JPS63206280A

JPS63206280A - 洗濯機

Info

Publication number: JPS63206280A
Application number: JP62039849A
Authority: JP
Inventors: 悟松本
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba AVE Co Ltd
Priority date: 1987-02-23
Filing date: 1987-02-23
Publication date: 1988-08-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「発明のｌＪ的コ（産業上の利用分野）本発明は、異なる強さの水流を選択的に得ることができ
る洗濯機に関する。

（従来の技術）ｉＩＬ来より、洗濯機においては、洗濯物の瓜とか、ｔ
ｑれ度合、又は布の種類等に応じて水流の強さを選択設
定できるようにしたものがある。このものにおいては、
撹拌体駆動用モータを一定時間毎に正転及び逆転するよ
うに通電しており、この場合そのモータに対する通電時
間と断電時間とを変更することより、水流の強さを唸更
するようにしている。

（発明が解決しようとする問題点）ところで従来のものでは、強い水流及び弱い水流のいず
れを得る場合でも、モータの通電時間は、該モータが定
常回転速度に立」−がるまでの−ｙＩ−がり時間（０，
４秒程度）を超えており、従って通電時間及び断電時間
の長短によって、異なる強さの水流を得ることができる
とはいうものの、強水流及び＋ｊｓｊ水流のいずれの場
合でも、モータの回転速度そのものは略同じになってし
まう。このため、特にウール等の弱い布地の洗濯物を洗
うべく弱い水流に設定しても、撹拌体のごく近くでは水
流が比較的強く、その影響を受けていわゆる布傷みを来
たすことがあった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、異なる強さの水流を選択的に得ることができるこ
とはもとより、特に弱い布地の洗濯物を洗う場合の布傷
みをなくすことができる洗濯機を提供するにある。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、撹拌体駆動用モ〜りを適宜の回転期間回転さ
せることを繰返すと共にその各回転期間における該モー
タの交流電源の通断電パターンを変えることにより、異
なる強さの水流を選択的に得るようにしたものであって
、前記通断電パターンを交流電源の周期レベルの時間的
オーダーで変更するようにしたことを特徴とするもので
ある。

（作用）交流電源の周期はｌ１５０またはｌ／６０秒であり、こ
の周期レベルの時間的オーダーで通断電パターンを変更
するようにすれば、特に弱い布地の洗濯物を弱い水流で
洗う場合、モータは定常回転まで上昇せず、それよりも
低い速度で回転するようになるため、布傷みをなくすこ
とができる。

（実施例）以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。

まず、第５図には、二槽式洗濯機における洗濯槽側を示
しており、同図において、１は洗濯槽、２は撹拌体、３
はこの撹拌体２を駆動するモータである。次に第４図に
おいて、４はモータ３の駆動電源である商用交流電源、
５，６．７はモータ３を通断電させるスイッチング素子
たるトライアックであり、トライアック５は交流電源４
の一方の端子とモータ３の正転端子との間に接続され、
トライアック６は交流電源４の一方の端子とモータ３の
逆転端子との間に接続されている。また、トライアック
７は交流型′＃ｉ、４の他方の端子とモータ３の１１通
端子との間に接続されている。８は水流切換制御につい
ての制御回路であり、これはマイクロコンピュータを主
体とするもので、第６図に示す水流選択スイッチ９から
のスイッチ人力があると、その選択された水流に応じて
トライアック５，６．７をオン・オフ制御してモータ３
の通断電パターンを変更する。上記水流選択スイッチ９
は、最明のスイッチオン操作で、通常量の洗濯物の洗い
に好適する「標準」水流を選択し、次の操作では、弱い
布地の洗濯物とか汚れ度の小さい洗濯物の洗いに好適す
る「弱」水流を選択し、そして、その次の操作で、冬瓜
の洗濯物とか汚れ度の大きな洗濯物の洗いに好適する「
強」水流を選択するようになっている。尚、この第６図
において、１０は洗剤洗い・すすぎ洗いについての実行
時間を選択する洗い時間選択スイッチ、１１は洗い運転
についてのスタートスイッチ、１２は脱水運転の実行時
間を選択する脱水時間選択スイッチ、１３は脱水運転に
ついてのスタートスイッチである。

さて、上記制御回路８は水流選択スイッチ９の操作によ
り選択された水流に応じてトライアック５．６．７を次
のように通断電制御する。

この洗濯機においては、いわゆる反転渦巻き水流を得る
ためにモータ３を正逆回転し、そしてその水流の強さを
変えるために、正回転駆動時及び逆回転駆動時における
モータ３の通断電パターンを変更するものである。即ち
、制御回路８は、トライアック５．６とを、夫々第２図
（ａ）、（ｂ）に示すように、体１１９時間Ｈｋを置い
て交互に通電する。そのトライアック５の通電期間を正
転期間Ｈｓとし、Ｉ・ライアック６の通電期間を逆転期
間Ｈｇとすると、そのＨｓ及びＨｇは同時間で■つモー
タ３が通常負荷の場合に定常回転にまで立ち」二がる程
度の時間（０，４秒程度）以上例えば数秒程度に設定さ
れている。

さて今、「強」水流が選択されたとすると、制御回路８
により、トライアック５．６が既述したように通断電さ
れることに加え、トライアック７か、第２図（Ｃ）に示
すように正転期間Ｈｓ及び逆転期間Ｈｇとにおいて夫々
連続的にオンされ、従ってモータ３には第１図（ａ）に
示すようにその期間Ｈｓ、Ｈｇ中交流電中電流電源電圧
に印加される。

また、「標■」水流が選択された場合には、トライアッ
ク７の通断電パターンを、第２図（ｄ）で示すようにす
る。即ち、この場合の正転期間Ｈ８及び逆転期間Ｈｇに
おける通断電パターンは、通電時間ｔ１　（トライアッ
ク７のオン時間ｔｌ）、断電時間ｔｏ　　（トライアッ
ク７のオフ時間ｔ。）のちとて、その通電及び断電が交
互に繰返されるパターンに設定されている。而して、ト
ライアック７は商用交流゛電源４のゼロクロス点に同期
してターンオン及びターンオフするようになっており、
第１図（ｂ）に示すようにその通電時間ｔ１は交流電源
４の周期Ｔ（例えば１１５０秒）の２周期分に定められ
、断電時間ｔｏも同様に２周期分に定められている。但
し最明の通電時間ｔＩＪ　は基本の通電時間ｔｉよりも
１周期分長くして、モータ３の回転の立ち上がり性を良
好ならしめるようにしている。

史に、「弱」水流か選択された場合には、トライアック
７の通断電パターンを、第２図（ｅ′）で示すようにす
る。即ち、この場合の正転期間Ｈｓ及び逆転期間Ｈｇに
おける通断電パターンは、通電時間ｔ３　（トライアッ
ク７のオン時間ｔ３）、断電時間ｔ４　（トライアック
７のオフ時間ｔ４）のちとで、その通電及び断電が交互
に繰返されるパターンに設定されている。而して、この
場合もトライアック７は商用交流電源４のゼロクロス点
に同期してターンオン及びターンオフするようになって
いるが、第１図（Ｃ）に示すようにその通電時間ｔ３は
交流電源４の周期Ｔ（例えば１１５０秒）の１周期分に
定められ、断電時間ｔ４は２周期分に定められている。

但し最初の通電時間ｔ３′は前述したと同様に基本の通
電時間ｔ３よりも１周期分長くして、モータ３の回転の
立ち上がり性を良好ならしめるようにしている。

以」−のように構成した本実施例にあって、「強」水流
を選択した場合には、トライアック７が正転及び逆転の
全期間を通じてオン状態に維持されるのに対し、「標準
」及び「弱」の各水流を選択した場合にはトライアック
７が正転及び逆転の全期間を通じて商用交流電源４の周
期レベルの時間的オーダーでオン・オフを繰返し、且つ
そのオン・オフの時間的オーダーは具体的には、「標準
」水流時では商用交流電源４の２周期分オン、２周期分
オフで、「弱」水流時では商用交流電源４の１周期分オ
ン、２周期分オフであるから、その通電時間としてはモ
ータ３が定常回転速度に立ち上がるまでの時間に比べて
はるかに短く、そして上記の通断電時間から分るように
モータ３に印加される電圧（実効値）としては、「強」
水流時、「標ヘヘ」水流及び「弱」水流の順で小さくな
る。このようにモータ３に印加される電圧が相違するこ
とから、モータ３の回転速度としては、第３図に示すよ
うに、「強」水流時が最高で、「標べｔ」水流時及び「
弱」水流時の順で低くなり、しかも「標僧」水流時及び
「弱」水流時には定常回転速度よりも低い速度となる。

従って、「強」水流選択時には、モータ３は定常同転速
度程度で同転するようになるから、撹拌体２によって生
成される水流は強く、多社の洗濯物や汚れ度の大きな洗
濯物を洗う場合に好適する。

また、「標ｄμ」水流を選択した場合には、モータ３は
「強」水流時よりも低い速度で回転するため、「強」水
流よりやや弱い通常量の洗濯物を洗う場合に適した水流
かｉ′１られる。更に、「弱」水流を選択した場合には
、モータ３の回転速度は更に低くなるため、汚れ度の小
さい洗濯物や弱い布地の洗刷物を洗う場合に好適する更
に弱い水流が得られる。

以１−のことから理解されるように、モータ３の回転速
度としては夫々の水流の強さに応じた速度となり、この
ため特に「弱」水流を選択した場合、撹拌体２の回転速
度は従来とは異なり定常回転速度よりかなり低い速度に
抑制されているので、布傷みを来たす虞がない。

しかも本実施例にあっては、正転期間Ｈｓ、逆転期間Ｈ
ｇ及び休止期間Ｈｋが「強」、「標■」及び「弱」の各
水流共同じであるから、制御回路８を構成するマイクロ
コンピュータのプログラム設計か容易となると共に、」
二記各期間Ｈｓ、Ｈｇ。

Ｈｋが一定であるから、期間Ｈｓ、Ｈｇ中の通断電パタ
ーンのみを変えることで確実に水流を強弱度山できる。

尚、本発明は−［二記しＲつ図面に示す実施例に限定さ
れるものではなく、例えば「標準」及び「弱」の各水流
選択時におけるトライアック７の通断電時間は第４図の
ものに限られるものではなく、適宜変更することができ
るものであり、また正転期間Ｈｓ、逆転期間Ｈｇ及び休
止期間Ｈｋは水流の強さによって変えても良い等、その
要旨を逸脱しない範囲で種々女史して実施できるもので
ある。

［発明の効果］以ｌ−説明したように本発明は、撹拌体の回転速度を選
択した水流の強さに応じた速度に制御することができ、
特に弱い水流で弱い布地を洗う場合、撹拌体の回転速度
も低くなるので、布傷みを防屯することができるという
優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はモータ
の通断電パターンを示すための電圧波形図、第２図は各
トライアックのオン・オフパターンを示すためのタイム
チャート、第３図はモータの回転速成変化を示す特性図
、第４図は要部の回路構成図、第５図は二槽式洗濯機の
洗濯槽部分の部分断面図、第６図は操作パネルの拡大正
面図である。図中、１は洗濯槽、２撹拌体、３はモータ、５乃ｔ７は
トライアック、８は制御回路である。

Claims

【特許請求の範囲】

１、撹拌体駆動用モータを適宜の回転期間回転させるこ
とを繰返すと共にその各回転期間における該モータの交
流電源の通断電パターンを変えることにより、異なる強
さの水流を選択的に得るようにしたものであって、前記
通断電パターンを交流電源の周期レベルの時間的オーダ
ーで変更するようにしたことを特徴とする洗濯機。