JPS6319657B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319657B2
JPS6319657B2 JP11084284A JP11084284A JPS6319657B2 JP S6319657 B2 JPS6319657 B2 JP S6319657B2 JP 11084284 A JP11084284 A JP 11084284A JP 11084284 A JP11084284 A JP 11084284A JP S6319657 B2 JPS6319657 B2 JP S6319657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
faucet
water supply
supply device
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11084284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60258337A (ja
Inventor
Shunichi Nishimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11084284A priority Critical patent/JPS60258337A/ja
Publication of JPS60258337A publication Critical patent/JPS60258337A/ja
Publication of JPS6319657B2 publication Critical patent/JPS6319657B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、水栓用給水装置に係り、特に上水道
給水システムの末端水栓部における水圧不足を補
なうのに好適な水栓用給水装置に係るものであ
る。
〔発明の背景〕
従来の住宅用給水設備として2〜3階住宅の地
下に、貯水槽2を設け、給水車4の水タンク6か
ら水を供給して貯え、この貯水槽2内の水を屋外
に設置したポンプ8(例えば、JIS B8314〓浅井
戸用電気井戸ポンプ)により、屋上に設置した水
槽10に一担貯え、この水槽10から自然流下方
式で各階に送水するものがある。ところが、この
ような設備では、パスカルの原理を引用してよく
説明されるように、特に屋上に近い階(第1図に
おいては、地上3階など)では、水槽10と水栓
12との水頭落差が小さく、水栓12における給
水圧力が不十分になり易い。特に、水栓12が水
槽10から遠い場合や、水栓12の設置数が多い
場合には、管路抵抗の増大も伴なつて、水の出方
が乏しくなり易い。従つて、ガス湯沸器や全自動
洗濯機などのように、円滑な運転のために、ある
程度の高い給水圧を必要とする機器の使用が、困
難になる事も少なくなかつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、水栓からの給水圧不足を補償
でき、水栓部直下から高水圧が流出して取扱いが
便利な水栓用給水装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、電動機により駆動する羽根車と、こ
の羽根車の吸込側に設けた吸込路を水栓に接続す
る接続部と、前記羽根車の吐出側に設けた吐出路
と、この吐出路を前記水栓の近傍において開口す
る給水口とを備えた事を特徴とする水栓用給水装
置にある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
第2図は、水栓直結形の給水装置20の見取図
であり、本体22内には後述する電動ポンプが内
蔵されている。本体22の上面からは、電源コー
ド24が引出され、手動の開閉スイツチ26を内
蔵した電圧降下用トランスなどの電圧調整装置2
8を介して、電源30に接続される。この電圧調
整装置28は、高い電源電圧(例えば、100Vや
220Vなど)を一担低電圧(例えば、14Vなど)
に変換し、スイツチ26を介して前記の電動ポン
プに電気を供給するもので、万一の電気絶縁性低
下による感電事故を防止し、安全性を確保するも
のである。
前記の本体22は、水栓12の先端14に直結
される接続部32と、該接続部32と本体22と
をつなぐ連通部34とを備えている。
第3図は、前記接続部32の断面を示す。接続
部32の上部には、弾性部材よりなる環状の密封
体36が封着され、上面に前記水栓12の先端1
4下面が当接する。前記連通部34内は2分割さ
れて、吸込路40と吐出路42とが併設されてい
る。吸込路40の一端は、接続部32の上部開口
38を介して、前記水栓12に連通する。
水栓12の先端14部には、止ねじ46によつ
て鍔付円筒状の筒体48が固定されている。ま
た、前記接続部32の外周部には、雄ねじ44が
形成され、この雄ねじ44にナツト50の雌ねじ
52が螺合する。このナツト50の上端部には、
前記雌ねじ52よりも小径の庇部54が設けられ
ており、この庇部54は前記筒体48の鍔部56
と係合する。ここで、前記ナツト50を締付ける
と、前記本体22の連通部34が水栓12側に引
上げられ、前記密封体36が圧縮されるととも
に、水栓12と上部開口38間の密封性を保持す
る。
一方、前記吐出路42は、前記水栓12の直下
において下方に開口している。
第4図は、前記第3図の―断面を示す。給
水装置20の本体22には、整流子形電動機60
が内蔵され、下方に垂下した回転軸62の下端に
は、羽根車64が圧入されている。電動機60
は、有底筒状の内筒66と内蓋68とで水密的に
覆われている。前記内筒66と内蓋68との間に
は、環状パツキング70が挾持されて水密性を保
つている。内筒66の下面部には凹部67が形成
され、この凹部67と前記の回転軸62との間に
は軸封装置72(例えば、JIS B 2405に示され
るメカニカルシールなど)が装着されて電動機6
0内への水の侵入を防止している。前記内筒66
の外方には、有底筒状の外筒76が被せられ、連
通部34の上面縁部80に環状パツキング78を
介して前記外筒76の下面を当接し、前記上面縁
部80の外周に形成した雄ねじ部に環状ナツト8
2を螺合してある。
また、前記内蓋68の上面と前記外筒76の天
井面との間には、弾性体よりなる環状パツキング
84が水密的に挾持されている。
前記内蓋68を貫通する電源コード24の周囲
には、弾性体86が装着され、キヤツプ88が被
冠される事により、電源コード24出口部の水密
を保つている。
前記内筒66の周囲に形成された環状の室90
内には、筒体92が装着されて吐出内路94が垂
設されている。この筒体92の上方において、前
記外筒76の内面にリブ状の突起95が形成さ
れ、この突起95によつて筒体92の上方への抜
止めと、吐出水の整流による筒体92の振動防止
を行なう。
第4図および、第4図の―断面を表わす第
5図に示すように、前記羽根車64の吸込口74
は、前記吸込路40に連通し、この吸込路40を
介して水栓12に連通する。
第6図は第3図の―断面を表わし、前記の
吐出内路94と吐出路42との連通状態を示す。
前記の室90内の上部に開口する吐出内路94
は、下方において吐出路42に連通している。さ
らに前記水栓12の下方において、吐出路42に
は下方に開口する給水口96が設けられている。
前記の吸込路40、吐出路42および外気との
相互の密封作用は、弾性部材よりなる密封材10
6を介して、連通部34に取付けられる蓋体10
8によつて行なわれる。
また、第6図および、第6図の―断面を表
わす第7図に示すように、吐出内路94の途中に
は、室90に開口する連通口98が設けられてい
る。この連通口98の位置は、吐出内路94の上
端よりも低く、羽根車64よりも上方に設けられ
ている。また、電動機60の一部あるいは全部が
この連通口98よりも下方に位置するように設け
てもよい。
第8図は、前記の第6図の―断面を示す。
羽根車64の周囲には渦巻室102が形成され、
渦巻室出口104から室90に連通する。室90
は、前記内筒66の全周外方に設けられている。
次に作用および効果を説明する。第4図におい
て、まず水栓12を開くと、水道水が接続部32
の上部開口38から吸込路40内に流入し、吸込
路40、羽根車64、渦巻室102内に充満す
る。次に室90内にも水が流入するが、前記の第
6図に示したように筒体92には連通口98が設
けられているので、室90内に充満する前に一部
の水が連通口98から吐出路42に流下し、下方
の給水口96から流出する。従がつて、水道水圧
が低い場合には、室90内全体に水が充満するに
は相当の時間がかかるが、ポンプの運転に必要な
最低限の水量、つまり、連通口98の高さ程度ま
での水位は水栓12から自然流下のみでも短時間
で確保できる。ここで、この連通口98の位置
は、水栓12の高さ(第6図における一点鎖線
B)に応じて適切に選択すればよいが、羽根車6
4や渦巻室102は水栓12の高さ(前記の一点
鎖線B)より低くした方が、運転に必要な水量を
確保する時間が少なくてすむ。また、連通口98
あるいは、吐出内路94の上端(流入口)は、渦
巻室102より高くすれば、揚水運転に必要な水
量は確保できる。
またこの必要水量が確保されたことが、この給
水口からの水の流出で容易に確認できる。従つ
て、羽根車64部に水がない状態で空運転するな
どの不具合が避けられる。
次いで、スイツチ26を入れれば、電動機60
の駆動により羽根車64が回転し、揚水作用を開
始する。すると、水栓12から水道水が強制的に
吸引され、羽根車64でエネルギを与えられ、渦
巻室102内に吐出されるとともに昇圧作用が行
なわれる。流入した昇圧水は、渦流れとなつて室
90内を上昇し、吐出内路94を降下して吐出路
42を通り、給水口94から高圧水となつて供給
される。従つて、水道水圧が充分でない場合で
も、この給水装置20の運転により、高圧水が得
られ、前記の従来設備の水圧不足が解決できる水
圧補償機器となりうる。
ここで、揚水運転中には、電動機60は内筒6
6を介して揚水で冷却されるので、内筒66など
の各部品も高温になる事はなく、各部品の合成樹
脂化も容易に行なえる。従がつて、給水装置20
の耐食性向上や軽量化が計れ、水栓12に直接取
付ける場合の作業性や長期間の密封性確保、特に
塩素分の含まれる水道水用の機器としての耐食信
頼性確保に実用的な効果を提供するものである。
また、配管部分の密封不良で揚水中に空気が混
入したり、吸込路40内などに空気が残つていて
も、室90内の蓄水による自吸運転作用で、空気
は吐出水に混入して吐出されるので、長時間の空
運転状態が続く事はなくなる。また、運転中は室
90内は水が充満しているので、この水で電動機
60の運転音の遮蔽効果が得られ、静かな運転が
行なわれる。
さらに、水槽10内の水がなくなつた場合は、
水栓12から水が供給されずに、給水装置20は
空運転の状態になるが、この場合には室90内の
連通口98よりも上の水は、連通口98から吐出
内路94内に流出し、水位は第6図のAの位置ま
で低下する。従つて、電動機60の運転音が、室
90から外筒76を抜けて給水装置20の外に伝
わり、あるいは、空になつた吐出内路94から吐
出路42を通り、給水口96から外部に漏れるの
で、空運転になつたことが使用者に容易に分か
る。
なお、この状態がしばらく続いても、室90内
に残つた水が電動機60の冷却作用を行なうの
で、電動機60が短時間で焼損するなどの不具合
は防止できる。
また、水槽10内に木片などの異物が混入し、
これが揚水とともに給水装置20内に流入し、吐
出内路94の上端入口を塞いでも、連通口98か
ら少量の水が漏れるので、締切運転状態に陥るこ
とはなく、給水装置20内の温度や圧力の異常上
昇も防止できる。
なお、実施例では前記連通口96を穴としてい
るが、筒体92の上端から下方に伸びる切欠状と
してもよい。
また、水栓12に直結する方式のため、狭い台
所でも空間スペースを有効に利用できる。特に、
屋内据付が可能なため、従来技術の説明で述べた
ような、屋外据付の場合に懸念される強い直射日
光や砂嵐による問題の発生も防止できる。
また、給水装置20に供給する電圧は、電圧調
整装置28により低くしてあるので、万一電気絶
縁性が低下しても、安全性が保たれる。特に、台
所や浴槽などの水や湿気の多い場所での使用に、
極めて信頼性の高い電気機器にする事ができるも
のである。
また、長期間にわたり、この給水装置20を使
用しない場合には、前記の蓋体108を取外せ
ば、給水装置20内および水栓12部の残水は排
出できるので、内部の水が腐敗するなどの衛生上
の不具合もない。
また、給水口96を水栓20の直下に設けるこ
とにより、あたかも水栓20から直接的に高圧水
が流出する如くに給水が行なわれるので、炊事作
業上も便利であるばかりでなく、水栓20周囲の
設備を変更する(例えば、シンクを大きくするな
どの)必要もない。
また、水栓20の先端14よりも、給水装置の
本体22の大部分を上方に位置させているので、
給水装置の据付に必要な水栓周囲のスペース(特
に下方のスペース)も小さくする事ができる。ま
た、一般に水栓20の下方に近接して設置される
シンク(あるいは、シンク内の蓄水の水面)と、
給水装置20の本体22(電動機60などの充電
部品)とを離す事ができるので、安全性の確保に
も顕著な効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、水栓からの給水圧補償を行う
ことができると共に、水栓部から高圧水が流出し
て取扱いが便利な水栓用給水装置を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給水形態を示す小規模住宅の簡
略図、第2図は本発明の一実施例を示す給水装置
の斜視図、第3図は第2図の接続部の部分断面
図、第4図は第3図の―断面図、第5図は第
4図の―断面図、第6図は第3図の―断
面図、第7図は第6図の―断面図、第8図は
第6図の―断面図である。 12…水栓、20…給水装置、22…本体、3
2…接続部、34…連通部、40…吸込路、42
…吐出路、60…電動機、64…羽根車、66…
内筒、74…吸込口、76…外筒、90…室、9
4…吐出内路、96…給水口、98…連通口、1
00…上端、106…密封体、108…蓋体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機により駆動する羽根車と、この羽根車
    の吸込側に設けた吸込路を水栓に接続する接続部
    と、前記羽根車の吐出側に設けた吐出路と、この
    吐出路を前記水栓の近傍において開口する給水口
    とを備えた事を特徴とする水栓用給水装置。
JP11084284A 1984-06-01 1984-06-01 水栓用給水装置 Granted JPS60258337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11084284A JPS60258337A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 水栓用給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11084284A JPS60258337A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 水栓用給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60258337A JPS60258337A (ja) 1985-12-20
JPS6319657B2 true JPS6319657B2 (ja) 1988-04-23

Family

ID=14546042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11084284A Granted JPS60258337A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 水栓用給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60258337A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPO809197A0 (en) * 1997-07-17 1997-08-14 Cauchi, Joseph Omni-directional movement sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60258337A (ja) 1985-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100254331B1 (ko) 설치가 손쉬운 만능 하수오물 분쇄기 펌프
US8956130B2 (en) Redundant sump pump system
US4014475A (en) Combined manway and collection tank for sewage grinder
US5538396A (en) Water pumping system
JPS6319657B2 (ja)
JPS6128789A (ja) 水栓用給水装置
JPS6128788A (ja) 水栓直結形機器
JPS6128412A (ja) 浄化給水装置
JPS6119995A (ja) 水栓給水装置
JP2002054591A (ja) 水中モータポンプ及びその自動発停方法
JPS6176794A (ja) 水栓直結形給水装置
CN208025858U (zh) 出水装置和电热水器
JPS6220539Y2 (ja)
CN216664440U (zh) 污水提升设备
JP2597309B2 (ja) 貯水装置
JPS611892A (ja) 水栓用給水装置
CN218405701U (zh) 一种防冻冲水装置
CN221300240U (zh) 一种用于电热水龙头内胆
JPS611740A (ja) 水栓直結形給水装置
CN211381194U (zh) 一种具有加热功能的洗碗机
JPS6125988A (ja) 水栓用増圧ポンプ
CN216896287U (zh) 一种排水管组件和水池体
CN109138128B (zh) 地漏排水结构
JPH0230534Y2 (ja)
JPH087120Y2 (ja) 貯水槽での水中ポンプ設置装置