JPS63198696A - 固相ペプチド合成 - Google Patents

固相ペプチド合成

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JPS63198696A
JPS63198696A JP62324235A JP32423587A JPS63198696A JP S63198696 A JPS63198696 A JP S63198696A JP 62324235 A JP62324235 A JP 62324235A JP 32423587 A JP32423587 A JP 32423587A JP S63198696 A JPS63198696 A JP S63198696A
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JP
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resin
amino acid
acid
peptide
sulfide
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JP62324235A
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ダニエル ポール ゲットマン
ロバート マーチン ハインツ
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Monsanto Co
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Monsanto Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K1/00General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length
    • C07K1/04General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length on carriers
    • C07K1/042General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length on carriers characterised by the nature of the carrier
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/04Reduction, e.g. hydrogenation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、固相ペプチド合成用樹脂支持体及びペプチド
を合成するだめの該樹脂支持体の使用法に関する。
関連技術の記述 ペプチド合成は、アミノ酸のカルボキシル基ト他のアミ
ノ酸のアミノ基とを縮合(又は結合)させてペプチド結
合を形成することによって、一般的に実施されている。
そして個々のアミノ酸縮合を一段階ずつ繰り返丁ことに
よりて、あるいはある場合には2つのペプチド断片(縮
合断片)を縮合することによって、目的とするアミノ酸
配ダリを構成することができる。これらの両者の縮合法
においては、反応に関与しないアミノ基及びカルボキシ
ル基は、保護基でブロック(又は保護)する必要がある
。更には、反応性のアミノ酸測鎖官能基も保護する必要
かある。
一連の縮合反応により大ぎな分子量のペプチドの合成を
成功させるには、各段階において定鎗的に生成物を回収
する必要がある。L B、 Merrifieldによ
って開発された固相ペプチド合成法はこの要求を一応満
たしている。この合成法では、ペプチド鎖は通常、ベン
ジル型カルざキシル保護基によって不溶性ポリスチレン
樹脂に結合されている。
最初のアミノ酸はベンシルエステル結合を介してこのポ
リスチレン樹脂に結合しており、そのアミノ基が脱保護
され、そして保護されたα−アミノ基を有する第2のア
ミノ酸と縮合して保羨されたジペプチドエステルが形成
される。保護基はトリフルオロ酢酸によって除去され、
塩基によって中和されてフリーのアミンを形成し、次い
で第2のN−保護アミノ酸と縮合される。この工程を何
回も繰り返した後、目的とする完全な長さのペプチドが
、酸処理によってポリスチレン側脂から脱離される。不
溶性の樹脂支持体を便用しているため、縮合反応後に樹
脂を濾過し洗浄して副生成物及び出発原料を除くことに
よって、各縮合反応後の生放物を単離することができる
[ Barany、 G及びMerrifiel(L、
 R,BI、 ’ The Peptides、 Vo
l、 2″。
Academic Press、工nc、、 new 
York、 1979 *pp、 1−284 : x
emp vellaccio、 ” organtcC
hθm1stry”、 pp、1030−1032(1
980)〕。
固相ペプチド合成法においては、ペプチドと樹脂との結
合は、ペプチド合成にとって非常にN要であって臨界的
である。該結合は、典型的な方法である濃縮した酸を用
いるアミノ基の脱保護反応に灯して安定でなければなら
ない。もしこの結合が脱保護反応に対して安定でない場
合には、ペゾチ−が樹脂から離れてしまう。更には、こ
の結合は、ペプチドの合成が完結した際には、好ましく
はこの完結したペプチドに害を与ないような条件下で樹
脂から脱離する必要がある。
ペプチドと樹脂との結合を改良するために、これまで多
くの提案がなされている。即ち、列えばMθrrifi
θ1dによって、アミノ基の脱保護に必要とされる強酸
条件下においてより安定なフェニルアセトアミドメチル
結合が開発されている[ Btewart、 J、 M
、及びYoung、 J、 D、 、 5olid p
hasePeptide 5ynthesis、 5e
cond edition、 PierceChemi
cal co、、 RO(!kford、工]j4no
i8. pp、 11と12 : Grose、 z、
及びMeienhofer、  、T、 、  The
Peptides、 Analysis、 5ynth
esis、 Blology、 Vol。
2 、 Acaaemlc Pl−e811.1980
 、 pp、 3−250:]。
ペプチドの分子がより大きくなりより複雑になるにつれ
て、ペプチドは、脱保護及び樹脂からのペプチドの脱離
に必要な酸性条件に対してより不安定となる。そのため
、温和な試薬によって脱離することのできるペプチドと
樹脂との結合が開発されている。即ち、例えば、25%
トリフルオロ酢酸のジクロロメタン溶液によって脱離す
ることのできるp−アルコキシペンシルアルコール1t
lJWがwangによって開発されている( Btew
art、工d。
p、12.13.]。
脱離させるためのより温和な条件を求める試みとして、
酸性条件下におい又はとんど7″ロトン化されてなくて
求核性のままである適当な弱い塩基を使用して、脱離に
用いた強酸、典型的には無水フッ化水素の酸性機能を減
少せしめる方法が、Tam Kよって開発されている(
σ、B、patantA4507.230)。
しかしながら、上記したいずれの文献においても、温和
な条件下で容易に脱離するとともに酸に対して安定な、
同相ペプチド合成法用のペプチドと樹脂との結合は記載
されていない。
J、 M、 SamanenとZ、 Bradelis
の文献C”p−メチルスルフィニルペンシル基、選択的
脱離が可能な保護基”、第9回アメリカペプチドシンポ
ジウム、 Toronto、 6月23−28日、19
85]には、溶液相ペプチド合成に用いるカルボキシル
保護基としてp−メチルスルフィニルペンシル基カ有用
であることが記載されている。スルホキシド置換ペンシ
ルエステル結合が、アミノ基の脱保護Ic便用されるト
リフルオロ酢教条汗に対して安定である。そしてスルホ
ヤシトがスルフィドに還元されるとぎに、エステル結合
が切れて無水トリフルオロ酢鍍中で脱離可能となる。こ
の保護基を固相ペプチド合成に便用することについては
、いずれの文献にも記載されていない。
本発明者らは、強酸に対して安定であり且つ比較的温和
な酸性条件下で容易に脱離してペプチドと樹脂とを与え
る、固相ペプチド合成用の樹脂、及びかかる樹脂を用い
たペプチドの合成法を見出した。
発明の要旨 本発明は、固相ペプチド合成用に用いる腐脂、及びかか
る樹脂を用いたペプチドの合成法を包言する。
かかる樹脂は、下記式 %式% で表わされる構造を富む。
上記ペプチドの合成法は、 (a)  保護されたカルボキシ末端アミノl!!t’
、下記式 %式% で表わされる樹脂に固定してベンジルエステル結合を形
成せしめ: (切 固定化アミン#lt脱保護し: (0)  [7!1足化アミノ緻を中和してアミンに変
換し:(d)  工程(C)で得られるアミンに、1M
@されたカルボキシ末端アミノ酸を縮分せしめ: (e)  工程(1)) 、 (C)及び(d)?繰り
返して、工程(a)の樹脂上に目的とするペプチドを合
成し:(f)  スルホキシドをスルフィドに還元し:
久い(g)樹脂からペプチドを脱離せしめて合成したペ
プチドを得る、 ことを富む合成法である。
樹脂 本発明の樹脂は下記式の構造を有する。
P−11n−R2m−8−R3−CH20H式中、Pは
ポリマー支持体、R1は置換もしくは非置換の芳香族基
好ましくは非置換のフェニル基R2は炭素数1−20の
アルキル基である。好ましいアルキル基はメチレンであ
る。R3は置換もしくは非置換のフェニル基好ましくは
非置換フェニル基であり、n及びmはそれぞれ独立にO
又は1である。R工及びR3が置換されている場合には
、その置換基はペプチド合成条件下で反応しないもので
なければならない。R1とR3の適当な置換基のガとし
ては、例えばメチル、エチルなどのアルキル基:フェニ
ルなどのアリル基:プロペンなどのアルケニル基:ヘキ
シンなどのアルキニル基:二トロ基:クロロ、フルオロ
、テロモナトノハロrンなどが挙げられる。
ポリマー支持体は、ポリアミド、ポリスルファミド、#
拠ポリスチレン、ポリエチレングリ;−ル、フェノール
樹脂、ポリサッカライげ、ポリスチレンなどのポリマー
、コポリマー、ポリマーの組合わせのいずれでもよい。
ポリマー支持体は、ペプチド合成に用いる溶媒に対して
不溶性でかつ不活性であれば、ガラスピーズなどのいず
れの固型物であってもよい。好ましいポリマー支持体は
、スチレンと約1%のm−ジビニルベンゼンあるいは架
橋剤とを懸濁コポリマー化することによって得られるr
ルである。このような架橋化rルは、有機溶媒中で膨張
して乾燥時の容量の約5−6倍になる。膨張することに
よって、溶媒と反応試薬がポリマー支持体上の反応部位
に近づくことがでさ、ポリマーの外部表面同様同部表面
においても反応か可能となる。
クロロメチルメチルエーテルを用いてクロロメチル化す
ることによって、ポリマーに官能基を導入することがで
きる。クロロメチル化架橋化ポリスチレンrルはMer
rifield樹脂と言われている。
M8rrifield樹脂の詳細は、Btewart、
 J 、 M、とYoung、 J−D−* ’″固相
ペプチド合成”、第2巻。
Pierce chemical co、、 ROck
ford、工111roisに記載されており、これら
の記載を本明細書に引用する。
好筐しい樹脂は下記式で表わされる。
ここでPは架橋化ポリスチレン樹脂を表わ丁。第2の好
ましい樹脂は下記式で表わされることかできる。
ここでR1は炭素数1〜20のアルキル基を表わし、P
はポリマー支持体を表わし、nは0〜20を表わ丁。
樹脂工の合成については、米国特許出願番号点947.
651号明細書に詳細に記載されており、かかる記載を
本明細書に引用する。樹脂Iの合成は、ポリマー支持体
Pと下記式 で表わされるメルカプタンとを反応せしめてスルフィド
樹脂を形成せしめ、次いでこれを酸化してスルホキサイ
ド樹脂を形成せしめることによって行なわれる。
樹脂■の合成については、米国特許出願番号ム031.
823号明細書に詳細に記載されており、かかる記載を
本明細書に引用する。使脂■の合或は矢のようにして行
なわnる。即ち1.(ハロメチル)フェニルアルキルカ
ルボン酸ハライI’ト[保楓基とを反応せしめてエステ
ルを形成せしめ、こノエステルとp−メルカプトベンシ
ルアルコールとを反応せしめてスルフィドを形成せしめ
、このスルフィドを酸化してスルホキサイドを形成せし
め、このスルホキサイドのアルコール基とカルボキシ末
端N−保護アミノ酸とを反応せしめてエステルを形成せ
しめ、上記スルホキサイドのエステルから酸保護基を加
水分解して#lを形成せしめ、次いでこのカルボキシル
基を介して官能基を有丁ルホリマーに該スルホキサイド
を固定化して固相ペプチド合成用の樹脂を形成せしめる
ことによって行なわれる。
ペプチド合成 ペプチド合成法?まとめて示すと以下の通りである。
保護基−N −0−0−0−H+HOOH2−R3−B
−R2R1−9ROO ROO I  II       II H2N−(!−C!−0−OH2R3S−R2R1−P
■ BOC−N−C−000H ((L)  脱水試薬 RORO0 (f)  MCI RORO HHH ペプチド      スルフィド樹脂 固定化、脱保護、中和及び縮合工程を言むペプチド合成
法はよく知られており、前記した$tθwardらの文
献にその詳細が記載されており、また以後の本明細瞥に
おいても詳細に説明する。
樹脂に固定化するアミノ酸はカルボキシ末端アミノ酸で
あり、このアミノ酸の末端アミノ基は保護されている。
適当な保護基は、例えば9−フルオレニル−メチルオキ
シカルざニル(FmOCり 、2−(4−ビフェニリル
)−プロピル(2)オキシカルボ= /l/ (Bl)
QC) 、2−7 工= A/プロピル(2)−オキシ
カルボニル(POす、t−ブチルオキシカルボニル(B
oa )などである。側鎖の官能基も、ベンシル誘導体
などの保護基によって保aする必要がある。アミノ酸の
カルボキシル基は、ベンジルエステル結合によって樹脂
に結合される。アミノ酸を樹脂に結合せしめるのに愛用
する縮合反応は、適当なものであればいずれでもよい。
樹脂に結合せしめる好ましい縮合反応におい℃は、樹脂
が膨張するような溶媒列えはメチレンクロライド、テト
ラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、N、N−ジメチ
ルホルムアミドなどに樹脂を懸濁せしめる〇そして保護
されたアミノ酸、N、N−ジメチル−4−アミノピリジ
ンなどの触媒、及び1,6−ジインプロピルカルざジイ
ミド、1.6−シシクロヘキシルカルボジイミドなどの
縮合剤を室温で混合する。
樹脂に固定化されたアミノ酸は、酸分解などの公知の方
法によって脱保護される。樹脂がスルホキサイドの状態
にあるときには、該樹脂は脱保護条件に対して安定であ
る。好ましい方法は、トリフルオロ酢酸:アニソール、
ジメチルスルフィド、レゾルシノール、メチオニンなど
のカルボニウムイオンスカベンジャー、好ましくはアニ
ソール:及びメチレンクロライドなどの溶媒とともに反
応せしめてアミン塩を形成することにより脱保護する方
法である。次いで脱保護されたアミノrR?、ジインプ
ロピルエチルアミン、トリエチルアミン、トリメチルア
ミンなどの第6級アミンで処理してフリーのアミンを形
成せしめることによって中和する。
後述する如く、樹脂は、最初にスルフィド結合を形成し
次いで適当な条件でスルフィド結合を酸化して目的とす
るスルホキサイド結合とすることによって調製すること
ができる。
樹脂を調製する際にスルフィド樹脂ft#R化してスル
ホキサイドを形成せしめる時に、下記の如く、未反応の
スルフィド樹脂が残るが、このスルフィド樹脂は脱保護
工程によって封鎖される。
P−R1R2B−R3CH20H十  P−R4R2S
−R3CH20Hこの残った未反応スルフィド樹脂は、
最初の縮合工程においてカルボキシ末端アミノ酸と反応
するが、次ぎの脱保護工程での酸処理に対して不安定で
あるために、目的とするペプチドを合成する前に未完成
のペプチドの状態で樹脂から脱離してしまう。未反応ス
ルフィド樹脂を上記の如(封鎖することによって、この
不完全な状態での脱離を、最初のアミノ酸縮合後にスト
ップさせることができ、このために目的とするペプチド
のトータル収率が上昇する。しかして、固定化された未
反応のスルフィド樹脂は、以下の如く、脱保護工程にお
いて封鎖される口 封鎖されたスルフィド樹脂 更に、縮合剤の存在下に保護されたアミノ酸と反応せし
めることによって、更に他の1つの保護さrしたカルボ
キシ末端アミノ酸とフリーのアミノ酸とが縮合される。
そして、目的とするペプチドが合成されるまで、脱保護
、中和及び縮合工程がくり返される。
スルホキサイド結合は、アミノ酸を脱保護するのに使用
されるトリフルオロ酢酸条件に対して安定であり、他方
スルフィド結合は無水トリフルオロ酸l!1!によって
脱離される。還元を行なうには多くの方法が、Adva
ncecL Organic Chemistry、第
2巻、 J、March、 1977、 p、1130
に記載されており、かかる記載を本明細書中に引用する
好ましい方法は、無水塩酸などの強酸で樹脂を処理し、
次いで別の工程で、前記した如きカル&=ウムイオンス
力ベンゾヤーの存在下にフッ化水素酸、トリフルオロ酢
酸、臭化水素酸、トリフルオロメタンスルホン酸などの
強酸を用いて樹脂からペプチドを脱離させる方法である
。他の好ましい方法は、スルホキサイドをスルフィドに
還元すると同時に、SN2条件下に求核性スカベンジヤ
ーの存在下にフッ化水素[(HF)−Eたはトリフルオ
ロメタンスルホン酸(TFMBA)で処理して脱離させ
る方法であり、かかる方法は’I’amら、σ、 8.
 Patent4.507,230号明細誉及びJA(
!S、 1986e108.5242−5251に記載
されており、かかる記載は明細書中に引用する。
以下の実施列は説明のみを目的としたものであり、本発
明の範囲な°限定するものではない。
例 以下に述べるペプチド合成に使用する樹脂は、次のよう
にして調製した。
工程1 樹脂へのスルホキサイドリンカ−の結合架橋化ポリスチ
レン支持体を次のようにして機能化、即ち官能基を導入
した。
500 =m丸&フラスコに、クロロメチル化1th架
橋化ポリスチレン20.0 [1、!II: Merr
ifield 樹脂200−400メツシユ、1.1m
θqりoライド/ gram 、 22mmol : 
ドライテトラヒドロフラン160d:4−メルカプトペ
ンシルアルコール6.62& (45mmol ) :
及びトリエチルアミン6.6−(4,81、48mmo
l ) k入れ7L にのフラスコを、コンデンサーを
備えたロータリーエバポレーターにセットして、窒素雰
囲気下[60”Cの水浴に浸しに。フラスコを24時間
回転した。
室温に冷却後、樹脂を、濾過用の粗いガラスフリットを
備えた振と5容器に移し、次いでTHII’ 。
20%水/80%THF(V:V) 、 50%水15
0%メタノール、メタノールのそれぞれ160−を用い
て6回づつ洗浄した。得られる樹脂な分素分析に付した
所、塩素原子0.44重t%(0,12meq/l’)
、硫黄原子2.46重t%(2,43meqJ )であ
り1こ。赤外線スペクトル分析に付した所、クロロメチ
ル基による1265cm−”の吸収バンドはほんのわず
かしか見られず、これによってクロロメチル基はメルカ
プタンとほぼ完全に反応したことが示された。
か(して機能比され1こ樹脂を、以下のようにしてスル
フィドからスルホキサイドへ酸化した。
50〇−丸底フラスコに、上記の機能化樹脂17.1 
y (0,79meqi黄/ jl 、  13..5
 mmolン及びメチレンクロライド170−を入れた
。5℃に耐却f、83.3%メタクロロ過安息香酸漿化
剤2.47.9 (2,06,u活性過酸、 11.9
 mm0L ) ’f、15分間かけてゆっくり8口え
た。fA卯後、フラスコを冷室中で7゛0で24時間ロ
ータリーエバポレーターで回転させた。得られる樹脂を
振とう容器に移し、メチレンクロライド、メタノールの
それぞれ150−で6回づつ洗浄した。得られる樹脂ヲ
赤外線スペクトル分析した所、スルホキサイド基による
1 020 ca−’の強い吸収バンドが現われた。
列1 工程2 最初のアミノ酸を次のようにしてスルホキサイド樹脂に
固定化した。
振ト5容器に、スルホキサイド樹脂4.00.@−(0
,79mθq硫黄/M 、 3.161m(11)及び
メチレンクロライド4Mを入れた。次いで、以下の試薬
を以下の順序で1分間振とうしながら卯えた。
即ち、N−(tert−ブチルオキシカルボニル)−L
−7xニルアラ=” 2.101! (7,9mmol
)、N、N−ジメチル−4−アミノピリジン401q(
0−33mmol)、1,6−ジインプaビルカルポジ
イミド1.5 ad (1−37fl 、 10−9 
mmol)である。反応混合物を室温で24時間振とう
し、溶媒を流し、次いでメチレンクロライド、メタノー
ル、メチレンクロライドのそれぞれ40−で3回づつ樹
脂を洗浄、した。湿った樹脂に、メチレンクロライド4
Qd、N、N−ジインプaピルエチ゛ルアミン3.2 
td (2,43、!i’ 、 18.8 Mol >
及び無水酢酸1.5d (1,80、V 、 17.7
 mmol )を加えた。次いで容器を2時間振とうし
た。溶媒を流した後、樹脂を、メチレンクロライド、メ
タノールのそれぞれ40−で6回づつ洗浄した。得られ
る樹脂をアミノ酸分析に付した所、フェニルアラニン0
.64mθq/It脂1gが固定化されたことが示され
た。
工程6 以下のようにして、樹脂を脱保護し未反応の残りのスル
フィド樹脂を封鎖した。
スルフィ−リンカ−基に結合したフェニルアラニンを除
くために、上記の樹脂を、45%トリフルオロ酢酸15
%アニンール150%メチレンクoライ)F(V:V:
V)40−で21時間処理し、次いでメチレンクロライ
ド、メタノールのそれぞれ40−で6回づつ洗浄し、次
いで減圧下に乾燥した。この樹脂をアミノ酸分析に付し
た所、フェニルアラニン0.58 meq /樹脂1y
が樹脂に固定化されていることが示された。この樹脂は
、スルホキサイドリンカ−基に結合したフェニルアラニ
ンのみを有しており(スルフィドリンカ−基は封鎖され
ている)、これはペプチド合成に使用できる。
工程4 以下のようにして、スルホキサイド結合をスルフィド結
合に還元し、次いで低濃度HF条件下にアミノ酸を樹脂
から解離せしめた。
上記シタフェニルアラニン#L換スルホキサイド樹脂試
料(0,50,u、0.58meq/、?、(J、29
朋OX )を、p−クレゾール1.D−、ジメチルスル
フィド6.5−及び無水HF2.5−の混合物で、0℃
で2時間処理した。試薬を減圧下に除いた後、樹脂を、
メチレンクロライド、トリフルオロ酢酸、メチレンクロ
ライド、メタノールのそれぞれ5−で2回づつ洗浄し、
次いで減圧下に乾燥した。この樹脂をアミノ酸分析に付
した所、フェニルアラニン量は0.062 meq /
jiであり、このことは89%が脱離したことを示して
いる。赤外線スペクトル分析に付した所、1020cm
−1icスルホキサイドの吸収バンドが見えず、このこ
とはスルホキサイド基が十分に還元されたことを示して
いる。
スルホキサイド結合を還元し、アミノ酸を樹脂から脱離
する他−の方法として、低濃度トリフルオロメタンスル
ホン酸条件を用いる以下の如き方法がある。
上記のフェニルアラニン置換スルホキサイド樹脂試料C
D、20 、!@ 、 0.58 meq / M 、
 0.12mmo1)を、ジメチルスルフィド0.60
+d、)リフルオロ6[1,2wt及びトリフルオロメ
タンスルホン敏0.20−の混合物で室温で1時間処理
した。欠いで樹脂を、トリフルオロ酢酸、メチレンクロ
ライド、メタノールのそれぞれ5−で洗浄し、減圧下に
乾燥した。この樹脂をアミノ酸分析に付した所、フェニ
ルアラニン量は0.055 meq/ 9であり、この
ことは91%が脱離していることを示している。スルホ
キサイド基の存在を赤外線スペクトルテ分析した所、ト
リフルオロメンスルホン酸による吸収バンドのためにバ
/−が複雑化していた。
ガ2 L−ロイシンとL−フェニルアラニンのジペプチドを、
上記樹脂を用いて調製した。例1の方法に従い、N−(
tert−ブチルオキシカルボニル)−り一ロイシンを
縮合させた。この樹脂をアミノ酸分析した所、ロイシン
量は肌75maq/、9であった。ガ1と同様にして4
5%ドリトリオcr酢酸で処理して脱保護及び未反応の
残ったスルフィドを封鎖した時には、ロイシン量は0.
49 meq / &に下かった。この樹脂サンプル(
0,994,?。
0.49 mmol ) ’k、10%ジインプロピル
エチルアミンのメチレンクロライド溶液で2回洗浄し、
次いでメチレンクロライrで6回洗浄して樹脂を中和し
た。樹脂をメチレンクロライド1〇−中に懸濁し、N−
(tert−ブチルオキシカルボニル)−7,−7エ:
−にアラニア464W (1−75mmol)及びN、
N−ジインプロピルカルボシイミー0.27m(235
+v、1.86mmol )を加えて、樹脂にN−(t
ert−ブチルオキシカルざニル)−L−フェニルアラ
ニンを縮合させた。2時間振と5後、樹脂をメチレンク
ロライドで3回洗浄し、真空下に乾燥した。アミノ酸分
析に付した所、ロイシン量は0−40 meq / i
であり、フェニルアラニン量は0.401ne(L /
 、@であった。
以下のようにして、スルホキサイド樹脂な脱保獲し、無
水HCjでスルフィドに還元し、次いでトリフルオロ酢
酸でペプチドを樹脂から脱離せしめた。
列2の上記した縮合樹脂サンプル(100vtQ、l 
4 mmol )を、4.1モル無水HCLのジオキサ
ン溶液5−ととも[4時間振とうした。樹脂をメチレン
クロライド5−で5回洗浄し、真空下に乾燥した。アミ
ノ酸分析に付した所、矢の如きアミノ酸量を示した。即
ち、ロイシン量は0−28 meq/Iであり、フェニ
ルアラニン量は0.32meq/yであった。このこと
は25%が解離したことを示している。次いで樹脂を、
45%トリフルオロ酢!15%アニンール150%メチ
レンクロライド(v:v:v)で24時間処理し、濾過
し、メチレンクロライド5−で6回洗浄し、次いで真空
下に乾燥した。得られる樹脂をアミノ酸分析に付した所
、ロイシン量は0.08meq/iであり、フェニルア
ラニン量は0.11 meq / &であった。このこ
とは72−81%が脱離したことを示している。
別の実験で、無水HCJ処理を24時間そしてトリフル
オロ酢酸処理を24時間行なった所、脱離した量には変
化はなかった。
列6 での合成 Sar−ear−ga−’ph←G17−Arg’−−
S 工程IK従って調製したスルホキサイド樹脂4.00 
、Vに、N−(t−ブチルオキシカルボニル)−0−2
*6−ゾクロロベンジルーL−チロシンを工程2の方法
に従って結合させた。トリフルオロ酢酸処理を行なう前
と後で、アミノ酸分析を行なツタ所、0−51 meq
 / i 、0−42 meq / Nの量かそれぞれ
結合していることが示された。次いで得られる樹脂に、
5当量の試薬(アミンi!!/D工11CD/HOBT
 = 1.0 / 1.2 / 2.0 )のメチレン
クロライド/N、N−ジメチルホルムアミド(50:5
0.V:V)溶液を使用t、’ei−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール(HOBT) / N 、 N−ジインプ
ロピルカルボジイミド(D工POD)縮合試薬を用いて
、上記した各棟のN −BOQ −L−アきノ酸を縮合
させた。各梅のN −BOC−L−アミノ酸に用いた保
護基は次の通りである。即ち、セリンの場合はO−ベン
ジル、システィン−19の場合はS−パラ−チオメチル
ペンシル、システィン−3の場合はS−パラ−メトキシ
ベンジル、アルギニンの場合はNg−2,4,6−hリ
メチルベンゼンスルホニル、アスパラギン酸の場合は0
−ベンジル、チロシンの場合はO−2,6−ジクロロベ
ンジルである。ペプチドを合成後、得られる樹脂のアミ
ノ酸分析を行なった所、AsPは0.68meq / 
jl 、 SerはO−40、GinはU、19 、 
G17は0.86.AlaはO−20、工1eは0−3
2 、 :c、euは0.20 、 Tyrは0.18
 、 pheは(J、19 、 Argは0.51であ
った。これは目的とする合成が成功したことと一致する
。’ramらの方法(、r、 Am5r、 Ohem。
−8ac、、1983,105.6442−6455 
>に従って、ジメチルスルフィド/ルーフレ1戸−ル/
無水HI’ (6,5m/ 1.0 m// 2−5 
m >を用い℃O″Cで2時間処理し次いで真空下に揮
発性物質を除き無水IF(10m)を0 ′Gで1時間
かけて東に添加して、上記樹脂サンプル(0,15,V
)を還元してスルホキサイドとスルフィドとしそして脱
離せしめた。上記した文献の記載を本明細書に引用する
。得られる樹脂のアミノ酸分析を行なった所、76%が
解離していることが示された。粗生成物を水に溶解して
環化せしめ、−を8,5に上げてふたのないピータ−中
で1晩放置した。得られる粗生成物を、yydac O
−18カラムを用いた分離用クロマトグラフィーで精製
した。得られたペプチドのアミノ酸配列を決定した所、
目的とするペプチドの正しい構造を有していた。
ガ4 での合成 5or−s e r −078−ph841y−Gly
−堵S□S 工程1に従って調製したスルホキサイド樹脂に、N−・
(t−ブチルオキシカルボニル)−0−(2−フロモベ
ンジルオキシカルビニル)−T、+−’F−1:1シン
を工82の方法に従って結合した。トリフルロ酢酸処理
をする前と後とで、樹脂のアミノ酸分析なL タ所、O
−59meq/ 9−0−40 meq/ gの量でそ
れぞれ結合していることが示された。次いで得られる樹
脂に、N−α−(t−ブチルオキシカルボニル)−Ng
−Cパラ−トルイルスルホニル)−L−アルギニン、N
−(t−−f”チルオキシカルボニル)−L−フェニル
アラニンを、5当量の1−とrロキシペン1戸トリア・
戸−ルcHOBT>/ジインプロピルカルざジイミド(
D工PCD)縮合試薬(アミノ酸/D工paD/aoB
T= 1.[] / 1.2 / 2.0)の50:5
0メチレンクロライド/ N 、 N−ジメチルホルム
アミド溶液を用いて、結合させた。次いでアミノ酸を、
45%トリフルオロ酢酸15%アニンール150%0H
2CJ2によって脱保護した。
得られる樹脂をアミノ酸分析に付した所、 T7rが0
−40 meq / 9 、 Argか0.36 me
q / ff 、 Pheが0.42meq/、?の量
で結合し又いろことが示された。この樹脂サンプル(0
,94g 、 0.38 mmol)を、Applie
d B:losystems自ttrtへyチトシンセ
−v−イブ−Hodel 43 D A ICセットし
て、スタンダードペプチド合成条件に付した(4当量の
アミノ酸、N、N−ジシクロヘキシルカルざジイミド、
90: 1Q(V:V)メチL/7クロライド/N、N
−ジメチルホルムアミp、o、s時間縮合)。アルギニ
ンとアスパラインアミノ酸を、HOBTを用いて2重縮
合した。各種のN −BOQ −L−アミノ酸の保護基
としては、セリンの場合は0−ペンシル、システィンの
場合はS−アセトアミドメチル、アルギニンの場合はN
g−パラトルイルスホニル、アスパラギン醗の場合は○
−ベンジル、チロシンノ場合は0−2−ブロモベンジル
オキシカルボニルを用いた。合成完了後、得られる樹脂
をアミノ酸分析した所、ASpハ0.66mθq/9.
Serは0−36 、 elnはLl、16 、 Gl
yは0−75 、 hlaは0.16 、工1eは[J
、25 、 L61uは0.17 、 Tyrは0−1
9 、 pheは0−35 、 Arg kL O,5
CJであツy、−0これは目的とするペプチドの分取か
成功したことを示している。次いで前記した’1’am
らの方法に従い、ジメチルスルフィド/ルーフレ・戸−
ル/無水HF < 6−51Rt/ 1.Omt/ 2
.57!ンでUoCで2時間処理し、更に減圧下に揮発
性物質を除いて、無水HF(10m)を0′Cで1時か
けて更に加えて、スルホキサイド結合をスルフィド結合
に還元しさらに解離した。この方法によって、粗ペプチ
ド生成物960 q、を得、その1部をwaters 
BondapakC−18カラム(1911LIIX1
5Qu)を用イタ分離用HPLOによってff製し、飽
和ヨード/水溶液とともに酢酸中で環化し、仄いで分離
用Hpr、aで精製した。得られる樹脂をアミノ酸分析
した所、76%のペプチドが得られたことが示された。
精製したペプチドをアミノ酸分析した所、AClpに2
.13 、 serは3.62 、 Glnは1.ロア
、Glyは5.14 、 Alaは1.06.工1θは
1−82 、 Leuは1.05 、 Tyrは[J、
97 、 ’PMは2.04 、 Argは6.11で
あった。
例5 以下に示すペプチドの、スルホキサイド樹脂上での合成 Ber−Ber−eye−Phe−()]]y−G17
−A2m1□S 工程1に従って調製したスルホキサイド樹脂に、N−(
t−ブチルオキシカルボニル)−0−(2−ブロモペン
シルオキシカルボニル)L−チロシンを工程2の方法に
従って結合させた。トリフルオロ酢酸で処理する前と後
とで樹脂のアミノ酸分析を行なった所、それぞれ0.5
1 C8(1/M 。
0.39 msq / 9の址が結合していることか示
された。次いで得られる樹脂に、N−α−(t−ブチル
オキシカルボニル)−Ng−(2,4,6−トリメチル
ベンゼンスルホニル)−L−アルギニン、N−(t−ブ
チルオキシカルボニル)−L−フェニルアラニンを、2
.5当量のHOBT/D工POD @合試薬(アミノ酸
/D工POD/HOBT=1.0/1.2/2.0)の
5[J:5[](V:’7)メチレンクロライド/N、
N−ジメチルホルムアミド溶液を用いて、縮合させ1こ
。45%トリフルオロ酢酸75%アニンール150にメ
チレンクロライドを用いてアミノ酸を脱保護した。この
樹脂をアミノ酸分析に付した所、T7Z”が0.30 
meq、 / i 、 Argが0.21 msq/J
’、Pheか0.32maq/iの鎗で結合しているこ
とが示された。この樹脂サンプル(0,94,V。
0.28 mmol ) 4. Applied T3
LO87Btem8自動ペプチドシンセサイデ−Mod
el 430 Aにセットし、スタンダードペプチド合
成条#(4当倉のアミノ酸、N、N−ジシクロへキシル
力ルホシイミh11190’:10(v:v)メチレy
りcrライl’/N。
N−ジメチルホルムアミ)’%0−5時間縮合ンに付し
た。アルギニンとアスパライン酸アミノ酸なHOBTを
用いて2重縮合した。各種のN −BOC−L−アミノ
酸に用いた保護基は、セリンの場合は0−ベンシル、シ
スティンの場合はS−7セトアミドメチル、アルギニン
の場合はNg−2,4゜6−トリメチルベンゼンスルホ
ニル、アスパラギン酸の場合には0−ペンシル、チロシ
ンの場合は0−2−ブロモペンジルオキシカルビニルで
あった。合成完了後、アミノ酸分析を行なった所、As
pは0.30 meq / j9 、 serは0.3
2 、 Glnは0.13 、 G17はO−65、A
laはC1,12,工1eハ0.20 、 beuは0
.13 、 Tyrは0.14 、 phθは[1,3
0、Argは0.36であった。これは目的とするペプ
チドの合成が成功したことを示している。
解離を室温で5時間行なう以外は、Tanらの方法c 
J、Amer、OMm、SOC,、1986* 108
 +5242−5251 )に従い、ジメチルスルフィ
ド/トリフルオロ酢酸/m−クレゾール/トリフルオロ
メタンスルホン酸(3−0、d/ 5.0.11// 
1.0v/1.0−)の混合物を用いて、得られる上記
樹脂サンプル(0,50!りのスルホキサイド結合をス
ルフィド結合に還元しそして解離して、粗ペゾチド生成
物664ηが得られた。ペプチドを酢酸/水の80:2
0(V:V)混合物30dIC溶解し、飽和ヨード酢酸
溶液10d′?ニア10えた。室温で1時間かくはん後
、ダウからpowex■(191gma WGR2)の
名前で入手することのできる弱い塩基性の樹脂を卯え、
更VC1時間攪拌を続けた。樹脂を濾過し、水で洗浄し
て、減圧下に濃縮した。
Waters Bonclapak■C−18分離用力
;7ム(19RXX 1501uE )を用いたクロマ
トグラフィーに付し、アミノ酸配列分析を行なった所、
正しい構造を有していることが示された。得られる樹脂
のアミノ酸分析を行なった所、72%が脱離したことが
示された。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここでPはポリマー支持体、R_1は置換もしくは非
    置換の芳香族基、R_2は炭素数1〜20のアルキル基
    、R_3は置換もしくは非置換のフェニル基、n及びm
    はそれぞれ独立にO又は1を表わす。〕 で表わされる構造を有する固相ペプチド合成用樹脂。
  2. (2)ポリマー支持体が架橋化ポリスチレンゲルである
    特許請求の範囲第1項記載の樹脂。
  3. (3)R_1及びR_3が非置換フェニル基であり、R
    _2がメチレン基である特許請求の範囲第1項記載の樹
    脂。
  4. (4)下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここでPは架橋化ポリスチレン樹脂である。〕で表わ
    される構造を有するポリマー支持体を含む固相ペプチド
    合成用樹脂。
  5. (5)下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここでR_1は炭素数1〜20のアルキル基、Pは架
    橋化ポリスチレン樹脂、nは0〜20を表わす。〕 で表わされる構造を有する固相ペプチド合成用樹脂。
  6. (6)R_1がメチレン基であり、nが1である特許請
    求の範囲第5項記載の樹脂。
  7. (7)ペプチド合成法であつて、 (a)保護されたカルボキシ末端アミノ酸を、下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここでR_1は置換もしくは非置換の芳香族基R_2
    は炭素数1〜20のアルキル基、R_3は置換もしくは
    非置換のフェニル基、n及びmはそれぞれ独立に0又は
    1を表わす。〕 で表わされる樹脂に固定化してベンジルエステル結合を
    形成せしめ; (b)固定化アミノ酸を脱保護し; (c)固定化アミノ酸を中和してアミンに変換し;(d
    )工程(c)で得られるアミンに、保護されたカルボキ
    シ末端アミノ酸を縮合せしめ; (e)工程(b)、(c)及び(d)を繰り返して、工
    程(a)の樹脂上に目的とするペプチドを合成し; (f)スルホキサイドをスルフィドに還元し;次いで (g)樹脂からペプチドを脱離せしめて、合成したペプ
    チドを得る、 ことを含む上記合成法。
  8. (8)塩酸で処理することによつてスルホキサイド結合
    をスルフィド結合に還元し、次いでカルボニウムイオン
    スカベンジャーの存在下で、トリフルオロ酢酸、臭化水
    素酸、フッ化水素酸及びトリフルオロメタンスルホン酸
    からなる群より選ばれる酸で処理してペプチドを樹脂か
    ら脱離せしめる特許請求の範囲第7項記載の方法。
  9. (9)スルホキサイド結合をスルフィド結合に還元し、
    同時に、S_N_2条件の塩基の存在下で低濃度フッ化
    水素酸あるいは低濃度トリフルオロメタンスルホン酸で
    処理してペプチドを樹脂から脱離せしめる特許請求の範
    囲第7項記載の方法。
  10. (10)未反応の残つたスルフィド樹脂を、脱保護工程
    で封鎖する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  11. (11)脱保護工程を、カルボニウムイオンスカベンジ
    ャーの存在下でトリフルオロ酢酸と保護されたアミノ酸
    とを反応せしめることによつて行なう特許請求の範囲第
    10項記載の方法。
  12. (12)スルホキサイドがスルフィドに還元された特許
    請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項記載の樹脂。
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