JPS6320685Y2 - - Google Patents

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JPS6320685Y2
JPS6320685Y2 JP6306183U JP6306183U JPS6320685Y2 JP S6320685 Y2 JPS6320685 Y2 JP S6320685Y2 JP 6306183 U JP6306183 U JP 6306183U JP 6306183 U JP6306183 U JP 6306183U JP S6320685 Y2 JPS6320685 Y2 JP S6320685Y2
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JP
Japan
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winding drum
cable
drum
groove
collar
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Application number
JP6306183U
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JPS59170562U (ja
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Priority to JP6306183U priority Critical patent/JPS59170562U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は伸線、ケーブル等の線材を捲線する
中、小型のケーブルドラムに関する。
従来この種中、小型のドラムは第1図示の如く
両側のプレス成形された鍔板a,a間にケーブル
bを捲回する巻胴cを備え、各鍔板aにはその補
強のために凹溝状のリブdとケーブルbの捲回及
び解舒のために軸孔eを形成するを一般とする。
而して各鍔板aと巻胴cは第2図示のように単に
溶接fにより固着するか、第3図示のように鍔板
aに受縁gを予め溶接し、これに巻胴cを嵌合さ
せたのち溶接f或は鍔板a,a間を長尺ボルトh
で締付けることにより固着され或は第4図示のよ
うに巻胴cの端部に形成した突起iを鍔板aの挿
入孔j内に挿入したのち鍔板aの内側から溶接す
る等の手段により固着されるものであつて、かか
る固着手段では近時要求される巻胴cに薄手の金
属材を使用してケーブルドラムを軽量化すること
が難しい。即ち巻胴cの金属板に極く薄手のもの
を使用するとこれを鍔板a,aにアーク溶接する
場合に鍔板aの溶解以前に巻胴cが溶解し、また
スポツト溶接は溶接ガンを巻胴c内に導入出来な
いので不可能であり、長尺ボルトhで止めると、
ドラムがねじれる不都合を生じ、また鍔板aに挿
入孔jを形成するとその強度が損なわれる不利が
あり従つて巻胴cの板厚を鍔板aの厚さに近づけ
てアーク溶接可能とし、ドラムの軽量化はあきら
めざるを得ない。しかもアーク溶接は鍔板aの内
側に施されるので溶接で生ずる突起をグラインダ
ー等で削る工程を必要とする。さらに巻胴cを鍔
板aに取付けた場合、リブdと巻胴cの間に透孔
kが生じ、そこに捲回したケーブルbが落ち込
み、ケーブルの屈曲、損傷を生ずるおそれがあ
る。
本考案はこのような中、小型のケーブルドラム
を軽量化とケーブルの損傷を防止することを目的
としたもので、半径方向の凹溝状のリブ1を形成
した略円形の比較的厚手の金属材からなる鍔板
2,2間に、ケーブル3その他の線材を捲回する
筒形の比較的薄手の金属材からなる巻胴4を介在
させて固定する式のものに於て、該巻胴4の各端
部4aの内周縁4bに、該鍔板2のリブ1の凹溝
1a内に進入して各端部4aと凹溝1aとの間に
生ずる透孔5を塞ぐと共に該鍔板2への取付部を
兼ね且つ該鍔板2と巻胴4の中間の厚さを有する
金属材の突出片6を設けて成る。
第5図は本考案の実施例を示すもので、これに
於ては鍔板2,2は厚さ1.6mmの鋼板からプレス
によりリブ1と軸孔7を有して形成され、巻胴4
は厚さ0.8mmの極薄鋼板を円筒形に彎曲させて形
成した。こうした厚手の鍔板2と薄手の巻胴4は
前記したようにアーク溶接では巻胴4が鍔板2の
溶融以前に溶け、溶接が困難であるが、鍔板2と
巻胴4の中間の1.2mm厚さの突出片6を該巻胴4
の端部4aの内周縁4bに例えばスポツト溶接8
で取付け、第6図示のように該突出片6を鍔板2
の凹溝1a内に進入させてリブ1の内側に取付す
るようにした。また該突出片6を巻胴4の内径に
適合する環状で且つ該突出片6と同厚の結合補助
部材9と一体に形成して該部材9に於て巻胴4と
スポツト溶接可能にし、さらに該突出片6の先端
を外方に折曲げて当て片10を形成し、該当て片
10と鍔板2はボルト11で分解可能に締着され
るものとした。
12,13はボルト挿通孔である。該突出片6
は鍔板2の厚さに近いので直接リブ1の凹溝1a
にアーク溶接により取付け得、その場合溶接によ
り生ずる突起は凹溝1aの奥部のケーブル3が入
り込まない個所であるのでグラインダ等で取除く
必要は特にない。
環状の結合補助部材9を使用せずに第7図示の
如き巻胴4の円周方向に長手の取付部材14と
し、或は第8図示のように巻胴4の軸方向に長手
の取付部材15の両端に突出片6を形成するよう
にしてもよい。尚、巻胴4に突出片6を取付けた
ときに両者の間に段差を生ずるが、これを解消す
べく突出片6の中間部に巻胴4の厚さにほぼ相当
する段部16を第9図及び第10図示のように形
成し、凹溝1a内にケーブルが進入したとき巻胴
4の角縁でのケーブルの損傷を防止することが好
ましい。
第11図は環状の結合補助部材9と一体の突出
片6を形成する場合に各突出片6,6間を内方に
折曲げて補強縁17を形成した例を示す。
本考案のケーブルドラムは薄手の巻胴4の端部
4aの内周縁4bに、該巻胴4と厚手の鍔板2と
の中間の厚さの金属材の突出片6を取付け、これ
を該鍔板2の凹溝1aに進入させて取付けるもの
で、これによれば該凹溝1aと巻胴4との間に生
ずる透孔5を突出片6で塞げ、ケーブル3がそこ
に落込んで損傷するを防止出来ると共に薄手の金
属材の巻胴4を強固に溶接或は短ボルトで取付け
得、巻胴4の軽量化を図ることが出来、また取付
け個所の仕上げ加工が省略されて作業性が向上す
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブルドラムの斜視図、第2
図及び第3図は従来のケーブルドラムの鍔板と巻
胴の取付け状態を示す断面図、第4図は同じく従
来のケーブルドラムの取付け例の分解斜視図、第
5図は本考案の実施例の分解斜視図、第6図はそ
の組立状態の斜視図、第7図乃至第9図は突出片
の変形例の斜視図、第10図は第9図の取付状態
の断面図、第11図は突出片のさらに他の変形例
の斜視図である。 1……リブ、1a……凹溝、2,2……鍔板、
3……ケーブル、4……巻胴、4a……端部、4
b……内周縁、5……透孔、6……突出片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半径方向の凹溝状のリブ1を形成した略円形の
    比較的厚手の金属材からなる鍔板2,2間に、ケ
    ーブル3その他の線材を捲回する筒形の比較的薄
    手の金属材からなる巻胴4を介在させて固定する
    式のものに於て、該巻胴4の各端部4aの内周縁
    4bに、該鍔板2のリブ1の凹溝1a内に進入し
    て各端部4aと凹溝1aとの間に生ずる透孔5を
    塞ぐと共に該鍔板2への取付部を兼ね且つ該鍔板
    2と巻胴4の中間の厚さを有する金属材の突出片
    6を設けて成るケーブルドラム。
JP6306183U 1983-04-28 1983-04-28 ケ−ブルドラム Granted JPS59170562U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6306183U JPS59170562U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ケ−ブルドラム

Applications Claiming Priority (1)

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JP6306183U JPS59170562U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ケ−ブルドラム

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Publication Number Publication Date
JPS59170562U JPS59170562U (ja) 1984-11-14
JPS6320685Y2 true JPS6320685Y2 (ja) 1988-06-08

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ID=30193252

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JP6306183U Granted JPS59170562U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ケ−ブルドラム

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JP (1) JPS59170562U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102170885B1 (ko) * 2020-07-30 2020-10-28 주식회사 영신코아스 소방호스 꺽임방지 및 제작 생산성과 구조 강성이 개선된 소화 릴용 센터 브라켓 제조방법 및 상기 센터 브라켓을 이용한 릴 케이스 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102170885B1 (ko) * 2020-07-30 2020-10-28 주식회사 영신코아스 소방호스 꺽임방지 및 제작 생산성과 구조 강성이 개선된 소화 릴용 센터 브라켓 제조방법 및 상기 센터 브라켓을 이용한 릴 케이스 제조방법

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JPS59170562U (ja) 1984-11-14

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