JPS6319936Y2 - - Google Patents

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JPS6319936Y2
JPS6319936Y2 JP1982054294U JP5429482U JPS6319936Y2 JP S6319936 Y2 JPS6319936 Y2 JP S6319936Y2 JP 1982054294 U JP1982054294 U JP 1982054294U JP 5429482 U JP5429482 U JP 5429482U JP S6319936 Y2 JPS6319936 Y2 JP S6319936Y2
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JP
Japan
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adhesive
recess
support base
relay terminal
terminal board
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JP1982054294U
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JPS58159638U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はVTR(ビデオ・テープ・レコーダ)
用磁気ヘツドの構造に関する。
従来のVTR用磁気ヘツドは、第1図及び第2
図に示すように、支持台1の突出部1aにビデオ
ヘツドチツプ2を接着剤B1によつて接着して取
付けると共に、この支持台1の基部1bに、ビデ
オヘツドチツプ2に巻回したコイル3の引出線3
aを透孔1cを通して中継する中継端子板4が接
着剤B2により貼着されていた。
しかしながら、このような従来のVTR用磁気
ヘツドの構造にあつては、中継端子板4が支持台
基部1bの平面上に貼着されているだけであるの
で、他部材との接触や振動等により両者が剥離す
る恐れがあつた。
また、中継端子板を支持台に貼着する際の位置
決めが容易でないという問題もあつた。
そこで、例えば実開昭50−130312号公報に見ら
れるように、支持台の基部に凹部を設け、その凹
部に中継端子板を嵌入させて取付けるようにした
ものもある。
このようにすれば、中継端子板を支持台に貼着
する際の位置決めが容易になり、他部材との接触
や振動等による剥離を防止することもできる。
しかしながら、このようにしても中継端子板は
支持台の凹部底面に直接接着されるので、充分な
接着力を得ようとして接着剤を多量に塗布する
と、余分な接着剤が支持台の上面に流出する恐れ
があり、接着剤の使用量、塗布面積、塗布位置等
に細心の注意を払わなければならないので、接着
剤を均一に適量だけ塗布するのが困難であるとい
う問題があつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
中継端子板を支持台に貼着する際の位置決め及び
接着剤の塗布が容易であり、且つ十分な接着強度
を有するVTR用磁気ヘツドを提供することを目
的とするものである。
そのため、この考案によるVTR用磁気ヘツド
においては、支持台基部に設けた凹部の底面に接
着剤拡散用溝を設けると共に、周縁部にその接着
剤拡散用溝に連通する接着剤注入用溝を設け、該
凹部に中継端子板を嵌入させて取付けることによ
り、上記の目的を達成するようにしたものであ
る。
以下、添付図面の第3図乃至第6図を参照して
この考案の実施例を説明するが、第1図及び第2
図と同一の部分には同一の符号を付してその部分
の説明を省略する。
第3図乃至第5図はこの考案の第1実施例を示
すもので、凸字状の支持台1の基部1bに中継端
子板4を嵌入する凹部1dを設け、さらに第5図
に示すように、この凹部1dの底面に接着剤拡散
用溝1fを設けると共に、凹部1dの周縁部にそ
の接着剤拡散用溝1fに連通する接着剤注入用溝
1g,1gを設けている。
そして、中継端子板4を凹部1dに嵌入した
後、接着剤注入用溝1g,1gから接着剤B2
注入すると、その接着剤が接着剤拡散用溝1f内
に広がつて中継端子板4の裏面に所定の厚さで層
をなして拡散し、接着が確実になされ、中継端子
板4が支持台1の凹部1dに強固に固定される。
この場合、接着剤拡散用溝1fの形状は凹部1
d内のできるだけ広い範囲に亘ることが望ましい
が、その形状は図示のものに限られるわけではな
い。
そして、支持台1の突出部1aに貼着したビデ
オヘツドチツプ2に巻回したコイル3の2本の引
出線3a,3aを、透孔1cを通して反対側の面
に引出し、その先端を中継端子板4の端子5,5
に半田付けする。
この端子5,5は、導電パターン6,6によつ
て端子7,7に導通しており、この端子7,7に
アンプへのリード線8,8を半田付けする。
支持台1の基部1bにはさらに、シヤーシへの
取付孔1eを設けている。
次に、第6図はこの考案の第2実施例を示すも
ので、支持台1の四隈に夫々L字状の立上り部1
hを設けて、その内部を中継端子板嵌入用の凹部
に充当されたもので、その他の構成及び作用効果
は第3図乃至第5図に示した第1実施例とほぼ同
様である。
以上述べたように、この考案によれば、支持台
の基部に凹部を設け、その凹部に中継端子板を嵌
入させて取付けるようにしたVTR用磁気ヘツド
において、その凹部の底面に接着剤拡散用溝を、
周縁部に接着剤注入用溝を設けたので、中継端子
板を支持台の凹部に嵌入して接着剤注入用溝から
接着剤を注入するだけで、その接着剤が接着剤拡
散用溝内に広がつて中継端子板の裏面の所要の範
囲に均一に拡散し、強固に接着することができ、
しかも余分な接着剤が外部に流出するようなこと
がない。
すなわち、中継端子板の支持台への貼着作業が
容易になつて組付け能率が向上すると共に、確実
に強固な固定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTR用磁気ヘツドの外観を示
す斜視図、第2図は同じくその右側面図、第3図
はこの考案の第1実施例を示す外観斜視図、第4
図は同じくその右側面図、第5図は同じくその支
持台だけを示す斜視図、第6図はこの考案の第2
実施例を示す外観斜視図である。 1……支持台、1a……支持台突出部、1b…
…支持台基部、1d……凹部、1f……接着剤拡
散用溝、1g……接着剤注入用溝、2……ビデオ
ヘツドチツプ、3……コイル、3a……コイル引
出し線、4……中継端子板、B1,B2……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持台の突出部にビデオヘツドチツプを取付け
    ると共に、前記ビデオヘツドチツプに巻回したコ
    イルの引出線を中継する中継端子板を前記支持台
    の基部に設けた凹部に嵌入させて取付けたVTR
    用磁気ヘツドにおいて、 前記凹部の底面に接着剤拡散用溝を設け、該凹
    部の周縁部に前記接着剤拡散用溝に連通する接着
    剤注入用溝を設けたことを特徴とするVTR用磁
    気ヘツド。
JP5429482U 1982-04-16 1982-04-16 Vtr用磁気ヘツド Granted JPS58159638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5429482U JPS58159638U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 Vtr用磁気ヘツド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5429482U JPS58159638U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 Vtr用磁気ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159638U JPS58159638U (ja) 1983-10-24
JPS6319936Y2 true JPS6319936Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=30064921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5429482U Granted JPS58159638U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 Vtr用磁気ヘツド

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JP (1) JPS58159638U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50130312U (ja) * 1974-04-08 1975-10-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58159638U (ja) 1983-10-24

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