JPS6319920Y2 - - Google Patents

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JPS6319920Y2
JPS6319920Y2 JP3289581U JP3289581U JPS6319920Y2 JP S6319920 Y2 JPS6319920 Y2 JP S6319920Y2 JP 3289581 U JP3289581 U JP 3289581U JP 3289581 U JP3289581 U JP 3289581U JP S6319920 Y2 JPS6319920 Y2 JP S6319920Y2
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JP
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signal
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disconnection
alarm
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JP3289581U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動又は手動操作により操作スイツ
チが投入されることによつて点灯する表示素子の
断線を操作スイツチの動作に関係なく検出するこ
とができる。表示素子の断線検出装置に関するも
のである。
例えば車両には各種の車両状態をそれぞれ検出
する複数個のセンサが搭載され、これらのセンサ
にはそれぞれ対応するスイツチが接続配設され、
センサが作動するとこれに対応するスイツチが投
入されて対応する表示ランプなどの表示素子を点
灯し、温度異常上昇警報、燃料不足警報、オイル
不足警報などの車両走行上の警報表示が行われ
る。又車両には運転者の車両操作によつて投入さ
れるスイツチが設けられていて、このスイツチに
はスイツチが投入されると対応して点灯され方向
指示、ブレーキ操作などの表示を行う各種の表示
素子が接続されている。
これらの表示素子は車両の走行中停車中を問わ
ず常に正確に作動することが車両の安全運転上要
求される。このためこの種の表示素子に断線事故
が発生した場合にはこれを迅速に検出することが
必要である。従来からこの要求に基づいてこの種
の表示素子の断線検出装置が提案されている。
第1図にその構成を示のはこの種の断線検出装
置の例であり、操作スイツチ11に対応して配設
され操作スイツチ11が投入されるとバツテリー
9の電圧が印加されて点灯表示される表示素子1
2の断線がこの断線検出装置により検出される。
即ちこの表示素子12と操作スイツチ11間に第
1のコイル14が直列に挿入接続される。この第
1のコイル14と操作スイツチ11との接続点に
は抵抗15の一端が接続され、この抵抗15の他
端には第2のコイル16の一端が接続され、この
第2のコイル16の他端は接地されている。
駆動回路18が設けられ、この駆動回路18に
は警報ランプ25の一端が接続され、この警報ラ
ンプ25の他端にはバツテリー19の正電極が接
続されバツテリー19の負電極は接地される。駆
動回路18にはリード接片20が設けられ、この
リード接片20は常時は開放されていて、このリ
ード接片20が閉じると駆動回路18を通じて警
報ランプ25を含む閉回路が形成され、この閉回
路の形成によつて警報ランプ25に警報電流が流
れ警報ランプ25が点灯する。駆動回路18のリ
ード接片20は第1及び第2のコイル14及び1
6間に位置するように配置されている。
表示素子12が正常の状態においては、操作ス
イツチ11が投入されると、第1及び第2のコイ
ル14,16に電流が流れるが、この場合には第
1及び第2のコイルに流れる電流によつてリード
接片20に作用する電磁力がそれぞれ互に逆方向
でその大きさが等しくなるように設定されてい
る。従つてこの状態においてはリード接片20は
開放位置を保持するため駆動回路18は駆動され
ず警報ランプ25は点灯されない。
表示素子12に断線事故が発生すると操作スイ
ツチ11の投入時において表示素子12は点灯し
ないが同時に第1のコイル14に対する電流も流
れないことになる。このため第2のコイル16に
流れる電流によつてリード接片20が閉じ駆動回
路18が駆動されて警報ランプ25が点灯するこ
とにより表示素子12の断線警報が発せられる。
この従来の断線検出装置においては操作スイツ
チ11を投入した状態においてのみ表示素子12
に発生している断線事故が検出されるので、操作
スイツチ11の非作動時においてはこれが検出で
きないという難点を有する。
この考案は上述の従来の表示素子の断線検出装
置における難点を解決し、操作スイツチの動作の
有無にかかわらず常に表示素子に生じた断線事故
を検知して警報信号を発することが可能な表示素
子の断線検出装置を提供するものである。
この考案によると操作スイツチの動作によつて
駆動信号が発せられ、この駆動信号によつて対応
する表示素子が点灯する表示装置の表示素子の断
線を検出する表示素子断線検出装置において、一
定周期の検知パルス信号を発する発振回路が設け
られ、この発振回路からの検知パルス信号を駆動
信号に重畳する重畳手段が設けられる。
この重畳手段によつて駆動信号に検知パルス信
号が重畳されて重畳信号とされ、これが操作スイ
ツチと、この操作スイツチに対応する表示素子間
の電流線路に供給される。この重畳手段による重
畳信号の電流線路への供給点と表示素子間の電流
線路に対して重畳信号における表示素子の断線に
よる検知パルス信号の消失を検知して検知信号を
発する検知回路が交流的に結合される。
この検知信号により駆動して警報信号を発する
警報回路が設けられ、この警報回路の警報信号に
よつてこの考案の表示素子断線検出装置において
は表示素子の断線が操作スイツチの動作に無関係
に検出される。
以下この考案の表示素子断線検出装置をその実
施例に基づき図面を使用して詳細に説明する。
第2図はこの考案の実施例の構成を示すブロツ
ク図で、操作スイツチ11とこの操作スイツチ1
1の作動により点灯する例えば表示ランプなどの
表示素子12間に操作スイツチ11の作動により
表示素子12を点灯させる駆動信号を発する駆動
回路13が接続されている。操作スイツチ11を
端子t1側に切換えると駆動回路13から駆動信号
が発せられ、この駆動信号によつて表示素子12
が点灯する。又操作スイツチ11が端子t2側に切
換えられた状態では駆動回路13からは駆動信号
が発せられず、表示素子12は点灯しない。
例えば第3図Faに示すような数10ms〜1secの
周期のパルス信号を供給する発振器14が設けら
れ、この発振器14の出力信号Faはワンシヨツ
トマルチバイブレータ15に与えられる。マルチ
バイブレータ15は発振器14よりの信号Fa
入力信号として与えられると、その立上りで第3
図Fbに示すようにパルス幅が25μsの検知パルス
信号Fbを発する。マルチバイブレータ15の出
力端は操作スイツチ11の端子t2に接続され、又
反転回路16を介して操作スイツチ11の端子t1
に接続される。
駆動回路13と表示素子12間の電流線路に直
列にトランス17の一次側コイル17−2が接続
されている。このトランス17の二次側コイル1
7−1の一端には所定の電圧VDOが与えられ、そ
の他端は2個のNAND回路19−1,19−2
の組合せで構成されるR−Sフリツプフロツプ1
8の入力端子t3に接続される。この二次側コイル
17−1の所定の電圧VDOが印加される一端には
ダイオード20−1の陰極側が接続され、このダ
イオード20−1の陽極側は二次側コイル17−
1の他端に接続される。又この二次側コイル17
−1の他端はダイオード20−2の陰極側に接続
され、ダイオード20−2の陽極側は接地され
る。トランス17の一次側コイル巻数と二次側コ
イル巻数比は例えば1:10〜30程度にとられる。
フリツプフロツプ18のリセツト端子t5にはマ
ルチバイブレータ21の出力端子が接続され、マ
ルチバイブレータ21の入力端子にはマルチバイ
ブレータ22の出力端子が接続されている。この
マルチバイブレータ22の入力端子には発振器1
4の出力端子が接続される。フリツプフロツプ1
8の出力端子t4は反転回路10を介してフリツプ
フロツプ23の入力端子tDに接続され、このフリ
ツプフロツプ23の出力端子tQはランプ駆動回路
24を介して警報ランプ25の一端に接続され、
この警報ランプ25の他端は接地される。又フリ
ツプフロツプ23のクロツク端子tCには発振器1
4の出力端子が接続されている。
この考案の表示素子断線検出装置はこのような
回路構成を有し、発振器14の出力信号Faによ
り駆動されるマルチバイブレータ15からは常時
検知パルス信号Fbが発せられて操作スイツチ1
1に供給されている。従つてこの検知パルス信号
Fbが操作スイツチ11の端子t1もしくはt2を通つ
て駆動回路13に与えられるので、駆動回路13
の出力には駆動回路13の発する駆動信号に検知
パルス信号Fbが重畳された重畳信号Fcが発生す
る。
即ち駆動回路13の出力端の重畳信号Fcは操作
スイツチ11が非動作時、つまり操作スイツチ1
1が端子t2側に切換えられている状態においては
駆動回路13からは駆動信号が発せられていない
ので、検知パルス信号Fbがそのまま重畳信号Fc
として駆動回路13から電流線路を介して表示素
子12に供給される。第3図の区間T1がこの操
作スイツチ11の非動作状態に対応している。従
つて第3図Fcに示すようにこの区間T1において
は重畳信号Fcは検知パルス信号Fbのパルス幅に
対応する時間だけ表示素子12に電圧が印加され
るが、この検知パルス信号Fbのパルス幅に対応
する時間の電圧の印加によつては表示素子12に
は25μsの微小時間の間しか電流が流れず表示素子
12は点灯しないように設定される。
トランス17の一次側コイル17−2に供給さ
れる重畳信号Fcにより、この信号中の検知パルス
信号の立上り及び立下りにそれぞれ対応してトラ
ンス17の二次側コイルには第3図Fdに示すよ
うな検知信号Fdが得られる。この検知信号Fd
重畳信号Fcの立上り及び立下りに対応する部分の
波高値が所定値を越えて増大し過大パルスが発生
した場合には、それぞれダイオード20−1及び
20−2が導通状態となつてこの過大パルスがフ
リツプフロツプ18の入力端子t3に印加されない
ように構成されている。従つて何らかの原因で装
置が非正常動作を行い検知信号Fdの波高値が過
大となつてもこの過大パルスに対する保護作用が
行われ装置が保護される。なお検知信号Fdは重
畳信号Fcの立下りに対応して生ずる正常レベルが
論理値“0”とされる。
重畳信号Fcの立下りに対応する検知信号Fd
よつてフリツプフロツプ18の入力端子t3の信号
の論理値が“0”となり、フリツプフロツプ18
がトリガされて端子t4に接続された反転回路9の
出力端の信号Feの論理値が反転し“0”となる。
これまでの現象は信号Faが立上つてからほぼ
30μs以内には完了する。次いで信号Faが立下る
とその時の信号Feの状態がフリツプフロツプ2
3に記憶される。この場合信号Feの論理値が
“0”なのでフリツプフロツプ23に記憶される
信号の論理値も“0”となる。この状態において
フリツプフロツプ23の出力端子tQの信号Fhの論
理値は“0”なのでランプ駆動回路24が駆動さ
れず警報ランプ25は点灯しない。
信号Faの立下りによりマルチバイブレータ2
2の出力端子の信号Ffの論理値が“1”となり、
この信号Ffの立下りによつてマルチバイブレータ
21の出力端子に信号Faの立下りから数10μ遅れ
た信号Fgが得られる。この信号Fgがフリツプフ
ロツプ18のリセツト端子t5に与えられフリツプ
フロツプ18がリセツトされる。
操作スイツチ11が作動していて端子t1側に切
換えられている場合には、駆動回路13の出力端
の重畳信号Fcとしては駆動信号に反転された検知
パルス信号Fbが重畳された波形のものが得られ
る。第3図のFcにおいて区間T2に示すものがこ
の時の波形を示している。この場合においては駆
動回路13からの重畳信号Fcの駆動信号が表示素
子12に与えられて表示素子12は点灯され、こ
の重畳信号Fcの検知パルス信号Fbのパルス幅に
対応する区間において表示素子12に印加される
電圧が遮断される。しかしこの印加電圧の遮断時
において表示素子12の点灯が消滅しないように
設定されている。
このように操作スイツチ11の作動時において
も重畳信号Fcの立下り及び立上りに対応してトラ
ンス17の二次側コイル17−1に検知信号Fd
が得られる。検知パルス信号Fbの立下りに対応
する検知信号Fdによつてフリツプフロツプ18
の入力端子t3の信号の論理値が“0”となり、フ
リツプフロツプ18の端子t4に接続された反転回
路10の出力端の信号Feの論理値が反転して
“0”となり、これがフリツプフロツプ23の端
子tDに与えられる。従つて信号Faが立下るとその
時の信号Feの状態がフリツプフロツプ23に記
憶されフリツプフロツプ23の出力端子tQの信号
Fhの論理値は“0”であつてランプ駆動回路2
4が駆動されず警報ランプ25は点灯しない。フ
リツプフロツプ18のリセツトは操作スイツチ1
1の非作動時と同様に行われる。
表示素子12が断線事故を起すと操作スイツチ
11の作動状態に関係なく、トランス17の一次
側コイル17−2には電流が流れなくなる。従つ
てトランス17の二次側コイル17−1において
電気信号の変化が検出されず検知信号Fdの論理
値は“1”を保持したままの状態となる。従つて
フリツプフロツプ18の入力端子t3の信号の論理
値は“1”であり、フリツプフロツプ18の端子
t4に接続された反転回路10の出力端の信号Fe
論理値は“1”を保持したままの状態となる。
このためフリツプフロツプ23には信号Fa
立下りで論理値“1”が記憶され、その出力端子
tQの信号Fhの論理値は“1”となり、ランプ駆動
回路24が駆動されて警報ランプ25が点灯す
る。このようにして表示素子12に断線事故が発
生した場合には警報ランプ25の点灯により表示
素子12の断線が操作スイツチ11の作動状態に
関係なく検知警報される。
表示素子12の非断線時と同様に信号Faの立
下りによつてマルチバイブレータ22の出力端の
信号Ffの論理値が“1”となり、この信号Ffの立
下りによつて信号Faの立下りから数10μs遅れた
信号Fgがマルチバイブレータ21の出力端子に
得られ、この信号Fgによつてフリツプフロツプ
18がリセツトされる。
このようにこの考案によると操作スイツチ11
の作動により発せられ、表示素子12を点灯させ
る駆動信号に対して発振器14からの一定周期の
パルス信号Faに対応した信号が重畳されて重畳
信号Fcが得られ、表示素子12に断線事故が生じ
ていない状態においては、この重畳信号Fc中から
パルス信号Faに対応して検知パルス信号Fbによ
り生ずる検知信号Fdが検出される。
表示素子12に断線事故が発生すると、この検
知パルス信号Fbに対応した検知信号Fdが生じな
いので、これが検出され警報ランプ25が点灯
し、表示素子12の断線事故が警報される。この
ように操作スイツチ11の作動に関係なく常に表
示素子12の切断事故を迅速且つ正確に検出する
ことが可能となる。
実施例においては表示素子12の切断事故が警
報ランプ25により視覚に訴えて表示されるもの
について説明したが、ブザーを使用して聴覚に訴
える警報を発するような構成或は警報ランプとブ
ザーを併用して視覚と聴覚に訴えて警報信号を発
する構成のものも実現可能である。
又実施例においては操作スイツチと対応する表
示素子の1組のものについて説明したが、複数組
のものを並列に配設して複数個の表示素子の断線
事故の検出を可能とする構成のものも実現可能で
ある。この考案の表示素子断線検出装置は広く各
分野で利用され得るが、例えば車両に搭載して車
両用の表示素子の断線事故の検出して極めて便利
である。
以上詳細に説明したようにこの考案によると操
作スイツチの作動に無関係に、この操作スイツチ
の作動で点灯する例えば表示ランプなどの表示素
子の断線事故を直ちに検出して警報回路を駆動し
て警報信号を発して切断事故を警報するその構成
が簡単で高精度且つ迅速な動作を行う表示素子断
線検出装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されている表示素子断線検出
装置の構成を示す図、第2図はこの考案の表示素
子断線検出装置の実施例の構成を示すブロツク
図、第3図はこの考案の表示素子断線検出装置の
実施例における装置各部の信号波形図である。 11:操作スイツチ、12:表示素子、13:
駆動回路、14:発振器、17:トランス、1
8:フリツプフロツプ、21,22:マルチバイ
ブレータ、23:フリツプフロツプ、24:ラン
プ駆動回路、25:警報ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作スイツチの動作によつて駆動信号が発せら
    れ、この駆動信号によつて対応する表示素子が点
    灯する表示装置の前記表示素子の断線を検出する
    表示素子断線検出装置において、一定周期の検知
    パルス信号を発する発振回路と、この検知パルス
    信号を前記駆動信号に重畳した重畳信号を前記操
    作スイツチと前記表示素子間において電流線路に
    供給する重畳手段と、前記重畳信号の前記電流線
    路に対する供給点と前記表示素子間において前記
    電流線路に対して交流的に結合され、前記表示素
    子の断線による前記検知パルス信号の消失を検知
    して検知信号を発する検知回路と、この検知信号
    により駆動して警報信号を発する警報回路とを有
    することを特徴とする表示素子断線検出装置。
JP3289581U 1981-03-09 1981-03-09 Expired JPS6319920Y2 (ja)

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JP3289581U JPS6319920Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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JP3289581U JPS6319920Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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JPS57148295U JPS57148295U (ja) 1982-09-17
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