JPS63198319A - 単結晶膜の形成方法 - Google Patents

単結晶膜の形成方法

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Publication number
JPS63198319A
JPS63198319A JP2965387A JP2965387A JPS63198319A JP S63198319 A JPS63198319 A JP S63198319A JP 2965387 A JP2965387 A JP 2965387A JP 2965387 A JP2965387 A JP 2965387A JP S63198319 A JPS63198319 A JP S63198319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
boundary
silicon
oxygen
epitaxial growth
Prior art date
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Pending
Application number
JP2965387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kitajima
洋 北島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は選択エピタキシャル成長による改善されたシ
リコン単結晶膜の形成方法に関する。
[従来の技術] 従来、選択エピタキシャル成長は特願昭56−1058
83号に見られるように、シリコン基板上に形成された
酸化シリコン膜に開口部を設け、5iH2C,I12な
どの原料ガスに選択性を増す目的でHCIを加えて行っ
ている。第3図と第4図は従来例を示したもので、シリ
コン基板12の上に形成された酸化膜13よりもエピタ
キシャル・シリコン膜14が薄いか同程度であれば第3
図に示すように開口部15の中だけがシリコンで埋込ま
れる。
一方、シリコン基板12の上に形成された酸化膜13よ
りもエピタキシャル・シリコン膜16が厚いときは第4
図に示すようにエピタキシャル・シリコンI!116は
酸化膜13の上に横方向成長し、いわゆるSOI  (
Silicon−On−Insulator)構造が形
成される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このようにして成長させたエピタキシャ
ル・シリコン膜14あるいは16と酸化膜13との界面
には以下に述べるような問題があった。
即ち、選択エピタキシセル膜にMOSFET()let
al 0xide Sem1conductor Fi
eld Effectrranslstor)を形成し
その特性を調べてみると、p−MOSではサブスレッシ
ュホールドのリーク電流が非常に少ないが、n−MOS
ではサブスレッシュホールドのリーク電流がL OCO
S (LocalOxidation of 5ili
con)を用いた場合に較べ多いという結果が得られて
いる。このn−MOSでのリーク電流の大きさはチャン
ネル幅に依存しないこと、および電流のパスがエピタキ
シャル・シリコン膜と側壁酸化膜との界面に接しないよ
うな構造となるリング・トランジスタ(ゲートがリング
状)ではリーク電流が非常に小さくなることから、この
リーク電流がゲート酸化膜直下を流れるのではなくエピ
タキシャル・シリコン膜と側壁酸化膜との界面を流れる
ものであることが分かる。また側壁部に格子欠陥が発生
していても発生していなくてもこのリーク電流はほとん
ど変らないことから、格子欠陥とは関係無く、界面単位
が多いために界面にn−チャンネルが形成されてしまう
ことが原因と考えられた。シリコンの熱酸化で形成され
るSi/SiO2界面は、界面単位が非常に少ないこと
が知られているが、その場合の界面はシリコン中に形成
される。一方、選択エピタキシャル成長では成長するシ
リコンが既に形成されていた酸化シリコン膜に接するこ
とにより形成されるために、界面にダングリング・ボン
ドが多いとか、汚染の影響を受けやすく、熱酸化による
Si/Sio2界面よりはるかに界面準位が多い可能性
があると考えられる。本発明の目的は、選択エピタキシ
ャル成長で形成されるS i /S i 02界面が改
善されたシリコン単結晶膜の形成方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は非晶質絶縁膜で被覆された安定化ジルコニアを
シリコン基板上に部分的に形成する工程と、前記シリコ
ン基板が露出している領域に選択的にシリコン膜を成長
させる工程と、前記シリコン膜表面を被覆する工程と、
前記安定化ジルコニア表面を少なくとも一部露出させ、
酸素含有雰囲気中で熱処理する工程とを有してなること
を特徴とする単結晶膜の形成方法でおる。
本発明において、安定化ジルコニア表面を露出させた後
の熱処理は850〜1050’Cの温度で行うのが好ま
しく、酸素含有雰囲気とは例えば酸素のみの雰囲気ある
いは酸素と他の不活性ガスとの混合ガス雰囲気があげら
れる。
[作 用] 安定化ジルコニアは酸素イオンを通しやすいという性質
があるため、シリコンが酸化されず安定化ジルコニア中
に酸素イオンが供給されるような構造にした後、酸素雰
囲気中でアニールすると選択エピタキシャル成長で形成
したSi /3 i 02界面だけに酸素を供給するこ
とができる。すなわち、選択エピタキシャル成長で形成
されたSi/SiO2界面だけを選択的に酸化すること
ができ、その界面が熱酸化による界面に置換ねるため界
面準位を格段に減少させることができる。
[実施例] 次に本発明を実施例によって説明する。
実施例1 第1図は本発明の方法の一実施例を説明するための基板
の部分断面図である。
シリコン基板1の上には薄い酸化膜2を介して安定化ジ
ルコニア膜3があり、安定化ジルコニア膜3の側面およ
び表面は薄い酸化膜4で被覆されている。シリコン基板
1の開口部5には選択エピタキシャル成長によりエピタ
キシャル・シリコン膜6が形成されている。
このような構造は 1)シリコン基板表面の酸化、 2)スパッタリングなどによる安定化ジルコニア膜の堆
積、 3)安定化ジルコニア膜表面への酸化膜の堆積、4)反
応性イオンエツチングなどによる開口部の形成、 5)薄い酸化膜の堆積、 6)反応性(異方性)イオンエツチングを用いた開口部
だけのシリコン基板の露出、 7)S!H4やS i H2C,Q 2  (+HC,
Il )を用いたシリコンの選択エピタキシャル成長の
順に行うことによって形成することができる。
シリコン基板表面の薄い酸化膜2は必ずしも必要ではな
いが、後の熱処理プロセスで欠陥発生を抑制するために
は効果があった。
第1図の構造を形成した後、エピタキシャル・シリコン
膜11上にS i 02膜をCVD法により形成した。
次いで安定化ジルコニア膜3の表面にある薄い酸化膜4
の一部に間口部を設け、1気圧の酸素雰囲気中でアニー
ルを行った。
目的とするシリコン膜6と側壁酸化膜との界面に形成さ
れる熱酸化膜は非常に薄くても(たとえば数nm)有効
であるため、酸化温度はそれほど高い必要はない。選択
エピタキシャル成長の温度および酸素雰囲気でのアニー
ル温度を950℃とした膜にn−MOSFETを形成し
た。
酸素雰囲気でのアニールを行わない膜の場合、チャンネ
ル長10JJInのn−MOSでのサブスレッシュホー
ルドのリーク電流は5xlO−13Aであるのに対し、
酸素雰囲気でのアニールを行った膜の場合のリーク電流
は1xlO−14Aと改善された。
なお前述したように選択エピタキシャル膜でのリーク電
流はチャンネル幅に依存しなかったが、酸素雰囲気での
アニールした試料ではチャンネル幅が広いほどリーク電
流が大きいという傾向を示すようになり、リーク電流の
うらエピタキシャル膜と側壁酸化膜との界面を流れる成
分が激減したことを示していた。
実施例2 第2図は本発明の方法の他の実施例を示している。図中
、第1図と同一の構造のものについては同一符号を付し
ている。
選択エピタキシャル成長前の基板構造は第1図と同じで
あり、シリコン基板1の上には薄い酸化膜2を介して安
定化ジルコニア膜3がおり、安定化ジルコニア膜3の側
面および表面は薄い酸化膜4で被覆されている。シリコ
ンの膜厚が、薄い酸化膜2の厚さ十安定化ジルコニア膜
3の厚さ十安定化ジルコニア膜3の表面にある薄い酸化
膜4の厚さを越えると、選択エピタキシャル・シリコン
膜11は横方向に成長するようになりSOI構造が形成
される。こうして形成された酸化膜4上のシリコン膜1
1と、安定化ジルコニア膜3の表面にある薄い酸化膜4
との界面も第1図と同じように多くの界面準位があり、
このままではシリコン膜11に形成したn−MOSFE
Tのリーク電流は非常に大きい。
第2図の構造を形成した後、実施例1と同様にしてエピ
タキシャル・シリコン膜11上をSiO2膜で被覆し、
次いで安定化ジルコニアFJ3の表面におる薄い酸化膜
4の一部に開口部を設け、酸素雰囲気でアニールを行っ
たところ、実施例1と同じようにエピタキシャル・シリ
コン膜と酸化膜との界面が改善された。
[発明の効果] 本発明を用いれば、選択エピタキシャル成長で形成され
るSi/SiO2界面だけに酸素を供給することによっ
てその界面を熱酸化による界面に置換えることができ、
界面準位を格段に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の一実施例を説明するための基板
の部分断面図、第2図は他の一実施例を説明するための
基板の部分断面図、第3図は従来の方法の一例による基
板の部分断面図、第4図は他の一例による基板の部分断
面図である。 1.12・・・シリコン基板 2、4.13・・・酸化膜 3・・・安定化ジルコニア膜 5.15・・・開口部 6、11.14.16・・・エピタキシャル・シリコン
膜代理人弁理士  舘  野  千惠子 第1図 15リコラ邦4に 第2図 11工ビタA″/ヤル・ンリコン用趣 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非晶質絶縁膜で被覆された安定化ジルコニアをシ
    リコン基板上に部分的に形成する工程と、前記シリコン
    基板が露出している領域に選択的にシリコン膜を成長さ
    せる工程と、前記シリコン膜表面を被覆する工程と、前
    記安定化ジルコニア表面を少なくとも一部露出させ、酸
    素含有雰囲気中で熱処理する工程とを有してなることを
    特徴とする単結晶膜の形成方法。
JP2965387A 1987-02-13 1987-02-13 単結晶膜の形成方法 Pending JPS63198319A (ja)

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JP2965387A JPS63198319A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 単結晶膜の形成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8648271B2 (en) 2009-10-07 2014-02-11 Ls Industrial Systems Co., Ltd. Position switch and circuit breaker having the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8648271B2 (en) 2009-10-07 2014-02-11 Ls Industrial Systems Co., Ltd. Position switch and circuit breaker having the same

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