JPS6319873Y2 - - Google Patents
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- JPS6319873Y2 JPS6319873Y2 JP12129280U JP12129280U JPS6319873Y2 JP S6319873 Y2 JPS6319873 Y2 JP S6319873Y2 JP 12129280 U JP12129280 U JP 12129280U JP 12129280 U JP12129280 U JP 12129280U JP S6319873 Y2 JPS6319873 Y2 JP S6319873Y2
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- JP
- Japan
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- cassette
- shutter
- block
- unit
- locking
- Prior art date
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 30
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 30
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動販売機等に外部からカセツトで
釣銭用硬貨を補給する装置において用いられるシ
ヤツタ連動装置に関するものである。
釣銭用硬貨を補給する装置において用いられるシ
ヤツタ連動装置に関するものである。
さらに詳述すると、自動販売機の中でも、釣銭
払出量がとくに多い自動券売機では、硬貨貯溜箱
とその箱底部に設けられた硬貨送出し機構とから
なる補給ユニツトを備え、釣銭払出機の釣銭切れ
検知器が動作したときは前記補給ユニツトから所
定量の硬貨を釣銭払出機に補給し、釣銭切れ検知
のときから所定時間以内に補給されなかつた場合
は、釣銭切れを係員に報知し、係員はその釣銭切
れ報知に基いて、外部からカセツトで硬貨を補給
ユニツトに補給するようにした硬貨補給装置が知
られている。
払出量がとくに多い自動券売機では、硬貨貯溜箱
とその箱底部に設けられた硬貨送出し機構とから
なる補給ユニツトを備え、釣銭払出機の釣銭切れ
検知器が動作したときは前記補給ユニツトから所
定量の硬貨を釣銭払出機に補給し、釣銭切れ検知
のときから所定時間以内に補給されなかつた場合
は、釣銭切れを係員に報知し、係員はその釣銭切
れ報知に基いて、外部からカセツトで硬貨を補給
ユニツトに補給するようにした硬貨補給装置が知
られている。
そして、この外部から補給する場合は、係員に
よる硬貨の不正領得を防止するため、所定の鍵で
解錠できるシヤツタを介して口を開閉するカセツ
トに硬貨を入れて自動券売機まで運び、そのカセ
ツトを補給ユニツトに挿入したのち、シヤツタを
開放してカセツト内の硬貨を補給ユニツト内に落
している。この場合、補給ユニツトの補給口に
も、補給時以外の時に開口して硬貨を不正領得す
る行為を防止するため、錠機構を備えたシヤツタ
が取付けられているのが通例である。従つて、外
部から釣銭を補給する際は、カセツトと補給ユニ
ツトの二つのシヤツタを開閉動作させる必要があ
る。この考案はこの二つのシヤツタを連動させる
シヤツタ連動装置に関するものである。
よる硬貨の不正領得を防止するため、所定の鍵で
解錠できるシヤツタを介して口を開閉するカセツ
トに硬貨を入れて自動券売機まで運び、そのカセ
ツトを補給ユニツトに挿入したのち、シヤツタを
開放してカセツト内の硬貨を補給ユニツト内に落
している。この場合、補給ユニツトの補給口に
も、補給時以外の時に開口して硬貨を不正領得す
る行為を防止するため、錠機構を備えたシヤツタ
が取付けられているのが通例である。従つて、外
部から釣銭を補給する際は、カセツトと補給ユニ
ツトの二つのシヤツタを開閉動作させる必要があ
る。この考案はこの二つのシヤツタを連動させる
シヤツタ連動装置に関するものである。
従来は、外部から釣銭を補給する場合は、次の
ような動作を行なつていた。すなわち、カセツト
を補給ユニツトに挿入してカセツトにチエーン等
で結合されている鍵を用いて補給ユニツトのシヤ
ツタ(以下、ユニツトシヤツタという。)のロツ
クを外し、そのユニツトシヤツタを引き出す。こ
のとき、ユニツトシヤツタにチエーン等で結合さ
れた鍵が一緒に引き出されるので、その鍵でカセ
ツトの錠を解除し、カセツトのシヤツタ(以下、
カセツトシヤツタという。)を引き出して、カセ
ツト内の硬貨を補給ユニツト内に落下させ補給し
ていた。すなわち、ユニツトシヤツタとカセツト
シヤツタを各別に操作する必要があり、しかも操
作を順序正しく行なわなければならず、多数の自
動券売機に対して比較的頻繁に釣銭補給を行なう
場合は、上記シヤツタの操作が非常に繁雑であ
る。
ような動作を行なつていた。すなわち、カセツト
を補給ユニツトに挿入してカセツトにチエーン等
で結合されている鍵を用いて補給ユニツトのシヤ
ツタ(以下、ユニツトシヤツタという。)のロツ
クを外し、そのユニツトシヤツタを引き出す。こ
のとき、ユニツトシヤツタにチエーン等で結合さ
れた鍵が一緒に引き出されるので、その鍵でカセ
ツトの錠を解除し、カセツトのシヤツタ(以下、
カセツトシヤツタという。)を引き出して、カセ
ツト内の硬貨を補給ユニツト内に落下させ補給し
ていた。すなわち、ユニツトシヤツタとカセツト
シヤツタを各別に操作する必要があり、しかも操
作を順序正しく行なわなければならず、多数の自
動券売機に対して比較的頻繁に釣銭補給を行なう
場合は、上記シヤツタの操作が非常に繁雑であ
る。
こうして、この考案は、自動券売機等において
外部からカセツトで硬貨を補給する場合に、カセ
ツト側の錠の解錠・施錠操作をするだけで、か
つ、カセツトシヤツタを開閉するだけでユニツト
シヤツタを連動して開閉させることができ、しか
も不正行為が防止されるようにしたシヤツタ連動
装置を提供することを目的とする。
外部からカセツトで硬貨を補給する場合に、カセ
ツト側の錠の解錠・施錠操作をするだけで、か
つ、カセツトシヤツタを開閉するだけでユニツト
シヤツタを連動して開閉させることができ、しか
も不正行為が防止されるようにしたシヤツタ連動
装置を提供することを目的とする。
次に、この考案を図示の一実施例について説明
する。図において、1は補給ユニツト(正確には
補給ユニツトの硬貨貯溜箱)、2はその補給ユニ
ツトの上面開口を開閉するユニツトシヤツタ、3
はカセツト、4はそのカセツトの下面開口を開閉
するカセツトシヤツタ、5はカセツト内の硬貨を
収納する部分を構成する仕切り板、6はカセツト
の正面に取付けられた錠であり、補給ユニツト1
の正面に備えた鍵7で解錠され、その鍵によつて
回転される錠片8が固着されている。ユニツトシ
ヤツタ2は、補給ユニツトの硬貨貯溜箱を構成し
ている両側板9,10の開口至近の内側に突設し
たレール11,12に両側端を保持され、レール
11,12とそのレールの上側に近接して設けた
案内板13との間を摺動自在とされている。そし
て、ユニツトシヤツタには、カセツトを挿入しな
いときはこれを補給ユニツトにロツクし、カセツ
トを挿入したときにロツクを解除するシヤツタロ
ツク手段が備えてある。すなわち、ユニツトシヤ
ツタ2の幅方向両端に少なくとも一つの不正防止
上好ましくは前後に隔てた二つの切欠部14,1
5が設けられ、両側板9,10の内側面に、閉位
置におけるユニツトシヤツタの切欠部14,15
に対応する位置において片持ち板ばね16,17
がその先端をカセツトの挿入方向に向けて、かつ
内側に付勢させて取付けられており、カセツトを
挿入しない状態においてユニツトシヤツタが閉位
置にあるときは板ばね16,17の先端が切欠部
14,15に嵌まり込んで、ユニツトシヤツタ2
を引き出すことができないようにロツク作用をし
ている。
する。図において、1は補給ユニツト(正確には
補給ユニツトの硬貨貯溜箱)、2はその補給ユニ
ツトの上面開口を開閉するユニツトシヤツタ、3
はカセツト、4はそのカセツトの下面開口を開閉
するカセツトシヤツタ、5はカセツト内の硬貨を
収納する部分を構成する仕切り板、6はカセツト
の正面に取付けられた錠であり、補給ユニツト1
の正面に備えた鍵7で解錠され、その鍵によつて
回転される錠片8が固着されている。ユニツトシ
ヤツタ2は、補給ユニツトの硬貨貯溜箱を構成し
ている両側板9,10の開口至近の内側に突設し
たレール11,12に両側端を保持され、レール
11,12とそのレールの上側に近接して設けた
案内板13との間を摺動自在とされている。そし
て、ユニツトシヤツタには、カセツトを挿入しな
いときはこれを補給ユニツトにロツクし、カセツ
トを挿入したときにロツクを解除するシヤツタロ
ツク手段が備えてある。すなわち、ユニツトシヤ
ツタ2の幅方向両端に少なくとも一つの不正防止
上好ましくは前後に隔てた二つの切欠部14,1
5が設けられ、両側板9,10の内側面に、閉位
置におけるユニツトシヤツタの切欠部14,15
に対応する位置において片持ち板ばね16,17
がその先端をカセツトの挿入方向に向けて、かつ
内側に付勢させて取付けられており、カセツトを
挿入しない状態においてユニツトシヤツタが閉位
置にあるときは板ばね16,17の先端が切欠部
14,15に嵌まり込んで、ユニツトシヤツタ2
を引き出すことができないようにロツク作用をし
ている。
前記補給ユニツトの両側板9,10は案内板1
3よりも上方に、カセツト3の高さよりもわずか
に高い位置まで延長されたのち、上端を互いに対
向する方向に折曲されて、ガイド46とともにほ
ぼ角筒状のカセツト挿入部を形成している。そし
て、そのカセツト挿入部にその正面の開口からカ
セツト3の先端を挿入し、カセツトの底部両側に
全長に沿つて設けたレール状の脚部18,19を
案内板13の上面に載せてハンドル20を持つて
カセツト3を押し、摺動して補給ユニツト内に挿
入すると、脚部18,19の外側面に突設した反
らし板21,22が前記補給ユニツトの両側板内
側に設けた板ばね16,17の先端を外側に反ら
してユニツトシヤツタ2の切欠部14,15から
外す。すなわち、カセツト3を補給ユニツト1に
挿入すると、ユニツトシヤツタ2のロツクが解か
れる。
3よりも上方に、カセツト3の高さよりもわずか
に高い位置まで延長されたのち、上端を互いに対
向する方向に折曲されて、ガイド46とともにほ
ぼ角筒状のカセツト挿入部を形成している。そし
て、そのカセツト挿入部にその正面の開口からカ
セツト3の先端を挿入し、カセツトの底部両側に
全長に沿つて設けたレール状の脚部18,19を
案内板13の上面に載せてハンドル20を持つて
カセツト3を押し、摺動して補給ユニツト内に挿
入すると、脚部18,19の外側面に突設した反
らし板21,22が前記補給ユニツトの両側板内
側に設けた板ばね16,17の先端を外側に反ら
してユニツトシヤツタ2の切欠部14,15から
外す。すなわち、カセツト3を補給ユニツト1に
挿入すると、ユニツトシヤツタ2のロツクが解か
れる。
また、ユニツトシヤツタ2には、その後部に寄
つた位置の下面に、板ばね、又はばね23aを備
えたばね丁番23がねじ24で取付けられ、その
ばね丁番23の上面にその自由端よりも固着側に
寄つた位置には頂部を凸球面状に形成した被押圧
ブロツク25が、また、自由端には方体状の第1
係止ブロツク26がそれぞれ固着されており、こ
れらブロツク25,26は通常はユニツトシヤツ
タ2に設けてある孔27,28からユニツトシヤ
ツタの上面よりも上方に突出されている。第1係
止ブロツク26は被押圧ブロツク25よりもカセ
ツト挿入方向に対して後方に設けられている。ま
た、ユニツトシヤツタ2の上面には第1係止ブロ
ツク26よりも前方に、同様の形状の第2係止ブ
ロツク29が突設されている。
つた位置の下面に、板ばね、又はばね23aを備
えたばね丁番23がねじ24で取付けられ、その
ばね丁番23の上面にその自由端よりも固着側に
寄つた位置には頂部を凸球面状に形成した被押圧
ブロツク25が、また、自由端には方体状の第1
係止ブロツク26がそれぞれ固着されており、こ
れらブロツク25,26は通常はユニツトシヤツ
タ2に設けてある孔27,28からユニツトシヤ
ツタの上面よりも上方に突出されている。第1係
止ブロツク26は被押圧ブロツク25よりもカセ
ツト挿入方向に対して後方に設けられている。ま
た、ユニツトシヤツタ2の上面には第1係止ブロ
ツク26よりも前方に、同様の形状の第2係止ブ
ロツク29が突設されている。
一方、閉状態にあるカセツトシヤツタ4の先端
を支持する底板30の下面にカセツト挿入方向と
平行に延びる摺動面とその摺動面のカセツト挿入
方向前後端に連なるテーパ面とを有する押圧ブロ
ツクが、また、カセツトシヤツタ4の先端近傍の
下面には第3係止ブロツク32がそれぞれ突設さ
れている。また、被押圧ブロツク25はカセツト
3を補給ユニツトに挿入・引き出しする場合の押
圧ブロツク31の移動線上に、第1係止ブロツク
26及び第2係止ブロツク29は同様に第3係止
ブロツク32の移動線上に存するように配設され
てあり、さらに、前記押圧ブロツクのカセツト挿
入方向前方の前記テーパ面と第3係止ブロツクと
の前記カセツト挿入方向と平行な面に対する垂直
投影距離は、被押圧ブロツクと第1係止ブロツク
との同様の距離よりもやや大きく、かつ、前記押
圧ブロツクのカセツト挿入方向後方の前記テーパ
面と第3係止ブロツクとの同様の距離は被押圧ブ
ロツクから第1係止ブロツクとの同様の距離より
も小さく設定してある。
を支持する底板30の下面にカセツト挿入方向と
平行に延びる摺動面とその摺動面のカセツト挿入
方向前後端に連なるテーパ面とを有する押圧ブロ
ツクが、また、カセツトシヤツタ4の先端近傍の
下面には第3係止ブロツク32がそれぞれ突設さ
れている。また、被押圧ブロツク25はカセツト
3を補給ユニツトに挿入・引き出しする場合の押
圧ブロツク31の移動線上に、第1係止ブロツク
26及び第2係止ブロツク29は同様に第3係止
ブロツク32の移動線上に存するように配設され
てあり、さらに、前記押圧ブロツクのカセツト挿
入方向前方の前記テーパ面と第3係止ブロツクと
の前記カセツト挿入方向と平行な面に対する垂直
投影距離は、被押圧ブロツクと第1係止ブロツク
との同様の距離よりもやや大きく、かつ、前記押
圧ブロツクのカセツト挿入方向後方の前記テーパ
面と第3係止ブロツクとの同様の距離は被押圧ブ
ロツクから第1係止ブロツクとの同様の距離より
も小さく設定してある。
このように、カセツト側の押圧ブロツク31、
第3係止ブロツク、補給ユニツト側のばね丁番2
3、被押圧ブロツク25、第1及び第2係止ブロ
ツク26,29により、両シヤツタ2,4のロツ
ク及びそのロツク解除をするシヤツタ連繋手段が
構成されている。
第3係止ブロツク、補給ユニツト側のばね丁番2
3、被押圧ブロツク25、第1及び第2係止ブロ
ツク26,29により、両シヤツタ2,4のロツ
ク及びそのロツク解除をするシヤツタ連繋手段が
構成されている。
従つてカセツト3を補給ユニツト1に挿入する
と、第6図に示すように、挿入終了直前において
(第6図イ)、カセツトの押圧ブロツク31がユニ
ツトシヤツタ2の被押圧ブロツク25に乗り上
げ、これを押下するためばね丁番23を介して第
1係止ブロツク26も同時に下降する(第6図
ロ)。この場合、第1係止ブロツク26はばね丁
番のヒンジ軸に関して被押圧ブロツク25よりも
遠い自由端に設けてあるので、被押圧ブロツク2
5の押圧ブロツク31による下降量が比較的小さ
くとも、カセツトシヤツタ4の係止ブロツク32
に衝突しない位置まで十分に引込められる。従つ
て、カセツトがさらに挿入方向に進行すると、カ
セツトシヤツタの係止ブロツク32がユニツトシ
ヤツタの第1係止ブロツク26の上を通過するこ
とができる。そし、通過し終ると、前記押圧ブロ
ツク31も被押圧ブロツク25から外れるため、
ばね丁番23の復帰力により、被押圧ブロツク2
5及び第1係止ブロツク26が再びユニツトシヤ
ツタ2の上面から降起する。第3係止ブロツク3
2が第2係止ブロツク29に当ると同時に、又は
当る直前に、カセツト3は補給ユニツト1に止め
られ挿入が完了する。従つて、第3係止ブロツク
32は第1と第2係止ブロツク26,29の間に
嵌合された格好となる(第6図ハ)。こうして、
カセツトを挿入すると、ブロツク26,29,3
2を介してカセツトシヤツタ4とユニツトシヤツ
タ2が連繋される。
と、第6図に示すように、挿入終了直前において
(第6図イ)、カセツトの押圧ブロツク31がユニ
ツトシヤツタ2の被押圧ブロツク25に乗り上
げ、これを押下するためばね丁番23を介して第
1係止ブロツク26も同時に下降する(第6図
ロ)。この場合、第1係止ブロツク26はばね丁
番のヒンジ軸に関して被押圧ブロツク25よりも
遠い自由端に設けてあるので、被押圧ブロツク2
5の押圧ブロツク31による下降量が比較的小さ
くとも、カセツトシヤツタ4の係止ブロツク32
に衝突しない位置まで十分に引込められる。従つ
て、カセツトがさらに挿入方向に進行すると、カ
セツトシヤツタの係止ブロツク32がユニツトシ
ヤツタの第1係止ブロツク26の上を通過するこ
とができる。そし、通過し終ると、前記押圧ブロ
ツク31も被押圧ブロツク25から外れるため、
ばね丁番23の復帰力により、被押圧ブロツク2
5及び第1係止ブロツク26が再びユニツトシヤ
ツタ2の上面から降起する。第3係止ブロツク3
2が第2係止ブロツク29に当ると同時に、又は
当る直前に、カセツト3は補給ユニツト1に止め
られ挿入が完了する。従つて、第3係止ブロツク
32は第1と第2係止ブロツク26,29の間に
嵌合された格好となる(第6図ハ)。こうして、
カセツトを挿入すると、ブロツク26,29,3
2を介してカセツトシヤツタ4とユニツトシヤツ
タ2が連繋される。
このように、カセツト3を補給ユニツト1に挿
入すると、ユニツトシヤツタ2のロツクが解か
れ、かつ、カセツトシヤツタ4とユニツトシヤツ
タ2が係止ブロツク26,29,32により連繋
されるので、補給ユニツトにつないである鍵7を
カセツトの錠6に差し込んで解錠し、錠片8の先
端をカセツトシヤツタ4の孔33から外したの
ち、カセツトシヤツタ4をその把手4aをもつて
引き出せば、カセツトシヤツタの第3係止ブロツ
ク32がユニツトシヤツタの第1係止ブロツク2
6に当り、この場合はユニツトシヤツタのロツク
が解かれているため、両ブロツク26,32のつ
き当りによつてユニツトシヤツタも連動して引き
出される。従つて、カセツト3の下面開口及び補
給ユニツト1の上面補給口が同時に開けられるの
で、カセツト3内の硬貨が補給ユニツト1内に落
下して補給される。
入すると、ユニツトシヤツタ2のロツクが解か
れ、かつ、カセツトシヤツタ4とユニツトシヤツ
タ2が係止ブロツク26,29,32により連繋
されるので、補給ユニツトにつないである鍵7を
カセツトの錠6に差し込んで解錠し、錠片8の先
端をカセツトシヤツタ4の孔33から外したの
ち、カセツトシヤツタ4をその把手4aをもつて
引き出せば、カセツトシヤツタの第3係止ブロツ
ク32がユニツトシヤツタの第1係止ブロツク2
6に当り、この場合はユニツトシヤツタのロツク
が解かれているため、両ブロツク26,32のつ
き当りによつてユニツトシヤツタも連動して引き
出される。従つて、カセツト3の下面開口及び補
給ユニツト1の上面補給口が同時に開けられるの
で、カセツト3内の硬貨が補給ユニツト1内に落
下して補給される。
なお、鍵7は、カセツト3を補給ユニツト1の
所定のカセツト挿入部に正規に挿入した場合にの
み、錠6に差し込んで解錠しうるような限定され
た長さのチエーン、紐等7aによつて補給ユニツ
トにつないで保管されており、カセツト3をカセ
ツト挿入部に挿入せずに鍵7で解錠しようとして
も、鍵が錠まで届かないため、カセツトシヤツタ
を不正に開けることができないようにしてある。
所定のカセツト挿入部に正規に挿入した場合にの
み、錠6に差し込んで解錠しうるような限定され
た長さのチエーン、紐等7aによつて補給ユニツ
トにつないで保管されており、カセツト3をカセ
ツト挿入部に挿入せずに鍵7で解錠しようとして
も、鍵が錠まで届かないため、カセツトシヤツタ
を不正に開けることができないようにしてある。
カセツト3内の硬貨が全て補給ユニツト1内に
落下し終つたならば、カセツトシヤツタ4を押し
込むと、係止ブロツク32が第2係止ブロツク2
9に当るため、ユニツトシヤツタ2も連動して押
し込まれ、一挙に二つのシヤツタ2,4が閉めら
れる。
落下し終つたならば、カセツトシヤツタ4を押し
込むと、係止ブロツク32が第2係止ブロツク2
9に当るため、ユニツトシヤツタ2も連動して押
し込まれ、一挙に二つのシヤツタ2,4が閉めら
れる。
こうして、両シヤツタ2,4が再び閉められた
後は、鍵7で施錠して錠片8でカセツトシヤツタ
4をロツクしたのち、カセツトを補給ユニツトか
ら引き抜くことになるが、このまま引抜いては押
圧ブロツク31と被押圧ブロツク25の連繋によ
りユニツトシヤツタ2が再び開いてしまうおそれ
がある。そこで、この考案では、カセツトを引き
抜くときは、ユニツトシヤツタ2の連動開放を阻
止して、ユニツトシヤツタを補給ユニツト本体に
係止する手段が備えられている。すなわち、第7
図及び第8図に示すように、補給ユニツトの本体
を構成する案内板13の内側端部下面に、短冊状
のストツパ34を、そのストツパに設けた一対の
長孔35に案内板に固着した軸36を貫通し、か
つ、その軸に止めリング37を固着することによ
り、ユニツトシヤツタ2の摺動方向と直角な方向
に往復動自在に装着するとともに、付勢部材、例
えばそのストツパ34と案内板13との間に張設
したばね38により、そのストツパ34を常にカ
セツトの後記カム片の移動方向に対して直角方向
に付勢し、さらに、そのストツパ34の前記長手
方向一端に回転自在に取付けたローラ39を、案
内板13に設けた孔40から案内板の上側に突設
している。また、カセツト3の脚部19の先端部
近くに、凸面状の作動面41aとその作動面より
も手前側の凹面41bとからなるカム片を設けて
いる。さらに、ユニツトシヤツタ2の先端下面
に、そのシヤツタの閉時においてストツパ34よ
りも奥に位置する係止部材42を固着してある。
第4係止ブロツク42は共通水平面上に存する。
後は、鍵7で施錠して錠片8でカセツトシヤツタ
4をロツクしたのち、カセツトを補給ユニツトか
ら引き抜くことになるが、このまま引抜いては押
圧ブロツク31と被押圧ブロツク25の連繋によ
りユニツトシヤツタ2が再び開いてしまうおそれ
がある。そこで、この考案では、カセツトを引き
抜くときは、ユニツトシヤツタ2の連動開放を阻
止して、ユニツトシヤツタを補給ユニツト本体に
係止する手段が備えられている。すなわち、第7
図及び第8図に示すように、補給ユニツトの本体
を構成する案内板13の内側端部下面に、短冊状
のストツパ34を、そのストツパに設けた一対の
長孔35に案内板に固着した軸36を貫通し、か
つ、その軸に止めリング37を固着することによ
り、ユニツトシヤツタ2の摺動方向と直角な方向
に往復動自在に装着するとともに、付勢部材、例
えばそのストツパ34と案内板13との間に張設
したばね38により、そのストツパ34を常にカ
セツトの後記カム片の移動方向に対して直角方向
に付勢し、さらに、そのストツパ34の前記長手
方向一端に回転自在に取付けたローラ39を、案
内板13に設けた孔40から案内板の上側に突設
している。また、カセツト3の脚部19の先端部
近くに、凸面状の作動面41aとその作動面より
も手前側の凹面41bとからなるカム片を設けて
いる。さらに、ユニツトシヤツタ2の先端下面
に、そのシヤツタの閉時においてストツパ34よ
りも奥に位置する係止部材42を固着してある。
第4係止ブロツク42は共通水平面上に存する。
このような構成により、カセツト3を補給ユニ
ツト1に挿入するときは、前記カム片の作動面4
1a次いで凹面41bが前記ローラ39に当り、
そのローラ39を介して前記ストツパ34を一往
復させるが、このときはユニツトシヤツタ2は閉
位置にあつて、ストツパ34は何の作用もしな
い。また、カセツトが挿入されている間は、ロー
ラ39が凹面41bに嵌合していて、ストツパ3
4の先端34aが前記ユニツトシヤツタの係止部
材42の移動線上よりも引込んでいるため、スト
ツパは前述したユニツトシヤツタ2のカセツトシ
ヤツタ4との連動開閉の支障とならない。しか
し、カセツトを補給ユニツトから引き抜こうとす
るときは、前記カム片の作動面41aがローラ3
9をばね38の付勢に抗して反対側に移動させる
ので、ストツパ34の先端がユニツトシヤツタの
係止部材42の移動線上に突出する。従つて、カ
セツトの引き抜き動作時に押圧ブロツク31より
被押圧ブロツク25を介してユニツトシヤツタ2
に引き抜き力が伝わるが、係止部材42がストツ
パ34によつて係止されてユニツトシヤツタを止
めているため、押圧ブロツクからさらに大きな力
を加えられた被押圧ブロツク25がばね丁番を介
して下降し、かつ、押圧ブロツクが被押圧ブロツ
クを押下している間に、第3係止ブロツク32が
第1係止ブロツク26を越えるので、カセツトシ
ヤツタとユニツトシヤツタとの連繋が解かれる。
従つて、カセツト3は以後、ユニツトシヤツタを
開放させることなく、補給ユニツトから引き抜く
ことができる。前記カム片41の作動面41a
は、前記シヤツタ連繋手段の押圧ブロツク31の
摺動面のカセツト挿入方向に沿つた長さとほぼ等
しい長さを有している。すなわち、押圧ブロツク
が被押圧ブロツク25から外れたのちは、カセツ
トシヤツタがユニツトシヤツタに引き抜き力を伝
えないので、ストツパ34が復帰して係止部材4
2のロツクを解いても差支えない。
ツト1に挿入するときは、前記カム片の作動面4
1a次いで凹面41bが前記ローラ39に当り、
そのローラ39を介して前記ストツパ34を一往
復させるが、このときはユニツトシヤツタ2は閉
位置にあつて、ストツパ34は何の作用もしな
い。また、カセツトが挿入されている間は、ロー
ラ39が凹面41bに嵌合していて、ストツパ3
4の先端34aが前記ユニツトシヤツタの係止部
材42の移動線上よりも引込んでいるため、スト
ツパは前述したユニツトシヤツタ2のカセツトシ
ヤツタ4との連動開閉の支障とならない。しか
し、カセツトを補給ユニツトから引き抜こうとす
るときは、前記カム片の作動面41aがローラ3
9をばね38の付勢に抗して反対側に移動させる
ので、ストツパ34の先端がユニツトシヤツタの
係止部材42の移動線上に突出する。従つて、カ
セツトの引き抜き動作時に押圧ブロツク31より
被押圧ブロツク25を介してユニツトシヤツタ2
に引き抜き力が伝わるが、係止部材42がストツ
パ34によつて係止されてユニツトシヤツタを止
めているため、押圧ブロツクからさらに大きな力
を加えられた被押圧ブロツク25がばね丁番を介
して下降し、かつ、押圧ブロツクが被押圧ブロツ
クを押下している間に、第3係止ブロツク32が
第1係止ブロツク26を越えるので、カセツトシ
ヤツタとユニツトシヤツタとの連繋が解かれる。
従つて、カセツト3は以後、ユニツトシヤツタを
開放させることなく、補給ユニツトから引き抜く
ことができる。前記カム片41の作動面41a
は、前記シヤツタ連繋手段の押圧ブロツク31の
摺動面のカセツト挿入方向に沿つた長さとほぼ等
しい長さを有している。すなわち、押圧ブロツク
が被押圧ブロツク25から外れたのちは、カセツ
トシヤツタがユニツトシヤツタに引き抜き力を伝
えないので、ストツパ34が復帰して係止部材4
2のロツクを解いても差支えない。
そして、カセツトを引き出すにつれて、前記板
ばね16,17が復帰して、再びユニツトシヤツ
タの切欠部14,15に嵌入するので、ユニツト
シヤツタはロツクされるから、カセツトを完全に
引き抜いたことにより、カセツト挿入部に手を挿
入することができても、ユニツトシヤツタを不正
に開放することはできない。
ばね16,17が復帰して、再びユニツトシヤツ
タの切欠部14,15に嵌入するので、ユニツト
シヤツタはロツクされるから、カセツトを完全に
引き抜いたことにより、カセツト挿入部に手を挿
入することができても、ユニツトシヤツタを不正
に開放することはできない。
なお、案内板13は中央部にユニツトシヤツタ
によつて開閉される開口43を有し、幅方向両側
の端縁部においてカセツト3の脚部18,19を
摺動自在に支持案内する。また、44,45はユ
ニツトシヤツタロツク用の前記板ばね16,17
を逃げる切欠きであり、両側板9,10に設けた
板ばね16,17がカセツトの両側に突設された
反らし板21,22によつてシヤツタロツクが入
り切りされる際の軌跡を逃げるようになつてい
る。また、第1図において、46は補給ユニツト
に設けたカセツト挿入時のガイド、47はカセツ
トストツパ、48は硬貨送出し機構、49は補給
送出口シヤツタ、50はシヤツタ支持板である。
によつて開閉される開口43を有し、幅方向両側
の端縁部においてカセツト3の脚部18,19を
摺動自在に支持案内する。また、44,45はユ
ニツトシヤツタロツク用の前記板ばね16,17
を逃げる切欠きであり、両側板9,10に設けた
板ばね16,17がカセツトの両側に突設された
反らし板21,22によつてシヤツタロツクが入
り切りされる際の軌跡を逃げるようになつてい
る。また、第1図において、46は補給ユニツト
に設けたカセツト挿入時のガイド、47はカセツ
トストツパ、48は硬貨送出し機構、49は補給
送出口シヤツタ、50はシヤツタ支持板である。
以上はこの考案の一実施例にすぎない、前記ユ
ニツトシヤツタの被押圧ブロツク25及び第2係
止ブロツク29は、カセツト挿入時にカセツトシ
ヤツタの押圧ブロツク31によつて第2係止ブロ
ツク29をカセツトシヤツタの第3係止ブロツク
32の移動線上から退ぞかせ、挿入終了時に再び
前記移動線上に復帰させて、カセツトシヤツタの
第3係止ブロツク32をユニツトシヤツタの前後
二つの係止ブロツク26,29の間に位置させ
て、カセツトシヤツタとユニツトシヤツタの連繋
及びその解除ができるようにするものである。こ
のような原理的作用は、図示の実施例のように、
被押圧ブロツク25及び第2係止ブロツク29を
ユニツトシヤツタに対して昇降させる方法のほ
か、これらブロツクをユニツトシヤツタの上面に
沿つて、ユニツトシヤツタの摺動方向に対して直
角な方向に往復動させる方法によつても行なわせ
ることが可能である。
ニツトシヤツタの被押圧ブロツク25及び第2係
止ブロツク29は、カセツト挿入時にカセツトシ
ヤツタの押圧ブロツク31によつて第2係止ブロ
ツク29をカセツトシヤツタの第3係止ブロツク
32の移動線上から退ぞかせ、挿入終了時に再び
前記移動線上に復帰させて、カセツトシヤツタの
第3係止ブロツク32をユニツトシヤツタの前後
二つの係止ブロツク26,29の間に位置させ
て、カセツトシヤツタとユニツトシヤツタの連繋
及びその解除ができるようにするものである。こ
のような原理的作用は、図示の実施例のように、
被押圧ブロツク25及び第2係止ブロツク29を
ユニツトシヤツタに対して昇降させる方法のほ
か、これらブロツクをユニツトシヤツタの上面に
沿つて、ユニツトシヤツタの摺動方向に対して直
角な方向に往復動させる方法によつても行なわせ
ることが可能である。
また、カセツトを補給ユニツトから引き抜くと
きのユニツトシヤツタの連動開放を阻止するに
は、他の例として、第9図に示すように案内板1
3に常時付勢部材38′で上方に付勢して取付け
たストツパ34′の凸球面状に形成した頂部を、
カセツトの脚部19に取付けたカム片41′で押
下し、そのストツパ34′の下端部をユニツトシ
ヤツタ2の孔で構成された係止部材42′に挿入
させて、ユニツトシヤツタにロツクをするように
して簡単な構成とすることもできる。前記カム片
41′の長さが前記押圧ブロツク31の長さと等
しいことは、前述の例における作動面41aの場
合と同様である。
きのユニツトシヤツタの連動開放を阻止するに
は、他の例として、第9図に示すように案内板1
3に常時付勢部材38′で上方に付勢して取付け
たストツパ34′の凸球面状に形成した頂部を、
カセツトの脚部19に取付けたカム片41′で押
下し、そのストツパ34′の下端部をユニツトシ
ヤツタ2の孔で構成された係止部材42′に挿入
させて、ユニツトシヤツタにロツクをするように
して簡単な構成とすることもできる。前記カム片
41′の長さが前記押圧ブロツク31の長さと等
しいことは、前述の例における作動面41aの場
合と同様である。
以上の構成を有するこの考案によるシヤツタ連
動装置を備えたカセツトと補給ユニツトとによつ
て、外部から硬貨補給をする場合は、硬貨を収納
して施錠されたカセツト3を補給ユニツト1のカ
セツト挿入部に完全に挿入し、鍵7で解錠したの
ち、カセツトシヤツタ4を手前に引き出し、カセ
ツト内の硬貨が補給ユニツト内に落下補給される
に足るわずかの時間経過後に、再びカセツトシヤ
ツタ4を押し込んで閉め、ハンドル20をもつて
カセツトを補給ユニツトから引き出せばよい。す
なわち、係員が必要とする動作は、カセツトの挿
入と、一つの鍵による解錠と、カセツトシヤツタ
の引き出し及び押し込みと、カセツトの引き抜き
とであり、従来と比較すると、きわめて簡単であ
る。
動装置を備えたカセツトと補給ユニツトとによつ
て、外部から硬貨補給をする場合は、硬貨を収納
して施錠されたカセツト3を補給ユニツト1のカ
セツト挿入部に完全に挿入し、鍵7で解錠したの
ち、カセツトシヤツタ4を手前に引き出し、カセ
ツト内の硬貨が補給ユニツト内に落下補給される
に足るわずかの時間経過後に、再びカセツトシヤ
ツタ4を押し込んで閉め、ハンドル20をもつて
カセツトを補給ユニツトから引き出せばよい。す
なわち、係員が必要とする動作は、カセツトの挿
入と、一つの鍵による解錠と、カセツトシヤツタ
の引き出し及び押し込みと、カセツトの引き抜き
とであり、従来と比較すると、きわめて簡単であ
る。
以上のように、この考案によれば、第1に、前
記補給ユニツトのシヤツタと前記補給ユニツトの
両側板との間に、カセツトを挿入しない状態にお
いて閉位置に存するシヤツタを係止してシヤツタ
の開方向の移動を阻止し、前記補給ユニツトに挿
入されたカセツトにより係止を解かれるシヤツタ
ロツク手段を設けてあるから、カセツトを挿入し
ない状態では補給ユニツトのシヤツタがロツクさ
れ、また、カセツトを挿入することにより、補給
ユニツトのシヤツタが開放可能になるから、カセ
ツトを挿入していない状態での不正が防止され
る。
記補給ユニツトのシヤツタと前記補給ユニツトの
両側板との間に、カセツトを挿入しない状態にお
いて閉位置に存するシヤツタを係止してシヤツタ
の開方向の移動を阻止し、前記補給ユニツトに挿
入されたカセツトにより係止を解かれるシヤツタ
ロツク手段を設けてあるから、カセツトを挿入し
ない状態では補給ユニツトのシヤツタがロツクさ
れ、また、カセツトを挿入することにより、補給
ユニツトのシヤツタが開放可能になるから、カセ
ツトを挿入していない状態での不正が防止され
る。
第2に、前記カセツトの先端部底面に押圧ブロ
ツクを、前記カセツトのシヤツタの先端下面に第
3係止ブロツクを、該シヤツタの閉位置において
両ブロツクが該カセツトの前記補給ユニツトへの
挿入方向に沿つて前後に離間するようにそれぞれ
突設するとともに、 前記補給ユニツトのシヤツタには、補給ユニツ
トに挿入された前記カセツトの前記押圧ブロツク
によりその押圧ブロツクの前記カセツト底面から
突出する方向に後退可能に保持され、かつ、前記
押圧ブロツクの突出方向と反対方向に常時付勢さ
れている被押圧ブロツクと、この被押圧ブロツク
よりカセツト挿入方向後方であつて、補給ユニツ
トに挿入された前記カセツトの第3係止ブロツク
の移動線上において前記被押圧ブロツクに連結さ
れてこれと同一方向に連動する第1係止ブロツク
と、及び第1係止ブロツクよりカセツト挿入方向
後方であつて、第3係止ブロツクの移動線上にお
いて前記補給ユニツトのシヤツタの上面に突出す
る第2係止ブロツクとを設け、かつ、カセツト挿
入移動時は前記押圧ブロツクが被押圧ブロツクを
後退させている間に、第3係止ブロツクが第1係
止ブロツクと第2係止ブロツクの間に移動して、
カセツトの挿入が完了し、カセツト引出し時は前
記押圧ブロツクが被押圧ブロツクを後退させてい
る間に、第3係止ブロツクが第1係止ブロツクの
第2係止ブロツクと反対側に移動しているよう
に、前記各ブロツク間距離、位置関係、及び押圧
ブロツクの長さを設定してなるシヤツタ連繋手段
を備えているから、カセツトを挿入するだけでカ
セツトのシヤツタと補給ユニツトのシヤツタが連
繋されるので、カセツトに設けてある一つの錠に
対して解錠を行ない、そのカセツトのシヤツタを
開放する簡単な操作で、カセツトと補給ユニツト
の二つのシヤツタを同時に開放して硬貨補給を行
なうことができる。
ツクを、前記カセツトのシヤツタの先端下面に第
3係止ブロツクを、該シヤツタの閉位置において
両ブロツクが該カセツトの前記補給ユニツトへの
挿入方向に沿つて前後に離間するようにそれぞれ
突設するとともに、 前記補給ユニツトのシヤツタには、補給ユニツ
トに挿入された前記カセツトの前記押圧ブロツク
によりその押圧ブロツクの前記カセツト底面から
突出する方向に後退可能に保持され、かつ、前記
押圧ブロツクの突出方向と反対方向に常時付勢さ
れている被押圧ブロツクと、この被押圧ブロツク
よりカセツト挿入方向後方であつて、補給ユニツ
トに挿入された前記カセツトの第3係止ブロツク
の移動線上において前記被押圧ブロツクに連結さ
れてこれと同一方向に連動する第1係止ブロツク
と、及び第1係止ブロツクよりカセツト挿入方向
後方であつて、第3係止ブロツクの移動線上にお
いて前記補給ユニツトのシヤツタの上面に突出す
る第2係止ブロツクとを設け、かつ、カセツト挿
入移動時は前記押圧ブロツクが被押圧ブロツクを
後退させている間に、第3係止ブロツクが第1係
止ブロツクと第2係止ブロツクの間に移動して、
カセツトの挿入が完了し、カセツト引出し時は前
記押圧ブロツクが被押圧ブロツクを後退させてい
る間に、第3係止ブロツクが第1係止ブロツクの
第2係止ブロツクと反対側に移動しているよう
に、前記各ブロツク間距離、位置関係、及び押圧
ブロツクの長さを設定してなるシヤツタ連繋手段
を備えているから、カセツトを挿入するだけでカ
セツトのシヤツタと補給ユニツトのシヤツタが連
繋されるので、カセツトに設けてある一つの錠に
対して解錠を行ない、そのカセツトのシヤツタを
開放する簡単な操作で、カセツトと補給ユニツト
の二つのシヤツタを同時に開放して硬貨補給を行
なうことができる。
第3に、この考案によるシヤツタ連動装置は、
上記のような押圧ブロツクと、この押圧ブロツク
によつて押し動かされる被押圧ブロツクとを有す
る連動機構を用いるものにおいて、カセツトを引
き抜くとき、前記被押圧ブロツクが押圧ブロツク
から外れるまでの間作動してユニツトシヤツタを
補給ユニツト本体に係止する手段を設けたので、
カセツトを補給ユニツトから引き抜くときにユニ
ツトシヤツタが不要に連動して開放されることが
ない。
上記のような押圧ブロツクと、この押圧ブロツク
によつて押し動かされる被押圧ブロツクとを有す
る連動機構を用いるものにおいて、カセツトを引
き抜くとき、前記被押圧ブロツクが押圧ブロツク
から外れるまでの間作動してユニツトシヤツタを
補給ユニツト本体に係止する手段を設けたので、
カセツトを補給ユニツトから引き抜くときにユニ
ツトシヤツタが不要に連動して開放されることが
ない。
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図は補給ユニツトにカセツトを挿入した状態
における断面図、第2図は同じく一部を破断して
示す正面図、第3図は第2図の−線に沿つた
断面図、第4図はユニツトシヤツタの底面図、第
5図は同正面図、第6図イ〜ハはカセツトシヤツ
タとユニツトシヤツタの連繋動作を示す説明拡大
図、第7図は補給ユニツトの案内板の底面図、第
8図は第7図の−線に沿つた断面平面図であ
る。第9図はカセツト引き抜き時のユニツトシヤ
ツタの連動開放を阻止する機構の他の例を示す要
部断面図である。 1……補給ユニツト、2……ユニツトシヤツ
タ、3……カセツト、4……カセツトシヤツタ、
6……錠、7……鍵、13……案内板、14,1
5……切欠部、16,17……板ばね、18,1
9……脚部、20……ハンドル、21,22……
反らし板、23……板ばね、25……被押圧ブロ
ツク、26……第1係止ブロツク、29……第2
係止ブロツク、30……カセツトの底板、31…
…押圧ブロツク、32……第3係止ブロツク、3
4,34′……ストツパ、38……付勢部材、3
9……ローラ、41a,41b,41′……カム
片、42……係止部材。
第1図は補給ユニツトにカセツトを挿入した状態
における断面図、第2図は同じく一部を破断して
示す正面図、第3図は第2図の−線に沿つた
断面図、第4図はユニツトシヤツタの底面図、第
5図は同正面図、第6図イ〜ハはカセツトシヤツ
タとユニツトシヤツタの連繋動作を示す説明拡大
図、第7図は補給ユニツトの案内板の底面図、第
8図は第7図の−線に沿つた断面平面図であ
る。第9図はカセツト引き抜き時のユニツトシヤ
ツタの連動開放を阻止する機構の他の例を示す要
部断面図である。 1……補給ユニツト、2……ユニツトシヤツ
タ、3……カセツト、4……カセツトシヤツタ、
6……錠、7……鍵、13……案内板、14,1
5……切欠部、16,17……板ばね、18,1
9……脚部、20……ハンドル、21,22……
反らし板、23……板ばね、25……被押圧ブロ
ツク、26……第1係止ブロツク、29……第2
係止ブロツク、30……カセツトの底板、31…
…押圧ブロツク、32……第3係止ブロツク、3
4,34′……ストツパ、38……付勢部材、3
9……ローラ、41a,41b,41′……カム
片、42……係止部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 補給ユニツトの上側にカセツトを挿入し、補給
ユニツトの上面開口のシヤツタとカセツトの下面
開口のシヤツタとを開放してカセツト内の硬貨を
補給ユニツト内に落下させるようにした硬貨補給
装置において用いられるシヤツタ連動装置であつ
て、 (イ) 前記補給ユニツトのシヤツタと前記補給ユニ
ツトの両側板との間に、カセツトを挿入しない
状態において閉位置に存するシヤツタを係止し
てシヤツタの開方向の移動を阻止し、前記補給
ユニツトに挿入されたカセツトにより係止を解
かれるシヤツタロツク手段を設け、 (ロ) 前記カセツトの先端部底面に押圧ブロツク
を、前記カセツトのシヤツタの先端下面に第3
係止ブロツクを、該シヤツタの閉位置において
両ブロツクが該カセツトの前記補給ユニツトへ
の挿入方向に沿つて前後に離間するようにそれ
ぞれ突設するとともに、 前記補給ユニツトのシヤツタには、補給ユニ
ツトに挿入された前記カセツトの前記押圧ブロ
ツクによりその押圧ブロツクの前記カセツト底
面から突出する方向に後退可能に保持され、か
つ、前記押圧ブロツクの突出方向と反対方向に
常時付勢されている被押圧ブロツクと、この被
押圧ブロツクよりカセツト挿入方向後方であつ
て、補給ユニツトに挿入された前記カセツトの
第3係止ブロツクの移動線上において前記被押
圧ブロツクに連結されてこれと同一方向に連動
する第1係止ブロツクと、及び第1係止ブロツ
クよりカセツト挿入方向後方であつて、第3係
止ブロツクの移動線上において前記補給ユニツ
トのシヤツタの上面に突出する第2係止ブロツ
クとを設け、かつ、カセツト挿入移動時は前記
押圧ブロツクが被押圧ブロツクを後退させてい
る間に、第3係止ブロツクが第1係止ブロツク
と第2係止ブロツクの間に移動して、カセツト
の挿入が完了し、カセツト引出し時は前記押圧
ブロツクが被押圧ブロツクを後退させている間
に、第3係止ブロツクが第1係止ブロツクの第
2係止ブロツクと反対側に移動しているよう
に、前記各ブロツク間距離、位置関係、及び押
圧ブロツクの長さを設定してなるシヤツタ連繋
手段を備え、 (ハ) 前記カセツトに設けられ、前記押圧ブロツク
のカセツト挿入方向に沿つた長さとほぼ等しい
長さの作動面を有するカム片と、 前記カセツトがロツク位置まで補給ユニツト
に挿入されている状態において前記カム片のカ
セツト挿入方向やや後方に存する位置において
補給ユニツトに前記カム片の移動面に対して進
退自在に取付けられ、移動するカム片に衝接し
て後退されるストツパと、 前記ストツパを常時前記カム片の移動面方向
に付勢する付勢部材と、 前記補給ユニツトのシヤツタに設けられ、前
記カム片により後退された前記ストツパと係合
し、かつ、そのストツパが前進した状態では係
合を解く係止部材とからなり、補給ユニツトの
シヤツタを補給ユニツト本体に係止する手段を
有していることを特徴とするシヤツタ連動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12129280U JPS6319873Y2 (ja) | 1980-08-27 | 1980-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12129280U JPS6319873Y2 (ja) | 1980-08-27 | 1980-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5746963U JPS5746963U (ja) | 1982-03-16 |
JPS6319873Y2 true JPS6319873Y2 (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=29481959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12129280U Expired JPS6319873Y2 (ja) | 1980-08-27 | 1980-08-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6319873Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350884Y2 (ja) * | 1985-06-19 | 1991-10-30 |
-
1980
- 1980-08-27 JP JP12129280U patent/JPS6319873Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5746963U (ja) | 1982-03-16 |
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