更に詳細に説明する。
構を具備するハンドを用いたピンの組立方法を第18図
のフローチャートにしたがって更に詳細に説明する。
なお、第2図に示されるリニア直流アクチェエータ形手
首機構の制御装置50のメモリ52には、予め、ピンと
穴とのクリアランス値ΔW、Z軸方向の閾値Fs 、ピ
ンの傾きθk及び各リニア直流アクチュエータへ分配さ
れる電流値とをテーブルにしてROMに記憶しておく。
首機構の制御装置50のメモリ52には、予め、ピンと
穴とのクリアランス値ΔW、Z軸方向の閾値Fs 、ピ
ンの傾きθk及び各リニア直流アクチュエータへ分配さ
れる電流値とをテーブルにしてROMに記憶しておく。
■まず、ハンドへのピンの装着を行う。
■ハンドをロボット本体制御装置58、例えば、NC制
御装置により、x、y、zの基本座標上に移動して、ピ
ンの穴に対する粗位置決めを行う。この場合、ピンが穴
を有する部材に当接すると、可動体40に抗力F2が作
用し、この抗力F2の大きさを主としてリニア直流アク
チュエータ要素の空芯コイル26の電流値及びZ軸方向
の位置を検出する位置検出装置31で検知する。そして
、抗力F2がある閾値Fsに達するまでは、ピンを穴に
近ずけて良いこととし、F2> F、になった時点で2
軸方向のハンドの移動を速やかに停止させる。
御装置により、x、y、zの基本座標上に移動して、ピ
ンの穴に対する粗位置決めを行う。この場合、ピンが穴
を有する部材に当接すると、可動体40に抗力F2が作
用し、この抗力F2の大きさを主としてリニア直流アク
チュエータ要素の空芯コイル26の電流値及びZ軸方向
の位置を検出する位置検出装置31で検知する。そして
、抗力F2がある閾値Fsに達するまでは、ピンを穴に
近ずけて良いこととし、F2> F、になった時点で2
軸方向のハンドの移動を速やかに停止させる。
■ピンが穴に係合しているか否かを判断する。この判断
は抗力Fzに基づいて行なう。係合している場合にはス
テップ■に進む。
は抗力Fzに基づいて行なう。係合している場合にはス
テップ■に進む。
■ピンが穴に係合していない場合には、穴の探索を行う
。
。
■穴の探索、つまり、抗力FZ < FSになったか否
かを判断する。
かを判断する。
■穴が探索される、つまり、抗力F2≧Fsであった状
態から、抗力F2< Fsに変化すると、その時点のZ
軸方向の位置z1を読み込み、メモリ52に記憶し、ハ
ンド下げを行う。
態から、抗力F2< Fsに変化すると、その時点のZ
軸方向の位置z1を読み込み、メモリ52に記憶し、ハ
ンド下げを行う。
■ハンド下げ中に、ピンが穴にカジリつくか否かを判断
する、つまり、抗力Fz < Fsの状態から、抗力F
2≧Fsに変化するか否かを判断する。
する、つまり、抗力Fz < Fsの状態から、抗力F
2≧Fsに変化するか否かを判断する。
■抗力F2≧F8に変化すると、その時点のZ軸方向の
位置Z2を読み込み、前記位置Z、との差をCPU51
で計算して、Z軸方向の移動距離ZDを求める。そこで
、その移動距離2゜と、メモリ52に記憶されているピ
ンと穴とのクリアランス値ΔWとに基づいて、その時の
ピンの傾きθ1を求める。
位置Z2を読み込み、前記位置Z、との差をCPU51
で計算して、Z軸方向の移動距離ZDを求める。そこで
、その移動距離2゜と、メモリ52に記憶されているピ
ンと穴とのクリアランス値ΔWとに基づいて、その時の
ピンの傾きθ1を求める。
■手首機構によるあやつりにより、そのピンの傾きθ、
を減じる方向に各リニア直流アクチュエータ要素の空芯
コイルの電流を分配しその傾きθ1を修正する。この修
正は予め記憶されているピンの傾きθ1と各リニア直流
アクチュエータ要素の空芯コイル27乃至30(図示さ
れないがY軸方向を制御する空芯コイルも含む)へ分配
される電流値のテーブルを用いて、即座に、その傾きθ
、を修正する。即ち、第1の接触開始からの2点接触が
起こるまでのハンドの移動距離2.とクリアランス値Δ
Wから傾きの方向と大きさが推定できる。
を減じる方向に各リニア直流アクチュエータ要素の空芯
コイルの電流を分配しその傾きθ1を修正する。この修
正は予め記憶されているピンの傾きθ1と各リニア直流
アクチュエータ要素の空芯コイル27乃至30(図示さ
れないがY軸方向を制御する空芯コイルも含む)へ分配
される電流値のテーブルを用いて、即座に、その傾きθ
、を修正する。即ち、第1の接触開始からの2点接触が
起こるまでのハンドの移動距離2.とクリアランス値Δ
Wから傾きの方向と大きさが推定できる。
そこで、これを減じるように、2つの接触点の中心を不
動点として、この点を中心にして、ピンの傾きの修正を
行う。
動点として、この点を中心にして、ピンの傾きの修正を
行う。
[相]ピンの傾きθ、が修正されると、再び前記同様に
ハンド下げを行う。
ハンド下げを行う。
■ピンの先端が穴の底に当接するか否か、つまり、抗力
Fz < Fsの状態から抗力Fz≧F、に変化するか
否かを判断する。
Fz < Fsの状態から抗力Fz≧F、に変化するか
否かを判断する。
@抗力F2≧F、に変化すると、ハンド下げを止める。
@ハンドからピンを外す。
上記実施例においては、部材に円柱状の穴が形成され、
その穴にピンを挿入する場合について説明したが、次に
、面取りが施された穴へのピンの挿入の場合について詳
細に説明する。
その穴にピンを挿入する場合について説明したが、次に
、面取りが施された穴へのピンの挿入の場合について詳
細に説明する。
第19図は面取りが施された穴へのピンの挿入作業につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、第19図(a)に示されるように、部材92の穴
93には面取り部94が設けられ、その面取り部94に
ピン91の下端の円周の一点が接触し、粗位置決めされ
る。なお、ピン91が面取り部94に接触せず、それよ
り外側に粗位置決めされた場合には前記した穴の探索(
前記ステップ■)(この場合は正確には面取り部の探索
)により面取り部94を探索するためあやつるが、最近
はロボットも視覚センサを持つようになり、位置決め精
度が向上してきているので、通常、粗位置決めの段階で
ピン91は面取り部94に接触させることができる。
93には面取り部94が設けられ、その面取り部94に
ピン91の下端の円周の一点が接触し、粗位置決めされ
る。なお、ピン91が面取り部94に接触せず、それよ
り外側に粗位置決めされた場合には前記した穴の探索(
前記ステップ■)(この場合は正確には面取り部の探索
)により面取り部94を探索するためあやつるが、最近
はロボットも視覚センサを持つようになり、位置決め精
度が向上してきているので、通常、粗位置決めの段階で
ピン91は面取り部94に接触させることができる。
この場合には面取り部94の円錐状の面にピン91の下
端の円周の一点が載ることになり、Z軸(スラスト)方
向の抗力Fzと穴93の中心に向かう半径(ラジアル)
方向の抗力F、が作用する。そして、これらの抗力は、
スラスト、ラジアルの各コイルの励磁電流値をインター
フェース53を介して制御装置50に取り込み、CP
U51により演算され、求められる。
端の円周の一点が載ることになり、Z軸(スラスト)方
向の抗力Fzと穴93の中心に向かう半径(ラジアル)
方向の抗力F、が作用する。そして、これらの抗力は、
スラスト、ラジアルの各コイルの励磁電流値をインター
フェース53を介して制御装置50に取り込み、CP
U51により演算され、求められる。
この点について詳細に説明する。
第20図に示されるように、このリニア直流アクチュエ
ータの場合、被支持可動体95に作用する1つのリニア
直流アクチュエータ要素についてみてみると、その電磁
力Fは一般に、 F=に−n−B−i=f (i) で表される。ここで、i:コイルに流す電流、関数fは
コイルの形状1寸法、材質9巻数などによって決まる。
ータの場合、被支持可動体95に作用する1つのリニア
直流アクチュエータ要素についてみてみると、その電磁
力Fは一般に、 F=に−n−B−i=f (i) で表される。ここで、i:コイルに流す電流、関数fは
コイルの形状1寸法、材質9巻数などによって決まる。
次に、電磁力の推定について説明する。
被支持可動体95に作用する電磁吸引力Fは前記したよ
うに、F=f (i)で表せることから、電流iを測
定して、その被支持可動体95に作用する電磁力Fを求
めることができる。或いは電流iの代表点での電磁力F
を書き込んだROMを用意しておき、このデータから補
間法によって電磁力Fを求める方法をとることもできる
。
うに、F=f (i)で表せることから、電流iを測
定して、その被支持可動体95に作用する電磁力Fを求
めることができる。或いは電流iの代表点での電磁力F
を書き込んだROMを用意しておき、このデータから補
間法によって電磁力Fを求める方法をとることもできる
。
次に、被支持可動体に作用する力の大きさと作用点の推
定法について第21図を用いて説明する。
定法について第21図を用いて説明する。
なお、ここでは、被支持可動体98は下方にピン99が
装着されている。なお、Z、Xの1平面内で説明する。
装着されている。なお、Z、Xの1平面内で説明する。
また、重心Gの位置を座標原点として説明する。
今、リニア直流アクチュエータ要素による被支持可動体
98が機械的接触がない状態で支持されている時を平衡
状態とする。
98が機械的接触がない状態で支持されている時を平衡
状態とする。
次に、ピン99の先端のある点が接触し、これを検知し
、Z軸方向の送りを停止し、保持した状態において、リ
ニア直流アクチュエータ要素の各空芯コイルの電流値か
ら、上方のラジアル軸受部による支持力の平衡状態から
の変化f1、下方のうシアル軸受部による支持力の平衡
状態からの変化f2、スラスト軸受部による支持力の平
衡状態からの変化f3を求めることができる。
、Z軸方向の送りを停止し、保持した状態において、リ
ニア直流アクチュエータ要素の各空芯コイルの電流値か
ら、上方のラジアル軸受部による支持力の平衡状態から
の変化f1、下方のうシアル軸受部による支持力の平衡
状態からの変化f2、スラスト軸受部による支持力の平
衡状態からの変化f3を求めることができる。
そのflの作用点の重心Gからの距離をβ1、そのF2
の作用点の重心Gからの距離を12但し、+Z方向を正
、−2方向を負とする。
の作用点の重心Gからの距離を12但し、+Z方向を正
、−2方向を負とする。
そこで、Fz、Fbのxcを求める。
力の釣り合いから、
f+ +f2 +Fb =O
F3 +FZ =O
fl j!1 + F211z + FZ XC+
Fb Ilz =0が成立する。
Fb Ilz =0が成立する。
これより、
F2− F3
Fb −−(f+ +fz )
Xc−(r+ ffi、+ fz j22 f、
A3 ft xi)/−F3 −((l2s At)f+ + (j23
Ilz)fz )/ f 3 で求めることができる。
A3 ft xi)/−F3 −((l2s At)f+ + (j23
Ilz)fz )/ f 3 で求めることができる。
上の式から分かるように、(j!3−1!1)。
<l1s−β2)が分かっておればよく、結果的には被
支持可動体98の重心位置を知る必要はない。
支持可動体98の重心位置を知る必要はない。
ピン99の質量、裏さが変化しても、ピン99の長さを
知ることで対応することができる。
知ることで対応することができる。
このように、各要素の支持力との釣り合い式からそのF
z、Fbの大きさと共に接触点の位置を推定できる。つ
まり、磁気浮上手段により完全に非接触支持されていた
ものが、初めて、一点のみ機械的接触があるようになっ
たという条件下において、推定が可能になる。稀に、部
材の穴の周縁の2点で接触する場合があるが、この場合
は、計算では一点のみで接触しているとみなして処理す
るが、その点は2点の中間のある位置となるので、後に
述べる位置の修正法には問題はない。
z、Fbの大きさと共に接触点の位置を推定できる。つ
まり、磁気浮上手段により完全に非接触支持されていた
ものが、初めて、一点のみ機械的接触があるようになっ
たという条件下において、推定が可能になる。稀に、部
材の穴の周縁の2点で接触する場合があるが、この場合
は、計算では一点のみで接触しているとみなして処理す
るが、その点は2点の中間のある位置となるので、後に
述べる位置の修正法には問題はない。
次に、第19図に戻り、前記した穴の探索(前記ステッ
プ■)により面取り部94から内側の穴内にピン91を
あやつり、第19図(b)に示されるように、ピン91
が内側の穴内に至ると、F2≧F、状態からFZ <
FSに変化するので、これを検出して、ハンド下げを行
う(前記ステップ■)。
プ■)により面取り部94から内側の穴内にピン91を
あやつり、第19図(b)に示されるように、ピン91
が内側の穴内に至ると、F2≧F、状態からFZ <
FSに変化するので、これを検出して、ハンド下げを行
う(前記ステップ■)。
次に、第19図(b)に示されるように、ピン91が穴
93にカジリ付くか否かをみながら、挿入して行く。
93にカジリ付くか否かをみながら、挿入して行く。
以下、第19図(c)及び第19図(d)に示されるよ
うに、前記したステップ■〜0にしたがって、ピンの挿
入作業を遂行する。
うに、前記したステップ■〜0にしたがって、ピンの挿
入作業を遂行する。
また、対象とするピンの長さの変化に対して、機械的変
化がなく、直ぐに対応できる。
化がなく、直ぐに対応できる。
更に、各支持要素としての空芯コイルのゲインを調整す
ることによって任意の位置にコンプライアンスセンタを
設定するようにすることもできる。
ることによって任意の位置にコンプライアンスセンタを
設定するようにすることもできる。
ところで、RCC機構はピンの先端部に加わる力に対し
てその剛性の中心がピンの先端の中心の位置になるよう
にバネによって機構的に工夫したものである。
てその剛性の中心がピンの先端の中心の位置になるよう
にバネによって機構的に工夫したものである。
説明を第22図を用いてX、Z平面について行う。
この場合、
(1)X方向の力F、がピン100の端部に加わった時
、ピン100がX方向に並進するように変位すること。
、ピン100がX方向に並進するように変位すること。
(2)また、Z方向の力Fgに対しては、この作用によ
って生じるモーメントによってRCC点101を中心に
回転変位すること。
って生じるモーメントによってRCC点101を中心に
回転変位すること。
を満たすような弾性系をハンドに持たせるようにしたも
のである。
のである。
そこで、第23図において可動体102にピン103が
装着される場合、 Po :ピン103の先端の中心、xI :Poから距
離j211の点p、のX方向の変位、x2 :Poから
距離”Klの点p2のX方向の変位。
装着される場合、 Po :ピン103の先端の中心、xI :Poから距
離j211の点p、のX方向の変位、x2 :Poから
距離”Klの点p2のX方向の変位。
とすると、
前記したハンドで点p、にfo、点p2にF2の作用力
を発生するようにすることができる。
を発生するようにすることができる。
今、Poから距離aだけ離れた点で端部が接触し、F、
、F、が接触点からピン103に働いているとする。
、F、が接触点からピン103に働いているとする。
力の釣り合いから
[1+f2=Fb ・・・■1、
f+ +Az+fz =a ’ Fz −■を
満たすことが必要である。
f+ +Az+fz =a ’ Fz −■を
満たすことが必要である。
RCC機構の機能とは、この時、次の関係を満たすこと
である。
である。
X I ”” X bl ” X zl
・・・■xz = Xb2+x2g
・・’■xbl=xbZ−)Cb ・Fb
−■Xzr−Xzt・(j!++/Az+
) =kz ・a ’ Fz・・・■ 但し、XblはFbに対する点p1の変位変化Xb2は
F、に対する点p2の変位変化Xglはa−F2に対す
る点p、の変位変化Xz2はa−F2に対する点p2の
変位変化に、はF、に対する剛性係数、 F2はa−F2のモーメントに対する剛性係数である。
・・・■xz = Xb2+x2g
・・’■xbl=xbZ−)Cb ・Fb
−■Xzr−Xzt・(j!++/Az+
) =kz ・a ’ Fz・・・■ 但し、XblはFbに対する点p1の変位変化Xb2は
F、に対する点p2の変位変化Xglはa−F2に対す
る点p、の変位変化Xz2はa−F2に対する点p2の
変位変化に、はF、に対する剛性係数、 F2はa−F2のモーメントに対する剛性係数である。
一方、磁気軸受機構はf、、fzをXI+X2に対して
、 fl =kllXI +k12X2 ・・’■
r、=kz+x+ +ktZX2 ”・■の関
係で得るようにすることができる。
、 fl =kllXI +k12X2 ・・’■
r、=kz+x+ +ktZX2 ”・■の関
係で得るようにすることができる。
但し、k++、 kHz、 kz+、 kz□は
フィードバックゲインである。
フィードバックゲインである。
xl + X2は最小2個のギャップセンサの検出値
から線形演算で得ることができる。つまり、オペアンプ
或いはコンピュータで演算可能である。
から線形演算で得ることができる。つまり、オペアンプ
或いはコンピュータで演算可能である。
そして、前記kll、 kl□、kZI、に2□の値を
上記の乃至■を満たすように決定することができる。
上記の乃至■を満たすように決定することができる。
〔1〕今、F2−0の場合を考える。つまり、F、だけ
働いたとすると、上記■及び■より、f、+f、=F、
・・・■!I+f+ +#z+f
z =0 ・・・■上記■及び■より、 xb、=Xbz=kb ・Fb −@3
(□:x、、+ (A++/j!z+) =O−@上
記■と上記■より、 X+ =Xb+=J ・Fb =6上記■
と上記■より、 X2 =xbffi=kb HFb −■
上記■に上記■及び■を代入し、 fl +f、= (k+++kz+)X++(k+z+
kzz)X2−■ これに更に上記0.oを代入して、 −’、 Fb = (k+++kz+)kb ・Fb
+(k1□+kzz) kb ・Fb・・・[相]、
’、1= (k+++kz++に、、+kz□)kb・
・・(i)また、上記[相]と■、■、更に、■及び■
より、A++f+ +#z+fz = (j!++に+
++j!zHkz+)X++ (j!++に+t+42
z+kzz) xi−(12xk++ +z21kg+
+”IIkI□+z2.に、□)・k、・F、
・・・@0=72++に+++Nz+k
z++β■に+z+Az+kzz・・・(ii ) (2)Fb=Oの場合、つまり、F2だけが働いた場合
。
働いたとすると、上記■及び■より、f、+f、=F、
・・・■!I+f+ +#z+f
z =0 ・・・■上記■及び■より、 xb、=Xbz=kb ・Fb −@3
(□:x、、+ (A++/j!z+) =O−@上
記■と上記■より、 X+ =Xb+=J ・Fb =6上記■
と上記■より、 X2 =xbffi=kb HFb −■
上記■に上記■及び■を代入し、 fl +f、= (k+++kz+)X++(k+z+
kzz)X2−■ これに更に上記0.oを代入して、 −’、 Fb = (k+++kz+)kb ・Fb
+(k1□+kzz) kb ・Fb・・・[相]、
’、1= (k+++kz++に、、+kz□)kb・
・・(i)また、上記[相]と■、■、更に、■及び■
より、A++f+ +#z+fz = (j!++に+
++j!zHkz+)X++ (j!++に+t+42
z+kzz) xi−(12xk++ +z21kg+
+”IIkI□+z2.に、□)・k、・F、
・・・@0=72++に+++Nz+k
z++β■に+z+Az+kzz・・・(ii ) (2)Fb=Oの場合、つまり、F2だけが働いた場合
。
上記■及び■より、
f、+f2=Q ・・・[相]
Llfl +j!、f2=a−Fz ・@また、
上記■、■、■及び■より、 xl =O+x21=kz Ha−Fz −’9
XZ =O+Xzz= (Az+/11+) ・kz
・a ・F2 ・・・■上記
■及び■より、 fl +fz −(k+++kz+)X++(k+z+
kzt)Xz −@ 上記[相]と[相]、■及びOより、 0=(kII十klI)・F2 ・a−F2+ (k+
z十kzz) (Nz+/lI+) Hkz ・
a・F2 ・・・0故
に、 111kl++ 7!IIk!+ + Jz+に+z
+ Ilz+kzz= 0・・・(iii ) 上記[相]と■及び■より、 Jllfl 十βz+fz = (I2++kz+4
z+kz+)’ X+ + (j!++に+z+ #
z+kzz) X2 =’@更に、上記[相]及び0
より、 a−Fz = (β1+に+++ j!z+に+++)
・kz ・a ・Fz 十(j2++に+z+
#z+kz□)(βz+/β、)・F2 ・a−Fz
・・・[相]−’・1−(l
l+に+++x21kZI+x21k12+(Nz+”
/111) kzz) kz −(iV)F、とF
2の両方の力が働いた場合においても重ね合わせできる
ことから、 上記(i ) (ii ) (iii ) (i
v )式からkII+ k12+ k2++ k
zzを決定することができる。
Llfl +j!、f2=a−Fz ・@また、
上記■、■、■及び■より、 xl =O+x21=kz Ha−Fz −’9
XZ =O+Xzz= (Az+/11+) ・kz
・a ・F2 ・・・■上記
■及び■より、 fl +fz −(k+++kz+)X++(k+z+
kzt)Xz −@ 上記[相]と[相]、■及びOより、 0=(kII十klI)・F2 ・a−F2+ (k+
z十kzz) (Nz+/lI+) Hkz ・
a・F2 ・・・0故
に、 111kl++ 7!IIk!+ + Jz+に+z
+ Ilz+kzz= 0・・・(iii ) 上記[相]と■及び■より、 Jllfl 十βz+fz = (I2++kz+4
z+kz+)’ X+ + (j!++に+z+ #
z+kzz) X2 =’@更に、上記[相]及び0
より、 a−Fz = (β1+に+++ j!z+に+++)
・kz ・a ・Fz 十(j2++に+z+
#z+kz□)(βz+/β、)・F2 ・a−Fz
・・・[相]−’・1−(l
l+に+++x21kZI+x21k12+(Nz+”
/111) kzz) kz −(iV)F、とF
2の両方の力が働いた場合においても重ね合わせできる
ことから、 上記(i ) (ii ) (iii ) (i
v )式からkII+ k12+ k2++ k
zzを決定することができる。
即ち、
k+++kz++に+z+kzz=1/kb −<i
)’L+に+++7!z+kt++L+に+z+ j!
z+kzz=0・・・(ii)’ j目に目+ j!++kz+ + #z+に+z +
Jz+に2z= 0・・・(山)′ j’1lk11+n21kZI+I!21k12+(β
zI” / +2 ++)・kzz= 1 / kz
−(iv) ’上記(i)′〜
(iv)’の連立方程式は、4個の未知数に目・ kz
+・ k+2・ kZ2に対して・一般に独立な4個の
式が存在することにより、解を求めることができる。
)’L+に+++7!z+kt++L+に+z+ j!
z+kzz=0・・・(ii)’ j目に目+ j!++kz+ + #z+に+z +
Jz+に2z= 0・・・(山)′ j’1lk11+n21kZI+I!21k12+(β
zI” / +2 ++)・kzz= 1 / kz
−(iv) ’上記(i)′〜
(iv)’の連立方程式は、4個の未知数に目・ kz
+・ k+2・ kZ2に対して・一般に独立な4個の
式が存在することにより、解を求めることができる。
即ち、前記連立方程式を解くと、
(ii)’と(iii)’より
(nz+ n++)kz++ (β++ A!z+
) k+□=0、’−k 21 k 12−0 パ・k2+−に+2 従って、 k++ +2 k+□十に2□= 1 / k b・・
・(i) “!■に目+(β+++ 7!z+) k
+z+ Nz+kzz= 0・・・(ii) ″ /++に++ + 21!z+kI□+(A zr”
/ I−++) ・k2□= 1 / k z 故に、 +2 、 電”kl++2 7! 11 ° JZI
kl! + #Zl” kZ2=11+/kz
・・・(iii ) ″この3
元1次方程式を解くと、 結局、解は、次のようになる。
) k+□=0、’−k 21 k 12−0 パ・k2+−に+2 従って、 k++ +2 k+□十に2□= 1 / k b・・
・(i) “!■に目+(β+++ 7!z+) k
+z+ Nz+kzz= 0・・・(ii) ″ /++に++ + 21!z+kI□+(A zr”
/ I−++) ・k2□= 1 / k z 故に、 +2 、 電”kl++2 7! 11 ° JZI
kl! + #Zl” kZ2=11+/kz
・・・(iii ) ″この3
元1次方程式を解くと、 結局、解は、次のようになる。
k++= ((β2% / kb ) + (A ++
/ kz ) )/ (j!++ N2+) ” F12””F21 ”” ((7!1+7!z+/ kb ) (z+
+/ F2) )/ (j!++ #t+) 2 に2□= ((#I+” /kb )+(L+/kg
))/(β、−β2.)2 このような関係を満足するようにk 目+ k 21
+に、□、に2□を決定すればよい。
/ kz ) )/ (j!++ N2+) ” F12””F21 ”” ((7!1+7!z+/ kb ) (z+
+/ F2) )/ (j!++ #t+) 2 に2□= ((#I+” /kb )+(L+/kg
))/(β、−β2.)2 このような関係を満足するようにk 目+ k 21
+に、□、に2□を決定すればよい。
つまり、F、による並進運動に対する剛性kb及びF2
によるRCC点まわりの回転運動に対する剛性係数に2
を設定した場合に対して、kll+に21+ kl□
、に2□を決定することができる。
によるRCC点まわりの回転運動に対する剛性係数に2
を設定した場合に対して、kll+に21+ kl□
、に2□を決定することができる。
そこで、第24図に示されるように嵌め合いを行うピン
103が装着された空芯コイル104を有する可動体1
02に固定磁極108 、109及びギャップセンサ1
06 、107を対向させ、可動体102を第25図に
示されるように制御する。つまり、ギャップセンサ10
6及び107により、ギャップ信号g、及びg2を得て
、線形演算回路111により、xl及びN2を得る。そ
のXl及びN2に基づいて、線形演算回路112により
、電磁吸引力f1及びF2の指令値f CI+ f
C2を得る。その指令値fc、、 fc2を演算アン
プ113及び114に与えて、現在の空芯コイル104
及び空芯コイル105の励磁電流とを比較し、電磁吸引
力f1及びF2を発生させるようにすることができる。
103が装着された空芯コイル104を有する可動体1
02に固定磁極108 、109及びギャップセンサ1
06 、107を対向させ、可動体102を第25図に
示されるように制御する。つまり、ギャップセンサ10
6及び107により、ギャップ信号g、及びg2を得て
、線形演算回路111により、xl及びN2を得る。そ
のXl及びN2に基づいて、線形演算回路112により
、電磁吸引力f1及びF2の指令値f CI+ f
C2を得る。その指令値fc、、 fc2を演算アン
プ113及び114に与えて、現在の空芯コイル104
及び空芯コイル105の励磁電流とを比較し、電磁吸引
力f1及びF2を発生させるようにすることができる。
なお、一般には、第1図に示されるように、ギャップセ
ンサからの出力信号を制御装置60に読み込み、制御装
置60内において、上記した各演算処理を行い、電磁吸
引力f、及びF2を発生させるようにすることができる
。
ンサからの出力信号を制御装置60に読み込み、制御装
置60内において、上記した各演算処理を行い、電磁吸
引力f、及びF2を発生させるようにすることができる
。
また、非接触で支持した場合及びピンの先端で接触した
場合の安定性を増すために、ダンピングを加える必要が
あるが、この場合には、となるように、XI+ xZ
に対して、f、、F2を発生するように制御系を構成す
ることにより、任意のダンピング特性を設定することが
できる。
場合の安定性を増すために、ダンピングを加える必要が
あるが、この場合には、となるように、XI+ xZ
に対して、f、、F2を発生するように制御系を構成す
ることにより、任意のダンピング特性を設定することが
できる。
ココア、;’I+’2はx、、N2(7)時間微分を表
し、一般には、 の関係で求めて良い。
し、一般には、 の関係で求めて良い。
この場合は、Z軸方向に関しては、特に、非接触支持で
ある必要はなく、バネなどで支持するようにしても良い
。このように構成すると、flをX、からだけでなく、
x、とN2とから、F2をX2からだけでなく、X、と
X2とから決めることができる。
ある必要はなく、バネなどで支持するようにしても良い
。このように構成すると、flをX、からだけでなく、
x、とN2とから、F2をX2からだけでなく、X、と
X2とから決めることができる。
このようにして、RCOハンドと等価又は更に機能が付
加された組立ハンドを構成することができる。
加された組立ハンドを構成することができる。
次に、第26図及び第27図は本発明の第3の実施例を
示す角形ピンの自動組立ハンドの構成図である。
示す角形ピンの自動組立ハンドの構成図である。
図中、120はロボット或いは組立機の位置決め機構、
121はハンドの外枠、122乃至125はリニア直流
アクチュエータの固定磁極、126乃至130はギャッ
プセンサ、131はバネ、132は被支持可動体、13
3はチャック、134は角形の挿入部品、135は凹部
を有する部品、136は空気軸受、137は基台である
。
121はハンドの外枠、122乃至125はリニア直流
アクチュエータの固定磁極、126乃至130はギャッ
プセンサ、131はバネ、132は被支持可動体、13
3はチャック、134は角形の挿入部品、135は凹部
を有する部品、136は空気軸受、137は基台である
。
この図に示されるように、基台137上に置かれた嵌め
合いが行われる凹部を有する部品135へ角形の挿入部
品134を挿入する作業の場合、XZ面内でのリニア直
流アクチュエータによる制御が重要となり、Y方向に関
しては、可動体132へのXZ面成分の力を極力発生し
ないような支持機構、例えば、空気軸受を用いるように
すれば良い。ボールベアリングのボールを介して可動体
を支持しても良い。
合いが行われる凹部を有する部品135へ角形の挿入部
品134を挿入する作業の場合、XZ面内でのリニア直
流アクチュエータによる制御が重要となり、Y方向に関
しては、可動体132へのXZ面成分の力を極力発生し
ないような支持機構、例えば、空気軸受を用いるように
すれば良い。ボールベアリングのボールを介して可動体
を支持しても良い。
また、Z軸方向に関しては、バネを用いて支持しても良
く、この場合のバネ力は極力Z軸方向と一致することが
望ましい。
く、この場合のバネ力は極力Z軸方向と一致することが
望ましい。
このように本発明は2次元平面上での組み立てへも適用
することができる。組立作業に直接関与するXZ面内で
の支持力の制御以外は、バネ、ボール、ころ、空気軸受
等の支持機構を用いてもよい。
することができる。組立作業に直接関与するXZ面内で
の支持力の制御以外は、バネ、ボール、ころ、空気軸受
等の支持機構を用いてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように本発明によれば、リニア直
流アクチェエータ形手首機構を具備し、該手首機構によ
って挿入部品を支持すると共に、姿勢を制御可能にし、
挿入部品の挿入過程での状態の判別と接触点の位置の推
定を手首機構に組み込まれている空芯コイルの電流信号
に基づいて行い、前記挿入部品の挿入作業を行うための
挿入部品の位置、姿勢の調整を前記手首機構によって能
動的に行うようにしたので、 (1)力の推定を簡単な装置で、しかも正確に行うこと
ができる。
流アクチェエータ形手首機構を具備し、該手首機構によ
って挿入部品を支持すると共に、姿勢を制御可能にし、
挿入部品の挿入過程での状態の判別と接触点の位置の推
定を手首機構に組み込まれている空芯コイルの電流信号
に基づいて行い、前記挿入部品の挿入作業を行うための
挿入部品の位置、姿勢の調整を前記手首機構によって能
動的に行うようにしたので、 (1)力の推定を簡単な装置で、しかも正確に行うこと
ができる。
(2)制御系の線形化のためのバイアス電流が不要であ
る。
る。
(3)−自由度の位置の制御を一個のリニア直流アクチ
ュエータ要素で行うことができる。これに対し、電磁石
による吸引力を利用したものは、吸引力のみしか発生し
ないので、通常一対の電磁石を必要とするのに対して、
このリニア直流アクチュエータでは電流の流れる向きが
変われば、力の方向も変わることにより、−個の要素で
制御することができる。
ュエータ要素で行うことができる。これに対し、電磁石
による吸引力を利用したものは、吸引力のみしか発生し
ないので、通常一対の電磁石を必要とするのに対して、
このリニア直流アクチュエータでは電流の流れる向きが
変われば、力の方向も変わることにより、−個の要素で
制御することができる。
(4)更に、数n〜数amの移動距離を容易に実現でき
ることにより、組立用ハンドとして利用した場合、位置
、姿勢の修正可能範囲が通常の磁気軸受に比べて拡大す
る。
ることにより、組立用ハンドとして利用した場合、位置
、姿勢の修正可能範囲が通常の磁気軸受に比べて拡大す
る。
(5)挿入作業の対象となる挿入部品の長さが変化して
も、これに伴う機械的な変更を伴うことなく、直ぐに対
応でき、弾力的に運用することができる。
も、これに伴う機械的な変更を伴うことなく、直ぐに対
応でき、弾力的に運用することができる。
(6)手首機構に連結されるハンドの移動時には手首機
構の剛性を高くして振動を押さえることができ、作業能
率の向上を図ることができる。
構の剛性を高くして振動を押さえることができ、作業能
率の向上を図ることができる。
(7)手首機構で非接触、かつ、バネを介したようにし
てピンを支持しているため、従来のように、剛体でピン
を把持して穴の面に衝突させる場合に比べてショックを
やわらげることができる。
てピンを支持しているため、従来のように、剛体でピン
を把持して穴の面に衝突させる場合に比べてショックを
やわらげることができる。
(8)装置を簡素化すると共に、コンパクトに構成する
ことができる。
ことができる。
(9)RCCハンドと等偏成いは更に機能が付加された
ハンドを構成することができる。
ハンドを構成することができる。
第1図は本発明の自動組立ハンドの断面図、第2図は本
発明の自動組立システムを示す全体構成図、第3図は本
発明のリニア直流アクチュエータ(ボイスコイル形アク
チュエータ)要素の断面図、第4図はそのアクチュエー
タ要素の固定磁極の断面図、第5図は第4図のA−A線
矢視図、第6図は固定磁極へ筒状に巻回された空芯コイ
ルを組み合わせた断面図、第7図はその空芯コイルの断
面図、第8図は本発明の第2実施例を示すリニア直流ア
クチュエータの断面図、第9図は第8図のB−B線矢視
図、第10図は本発明の第3実施例を示すリニア直流ア
クチュエータの断面図、第11図は第10図のC−C線
矢視図、第12図は本発明の第4実施例を示すリニア直
流アクチュエータの固定磁極の斜視図、第13図はその
アクチュエータのコイルの斜視図、第14図はそのリニ
ア直流アクチュエータの断面図、第15図は第14図の
D−D線矢視図、第16図はそのアクチュエータを具備
する自動組立ハンドの断面図、第17図は本発明のピン
の挿入作業工程図、第18図は本発明の自動組立作業の
フローチャート、第19図は本発明の面取りがある穴へ
のピンの挿入作業説明図、第20図はリニア直流アクチ
ュエータの模式図、第21図はピンの状態の判別とピン
の接触点の位置の推定手法の説明図、第22図乃至第2
4図は本発明の磁気形ReO2構の説明図、第25図は
本発明の磁気形RCC機構の回路図、第26図は本発明
の第5実施例を示す自動組立ハンドの断面図、第27図
はその自動組立ハンドのE−E線矢視図、第28図は第
1の従来例を示すRCC@構の構成図、第29図はその
RCC機構の動作説明図、第30図は第2の従来例の動
作説明図、第31図はその手首機構の斜視図である。 20、80.121・・・ハンドの外枠、21.22.
23.24゜25、60.6B、 72.81.82.
83.108 、109 、122、123 、125
・・・固定磁極、26.27.2B、 29.30゜6
3、104 、105・・・空芯コイル、31.32.
33.34゜35、36.37.106 、107 、
126〜130・・・位置検出器(ギャップセンサ)、
40.74.102 、95.98゜132・・・可動
体、41.75.133・・・チャック、42.76゜
100 、103 、91.99・・・ピン、43.9
2・・・部材、44゜93・・・穴、50・・・リニア
直流アクチェエータ形手首機構の制御装置、51・・・
CPU (中央制御装置)、52・・・メモリ、53・
・・入出力インターフェース、54・・・デなt イスプレイ付入出力装置、55・・・電源、56・・・
パワー制御部、58・・・ハンドを制御するロボット本
体制御装置、61・・・円柱、62・・・円筒体、67
、71・・・角形空芯コイル、69・・・角柱、70・
・・山形部材、86.87.88・・・矩形状のコイル
、94・・・面取り部、101・・・R2O点、111
、112・・・線形演算回路、113 、114・・
・演算アンプ、120・・・位置決め機構、131・・
・バネ、134・・・角形の挿入部品、135・・・凹
部を有する部品、136・・・空気軸受、137・・・
基台。
発明の自動組立システムを示す全体構成図、第3図は本
発明のリニア直流アクチュエータ(ボイスコイル形アク
チュエータ)要素の断面図、第4図はそのアクチュエー
タ要素の固定磁極の断面図、第5図は第4図のA−A線
矢視図、第6図は固定磁極へ筒状に巻回された空芯コイ
ルを組み合わせた断面図、第7図はその空芯コイルの断
面図、第8図は本発明の第2実施例を示すリニア直流ア
クチュエータの断面図、第9図は第8図のB−B線矢視
図、第10図は本発明の第3実施例を示すリニア直流ア
クチュエータの断面図、第11図は第10図のC−C線
矢視図、第12図は本発明の第4実施例を示すリニア直
流アクチュエータの固定磁極の斜視図、第13図はその
アクチュエータのコイルの斜視図、第14図はそのリニ
ア直流アクチュエータの断面図、第15図は第14図の
D−D線矢視図、第16図はそのアクチュエータを具備
する自動組立ハンドの断面図、第17図は本発明のピン
の挿入作業工程図、第18図は本発明の自動組立作業の
フローチャート、第19図は本発明の面取りがある穴へ
のピンの挿入作業説明図、第20図はリニア直流アクチ
ュエータの模式図、第21図はピンの状態の判別とピン
の接触点の位置の推定手法の説明図、第22図乃至第2
4図は本発明の磁気形ReO2構の説明図、第25図は
本発明の磁気形RCC機構の回路図、第26図は本発明
の第5実施例を示す自動組立ハンドの断面図、第27図
はその自動組立ハンドのE−E線矢視図、第28図は第
1の従来例を示すRCC@構の構成図、第29図はその
RCC機構の動作説明図、第30図は第2の従来例の動
作説明図、第31図はその手首機構の斜視図である。 20、80.121・・・ハンドの外枠、21.22.
23.24゜25、60.6B、 72.81.82.
83.108 、109 、122、123 、125
・・・固定磁極、26.27.2B、 29.30゜6
3、104 、105・・・空芯コイル、31.32.
33.34゜35、36.37.106 、107 、
126〜130・・・位置検出器(ギャップセンサ)、
40.74.102 、95.98゜132・・・可動
体、41.75.133・・・チャック、42.76゜
100 、103 、91.99・・・ピン、43.9
2・・・部材、44゜93・・・穴、50・・・リニア
直流アクチェエータ形手首機構の制御装置、51・・・
CPU (中央制御装置)、52・・・メモリ、53・
・・入出力インターフェース、54・・・デなt イスプレイ付入出力装置、55・・・電源、56・・・
パワー制御部、58・・・ハンドを制御するロボット本
体制御装置、61・・・円柱、62・・・円筒体、67
、71・・・角形空芯コイル、69・・・角柱、70・
・・山形部材、86.87.88・・・矩形状のコイル
、94・・・面取り部、101・・・R2O点、111
、112・・・線形演算回路、113 、114・・
・演算アンプ、120・・・位置決め機構、131・・
・バネ、134・・・角形の挿入部品、135・・・凹
部を有する部品、136・・・空気軸受、137・・・
基台。
Claims (9)
- (1) (a)ハンドに組み込まれる可動体を支持すると共に、
該可動体の姿勢を調整可能なリニア直流アクチュエータ
要素と、 (b)前記可動体の先端部に装着される挿入部品と、(
c)前記挿入部品の嵌め合い穴への挿入過程での該挿入
部品の状態の判別と該挿入部品の接触点の位置を前記リ
ニア直流アクチュエータ要素の空芯コイルの電流値に基
づいて推定し、前記挿入部品の姿勢の調整を行い、該挿
入部品の嵌め合い穴への挿入を行うようにしたことを特
徴とする自動組立ハンド。 - (2)前記可動体のZ軸方向支持を行うバネを具備する
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の自動組立ハンド。 - (3)前記各リニア直流アクチュエータ要素のゲインを
調整可能にして前記リニア直流アクチュエータ要素の剛
性を安定範囲内で任意に設定するようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の自動組立ハンド。 - (4)前記挿入部品の姿勢の調整は、該挿入部品の穴へ
の挿入移動距離と、前記挿入部品と穴とのクリアランス
量とに基づいて行うようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の自動組立ハンド。 - (5) (a)移動可能なハンドと、 (b)該ハンドに組み込まれる可動体を支持すると共に
、該可動体の姿勢を調整可能なリニア直流アクチュエー
タ要素と、 (c)前記可動体の先端に装着される挿入部品と、(d
)該挿入部品の端部に水平方向の力が印加された場合、
前記リニア直流アクチュエータ要素により、該挿入部品
を並進させる手段と、 (e)該挿入部品の端部に該挿入部品を回転させる力が
印加された場合、前記リニア直流アクチュエータ要素に
より、該挿入部品をそのコンプライアンスセンタを中心
に回転させる手段とを具備してなる自動組立ハンド。 - (6)前記挿入部品は円柱状のピンであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に
記載の自動組立ハンド。 - (7)前記挿入部品は角柱状のピンであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に
記載の自動組立ハンド。 - (8)前記穴の形状は円柱状であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載の
自動組立ハンド。 - (9)前記穴の形状は角柱状であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載の
自動組立ハンド。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62035902A JPS63207531A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 自動組立ハンド |
US07/037,919 US4884329A (en) | 1987-02-20 | 1987-04-13 | Precision automatic assembly apparatus, with electromagnetically supported member and assembly method using same |
EP87105880A EP0283547B1 (en) | 1987-02-20 | 1987-04-22 | Precision automatic assembly apparatus, and assembly method using same |
DE87105880T DE3787092T2 (de) | 1987-02-20 | 1987-04-22 | Präzisionsgerät zum automatischen Zusammenbau und dafür anwendbares Zusammenbauverfahren. |
KR1019870004974A KR920006486B1 (ko) | 1987-02-20 | 1987-05-19 | 정밀자동조립장치 및 이를 이용한 조립방법 |
US07/185,019 US4882837A (en) | 1987-02-20 | 1988-04-22 | Precision automatic assembly apparatus including face to face magnets and an air core coil therebetween |
US07/184,744 US4882836A (en) | 1987-02-20 | 1988-04-22 | Precision automatic assembly apparatus including air core coils and corresponding magnetic poles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62035902A JPS63207531A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 自動組立ハンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63207531A true JPS63207531A (ja) | 1988-08-26 |
JPH0435294B2 JPH0435294B2 (ja) | 1992-06-10 |
Family
ID=12454958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62035902A Granted JPS63207531A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 自動組立ハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63207531A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04360705A (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 穴加工方法およびその装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62035902A patent/JPS63207531A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04360705A (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 穴加工方法およびその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0435294B2 (ja) | 1992-06-10 |
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