JPS63204142A - コンクリ−トのクラツク調査法 - Google Patents
コンクリ−トのクラツク調査法Info
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- JPS63204142A JPS63204142A JP3638987A JP3638987A JPS63204142A JP S63204142 A JPS63204142 A JP S63204142A JP 3638987 A JP3638987 A JP 3638987A JP 3638987 A JP3638987 A JP 3638987A JP S63204142 A JPS63204142 A JP S63204142A
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- JP
- Japan
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- cracking
- concrete
- fluorescent liquid
- cracks
- black light
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- Pending
Links
- 238000005336 cracking Methods 0.000 title abstract 9
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000011835 investigation Methods 0.000 claims description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、コンクリートのクラック調査法に関するもの
である。
である。
[従来の技術]
一般に、コンクリートは多種多方面あらゆる分野での構
造材等として使用されているが、経年劣化、衝撃、振動
等によりクラックが発生する。斯かるクラックはその進
行状況によっては重大な問題に発展するため、常時或は
適時調査することが必要となる場合がある。
造材等として使用されているが、経年劣化、衝撃、振動
等によりクラックが発生する。斯かるクラックはその進
行状況によっては重大な問題に発展するため、常時或は
適時調査することが必要となる場合がある。
而して従来、コンクリートのクラックを調査する場合、
単に目視により或いは写真撮影により行う方法が採られ
ていた。しかし、目視或いは写真撮影によって確認でき
るクラックの幅は、個人差もあるが一般に0.05+n
m以上であるため、それより微細なりラックの検出は困
難であった。
単に目視により或いは写真撮影により行う方法が採られ
ていた。しかし、目視或いは写真撮影によって確認でき
るクラックの幅は、個人差もあるが一般に0.05+n
m以上であるため、それより微細なりラックの検出は困
難であった。
そこで、超音波による反射方法、赤外線によって温度差
をとる方法等が考え出された。
をとる方法等が考え出された。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、斯かる超音波並びに赤外線による方法の
場合、上記目視による方法の場合よりクラックが存在す
る科学的なデータが入手はできるメリットはあるがクラ
ック幅を精度よく調査することができず、検出能力が低
いためクラックの検出に対してはあまり効果的でなく、
結局実用に供していないのが実情である。
場合、上記目視による方法の場合よりクラックが存在す
る科学的なデータが入手はできるメリットはあるがクラ
ック幅を精度よく調査することができず、検出能力が低
いためクラックの検出に対してはあまり効果的でなく、
結局実用に供していないのが実情である。
コンクリ−1・はその硬化時の収縮により、荷重が働か
なくてもクラックを生じ、そのようなりラックは微細な
りラックとして存在する。クラックの量から構造物の健
全性を判定する場合には、そのような微細なりラックを
取除いて検討することが必要である。
なくてもクラックを生じ、そのようなりラックは微細な
りラックとして存在する。クラックの量から構造物の健
全性を判定する場合には、そのような微細なりラックを
取除いて検討することが必要である。
一方コンクリートによる貯水容器のような場合には、微
細なりラックといえども漏洩防止のために、検査が必要
である。このように微細なりラックと幅の広いクラック
とは容易に判別することか望まれる。
細なりラックといえども漏洩防止のために、検査が必要
である。このように微細なりラックと幅の広いクラック
とは容易に判別することか望まれる。
微細なりラックはそのままの幅では、拡大鏡を利用しな
いと見えないのであるから、その存在を拡大して現れる
ことか望まれる。−万福の広いクラックはその幅かくっ
きりと現れることが幅を計測するために望まれる。
いと見えないのであるから、その存在を拡大して現れる
ことか望まれる。−万福の広いクラックはその幅かくっ
きりと現れることが幅を計測するために望まれる。
本発明はこうした実情に鑑み、目に見えない微細なりラ
ックまでも検出てきるようにしたものである。
ックまでも検出てきるようにしたものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記目的を達成するため、コンクリートの表
面に透明な蛍光液を一様な膜状に塗着し、所要時間経過
後コンクリート表面へ向け紫外線のブラックライトを照
射するものである。
面に透明な蛍光液を一様な膜状に塗着し、所要時間経過
後コンクリート表面へ向け紫外線のブラックライトを照
射するものである。
[作 用]
クラックの発生していない一般部では蛍光液がコンクリ
ート内に吸収されるまでに時間を要するので、吸収され
る前に紫外線のブラックライトを照射すると一般部は均
一に光る。ところが、微細なりラック部では強い毛細管
現象により周囲の蛍光液がコンクリート内に吸込まれ、
−股部に比してその付近か薄暗い状態となるため視認さ
れる。一方微細でないクラック部では毛細管現象が弱い
ので、クラックのエツジで蛍光液の膜が切れ、−股部に
比し光のないはっきりとした黒い状態となるため視認さ
れる。
ート内に吸収されるまでに時間を要するので、吸収され
る前に紫外線のブラックライトを照射すると一般部は均
一に光る。ところが、微細なりラック部では強い毛細管
現象により周囲の蛍光液がコンクリート内に吸込まれ、
−股部に比してその付近か薄暗い状態となるため視認さ
れる。一方微細でないクラック部では毛細管現象が弱い
ので、クラックのエツジで蛍光液の膜が切れ、−股部に
比し光のないはっきりとした黒い状態となるため視認さ
れる。
このような毛細管現象による蛍光液の吸込み量の差を利
用することにより、微細なりラックは拡大されて存在が
確認でき、幅の広いクラックはその幅がくっきりと現れ
る。
用することにより、微細なりラックは拡大されて存在が
確認でき、幅の広いクラックはその幅がくっきりと現れ
る。
[実 施 例]
以下、図面を参照にして本発明の詳細な説明する。
先ず、第2図に示すように、調査すべきコンクリート1
面に、例えはローラ2を用いて透明な蛍光液3を一様な
厚みで膜状に塗着する。蛍光液3を塗着したら、該蛍光
液3かコンクリート1内に吸収される前に、コンクリー
ト1面へ向けて紫外線のブラックライトを照射する。斯
かる状態でクラックの発生状況を目視、或いは写真撮影
によ調査する。
面に、例えはローラ2を用いて透明な蛍光液3を一様な
厚みで膜状に塗着する。蛍光液3を塗着したら、該蛍光
液3かコンクリート1内に吸収される前に、コンクリー
ト1面へ向けて紫外線のブラックライトを照射する。斯
かる状態でクラックの発生状況を目視、或いは写真撮影
によ調査する。
本発明では、蛍光液3の光り具合、即ちコントラストに
よりクラックの発生状況を調査するものであるから、ク
ラックのない一般部ではすべて同じような光り方をする
よう、蛍光液3を努めて均一な厚さに塗着することが肝
要である。
よりクラックの発生状況を調査するものであるから、ク
ラックのない一般部ではすべて同じような光り方をする
よう、蛍光液3を努めて均一な厚さに塗着することが肝
要である。
又コンクリート1面に塗着した蛍光液3は20〜30分
経つとすべてコンクリート1内に吸収されてしまうので
、その前に紫外線のブラックライトを照射する必要があ
る。
経つとすべてコンクリート1内に吸収されてしまうので
、その前に紫外線のブラックライトを照射する必要があ
る。
而して、蛍光液3かコンクリート1内に吸収される前に
紫外線のブラックライトを照射すると、クラックの発生
していない一般部4ては青緑色に明るく光る。これに対
し、比較的幅の広いクラック5部では毛細管現象か弱い
ので、第= 5− 1図に示すように、クラック5のエツジて蛍光液3の膜
か切れ、その結果、紫外線のブラックライトによっても
光らす黒くなり、はっきりと検出される。一方微細なり
ラック6部では強い毛細管現象により周囲の蛍光液3が
コンクリート1内に吸込まれるため、−股部4とクラッ
ク部5との中間範囲で薄暗い状態となって視認される。
紫外線のブラックライトを照射すると、クラックの発生
していない一般部4ては青緑色に明るく光る。これに対
し、比較的幅の広いクラック5部では毛細管現象か弱い
ので、第= 5− 1図に示すように、クラック5のエツジて蛍光液3の膜
か切れ、その結果、紫外線のブラックライトによっても
光らす黒くなり、はっきりと検出される。一方微細なり
ラック6部では強い毛細管現象により周囲の蛍光液3が
コンクリート1内に吸込まれるため、−股部4とクラッ
ク部5との中間範囲で薄暗い状態となって視認される。
従って、これら−股部4、クラック5.6部は第3図な
らびに参考写真に示すように表れる。
らびに参考写真に示すように表れる。
このように、クラック5は明確に検出できるので、例え
はその幅を計測することが可能であり、一方今まで検出
できなかった微細なりう・ツク6も検出可能となるため
、肉眼によってマークすることができる。又調査結果を
写真撮影しておくことにより、次の調査時の写真と比較
してクラック5,6の進行状況および新規のクラ・ツク
を正確に把握することか可能となる。更に撮影した写真
をオートスキャンにより図面として画き起すことも容易
に可能となる。
はその幅を計測することが可能であり、一方今まで検出
できなかった微細なりう・ツク6も検出可能となるため
、肉眼によってマークすることができる。又調査結果を
写真撮影しておくことにより、次の調査時の写真と比較
してクラック5,6の進行状況および新規のクラ・ツク
を正確に把握することか可能となる。更に撮影した写真
をオートスキャンにより図面として画き起すことも容易
に可能となる。
−6=
尚、前記実施例で使用した蛍光液3は微細なりラック6
部にて毛細管現象により吸込まれるよう、又−股部4て
塗着後直ちに吸収されないような粘性係数を選定する(
例えば2〜1ocst )ことは言うまでもない。
部にて毛細管現象により吸込まれるよう、又−股部4て
塗着後直ちに吸収されないような粘性係数を選定する(
例えば2〜1ocst )ことは言うまでもない。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明のコンクリートのクラック
調査法によれば、今まで検出できなかった目に見えない
ような微細なりラックを個人差なく検出でき、しかも幅
の広いクラックと容易に判別できる、と言う優れた効果
を奏し得る。
調査法によれば、今まで検出できなかった目に見えない
ような微細なりラックを個人差なく検出でき、しかも幅
の広いクラックと容易に判別できる、と言う優れた効果
を奏し得る。
第1図はコンクリート面に蛍光液を塗着した状態の断面
図、第2図はコンクリート面に蛍光液を塗着している状
態の説明図、第3図は本発明により検出したクラックの
発生状況を示す図である。 1はコンクリート、3は蛍光液、5はクラック、6は微
細なりラックを示す。 L++)++を 区 Cつ お
図、第2図はコンクリート面に蛍光液を塗着している状
態の説明図、第3図は本発明により検出したクラックの
発生状況を示す図である。 1はコンクリート、3は蛍光液、5はクラック、6は微
細なりラックを示す。 L++)++を 区 Cつ お
Claims (1)
- 1)コンクリートの表面に透明な蛍光液を一様に塗着し
、しかる後コンクリート表面へ向け紫外線のブラックラ
イトを照射することを特徴とするコンクリートのクラッ
ク調査法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3638987A JPS63204142A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | コンクリ−トのクラツク調査法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3638987A JPS63204142A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | コンクリ−トのクラツク調査法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63204142A true JPS63204142A (ja) | 1988-08-23 |
Family
ID=12468495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3638987A Pending JPS63204142A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | コンクリ−トのクラツク調査法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63204142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06109723A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Takashi Nishiyama | 岩盤、コンクリート等の組織を解析する方法 |
JP2001215195A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Chuken Consultant:Kk | コンクリート構造物の劣化検知方法及びコンクリート構造物 |
CN115184372A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-10-14 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 混凝土结构难达部位微裂纹荧光渗透智能探测装置与方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021113A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-06 | ||
JPS5830533A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 磁性粒子式電磁連結装置 |
JPS5912344A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-23 | Toshiba Corp | 部材の探傷検査方法 |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP3638987A patent/JPS63204142A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021113A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-06 | ||
JPS5830533A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 磁性粒子式電磁連結装置 |
JPS5912344A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-23 | Toshiba Corp | 部材の探傷検査方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06109723A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Takashi Nishiyama | 岩盤、コンクリート等の組織を解析する方法 |
JP2001215195A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Chuken Consultant:Kk | コンクリート構造物の劣化検知方法及びコンクリート構造物 |
CN115184372A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-10-14 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 混凝土结构难达部位微裂纹荧光渗透智能探测装置与方法 |
CN115184372B (zh) * | 2022-07-13 | 2023-04-18 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 混凝土结构难达部位微裂纹荧光渗透智能探测装置与方法 |
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