JPS63196706A

JPS63196706A - 保護ヘルメット

Info

Publication number: JPS63196706A
Application number: JP63000779A
Authority: JP
Inventors: パオロ・ヴィラ
Original assignee: S M II SA
Current assignee: S M II SA
Priority date: 1987-01-30
Filing date: 1988-01-07
Publication date: 1988-08-15
Also published as: IT8720696V0; IT209878Z2; EP0279086A1; ATE61205T1; EP0279086B1; US4827537A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は拡開した作用位置と折たたんだ非作用位置の間
を動くよう相互に関節結合した複数のセグメントを含む
保護ヘルメットに関するものである。

この種のヘルメットは例えば米国特許第３５１４７８７
号及び３９９１４２２号に記載されている。

折たたみ位置にあるとき、異なった半径のほぼ弧形をな
すセグメントは最小のスペースを占めるよう互に重なっ
て配列する。

特にオートバイ運転者にとっては、上記特徴は重要であ
る。というのは路上で停止している間ヘルメットは持運
ぶのに常に不便であり、或いは盗難防止のためヘルメッ
トをオートバイに鎖錠する手段を必要とするからである
。

他方、伸縮自在に可動のセグメントをもつヘルメットは
多くのオートバイに備えた箱形荷物運搬ケース内にいれ
たり、小型のリュックサック或いは小袋内に入れること
ができる。

しかし、上記の如き保護ヘルメットでは拡開位置におけ
るセグメントの安定性、及び操作が簡単である関節結合
のシステムに関する技術上の問題を簡単に解決する必要
がある。

本発明の目的は上記技術的問題を解決することにある。

そのために本発明は　拡開した作用位置と折たたんだ非
作用位置の間を動くよう相互に関節結合した複数のセグ
メントと、前記セグメントを前記拡開した作用位置に保
持するため前記セグメント間に作用する相互に制止する
ロック手段とを含も、前記ロック手段と協働する案内手
段が前記セグメントを確実に案内して、セグメントの正
しい動きと前記ロック手段の正しい相互掛合を確実なら
しめることを特徴とする保護ヘルメットを提供する。

前記案内手段は好適には一連のカムと、セグメントの隣
接面に夫々形成されたカム従動子からなる。

前記ロック手段はリプと、前記セグメントの内面と外面
に夫々形成した相補形の切欠きとからなる。

本発明の構造的機能的特徴及びその利点は本発明のヘル
メットの１実施例を示す図に基づく以下の説明から一層
明らかになるだろう。

図示のヘルメット１０はほぼ弧形の複数のセグメントか
ら構成され、これらのセグメントは互に関節結合されて
いて、第１，３図に夫々示す拡開と折たたみの２つの位
置のうちの一方の位置へ配列することができる。

図示の例では、ヘルメット１０は中央セグメント１１と
２個の前部と後部の端のセグメント１２．１３とからな
る。

セグメント１１．１２．１３は２組のカムによって両側
域でお互に関節結合され、１４で示すこれらのカムの組
は各自の可動のロックノブ１５によって夫々作動される
（第４．８図）。

各組のカムは夫々セグメント１１．１２．１３に形成し
た相補形の座部に回動可能に取付けられた３個のディス
ク１６．１７．１８からなる。ディスク１８に固定した
ピン１９はディスク１６．１７の偏心孔を通り、端ヘッ
ド２０としてヘルメットの外に突出する。この端ヘッド
に２１の個所でロックノブ１５を枢着する。

ディスク１６．１７．１８の直径と偏心度は適切に決め
て、セグメント１１．１２．１３がカムの組１４の回動
によってお互に接近したり遠ざかったりするようになし
、（セグメントの遠ざかり位置は第１図に破線で示す）
、前記セグメントがお互に挟まり合うようになすか（第
３図の折たたみ位置）、第１図の拡開位置となるように
なす。この拡開位置では、前記セグメントは実質的に同
一平面配列の接近位置に配列して、半球形状をなす。

本発明によれば、第１．３図に示す位置間のセグメント
１１．１２．１３の移動は一対のカム案内２２゜２３に
よって各側で確実に案内される。カム案内は止めくぎ部
２４．２５の形をなす夫々のカム従動子に作用する。

第４．５．６．８図に明示するように、案内２２゜２３
はセグメント１２．１３の対向する内面に夫々形成する
が、止めくぎ部２４．２５は中央セグメント１１の対向
面から突出する。

このようにして、セグメント１１．１２．１３は特にヘ
ルメット拡開状態（これはノブ１５によってカムの両組
１４を一方向に回動させて達成する）において、確実に
案内されて、セグメント１１．１２の対向する内面に夫
々形成されたリブ２６．２７の対をセグメン）１１．１
３の外面に夫々形成した相補形の切欠き２８．２９に掛
合せしめる。案内２２．２３と夫々の止めくぎ部２４．
２５はまたリミットスイッチとして作用し、遠ざかって
拡開したセグメント（第１図に破線で示す）間の相互の
角度位置を確実に形成し、カム＆ｌ１１４の回動によっ
て決まる径方向の接近運動を案内する。こうすれば前記
セグメントは、使用者がそれらを正しい相対角度位置に
手で保持する必要なしに、この正しい角度位置でお互に
接近する；手で前記位置にもって行きそして同時に手で
カム組１４を動かすことは問題となるからである。

前述の如きセグメントの径方向の、案内された相互接近
運動によってリブ２６．２７として形成された制止手段
と相補形の切欠き２８．２９は確実にしかも即座に相互
嵌合させられ、このことによって拡開したヘルメットを
一枚岩的となす。このことは激しい衝撃を含むあらゆる
衝撃に耐える拡開ヘルメットの機能を果たす上で必要な
ことである。

ヘルメットはこうして第１．２図に示す拡開作用位置に
確実にロックして保たれる。

明らかなように前記拡開位置にセグメントをロックする
ことはノブ１５を第９図の位置から第５図の位置へ動か
すことによって行なう。その際トラブル部３０は相互に
集合（接近）させる作用、従って前記セグメント１１．
１２．１３間に安定したクランプ作用を及ぼす。

止めくぎ部２４．２５と協働して案内２２．２３はヘル
メット折たたみ段階においてリブ２６．２７を切欠き２
８、２９から第３図に示す位置へ正しく外すことを確実
ならしめる。この段階はカム組１４を前と反対の方向に
回動させることによって行われる。

本文冒頭に記載した本発明の目的はこうして達成される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は拡開位置のヘルメットを示す倒立面図；第２図
は第１図のヘルメットの断面図；第３図は折たたみ位置
のヘルメットを示す断面図；第４図は第３図の線ＩＶ−ＩＶ上の断面図；第５図は第
２図の線■−■上の断面図；第６図、第７図、第８図は
ヘルメットを構成する３個のセグメントを夫々示す図；第９図はセグメントを拡開するシステムの詳細図である
。１０・・・ヘルメット１１・・・中央セグメント１２・
・・前部のセグメント　１３・・・後部のセグメント１
４・・・カムの組１５・・・ロックノブ１６、１７．１
８・・・ディスク　１９・・・ピン２２、２３・・・カ
ム案内　　　２４．２５・・・止めくぎ部２６、２７・
・・す７’　　　　　　２８．２９・・・切欠き３０・
・・トラブル部

Claims

【特許請求の範囲】１、拡開した作用位置と折たたんだ非作用位置の間を動
くよう相互に関節結合した複数のセグメントと、前記セ
グメントを前記拡開した作用位置に保持するため前記セ
グメント間に作用する相互に制止するロック手段とを含
み、前記ロック手段と協働する案内手段が前記セグメン
トを確実に案内して、セグメントの正しい動きと前記ロ
ック手段の正しい相互掛合を確実ならしめることを特徴
とする保護ヘルメット。２、前記案内手段は一連のカムと、セグメントの隣接面
に夫々形成されたカム従動子からなることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の保護ヘルメット。３、前記ロック手段はリブと、前記セグメントの内面と
外面に夫々形成した相補形の切欠きとからなることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の保護ヘルメット。４、前記セグメントは２組のカムによって対向する側面
域で相互に関節結合され、各カム組は前記セグメントに
形成した相補形の座部内に回動可能に取付けた複数のデ
ィスクを含み、最内側のディスクと一体のピンは他のデ
ィスクの偏心孔を通過してヘルメット外に突出し、動か
したりロックしたりするためのノブを枢着するヘッドと
して使用されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の保護ヘルメット。５、前記セグメントの数は中間と前部と後部の３個とす
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の保護ヘ
ルメット。