JPS63196506A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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Publication number
JPS63196506A
JPS63196506A JP2807287A JP2807287A JPS63196506A JP S63196506 A JPS63196506 A JP S63196506A JP 2807287 A JP2807287 A JP 2807287A JP 2807287 A JP2807287 A JP 2807287A JP S63196506 A JPS63196506 A JP S63196506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
color tone
cellulose acetate
calsamine
colored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2807287A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Konishi
宏明 小西
Hisanori Sakatani
坂谷 尚紀
Masahisa Ogawa
雅久 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Menard Cosmetic Co Ltd filed Critical Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は酢酸セルロース粉末に高純度カルサミンを吸着
して得られる着色粉末(以下刃ルサミン粉末という)を
配合した化粧料に関するものである。
従来の技術 従来化粧料に使用されている色素(着色料)には有色無
機顔料、タール色素、天然色素などがある。有色無機顔
料は色調に鮮かさがなく化粧料、特にメイクアップ化粧
料には不向きである。タール色素は人体への有害性が問
題となってから、化粧料に使用可能なタール、色素は年
々減少してゆく傾向にある。又、天然色素は色調も鮮か
で安全性の高い色素として使用範囲は広い。
天然色素である紅花色素すなわちカルサミンは古来から
化粧料、食品に用いられてきた。しかしカルサミンは油
には溶解せず、水にも溶解しにくいため、又カルサミン
自体では発色しにくいため直接化粧料に配合することは
難しい。そこで近年では溶解性、分散性向上のためカル
サミンを利用した着色粉末の検討がおこなわれ結晶セル
ロースを用いた方法(特公唱56−41667、特公昭
57−25576)による着色粉末が一般的に化粧料に
配合されている。
発明が解決しようとする問題点 上記の結晶セルロースにカルサミンを吸着させた着色粉
末を配合した化粧料の色調は赤紫系の狭い範囲の色調で
あり、ピンク系、赤紫系、オレンジ系など色調に幅のあ
る製品は得られなかった。
又、耐ブリード性(色の滲み)が不良であるため汗等の
水分に弱く化粧くずれを起こしやすかった。
そこで本発明者らは色調を自由にコントロールし、色調
に幅のあるカルサミン粉末を化粧料に配合することによ
り、目的に応じた製品の色調及色調に幅のある製品が得
られ、又耐ブリード性の良好な化粧くずれのしにくい製
品が得られることを見出し、本発明を完成するに至った
問題を解決するための手段 即ち、本発明は酢酸セルロース粉末にカルサミンを吸着
した着色粉末を化粧料に配合することにより目的に応じ
た色調及色調に幅のある製品が得られ、化粧くずれが少
なく、伸展性にすぐれ、なめらかな感触を持つ化粧料を
提供するものである。
本発明に係るカルサミン粉末の配合量は処方成分の全重
量に対して1〜70重M%、好ましくは5〜50重量%
である。配合量が1%未満では本発明の効果は得られに
くい。本発明に係る酢酸セルロースの平均粒子径は0.
5〜100μ、好ましくは0.5〜50μである。酢酸
セルロースの平均粒子径が0.5μ以下では本発明の効
果の1つである伸展性が得られにくく、100μを超え
ると塗布時にざらつく感触を与え好ましくない。本発明
に係る酢酸セルロースの形状は特に規定しないがその形
状が球形であれば、より伸展性があり、なめらかな感触
の化粧料となる。本発明の化粧料に配合するカルサミン
粉末は目的に応じ色調のことなる2種以上を配合しても
良く、又必要に応じ着色無機顔料や有機顔料を配合する
こともできる。
本発明に係るカルサミン粉末の色調は酢酸セルロースの
酢化度、又吸着時の溶液のpHによってコントロールで
きる。即ち、吸着時の溶液のpHを固定したとき酢化度
が40〜54%ではオレンジ系、55〜63%ではピン
ク系乃至赤紫系の色調が得られる。又、酢化度が同一の
酢酸セルロースを用いた場合そのpHを変えることによ
りピンク系乃至オレンジ系に調整することができる。又
カルサミンの吸着量を変えることにより濃淡をコントロ
ールできる。本発明に係るカルサミン粉末を製造するに
はアルカリ性水溶液に溶解させた高純度カルサミン溶液
に所定の酢化度の酢酸セルo −ス粉末を添加し次いで
有機酸にて定着・発色させた後、この着色粉体の分離・
水洗・乾燥を行い、目的物が製造される。上記のアルカ
リ性水溶液としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属の水酸化物、もしくは炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム等の炭酸塩の0.1〜10%水溶液を用
いる。また有機酸としてはクエン醗、酢酸、酒石酸等が
ある。本発明に係るカルサミン粉末のカルサミン吸着量
は0.1〜10%であり、0.1%以下では発色が弱く
、10%以上では高価となり採算の面で好ましくない。
実施例 以下に実施例をあげて本発明を説明する。尚、実施例に
示す配合量は重量%である。
実施例1. 固型おしろい 成分(A) タルク           60 マイカ          20 ステアリン酸亜鉛      2 カルサミン粉末       8 成分〔1〕 流動パラフィン       8 ラノリン           2 香料           適量 成分(A)を混合した後、成分(B)を加え混合し、そ
の後粉砕し、合冊に打型し本発明の固型おしろいを得た
。配合したカルサミン粉末を構成する酢酸セルロースの
粒子形状は球形で粒子径は1〜30μのものを用いた。
又カルサミンの純度比較例1. 固型おしろい カルサミン粉末の代りに結晶セルロースにカルサミンを
吸着させた着色粉末を用いる他は実施例1と同様におこ
ない固型おしろいを得た。
実施例1において本発明に係るカルサミン粉末を構成す
る酢酸セルロースの酢化度が49%、56%、59%で
あるカルサミン粉末をそれぞれ配合した固型おしろいの
H(色相)・V(明度)・C(彩度)の値と肉眼判定で
判断した色調の結果を表1に示す。
表11色 調 高速分光光度色差計0MS−1200型(村上色彩技術
研究所)を使用した。
表1のように酢酸セルロースの酢化度をコントロールし
て得られたカルサミン粉末を配合することにより、色調
のことなる固型おしろいが得られた。
耐ブリード性試験は試料0.3gを15cc  の水と
共に試験管中ではげしく振り、汗過した後、色素のP液
中へ溶出する度合を肉眼で観察した。実施例1の固型お
しろいの耐ブリード性はP液に色素の溶出がないため汗
等の水分によって起こる色素の溶出が少なく化粧くずれ
がしにくい。これに対し比較例1はp液に色素の溶出が
みられ耐ブリード性は不良であった。
更に実施例1と比較例1の固型おしろいについて、伸展
性、なめらかさ、きめの細かさ、肌へのつき、化粧くず
れについて使用試験を行なった結果を表2に示す。
表2.使用試験 1、 伸展性 O:伸展性がありのびが軽い。
Δ:ややのびが重い。
X:伸展性がない。
2、なめらかさ O:なめらかである。
Δ:ややぎらっばい。
×:なめらかさない。
3、 きめの細かさ ○:きめが細かい。
Δ:やや粗い。
X:粗い。
4、 肌へのつき O:つき良い。
Δ:やや悪い。
×:つき悪い。
5、 化粧くずれ ○:しない。
Δ:ややくずれる。
X:くずれやすい。
使用試験において実施例1の固型おしろいは比較例1に
比べ、肌への伸展性が良く、なめらかな感触で化粧くず
れの少ない化粧料である。
実施例2. 口 紅 成分(A) ヒマシ油              52ラノリン 
             10キヤンデリラロウ  
       10マイクロクリスタリンワツクス  
  5ミツロウ              5カルナ
バロウ            5成分(B) カルサミン粉末          15香料    
           適量成分〔ム〕を混合して溶融
した後、この溶融混合物に成分(B)を加えローラーに
かけ混練した後、再度溶融して型に流し込み、冷却して
本発明の口紅を得た。配合したカルサミン粉末を構成す
る酢酸セルロースの粒子形状は球形で粒子径は1〜15
μのものを用いた。又カルサミンの純度は実施例3. 
アイシャドウ 成分(A) タルク           40 セリサイト          25 ステアリン酸亜鉛      2 酸化チタン         2 カルサミン粉末      20 成分CB) ラノリン          5 スクワラン         6 香料           適量 成分(A)を混合した後、成分CB)を加え混合、粉砕
し、全圧に打型して本発明のアイシャドウを得た。配合
したカルサミン粉末を構成する力6%である。
実施例4. はぼ紅 成分(A) 流動パラフィン         30シリコーンオイ
ル        10ラノリン          
   5固型パラフイン         10マイク
ロクリスタリンワツクス  10成分(B) マイカ             10タルク    
           5カルサミン粉末      
   20香料              適量成分
(A)を混合し溶融した後、この溶融混合物に成分CB
)を加えローラーにかけ混練した後、再度溶融し皿に流
し込み本発明のほぼ紅を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)E^0^.^0^0^0^6^%_1_c_m=0
    .10以上の高純度カルサミンを酢酸セルロース粉末に
    吸着して得られる着色粉末を配合した化粧料。 2)酢酸セルロース粉末の酢化度が40〜54%である
    特許請求の範囲第1項記載の化粧料。 3)酢酸セルロース粉末の酢化度が55〜63%である
    特許請求の範囲第1項記載の化粧料。
JP2807287A 1987-02-12 1987-02-12 化粧料 Pending JPS63196506A (ja)

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JP2807287A JPS63196506A (ja) 1987-02-12 1987-02-12 化粧料

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JPS63196506A true JPS63196506A (ja) 1988-08-15

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