JPS632035B2 - - Google Patents

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JPS632035B2
JPS632035B2 JP17548080A JP17548080A JPS632035B2 JP S632035 B2 JPS632035 B2 JP S632035B2 JP 17548080 A JP17548080 A JP 17548080A JP 17548080 A JP17548080 A JP 17548080A JP S632035 B2 JPS632035 B2 JP S632035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
pump
piston
stroke
reverse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17548080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5799286A (en
Inventor
Ichiro Kunieda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP17548080A priority Critical patent/JPS5799286A/ja
Publication of JPS5799286A publication Critical patent/JPS5799286A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポンプの逆転運転時におけるコンクリ
ートの戻し量をコンクリートピストンの速度に関
係なく均一なものとなしたコンクリートポンプの
ポンプ逆転制御方法に関する。
コンクリートポンプでは、コンクリートを圧送
する際にコンクリートシリンダ内において、コン
クリートピストンより前方のコンクリートが何ら
かの原因で閉塞し、圧送できなくなるという問題
がある。この閉塞を解除する方法としては、閉塞
発生時に直ちに圧送を停止し、続いてポンプを逆
転運転させ、コンクリートピストンを逆転操作し
て、圧送途中のコンクリートを吸い戻すことが知
られている。これによれば、ポンプの逆転運転を
一時的に行なうことにより、コンクリートの閉塞
を自動的に解除することができる。
この方法を用いた従来のポンプ逆転制御方法の
一例について次に説明する。コンクリートピスト
ンを駆動する油圧回路に圧力センサを設け、油圧
レベルを検出する。この検出値がある設定圧力以
上となり、一定時間その状態を持続するときに、
閉塞発生と判定し、ポンプが逆転運転になるよう
に電磁弁を切り換える。この電磁弁はタイマーと
接続し、タイマー設定時間経過後に元の状態に戻
るようにしてある。従つて、ポンプの逆転運転は
タイマー設定時間だけ行なわれ、その時間経過後
には通常圧送運転に戻るように電磁弁が切り換わ
り、ポンプを正転運転に戻す。このようにして、
ポンプの運転を一時的に逆転することで、コンク
リートシリンダ内に生ずるコンクリートの閉塞を
解除できることになる。
しかしながら、以上のごとき従来の方法には、
ポンプの逆転運転がコンクリートピストンの速度
に関係のないタイマーの設定時間で決められてし
まうため、コンクリートピストンの速度により吸
い戻すコンクリートの量が変化し、吸い戻しの効
果が一定でないという欠点があつた。吸い戻し量
が少ないときには、コンクリートの閉塞の解除が
十分でなく、逆に多いときは、ホツパーへのコン
クリートの流入が急激となり、非常に危険であ
る。このため、ポンプを逆転するに当たり、コン
クリートピストンの速度を調整する必要があり、
操作が面倒となつている。
本発明の目的は、コンクリートピストンの速度
がどのような大きさでも、コンクリートの吸い戻
し量を均一化でき、安定した閉塞解除操作が行な
えるコンクリートポンプのポンプ逆転制御方法を
提供することである。
上記目的を達成するために、本発明はコンクリ
ートピストンのストローク回数で吸い戻すコンク
リートの量が決まるとの知見のもとに、コンクリ
ートシリンダにコンクリートピストンのストロー
クを検知するストローク検出器を設け、ストロー
ク検出器にピストンのストローク回数を計数する
ストロークカウンタを接続し、ポンプの逆転運転
はそのストローク回数が所定の値となるまでの間
だけとして、ピストンの速度に関係なく一定の吸
い戻し効果を上げることができるポンプ逆転制御
方法を見出したものである。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面によつ
て詳述する。
第1図に示すごとく、1はコンクリートシリン
ダであり、内部には油圧により往復動するコンク
リートピストン2が設置されている。詳しくは、
コンクリートシリンダ1はコンクリート部1aと
油圧部1bとからなり、一方、コンクリートピス
トン2もコンクリート部2aと油圧部2bからな
り、1対並行に配置されており、コンクリートシ
リンダ1のコンクリート部1a側の端面は滑り弁
13を介してY字管3で連結してある。油圧でピ
ストン2を摺動し、かつ滑り弁13を開閉するこ
とにより、シリンダ1のコンクリート部1aにコ
ンクリートを吸い込み、更には外部へ吐出できる
ようになつている。このようなコンクリートシリ
ンダ1の油圧部1bには永久磁石の磁気に感応す
る近接スイツチ4が取り付けられ、コンクリート
ピストン2の油圧部2bに取り付けた永久磁石5
を検知するようになつている。近接スイツチ4と
永久磁石5はストローク検出器を構成し、コンク
リートピストン2のコンクリート部2aにおける
コンクリート吸込動作とその吐出動作との切替り
を検知するものである。
このストローク検出器の近接スイツチ4は第2
図に示すごとくストロークカウンタ及び比較器6
に接続され、そのストロークカウンタでコンクリ
ートピストン2のストローク回数を計数し、その
比較器でストローク回数の計数値をストローク回
数設定器7の設定値と比較するようになつてい
る。ストロークカウンタ及び比較器6は自動逆転
制御装置8に接続される。自動逆転制御装置8に
は、コンクリートピストン2を駆動する油圧回路
に設置された圧力センサ9が接続されており、そ
のセンサ9で油圧レベルを検出してコンクリート
の閉塞発生を判定できるようになつている。閉塞
発生と判定した自動逆転制御装置8からは、ポン
プの逆転運転指令が出力変換器10に出て、逆転
用のリレー11を作動させる。また、その装置8
からストロークカウンタ及び比較器6にストロー
クカウンタの零セツト信号が出て、ストロークカ
ウンタがコンクリートピストン2のストローク回
数を計数し始めると共に、比較器がその計数値と
設定値との比較を開始する。比較器における比較
で計数値が設定値に等しくなると、自動逆転制御
装置8にストロークカウンタ及び比較器6よりそ
の旨の信号が入り、これにより、その装置8から
正転運転指令が出力変換器10に出て、正転用の
リレー12を作動させる。従つて、自動逆転制御
装置8によるポンプ逆転運転は、ストローク回数
設定器7の設定数だけコンクリートピストン2を
逆転操作させることとなる。
この構成によれば、ポンプの逆転開始と共にコ
ンクリートピストン2のストローク回数を計数
し、その計数値が所定の回数になつたところでポ
ンプの逆転運転を正転運転に戻すことから、コン
クリートピストン2の速度が如何なる状態にあつ
ても、逆転運転時におけるコンクリートの戻し量
を均一化することができる。
なお、前記実施例ではストロークカウンタ及び
比較器6を用いる場合について説明したが、本発
明は単独のストロークカウンタと比較器とを接続
して用いてもよい。
以上の説明で明らかなごとく本発明によれば次
のごとき効果を発揮する。
(1) コンクリートの閉塞解除のためのポンプ逆転
運転が時間ではなくコンクリートピストンのス
トローク回数で制御されるため、どのようなピ
ストン速度でも一定のコンクリートの吸い戻し
ができ、従つて、安定した閉塞解除操作を行な
うことができる。
(2) コンクリートピストンの速度に関係なくポン
プを逆転運転できることから、コンクリートの
閉塞解除操作が安全で極めて簡単かつ容易とな
る。従つて、自動制御化にとつて、制御システ
ムが簡易になるので、有利である。
(3) コンクリートの吸い戻し量はコンクリートピ
ストンのストローク回数で決まるので、ストロ
ーク回数の設定値さえポンプの性能に合わせて
決めておけば、他に特別の措置を施こす必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンクリートポンプのポ
ンプ逆転制御方法に用いるコンクリートシリンダ
の一実施例を示す要部側断面図、第2図は本発明
に係るコンクリートポンプのポンプ逆転制御方法
に用いる装置の一実施例を示すブロツク図であ
る。 図中、1はコンクリートシリンダ、2はコンク
リートピストン、4,5はストローク検出器(近
接スイツチ、永久磁石)、6はストロークカウン
タ及び比較器、7はストローク回数設定器であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンクリートシリンダ内に生ずるコンクリー
    トの閉塞を解除すべくポンプの運転を一時的に逆
    転して制御するポンプ逆転制御方法において、上
    記コンクリートシリンダにコンクリートピストン
    のコンクリート吸込動作とその吐出動作との切替
    りを検知するストローク検出器を設け、該ストロ
    ーク検出器にコンクリートピストンのストローク
    回数を計数するストロークカウンタを接続し、ポ
    ンプの逆転運転開始と共にコンクリートピストン
    のストローク回数を計数し、その計数値が所定の
    回数になつたところでポンプの逆転運転を正転運
    転に戻し、逆転運転時におけるコンクリートの戻
    し量を均一化するようにしたことを特徴とするコ
    ンクリートポンプのポンプ逆転制御方法。
JP17548080A 1980-12-12 1980-12-12 Reverse running controlling method for concrete pump Granted JPS5799286A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17548080A JPS5799286A (en) 1980-12-12 1980-12-12 Reverse running controlling method for concrete pump

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17548080A JPS5799286A (en) 1980-12-12 1980-12-12 Reverse running controlling method for concrete pump

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5799286A JPS5799286A (en) 1982-06-19
JPS632035B2 true JPS632035B2 (ja) 1988-01-16

Family

ID=15996772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17548080A Granted JPS5799286A (en) 1980-12-12 1980-12-12 Reverse running controlling method for concrete pump

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JP (1) JPS5799286A (ja)

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JP2006214802A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Gastec:Kk ガス吸引ポンプ

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JPS5799286A (en) 1982-06-19

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