JPS63201018A - 磁気記録媒体からの磁性粉末の回収方法 - Google Patents

磁気記録媒体からの磁性粉末の回収方法

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JPS63201018A
JPS63201018A JP62029322A JP2932287A JPS63201018A JP S63201018 A JPS63201018 A JP S63201018A JP 62029322 A JP62029322 A JP 62029322A JP 2932287 A JP2932287 A JP 2932287A JP S63201018 A JPS63201018 A JP S63201018A
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Hiroshi Murai
博 村井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気記録テープや70ツピーデイスク、磁気
カードなど磁気記録媒体から磁性粉末を分離して回収す
る方法に関するものである。
[従来技術1 磁気記録媒体としては、録音用や録画用などの磁気記録
テープ、70ツピーデイスク、磁気カードなどが提供さ
れており、これらは樹脂フィルムや樹脂シートなどを基
材とし、この基材の表面に磁性体の薄層を設けることに
よって形成されている。磁性体としては四三酸化鉄(F
esO,)やγ酸化鉄(γ−F e203)、これにコ
バルトをわずかに加えたものやその他酸化クロム(C「
0□)などを用いるのが一般的であり、この磁性体を0
.5μ程度の粉末にしてポリウレタンやポリ酢酸ビニル
、ボlj[化ビニル、ニトリルゴムなどのバインダーに
均一に分散させ、これをポリエステルフィルムやポリエ
ステルシートなどで形成される基材の表面に5〜15μ
程度の厚みで塗布接着することによって、基材に磁性材
を塗着させた構造で磁気記録媒体は作成されている。
そしてこれら磁気記録媒体を製造するにあたって、その
不良品は廃棄されているのが現状である。
特に磁気記録テープの場合は幅広の帯状に一旦作製して
これを幅狭に裁断することによって製造されるのが一般
的であり、両側端部に製品とならない耳の部分が発生し
、この耳の部分は廃棄されることになるために廃棄量は
膨大なものになる。しかし磁気記録媒体に用いられる磁
性粉末は高価なものであって、これを廃棄することはコ
ストの上や省資源の上で非常に問題である。このために
、廃棄の対象となる磁気記録媒体の廃材から磁性粉末を
回収して再生することが望まれるところである。
[本発明が解決しようとする問題点1 そして、特公昭54−66985号公報においてメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール等を用いて
水酸化ナトリウムを添加して塗着磁性材を基材から剥離
させる技術が開示されている。しかしこのようにもっば
ら有機溶剤を用いる方法では、基材から塗着磁性材を剥
離させるために長時間が必要であって作業効率が極めて
悪く、しかも有機溶剤を多量に消費することになるため
に防災上の問題の他にポリエステルなどの基材と塗着磁
性材とを分離して回収するコスト的メリットが小さく、
現実的な方法とはいえないものである。特にこの特公昭
54−66985号公報の発明は、もっばら磁気記録媒
体からポリエステルなどの基材を回収することを目的と
するものであり、基材から剥離した塗着磁性材中の磁性
粉末を回収することの検討は今だなされていないのが現
状である。
そこで、基材から剥離した塗着磁性材をメタクレゾール
液などの有機溶剤で処理して塗着磁性材中のバインダー
を溶解除去し、塗着磁性材から磁性粉末を分離して回収
することが容易に考えられるところではあるが、有機溶
剤を用いて塗着磁性材から磁性粉末を分離させるために
は極めて長時間の処理が必要であると共に回収の効率が
低く、実用化には到底至らないものである 本発明はかかる点に鑑みてなされたものであって、短時
間で効率良く、しかもコスト安価に磁性粉末を回収する
ことを目的とするものである。
[発明の構成] 本発明に係る磁気記録媒体からの磁性粉末の回収方法は
、磁気記録媒体をアルカリ溶液で処理して磁気記録媒体
の基材から塗着磁性材を剥離させ、次いで塗着磁性材を
酸化剤で処理すると共にさらに有機溶剤を作用させて塗
着磁性材中のバインダーを溶解除去させることによって
塗着磁性材から磁性粉末を分離回収することを特徴とす
るものであり、加えて磁気記録媒体を有機溶剤で湿潤さ
せたのちにアルカリW液で処理すると共に超音波振動を
与えて磁気記録媒体の基材から塗着磁性材をIMII!
させ、次いで塗着磁性材を酸化剤で処理すると共にさら
にアルカリ溶液そして有機溶剤を作用させ、これに超音
波振動を与えて塗着磁性材中のバイングーを溶解除去さ
せることによって塗着磁性材から磁性粉末を分離回収す
ることを特徴とするものである。以下本発明の詳細な説
明する。
磁気記録媒体はポリエステルフィルムやポリエステルシ
ートなど樹脂のフィルムやシートを基材とし、ポリウレ
タンやポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ニトリルゴム
などのバイングーに四三酸化鉄、γ酸化鉄やこれにコバ
ルトを加えたもの、酸化クロムなど磁性粉末を均一に分
散させて調製した磁性材を基材の表面に塗着することに
よって形成されており、磁気記録媒体から磁性粉末を回
収するにあたっては、まず磁性粉末を含む塗着磁性材を
基材から@離する。
この剥離の操作は磁気記録媒体にアルカリ溶液を作用さ
せておこなうが、これに先立って磁気記録媒体に有機溶
剤を剥離助剤として作用させる。
有機溶剤は磁気記録媒体を湿潤させてアルカリ溶液が浸
透することを助ける働きをするものであり、この有機溶
剤としてはエチルセロソルブやメチルセロソルブなどを
用いることができる。有機溶剤の使用量は磁気記録媒体
100gに対して20〜60社程度が適当である。また
アルカリ溶液としては水酸化ナトリウム水溶液や水酸化
カリウム水溶液、炭酸ソーダ水溶液などを用いることが
できるが、なかでも10〜20%程度の濃度の水酸化ナ
トリウム水溶液や水酸化カリウム水溶液を用いることが
望ましく、使用量は磁気記録媒体100gに対して40
0〜10100O!程度が適当である。
このアルカリ溶液は上記エチルセロソルブやメチルセロ
ソルブなどの有機溶剤を混合した状態で使用することも
できる。このように磁気記録媒体にアルカリ:f#sを
作用させることによって、磁気記録媒体における基材と
塗着磁性材との界面のバインダーを溶解させたりアルカ
リ溶液をこの界面へ浸透させたりして基材から塗着磁性
材を剥離させることができる。このとき、超音波発生装
置によって超音波振動を与えるとさらに良好な結果が得
られる。超音波発生装置による超音波振動は15KHz
〜45KHzの発振周波数を使用するのがよい。
磁気記録媒体には剥離助剤として有機溶剤が湿潤させて
あって、磁気記録媒体にアルカリ溶液は充分に浸透して
おり、このように超音波振動を与えることによって速や
かに基材からの塗着磁性材の剥離が始まり、5秒〜30
0秒程度の短時間で塗着磁性材を基材から剥がすことが
できる。
このようにして塗着磁性材を剥離した基材は回収して再
生利用することができる。そして基材から剥離した塗着
磁性材に含まれるバインダーを除去することによって、
磁性粉末を回収することができる。磁性粉末の回収にあ
たっては、まず基材から剥離した塗着磁性材に酸化剤を
作用させて塗着磁性材中のバインダーを湿式酸化溶解さ
せる。
酸化剤としては、過酸化水素、過マンガン酸塩、クロム
酸塩、重クロム酸塩、塩素酸塩、亜塩素酸塩、次亜塩素
酸塩等を用いることができる。酸化剤として例えば次亜
塩素酸ナトリツム水溶液を用いる場合には、5〜28%
程度の濃度で用いるのが好ましく、使用量は塗着磁性材
100gに対して50〜500Ifif程度が適当であ
る。このように塗着磁性材に酸化剤を作用させると発熱
して塗着磁性材中のバインダーの酸化溶解が速やかに進
行し、塗着磁性材に含まれる磁性粉末は微粉砕化されて
塗着磁性材から分離されるが、このバイングーの溶解を
完全に進行させるためにさらにアルカリ溶液を加えるの
がよい。アルカリ溶液としては水酸化す) +7ウム水
溶液や水酸化カリウム水溶液、炭酸ソーダ水溶液などを
用いることができるが、なかでも10〜40%程度の濃
度の水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カリウム水溶液を
用いることが望ましく、使用量は塗着磁性材100gに
対して100〜500m1程度が適当である。そしてさ
らに有機溶剤を加えて有機溶剤によって塗着磁性材中の
バイングーを溶解させる。バインダーがポリ塩化ビニル
・ポリ酢酸ビニル・ポリウレタンの混合バインダーの場
合は酸化剤やアルカリ溶液だけの作用ではバインダーの
溶解は不充分なときがあるので、有機溶剤を作用させる
ようにするものであり、この有機溶剤としては、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、ノクロロメタン、クロ
ロホルム、トリクレンなどを用いることができる。
またこの際に超音波発生装置によって超音波振動を与え
るのがよい、超音波発生装置による超音波振動は15K
Hz〜45KHzの発振周波数で使用するのがよく、こ
のように振動を加えることによって酸化剤やアルカリ溶
液、有機溶剤は塗着磁性材中に迅速に浸透し、磁性粉体
を一層微細なものとして分離させることができ、60秒
〜1800秒程度の短時間の処理で磁性粉体を分離させ
ることができる。この磁性粉体は濾過することによって
回収することができる。
次ぎに本発明を実施例によって具体的に説明する。
犬JLLL ポリエステルテープを基材とし、コバルト−γ酸化鉄の
磁性粉末をポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル・ポリウレ
タン混合バインダーの塗着磁性材中に含有する磁気記録
テープの廃材を裁断機によって30論−〜5〇−輪の長
さに切断し、これを1000dのビーカーに100g投
入した。これにエチルセロソルブを40−1注加して攪
拌湿潤させることによって充分に磁気記録テープの表面
を湿らせたのちに、20%水酸化ナトリウム水溶液を4
00m1注入し、さらにブランソン社製超音波発生装置
l!B−220H(発振周波数45KHz)を用いて超
音波振動を与えると、基材からの塗着磁性材の剥離が速
やかに始まり、約10秒で塗着磁性材は基材から完全に
剥離された。このようにして乾燥重量が55.の基材と
45gの塗着磁性材とを得た。
基材を回収したのちに、基材から剥離させた塗着磁性材
を100gとって、これに14%次亜塩素酸ナトリウム
水溶液100m1を注加した。このように次亜塩素酸す
Fリウム水溶液を加えて攪拌することによって速やかに
発熱が生じて塗着磁性材中のバインダーの酸化溶解がな
されるが、溶解を促進させるために次いで20%水酸化
す) +7ウム水溶液を200m1注加して攪拌し、充
分攪拌したのちにエチルセロソルブを20m1注加して
充分に攪拌すると共にさらにジクロロメタンを10Ta
1添加し、そしてプランソン社製超音波発生装置(発振
周波数45KHz)を用いて超音波振動を与えると、塗
着磁性材は速やかに分離して微粉砕化され約60秒で微
細な磁性粉末が沈澱析出した。これを濾過して乾燥する
ことによって73.の針状微粉末の磁性粉末を回収した
。この磁性粉末の平均針状長さを測定したところ、0.
5μであった。
に11」工 実施例1と同じ磁気記録テープの廃材を10100Oの
ビーカーに100g投入した。これにメチルセロソルブ
を40鴫!注加して攪拌湿潤させることによって充分に
磁気記録テープの表面を湿らせたのちに、20%水酸化
カリウム水f#液を4001111注入し、さらにプラ
ンソン社製超音波発生装置(発振周波数45KHz)を
用いて超音波振動を与えると、基材からの塗着磁性材の
剥離が速やかに始まり、約10秒で塗着磁性材は基材か
ら完全にMlされた。このようにして乾燥重量が55g
の基材と45gの塗着磁性材とを得た。
次ぎに基材から剥離させた塗着磁性材を100gとって
、これに過酸化水素水を200+++1注加して攪拌し
、充分攪拌したのちにメチルセロソルブを20mN注加
して充分に攪拌すると共にさらにジクロロメタンを10
mj!添加し、そしてプランソン社製超音波発生装置(
発振周波数45KH2)を用いて超音波振動を与えると
、塗着磁性材は速やかに分離して微粉砕化され約600
秒で微細な磁性粉末が沈澱析出した。これを濾過して乾
燥することによって70.の針状微粉末の磁性粉末を回
収した。この磁性粉末の平均針状長さを測定したところ
、0.5μであった。
夾11」一 実施例1と同じ磁気記録テープの廃材を裁断機によって
30mm〜501の長さに切断し、これを1000II
+fのビーカーに100g投入した。これにエチルセロ
ソルブを20m1注加して攪拌湿潤させたのちに、さら
に20%水酸化ナトリウム水溶[400dにエチルセロ
ソルブ20m1を混合した溶液を投入し、プランソン社
製超音波発生装置(発振周波数45KHz)を用いて超
音波振動を与えると、基材からの塗着磁性材の剥離が速
やかに始まり、約10秒で塗着磁性材は基材から完全に
剥離された。このようにして乾燥重量が55gの基材と
45gの塗着磁性材とを得た。そのあと実施例1と同様
にしてこの基材から剥離させた塗着磁性材を処理し、磁
性粉末を回収した。
及1鮭1 実施例1と同じ磁気記録テープの廃材を1000ral
のビーカーに100g投入した。これにメチルセロソル
ブを20m1注加して攪拌湿潤させたのちに、さらに2
0%水酸化カリウム水溶液400m1にメチルセロソル
ブ20m1を混合した溶液を投入し、プランソン社製超
音波発生装置(発振周波数45KHz)を用いて超音波
振動を与えると、基材からの塗着磁性材の剥離が速やか
に始まり、約10秒で塗着磁性材は基材から完全に剥離
された。
このようにして乾燥重量が55gの基材と45gの塗着
磁性材とを得た。あとは実施例2と同様にしてこの基材
から剥離させた塗着磁性材を処理し、磁性粉末を回収し
た。
肌勢涯 実施例1と同様にして基材から塗着磁性材を剥離し、こ
の塗着磁性材を100gとって、これにメタクレゾール
を400m1注加し、塗着磁性材中のバイングーを溶解
させて磁性粉末を分離析出させた。このとき、塗着磁性
材から磁性粉末を分離するために、ブランソン社製超音
波発生装置(発振周波数45KHz)を用いて4時間超
音波振動を与えることが必要であった。次にこれを24
時間要して濾過し、アセトンで洗浄したのちに乾燥する
ことによって65gの針状微粉末の磁性粉末を回収した
。この磁性粉末の平均粒度を測定したところ、0.5μ
であった。
以上の実施例1〜4及び比較例にみちれるように、メタ
クレゾールを用いて塗着磁性材から磁性粉末を分離回収
するようにした比較例のものではバイングーの溶解に長
時間を必要とするのみならず磁性粉末の濾過が困難にな
るのに対して、アルカリ溶液を用いて基材から塗着磁性
材を剥離させると共に酸化剤と有機溶剤とを用いて塗着
磁性材から磁性粉末を分離回収するようにした各実施例
の本発明の方法では、極めて短時間で回収処理をおこな
うことができることが確認される。
また、実施例1で回収した磁性粉末、比較例で回収した
磁性粉末、及び磁気記録テープに加工される前の状態の
磁性粉末(原磁性粉末)について、振動試料型磁力計(
束英工業社製V S M−5型)を用いて測定温度25
℃、計測時間0.03sec、スイープ速度1 min
/ 5 K Oeの条件でそれぞれ保磁力を測定した。
結果は、実施例1で回収した磁性粉末の保磁力は6.0
73 X 10−’KOe、比較例で回収した磁性粉末
の保磁力は5,925X10−’KOe、原磁性粉末の
保磁力は5.967X10−’KOeであった。従って
比較例で回収した磁性粉末の磁気特性は原磁性粉末の磁
気特性よりもやや低下するが、実施例1で回収した磁性
粉末の磁気特性は原磁性粉末の磁性特性よりも低下せず
むしろ高くなる傾向にあることが確認され、磁気記録テ
ープの製造に問題なく再生使用できることが確認される
[発明の効果] 上述のように本発明は、アルカリ溶液を用いて基材から
塗着磁性材を剥離させると共に酸化剤及び有機溶剤を用
いて塗着磁性材から磁性粉末を分離回収するようにした
ものであり、高価な有機溶剤を多量に用いるような必要
はなく、アルカリ溶液や酸化剤及び有機溶剤の作用によ
って極めて短時間の処理で磁気記録媒体から磁性粉末を
回収することができるものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気記録媒体をアルカリ溶液で処理して磁気記録
    媒体の基材から塗着磁性材を剥離させ、次いで磁性材を
    酸化剤で処理すると共にさらに有機溶剤を作用させて塗
    着磁性材中のバインダーを溶解除去させることによって
    塗着磁性材から磁性粉末を分離回収することを特徴とす
    る磁気記録媒体からの磁性粉末の回収方法。
  2. (2)磁気記録媒体を有機溶剤で湿潤させたのちにアル
    カリ溶液で処理すると共に超音波振動を与えて磁気記録
    媒体の基材から塗着磁性材を剥離させ、次いで塗着磁性
    材を酸化剤で処理すると共にさらにアルカリ溶液そして
    有機溶剤を作用させ、これに超音波振動を与えて塗着磁
    性材中のバインダーを溶解除去させることによぅて塗着
    磁性材から磁性粉末を分離回収することを特徴とする磁
    気記録媒体からの磁性粉末の回収方法。
  3. (3)磁気記録媒体に湿潤させるように用いる有機溶剤
    はメチルセロソルブ、エチルセロソルブから選ばれるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の磁気記録媒
    体からの磁性粉末の回収方法。
  4. (4)塗着磁性材に作用させるように用いる有機溶剤は
    メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジクロロメタン
    、クロロホルム、トリクレンから選ばれることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項又は第3項記載の磁気記録媒
    体からの磁性粉末の回収方法。
  5. (5)アルカリ溶液は水酸化ナトリウム水溶液、水酸化
    カリウム水溶液、炭酸ソーダ水溶液から選ばれることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項乃至第4項のいずれか
    に記載の磁気記録媒体からの磁性粉末の回収方法。
  6. (6)酸化剤は過酸化水素、過マンガン酸塩、クロム酸
    塩、重クロム酸塩、塩素酸塩、亜塩素酸塩、次亜塩素酸
    塩から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    乃至第5項のいずれかに記載の磁気記録媒体からの磁性
    粉末の回収方法。
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