JPS63207394A - 発酵法によるマイトマイシンbの製造法 - Google Patents

発酵法によるマイトマイシンbの製造法

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Publication number
JPS63207394A
JPS63207394A JP3761687A JP3761687A JPS63207394A JP S63207394 A JPS63207394 A JP S63207394A JP 3761687 A JP3761687 A JP 3761687A JP 3761687 A JP3761687 A JP 3761687A JP S63207394 A JPS63207394 A JP S63207394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mitomycin
productivity
cultured
strain
streptomyces
Prior art date
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Pending
Application number
JP3761687A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemitsu Arai
新井 雄光
Susumu Tomohiro
友弘 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 魔呈上東肌尻立豆 本発明は、発酵法によるマイトマイシンBの製造法に関
する。マイトマイシンBは抗腫瘍作用を有し、抗腫瘍剤
として有用である。
l米坐狭五 発酵法によるマイトマイシンBの製法としては、ストレ
プトミセス・ケスピトーズスを用いる製法が知られてい
る(特公昭34−7597号公報)。
が ° しようとする  占 従来法では、マイトマイシンBの生成量が低く、また副
生物が多いため精製収率が低い。
、 占を ゛するための 本発明者は、マイトマイシンBを工業的に有利に製造す
る方法について研究を行った結果、ストレプトミセス属
微生物の各種変異株の中に、マイトマイシンAおよびマ
イトマイシンCが培養物中に生成せず、マイトマイシン
Bの蓄積が顕著に増大した変異株を見い出し、本発明を
完成した。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明方法によると、ストレプトミセス属に属し、マイ
トマイシンB生産能ををし、かつマイトマイシンAおよ
びマイトマイシンC生産能欠失性を有する菌株を培地に
培養することにより、マイトマイシンBを培養物中に著
量蓄積せしめ、これを採取することにより高収率にマイ
トマイシンBを製造することができる。ここでマイトマ
イシンAおよびマイトマイシンC生産能欠失性とは菌体
および培地中にマイトマイシンAおよびマイトマイシン
Cが全く生産されない場合および実質的に生産されない
場合のいずれをも含む。
本発明に用いる菌株としては、ストレプトミセス属に属
し、マイトマイシンB生産能を有し、かつマイトマイシ
ンAおよびマイトマイシンC生産能欠失性を有する菌株
であれば、いずれも用いることができる。具体的な菌株
の一例としては、ストレプトミセス・ケスピトーズス(
Streptomycescaespitosus) 
MS−148−159(以下、MS−148−159株
と称す)があげられる。
この菌株は昭和62年2月17日付で工業技術院微生物
工業技術研究所にF[!RM BP−1290として寄
託されている。
この菌株はストレプトミセス・ケスピトーズスATCC
27422(以下、ATCC27422株と称す)を変
異誘導することによって得られた変異株である。具体的
変異方法について以下に示す。
完全培地(グルコースLg/a、ペプトン0.2g/a
、肉エキxO,1g/di、酵母エキス0.1g/a及
び寒天2g/d1、pH7,2)上で28℃で5日間生
育させたATCC27422株の胞子をN−メチル−N
’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン2001/yal
を含むトリス・マレート緩衝液(pH6,0)中に懸濁
し室温に1〜3時間放置する。胞子を分離洗條し、完全
培地寒天上に塗布して28℃で3日間培養する。出現し
た集落を嚢全培地に28℃で3日間培養し、生産される
マイトマイシン類を薄層クロマトグラフィーにより分離
したのちクロマトスキ”ヤナー分析装置による分別定量
を行う。
分別定量の結果マイトマイシンAおよびマイトマイシン
Cの生産が認められない菌株を選び出す。
その菌株の1つがMS−148−159株である。
本発明に使用する微生物の培養培地としては、炭素源、
窒素源、無機物、その他栄養物を程よく含有する培地な
らば合成培地または天然培地いずれも使用できる。炭素
源としては、グルコース、フラクトース、シェークロー
ス、廃糖蜜、でんぷん、グリセリン、大豆油などが使用
できる。窒素源としては、大豆粉、酵母、コーンスチー
プリカー、ペプトン、肉エキス、大豆粕などが使用でき
る。
無機物としては、硫酸マグネシウム、硫酸マンガン、塩
化ナトリウムなどが使用できる。その他栄養物としては
、ビタミン(チアミン、ニコチン酸など)などが使用で
きる。
培養は振盪培養、通気撹拌培養などの好気的条件下でお
こなわれる。培養中のpHは5〜8が好適であり、pH
tPI整剤としては水酸化ナトリウム、炭酸カルシウム
などが用いられる。培養期間は通常3〜4日間である。
培養液中からのマイトマイシンBの単離は、吸着剤によ
る吸着、培養抽出等常法による操作によっておこなうこ
とができる。
以下に実施例を示す。
実施例1 グルコース1.5 g /a、酵母1g/a、でんぷん
0.5g/a、食塩0.5g/J及び炭酸カルシウム0
.3 g /aO)組成よりなるp117.2(7)種
培地300Illlを21容三角フラスコに入れ殺菌し
た。これにMS−148−159株を接種し、28℃で
3日間振盪培養した。一方発酵培地として、シェークロ
ース2g/de、でんぷんIg/d、大豆粉4g/d1
、食塩0.5g/a及び炭酸カルシウム0.3g/aか
らなるPH7,2の培地31を52容ジャーファーメン
タ−に入れ殺菌した。これに種培養液300m1を接種
し、30°C,400rpH−+  31/win通気
の条件下で4日間培養した。一方親株であるATCC2
7422株にっても前記と同様に培養した。このときの
マイトマイシン類の生成量を第1表に示す。
第   1   表 前、記マイトマイシンA、B及びCは菌体除去した培養
液を約50倍に濃縮しシリカゲル薄層クロマト(シリカ
ゲルMerck 5721.10111.スポット)を
行い酢酸エチル:アセトン(3:2容量比)に展開しク
ロマトスキャナーにより分別定量を行うことにより検出
した。
尚この検出方法による検出限界濃度は1γ/ m 1で
ある。
ついで、前記で得られたMS−148−159株の培養
終了発酵液31を直ちに遠心分離し菌体を除去した。
ろ液に20gの活性炭を加え、マイトマイシンBを吸着
させた。この活性炭を分離後、アセトン80m1を加え
、pH6程度で攪拌抽出し45℃で濃縮した。
この濃縮液をアルミナ柱〔活性アルミナ200メツシユ
(和光純薬製)〕を通過させ、メタノール濃度を加えた
クロロホルム溶液にてマイトマイシンBをクロマト溶出
した。マイトマイシンBの区分をさらにアルミナ柱に通
過させ、酢酸エチルにて抽出した。これを45℃で減圧
濃縮してマイトマイシンBの結晶450■を得た。
光■鬼沫果 本発明方法により、高収率でマイトマイシンBを得るこ
とができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ストレプトミセス属に属し、マイトマイシンB生産能を
    有し、かつマイトマイシンAおよびマイトマイシンC生
    産能欠失性を有する微生物を培地に培養し、培養物中に
    マイトマイシンBを生成蓄積させ、該培養物から生成蓄
    積したマイトマイシンBを採取することを特徴とする発
    酵法によるマイトマイシンBの製造法。
JP3761687A 1987-02-20 1987-02-20 発酵法によるマイトマイシンbの製造法 Pending JPS63207394A (ja)

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