JPS606250Y2 - パンチパ−マ用のセットブラシ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブラシ本体の台座部分の両側端部に割込部を
設け、円錐形状の歯を併列して設けたことを特徴とする
一体戊形されたパンチパーマ用のセットブラシに関する
ものである。

パンチパーマは、新しい手法の整髪であってこの方法は
熱アイロンで毛髪をカール状態に固定し頭髪をごく短か
く刈って先端より２Ｎから１６７７１７１位の間までア
イロンでカールされ、毛髪の先が巻込んだ状態となる整
髪法である。

従来使用されている整髪ブラシ類ではこの特殊な整髪状
態の仕上りの使用に不適当であるため、これまでは、こ
の仕上げをやむをえず手指によって行っているが、手指
ではドライヤーの熱でやけど等のおそれもあるため完全
な仕上りは望めない。

又、理容技術者自身の指によるメツシュ仕上りとなると
担当する技術者が変る度にメツシュヘアーが異なるばか
りでなく、又、同一技術者の行った場合でもその都度仕
上りの状態が異なるため、被整髪者の頭髪に応じて、常
時均一に仕上るパンチパーマ用の専用ブラシの出現が強
く要望されていた。

本考案は、新しい整髪方法であるパンチパーマ用のセッ
トブラシを提供するものである。

本考案のブラシは、円錐形状の歯を設けたことにより、
アイロンでカールされた状態のままで整髪が可能となり
、更に台座の両側端部に割込部を設けたことにより、髪
形にむりを生じさせずに被整髪者各人の髪形に応じた整
髪が可能となる。

その使用方法は従来の用具と全く同様の使用方法でよく
、特別のテクニックを必要としないので熟練者はもとよ
り初心者に至るまで、誰にも容易に使用することが可能
である。

本考案のブラシは整髪後も長期間にわたり髪形の維持に
使用することができ、また、パンチパーマ用のみでなく
広範囲に整髪用ブラシとして活用することができる。

本考案の、パンチパーマ用のセットブラシを、添付図面
により説明すると、第１図はパンチパーマ用ブラシの正
面図であるが、本考案のブラシは本体１に設けた歯の台
座２の両側端部に、割込部３を設けである。

台座２には、併列に設けた円錐形状の歯４を複数本設け
てブラシ部分を形成せしめている。

割込部３は、円錐形状の歯と歯の間隔２１を形成してい
る。

使用にあたっては、柄６を握り、指先を握り指先部分５
に固定して使用する。

本考案のパンチパーマ用のセットブラシは、短い頭髪の
ニグロパーマ（１５ｍｍ３０ｍｍ）を２肋のアイロンで
巻いた場合でも円錐形状の歯先によってセットが可能と
なり、又ブラシの歯４の部分を大小別に作成する場合に
は、それにより、髪の長さに応じたパンチパーマもより
容易にセットすることができる。

又、１０１ｒｒ！ｎのアイロンで巻いた場合でも、その
髪の長さが７ ｃｍ前後となっても、ブラシの歯元の部
分まで髪が入るので、いずれのメツシュ仕上げの整髪も
容易である。

本考案のパンチパーマ用のセットブラシは、パンチパー
マ用のセットにあって、その使用に熟練を必要とするこ
となく、広範囲に活用することができるが、パンチパー
マ整髪後も、長期間に髪形を維持されるのに使用される
ばかりでなく、通常のパーマネントの髪形にも応用でき
ると共に、一般家庭でも男女をを問わず、毛髪セットに
使用することかできる。

本考案のブラシは、特に樹脂成形製品として量産可能で
あるので、製品価格は極めて安価となり、広範囲に活用
されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案のパンチパーマ用のセットブラシの正
面図、第２図は、同、側面図、第３図は、同、平面図で
ある。 １は、パンチパーマ用のセットブラシの本体、２は、歯
の台座、３は、台座部分の割込み部、４は、円錐形状の
歯、５は、柄の握り指先部分、６は、柄、１１は、本体
つり下げ用の穴、２１は、歯と歯の間隔、４１は、円錐
形状の歯の根元、４２は、円錐形状の歯先。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ブラシ本体１に歯の台座と柄６とを設け、歯の台座２に
   円錐形状の歯４を併列して設け、台座２の両側端部に割
   込部３を設け、その割込部３は、台座２の両側端部側の
   歯の列における歯と歯の間隔２１を形成していることを
   特徴とする樹脂材により一体戊形されたパンチパーマ用
   のセットブラシ。