JPS63201232A - 断熱複合板の取付工法 - Google Patents

断熱複合板の取付工法

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JPS63201232A
JPS63201232A JP3220487A JP3220487A JPS63201232A JP S63201232 A JPS63201232 A JP S63201232A JP 3220487 A JP3220487 A JP 3220487A JP 3220487 A JP3220487 A JP 3220487A JP S63201232 A JPS63201232 A JP S63201232A
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insulating composite
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林 泰文
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Kurimoto Iron Works Ltd
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Kurimoto Ltd
Kurimoto Iron Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は鉄筋コンクリート造、コンクリートブロック
造、鉄骨造などを用いて構築した建物の壁体の外側また
は内側に断熱複合板を取付ける工法に関するものである
〔従来の技術〕
第7図に示す従来例において、1は鉄筋コンクリートの
壁体、2は断熱複合板で、ガラス繊維強化セメント板G
RCなどの外装材3の裏面に発泡ポリスチレンなどの断
熱材4を貼り付けたものである。
上記のような断熱複合板2を、まず壁体1の下部に当て
がい、所定数の固定ピン5により壁体1に固定したのち
、この複合板2上に目地材6を介してつぎの複合板2を
載せて固定ピンにより固定する。
以後同様にして順次上層へ複合板2を積み上げていく、
また、各目地材6の外側の間隙にはシーリング材7を充
填する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来工法において、特に壁体1の外側に断
熱複合板2を取付ける場合、中高層になるほど各複合板
2の荷重の負担は、各複合板毎に固定ピン5を介して壁
体1に伝えるようにして、下層の複合板2に上層の複合
板2の荷重が加わらないようにする必要があるが、前記
のような従来の積上げ工法の場合、各複合板2が固定ピ
ン5により壁体1に固定しであるにかかわらず、上層の
複合板2の荷重の一部が下層の複合板2に加わるので、
下層の複合板2に大きな荷重が負荷され、下層の固定ピ
ン5の曲がり、切損、壁体1よりの抜は出しなどが発生
するという問題があった。
この発明は上記のような従来技術の問題点を解決する新
規な取付工法を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この発明は壁体に受部
材を固定したのち、この受部材により断熱複合板の下縁
を支承させつつ壁体に固定した固定ピンにより、前記断
熱複合板を取付けていくことを特徴とする断熱複合板の
取付工法を提供するものである。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に示す実施例において、1)は鉄筋
コンクリート建築物の壁体、12はこの壁体1)の外側
に取付けた断熱複合板である。
上記複合板12は例えば第4図のように外装材13と断
熱材14を一体化したものである。外装材13の材料と
してはガラス繊維強化セメントGRC1窒素系サイディ
ング、中空押出式成形セメント板などを用い、断熱材1
4の材料としては押出発泡ポリスチレン、炭酸カルシウ
ム混入硬質塩化ビニル発泡体などがある。
15は、前記断熱複合板12を壁体1)に固定するため
の固定ピンである。この固定ピン15は例えばホールア
ンカ16とボルト17からなり、壁体1)に凹孔18を
あけ、ホールアンカ16を、その内端にテーパ状のアン
カピンをはめた状態で挿入して打ち込むことによりアン
カピンによりホールアンカ16の内端を拡開させて凹孔
18の内面に圧着固定させる。
そののち、複合板12に設けた貫通孔に挿入したボルト
17をホールアンカ16のネジ孔にねじ込んで固定する
ただし、固定ピン15の構造は上記以外の任意の構造の
ものを用い得る。
21は受部材でチャンネル状態のものであって、鋼製、
樹脂製などの強靭なものとし、これを第3図、第4図の
ように倒立り形にして固定ピン22により壁体1)に固
定する。
この固定ピン22も前記固定ピン15とほぼ同じ構造の
ものとする。
第3図、第4図の実施例の場合、受部材21の下向きの
辺が下部の断熱材14の裏面に喰い込むので、下部の複
合板12を取付ける前に受部材21を取付けておく必要
があり、受部材21の水平の辺と下部の複合板12の上
縁の間には若干の間隙を設けておく。
こうして壁体1)の下部に断熱複合板12を固定し、そ
の上部に受部材21を固定したのち、受部材21上にさ
らにつぎの複合板12を取付けるが、その前に複合板1
2の下縁に当て板23を固定して、断熱材14の受部材
21への喰い込みを防止するものである。
この当て板23の材料はフレキシブル板、石綿板、石綿
けい酸カルシウム板、樹脂板、GRCなどを用いる。
上記のように下縁に当て板23を固定した断熱複合板1
2を受部材21により支承せしめた状態でその下部の複
合板12と同様の工法で壁体1)に取付けるが、その前
に前回と同様に、これから固定する複合板12の上縁付
近にあらかじめ受部材21を固定しておく。
また、下位の複合板12と上位の複合板12および左右
に隣接する複合板12の間の間隙には、複合板12の断
熱材14と同様の材料からなる目地材24を介在させ、
その外側の間隙にはシーリング材25を充填する。
第5図に示す実施例は受部材21をその垂直の辺が上向
きになるようにL形にして壁体1)に固定するもので、
この場合は下位の複合板12を壁体1)に取付けたのち
にその上部に受部材21を固定することができる。勿論
、この場合も複合板12を壁体1)に取付ける前に受部
材21を壁体1)に固定しておいてもよい、その他は第
4図の実施例と同様である。
従って、最初に壁体1)の前面に受部材21を固定して
おいて、これを基準にして複合板12を取付けていくよ
うにすれば複合板12を壁体1)のどの部分からでも正
確に固定できる。
第6図の実施例の場合は受部材21の取付は方法は第4
図の場合と同様であるが目地材24を省略しである。こ
の場合、複合板12を取付けたあとに、下部の複合板1
2の上縁外側を切り欠いて、溝26を作り、これにシー
リング材27を充填する。
なお、実施例では壁体の外側に断熱複合板を取付ける外
断熱法について述べたが、屋内側に断熱複合板を取付け
る内断熱性にも適用できる。この場合の複合板は、表装
材としてのガラス繊維強化セメン) (GRC)製など
の内装材と断熱材とを積層一体化したものである。この
複合板を壁体に取付ける場合は断熱材を壁側にすること
は勿論である。
前記実施例では、受部材21を1枚の断熱複合板12に
対して2個設けたため、当て板23を使用したが受部材
21を前記断熱複合板12の全中に亘る長さのものとし
た場合は、当て板23は省略できる。
〔効果〕
この発明は上記のように、断熱複合板を上下方向の各段
階毎にコンクリート壁体に固定した受部材により支承せ
しめた状態で固定ピンを利用して壁体に取付けていくも
のであるから、下段の複合板への上段複合板の荷重負担
をなくすることができる。
従って各複合板の取付用固定ピンにかかる荷重は均等と
なり、耐剥離製すなわち壁体から複合板が外れることを
防止する効果が長年月に亘って維持されるとともに、取
付けに際しては、比較的重い断熱複合板を受部材により
支承させた状態で固定ピンを取付けるので、取付は作業
が容易かつ安全に行なえる。
また、複合板の取付けに先立って、壁体にあらかじめ受
部材を取付けてお(ことにより従来のような下部から上
部へという取付は順序にこだわることなく、上層からで
も施工できる利点がある。
その他に従来工法では目地の通りを揃えることが困難で
あったが、この発明の工法の場合は受部材が基準となる
ので受部材の取付けを正確に行なっておけば、きわめて
容易に目地の通りを揃えることができるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明工法を実施した建築物の一例を示す一
正面図、第2図は同上の縦断側面図、第3図はこの発明
の工法に用いる断熱複合板と受部材の取付状態を示す正
面図、第4図は同上の一部切欠拡大縦断側面図、第5図
、第6図は他の実施例を示す要部の拡大縦断側面図、第
7図は従来の工法による取付状態の一部切欠拡大縦断側
面図である。 1)・・・・・・壁体、12・・・・・・断熱複合板、
13・・・・・・外装材、14・・・・・・断熱材、2
1・・・・・・受部材、22・・・・・・固定ピン。 特許出願人  株式会社栗本鐵工所 同 代理人  鎌 1)文 二 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断熱複合板を建物の壁体に取付ける工法において
    、壁体に受部材を固定したのち、この受部材により、断
    熱複合板の下縁を支承させつつ、壁体に、固定ピンによ
    り前記断熱複合板を取付けていくことを特徴とする断熱
    複合板の取付工法。
  2. (2)前記受部材は倒立L形とし、この受部材を壁体に
    固定したのち、その下部の断熱複合板の上縁を受部材の
    下辺の外側に当てがい、上部の断熱複合板の下縁を受部
    材にて支承させることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の断熱複合板の取付工法。
  3. (3)前記受部材をL形とし、先に壁体に固定した断熱
    複合板の上方に受部材を固定したのち、その上に配置し
    た断熱複合板下縁を受部材にて支承させた状態で壁体に
    固定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    断熱複合板の取付工法。
JP3220487A 1987-02-13 1987-02-13 断熱複合板の取付工法 Granted JPS63201232A (ja)

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JPS63201232A true JPS63201232A (ja) 1988-08-19
JPH0435583B2 JPH0435583B2 (ja) 1992-06-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020094449A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 積水ハウス株式会社 建築物及び建築物の壁施工方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51123310U (ja) * 1975-03-25 1976-10-06
JPS5648449A (en) * 1979-09-27 1981-05-01 Shinnitsukei Jiyuutaku Kenzai Thermal insulation method of and construction of concrete building

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