JPS63202788A - クリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電記録プ
ロセスを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニン
グ装置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課Ｂ） 走行する像担持体（以下感光体という）に形成された可
転写のトナー像を、紙などシート状の転写材に転写する
工程をくり、返す周知の画像形成装置にあ弓ては、転写
ごとに、転写材に転移せず感光体に残る残留゛トチ＝を
“充分に除去して次の工程に備えなければならない。

このため、感光体の走行方向にみて、転写部位の下流側
に、クリーニングブレード、クリーニングウェブなどの
クリーニング手段を配して、残留トナーを除去するもの
がすでにひろく実用されている。

しかしながら、実際には、画像形成装置内には転写材た
る紙から発生する微細な紙粉、これから析出したロジン
、タルクなどの析出物、装置内の高圧部材の存在にもと
すくコロナ生成物など種々な異物が存在し、これらが残
留トナー中に混在するとともに、感光体にも付着し、し
かもこれら異物は、前述のクリーニングブレードなどに
よっては除去困難であるのみならず、高温環境下におい
て吸湿低抵抗化して、静電潜像を乱すような不都合を免
か具なかった。

このような欠点を回避するため、磁性トナーを使用する
画像形成装置において、クリーニング装置内にマグネッ
トローラを、感光体に近接配置してこれによって相当量
のトナーを捕集し、このトナーによって感光体表面を摺
擦して前述のような異物を研削除去するとともに、トナ
ーを、マグネットローラの下流側に配したクリーニング
ブレードにまで達せしめて、該ブレードと感光体との間
の潤滑剤として作用させるようなものが提案されている
。

第３図は、このようなものの−例を示すものであって、
矢印入方向に回転し、紙面に垂直方向に延びる円筒状の
感光体ｌＯに近接して、これと平行にクリーニング装置
２０が配設してあり、これにクリーニングブレード３０
、感光体の走行方向にみてその上流側にマグネットロー
ラ４０が配しである。

現像剤としては磁性トナーを用いるものとすると、不図
示の転写部位において、転写に寄与せず感光体に残る残
留トナーは、感光体の回転にともなってクリーニング装
置２０に至り、マグネットローラ４０に捕捉されてその
周囲にトナー層を形成し、さらに供給されるトナー量を
充分にあたえることによって、このトナーの一部はクリ
ーニングブレードの位置迄達し、異物の摺擦除去作用な
らびにブレードに対する潤滑作用を奏する。

なお符号５０はトナー層の厚みを規制する規制ブレード
である。

感光体としてアモルファス感光体を使用してその周速を
４４０ｍ層／ｓｅｃ、マグネットローラには径１８ｍ履
、表面磁力１０００ガウス、極数８、のちのを使用し、
周速を感光体のそれの８０％とし、図示のように、感光
体とマグネットローラの間隔をγ、マグネットローラと
規制ブレードの間隔をδとしたとき、γ＝　１．００に
対して、δ＝１．３０の割合に形成した場合、高湿環境
″Ｆ（温度３２．５℃、湿度８５％ＲＨ）においても良
好なりリーニング機能を得られた。

以上のような構成によって、この種の画像形成装置のク
リーニング装置として、残留トナーならびに前述のよう
な各種の異物の除去に一定の効果が得られたが、このよ
うなものにあっても、長期の使用によって規制ブレード
の端縁に、紙粉や塵埃などが付着し、これが該端縁によ
って規制されるトナーの一部を、第４図に符号Ｇｌ、Ｇ
２などで示すように削り取り、感光体に対する摺擦作用
を失ない、このために高温環境下において画像流れが発
生したり、この部分に対する潤滑剤としてのトナーの供
給が行なわれず、クリーニングブレードと感光体との摩
擦が大きくなって、感光体の削れむら、クリーニング不
良、ブレードのめくれなどの不都合が発生するおそれが
あった。

本発明は、このような事態に対処すべくなされたもので
あって、マグネットローラと、これに捕集されたトナー
層の厚みを規制する規制手段とを具備するクリーニング
装置において、該規制手段に紙粉、塵埃などが付着滞留
せず、長期の使用にも、常時正確なトナー層が形成され
、安定したクリーニング作用を得られるようなりリーニ
ング装置を提供することを目的とするものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するため１本発明においては、クリーニング装置内に
、マグネットローラなどの磁性トナー層形成手段と、該
トナー層の厚みを規制する手段とを配設したクリーニン
グ装置において、該規制手段を回転自在に配設するとと
もに、該手段のトナー層規制部をクリ゛−ニソグする手
段を配したことを特徴とするものである。

このように構成することによって、規制手段の一部分に
紙粉などが付着しても、直ちに除去されて、以後のトナ
ー層の形成に障害となるようなことがなく、常に所望の
トナー層を正確に形成することができる。

（実施例の説明） 第１図は本発明を回転円筒状の感光体をそなえた複写機
に適用した実施例を示す要部側面図であって、感光体ｌ
に近接してクリーニング装置２が配設しである。

感光体の周辺には、−成帯電器１画像信号付与手段、現
像器、転写帯電器その他山像形成に要する部材が配設し
であることは勿論であるが、それらは本発明には直接関
係がないので、すべて省略しである。

クリーニング装置２内には、前述のものと同様に、クリ
ーニングブレード３．マグネットローラ４、搬送スクリ
ュー７が配設してあり、矢印Ａ方向に走行する感光体表
面の残留トナーその他の異物を、ローラ４とブレード３
との作用によって感光体から除去し、不要のトナーを搬
送スクリューで外部に排出するものとする。これら各部
材の作用は基本的に前述第３図のものと間にとくに変り
はない。

このように構成したクリーニング装置において、この実
施例においては、トナー層厚の規制手段として、マグネ
ットローラに近接して１回転円筒状の規制部材５を配設
して、適時回転するように構成しである。

このように構成しであるから、トナー中に混在する紙粉
、塵埃などの異物は、規制部材５の回転によって、マグ
ネットローラに形成されているトナー層からすみやかに
分離搬送され、スクレーパ６によって除去されて装置内
のトナー貯溜部に落下せしめられるので、トナー層の形
成に悪影響を及ぼすことはない。

実験例について説明すると、規制部材５として直径１８
ｍｍのアルミニュームパイプを用い、その周速を１００
　ｔａｒｓ／　ｓｅｃとした。規制部材の回転はメイン
スイッチをオンしてからコピー可能となるまでの感光体
の前回転中にのみ行ない、その以外のときは停止してお
いた。５ｏｏｏ枚通紙ごとにメインスイッチのオン、オ
フをくり返して前回転させて耐久テストを行なったとこ
ろ、Ａ４サイーズ２０万枚通紙後においても１紙粉や、
繊維状の塵埃などが規制部材に付着することはなく、マ
グネットローラ表面に形成されたトナー層は均一であり
、また感光体表面の摺擦も良好であった。

なお上記の実験においては、規制部材の回転を、メイン
スイッチをオンした後、複写可能となるまでの前回転時
に限ったが、これは、正確な厚みのトナー層の形成には
、マグネットローラと規制部材との間隔を確保しておく
ことがきわめて重要であるからであって、トナー層の形
成に、とくに悪影響がないかぎり、これに限定する必要
はなく、たとえば、設定コピ一枚数に達するごとに規制
部材を所定数回転するなどの手段をとることもできる。

規制部材に付着する異物は、それほど強固に付着してい
るわけではないので、スクレーパ６の代りに、ブラシ、
パッドなどを用いてもよい。

また、マグネットローラは、これを非磁性材料からなる
スリーブで被覆する構成とすることも可能であることは
勿論であって、この場合には、マグネットローラの回転
方向はいずれでもよく、固定してもよい。

第２図は本発明の他の実施例を示すものであって、この
ものにやいては、規制部材として、マグネットローラと
所定の間隔をもって回転する板状部材８を用いており、
その回転にともなって、そのトナー規制端縁に接触する
ブラシで付着した異物を除去するようにしである。

このものが、前記実施例のものと同様のトナー層規制作
用を奏することはに容易に理解できるところであろう。

以上本発明を複写機に適用した実施例について説明した
が、本発明がこれに限定されるものではなく、プリンタ
など他の画像形成装置にも適用できることは勿論である
。

（３）発明の効果 本発明は以上説明したように、マグネットローラにトナ
ー層を形成し、このトナーを利用してクリーニングを行
なうようなりリーニング装置において、そのトナー層規
制部材を適時回転させるように構成したから、トナーに
混在する紙粉、塵埃、　　中の繊維状物質など異物が、
規制部材のトナー層規ｆｆ７１部分に長く滞留するよう
なことがなく、積極的に排除されるので、規制部材が常
時所定の規制作用を有効に遂行し、長期にわたって安定
したクリーニング作用が得られ、画質の向上に資すると
ころが大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を複写機に適用した実施例を示す要部側
面図、 第２図は同上他の実施例の側面図、 第３図は公知のクリーニング装置の構成を示す側面図。 第４図は同上マグネットローラと規制部材との関係作用
を示す一部の斜面図である。 ｌ・・・感光体、２Φ・Φクリーニング装置、３・・・
クリーニングブレード、４・・・マグネットローラ、５
，８・・・規制部材、６・・Φスクレーパ、９・・・ブ
ラシ。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体に対して相対走行して、これに近接配置
   されたマグネットローラと、該マグネットローラに近接
   配置した磁性トナー層厚規制部材とを具備するクリーニ
   ング装置において、 前記規制部材を、前記マグネットローラの母線に平行な
   軸線の周りに回転自在としたことを特徴とするクリーニ
   ング装置。
2. （２）規制部材が回転円筒状に形成されている特許請求
   の範囲第１項記載のクリーニング装置。
3. （３）規制部材が板状に形成されている特許請求の範囲
   第１項記載のクリーニング装置。