JPS63198642A - ミオイノシトール誘導体の製造方法 - Google Patents

ミオイノシトール誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPS63198642A
JPS63198642A JP5306287A JP5306287A JPS63198642A JP S63198642 A JPS63198642 A JP S63198642A JP 5306287 A JP5306287 A JP 5306287A JP 5306287 A JP5306287 A JP 5306287A JP S63198642 A JPS63198642 A JP S63198642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inositol
myo
compound
mmol
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5306287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0419234B2 (ja
Inventor
Shoichiro Ozaki
庄一郎 尾崎
Yutaka Watabe
裕 渡邉
Akira Awaya
昭 粟屋
Yusaku Ishizuka
石塚 雄作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to US07/131,049 priority Critical patent/US4952717A/en
Priority to DE8787901675T priority patent/DE3783694T2/de
Priority to EP87901675A priority patent/EP0262227B1/en
Priority to PCT/JP1987/000149 priority patent/WO1987005598A1/ja
Publication of JPS63198642A publication Critical patent/JPS63198642A/ja
Publication of JPH0419234B2 publication Critical patent/JPH0419234B2/ja
Priority to US07/950,760 priority patent/US5292913A/en
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はミオイノシトールのリン酸エステルならびにそ
の塩、およびこれらの製造法に関する。
[従来の技術] 従来イノシトールおよびフィチン酸は米ぬか中に含まれ
ており食品添加物その他に用いられてきた。そして最近
1,4.5−および2,4.5−トリホスホ−sn−ミ
オイノシトールと推定される物質が細胞内情報伝達のセ
カンドメツセンジャーないしその代謝物として注目され
ているがこれらは細胞内にごく微量存在すると言われて
いるにすぎない。
[発明の開示] 本発明者はミオイノシトールないしイジトールを出発原
料と1ノてこれらのジ、トリ、テトラおよびベンターs
n−ミオイノシトールを含む多くの誘導体を合成する方
法を発明した。そしてこれらのなかには多くの新規物質
が含まれている。
イノシトールは6つの水酸基をもちこれをリン酸化すれ
ば1つの水酸基にリン酸が導入された(モノ)ホスホミ
オイノシトール(以下、IP、と略す)が6種、2つの
リン酸残基をもつIP2が15種、3つのリン酸残基を
もつIP、が2θ種、4つのリン酸残基をもつIP、が
1S種、5つのリン酸残基をもつIP5が6種存在する
と考えられる。
即ち、本発明は、一般式(1) [(1)式において51〜S6がアルキル基、アルキレ
ン基、アラルキル基、アリール基、 又S1〜S6のうち隣合った水酸基についている場合に
は2つが合わせて −に1(12R13、−CR”0R13、細5i112
R13−5iR12Rl30SiRI2R”−’  、
  =11)l l 2 、  、S DRI2R13
−P−XR(X−C,NR)、−P(OOH)−0−P
(OOH)−(R12、R13は、アルキル、アルキレ
ンアリール、アラルキル基又はR12R13の両端が結
合したポリメチレンをあられす)となる]であられされ
るミオイノシトール誘導体を提供するものである。
本発明は更に、リン酸残基により置換されるべき位置以
外の位置を接触還元脱離型置換基で置換したミオイノシ
トール誘導体にリン酸化剤を作用させしかるのち接触還
元することによりミオイノシトール誘導体を製造する方
法を提供する。
そして本発明の代表的ミオイノシトールの製造方法は、
,2位にブリッジ型保護基をもち、3.6位に接触還元
で除去できる保護基を有するミオイノシトール単独及又
はその鏡像体との混合物の4.5位を置換した後、,2
位のブリッジ型保護基を除去したのち、,2位に異る置
換基を入れついで1,4.5位の置換基を除去したのち
1,4.5位をリン酸化し、ついで2,3.6位の保護
基を除去して,4.5−)リホスホミオイノシトールを
製造するミオイノシトール誘導体の製法(ここにブリッ
ジ型保護基とは、=CR12111、−(:R12R1
3,−5iR12R”’、−5i1112RI3O5i
RI28”、−3812、=CR12113、(HI2
、HI3はアルキル基、アラルキル基、アリール基を表
し[12とHI3の両端が結合している場合も含む)方
法である。
本発明によれば生体中で重要な機能を存する1、4.5
−トリホスホミオイノシトールはじめ天然に存在するリ
ン酸化ミオイノシトール類、および天然には知られてお
らずかつ新規なリン酸化イノシトール化合物を、それぞ
れ選択的にかつ収率良く製造することができる。また目
的とする医薬、診断薬および試薬となりうるリン酸化イ
ノシトール化合物を得るための新規な中間体を本発明は
提供する。また天然型のリン酸化イノシトール化合物を
得ようとする場合、天然物から目的とする化合物を得る
よりも有利な化学合成により得る方法を提供する。
これらの医薬としては、カルシウムイオンの関与する生
体の各代謝過程の調節作用により薬効を発現するような
各種薬剤がある。即ち、強心剤、脳心臓血管循環系薬剤
、抗血栓剤、抗動脈硬化剤、各種向精神薬、抗癌剤、降
圧剤、昇圧剤、輸液、補液用成分、解毒剤、金属イオン
のキレート剤の作用が期待される。また食品、防錆剤と
しての用途もある。
発明を実施するための最良の形態 本発明の方法によれば、新規化合物は勿論公知化合物で
あるホスホミオイノシトール!(1,4)P2も製造す
ることができる。
本発明の方法を実施するための一般的原理は次の通りで
ある。
イノシトールは6つの水酸基があるために無差別にリン
酸化したならば数多くの化合物が生成し目的物のみをQ
LII!することは不可能である。
そこでイノシトールの2つの隣り合っている水酸基を1
組又は2組でブリッジ型に適当な保護基Mで保護する。
ブリッジ型保護基とは,cRIJ+3、−(:RI2O
R”、−5i112R13、−5iRI2R”−0−5
iR12R”−1−BRI2,snR12R+3 (3
12、H11は、アルキル基、アラルキル基、アリール
基をあられしRI2とR′3の両端が結合している場合
も含む)等であり、これをMであられし、代表例はシク
ロへキシデンおよびイソプロピリデン基がある。
2つの隣りあった水酸基をMでブリッジするには、例え
ばへばシクロヘキサノン、そのエノールエーテルである
l−エトキシシクロヘキセン、アセトン、そのエノール
エーテルである2、2−ジメトキシプロパンを作用させ
ればよい。又ジメチルジクロロシランのようなジハロゲ
ン化物を作用させてもよい。これらM基を脱離するには
、水、メタノール、エチレングリコールのような溶媒中
で加熱すれば加溶媒分解される。
残った水酸基を^rct12のような接触還元によって
容易に切断できる基(R1とあられす)ないし、アリル
基、プロペニル基、イソプロペニルのようなアリル型保
護基、メタクリル、ジクロルのようなアシル型保護基、
メトキシメチル、メトキシエトキシメチルのようなメチ
ルエーテル型保護基のようにそのまま又は2重粘合を酸
素側に移動させた後、加水分解で除去できる基又はp−
メトキシフェニル基のようにジシアノジクロルベンゾキ
ノン(D’DQ)で切断できる基(これらをR2とあら
れす)を用いて保護する。 保護基R1の代表例は、ベ
ンジル、メトキシフェニルメチルであり、R1化を行う
には、R’X (Xはハロゲン)を使用する場合が一般
的である。[1の除去は、■2ガスーPd/c触媒を用
いて行う。保護基R2をつけるには、アリルプロミド、
ジクロルクロリド、メトキシメチルクロリドのようなハ
ロゲン化R2ないしジヒドロビランのような環状オレフ
ィンエーテルを作用させればよい。R2を除去するには
、アリル型の場合、nhc13・P ((:JIs) 
3、DABCOを用いて二重結合の移動を行なった後、
酸で加水分解する。p−メトキシフェニルメチルの場合
には、接触還元と、ジシアノジクロルベンゾキノンの2
種の方法で除去できる。又ジクロルの場合にはヒドラジ
ンで切ることができる。メトキシメチルの場合には酸で
切ることができる。ベンゾイルはアンモニア水で切るこ
とができる。これらの保護基の特性を利用し、かつミオ
イノシトールの2位の水酸基がその他の水酸基に比べて
いちじるしく反応性に乏しいという特性を利用して種々
のミオノシトール誘導体を合成することができる。
リン酸化する場合には、公知のリン酸化剤を用いること
ができる。リン酸化剤としてはポリリン酸、トリメタリ
ン酸ソーダ、オルソリン酸、塩化α、α−ジクロルベン
ジルホスホアミン、オキシハロゲン化リン、ジアルキル
クロロホスフェート、ジアリールクロロホスフェート、
ジベンジルクロロホスフェート、2,2,2−トリクロ
ルエチルクロロホスフェート、ジアニリノホスホリック
クロリド、ジアミドホスホリッククロリド、N−ベンゾ
イルホスホアミジン酸、テトラベンジルビロリン酸、テ
トラアルキルビロリン酸、テトラ(β−ブロモエチル)
、ビロリン等のテトラ置換ビロリン酸(これを(P2)
 20であられす)、(06H5NH)(BnO) P
CI等が用いられる。
又3価のリンを含むジアルキルクロロホスファイト、ク
ロロN、N−ジアルキルアミノアルコキシホスフィン、
三塩化リンを用い亜リン酸化し、ハロゲンをROで置換
したのち、ヨード、t−ブチルバーオキシド等の酸化剤
で酸化する方法もある。
リン酸化には大別して4通りの方法がある。
第1はPO(OBn)2(P’と略す)をつける場合で
あり、第2は3僅のリン、例えばPCl3によりP(:
l。
をつけ、これにHOBnを作用させ次いで酸化してPO
(OBn) 2にする場合、第3の方法はリン酸モノエ
ステルをTPS等の脱水剤を用いて結合させるものであ
り、PO(O11) (OR)が生成する。第4の方法
は(:IPO(NIICIII+5) 2を用いてPO
(NHR) 2をつける場合である。各種IPx合成説
明にはこれらを合せてリン酸化といっている。この中テ
トラベンジルビロリン酸によるリン酸化は隣接する水酸
基のリン酸化によりPO(OBn) 、をつけるもので
あり、後処理も簡単で最も一般的に用いられる。3僅の
リン化合物は、反応性の低い水酸基のリン酸化に用いら
れる。第3の場合は1位2位のうち1位のみPO(01
1)ORにする場合などに便利である。ベンジル型のリ
ン酸エステルは接触還元によりベンジル基をはずすこと
ができる。又−P (OR) 2型の化合物にNalを
作用させることにより−P (OH) (OR)型に変
えることができる。第4の方法によるジアニリド基がつ
いたリンにあっては、イソアミルナイトライド或いは亜
硝酸で処理すればジアニリド基が外れ遊離のリン酸にな
る。この遊離のリン酸はカルシウム、ナトリウム、カリ
ウム、バリウムなどの金属塩、あるいはアンモニア、ト
リエチルアミン、シクロヘキシルアミン等のアミン塩と
して単躍りすることができる。
,4.5−トリホスホミオイノシトールを例にとって上
記の手順を図示したものが第1図および第2図である。
以下第1図について詳しくその反応経路を説明する。
ミオイノシトールをブリッジ型保護基Mで保護して(1
)を合成し、(1)に接触還元できるR1(例えばベン
ジル)のハロゲン化物を作用させて(2)を合成し、エ
チレングリコールと酸でMの1つを除去して(3)を合
成し、(3)に加水分解で除去できるR2(例えばアリ
ル)のハロゲン化物を作用させると(4)例えば,2−
シクロへキシリデン−4,5−ジアリル−3,6−ジベ
ンジルミオイノシトール(4a)が生成する。これを酢
酸−水と加熱することにより(5)(例えばば4,5−
ジアリル−3,6−ジペンジルミオノシトール)が得ら
れる。
(5)にR2−Y (臭化)アリルを作用させると1位
の水酸基がアリル化された(6)が得られる。
(6)にR”X (塩化)ベンジルを作用させると2位
の水酸基がR1で保護された(7)が得られる。
(7)をトリフェニルホスフィンロジウムクロリドと処
理することによりアリル基の二重結合の転移がおこりプ
ロペニル基をもつ(8)が生成する。
(8)を加水分解することにより2,3.6位がR1で
保護されたミオイノシトール(9)が生成する。
(9) にリン酸化剤(例えばジアニリノホスホリック
クロリド)を作用させて2,3.6位がR′で保護され
1,4.5位が、リン酸化剤で置換された(10)(例
えば2,3.6−1−リベンジル−1,4,5−トリス
(ジアニリド)ホスホミオイノシトール(IOa)を得
る。
(10)にイソアミルナイトレートを作用させて2゜3
.6−位が11で置換され、,4.5位がリン酸残基と
なった(11) (例えば2,3.6−ドリベンジルー
1,4.5−トリホスホミオイノシトール(11a)を
得る。
この時、4位と5位のリン酸基から脱水されてビロリン
酸型となったl−ホスホ−4,5−ピロホスホミオイノ
シトールを副生物として得した。
(11)をパラジウム触媒の存在下で接触水添すると目
的とする!、4.51−リホスホミオイノシトール(1
2) (略してI (1,4,5)P3)を得ることが
できる。
ミオイノシトールを原料とするときの問題点は、ミオイ
ノシトールがメソ型化合物で光学不活性化合物というこ
とである。
そのためミオイノシトールにシクロヘキサノン又はその
エノールエーテルを作用させると,2−シクロへキシリ
デンと、2,3−シクロへキシリデンが等モル生成する
。又、2モルのシクロヘキサノンが反応した場合は,2
−14.5−ジシクロへキシリデン体と、2,3 、4
.5−ジシクロへキシリデン体と2,3 、5.6−ジ
シクロへキシリデン体が等モル生成する。
このラセミ体をそのまま用いて1,4.5−)リホスホ
ーsn−ミオイノシトールを合成する場合に、その鏡像
体である3、5.6−ドリホスホーsn−ミオイノシト
ールが等モル生成する。
しかしセラミ体は、次のようにして分割することがfき
る。
ミオイノシトールより(1)〜(12)を合成すると実
際にはそれらの鏡像体である(1)〜(12°)が生成
する。 例えば(5゛)は5.6−ジ−0−アリル=!
、4−ジ−ローベンジル−sn−ミオイノシトールであ
る。
(5)と(5“)を分層するにはこれに光学活性な化合
物を作用させてジアステレオマーを合成し或いはラセミ
体を分離する機能をもっているカラムを通過させればよ
い。
ジアステレオマーを合成するために必要な試薬は水酸基
と反応し得る官能基を有する光学活性化合物であり、塩
化メントキシアセチルのようなアシルハライド、α−メ
チルベンジルイソシアナートのようなイソシアナート、
糖類のオルトエステル等がある。
コレらを反応させた後、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等によりジアステレオマーを分離後、分離用に付着
させた基をはづすことによって(5)と(5°)を分離
することができる。(5)と(5)以外の化合物につい
ても同様の処理をすることによりラセミ体からdと1を
分離させることができる。
また第2図で示すようにして、3.レジベンジル−1,
2−シクロヘキシリデンミオイノシトール(3)に、テ
トラベンジルピロリン酸のようなリン酸化剤P2□0を
作用させて4.5位をリン酸して化合物(14)を合成
する。化合物(14)の,2位の保護基を切って1,2
位に水酸基を有する化合物(15)とする。(15)に
光学活性化合物、例えばメントキシアセチルクロリドを
作用させてジアステレオマー(16)をつくりこれを分
離した後、メントキシアセチル基を脱離して光学活性な
ジオール(17)と(18)を得る。(18)にリン酸
化剤、例えばベンジルリン酸を脱水縮合させて(l−ベ
ンジル、4°、5−テトラベンジル−1,4,5−トリ
ホスホ)3.6〜ジベンジル−ミオイノシトール(19
)を得る。(19)を接触還元して[(+、4.5)P
3を得ることができる。(I11)にモノアルキルホス
フェート、ジアシルグリセリルモノ本スフエートを作用
させると(21)が得られ、これを接触還元してI(+
、4.5)P3のモノエステル(22)をつくることが
できる。
また、放射性ラベル化合物を合成するには、ラベルした
ミオイノシトールを原料とすることができるが、(+6
)(又は光学分割物)を原料としてこれを酸化しカルボ
ニル化合物、例えば(23)を合成し、これを還元剤で
還元してラベル化されたアルコールを得、以下(!8)
ないしく5)の場合からと同様にしてラベル化された+
(+、4.5)P、をつくることができる。
又、2,3.6−)すR1化−4,5−ジR2化−ミオ
イノシトールを酸化して1位をカルボニルとし、ついで
ラベル化合物で還元して1位にラベル原子をつけた後、
4.5位の保護基を除去し、1,4.5位をリン酸化し
、ついで還元することにより、1位をラベルした! (
1,4,5)P3 (27)をつくることができる。
酸化法はスワーン(Swern)酸化(蓚酸クロリドと
ジメチルスルホキシド)、コーワン(Coffins)
酸化(Cry、÷とリジン)等がある。又還元剤として
はNaBT4、 LiAIT4、その他ラベル原子を含
んだ還元剤がある。
又1(1,2−サイクリック、4.5)P3 (30)
を合成するには(18)ないしく5)の,2−サイクリ
ックリン酸工ステル(28)をつくりリン酸の保護基を
切って(29)を得、(29)を接触還元すれば(30
)が得られる。
又、I (+ 、4.5)P3の鏡像体であるI (3
,5,6)P3は(17)を原料として1,4.5合成
と同様に処理すれば得られる。 同様にして1,4.5
−トリホスホミオイノシトール以外のIP3.および未
知のIP2、IP、 、 rp5を合成することができ
る。
その方法を以下に記載する。
,3.4−トリホスホミオイノシトールの製法は図3に
示すように、1,2,3.4−ジシクロヘキシリデンミ
オイノシトールの5.6−位を81化し、ついで部分加
水分解して5,6−ジR1化(ベンジル)−1,2−(
シクロへキシリデン) ミオイノシトール(35)を得
る。
(35)にR2X (メトキシフェニルメチルクロリド
)を作用させて5.6−ジR1(ベンジル)3,4−ジ
−R2(p−メトキシフェニルメチル)−1,2−M(
シクロヘキシリデン)ミオイノシトール(36a)を、
又、(35)に(P”)20 (テトラベンジルピロホ
スフェート)を作用させて5.6−ジペンジルー3.4
−ジ(ジベンジルホスホ)−1,2−シクロヘキシリデ
ンミオイノシトール(36b)を得る。(36)を加水
分解してシクロへキシリデン基を除去して(37)を得
、(37)にメントキシアセチルクロリドを作用させて
ジアステレオマーをつくり、分割後、加水分解して光学
活性なジオール(37a)と(37b)を得る。 (3
7a)と(37b)にそれぞれアクリルプロミド、テト
ラベンジルピロホスフェートを作用させて1−アリル−
5,6−ジペンジルー3.4−ジ(p−メトキシフェニ
ルメチル)ミオイノシトール(39a) 、 I−ベン
ジルホスホ−5,6−ジペンジルー3.4−ジ(ジベン
ジルホスホ)−ミオイノシトール(39b)を得る。 
(39a)、(39b)の2位をベンジル化して夫々(
40a) 、 (40b)を得る。
(40a)の,3.4位の保護基を切って2,5.6−
トリベンジルーミオイノシトール(41)を得る。(4
1)の水酸基をリン酸化して(42)を得る。(42)
又は(40b)を接触還元して2,5.6−位のベンジ
ル基を除去すると目的とする!、3.4−トリホスホミ
オイノシトール(43)が得られる。
同様にして1,2;3,6−ジ賛化ミオイノシトールよ
り,3.6−トリホスホミオイノシトールが得られる。
2,3.5− トリホスホミオイノシトールは4.5−
ジ−0− R2化−3,6−ジ−0−R’化ミオイノシ
トールの1位をR1化し、4,5位のR2基を除去した
後、リン酸化、還元により脱R1化してえられる。又、
5.6−ジ−0−R”化−1,4−ジ−0−R1化ミオ
イノシトールより同様にして2,5.6−トリホスホミ
オイノシトールが得られる。
,4.8−トリホスホミオイノシトールは2,3;4.
5−ジ−化ミオイノシトールの,6位をR2化、ついで
4.5位を部分加水分解後R2化する。4がR2化され
たものを取り出し、2,3位を加水分解して2,3.5
位を81化する。1,4.6位のR2基を外してリン酸
化、RI基の還元反応により得られる。
その鏡像体である3、4.6−トリホスホミオイノシト
ールは1,2;5,6一ジM化ミオイノシトールより同
様にして得られる。
,5.6−)リホスホミオイノシトールは2,3.4.
5−ジ−0−M化ミオイノシトールの,6位をR2化、
ついで4,5位を部分加水分解後R2化する。5位がR
2化されたものを取り出し、2,3位を加水分解して2
,3.4位をR1化する。1,5.6位のR2基を外し
てリン酸化し、31基の還元反応により得られる。
その鏡像体である3、4.5−)−リホスホミオイノシ
トールは、1,2,5.[i−ジM化ミオイノシトール
より同様にしてて得られる。
,2,4−トリホスホミオイノシトールは1,2,3.
4−ジM化ミオイノシトールの5.6位をR1化し、つ
いで3.4位を部分加水分解し、部分R2化して4位R
2体を分離し、3位をRI化し、1,2,4位を加水分
解し、リン酸化し、ついで還元することにより得られる
2,3.6−トリホスホスホミオイノシトールは2,3
;,6一ジM化ミオイノシトールより同様にして得られ
る。
,2,3−トリホスホミオイノシトールは、上記の1(
+、、2,3)P3合成過程中部分R2化の際生成する
3位R2体を分離し、4位をR1化し、1,2,:1位
を加水分解し、リン酸化、ついで還元することにより得
られる。
,2,5−トリホスホミオイノシトールは1,2,3.
4−ジM化ミオイノシトールをR1化し、6位のみR1
化されたものを分離し、5位をR2化し、3.4−位を
部分加水分解し、R1化する。ついで1,2,5位を部
分加水分解し、リン酸化、ついで還元することにより得
られる。
2,3.5−トリホスホミオイノシトールは2,3.,
6一ジM化ミオイノシトールより同様にして得られる。
,2,6−トリホスホミオイノシトールは1,2,3.
4−ジ−化ミオイノシトールの5位をR1化し、6位を
R2化し、3.4位を部分加水分解tJR’化しついで
,2位を加水分解し、ついで6位のR2を除去した後リ
ン酸化し、還元することにより得られる。
2,3.4−トリホスホミオイノシトールは2,3.,
6一ジM化ミオイノシトールより同様にして得られる。
,3.5−トリホスホミオイノシトールは2,3;4,
5−ジ−化ミオイノシトールの6位をlI化し、1位を
R2化し、4,5位を加水分解、5位をR2化、4位を
R1化しついで2,3位を加溶媒分解し、3位をR2化
、2位をRI化し、1,3.5位を加溶媒分解後リン酸
化し、ついで還元することにより得られる。
4.5.6−トリホスホミオイノシトールは1,2,4
.5−ジM化ミオイノシトールの3位を82化し、4.
5位を加溶媒分解f&4,5.6位をR2化し、,2位
を加溶媒分解し、R2を除去し、接触還元すればえられ
る。
2,4.5−トリホスホミオイノシトール(54)は第
4図と実施例に示されるように,2,4.5−ジ−0−
 M化ミオイノシトールをベンジル化して3.6−ジベ
ンジル体とし、ついで4.5位のM基を除去したのちp
−メトキシベンジルクロリドを作用させて4,5−ジメ
トキシベンジル基を導入し、,2位のM基を除去しての
ち3.6−ジペンジルー4.5−ジメトキシベンジルミ
オイノシトールとする。ついでメントキシアセチルクロ
リドを作用させて1位にメントキシアセチル基を導入し
て(45)を合成し、(45)に三塩化リン、ベンジル
アルコールついでt−ブチルバーオキシドを作用させて
3.6−ジペンジルー4.5−ジ−p−メトキシベンジ
ル−1−メントキシアセチル−2−ジベンジルミオイノ
シトール(46)を得る。これに000(ジシアノジク
ロルベンゾキノン)を作用させてp−メトキシベンジル
基のみを除去して化合物(47)を得る。これにレブリ
ン酸とDCCを作用させて4位又は5位のいづれか一方
の水酸基がレブリン酸残基で保護された化合物を得、こ
れに三塩化リン、ベジルアルコール、E−ブチルバーオ
キシドを作用させて化合物(48)を得た。ついでNa
BH又はH7N−NH2を作用させてレブリン酸残基を
除去をした後、三塩化リン、ベンジルアルコール、し−
ブチルバーオキシドを作用させて化合物(49)を得た
化合物(49)をメタノリスしてメントキシアセチル基
を除去し接触還元して2,4.5−トリホスホミオイノ
シトール(54)を得ることができる。
2,4.6−トリホスホミオイノシトールは1,2,4
.5−ジ−化ミオイノシトールの6位をR2化、3位を
R1化、4.5位を加水分解し、4位をR2化、5位を
RI化し、,2位を加水分解し、1位をl(l化、4.
6位を加水分解、リン酸化、ついで還元することにより
得られる。
,2−ホスホミオイノシトールは、シクロヘキシリデン
ミオイノシトールの3.4,5,8.位をII化し、,
2位を加水分解、リン酸化、R1基の還元により11−
られる。
2,3−ホスホミオイノシトールは2,3M化ミオイノ
シトールより同様にして得られる。
2,4−ジホスホミオイノシトールは,2M化−3,6
−ジ−0− R’化ミオイノシトールの4位をR2化、
5位を11化、,2位を加水分解、1位をR1化4位の
保護基を除去してリン酸化、ついで還元することにより
得られる。
2,6−ジホスホミオイノシトールは2,3M化−1,
4−ジ−0− R’化ミオイノシトールより同様にして
得られる。 ,3−ジホスホミオイノシトールは,2:
3.4−ジM化−5,6−ジ−0−R1化ミオイノシト
ールの3,4位を加水分解し4位をR1化、,2位を加
水分解、,3位をリン酸化、ついで還元することにより
得られる。
2,5−ジホスホミオイノシトールは1,2,3.4−
ジ−M化ミオイノシトールの5位をR2化、6位をR1
化、1,2,3.4位を加水分解後、1,3.4位をR
重化、5位を加水分解、2,5位をリン酸化、ついで還
元することにより得られる。
4.6−ジ−化ミオイノシトールは2,3:4.5−ジ
M化−1−0−R’化−6−0−R’化ミオイノシトー
ルの4.5位を加水分解し5位を81化し、4位を82
化し2,3位を加水分解し、さらにR1化、4.6位を
加水分解、リン酸化、ついで還元することにより得られ
る。     ゛ ,3,4.5−テトラホスホミオイノシトールは図5に
示すように,.2,4.5−ジ−化ミオイノシトールの
3位をR2化して化合物(55)を得、ついで化合物(
55)の6位をR1化して化合物(56)を得、4.5
位のM基を除去し、4.5位をR2化しついで,2位の
M基を除去して化合物(59)を得る。化合物(59)
の1位にメントキシアセチル基を導入した化合物(60
)をカラムを用いて光学分割する。ついで化合物(60
)の2位の水酸基をR1化した後メントキシアセチル基
とR2基を除去して2,6一ジR′化ミオイノシトール
化合物(62)を得る。ついで1,3,4.5位をリン
酸化し、更に還元することによって得られる。
鏡像体である1、3,5.6−チトラホスホミホイノシ
トールは、上記(60)の鏡像体より同様にして得られ
る。
,2,4.5−テトラホスホミオイノシトールは、公知
化合物である3、6−ジ−0−R1化ミオイノシトール
をリン酸化した後接触還元することによって得られる。
2,3,5.6−テトラホスホミオイノシトールは、そ
の鏡像体として1,4−ジ−0− R’化ミオイノシト
ールより同様にして得られる。
,2,3.6−テトラホスホミオイノシトールは、,8
;2,3−ジ−〇−M化ミオイノシトールの4.5位を
R重化した後、1,6.2,:]位のM基を除去して後
リン酸化、接触還元して得られる。
,2,3.4−テトラホスホミオイノシトールは、,2
,3.4−ジ−0−111化ミオイノシトールから同様
にして得られる。
,2,4.5−テトラホスホミオイノシトールは、,2
;5,8ジー化ミオイノシトールの3.4位をRI化し
た後、加水分解、リン酸化、還元することによって得ら
れる。 鏡像体である2、3,4.5−テトラホスホミ
オイノシトールは、2,3;4,5−ジ−化ミオイノシ
トールより同様にして得られる。
3.4,5.6−テトラホスホミオイノシトールは、,
2−0−M化ミオイノシトールをリン酸化した後、M基
を除去することによって得られる。
2,3−0−M化ミオイノシトールに同様の反応を施し
て1,4,5.6−テトラホスホミオイノシトールを得
ることができる。
,2,4.6−テトラホスホミオイノシトールは、,2
;3,4−ジ−0−M化5−R1化ミオイノシトールの
6位をR2化した後、3,4位を部分加溶媒分解し、つ
いでR1化して3位のみがR1化されたものを分離後4
位をR2化し、,2−位のM基を加溶媒分解し、4.6
−位のR2基を除去し、リン酸化ついで還元することに
よって得られる。
2,3,4.6−テトラホスホミオイノシトールは、2
,3.,6−ジ−0−M化−4−0−R’ミオイノシト
ールから同様にして得られる。
!1,2,3,4.5)Ps、I(,2,3,5.6)
P、’は、1,2;4,5−ジM化−3−R2化ミオイ
ノシトールの6位を光学活性化合物で保護し、そのジア
ステレオマーを分割後、6位の基を水酸基にもどし、R
1化後、加溶媒分解して6位のみR1化した化合物をつ
くり、,2゜3.4,5.位をリン酸化後、還元して目
的物を得る。
光学分割の鏡像体から同様にしてI(+、2,3,5.
6)P、が得られる。
,2:4,5−ジM化−3−R’ミオイノシトールの6
位を光学活性化合物で保護し、光学分割後、,2:4.
6位の保護基をはずし、かつリン酸化後、還元してI(
1,2,4,5,6)Psを得る。また、光学分割の鏡
像体より同様にしてI (2,3,4,5,6)P、が
得られる。
,2;3,4−ジM、5−R’、ミオイノシトールを加
溶媒分解後、リン酸化、還元してT (1,2,3,4
、s)p、を得る。  ミオイノシトールをリン酸化す
る。又、必要に応じてそれを還元して■(,3,4,5
.6)Piを得る。
イノシトールはグルコースの還元によって生物体内で生
成することが知られているが、有機合成的にもイノシト
ール誘導体をつくることができる。即ちグルコースから
イジトールを経由してイノシトール類が合成できる。
2,5−ジ−0− R’−L−イジトールを合成し1位
と6位の水酸基をトリチル基(Tr)のような保護基(
R4)をつけたのち3,4位をR2化し、R4を親離し
たのち、酸化して,6位をアルデヒドとしてシアルヒト
を退化することにより環化の方向により3゜6−ジR’
−4,5−ジR2−ミオイノシトールと、3.6−ジR
’−4,5−ジR2−キロイノシトールと、3,6−ジ
11−4,5−ジR2−シロイノシトールの混合物を得
ることができる。R14(2ともにベンジルの時3者は
各25;25;119&、 R’がベンジルでR2がア
リルの時は30:27:9 % 、 R’がベンジルで
R2がPG (OBn) 2の時30;25:10%生
成する。あとは前述の方法によりI(1,2)R2、I
(1,4,5)R3、I(1,2,4,5)R4等、を
合成することができる。また本方法によればミオイノシ
トール銹導体のみでなく、キロイノシトール、シロイノ
シトールを合成することもできる。ジアルデヒドの環化
反応は、低原子価チタン錯体が用いられるが、その他の
試薬を用いてもかまわない。
グルコースから合成されるD−グルクロノ−6,3−ラ
クトンからイジトールを合成する方法は、数通りあるが
、1つの方法はD−グルクロノ−6,3−ラクトンの,
2位を鯖化し、5位をトシル化し、6位のカルボニルを
アルコールに還元し、塩基の存在下で反応させてグルコ
配列からイド(ido)配列への変換を行なう。このよ
うにして得られる2環性ジエーテルジオールの2級水酸
基をR1化し、アセタールを部分溶媒分解して再びヘミ
アセタールとする。ついでNaBH4のような還元剤を
作用させて2,5−ジR1化イジトールとする。
即ち、本発明者らは更に、グルクロノラクトンを原料と
して、ジ、トリ、テトラまたはペンタホスホミオイノシ
トールを合成する方法を見出した。
実施方法は第6図に示される。
グルクロノラクトンにまずケトン類R’R” (ニー0
を作用させて1位と2位の水素基を用いてケタールを生
成させる。  (R’、R″としてはアルキル、アルキ
レン、アリール、アラルキルが適当であり、ケトンの実
例としてはシクロヘキサノン、アセトン、ベンズアルデ
ヒドが用いられる。ついで、スルホニルクロリドR50
2CIを作用させて、5位の水酸基を保護する。(スル
ホニルクロリドR502CIのRとしてはアルキル、ア
リールが用いられる。)ついで、適当な還元剤、例えば
ジイソブチルアルミニウムハイドライドを用いて6位の
カルボニル基を還元してアルコール(72)を得る。 
(72) に塩基例えばDBU、D^BGO、DBN、
 トリエチルアミンなどの3級アミン、炭酸ソーダ、重
炭酸ソーダ、炭酸カルシウム、にF、 CsF 、 N
aHなどのアルカリ、アルカリ土類金属の炭酸塩、フッ
化物、水酸化物、アルコキシドの存在下にアルコール(
R’OH)を作用させると、エーテル(73)が生成す
る。アルコール(R’OH)のR1としてはアルキル、
アリール、アラルキル、含不飽和アルキルがある。(7
3)に酸の存在下にアルコールR”O11 (R2とし
てはアルキル、アリール、アラルキル、含不飽和アルキ
ルが適当である)を作用させて,2位の水酸基に置換基
RI。
R2を有するグリコフラヌロノー6.3−ラクトン(7
4)が得られる。(74)ニR’X、R’X(R’、R
’ バフルキル、アラルキル、アリール、合手飽和結合
を有するアルキル、×はハロゲン等のアニオン)を作用
させて、2,5位のOlをOR’ 、OR’に変える。
一方(73)に調を塩基の存在下に反応させR20H、
IF’で族アルコール分解して,2位の保護基をはずし
たのちR5を塩基の存在下に反応させて(75)を得る
ことができる。(75)はグルコースの1位と4位、3
位と5位が結合した2つの環状アセタールである。
(75)を酸で加水分解してR’−R”−)1である(
76)を得、これを還元剤例えばN、B10で還元して
2,5−ジ■ 置換イジトール(77)を合成し、これにR7(R7は
トリチル、アシル、トリアルキルシリル)を作用させて
,6位の水酸基をOR’としたく66)を得、(66)
にR3(R111はR3と同様のものが使用できる)を
塩基の存在下に反応させて(78)を得、(78)を加
水分解して、1,6位を水酸基にもどして(79)を得
、(79)を酸化して,6位をジアルデヒドとして(8
0)を得、(80)の両末端アルデヒドを還元環化させ
てジオールとすると、目的とする3、4,5,6テトラ
置換ミオイノシトール(旧)が得られる。この反応の還
元剤としてはMg又はMg−Hg、TiCl4とZn 
、 Mg 。
zn(Mg) 、Mg()Ig) 、BuLi、に、L
iAlH4,Zn((:u)の組合せ、Tic13とZ
n、Mg、Li、に、Zn(Cu) 、LiAlH4の
組合わせ、(:e−r2等がある。
又(75)を酸の存在下でチオールR’S)l (Re
はアルキル、アリール、アラルキル)と反応させる。又
は(76)を酸の存在下でチオールR’SIIと反応さ
せることによってジメチルカブタール(82)を得、こ
れにBρを塩基の存在下に作用させて(83)を得、(
83)にR’3SnHとアゾイソブチロニトリルを作用
させて(84)を得、(84)を酸化して(旧)を得る
ことができる。(旧)から目的とするイノシトール誘導
体例えば1,4.5−トリホスホミオイノシトールに導
くことができる。
実施例 ! ,2−ジシクロへキシリデン−3,トリー0−ベンジル
ミオイノシトール(化合物3):, 2,4.5−ジ−0−シクロへキシリデン−3,6−ジ
ペンタ ルミオイノシトールIg(1,92ミリモル)、エチレ
ングリコール12,5■g (1,96ミリモル) 、
 p−トルエンスルホン酸18.lBをクロロホルム+
6jIj中にとかし、室温で5時間撹拌した。
炭酸カリ中和復水で洗浄、乾燥、減圧濃縮後ベンゼンで
再結晶して融点137℃の目的物677.8mg(収率
80t)を得た。
実施例 2 ,2−シクロキへキシリデン−4,5−ジアリル−3,
6−ジ−ベンジルミオイノシトール(4):実施例1で
得た化合物(3)765mg(0,174ミリモル)を
DMFI−にとかし、Na旧9.1mg (0,399
ミリモル)を加えて室温てしばらく撹拌した後水冷して
アリルプロミド46.2■g(0,+azミリモル)を
加えて室温で30分撹拌した。
水、酢酸エチルを加えて有機層を水洗し、乾燥後減圧濃
縮した後ショートカラムにかけて66.8mg(74%
)の目的物を得た。
NMR1,52(IOH,(:Hl) 、3〜4.0(
6H)、4.15(4),C),−11:11−)、4
.82,4.73(4H,CToφ) 、 5.0〜5
.3(4H(:Hl−)、5.50〜6.20(21L
=(:1(−) 、 7.21(1(H,CJs)実施
例 3 4.5−ジ−0−アリル−3,6−ジ−0−ベンジルミ
オイノシトール(5): 実施例2で得た化合物(4) 68置g(0,x2yミ
リモル)をaOX酢酸,511にとかし80〜90℃に
,5時間加熱、撹拌した。減圧で揮発性物質を留去後、
シリカゲルプレートを用いて目的物(5) 48.8m
g(87に)を得た。融点104.5〜106℃元素 分析 C21SH3□06として計算 値、C: 70.89、旧7632、 実験値、C: 70.78、El: 7.35実施例 
4 3.6−ジ−0−ベンジル−1,4,5−トリ−ローア
リル−sn−ミオイノシトール(6): 実施例3でえた化合物(5)  38.4mg(0,0
826ミリモル)をベンゼン3鳳1にとかし、これに力
性ソーダ・44.8mgを加えて10分撹拌後、アリル
プロミド15rag(0,124ミリモル)を加えて8
0分間遠梳きせた。水で洗浄後、ベンゼン層を硫酸ソー
ダで乾燥させた後、濃縮乾固後、シリカゲルプレートを
用いてオイル状の目的物28.1mg(71%)を得た
NMR2,44(I11 、 OH) 、 3.04−
:,:16(:IH環H)、3.60−3.96(21
1111)、4.00−4.42 (nHC112−C
ト、 QH)、4.74(4H、C4f2−にal16
)、 5.00−5.40 (611,C112−)、
5.67−6、18 (:l1, CH2−C11) 
、 7.30(10+1、C,1Is)、IRIR(c
m −’ ):1450(OH) 、 3050、:1
025 (C−CI12)、1065 (C−0−(:
) 実施例 5 2,3.6−)リーO−ベンジル−1,4,5−トリ−
ローアリル−sn−ミオイノシトール(7): 化合物(6) 118.8mg(0,247ミリモル)
をDMFZ−にとかし水素化ナトリウム14.2mg(
0,297ミリモル)を加えてlO分間撹拌後ベンジル
クロリド34.4mg(0,272ミリモル)を加えて
室温で30分撹拌する。
反応混合液に酢酸エチル10mAと水5−を加えて抽出
し、水で洗浄、硫酸ソーダで乾燥後、シリカゲルカラム
クロマトグラフ(溶媒:酢酸エチルl:ヘキサン7)に
かけてオイル状の目的物10,3a+g(72%)を得
た。
NMR2,86−3,46(コH1環H)3.48−4
.22(38環■ 。
2H−OH−(:822H)、4.22−4.44(4
L CHGHz)、4.88−5.42(6H,CH2
弓11−)、5.49−6.14(3N(:H2−CH
−)、7.25(+5fl  CaHs)、IR305
5,3025(C−CHz) 、 1065(C−0−
C)実施例 6 2,3.6−トリ−ローベンジル−sn−ミオイノシト
ール(9): 化合物(7) IO2,3mg(0,179ミリモル)
、トリフェニルホスフィンロジウムクロリド33.8−
g(0,037ミリモル) 、DABCo 12,41
g(0,111ミリモル)、を1096aQ、エタノー
ル5−中で2,5時間加熱還流させた。ついで反応液を
水lO−に注ぎ酢酸エチルで抽出、水洗、硫酸ソーダで
乾燥後、濃縮乾固して13,2mgの,4.5−トリ(
1−プロペニル)2,3.6−トリベンジルミオイノシ
トール(8)を得た。これにo、 +−N++cz /
メタノールを加えて20分間加熱還流させた。酸性炭酸
ソーダで中和後、酢酸エチルで2回抽出し水洗、乾燥後
、減圧乾固して、オイル状の目的物47.81g(59
%)を得た。エタノールで再結晶し更にベンゼン・ヘキ
サン混液で再結晶すると融点+10−112℃の結晶を
与えた。
NMR2,35〜2,55(111,1位011)、2
,99(211、4,5位 OH) 、 3.12〜4
.16(68、環11)、4.52〜4.90(6H、
φG)(2) 、 7.28(+51, C6H3)I
R3460,3350(011)  1080.106
0 (C−0−C)実施例 7 2,3.6−トリ−ローベンジル−1,5,5−トリ−
0−ジアニリ ドホスホーsn−ミオイノシトール(1
0) :化合物(9) 134.81g(0,299ミ
リモル)をピリジン1鳳1にとかし、−10℃に冷却す
る。これにジアニリノホスホリッククロリド,12g(
4,19ミリモル)をピリジン4.2mlにとかした溶
液を加え、室温で2日間撹拌する。5%酢酸カリ水溶液
7.7mlを加え30分撹拌する。クロロホルム抽出し
、201重炭酸ソーダ水、水の順で各2回洗浄後硫酸ナ
トリウムで乾燥する。濃縮乾固してシリカゲルカラム(
溶媒ジクロルメタンIO=酢酸エチル1)にかけてsi
n 142,162,183.198℃、融点225−
7℃の目的物55.4mg(38に)を得た。
実施例 8 2、:,6−トリ−ローベンジン−1,4,5−トリホ
スホ−sn−ミオイノシトール(IR):化合物(10
) IO2,4mg(0,09ミリモル)をピリジン1
 mA、酢酸1 m,無水酢酸l−の混合液にとかし、
これにイソアミルナイトレート0.54dを加え室温で
2日間撹拌する。水2−を加え撹拌したのち減圧で溶媒
を留去する。少量の水にとかした液を、トリエチルアミ
ン、炭酸塩を含む水で調製したDEAE−セファデック
ス^−25カラムにかけ、(1,05Mのトリエチルア
ミン、炭酸水、0.05〜IMのトリエチルアミン、炭
酸水を流しIMの濃度になったとき流出したフラクショ
ン中に目的物を得た。
このフラクションを濃縮し、00胃ex 50wX2(
IR型)に通し、酸性のフラクションを濃縮した。
濃縮物をメタノールにもどし、シクロヘキシルアミン0
−11−を加え、ついでメタノールを留出するとIO2
,8mgの目的物が得られた。四塩化炭素を加えて壁を
こすると固体(11)[F]−PO3H2C6),、 
Nl2が生成した。
実施例 9 ,4.5−トリホスホミオイノシトール(12)、l−
ホスホ−4,5−ピロホスホミオイノシトール(60)
:化合物(IR)317.8mgをメタノール4:水1
の混合液15m1にとかし5!kPd/CIgを加えて
水素ガスを含むフラスコ中で11時間撹拌した。ついで
触媒を濾過し、減圧濃縮して229Bを得た。ついでこ
れをアビセル1,5gを使用しカラムクロマトグラフィ
ー(溶媒、プロパツール:濃アンモニア水:水−7:2
:l)を行ない1,4.5−トリホスホミオイノシトー
ル36.5+sgと1−ホスホ−4,5−ピロホスホミ
オイノシトール43.8mgを得た。
この2種の化合物についての核磁気共鳴吸収スペクトル
測定値は次の通りであった。
,4.5−)リホスホミオイノシトール(12):NM
Rl旧D20  溶媒、lo−D基準4.8ppm)6
−3.71(111,dd、J−10と3Hz)、3.
92(l)l。
dd、 J−9と9Hz) 、3.99〜4.05(2
8,m)、4.24〜4.31(2H,s) 13 G(020、外部ジオキサン基準67.4ppm
)プロトンでカップリングニア,5,7,6゜72,2
,76.0 (d、J =5Hz)、77.5(dd、
J−6と3Hz)、79.1(dd、 J−6と 4H
z)l−ホスホ−4,5−ピロホスホミオイノシトール
(60): NMR’ 11 (D20  溶媒、80−D基準4.
8ppm)δ−3,80(IH,dd、J−10と3H
z)、3.94(IH,dd。
J−10とIGHz)  、4.01(IH,ddd、
J−10と8 と3Hz)、4.12(IH,ddd、
J−10と10と6Hz)、4.31(+8.6rs)
、4.41(I11、ddd、J虐10と10と6l−
1z) 31P(D20.外部H3PG、基準;Oppm)−9
,0(dd、J−18と6Hz)、−8,6(dd、J
−18と6Hz)、2,5(d、J−8Hz)。
(JEOI、JNM GX 400テ測定)実施例 1
0 4.5−ジ−0−アリル−3,6−ジ−O−ベンジル=
sn−ミオイ ソシトール(9^)、5.6−ジ−0−
アリル−1,4−ジ−0−ベ フジルーSローミオイノ
シトール(9B)14(6)、5(5)−ジ−0−アリ
ル−3(1) 、 6(4)−ジ−ローベンジル−ミオ
イノシトール4.66g(10,6ミリモル)をピリジ
ン50−に溶解し塩化メトキシアセチル2,59g(1
1,1ミリモル)を0℃で滴下する。滴下後5時間撹拌
した接水を加え、酢酸エチルで3回抽出する。酸性硫酸
カリ水、重炭酸ソーダ水、水で洗浄後、硫酸ソーダで乾
燥する。溶媒を留出後、n−ヘキサンで2回再結晶して
融点67.5〜68.5℃の結晶^2,72g(404
k)を得た。濾液をフラッシュカラムクロマトグラフィ
ーにかけてジアステレオマーを分離した。オイル状の鏡
像体82,72g(4H)を得た。
結晶A ,06g(3,26ミリモル)をメタノール2
0m1にとかしlOlか性ソーダ水,561m1 (3
,91ミリモル)を加えて室温で5時間撹拌し、水で稀
釈後、酢酸エチルで3回抽出する。重曹水、水、食塩水
で洗浄し、硫酸ソーダで乾燥する。濃縮後、ベンゼンと
ヘキサンの混合液から再結晶して、3.6−ジ−0−ベ
ンジル−4,5−ジ−0−アリル−ミオイノシトール(
9A) ,37g(95%;)を得た。
[α] 1 ”  −−14,3 先にカラム分離して得たオイルBを同様に処理して鏡像
体 Bを結晶として得た(9b)。
[α]16− ÷14.2゜ 実施例 11 ,4.5−トリホスホーsn−ミオイノシトールおよび
3.5. 6−トリホスホーsn−ミオイノシトール:
化合物(9^)と(9B)夫々を実施例3〜9と同様に
処理して光学活性な1,4.5−)リホスホーsn−ミ
オイノシトールとその鏡像体 である3、5.6−トリ
ホスホーsn−ミオイノシトールを得た。
実施例 12 ,4.5−トリス(ジベンジルホスホ)−2,3,6−
トリベン ジル−ミオイノシトール(13a) :化合
物(9a)50mg(0,1109ミリモル)をテトラ
ヒドロフラン2耐に溶解しフェナントロリンを少量加え
一78℃に冷却する。ブチルリチウム0.344 mA
(0,399ミリモル)を滴下し、これに液の色が茶よ
り音色に変色するまでジイソプロピルアミン13.5a
+g(0,1:13ミリモル)を加えた。ついでテトラ
ベンジルピロホスフェート1671mg(0,416ミ
リモル)を加え48°より0℃に昇温する。Oでで2,
5時間、室温で30分撹拌後、エーテル抽出、水洗、乾
燥後、エーテルを留去し、残漬をシリカゲル薄層板でク
ロマトグラフにかけ飴状の目的物(1:1a)69.7
mg(52,8%)を得た。
NMR(3,40,3,50,3,88,3,94,4
,08,4,+8.4.30゜4.48,4.70,4
.7B、4.80,4.88,4.90,5.04゜合
計24H、C)I2とCI1) (7,18,7,+9.7.23,7.24,7.26
.合計4511、C6H5) 実施例 +3 ,4.5−トリホスホ−ミオイノシトール(12) :
化合物(13a) 100mgをメタノール3j11に
とかし、5%Pa/(:  0.2gを加えて水素ガス
を含むフラスコ中で10時間撹拌した。ついで触媒を濾
過し減圧濃縮して30mgの残漬を得た。ついてアビセ
ル3gを用いてカラムクロマトグラフィーを行ない,4
.5− トリホスホミオイノシトール(12) 15m
gを得た。
実施例 14 ,4.5− トリス(ジエチルホスホ)−2,3,6−
トリベンジ ルーミオイノシトール(13b) :化合
物(9A)50−g(0,1109ミリモル)にテトラ
エチルピロホスフェート1201gを実施例12と同様
にして反応させて飴状の目的物(13b)45mgを得
た。
実施例 15 ,4.5−)リス(ブチル、ベンジルホスホ)−2,3
,6−1−リベンジルーミオイノシトール(13c):
化合物(9A)30mgに実施例12と同様にしてp、
 p’−ジブチル−P、  P’−ジベンジルピロホス
フェート135mgを反応させて飴状の(13c)21
mgを得た。
実施例 16 ,4.5−トリス(ブチルホスホ)−ミオイノシトール
(12b): 化合物(13C)19麿gをメタノール21中で実施例
13と同様にして接触還元を行い、目的物(12b)。
7+Hを得た。
実施例 17 3.6−ジペンジルー4.5−ビス(ジベンジルホスホ
)−1,2−シクロヘキシリデン−ミオイノシトール(
14) : 化合物(3) 50mgをTHF2mlにとかし、フェ
ナントロリン少量を加え、−78℃に冷却し、,16N
のブチルリチウム0.24m1を滴下し、これにジイソ
プロピルアミン0.5鳳1を加え、ついでテトラベンジ
ルピロホスフェートI:15mgを加え0℃に昇温する
0℃で2,5時間、室温で30分撹拌した。実施例12
同様に処理して64.9■g (60%)の目的物(1
4)を得た。
実施例 18 3.6−ジペンジルー4.5−ビス(ジベンジルホスホ
)ミ オイノシトール(15) : 化合物(14)36.31g(0,038ミリモル)を
0.IN塩酸メタノール溶液0.38−にとかし、室温
で15時間撹拌した。に011/MeOHで中和後、メ
タノールを留去し、サク酸エチルー水で分液し、有機層
を乾燥後、溶媒を留去し、3,11gの残漬を得た。こ
れをシリカゲル板クロマトグラフにかけ、化合物(15
)22,6mg(6H)を得た。
NMRδ2,7B−2,96(III 、OH) 、2
,96−3.14(IH1叶) 、 3.32−3.6
6(m 、 3H) 、 3.75−4.16(210
、4,3−5,18(s、 +38)6.82−7.4
0 (m  、実施例 19 1−メントキシアセチル−3,6−ジペンジルー4.5
−ジ(ジベンジルホスホ)ミオイノシトール(16):
化合物(15)500mgをピリジン5−に溶解し、塩
化メントキシアセチル0.26gを0℃で滴下する。
5時間撹拌後、酢酸エチル−水、重炭酸ソーダ水で処理
し、酢酸エチル層を乾燥後、溶媒を留去し、残漬をカラ
ムクロマトグラフィーにかけてジアステレオマー200
■g  +  200mgを分離した。
実施例 20 3.6−ジペンジルー4.5−ビス(ジベンジルホスホ
)ミ オイノシトール(18) : 化合物(+6) 180■gをメタノール3−にとかし
、(:H3ONaのIN液、0.1mAを加えて室温で
5時間撹拌し、水−酢酸エチルで抽出し重曹水、水、食
塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去後、カラムクロマトグラ
フィーにかけて化合物(18) 96Bを得た。
実施例 21 3.6.−ジベンジル−4,5−ビス(ジベンジルホス
ホ)=!−ベンジルホスホーミオイノシトール(19)
: 化合物(18) 130mgをピリジン2 mAにとか
し、トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド15
0mgを加え室温で1時間撹拌する。ベンジルホスフェ
ート200■gを加え、50℃に加熱し、30分撹拌後
、室温で3日間撹拌した。cH2ci、と水を加え、C
H2(:12抽出、水洗、乾燥、CH2Cl2留去後シ
リカゲルカラムにかけて、目的物(19)85mgを得
た。
実施例 22 ミオイノシトール1,4.5−トリホスフェート(12
) : 化合物(19)501gをメタノール311にとかし、
5!kPa/cO,2gを加えて水素ガスを含むフラス
コ中で126間撹拌した。ついで触媒を濾過し、減圧濃
縮して36agを得た。これをアビセルカラムで精製し
て目的物(12) 1 lff1gを得た。
実施例 23 1−(n−ブチルホスホ)−4,5−ホスホ−ミオイノ
シト−ル(22a): 化合物(18) 100mgを実施例21と同様にして
150a+Hのブチルホスフェートと反応させて3.6
−ジペンジルー4.5−ビス(ジベンジルホスホ)−1
−ブチルホスホ−ミオイノシトール(21a)11Om
gを得た。
(21a) 40mgを実施例13と同様にして化合物
(22a)+ 1++gを得た。
実施例 24 1−(2’ 、3−ジ−ステアロイルグリセロ−1′−
ホス ホ)−4,5−ジホスホ−ミオイノシトール(2
2b) :化合物(18) 100mgを実施例 21
と同様にして、2,3ジステアロイル(−グリセロ−1
−ホスフェート200mgと反応させて、3.6−ジペ
ンジルー4.5−ビス(ジベンジルホスホ)−1−(2
’ 、3’−ジステアロイル−グリセロ−1′−ホスホ
)−ミオイノシトール(21b)1101gを得た。(
21b) 60邦を実施例13と同様に接触還元して化
合物(22b )12mgを得た。
実施例 25 2−オキソ−1−メトキシアセチル−3,6−ジベンジ
ル −4,5−ビス(ジベンジルホスホ)−ミオイノシ
トール (23)ニ ー78℃に冷却したC H2CI2 (2ml)にオキ
ザリルクロライド50−gを加え5分間撹拌する。化合
物(+6a) 50mgのCH2(:12の!11溶液
を加え1時間撹拌する。トリエチルアミン170mgを
加え1時間撹拌後、室温で更に1時間撹拌する。減圧で
環線後、シリカゲルカラムにより化合物(23)35m
gを得た。
実施例 26 3.6−ジペンジルー4.5−ビス(ジベンジルホスホ
)−2−重水素−ミオイノシトール(25b) :化合
物(23) 10mgをテトラヒドロフランl−にとか
し%0″に冷却する。これにNaBD420邦mgを加
え5時間撹拌する。ついで10!kNaOH水溶液l−
を加え室温で5時間撹拌する。水で希釈後、酢酸エチル
で抽出、水洗、乾燥後、濃縮、シリカゲルカラムにより
化合物(25b) 5mgを得た。NMR、IRは化合
物(18)とほぼ同じであった。
実施例 27 3.4−ジ−ローパラメトキシベンジル−5,6−ジ−
〇−ベンジルミオイノシトール(37): ,2−シクロへキシリデン−3,4−ジ−0−バラメト
キシベンジル−5,6−ジ−ローベンジルミオイノシト
ール210mg(0,31ミリモル)を、無水メタノー
ル3.1mlにとかし、0.1ト塩酸のメタノール溶液
3.1mlを加えて、室温で3時間撹拌した。
水酸化カリウムのメタノール溶液で中和後、減圧でメタ
ノールを留去し、水、酢酸エチルを加えて有機層を水洗
し、乾燥、減圧濃縮後、エタノールで再結晶して融点1
22℃の(37) 139mg (75%)を得た。
NMR2,60(211,011) 、3.32−3.
58(3),環H)、3.80(a11 、CH30−
φ) 、 3.70−4.12(3H,環H)、4.6
2−5.00(811,φ−CH2)  、  6.7
2−7.20(+81,  φ) IR3350(O11)、+080 (C−0−11:
)実施例 28 1−アリル−3,4−ジ−0−パラメトキシベンジル−
5,6−ジ−ローベンジルミオイノシトール(39):
化合物(37)122−g(0,20ミリモル)、アリ
ルプロミド36.91g(0,30ミリモル)、水酸化
ナトリウム110mg (2,74ミリモル)を、無水
ベンゼン9社中に加え、100分間加熱還流させた。
減圧でベンゼンを留去後、水、酢酸エチルを加えて有機
層を水洗し、乾燥、減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフ(溶媒:酢酸エチルl:ヘキサン2)にかけ
て58.4mg(454t)の(39)を得た。
NMR2,48(1),OH) 、 3.18−4.2
0(61(、環H)、3.80(611,CH30−φ
) 、4.18(211,CH2−(:11)、5.1
0−5.35 (211,CH2−C11)5.73−
6.20(Il+、 [;11−CH2) 、 6.7
7−7、:+5  (+80.φ)IR3450(01
1)、3000(C−11:H2) 、+065(C−
0−(:)実施例 29 1−アリル−3,4−ジ−ローバラメトキシベンジル−
2,5,6−トリ−ローベンジルミオイノシトール(4
0): 化合物(39)+50lg(0,23ミリモル) 、5
0!に水素化ホウ素ナトリウム12,4mg(0,26
ミリモル)をDMFl−にとかし、0℃でしばらく撹拌
した後、ベンジルクロライド32,6mg(0,26ミ
リモル)を加えて室温で4時間撹拌した。
水、ジエチルエーテルを加えて抽出し、水で洗浄し、乾
燥後減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフ(溶
媒:酢酸エチル!:ヘキサン4)にかけてオイル状の(
40) 116mg(68′4)を得た。
NMR3,80(6H,CH3O−φ) 、 4.59
−4.87(IOH。
CH2−φ) 、 5.12−5.39(2H,CH,
−C)l)、5.90−6.15 (IH、CH−CH
2) 、 6.77−7.35(238,φ) IR3030(C−G H2) 、1060(C−0−
C)実施例 30 1−アリル−2,5,6−トリ−ローベンジルミオイノ
トール (41,): 化合物(40) 114mg (0、16ミリモル)を
ジクロロメタン2,0mlにとかし、水0.1m,[l
DQ aa、emg(0,39ミリモル)を加えて0℃
で,5時間撹拌した。
ジクロロメタンを加えて重炭酸ソーダ、水の順で洗浄し
、乾燥後、減圧濃縮してショートカラムにかけて53.
8−g(70%)の(41)を得た。
NMR2,65(211,OH)、4.70−4.85
 (en、cH2−φ)5.00−5.43(2+,(
:)I2−)、5.58−6.00 (IH,(:H−
CH,) 7.05−7.35(15H,C:6Hs)
実施例 31 2,5.6−トリ−ローベンジルミオイノシトール(4
2): 化合物(41)53.0lg(0,11ミリモル)、ト
リフェニルホスフィンロジウムクロリド13.8mg(
0,015ミリモル) 、 DABCO2,5lg(0
,022ミリモル)、を10 $aq、エタノール31
中で9時間加熱還流させた。ついで水、酢酸エチルを加
え、水洗、乾燥後、減圧濃縮してJショートカラムにか
けた。これに0.1ト塩酸のメタノール溶液,1mlを
加え、室温で1時間撹拌した。
水酸化カリウムのメタノール溶液で中和後、減圧でメタ
ノールを留去し、水、酢酸エチルを加えて有機層を水洗
し、乾燥、減圧濃縮後シリカゲルプレートを用いて(4
2)35.2mg(72!k)を得た。
実施例 32 2,5.6−ドリベンジルー,3.4− トリス(ジベ
ンジルホ スホ) ミオイノシトール(43):化合物
(42)30mgを実施例12と同様に100mgのテ
トラベンジルピロホスフェートと反応させて飴状の化合
物(43)43mgを得た。
実施例 33 イノシトール(1,3,4)  トリホスフェート:化
合物(43) 30mgをメタノール,5思1にとかし
5%;  Pd/c O,1gを加え、水素ガスを含む
フラスコ中で10時間反応させた。実施例13と同様に
処理してII、3.4)P3の6mgを得た。
実施例34 3.6−ジペンジルー1,2−シクロへキシリデン4.
5−ジ(p−メトキシベンジル)−ミオイノシトール(
44)  : 3.6−ジペンジルー1,2−シクロへキシリデン−4
,5−メトキシベンジルミオイノシトール212,8m
g (0,483ミリモル)をDMF 2mlにとかし
Na1l 51mg (1,06ミリモル)を加えて3
0分撹拌し。
0℃に冷却してp−メトキシベンジルクロリド158.
6 l1g(1,01ミリモル)を加え30分後室温に
もどし1時間撹拌をつづけた。エーテル抽出、水洗、乾
燥濃縮後、シリカゲルプレート上で分離して目的物34
.1lg (78%)を得た。
これをO,lN−NCl ,3ml中4時間室温で撹拌
し、に011−MeOHで中和後クロロホルムー水を加
え、クロロホルム抽出を4回くりかえし、シリカゲル板
で分離して化合物(44) 58.7mg (76’J
i)を得た。
実施例35 3.6−ジペンジルー4.5−ジ(p−メトキシベンジ
ル)−1−メントキシアセチルミオイノシトール(45
) : 化合物(44) 、 2,589g(4,31ミリモル
)をビリジン25m1にとかし0℃でメントキシアセチ
ルクロリド,053g (4,52ミリモル)を滴下し
、1時間撹拌した。酢酸エチルで3回抽出し、にHCO
3水、K11S03水、水、食塩水の順に洗浄し、シリ
カゲルクロマトグラフィーにかけて化合物(45) 3
.189g(931;)を得た。
実施例36 3.6−ジペンジルー4.5−ジ−Pメトキシベンジル
ー1−メントキシアセチル−2−ジベンジルホスホミオ
イノシトール(46) : 化合物(45) ,99g (2,5ミリモル)をテト
ラヒドロフラン20m,ピリジン10s+1にとかし、
−78℃に冷却して、三塩化リン,372gをテトラヒ
ドロフランに溶解した溶液を滴下し、室温まで昇温し、
−夜撹拌した。ついで−78℃に冷却してベンジルアル
コール2,97g  (2,84ミリモル)を加え1時
間撹拌した。ついでt−ブチルヒドロパーオキシド2,
57g  (20ミリモル)を加えて0℃に昇温し2,
5時間撹拌した。クロロホルム抽出後、K)ISO4水
、水で洗浄、乾燥後カラムクロマトグラフにかけて化合
物(46) 2,627g (99*)を得た。
実施例37 3.6−ジペンジルー1−メントキシアセチル−2−ジ
ベンジルホスホ−ミオイノシトール(47) : 化合物(48) 36.8mg (0,0348ミリモ
ル)をジクロルメタン131と水18μの混合物にとか
し、0℃でDDQ  23.7mg  (0,104ミ
リモル)を加えて2時間撹拌した。NaHCO3で洗浄
後、乾燥、濃縮しカラムクロマトグラフィーにより化合
物(47) +9.0■g(674k)を得た。
実施例38 2,4(又は5)−ジベンジルホスホ−3,6−ジペン
ジルー1−メントキシ−5(又は4)レブロイルーミオ
イノシトール(49)  :化合物(47)0.82g
(1ミリモル)をジクロルメタン71ににとかし、レブ
リン酸0.139g(1,2ミリモル)、ジシクロへキ
シルカルボジイミド(DC(:)0.268g (1,
3ミリモル)を加え、5時間撹拌した。固体を濾過し濾
液を濃縮し5エーテルを加えてNaH11:Ox水、水
で洗浄、乾燥、濃縮し0.915g(定量的)の残渣を
得た。残漬をピリジン、THFにとかし一78℃にて0
.412g (3ミリモル)の三塩化リンを加え室温で
12時間撹拌し、−78℃に冷却してベンジルアルコー
ル,297g(12ミリモル)を加え1時間撹拌した。
t−ブチルヒドロパーオキシド0.772g (6ミリ
モル)を加えて0℃に昇温し2,5時間撹拌した。後処
理を行ない化合物(49) 0.764g(56%)を
得た。
課施例39 2,4,5 トリス(ジベンジルホスホ)−1−メント
キシアセチル−3,6−ジベンジルミオイノシトール(
52) :化合物(49)0.368g(0,13ミリ
モル)をTHF :水の4=1混合液21にとかし、0
℃にてNaBH447mg(1,252ミリモル)を加
えて25分間撹拌した。エーテル抽出、水、塩酸水、水
で洗浄し、乾燥、濃縮液後、カラムクロマトグラフィー
にかけて2(4又は5)−ビス(ジベンジルホスホ)−
1−メントキシアセチル−3,6−ジペンジルミオイノ
シトール0.2667g(729&)を得た。
この化合物0.3508g(0,33ミリモル)をTH
F 4■I、ピリジン11の混合液にとかし、−78℃
にて0.181g(1,32ミリモル)の三塩化リンを
加え2時間撹拌した。ついで、ベンジルアルコール0.
535g(4,95ミリモル)を加えて,2時間撹拌し
た。ついでt−ブチルハイドロパーオキシド0.34g
(2,64ミリモル)を加えて50分撹拌した。沈澱物
を濾過し、濃縮後、エーテルを加え、水、塩酸水、水、
NaHCO3水、水で洗浄し、乾燥、濃縮後カラムクロ
マトグラフィーにかけて化合物(52)0.2441g
(56t)を得た。
実施例40 ,2−4.5−ジ−0−シクロへキシリデン−3−ベン
ゾイル−ミオイノシトール(55):,2,−4.5−
ジシクロへキシリデン−ミオイノシトール42,Lmg
(0,124ミリモル)を、DMF,2mlにとかしベ
ンゾイルイミダゾール25.6mg(0,148ミリモ
ル)と弗化セシウム5mgを加え室温で2時間撹拌した
。クロロホルム抽出、水洗後、乾燥、濃縮し、シリカゲ
ルカラムにかけて化合物(55)39.3mg(70%
)を得た。
化合物(55)のNMR δ,16〜,80 20HA11p  bδ2,56〜
2,72 −0−Hbδ3 .54.18(Hl) JH5H,−10,3H2dd
δ3.94.IH(Hs) JHaHs = 10.3
Hz  JH8H+= 6.3Hzdd   D20処
理 δ4.1,IH(Hl)  JJH6−6,3H7JL
H2−4,6+1Zdd    o2o処理 64.17.IH()14) JH4IIs = JH
4H3= 10.3Hz  ddδ5.:12,l1l
(Ha)  JH3H4−10,3Hz  J)Is1
1z”4.6Hz  ddδ7.29〜7.58,3H
,Bz(m−、p−)δ8.00〜8.+6,2H,B
z(o−)実施例41 ,2−4.5−ジ−0−シクロへキシリデン−3−ベン
ゾイル−6−ベンジル−ミオイノシトール(58) : 化合物(55) 692,5lg  (1,56ミリモ
ル)をジクロルメタン6.5mlにとかし、シクロヘキ
サン13m,  o−ベンジル−トリクロルアセトアミ
ド786.4mg  (3,12ミリモル)、トリフロ
ロ酢酸を加えて室温で2,5時間撹拌した。沈澱物を濾
過し、濾液を重曹水ついで水で洗浄し、乾燥、濃縮後シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにかけて化合物(5
B) 708.6lg(85!k)を得た。
化合物(56)のNMR δ,16〜!、80 20HA11p  b    2
011δ:!、62,1),(Hs)  JlbHg−
11,1+12   JH5H4=8.9H7dd  
  IH δ4.12,11,(114) J)14115−8.
9)12  JH4H3−10,3!IZd  IH δ4,19.l),(Hl) JHdls−5,4Hz
  Jl(+Ht−4,6112d  IH δ4.58.IH,(Hg) J)!+5HII−11
,IH7J)I+dl+−5,41+Zd  IH δ4.66、IH()12) JH2HI寝JH2H+
”4.6H2dd  I)l δ4.87  −4:H22HS δ5.28.0+、 (113) JH3H2−4,6
Hz JIbH4=10.387゜dd  IH δ7.24〜7.5B、8H,Bm、Bz  (m−、
p−)    8Hδ7.96〜8.15,2H,Hz
 (o−)        2H実施例42 ,2−シクロへキシリデン−3−ベンゾイル−6−ベン
ジル−ミオイノシトール(57) :化合物(56) 
39.6mg (0,074ミリモル)をクロロホルム
,31にとかし、エチレングリコール4.8−g  (
0,077ミリモル)とトシル酸1mgをクロロホルム
0.65m1にとかした溶液を加えて室温で7時間撹拌
した。炭酸カリで中和後水洗、乾燥、濃縮後シリカゲル
板で精製して化合物(57) 271g(aOX)を得
た。
実施例43 ,2−o−シクロへキシリデン−3,4,5−トリベン
ゾイル−6−ベンジル−ミオイノシトール(58) : 化合物(57) 252,5mg  (0,556ミリ
モル)をピリジン2,78m1にとかし、ベンゾイルク
ロリド234.3−g  (1,ロアミリモル)を0℃
で滴下した。ついで室温まで昇温しジメチルアミノピリ
ジン1滴を加えて,5時間撹拌をつづけた。水数滴を加
え酢酸エチルで2回抽出しついで10%亜硫酸ソーダ水
で2回、重曹水、水で洗浄後乾燥、濃縮しカラムクロマ
トグラフィーにかけて化合物(58):15,9mg 
 (969&)を得た。
実施例44 3.4.5− トリベンゾイル−6−ベンジル−ミオイ
ノシトール(59) : 化合物(58) 327mg  (0,493ミリモル
)を80%酢酸水溶液12,5+slと共に100℃で
1時間加熱した。加圧濃縮し残漬をクロロホルムにとか
し重曹水、水で洗浄し乾燥後濃縮しカラムクロマトグラ
フィーにかけて(59) 262,9mg  (924
k)を得た。
化合物(59)のNMR 62,66〜2,90  −OHb   211δ3,
80〜4.00  (Hr)  IIDIδ4.15 
(H6) J1161, =J11、H5=9.7Hz
  dd  IIIδ4,42〜4.54  (Hl)
  m   i11δ4.68  2N δ5.28  (H3)JH3H2−2,9Hz  J
HJ4−10.9Hz  ddIH δ5.63 (Hs) JHs11i  = IO,9
H2JHsHs= 9.7Hz ddδ6.14  (
H4)  JH4H3−10,9)IZ JLHs −
10,9H2ddIH 67,06〜7.48,14HOs、Hz  (m−、
p−)δ7.68〜8.00.  5HBz(o−)実
施例45 1−メントキシアセチル−3,4,5−トリベンゾイル
−6−ベンジル−ミオイノシトール(60)  :化合
物(59) 262,3麿g  (0,45ミリモル)
をピリジン2,3a+1にとかし、0℃に冷却し、これ
にメントキシアセチルクロリド110−g  (0,4
72ミリモル)を加えて10分間撹拌した。酢酸エチル
抽出し、亜硫酸ソーダ水、重曹水、水で洗浄、乾燥、濃
縮後カラムクロマトグラフィーにかけて(60)289
.4mg  (83!k)を得た。これを更にベンゼン
2mlにとかし、エーテル−ヘキサン1:3の混合溶媒
を用いて中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーを行
ない光学分割して右旋性のもの53tsg、左旋性のも
の53+agを得た。
実施例46 3.4.5− トリベンゾイル−2,6−ジペンジルー
1−メントキシアセチルミオイノシトール(61) : 化合物(60) 54.6mg (0,07ミリモル)
をジクロルメタン0.5mlにとかし、0−ベンジルト
リクロルアセトアミド70.8mg (0,21iミリ
モル)をシクロヘキサン1mlにとかした溶液とトリク
ロロメタンスルホン酸5μを加えて3,5時間撹拌した
。エタノールで希釈し、重曹水で洗浄し、乾燥、濃縮後
カラムクロマトグラフィーにかけて化合物(6り26.
1s+g (43%)を得た。
化合物(61)のNMR 60,70〜0.90.   IOH,C113、fp
r、鳳6,06〜2,53. 8H,cyclo C1
−12,11:H,dδ2,62〜2,84.  IH
,−0)1  dδ2,90〜3.20.  IH,0
−CH,dδ4.05,21+、CG)12 、   
Jun、= 4.9Hzδ4.38.lH,(He)J
HH=JHH=9.4Hz  ddδ4.56〜4.6
7.3H,−GH2CsHa、  (112)δ5.1
8〜5.48.2H(H,、)+3)δ5.69.lH
,01s)  JHs  He  =J11s  L=
9.411Z dd156.15.IH,()14) 
 IH4H5=Jl14  H3=9.4Hz ddδ
7.I4〜7.50,14HBm、Bz (m−+1)
−)δ7.68〜8.00,6HBz (o−)実施例
47 2,6−ジベンジル−ミノイノシトール(62)  :
化合物(61) 25.1■g (0,0289ミリモ
ル)をメタノール0.6腸lにとかし、これに8.3m
g  (0−173ミリモル)のナトリウムハイドライ
ドを0.311のメタノールに溶かした液を加えて室温
で10分撹拌した。陽イオン交換樹脂を通した後濃縮し
、濃縮物16.2+1gをシリカゲルプレートを用いて
精製し6.7mg (64!li)の化合物(62)を
得た。
化合物(62)のNMR δ4.10.I11 (+16) JH6HS =JH
8HI =10.3H2dd//   III  (+
12)  JIlztl+=JIIzlh  =2,3
+IZ ddδ4.90  I11  (H1)  J
11IH2=2,3H2JHIH&  = 10.31
1zd 64.94 1tl  (+13)  J11312=
2,311Z JH3114= 10.3Hzd 65.1+、III  (IIs)  JI15f14
=JHsHn  =10.:IHz  ddδ5.5+
、III  (IJ  Jl14t15=JHJh  
=10.111Z  ddδ7.06〜7.35.10
+,   ^r実施例48 2,6−ジペンジルー,3,4.5−テトラアセチル−
ミオイノシトール(6:l)  :化 合物62 (0,0186ミリモル)をピリジン0.5
mlに溶かし、無水酢酸0.51を加え一夜撹拌する。
−酢酸エチルで抽出し、水、lNHCl 、飽和重曹水
、食塩で洗浄し、乾燥、濃縮後シリカゲルプレートを用
い精製し、7mg (74!k)の化合物(63)を得
た。
実施例49 2,6−ジペンジルー,3,4.5−テトラ(ジベンジ
ルホスホ)ジオイノシトール(64)  :化合物(6
2) 30mgを実施例12と同様にして130mgの
テトラベンジルピロホスフェートと反応させて46%m
gの化合物(64)を得た。
実施例50 イノシトール−(+、3,4.5 )テトラホスフェー
ト  (65)   : 化合物(64) 20mgを実施例13と同様にして接
触還元を行ない化合物(65) 4.5mgを得た。
実施例51 ,6−ジドリルー2,5−ジベンジルイジトール(66
)  : 2,5−ジベンジルイジトール0.92g  (2,5
4ミリモル)のピリジン溶液(3ml)に塩化トリチル
,7g、 (6,09ミリモル)を加え室温で一夜撹拌
する。氷とエーテルを加え有機層を水で2回、NaH3
O4水溶液で3回、水、重曹水、水、食塩水で洗浄後、
乾燥する。フラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:水=1:4)にかけ化合物(66),59g 
(71%)を得た。
IR(neat) 3500cs+−’NMIt(CD
Ch  )  δ= 7.2:I (br、4011)
 、4.70 (d、J−1111z。
211)、  4.46(d、J−11112,211
)、:,88−3.46(1,4H)、3.46−:,
08  (m、  411)、2,78(brs、21
1)実施例52 3.4−ジアリル−2,5−ジベンジル−1,6−ジト
リチルーイジトール(87) : 化合物(6B) 0.507g(0,60ミリモル)の
[1MF(3鳳1)溶液をNaH33mg(1,38ミ
リモル)のDMF(5鳳1)懸濁液に水冷下滴下し室温
にもどして15分間攪拌する。再び氷冷し臭化アリルO
,16g(1,:12ミリモル)を加えた後室温で4時
間攪拌する。冷却後、酢酸エチルと水を加え、有機層を
水、重曹水、水、食塩水で洗浄後、乾燥する。フラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=
 1 : 15)にかけ化合物(67) 0.517g
(93%)を得た。
NMR((:D(:h)δ−7,60−6,80(++
+、40H) 、5.8−5.1 (m、2H) 。
5.1−4.2(+a、8N)、4.0−3.44(閤
、8H)、3.44−3.00(b、411)実施例5
3 3.4−ジアリル−2,5−ジベンジル−イジトール(
68) :  化合物(67) 0.448g (0,
484ミリモル)をジオキサン(5,211)に溶かし
IN )101 (0,52m1)を加え90℃で3時
間攪拌する。重曹水で中和後エーテルで抽出し抽出液を
水洗、乾燥しフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン= 1 : 10)にかけ化合物(
613) 0.195g (91%)を得た。
[R(neat)3400cr’ NMR(CDCI3)δ−7,26(s、10)1) 
、6.16−5.60(+w、2N) 。
5.40−5.00(■、411)、4.64と4.4
8(^Bq、J−12Hz、4)1) 。
4.14(d、J=5.2Hz、4N) 、3.84−
3.34((8H) 、2,6−2,1(b、2H) 実施例54 3.4−ジアリル−2,5−ジベンジル−イジトー,6
−ジオール(69) ニ ー78℃に冷却したCH2Cl2 (3,3icj)に
DMSO151■g(1,93ミリモル)、塩化オキサ
リル122mg(0,98ミリモル)を加え5分間攪拌
する。化合物(68) 172mg(0,39ミリモル
)のCH2C12(2ml )溶液をゆっくり滴下し、
ざらにCH2C12(2ml )を加え1時間攪拌する
。トリエチルアミン392mg (3,87ミリモル)
を加え1時間同温度で攪拌後室温で,5時間攪拌する。
減圧で低沸点物質を留去後、シリカゲルのショートカラ
ムに付して(:112CI2で溶出し次の反応に用いた
実施例55 ,5−ジアリル−3,6−ジベンジル−ミオイノシトー
ル(70) : 四塩化チタン765mg(4,03ミリモル)を冷却し
て固化させテトラヒドロフラン(12,6m1)を加え
た。室温にもどしZn−11:u (ZnとCuSO4
より調整)2,65g (40,47ミリ原子)を加え
0.5時間加熱還流した。冷却後実施例54で得た(6
9)のテトラヒドロフラン溶液を加え室温で4時間攪拌
した。炭酸カリ水溶液を加え30分攪拌後反応混合物を
セライト中に通し不溶物を取除く。不溶物をジクロルメ
タンで洗い母液と合わせる。有機層を水洗、乾燥し分取
薄層クロマトグラフィー(溶媒C11,CI2: EL
20=lO3)で化合物(70) 51mg((68)
を基準にして30%の収率)を融点104.5−106
℃の結晶とじて得た。実施例3で得られた(5)と同一
物であった。また4−5ジアリル−3,6−ジベンジル
−キロイノシトール47mg (27%)と4.5−ジ
アリル−3,6−ジベンジル−シロイノシトール16+
sg (9%)融点120−120.5℃も同時に得ら
れた。
実施例56 ,2−イソプロピリデン−5−0−トシルグルコクラノ
ロノー6.3−ラクトンの製造ニゲ ルクロノラクトンに公知の方法によりアセトンを硫酸の
存在下に作用させたのちピリジン溶媒中でトシルクロリ
ドを作用させて5位をトシル化し、ジイソブチルアルミ
ニウムハイドライドで還元して(72)を得た。(72
) (R−Ts 、R’=R″−Me 、 2g)をメ
タノール20alにとかし氷浴で冷却した。これに炭酸
カリ6gを数回にわけて加え、添加後5分間攪拌し水浴
を取除いて更に20分攪拌した。CH2Cl2を適当に
加えて濾過し有機層を水洗、乾燥した。フラッシュカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル27g、酢酸エチル
:ヘキサン=273)により粘稠な液体として(73)
 (R’=R’=R”=Me、,02g、収率82%)
を得た。
IR(neaL):1450cm−’ NMR(CDC13)δ−5,84(d 、 J−4H
z 、 l1l) 、4.93−4.65 (m。
:1II) 、4.60 (d、J−411z、 II
I) 、4.17 (s 、 l1l) 、3−33 
(s、31() 。
2,23(brs、l1l) 、,48(s、3H) 
、,33(s、3)1)MS(20EV) a+/e 
217(M” −(:R3)実施例57 (74) (R’ = R2= Me)の製造:(73
)を(R’ = R” = Me、7.39g)をHC
I−MeOH(80mA、 MeOH+Ac(:Iより
調製した0、8M溶液)に溶解させ一夜放置する。にO
H−MeOH溶液で塩基性として生成する不溶物を濾別
後、母液を濃縮しe112CI2を加えて再び不溶物を
濾別した。蒸留残漬をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル210g%e11に13 : Me叶
=lO:l)に付し、(74) (R1= R2=Me
、6.56g、定量的)を得た。
IR(neat)3400cm−’ NMR(DMSO−ds)δ−5,33(d、J−4H
z、IH) 、4.98(d、J−811z、 1N)
、4.75(s、IH)、4.73(d、J−4Hz、
18)、、4.52(dd、J−6& 4Hz、IH)
、4.21(d、J−6Hz、IH)、3.92(d、
J−411z、IH)、3.84(dd、J−4& 4
Hz、111)、3.33(s、3H)。
3.26(s、3H) 実施例58 (75) (R’=R2=Me、 R’=R’=Bn)
(Bn=ベンジル)の合成: 水素化ナトリウム(1,67g、 70+u+ol)を
DklF (35ml)に懸濁させ水冷する。これに(
74) (R1= R2=Me、5.98g、 29ミ
リモル)のDMF(25ml)溶液を滴下後室温で一夜
攪拌し再び氷冷して細かい氷を注意深く加え、エーテル
、水を加えて有機層を水洗、乾燥しフラッシュカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル180g、酢酸エチル:
ヘキサン=114)に付しく75) (R’=R’=M
e、 R’=R’=Bn、6.42g、収率57%)を
得た。
IR(neat) 1100.1060.1035cr
’NMR(DMSO−ds)δ117.44−7.20
(+*、1011) 、4.99(s、18) 。
4.95 (d、J=5Hz、III)、4.75(d
d、J−6,5& 5Hz、IH)。
4.52 (s 、411) 、 4.47 (d、 
J−6,5Hz、 +H) 、 3.88 (s、 I
H) 。
:185(dd、J−5& 5Hz、+11)、3.2
9(s、3N)、3.26(s、3N)実施例59 (76) (R” = R’ = On)の製造:(7
5) (R’=R2=CI+3 、 R’=R’=Bn
、6.42g、 16.6ミリモル)を酢酸(35mA
)にとかし4N硫酸(+51)を加え、 100°に1
時間加熱する。冷却後。
酢酸エチルと水を加え有機層を水、重曹水、水、食塩水
の順で洗浄し乾燥する。フラッシュカラムクロマトグラ
フィーシリカゲル150g、酢酸エチル:ヘキサン=1
 : 1)にかけ(7[i) (R’ = R5=On
、5.41g、旧%)を得た。
[R(Nujol) 3425cm−息NMrl(DM
SO−ds)δ−7,30(s、l0H) 、5.20
(brs、28) 。
4.61(s、 2)l)、4.56(s、4H)、3
.88(s、2H)、2,48(brs。
2N) 実施例60 (77) (R’ = R11= Bn)の製造:(7
6) (R’−R’=Bn、195mg、 0.54ミ
リモル)をメタノール(3ml)に溶かし、NaBH4
(21mg、 0.54ミリモル)を加える。−夜放置
後メタノールを減圧で留去しCH(:I3とlO%OH
酸水溶液を加える。しばらく攪拌後有機層を少量の食塩
水で洗浄し乾燥後フラッシュカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル15g、酢酸エチル:ヘキサン=6+1)
にかけて(77) (R’=R’=Bn、 122mg
、 62%)を得た。
a+、p、78−79℃ NMR(CDCl2)δ−7,18(s、l0H) 、
4.58(d、J−+111z、2N) 。
4.38 (d、J=11Hz、2H) 、4.08−
3.18(m、12H)実施例61 2,3,4.5−テトラベンジル−1,8−ジトリチル
ーイジトール(78) : 化合物(6B) DMF溶液ledを、NaH107t
107t、47ミリモル)のDMF 15m1内懸濁液
に水冷下漬下し室温にもどして15分間攪拌する。再び
氷冷し塩化ベンジル0.94g (7,46ミリモル)
を加えた後室温で一夜攪拌する。後処理精製することな
く次の反応に用いた。
実施例62 2,3,4.5−テトラベンジルーイジトール(79)
 :化合物(78)をジオキサン20Iljに溶かしI
N 1(11;l 2−を加え90℃で3時間攪拌する
0重曹水で中和後エーテルで抽出し抽出液を水洗、乾燥
しフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:
ヘキサン=1:2)にかけて(79) 504mg (
(66)を基準にして50%の収率)を得た。
In (neat、) 3400cm−’NMR(CD
C13)δ−7,26(s、1011)、7.24(s
、I叶)、4.67(s。
411) 、4.63 (d、 J=1211z、21
1) 、4.47 (d、J−12+1z 、211)
 、3.89−:,35  (m、8H)、2,08(
s、211)実施例63 2,3,4.5−テトラベンジル−イツト−1,6−ジ
オール(80) ニ ー78°に冷却したCl2C12(3d)にDMSo 
137mg(1,フロミリモル)、塩化オキサリル11
 111g (0,88ミリモル)を加え5分間攪拌す
る。(79) 191mg(0,352ミリモル)のC
H,(1:12の2鳳1溶液を゛ゆっくり滴下し、さら
にCH2Cl2の2−を加え1時間攪拌する。トリエチ
ルアミン3561g (3,52ミリモル)を加え1時
間同温度で攪拌後室部で,5時間攪拌する。減圧で低沸
点物質を留去後、シリカゲルのショートカラムに付しC
11,CI2で溶出して(80)174mg(91%)
を得た。
IR(neat)、2700,1720cr’NMR(
CDC13)δ−9,60(s、2H) 、7.30(
s、108) 、7.18(s。
108) 、4.73 (d 、 J=12Hz、21
1) 、 4.54 (d、 J−12Hz、 2+l
) 。
4.32(d、J=12 Hz、4H)、4.00(d
、J=5Hz、2H)、3.65(d、J−5Hz、2
11) 実施例64 3.4,5.6−テトラベンジルーミオイノシトール(
81):  四塩化チタン730mg(3,85ミリモ
ル)を冷却して固化させテトラヒドロフラン(12m)
を加えた。室温にもどしZn−Cu (ZnとCuSO
4より調製、2,52g、 38.48ミリ原子)を加
え15時間加熱還流した。冷却後(81) 200−g
(0,37ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液を加え
室温で4.5時間攪拌した。
炭酸カリ水溶液を加え30分攪拌後反応混合物をセライ
ト中に通し不溶物を取除く。不溶物をジクロルメタンで
洗い母液と合わせる。有機層を水洗、乾燥し分取薄層ク
ロマトグラフィー(溶媒(:H2C12: Et20=
 20 : 1 )で(81) 52mg(26%)を
融点110−115℃の結晶として得た。(文献値11
4−115 ℃ + S、J、^r1gyal  & 
M、E、Tat、e、J、  Cheffi。
Soc、  1965. 6949)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の! 、4.5− トリホスホ−ミオイ
ノシトール(化合物12)、化合物13a 、化合物+
3b 、化合物13cおよび化合物60の製法を、第2
図は化合物12、化合物22a、化合物22b、化合物
27、化合物30および化合物32を、第3図は化合物
+(1,3,4)P3を、第4図は化合物I (2,4
,5) P3を、第5図は化合物1(+、3,4.5)
P4を、第6図は化合物81の製法を、第7図は化合物
81の他の製法を示す。 特許出願人  三井東圧化学株式会社 尾崎庄一部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ((1)式において S^1〜S^6がアルキル基、ア
    ルキレン基、アラルキル基、アリール基、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼(但しR^7〜R^1^2はアルキル
    基、アリール基、アルキレン基、アラルキル基、水素原
    子、金属^+、H■R_3、■R、(Rはアルキル基)
    )、又S^1〜S^6のうち隣合った水酸基についてい
    る場合には2つが合わせて=CR^1^2R^1^3、
    =CR^1^2OR^1^3、=SiR^1^2R^1
    ^3、−SiR^1^2R^1^3OSiR^1^2R
    ^1^3−、=BR^1^2、=SnR^1^2R^1
    ^3、▲数式、化学式、表等があります▼、−P(OO
    H)−O−P(OOH)−(R^1^2、R^1^3は
    アルキル、アルキレンアリール、アラルキル基又はR^
    1^2R^1^3の両端が結合したポリメチレンをあら
    わす)となる)であらわされるミオイノシトール誘導体
  2. (2)1,2−、1,3−、1,5−、2,3−、2,
    4−、2,5−、2,6−、3,5−、4,6−ジホス
    ホ−sn−ミオイノシトールおよびその塩である請求の
    特許範囲第1項記載のミオイノシトール誘導体。
  3. (3)1,2,4−、2,3,6−、1,2,5−、2
    ,3,5−、1,2,6−、2,3,4−、1,3,4
    −、1,3,6−、1,4,6−、3,4,6−、1,
    5、6−、3,4,5−、3,5,6−、2,5,6−
    、1,2,3−、1,3,5−、4,5,6−、2,4
    ,6−、トリホスホミオイノシトールおよびその塩であ
    る特許請求の範囲第1項記載のミオイノシトール誘導体
  4. (4)1,2,3,4−、1,2,3,5−、1,2,
    3,6−、1,2,4,5−、1,2,4,6−、1,
    2,5,6−、1,3,4,5−、1,3,4,6−、
    1,3,5,6−、1,4,5,6−、2,3,4,5
    −、2,3,4,6−、2,4,5,6−、3,4,5
    ,6−、テトラホスホミオイノシトールおよびその塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載のミオイノシトール誘導
    体。
  5. (5)1,2,3,4,5−、1,2,3,4,8−、
    1,2,3,5,6−、1,3,4,5,6−、2,3
    ,4−5,6−ペンタホスホミオイノシトールおよびそ
    の塩である特許請求の範囲第1項記載のミオイノシトー
    ル誘導体。
  6. (6)3,6−ジ−0−ベンジル−1,4,5−トリ−
    0−アリル−sn−ミオイノシトールおよびその鏡像体
    である特許請求の範囲第1項記載のミオイノシトール誘
    導体。
  7. (7)2,3,6−トリ−0−ベンジル−1,4,5−
    トリ−0−アリル−sn−ミオイノシトールおよびその
    鏡像体である特許請求の範囲第1項記載のミオイノシト
    ール誘導体。
  8. (8)2,3,6−トリ−0−ベンジル−sn−ミオイ
    ノシトールおよびその鏡像体である特許請求の範囲第1
    項記載のミオイノシトール誘導体。
  9. (9)2,3,6−トリ−0−ベンジル−1,4,5−
    トリ−0−ジアニリドホスホ−sn−ミオイノシトール
    およびその鏡像体である請求の特許範囲第1項記載のミ
    オイノシトール誘導体。
  10. (10)2,3,6−トリ−0−ベンジル−1,4,5
    −トリホスホ−sn−ミオイノシトールおよびその鏡像
    体である特許請求の範囲第1項記載のミオイノシトール
    誘導体。
  11. (11)1,4,5−トリ−0−プロペニル−2,3,
    6−トリ−0−ベンジル−sn−ミオイノシトールおよ
    びその鏡像体である特許請求の範囲第1項記載のミオイ
    ノシトール誘導体。
  12. (12)3,6−ジ−0−ベンジル−4,5−0−ジア
    リル−sn−ミオイノシトールおよびその鏡像体である
    特許請求の範囲第1項記載のミオイノシトール誘導体。
  13. (13)3,5,6−トリホスホミオイノシトールおよ
    びその塩である特許請求の範囲第1項記載のミオイノシ
    トール誘導体。
  14. (14)1−ホスホ−4,5−ピロホスホミオイノシト
    ールおよびその塩である特許請求の範囲第1項記載のミ
    オイノシトール誘導体。
  15. (15)3,6ジベンジル−4,5−ビス(ジベンジル
    ホスホ)ミオイノシトールおよびその鏡像体である特許
    請求の範囲第1項記載のミオイノシトール誘導体。
  16. (16)リン酸残基により置換されるべき位置以外の位
    置を接触還元脱離型置換基で置換したミオイノシトール
    誘導体にリン酸化剤を作用させしかるのち接触還元する
    ことを特徴とするミオイノシトール誘導体の製造法。
  17. (17)2,3,6−位、1,3,6−位または2,5
    ,6−位に3つの接触還元脱離型置換基をもしくは2,
    6−位に2つの接触還元脱離型置換基を含むミオイノシ
    トールにリン酸化剤を作用させ、得られるリン酸化ミオ
    イノシトール誘導体を接触還元して1,4,5−トリホ
    スホ、2,4,5−トリホスホ、1,3,4−トリホス
    ホまたは1,3,4,5−テトラホスホミオイノシトー
    ルを製造する特許請求の範囲第16項記載のミオイノシ
    トール誘導体の製法。
  18. (18)1,2位にブリッジ型保護基をもち、3,6位
    に接触還元で除去できる保護基を有するミオイノシトー
    ル及又はその鏡像体の混合物の4,5位を置換した後、
    1,2位のブリッジ型保護基を除去したのち、1,2位
    に異る置換基を入れ、ついで1,4,5位の置換基を除
    去したのち1,4,5位をリン酸化し、ついで2,3,
    6位の保護基を除去して1,4,5−トリホスホミオイ
    ノシトールを製造する特許請求の範囲第17項記載のミ
    オイノシトール誘導体の製法。(ここにブリッジ型保護
    基とは、=CR^1^2R^1^3、=CR^1^2O
    R^1^3、=SiR^1^2R^1^3、−SiR^
    1^2R^1^3OSiR^1^2R^1^3−、=B
    R^1^2、=SnR^1^2R^1^3、(R^1^
    2、R^1^3はアルキル基、アラルキル基、アリール
    基を表しR^1^2とR^1^3の両端が結合している
    場合も含む)である。)
  19. (19)3,6−ジ−(接触還元脱離基置換)−4,5
    −ビス(ジ置換ホスホ)−ミオイノシトールの1位をリ
    ン酸化しついで還元することを特徴とする1,4,5−
    トリホスホミオイノシトールの製法。
  20. (20)テトラベンジルピロホスフェートでイノシトー
    ルをリン酸化しついで接触還元することを特徴とするミ
    オイノシトール誘導体の製法。
  21. (21)3価のリン化合物によりイノシトール類をリン
    酸化し、ついでリン酸化イノシトール類をベンジル基で
    エステル化し更にエステル化ミオイノシトールを酸化す
    ることを特徴とするミオイノシトール誘導体の製法。
  22. (22)メントキシアセチル化合物でミオイノシトール
    を光学分割することを特徴とする光学活性ミオイノシト
    ール誘導体の製法。
  23. (23)イジトール誘導体を還化することを特徴とする
    ミオイノシトール誘導体の製法。
JP5306287A 1986-03-11 1987-03-10 ミオイノシトール誘導体の製造方法 Granted JPS63198642A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/131,049 US4952717A (en) 1986-03-11 1987-03-11 Myoinositol derivatives and preparation process thereof
DE8787901675T DE3783694T2 (de) 1986-03-11 1987-03-11 Verfahren zur herstellung von myoinositolabkoemmlingen.
EP87901675A EP0262227B1 (en) 1986-03-11 1987-03-11 Process for the preparation of myoinositol derivatives
PCT/JP1987/000149 WO1987005598A1 (en) 1986-03-11 1987-03-11 Myoinositol derivatives and process for their preparation
US07/950,760 US5292913A (en) 1986-03-11 1992-09-24 Myoinositol derivatives and preparation process thereof

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5132586 1986-03-11
JP61-51325 1986-03-11
JP61-205895 1986-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63198642A true JPS63198642A (ja) 1988-08-17
JPH0419234B2 JPH0419234B2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=12883765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5306287A Granted JPS63198642A (ja) 1986-03-11 1987-03-10 ミオイノシトール誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63198642A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991004258A1 (en) * 1989-09-22 1991-04-04 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Inositol derivative and production thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6084237A (ja) * 1983-09-13 1985-05-13 メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 6員環化合物
JPS61171491A (ja) * 1984-10-23 1986-08-02 ペルストルプ アクティエボラーグ イノシト−ルトリホスフエ−ト及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6084237A (ja) * 1983-09-13 1985-05-13 メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 6員環化合物
JPS61171491A (ja) * 1984-10-23 1986-08-02 ペルストルプ アクティエボラーグ イノシト−ルトリホスフエ−ト及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991004258A1 (en) * 1989-09-22 1991-04-04 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Inositol derivative and production thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0419234B2 (ja) 1992-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK167019B1 (da) 2-aminopurinderivater, fremgangsmaade til fremstilling heraf, farmaceutiske praeparater indeholdende disse forbindelser samt anvendelse heraf
CA2966138C (en) Thionucleoside derivative or salt thereof, and pharmaceutical composition
CZ293533B6 (cs) Sloučeniny k přípravě enantiomerních analogů nukleotidů s účinkem proti retrovirům
US4952717A (en) Myoinositol derivatives and preparation process thereof
US9169280B2 (en) Methods for the synthesis of plasmalogens and plasmalogen derivatives, and therapeutic uses thereof
US5292913A (en) Myoinositol derivatives and preparation process thereof
US5264605A (en) Myoinsitol derivatives, process for preparing same, phosphorylating agent, and its utilization
KR100951108B1 (ko) 라세믹 또는 광학적으로 활성이 있는 α-글리세로포스포릴콜린 및 그 유도체의 제조방법
Nifantyev et al. New types of phosphorus‐containing crown ethers
JPS63198642A (ja) ミオイノシトール誘導体の製造方法
KR900002709B1 (ko) 푸린-9-일알킬렌옥시메틸 포스폰산의 합성방법
US5091549A (en) Synthesis of d-myoinositol-1-phosphate
Yamamoto et al. Synthesis of 1, 2, 4-tri-O-acetyl-5-deoxy-5-C-[(R and S)-methoxy-phosphinyl]-3-O-methyl-α-and-β-d-xylopyranose, and their structural analysis by 400-MHz, proton nuclear magnetic resonance spectroscopy
Sureshan et al. An efficient route to optically active inositol derivatives via the resolution of myo-inositol 1, 3, 5-orthoformate: A short synthesis of D-myo-inositol-4-phosphate
CN1172941C (zh) 一种简便合成康普立停a-4前药的方法
JPS61267592A (ja) 燐酸エステル誘導体、その製法およびそれを含有する抗腫瘍剤
Rytczak et al. The chemical synthesis of phosphorothioate and phosphorodithioate analogues of lysophosphatidic acid (LPA) and cyclic phosphatidic acid (CPA)
Raifeld et al. Synthesis of 3-substituted (azido, acylthio, chloro or fluoro)-2, 3-dideoxy-D-erythro-pentoses and 3-methyl-3-substituted-2, 3-dideoxy-D-erythro-pentoses
Vidal et al. Synthesis and Biological Evaluation of Two Mannose 6‐Phosphate Analogs
JPS6243A (ja) 7−(2−アルキリデン−3−シクロペンテニル)−5−ヘプテン酸誘導体
Chahal The Preparation of a Non-Membrane Associated PIP Analogue to Inhibit the Localisation of AKT
RU2394830C1 (ru) 6-(n-алкилфторфосфонилокси)-5,5-диалкил-6-аза-7-замещенные бицикло[2.2.1]гептены-2 - новый класс физиологически активных веществ и способ их получения
JP2024506930A (ja) E-セレクチンインヒビター中間体を調製するプロセス
JPH03287562A (ja) ミオイノシトール誘導体およびその製造法およびリン酸化剤とその利用
Hoeks The synthesis of organophosphorus amphiphiles: a contribution to the development of potential cariostatic agents