JPS6319503A - 核燃料棒のプレナム長測定装置 - Google Patents

核燃料棒のプレナム長測定装置

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JPS6319503A
JPS6319503A JP16333886A JP16333886A JPS6319503A JP S6319503 A JPS6319503 A JP S6319503A JP 16333886 A JP16333886 A JP 16333886A JP 16333886 A JP16333886 A JP 16333886A JP S6319503 A JPS6319503 A JP S6319503A
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JP
Japan
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boundary
nuclear fuel
coil
fuel rod
plenum
Prior art date
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Pending
Application number
JP16333886A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Yaginuma
芳隆 柳沼
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、原子炉の炉心に収納される原子炉用核燃料
棒の、コイルバネが収納されたプレナム部分の長さを、
核燃料棒の外部から非破壊測定するプレナム長測定装置
に関する。
「従来の技術」 第3図は、発電用原子炉の一種であるPWR(加圧水型
原子炉)の炉心内部に収納される核燃料棒の一例を示し
ている。この核燃料棒Aは、中空棒状の燃料被覆管lと
、その内部に充填された複数個の二酸化ウラン燃料ペレ
ット2・・・と、燃料ペレット2を押さえるコイルバネ
3と、燃料被覆管2の両端を封止する上部端栓4および
下部端栓5を主体として構成されている。前記燃料被覆
管Iと端栓4および5はジルカロイ−4合金材によって
構成され、コイルバネ3はステンレスinによって構成
されている。また、コイルバネ3は上部端栓4と燃料ペ
レット2との間に設けられているが、このコイルバネ3
を燃料被覆管lの内部に設けているのは、燃料ペレット
2を押さえて移動を防止する目的と、燃料ペレット2か
ら放出される核分裂生成ガスの影響や燃料ペレット2の
熱膨張等によって燃料被覆管1や端栓4および5に不要
な圧力が加わらないようにガス溜まりの空間(以下、ブ
レナムと称する)Pを形成する目的によるものである。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上述した核燃料棒への製造工程の最終段階に
おいては、ブレナムPの長さ寸法、つまり第3図に示す
プレナム長PLを測定し、正規のブレナムPが形成され
ているか否かを検査しなければならない。そこで、従来
はX線透視装置によりて核燃料棒Aのプレナム長PLの
測定を行っていた。すなわち、X線透視装置により核燃
料棒へのブレナムPの部分の透過像を蛍光板に映し出し
、その蛍光板上に映し出された透過像をテレビカメラて
捕らえ、さらにテレビカメラから出力された映像信号を
画像処理装置によって処理し、これにより、燃料ペレッ
ト2とコイルバネ3との境界の位置を検出してプレナム
長PLを測定していた。
しかしながら、上述した従来のプレナム長PLを測定す
る装置においては、X線透視装置を用いているため、装
置が大掛かりで高価となり、また安定したブレナムPの
画像取り込みと、その解析を必要とし、さらに核燃料M
iAを一時静止させなければならないので、プレナム長
PLの測定結果か得られるまでに時間を要するという欠
点があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、核燃
料棒の搬送路に組み込むことにより、核燃料棒のプレナ
ム長を、搬送を一時中断することなく高速かつ連続的に
測定することができ、さらに小型かつ安価に構成するこ
とができるプレナム長測定装置を提供することを目的と
している。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、核燃料棒を搬送する搬送路に設けろれ、前
記核燃料棒が貫通する電磁誘導試験用コイルと、前記コ
イルに所定周波数の交流電圧を供給し、前記核燃料棒が
前記コイルを貫通する際に、前記核燃料棒の通過する部
分の実効透磁率の変化に応じて生じる前記コイルのイン
ピーダンス変化に基づいて核燃料棒の先端部の端栓とコ
イルバネが接する第1の境界および前記コイルバネと燃
料ペレットが接する第2の境界を検出する境界検出手段
と、前記核燃料棒の搬送路に沿う方向の移動量を検出す
る移動爪検出手段と、前記境界検出手段が前記第1の境
界を検出してから第2の境界を検出するまで期間におい
て、前記移動量検出手段から供給された移動量情報に基
づいてブレナム部分の長さを算出する演算手段とを具備
することを特徴としている。
「作用」 核燃料棒の搬送路に設けられfこコイルに所定周波数の
交流電圧を供給して核燃料棒を通過させると、核燃料棒
の内部の構造および材質の相異によって実効透磁率が変
わるため、各部でコイルのインピーダンスが変化し、し
たがって核燃料棒の端栓の部分とコイルバネが収納され
たブレナム部分およびこのプレナム部分と燃料ベレット
充填部分とでは実効透磁率が変わり、この実効透磁率の
変化に伴うコイルのインピーダンス変化に基づいて、境
界検出手段が端栓とコイルバネが接する第1の境界、お
よびコイルバネと燃料ペレットが接する第2の境界を各
々検出し、この第1の境界か検出されてから第2の境界
か検出されるまでの期間において、演算手段が移動量検
出手段から供給される核燃料棒の移動量情報に基づいて
ブレナム部分の長さを算出する。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例のもが成を示すブロック図
である。
この図において、12は搬送路に沿って設けられ、ロー
ラ12aとベルト+2bとからなる搬送コンベアであり
、図示せぬモータによってローラ12aが回転駆動され
ることにより、上部に載せられた核燃料棒Aを矢印F方
向に搬送する。この搬送コンベア12から送り出された
核燃料棒Aはローラ6によって搬送方向へ移動自在に支
持される。また7は搬送コンベア+2とローラ6の間に
設けられた円筒状のコイル部であり、搬送コンベア12
から送り出された核燃料棒Aが貫通するように配置され
ている。このコイル部7は検査コイル7aと比較コイル
7bとが一体となった自己比較型コイルによって構成さ
れており、このコイル部7は、電磁誘導測定回路8に接
続されている。
この電磁誘導測定回路8はコイル部7に5〜8kHzの
高周波電圧を供給する発振回路と、コイル部7のインピ
ーダンス変化を検出する検出回路等から構成されており
、核燃料棒Aの内部の構造および材質に応じた検出信号
Sを出力する。すなわち、核燃料棒Aの端栓4の部分と
プレナムPの部分およびプレナムPの部分とベレット2
が充填された部分とては実効透磁率が異なるため、これ
らの部分においてコイル部7のインピーダンスか変わる
。そして、このインピーダンスが変化すると検査コイル
7aと比較コイル7bのインピーダンスの差が生じ、こ
のインピーダンスの差が電磁誘導測定回路8によって電
圧信号に変換されて検出信号Sとして出力される。
ここで、第2図(イ)に示すように、核燃料棒7〜を矢
印F方向に移動してコイル部7の中央部に挿入してい(
と、電磁誘導測定回路8から出力される検出信号Sは第
2図(ロ)に示すように変化する。
すなわち、検出信号Sは、核燃料棒Aの先端がコイル部
7に挿入されていない状態においては電圧0となり、コ
イル部7に上部端栓4とコイルバネ3の境界部A+が達
した時点おいては、電圧−■。
まで急激に低下して最低ピーク電圧となり、また、コイ
ル部7にプレナム部PAが達した時点においては、電圧
0まで上昇し、この電圧0で安定し、さらに、コイル部
7にコイルバネ3とベレット2の境界部A、が達した時
点においては、電圧V。
まで上昇し、最高ピーク電圧となる。そして、コイル部
7がベレット充填部PBに位置している状態においては
電圧0となる。
この電磁誘導測定回路8から出力された検出信号Sは電
圧ピーク検出回路9に供給され、この電圧ピーク検出回
路9によって検出信号Sが最低ピーク電圧となった時点
から最高ピーク電圧となった時点までの期間が検出され
、この検出結果が境界検出信号KSとして演算処理装置
11に供給される。これら電磁誘導測定回路8と電圧ピ
ーク検出回路9によって境界検出回路10が構成されて
いる。この場合、電圧ピーク検出回路9から出力される
境界検出信号KSは、第2図(ハ)に示すようにコイル
部7に端栓4とコイルバネ3の境界部A、が達した時点
で“L“レベルから“H“レベルに立ち上がり、またコ
イルバネ3とベレット2の境界部A、が達した時点で“
H“レベルから“L”レベルに立ち下がる。したがって
、境界検出信号KSが“■4”レベルの期間において、
核燃料棒Aのプレナム部分PAが検知されていることに
なる。
一方、13はローラ12aの回転量を検出するインクリ
メンタル型のロータリーエンコーダであり、核燃料棒A
の移動爪に対応したパルス数の変位パルスPを演算処理
装置11に供給する。演算処理装置IIはCPU(中央
処理装置)と、このCP[Jで用いられるプログラムが
格納されたROM(リードオンリメモリ)と、データー
時保持用のRAM(ランダムアクセスメモリ)と、人出
力インターフエイス等によって構成されており、境界検
出回路!0から供給される境界検出信号KSが“I]”
レベルの期間において、ロータリーエンコーダ13から
供給された変位パルスPを計数し、その計数結果に基づ
いてプレナム長PLを算出し、算出したプレナム長P 
’Lが基亭の長さか否かを判定するものである。また、
16は演算処理装置11によって判定されたプレナム長
PLの判定結果を表示する表示装置、17はプレナム長
PLの?lI定結果を印字するプリンタである。
以上の構成において、核燃料棒Aが搬送コンペア12に
よって第1図に示す矢印F方向に送り出され、上部端栓
4とコイルバネ3の境界部A1がコイル部7に到達する
と、境界検出回路lOから演算処理回路tiに供給され
ている境界検出信号KSが“■1”レベルに立ち上がる
(第2図(ハ)参照)。
次いで、コイルバネ3とペレット2の境界部A。
がコイル部7に到達すると、境界検出信号KSが“L”
レベルに立ち下がる。この境界検出信号KSが“トI”
レベルの期間において、演算処理回路IIがロータリー
エンコーダ13から供給された変位パルスPを計数し、
その計数結果に基づいてプレナム長PLを算出し、さら
に算出したプレナム長PLが正規の長さか否かを判定し
、その判定結果を表示装置!6によって表示させるとと
もに、プリンタI7によって印字させる。このような動
作を、核燃料棒Aかコイル部7を通過する毎に、連続的
に行う。
なお、上述した一実施例においては自己比較型のコイル
を用いたが、これに限らず分離型コイルを用いても同様
の装置を構成することが可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、核燃料棒を搬
送する搬送路に核燃料棒が貫通するコイルと、核燃料棒
の移動量を検出する移動量検出手段とを設け、前記コイ
ルに所定周波数の交流電圧を供給して、核燃料棒を通過
させ、この際、実効透磁率の変化に伴うコイルのインピ
ーダンス変化にJミづいて、端栓とコイルバネが接する
第!の境界およびコイルバネと燃料ペレットが接する第
2の境界を検出し、第1の境界が検出された時点から第
2の境界が検出された時点までの期間において、移動量
検出手段から供給される核燃料棒の移動量情報に基づい
てプレナム部分の長さを算出するようにしたので、搬送
路に沿って移動する核燃料棒のプレナム長を高速かつ連
続的に測定することができ、また従来のX線透視装置を
用いたものと比較して装置全体を小型かつ安価に構成す
ることができ、さらにX線を用いないので安全性が確保
されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例の動作を説明するための図であり、第
2図(イ)は核燃料棒Aとコイル部7の位置関係を説明
するための図、第2図(ロ)および(ハ)は核燃料棒A
とコイル部7の相対位置の変化に伴う検出信号Sおよび
境界検出信号KSの変化を示すグラフ、第3図は核燃料
棒の一構成例を示す断面図である。 I・・・・・・燃料被覆管、2・・・・・・ペレット、
3・・・・・・コイルバネ、4・・・・・上部端栓(先
端部の端栓)、A・・・・・核燃料棒、PA・・・・・
・プレナム部分、PB・・・・・・ペレット充填部分、
P・・・・プレナム、PL・・・・・プレナム長、A、
・・・・・・コイルバネ3とペレット2の境界部、6・
・・・・・ローラ、7・・・・・コイル部、7a・・・
・・・検査コイル、7b・・・・・・比較コイル、8・
・・・・電磁誘導測定回路、9・・・・・電圧ピーク検
出回路、10・・・・・・境界検出回路、11・・・・
・演算処理装置、12・・・・・搬送コンベア、+2a
・・・・・ローラ、+2b・・・・・ベルト、13・・
・・・・ロータリーエンコーダ(移動量検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃料ペレットが充填された燃料被覆管と、この燃料被覆
    管の先端部および基端部を封止する端栓と、前記燃料被
    覆管の先端部の端栓と燃料ペレットとの間に設けられた
    コイルバネとからなる核燃料棒の、前記コイルバネが収
    納されたプレナム部分の長さを測定するプレナム長測定
    装置において、前記核燃料棒を搬送する搬送路に設けら
    れ、前記核燃料棒が貫通するコイルと、前記コイルに所
    定周波数の交流電圧を供給し、前記核燃料棒が前記コイ
    ルを貫通する際に、前記核燃料棒の通過する部分の実効
    透磁率の変化に応じて生じる前記コイルのインピーダン
    ス変化に基づいて前記先端部の端栓とコイルバネが接す
    る第1の境界および前記コイルバネと燃料ペレットが接
    する第2の境界を検出する境界検出手段と、前記核燃料
    棒の搬送路に沿う方向の移動量を検出する移動量検出手
    段と、前記境界検出手段が前記第1の境界を検出してか
    ら第2の境界を検出するまで期間において、前記移動量
    検出手段から供給された移動量情報に基づいてプレナム
    部分の長さを算出する演算手段とを具備することを特徴
    とする核燃料棒のプレナム長測定装置。
JP16333886A 1986-07-11 1986-07-11 核燃料棒のプレナム長測定装置 Pending JPS6319503A (ja)

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