JPS63204288A - ホログラム形成シ−トの製造方法 - Google Patents

ホログラム形成シ−トの製造方法

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JPS63204288A
JPS63204288A JP3722087A JP3722087A JPS63204288A JP S63204288 A JPS63204288 A JP S63204288A JP 3722087 A JP3722087 A JP 3722087A JP 3722087 A JP3722087 A JP 3722087A JP S63204288 A JPS63204288 A JP S63204288A
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JP
Japan
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hologram
sheet
resin layer
resin
hologram forming
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Application number
JP3722087A
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English (en)
Inventor
Takahiro Fujio
藤生 隆弘
Ikuo Naruse
成瀬 育男
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 出版・印刷業においては、書籍、雑誌の表紙、挿し絵と
して、あるいはギフト、ノベルティとして、また、ディ
スプレイ関連や広告等の分野では、アイキャッチャ的効
果、立体感による意外性の効果をねらって、ホログラム
が利用されている。
本発明は該ホログラムに関し、更に詳細には表面レリー
フ型ホログラムをエンボス成形技術によって得られるホ
ログラム形成シートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来ホログラムを複製する方法としては大別して2つの
方法が知られている。第1の方法は密着露光法及び干渉
法である。これらの方法はいずれも感光材料を用いて新
たにホログラムを作る方法である。即ち必ず高価な感光
材料が必要であり、そのコストはホログラムの価格に占
める割合が大きいので複製されたホログラムは高価とな
らざるを得す、また製造に要する時間も感材の処理時間
が比較的長いため長(なり生産性が悪い。
第2の方法は、平滑なプラスチック材料にエンボス加工
して表面レリーフ型のホログラムを作製する方法で、こ
れは機械的なプレス方法によってホログラムを作る方法
であるためコスト的にみて安くでき、また大量生産に適
している。
前記第2の方法に使用される材料のプラスチックシート
は、従来、硬質ポリ塩化ビニールシートのような熱可塑
性プラスチックシートが用いられている。しかし、市販
されている硬質ポリ塩化ビニールシートは、カレンダー
法、押し出し法で作製されているが、いずれも、本発明
の目的とするホログラム形成シートの基材としては、平
滑性、均−性等の点で満足出来るものではなかった。
すなわち、基材表面の平滑性が悪い場合、ホログラムの
700〜1500本/m+n程度の微細な凹凸パターン
を再現性良く均一にエンボス加工の出来ない問題、また
、硬質ポリ塩化ビニールシートにしばしば発生するフィ
ッシュアイと呼ばれるブツブツや、樹脂の流れ模様(ウ
ッドマーク)はその部分をエンボス成形すると、スタン
バに傷を付けたり、ムラなどの不良原因となっていた。
更に、硬質ポリ塩化ビニールシートをエンボス加工する
際に、熱分解され発生ずる塩素系ガスで、金属製スタン
バが腐食されるなどの問題点も有していた。
また、エンボス成形は加熱・冷却というサイクルを経て
、ホログラムの成形が終了するが、次工程での金属蒸着
工程での加熱も含め、シート表裏の熱バランスにより成
形品に歪み、反りなどの問題があった。
更にまた、従来から知られているかかる表面レリーフ型
ホログラムシートでは、ホログラムのエンボス模様が施
されているのみで機材シートそのものに何らかの着色模
様が施されたものがなく、表現性に乏しいものであり、
より表現性の豊かなホログラム形成シートの開発が切望
されていた。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は以上の事情に鑑み検討の結果得られたものであ
る。すなわち本発明は透明基材シートを部分的に着色し
た後、ホログラム形成樹脂層を施け、該樹脂表面にレリ
ーフ型ホログラムを形成させ、さらに金属反射層を設け
て成ることを特徴とするホログラム形成シートの製造方
法を提供するもので、透明基材シートに施された部分的
な着色模様と、樹脂層表面に形成されたレリーフ型ホロ
グラムの相乗効果により、従来では得られなかった美し
いホログラム形成シートを得ることができることを見い
出した。
〔発明の詳細な 説明について以下図面を用いて更に詳しく説明する。第
1図は本発明で得られるホログラム形成シートの構成を
概略的に示す断面図である。
本発明における透明基材シートIは耐熱性を有したポリ
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、セロファンなど
のシートが使用できるが、分散染料に対する親和性や、
表面平滑性、耐熱性などの特性から厚さ10μm〜20
0μmのポリエステル樹脂が最も適したものである。
2は透明基材シート1に部分的に着色された着色部分を
示すもので、顔料、染料を用いた印刷インキや、転写捺
染法等により、任意の色相、図柄を用いて部分的に着色
することができる。特に透明基材シートとしてポリエス
テルフィルムを用いた場合には、分散染料を用いた乾式
転写捺染法を用いて、部分的に染色することにより、色
相が鮮明でかつ透明性の良好な、着色絵柄が得られる。
ホログラム形成樹脂層3は基材シート1の片面へ塗料化
した樹脂を、ロールコート、ブレードコート等の手法に
て塗布・乾燥せしめてなる、0.5μmから10μm程
度の膜厚を有し、基材シート1と強い接着性を示し、エ
ンボス成形時の加熱、加圧にて優れた成形性を有し、し
かも、表面にニッケル、金、クロム等のメッキを施した
スタンバ5へは接着性を有さないものである。金属反射
層4は表面の反射率が高い金属、例えば、アルミニウム
、金、銀、錫等の金属を真空蒸着、スパッタリング、イ
オンブレーティング等の方法にて100人からtooo
o人程度の薄膜を設けたものである。
第2図は、本発明によるホログラム形成シートにおいて
、樹脂層表面へホログラムのエンボス成形工程を示した
断面図である。
エンボス成形はプレス機6にて樹脂層3とスタンパ5の
ホログラム形成面を重ね合わせ、90°Cから160°
C程度の加熱及び加圧した後、冷却を行なうことで樹脂
層3の表面へホログラムが形成されるものである。
ホログラム形成樹脂層3に用いられる樹脂の具体的例と
しては、アルキド樹脂、アミノ樹脂、ウレタン樹脂、ア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂等の使
用が可能であるが、特にアクリルポリオールを主剤とし
た、2液硬化型ウレタン樹脂を用いると良結果が得られ
る。一般にウレタン塗料には、乾性油誘導体とジイソシ
アネート類との反応で得られる油変性ポリウレタン塗料
、各種ポリオールとジイソシアネート類によって得られ
るプレポリマーで、空気中の湿気により硬化する湿気硬
化型ポリウレタン塗料、ポリイソシアネートプレポリマ
ーにフェノールなどの揮発性の活性水素化合物で封鎖し
、ポリオールと混合したー液型塗料として、高温加熱に
よりポリオールと反応させるブロック型ウレタン樹脂塗
料遊離イソシアネート基をもつプレポリマーを、第3級
アミンや有機スズ塩などの触媒、促進剤で反応を行なわ
せる触媒硬化型ボリウレクン塗料、また、ポリオール成
分と遊離イソシアネート基をもつプレポリマー成分との
2液からなるポリオール硬化型ポリウレタン塗料などが
あるが、本発明においては、塗工適性、エンボス成形体
、基材シートの接着性などの点から、アクリルポリオー
ルを主剤とし、イソシアネート基を持つ化合物を硬化剤
とした、二液硬化型ウレタン樹脂が用いられ、上記アク
リルポリオールはその単独重合体のガラス転移点(T、
G、)が80°C以上であるアクリルモノマーの1種ま
た2種以上と、その単独重合体のT。
G、が80°C未満であるアクリルモノマーの1種また
2種以上とを反応させてなり、T、G、が70°C〜1
00°Cの範囲で且つOH価が25〜15−7 = 〇の範囲となるアクリルポリオールが最も好ましいもの
として使用出来る。
その単独重合体のガラス転移点(T、G、)が80°C
以上であるアクリルモノマーとしては、メチルメタクリ
レート、イソプロピルメタクリレート、アクリロニトリ
ル、スチレンなどがある。その単独重合体のT、G、が
80°C未満であるアクリルモノマーとしては、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリ
レート、イソプロピルアクリレート、2−エチルへキシ
ルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメ
タクリレート、イソブチルメタクリレート、n−へキシ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートなどの他、
酢酸ビニルなども用いることができる。
尚、硬化剤として用いるイソシアネート化合物としては
、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジ
イソシアネート(XDI)、ヘキサメチレンジイソシア
ネート(HMD I ) 、などのイソシアネートある
いはこれらのアダクト体が使用できる。また、塗工適性
の向上、金属反射層との接着性向上に、セルロース系樹
脂の添加は有効である。
以上の様にホログラム形成樹脂層3として2液硬化型ウ
レタン樹、脂を用いたことにより、優れた耐熱性、ポリ
エステル樹脂などからなる基材シート1への強い接着性
により、エンボス成形時の樹脂層3が剥離しスタンバ5
へ貼り付くトラブルは解決し、更に適度の熱軟化流動性
によって、ホログラムを忠実に再現した成形が可能とな
り、明るいホログラムが得られる。
以上の様な表面平滑性、均一性、耐熱性に優れた基材シ
ート1゛と、二液硬化型ウレタン樹脂を樹脂層3とした
積層シートは、エンボスホログラム基材として再現性良
(、均一にホログラムの微細なパターンを成形する事が
出来、約1300から1500本/ mmといった高い
空間周波数のホログラム成形も可能となる。従って本考
案では部分的に着色模様を存する透明基材シート1上に
成形されるホログラムと着色模様を効果的に組み合わせ
ることにより、従来にない美麗なホログラム形成シート
を得ることができる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
〔実施例〕
A)厚み100μmのポリエステルフィルムに下記(a
)に示す染料を用いた乾式転写捺染紙と重ね合わせ19
0’C,35秒、  200g/cfのプレス条件にて
転写捺染を行い、部分的に着色された透明基材シートを
得た。
(a)赤色:  カラーイシテフクス  ディスパース
レフト  60青色 :             〃
   ブルー   14黄色 :          
  〃  イレロ−8B)次にA)で得られたポリエス
テルシートへ下記(ロ)に示すガラス転移点(T、G、
)、OH価を有するアクリルポリオールを主剤とした2
液硬化型ウレタン樹脂塗料をロールコータ−にて約1.
5μm厚に塗布形成し樹脂層とした後プレス機にて樹脂
層とスタンバ−のホログラム形成面を重ね合わせ、エン
ボス加工を130°C,40kg / ciの加熱、加
圧条件にておこない樹脂表面にホログラムを形成させた
。次に該樹脂層面へ約500人の厚さにアルミニウム蒸
着を施してホログラム形成シートを得た。
(b)2液硬化型ウレタン樹脂塗料 キシリレンジイソシアネート 5.0ノ/トルエン  
       20.0  〃酢酸エチル      
  20.0  〃100、O〃 〔発明の効果〕 本発明により得られるホログラム形成シートは、部分的
に着色模様を有しかつ、熱安定性に優れた透明基材シー
ト上にホログラム形成層である樹脂層として、アクリル
ポリオールを主剤とした2液硬化型ウレタン樹脂を用い
たことにより、従来では得られなかった美麗でかつ表面
レリーフホログラムをエンボス成形方式で歩留りよく生
産できる様になり、成形性の向上により明るい再往像が
得られ反射型ホログラムとして使用する場合の蒸着適性
も改善されるものであった。
このことから、本発明はホログラム形成シートの品質向
上、加工法の向上、経済性の向上に効果があるものであ
り、雑誌や本の表紙へ貼りつけたり、ギフト、ノベルテ
ィ、パッケージなどへノ利用も考えられ、産業上有効な
ものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明によるホ
ログラム形成シートの構成を概略的に示す断面図であり
、第2図はエンボス成形工程を示した断面図である。 1・・・透明基材シート 2・・・透明基材シート上に形成された部分的着色模様 3・・・ホログラム形成樹脂層 4・・・金属反射層 5・・・スタンパ 6・・・プレス機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)透明基材シートを部分的に着色した後、ホログラム
    形成樹脂層を施け、該樹脂層表面にレリーフ型ホログラ
    ムを形成させ、さらに金属反射層を設けて成ることを特
    徴とするホログラム形成シートの製造方法。 2)透明基材シートがポリエステルフィルムであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のホログラム
    形成シートの製造方法。 3)部分的に着色する方法が、分散染料を用いた乾式転
    写捺染法によるものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項及び第2項に記載のホログラム形成シートの
    製造方法。 4)ホログラム形成樹脂層が2液硬化型ウレタン樹脂で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3項に
    記載のホログラム形成シートの製造方法。
JP3722087A 1987-02-20 1987-02-20 ホログラム形成シ−トの製造方法 Pending JPS63204288A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02126241U (ja) * 1989-03-28 1990-10-17
JPH0311271U (ja) * 1989-06-19 1991-02-04

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