JPS63206204A - 毛髪のくせ取り器 - Google Patents

毛髪のくせ取り器

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Publication number
JPS63206204A
JPS63206204A JP4085487A JP4085487A JPS63206204A JP S63206204 A JPS63206204 A JP S63206204A JP 4085487 A JP4085487 A JP 4085487A JP 4085487 A JP4085487 A JP 4085487A JP S63206204 A JPS63206204 A JP S63206204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
brush
heating plate
remover
hydrogen bonds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4085487A
Other languages
English (en)
Inventor
西田 康子
治夫 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4085487A priority Critical patent/JPS63206204A/ja
Publication of JPS63206204A publication Critical patent/JPS63206204A/ja
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は毛髪のくせ直し等、毛髪の矯正に使用するブ
ラシに関するものである。
従来の技術 従来のこの種の理美容器具は、例えば第6図および第7
図のような構造になっていた。
すなわち、第6図は、上部加熱板6と下部加熱板7との
間に毛髪を挾み、熱とプレス力により毛髪の構造に変化
を与えそれを伸ばすものである。
また第7図は、ブラシ部8に適量の毛髪を巻きつけ、植
毛列と植毛列との間にある風口9より熱風を出し、熱と
張力によって毛髪をカールさせるものである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような器具では、ヘアースタイルなどの毛
髪の仕上がり具合や毛髪の損傷について次のような問題
点があった。
まず第6図に示したものの場合、180″C〜190’
Cの高温に加熱された加熱板の間に、毛髪を挾んで加圧
するもので、毛髪にとってかな9過酷な処理を行ってお
り、処理時の毛髪は真っ直に伸ばされ、−見美しい仕上
がりに思われるが、毛髪の内部構造における破壊はひど
く、損傷度が重度であることは経験的に知られている。
また処理回数を重ねる度に毛髪の損傷はますますひどく
なり、仕上がりも悪くなっていくことが多い。
また第7図に示したものは、一般に毛髪をカールする為
に用いられており、この器具で髪伸ばしを行うのは不可
能である。また、風口9より風が出る為、毛髪はその風
速と風量の為に膨んだ髪型になりやすく、くせ毛の矯正
や、まとまりのあるストレートヘアにするのは難しいと
いった問題があった。
そこで、本発明は、熱や物理的な力による毛髪の損傷を
抑えると同時に、くせ取り、ストレートヘアへの矯正が
でき、かつまとまりのある髪型をつくるようにするもの
である。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明での技術的な手段は
、平型ブラシ、あるいは断面がかまぼこ型のブラシの植
毛面に加熱板を設けたものである。
作   用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、使用者がくせ取りを行う場合、まずプランの
スイッチをONすることによりブラシの加熱板を一定温
度に加熱する。その後、加熱したブラシを用い、くせを
矯正したい毛髪部分に対して根元から毛先方向にゆっく
りとブラシを入れる。
この時、ブラシによって張力を加えた毛髪の表面に熱板
を接し移動させることにより、毛髪に熱を加え、毛髪の
くせを矯正して真っ直ぐな髪とするのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図において、1はブラシ本体であり、その毛髪に対
向する面は第2図のように平型となっておシ、面全体に
加熱板2が設置されている。また3は植毛であり、加熱
板2上にブラシ本体1の縦方向に沿って一定数植えられ
ており、植毛列を成している。4は加熱スイッチであシ
、これをONすることにより加熱板は一定温度まで熱せ
られる。
6は電源コードを示す。
次にこの一実施例の構成における作用を説明する。先ず
使用者は、スイッチ4をONに設定し、加熱板2が一定
温度に上がるまで放置する。そして加熱板2が適度に暖
まった時点で使用者はくせ取シしたい毛髪部分にブラシ
本体1をあて、毛根から毛先方向に向かってゆっくりブ
ラシを入れる。
このブラシを入れる動作を毛髪のくせの強さに応じて、
2,3回ないしは数回繰り返すことにより、毛髪のくせ
は取れ、真っ直ぐな状態となる。この際、アラカシメ、
セクトローション、ヘアムース、あるいは水等を用い、
毛髪を湿らせておけば、くせ取り効果が一層顕著となり
、ブラシの操作回数も減少する。
また本実施例では、平型ブランを用いたが、第3図のよ
うな断面がかまぼこ型のブラシを用いても同様であり、
平型よりもより使い易い形状となる。
以上の操作による毛髪のくせ取りに関するメカニズムは
次のようである。
まず毛髪の化学構造について説明する。
毛髪は、ケラチンと呼ばれる硬化タンパク質であり、1
8種類のアミノ酸が、種々の結合をすることによって形
成されている。結合の種類は4種類〜6種類であると言
われ、代表的な結合は、ペプチド結合、水素結合、シス
チン結合、イオン結合などであるが、これらの結合は、
物理的外因あるいは化学的外因によって常にその結合状
態を変え、毛髪の内部構造に変化を与える。なかでも水
素結合は、毛髪構造中に最も多い結合であり、毛髪のく
せ取りに深くかかわっている。
すなわち水素結合は、毛髪内部の結晶部分であるポリペ
ブタイド主鎖において、ポリペブタイド主鎖の構造をら
せん状に保持しており、また互いに隣接するポリペブタ
イド主鎖どうしを結びつける役目を果たしているが、こ
の結合は、非常に結合力が弱く、延伸力等のわずかな物
理的作用によって切断される。また水を与えることによ
っても容易に切断されるが、与えた水分を取り除いてや
れば、再び水素結合をつくる。
本発明ぐせ取り器は、この水素結合の切断と再結合の原
理を利用しており、水素結合切断後、ブラシによる張力
により、水素結合の結合相手をずらし、水分を蒸発させ
ることで水素結合を再生して、水素結合の位置を整形す
る。
このことは実用系で説明すると次のようになる。
すなわち、ブラシをくせ取りしたい毛髪部分に入れ、ゆ
っくり移動させると、毛髪はブラシによる張力と加熱板
3による作用により、水素結合を切断され、構造的に不
安定となり、変形しやすくなる。この際毛髪に外から水
分を与えてやると、毛髪中の水素結合はほとんど切れ、
より変形しやすくなる。その後、本ブラシによる操作を
繰り返すことにより、毛髪は次第に乾燥され、ブラシに
よって整形された構造のままで水素結合が再結合し、毛
髪は整形された形を維持することができるのである。
この際、熱の作用は、加熱板3によるものであり、加熱
板3に接した毛髪のみが矯正されていく為、風等により
、髪型が膨らむこともなく、くせを直したい部分だけを
整形することができる。
また形状も、通常市販されている平型ブラシ、あるいは
断面がかまぼこ型のブラシと同様の非常に使いやすい形
状となっており、操作方法も同様であるので、毛髪表面
のキューチクルの流れに逆らったシ、キューチクルを破
壊してしまうような過度な処置は行わず、毛髪をひどく
損傷することもない。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第4図及び第6図は他の実施例を示しており、この実施
例では、植毛3はブラシ本体1に植えられており、植毛
列と植毛列との間に加熱板2が設けられている。
このようにすれば、ブラシ本体1の毛髪に対向する面の
材質を柔らかくすることも可能であり、植毛のしなりを
良クシ、毛髪をときやすくすることができる。
発明の効果 本発明は、平型あるいは断面がかまぼこ型プラン本体の
植毛面に加熱板を備えたものであり、毛髪をとかすこと
により、張力を加えた毛髪の表面に加熱板を接し移動さ
せることにより、毛髪に熱を加え、毛髪のくせを矯正で
きるものであり、しかも次のような効果も奏する。
すなわち、本発明では、ブラシ本体は通常市販されてい
るような平型あるいは断面がかまぼこ型のブラシ本体を
用いておシ、髪の量、髪の長さに左右されず、誰でもふ
つうのブラシ感覚で使用することができる。しかも加熱
板を設置し、熱の作用を付加することにより、ブラシに
よる物理的作用では矯正できない毛髪のくせを整形する
ことができる。
また本発明ぐせ取り器は、風を用いていないため、ブロ
ーによって髪型が膨らむことがなく、くせ取りしたい毛
髪部分だけを確実に矯正し、まとまりのある髪型をつく
ることができる。
また本発明ぐせ取り器は、高熱を与えたり、熱板の間に
挾んで加圧する等の過度な美容処理は行わずに毛髪を伸
ばすことができるため、毛髪の損傷をかなり抑御するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の毛髪ぐせ取り器の上面図、
第2図、第3図は同発明ぐせ取り器の横断面図、第4図
は本発明の他の実施例のくせ取り器の上面図、第6図は
断面図、第6図、第7図は従来の理美容器具を示す斜視
図である。 1・・・・・・ブラシ本体、2・・・・・・加熱板、3
・・・・・・植毛。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l−
ブラシ本体 第2図   第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平型あるいは断面がかまぼこ型のブラシ本体の植
    毛面に加熱板を備えた毛髪のくせ取り器。
  2. (2)加熱板を植毛列と植毛列との間に設けた特許請求
    の範囲第1項記載の毛髪のくせ取り器。
JP4085487A 1987-02-24 1987-02-24 毛髪のくせ取り器 Pending JPS63206204A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4085487A JPS63206204A (ja) 1987-02-24 1987-02-24 毛髪のくせ取り器

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JP4085487A JPS63206204A (ja) 1987-02-24 1987-02-24 毛髪のくせ取り器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63206204A true JPS63206204A (ja) 1988-08-25

Family

ID=12592147

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JP4085487A Pending JPS63206204A (ja) 1987-02-24 1987-02-24 毛髪のくせ取り器

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JP (1) JPS63206204A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595401U (ja) * 1992-05-26 1993-12-27 勝弘 新保 ヘアーアイロン
JPH067601U (ja) * 1990-12-14 1994-02-01 恒夫 後藤 縮毛矯正用ホットプレート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067601U (ja) * 1990-12-14 1994-02-01 恒夫 後藤 縮毛矯正用ホットプレート
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