JPS63203207A - オフセツト制御式圧延機 - Google Patents
オフセツト制御式圧延機Info
- Publication number
- JPS63203207A JPS63203207A JP62033319A JP3331987A JPS63203207A JP S63203207 A JPS63203207 A JP S63203207A JP 62033319 A JP62033319 A JP 62033319A JP 3331987 A JP3331987 A JP 3331987A JP S63203207 A JPS63203207 A JP S63203207A
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- Japan
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- roll
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- rolls
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- Pending
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は小径作業ロールをもち1作業ロールのオフセッ
ト位置を変更することが可能な多段圧延機に係り、特に
、製品板厚偏差を最小にするのに好適な圧下位置制御装
置に関する。
ト位置を変更することが可能な多段圧延機に係り、特に
、製品板厚偏差を最小にするのに好適な圧下位置制御装
置に関する。
従来、多段圧延機で作業ロールを専ら水平方向に支持す
るサポートロール等を用いずに、作業ロールの水平方向
たわみを制御する方法は、特開昭60−106602号
公報に開示されている。本発明では、圧延荷重等の条件
により1作業ロールの軸心位置のオフセット位置を変更
し、作業ロールの水平たわみを制御することにより複雑
なロール支持装置なしに小径作業ロールによる圧延を可
能としている。
るサポートロール等を用いずに、作業ロールの水平方向
たわみを制御する方法は、特開昭60−106602号
公報に開示されている。本発明では、圧延荷重等の条件
により1作業ロールの軸心位置のオフセット位置を変更
し、作業ロールの水平たわみを制御することにより複雑
なロール支持装置なしに小径作業ロールによる圧延を可
能としている。
上記従来技術は、作業ロールの軸心位置のオフセット量
を変更する事により幾何学的に上・下作業ロール間のギ
ャップの変化が生じる。従って。
を変更する事により幾何学的に上・下作業ロール間のギ
ャップの変化が生じる。従って。
圧延中に作業ロールオフセット位置を変更した場合は、
設定板厚からの偏差を生じる。また、圧延中のロールギ
ャップの変化は圧延荷重の変動となって現われる。この
時、ゲージメータ式AGCを用いていると、更に、板厚
偏差は増大する。即ち。
設定板厚からの偏差を生じる。また、圧延中のロールギ
ャップの変化は圧延荷重の変動となって現われる。この
時、ゲージメータ式AGCを用いていると、更に、板厚
偏差は増大する。即ち。
作業ロールオフセット変更により、上・下ワークロール
間のギャップがΔSだけ減少した場合を考える。この時
の板厚減少量Δhzは、 Δhl=□ΔS K+M と表わされる。ここで、 K:ミル定数9M:圧延材の塑性曲線の勾配である。し
かし、圧延荷重は増加するので、ゲージメータAGCは
、逆に1次式で表わされるΔh2だけ素材板厚が厚くな
ったと考え、ますます、板厚を薄くする方向に圧下を動
作させ、板厚偏差を大きくする。
間のギャップがΔSだけ減少した場合を考える。この時
の板厚減少量Δhzは、 Δhl=□ΔS K+M と表わされる。ここで、 K:ミル定数9M:圧延材の塑性曲線の勾配である。し
かし、圧延荷重は増加するので、ゲージメータAGCは
、逆に1次式で表わされるΔh2だけ素材板厚が厚くな
ったと考え、ますます、板厚を薄くする方向に圧下を動
作させ、板厚偏差を大きくする。
Δhz=□ΔS
K+M
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、作業ロールオフセット変更によるロールギ
ャップの変化を演算し、オフセット変更と同時に圧下を
補正する事により達成される。
ャップの変化を演算し、オフセット変更と同時に圧下を
補正する事により達成される。
第2図は作業ロール駆動になる六段圧延機であり、作業
ロール胴部に作用する水平方向の力FWHは、 Fwo=Fe+Ta+Tr −−(1)
ここに、Fe :中間ロールオフセットeによる作業ロ
ール水平力 TB:入側張力 TF :出側張力 尚、符号は圧延材出側へ向かう力を正とし、TFは常に
正、Taは常に負、Feは中間ロールのオフセット位置
により正負が入れかわる(以下同様)。
ロール胴部に作用する水平方向の力FWHは、 Fwo=Fe+Ta+Tr −−(1)
ここに、Fe :中間ロールオフセットeによる作業ロ
ール水平力 TB:入側張力 TF :出側張力 尚、符号は圧延材出側へ向かう力を正とし、TFは常に
正、Taは常に負、Feは中間ロールのオフセット位置
により正負が入れかわる(以下同様)。
一般に、Ta 、TFは圧延条件により決定されるため
、Fwoを制御する手段はFeであり、Fe=−P−e
/(RI+Rw) −−(2)ここに、P;圧
延荷重 e:中間ロールオフセット量 R夏 =中間ロール半径 RW:作業ロール半径 即ち、中間ロールオフセット量eを変化させる事により
、Feが変化しFwo、換言すれば、作業ロール水平た
わみを制御する事が可能となる。
、Fwoを制御する手段はFeであり、Fe=−P−e
/(RI+Rw) −−(2)ここに、P;圧
延荷重 e:中間ロールオフセット量 R夏 =中間ロール半径 RW:作業ロール半径 即ち、中間ロールオフセット量eを変化させる事により
、Feが変化しFwo、換言すれば、作業ロール水平た
わみを制御する事が可能となる。
一方、補強ロールの中心から作業ロールの中心までの距
離りは、 ここで、RB:補強ロール半径 従って、中間ロールオフセット量eの移動前後のLを(
3)式により計算し、その変化量の二倍(上下二組のロ
ール群分)を圧下ジヤツキにより補正する事により、e
が変化しても作業ロールギャップは変化しない。
離りは、 ここで、RB:補強ロール半径 従って、中間ロールオフセット量eの移動前後のLを(
3)式により計算し、その変化量の二倍(上下二組のロ
ール群分)を圧下ジヤツキにより補正する事により、e
が変化しても作業ロールギャップは変化しない。
第3図は中間ロール、あるいは、補強ロール駆動になる
六段圧延機でありFWHは、 Fwo=Fe+Ft+Ta+TF ・−・・(
4)ここで、 FT :作業ロールへのトルク伝達によ
る中間ロールからの接線力。
六段圧延機でありFWHは、 Fwo=Fe+Ft+Ta+TF ・−・・(
4)ここで、 FT :作業ロールへのトルク伝達によ
る中間ロールからの接線力。
作業ロール駆動の場合と同様に式(2)及び式(3)に
より作業ロールの水平たわみ及び作業ロールの垂直方向
圧下位置を制御可能となる。
より作業ロールの水平たわみ及び作業ロールの垂直方向
圧下位置を制御可能となる。
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。本図
は六本のロールを有する多段圧延機で、上下中間ロール
3のオフセット位置をオフセットシリンダー8及びラム
9で移動する。オフセット位置はラム9に取付けた位置
検出器13により検出する。圧延材10は図の左側から
入り、所定の板厚にまで圧延されて図の右側に出る。そ
の他、作業ロール1.チョック2.中間ロール3.チョ
ック4.補強ロール5.チョック6および圧下ジヤツキ
11がハウジング7に収容されている。圧下ジヤツキの
位置は位置検出器12で検出し、制御装置15の指令に
よりサーボ弁14が動作し、ジヤツキ11の油高を制御
する。また、圧延荷重はロードセル12で検出する。
は六本のロールを有する多段圧延機で、上下中間ロール
3のオフセット位置をオフセットシリンダー8及びラム
9で移動する。オフセット位置はラム9に取付けた位置
検出器13により検出する。圧延材10は図の左側から
入り、所定の板厚にまで圧延されて図の右側に出る。そ
の他、作業ロール1.チョック2.中間ロール3.チョ
ック4.補強ロール5.チョック6および圧下ジヤツキ
11がハウジング7に収容されている。圧下ジヤツキの
位置は位置検出器12で検出し、制御装置15の指令に
よりサーボ弁14が動作し、ジヤツキ11の油高を制御
する。また、圧延荷重はロードセル12で検出する。
本図において、中間ロール3のオフセット位置を変更し
た場合、検出器13によりその変化量を検出し、前述の
式(3)により計算されるロールギャップ変化量を制御
装置15で演算し、その変化量に相当する量を圧下ジヤ
ツキで補正するようにサーボ弁14に対して指令を与え
る。
た場合、検出器13によりその変化量を検出し、前述の
式(3)により計算されるロールギャップ変化量を制御
装置15で演算し、その変化量に相当する量を圧下ジヤ
ツキで補正するようにサーボ弁14に対して指令を与え
る。
本実施例によれば、中間ロールオラセットの変更によっ
ても、作業ロール間ギャップは定常的には変化せず、板
厚偏差は小さくなる。また、ゲージメータ式AGCを使
用しながら圧延中に中間ロールのオフセット量を移動す
る事が可能になる。
ても、作業ロール間ギャップは定常的には変化せず、板
厚偏差は小さくなる。また、ゲージメータ式AGCを使
用しながら圧延中に中間ロールのオフセット量を移動す
る事が可能になる。
本発明は中間ロールのオフセットの場合で説明したが、
本オフセットシリンダを作業ロールへ設置した場合も同
様の効果を発揮することが出来る。
本オフセットシリンダを作業ロールへ設置した場合も同
様の効果を発揮することが出来る。
また、本例では、オフセット機構として油圧シリンダ方
式で説明したが、これは油圧シリンダに限定しない事は
勿論であり、また、オフセット位置検出器も本例の様な
直接検出は必ずしも必要でなく、対象となるオフセット
ロールの位置を直接又は間接的に検出又は演算により求
める方式でもよい。
式で説明したが、これは油圧シリンダに限定しない事は
勿論であり、また、オフセット位置検出器も本例の様な
直接検出は必ずしも必要でなく、対象となるオフセット
ロールの位置を直接又は間接的に検出又は演算により求
める方式でもよい。
本発明によれば、オフセット制御式圧延機において、オ
フセット移動時のゲージ変動が小さくなり、高圧下、高
硬度材圧延、薄物圧延などを板厚の外乱なしに行うこと
ができる。
フセット移動時のゲージ変動が小さくなり、高圧下、高
硬度材圧延、薄物圧延などを板厚の外乱なしに行うこと
ができる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図。
第3図はロールに作用する水平方向の力の説明図である
。 1・・・作業ロール、3・・・中間ロール、5・・・補
強ロール、8・・・オフセットシリンダー、9・・・オ
フセットや10 ! 第2口 め30
。 1・・・作業ロール、3・・・中間ロール、5・・・補
強ロール、8・・・オフセットシリンダー、9・・・オ
フセットや10 ! 第2口 め30
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、四本以上のロールから構成され、多段圧延機におい
て、 作業ロールの水平方向曲げ変形を少なくするために、作
業ロールまたは前記作業ロールに接するロールのオフセ
ツト量を変更可能とし、前記オフセツト量の変更と同時
か、その前後に圧下を変更するように構成した事を特徴
とするオフセツト制御式多段圧延機。 2、前記圧下の変更量を前記作業ロール、または、前記
作業ロールに接するロールのオフセツト位置指令より演
算して決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のオフセツト制御式多段圧延機。 3、前記圧下の変更量を前記作業ロールまたは前記作業
ロールに接するロールのオフセツト位置の検出値より演
算して決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のオフセツト制御式多段圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62033319A JPS63203207A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | オフセツト制御式圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62033319A JPS63203207A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | オフセツト制御式圧延機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63203207A true JPS63203207A (ja) | 1988-08-23 |
Family
ID=12383237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62033319A Pending JPS63203207A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | オフセツト制御式圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63203207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105880299A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-08-24 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种确定冷轧机工作辊水平移动距离的方法 |
-
1987
- 1987-02-18 JP JP62033319A patent/JPS63203207A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105880299A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-08-24 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种确定冷轧机工作辊水平移动距离的方法 |
CN105880299B (zh) * | 2015-11-19 | 2017-10-17 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种确定冷轧机工作辊水平移动距离的方法 |
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