JPS63202A - トラクタにおける昇降制御弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔帝東上の利用分野〕 この発明はトラクタにおける昇降制御弁ｇ、青に関する
本ので、油圧昇降機構のリフトアームが無負荷である場
合における適正な下降速度を確保せんとするものであっ
て、トラクタに利用できる。

〔従来の技術〕

従来の電気制御式の昇降制御弁装置は、リフトシリンダ
内の圧力油の排出制＃？下隆用ソレノイド弁にて行い、
リフトシリンダ内の圧力油の逆戻り？阻止している逆上
弁が、下降用ソレノイド弁の開き動作に伴って上記圧力
油によって押し開か幻る構造である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

そして、リフトアームに対地作業機などの負荷が装架さ
れていないとぎは、リフトシリンダ内の油圧も小さい本
のとなり、上昇位置にあるリフトアームな下降操作すべ
くリフトシリンダ内の圧力油を排出せんとしても、油圧
が低過ぎて逆止弁の押し開きができず、圧力油の排出操
作が困難となると云う問題がある。

〔間頌点を解決するための手段〕

この発明は、対地作業機の負荷が軽いとぎでも、安全で
適正な速度にて油圧昇降機構が降下できるように工夫し
たものであって、その構成は、作業機連結１）ツク機構
（７）にてトラフ４（１）へ連結されている対地作業機
（２）を、油圧昇降機１（９）のリフトシリンダ（８）
への圧力油の供給又は排出制御によって昇降自在に設け
、上記圧力油の供給は上昇用ソレノイド弁（１３にて、
圧力油の排出は下降用ソレノイド°弁θ４にて夫々行わ
れて、この下降用ソレノイド弁（１４）による圧力油の
排出操作ｔ、リフトシリンダ（８）内の圧力油にて戻り
動作をする逆止弁■の開き動作によって行うよう構成し
た昇降制御弁装置において１通電操作によってリフトシ
リンダ（８）を排出波路に開口し得ると共に、リフトシ
リンダ（８）内の所定の高圧によって上記開口が閉止さ
れるように動作する下降用チエツク弁（２５１を設け、
上記通電操作を一下降用ソレノイド弁α→と一体的に行
われるように構成したことを特徴とするトラクタにおけ
る昇降制御装置である。

〔作用〕

油圧昇降機構（９）が軽負荷であるときＫは、こ幻が下
降操作さ幻るとぎに下降用チエツク弁（５）が作用して
リフトシリンダ（８）内の圧力油を急速に排出できるこ
とになって、こねによってリフトアーム（３）に例えば
対地作業機（２）の如きゃ荷が装架さねていないとぎも
、リフトアーム（３）は正常な速度で降下できることに
なり、負荷が太さいときにはリフトシリンダ（８）内の
油圧が所定の高圧となるので、リフトシリンダ（８）の
排出油路への開口が、下降用チエツク弁■によって閉止
されることになり、したがって下降用ソレノイド弁Ｉに
よる緩やかな排出動作が行われることになる。

〔実施例〕

次にこの発明の一実施例を図にもとづいて説明する。

第２図に示すようにトラクタ（１）の後部に対地作業機
（２）の１例としてのプラウを左右１対のリフトアーム
（３）　、　（３）へ、左右のリフトロッド（４）　、
　＋４１を介して上下に揺動する左右のロワーリンク（
５）　、　＋５１及び、中央上部のトップリンク（６）
からなる作業機連結リンク機＊　ｆ７）によって連結し
、この作業機連結＋１　ｙり機構（７）はそのリフトア
ーム（３１（３１を、油圧を用いたリフトシリンダ１８
）　Ｋよって昇降回動させる油圧昇降機＊　ｆ９）によ
って昇降動作をするように構成されている。

リフトシリンダ（８）への圧力油の給排制御は、マイク
ロコンピュータの如きものにて構成している制御部Ｑｌ
の指令が、上昇用駆動部０υ又は下降用駆動部Ｏ２にて
増幅されて上昇用ソレノイド弁αＪ又は下降用ソレノイ
ド弁ｔｍｔ開閉動作させて、これによって、リフトシリ
ンダ（８）にポンプ０５１の圧力油が供給さｈてリフト
アーム（３）が上昇し、又はリフトシリンダ（８）の圧
力油が排出されてリフトアーム（３）が下降するように
構成されている。例えば、ボリュームの如きものにて構
成している高さ設定ａｌｌ）及び、ポテンショメータの
検忠軸を、＋７フトアーム（３）に結合して形成した高
さセンサ（Ｓ＋　）を夫々制御部αＧＩＣ接続して、高
さ設定器（■１）の操作によって設定される高さ設定値
に、高さセンサ（Ｓ＋　）にて検出される高さ検出値が
一致するように、制御部Ｏ１から昇降指令が上昇用駆動
部的）又は下降用駆動部ａｚに出力して、こ幻によって
昇降制御が行わ台るものであり、昇降スイッチ１１印を
上げ位置ｑのに操作すると上昇指令が、又、下げ位置０
＆に操作すると下降指令が夫々制御部０Ｉから出力する
よ’ＩＫ構成されている。

上昇用ソレノイド°弁（１３１及び下降用ソレノイド°
弁０４）は−第３図に具体的回路？例示したが、切替弁
ａ９のソレノイド”　（１９１１）に通電することによ
って上げ弁■の供給部（２０ａ）が開かれてポンプ０９
の圧力油がリフトシリンダ（８）に供給されるように、
又、ソレノイド（１９ａ）に非通電のとぎは第３図のよ
うに阻止部（２Ｃ１））によってリフトシリンダ（８）
内の圧力油が保持されるように、上昇用ソレノイド弁０
りが構成され、下げ弁Ｑυのソレノイド（２１ａ）に非
通電の状態では、第３図のように阻止部（ａ）ｂ）によ
って逆止弁■の背室（Ｚ）ａ）の圧力油排出が阻止され
ているので、戻しばね田の作用てよって弁（２２ｂ）が
リフトシリンダ（８）に連通している油路（２１を塞い
でリフトシリンダ（８）内の圧力油が保持され、下げ弁
１２＋１のソレノイｈ”（２１ａ）に通電することによ
って逆止弁器の背室（２２ａ）の圧力油が排出部（？ｋ
）を介して排出されて弁（２２ｂ）が開いてリフトシリ
ンダ（８）の圧力油が逆上弁■を介して排出されるよう
に、下降用ソレノイド弁腕が構成され、そして、ソレノ
イド（１９ａ）、　（２１ａ３の通電はパルス電流を用
いて行い、パルス電流のオン幅ケ制御部００１の指令に
よって変更するようにし、このオンｇＹ広・くしたとき
（即ち、オフ幅は狭くなる）は、夫々上昇用ソレノイド
弁１１３１．下降用ソレノイド弁０４）共て流量が多く
なるように制御されている。

リフトシリンダ（８）に連通している油路Ｃ２４）に、
その圧力油？タンクへ排出できるよう作用する下降用チ
エツク弁四ヲ接続し、そのソレノイド（為）が非通電の
とぎは、戻しばね１２６）Ｉｃよってタンクへの油路が
阻止部（勤）にて閉じらね、ソレノイド（’！’−ｒ）
に通電したときは排出部（２５ｃ）が油路２４１タンク
への排出油路て開口するように接続し、リフトシリンダ
（８）内の圧力油をパイロット油路−によって戻しばね
〜に共働するように下降用チエツク弁りに導き、下降用
ソレノイド弁ｔＪ４）の下げ弁Ｉ２１＋のソレノイド部
（２１ａ）と下降用チエツク弁四のソレノイド（２５ａ
）とに、同じ通電指令が下降用嘔＠部Ｏ２に制御部０１
から出力するよう構成している。

第４図だ下げ弁ｆ２＋１のみを通電したときの流量Ｑ２
１と、下降用チエツク弁ののみ？通電したときの流ｔＱ
２５？示したが、下降用チエツク弁Ｇはリフトシリンダ
油圧の低い範囲にタンクへの排出油路を開口することに
なり、下げ弁（２１１については、逆止弁のの戻しばね
のの弾力のためにリフトシリンダ油圧の低い範囲では弁
（２２ｂ）が開かないので、下げ弁Ｑυ、即ち、下降用
ソレノイド弁腕のみによる排出油量は、第４図の・よう
に低圧域では０となっている。そして、この発明では、
上記流Ｉｔ　Ｑ２１とＱ２５を合成した流ｔＱとなり、
低圧域でも、圧力油の排出が可能となって軽負荷状態の
リフトアーム（３）を下降できることになる。

高さ検出器（８１）は、ほかに、例えばロワーリンク（
５）の上下方向角度を検出するものを用いても良い。

〔発明の効果〕 この発明に係るトラクタにおける昇降制剖装肴は十述の
ように構成した本のであって、油圧昇降機構で９）が軽
負荷であるとぎには、こ幻が下降操作されるとぎに下降
用チエツク弁６が作用してリフトシリンダ（８）内の圧
力油を狛、速に排出できることになって、こ」１によっ
て、リフトアームｆ３＋に例えば対地作業機（２）の如
き負荷が装架さねていないとぎ本、リフトアーム（３）
は正常な速度で降下できることになり、負荷が大きいと
ぎは、リフトシリンダ（８）内の油圧が所定の高圧とな
るので、リフトシリンダ（８）の排出油路への開口が下
降用チエツク弁■によって閉止さｈろことになり、した
がって、下降用ソレノイド弁＜１４）による緩やかな排
出動作が行われることになるものであって、常に安全で
能率良く油圧昇降機構（９）が下降動作できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図）まこの発明の一実施例を示し、酊１図はｄｆｌト卸
回路図、第２図はトラクタの側面図、＠３図は第１図の
要部詳細図、第４図は弁の特性図である。 符号説明 （１）・・・・・・トラクタ　　　　　（２）・・・・
・・対地作業機（８）・・・・・・リフトシリンダ　　
（９）・・・・−・油圧昇降４ｍａ（・・・・°・上昇
用ソレノイド弁　ａ（イ）・・・・・・下降用ソレノイ
ド弁の・・・・・・逆止弁　　　　　　　四・・・・・
・下降用チエツク弁特許　出　願　人　　井関農機株式
会社代理人　　弁理士　　林　　　孝　吉；ｉ、−２二
、− 第３図 第４図 り７トレフシツ゛９１１五・ 手枕補正書 昭和６１平２１月　１日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 作業機連結リンク機構にてトラクタへ連結されている対
   地作業機を、油圧昇降機構のリフトシリンダへの圧力油
   の供給又は排出制御によつて昇降自在に設け、上記圧力
   油の供給は上昇用ソレノイド弁にて、圧力油の排出は下
   降用ソレノイド弁にて夫々行われて、この下降用ソレノ
   イド弁による圧力油の排出操作を、リフトシリンダ内の
   圧力油にて戻り動作をする逆止弁の開き動作によつて行
   うよう構成した昇降制御弁装置において、通電操作によ
   つてリフトシリンダを排出油路に開口し得ると共に、リ
   フトシリンダ円の所定の高圧によつて上記開口が閉止さ
   れるように動作する下降用チェック弁を設け、上記通電
   操作を、下降用ソレノイド弁と一体的に行われるように
   構成したことを特徴とするトラクタにおける昇降制御弁
   装置。