JPS6320025Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320025Y2 JPS6320025Y2 JP3545482U JP3545482U JPS6320025Y2 JP S6320025 Y2 JPS6320025 Y2 JP S6320025Y2 JP 3545482 U JP3545482 U JP 3545482U JP 3545482 U JP3545482 U JP 3545482U JP S6320025 Y2 JPS6320025 Y2 JP S6320025Y2
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- JP
- Japan
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- contact blade
- support member
- hardness
- base end
- casting
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は高圧配電機器の開閉器に使用される
接触刃の支持構造に関するものである。
接触刃の支持構造に関するものである。
従来技術
第1図のように支持部材3に対して植設される
接触刃1の支持構造は第2図のように一対の型4
間に接触刃1を配置し、同接触刃1の基端部2側
において型4に凹設した凹部5内に黄銅等の溶湯
を注ぐことにより形成される。
接触刃1の支持構造は第2図のように一対の型4
間に接触刃1を配置し、同接触刃1の基端部2側
において型4に凹設した凹部5内に黄銅等の溶湯
を注ぐことにより形成される。
ところが、この支持部材3の鋳造時における溶
湯の熱により前記接触刃1基端部2の没入部2a
及び支持部材3から突出した没入直近部2bが硬
度低下を生じ、それにより強度も低下していた。
湯の熱により前記接触刃1基端部2の没入部2a
及び支持部材3から突出した没入直近部2bが硬
度低下を生じ、それにより強度も低下していた。
この基端部2の没入部2a周囲は支持部材3に
当接されて補強されているため強度が低下しても
問題はないが、没入直近部2bの強度の低下は接
触刃1を使用する際に不具合を生ずる問題があつ
た。
当接されて補強されているため強度が低下しても
問題はないが、没入直近部2bの強度の低下は接
触刃1を使用する際に不具合を生ずる問題があつ
た。
目 的
この考案の目的は前記のような問題点を解消
し、接触刃を支持部材に植設する際に支持部材の
鋳造時の熱による接触刃基端部の熱影響を軽減
し、同基端部の硬度低下を防止して強固な接触刃
の支持構造を提供することにある。
し、接触刃を支持部材に植設する際に支持部材の
鋳造時の熱による接触刃基端部の熱影響を軽減
し、同基端部の硬度低下を防止して強固な接触刃
の支持構造を提供することにある。
実施例
以下、この考案を具体化した一実施例を第3図
〜第6図に従つて説明する。
〜第6図に従つて説明する。
第3図中11は一対の平板状の接触刃であつ
て、各基端部12にて黄銅等の導電材からなる支
持部材13の両端にそれぞれ植設されている。
て、各基端部12にて黄銅等の導電材からなる支
持部材13の両端にそれぞれ植設されている。
14は支持部材13の両端から接触刃11の基
端外周を包むようにほゞ角筒状をなす突設された
補強部であつて、第6図に示すように均一に薄肉
状に形成されている。
端外周を包むようにほゞ角筒状をなす突設された
補強部であつて、第6図に示すように均一に薄肉
状に形成されている。
なお、15,16は接触刃11基端部12に断
面〓状に形成された係合凹部及び係合突部、17
は同基端部12両側面に貫設された係合孔であ
る。
面〓状に形成された係合凹部及び係合突部、17
は同基端部12両側面に貫設された係合孔であ
る。
さて、接触刃11を支持部材13に植設するに
は第6図に示すように型18間に接触刃11を配
置して基端部12側に形成された型18の凹部1
9内に黄銅の溶湯を注ぐことにより行なわれる。
は第6図に示すように型18間に接触刃11を配
置して基端部12側に形成された型18の凹部1
9内に黄銅の溶湯を注ぐことにより行なわれる。
このとき、高い温度を有する溶湯により接触刃
11の溶湯中に没入した没入部12aの大部分は
大きな硬度低下を起こすが支持部材13の補強部
14に囲まれた没入部12bは補強部14が薄肉
状でその熱伝導容量が少ないため、軽微な硬度低
下を起こすだけですむ。
11の溶湯中に没入した没入部12aの大部分は
大きな硬度低下を起こすが支持部材13の補強部
14に囲まれた没入部12bは補強部14が薄肉
状でその熱伝導容量が少ないため、軽微な硬度低
下を起こすだけですむ。
又、補強部14に囲まれた接触刃11基端部の
没入直近部12cは前記没入部12bよりもさら
に軽微な硬度低下を起こすだけですむ。
没入直近部12cは前記没入部12bよりもさら
に軽微な硬度低下を起こすだけですむ。
従つて、溶湯が冷却して支持部材13が形成さ
れた際には従来のものと比較して強度が低下せず
丈夫なものとなる。
れた際には従来のものと比較して強度が低下せず
丈夫なものとなる。
なお、試験によれば接触刃11(銅製)の金属
の表面硬度(ビツカース硬度)HV=110〜120の
ものが鋳造温度約1000℃において行なうと、基端
部12において従来技術での刃のビツカース硬度
HV=60〜80、本考案での刃のビツカース硬度
HV=80以上の結果が得られている。
の表面硬度(ビツカース硬度)HV=110〜120の
ものが鋳造温度約1000℃において行なうと、基端
部12において従来技術での刃のビツカース硬度
HV=60〜80、本考案での刃のビツカース硬度
HV=80以上の結果が得られている。
又、補強部14により接触刃11基端が支持さ
れるのでこの点からも従来のものと較べて接触刃
11の支持強度を増すことができる。
れるのでこの点からも従来のものと較べて接触刃
11の支持強度を増すことができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく補強部14の外形形状を順次下方ほど裾
広がり状に形成しても前記実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
ではなく補強部14の外形形状を順次下方ほど裾
広がり状に形成しても前記実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
効 果
以上、詳述したようにこの考案は鋳造により形
成された支持部材に植設される接触刃において、
接触刃を鋳造により突出形成された薄肉の補強部
を介して支持部材から突出したことにより、接触
刃を支持部材に植設する際に支持部材の鋳造時の
熱による接触刃基端部の熱影響を軽減して同基端
部の硬度低下を防止するとともに、接触刃に対す
る支持を強固にする優れた効果を奏し産業利用上
好ましい考案である。
成された支持部材に植設される接触刃において、
接触刃を鋳造により突出形成された薄肉の補強部
を介して支持部材から突出したことにより、接触
刃を支持部材に植設する際に支持部材の鋳造時の
熱による接触刃基端部の熱影響を軽減して同基端
部の硬度低下を防止するとともに、接触刃に対す
る支持を強固にする優れた効果を奏し産業利用上
好ましい考案である。
第1図及び第2図は従来例を示すそれぞれ半断
面図及び製造時の説明、第3図はこの考案を具体
化した一実施例を示す半断面図、第4図は同じく
平面図、第5図は同じく接触刃の斜視図、第6図
は同じく製造時の説明図である。 接触刃……11、支持部材……13、補強部…
…14。
面図及び製造時の説明、第3図はこの考案を具体
化した一実施例を示す半断面図、第4図は同じく
平面図、第5図は同じく接触刃の斜視図、第6図
は同じく製造時の説明図である。 接触刃……11、支持部材……13、補強部…
…14。
Claims (1)
- 鋳造により形成された支持部材に植設される接
触刃において、接触刃を鋳造により突出形成され
た薄肉の補強部を介して支持部材から突出させた
ことを特徴とする接触刃の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3545482U JPS58138215U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 接触刃の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3545482U JPS58138215U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 接触刃の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58138215U JPS58138215U (ja) | 1983-09-17 |
JPS6320025Y2 true JPS6320025Y2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=30046926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3545482U Granted JPS58138215U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 接触刃の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58138215U (ja) |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3545482U patent/JPS58138215U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58138215U (ja) | 1983-09-17 |
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